JP4455655B2 - ペット遊戯装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ペットが上り下りして遊んだり、高い所で休憩することのできる猫科のペットに好適なペット遊戯装置に関する。
ペットの中でも、例えば、猫は、野性的な習性が残っているため、紐に繋いだり狭小な空間に収容して飼育するとストレスが溜まりがちになり健康上好ましくない。しかし、屋外で放し飼いした場合、近隣の住民に迷惑がかかり、トラブルのもとになるため、室内で放し飼いすることが多い。
ところが、猫は、外敵から身を守るため、或いは、高い所から獲物を捕獲するために本能的に木に登る習性を有しており、室内で放し飼いした場合、タンスや棚などの家具の上に登り、その際に、家具自体や部屋の壁を伝って上り下りすることがあるため、家具や部屋の壁に傷をつけてしまうという課題を有していた。
このような背景の下、室内に設置するだけで猫が遊戯できる環境を容易に構築することのできる遊戯装置が知られている。例えば、特許文献1において開示されている「室内用ペットの遊戯装置」もその1つである。
上記「室内用ペットの遊戯装置」は、床と天井の間に架設される支柱と、該支柱にペットが上下に伝わって移動したり留まることのできる複数のステップ部材とを備えている。
しかし、上記「室内用ペットの遊戯装置」は、1本の支柱を床と天井との間での突張りのみにより、ステップ部材から受ける荷重を支持する設置状態であるため、ペットが上り下りする運動を日常的に繰り返すと、不安定な設置状態になるおそれがある。
かといって、支柱の突張り力を高めるため、例えば、支柱の上端部に有するフランジを強く天井に押し当てると、天井には、フランジを押し当てた1点部分に集中的に荷重が加わることになるため、一般住宅のような天井材(化粧パネル)が施された天井であれば、該天井材が破損したり外れてしてしまうおそれがある。
さらに、ステップ部材についても、支柱の長さ方向の一部分に固定部とボルト(ストッパ)を用いて基本的に1点支持の形態で支柱に対して取り付けているため、安定性、強度面に難点を有するといわざるを得ず、結果的に、ステップ部材の大きさ(突き出し量)も制限されてしまう。
その他にも、ステップ部材の支柱に対する取り付け高さを変更する際には、その度にステップ部材を支柱に取り付けるためのボルトを締めたり緩めたりする手間を要し、面倒であるといった難点を有する。
特開2000−253771号公報
そこでこの発明は、ペットの運動能力や設置環境に応じた適切な形態に容易に設置できるとともに、安定した設置状態に保つことができるペット遊戯装置を提供することを目的とする。
本発明のペット遊戯装置は、本体フレームと、該本体フレームの上方側に有して天井に押し当て可能な天井押当て部材と、ペットを支持可能に上記本体フレームに対して突出した支持部材とを備えたペット遊戯装置であって、上記本体フレームの幅方向の両側で起立する少なくとも2本の起立フレームを備え、該2本の起立フレームの間に、複数の横架フレームのそれぞれを上下方向に沿って横架して本体フレーム面を平面形状に構成し、上記支持部材を、支持本体部と、上記本体フレーム面に対して着脱可能に係合して取り付ける取付け手段とで構成し、上記横架フレームを、上記取付け手段の幅よりも長い長さで構成し、上記取付け手段を、取付けフレーム部と、上記横架フレームに係合可能に上記取付けフレーム部に備えたフレーム係合部とで構成し、上記取付けフレーム部の上記フレーム係合部よりも下側部分を、該下側部分と対向する横架フレームに押し当てるフレーム押当て部に設定したことを特徴とする。
上記構成により、ペット遊戯装置は、少なくとも本体フレーム面を有した全体が平面形状となるため、柱状の形態のものと比較して安定して設置することができる。
上記構成により、上記支持部材を、本体フレームにおける、複数の横架フレームによって構成される本体フレーム面の任意の位置に取り付けることができる。
すなわち、支持部材を、高さ(上下方向)や左右(幅方向)において様々な位置で取り付けることができ、さらには、フレーム面の両面側のいずれの面側からでも取り付けることができる。
従って、複数の支持部材を備えれば、該複数の支持部材を上記取付け手段によりそれぞれ所望の位置に取り付けることによって、様々なバリエーションで構成することができる。
上記構成により、支持部材のフレーム係合部を上記横架フレームに係合するだけで容易に取り付けることができる。
しかも、支持部材を上記横架フレームに取り付けたとき、上記フレーム係合部の下側の上記横架フレームに、上記フレーム押当て部を押し当てた取り付け形態となる。
このフレーム押当て部により、支持本体部にペットが載るなどして支持部材に加わる特にモーメント荷重を、積極的に受け止めることができる。
このように上記フレーム係合部の横架フレームへの係合に加えてフレーム押当て部を横架フレームに押し当てて取り付けることにより、ペットが支持本体部を踏み台として上り下りしても、本体フレームに対して支持部材がガタつくことがなく安定して取り付けることができる。
この発明の態様として、上記横架フレームを、上記本体フレーム面の幅方向において少なくとも2つの上記支持部材を並べて取り付け可能な長さで構成することができる。
この発明の態様として、上記本体フレームの上部と上記天井押当て部材との間に、上記天井押当て部材の高さ調節可能とする第一高さ調節手段と第二高さ調節手段を備え、上記第一高さ調節手段を、上記天井押当て部材を下側から押し上げ可能にスライドする押上げ杆と、該押上げ杆を上記本体フレームに固定する固定手段とで構成し、上記第二高さ調節手段を、上記押上げ杆の上部に形成した一方の螺子部と、該一方の螺子部に螺合して上記天井押当て部材を螺動可能とする他方の螺子部とで構成することができる。
上記固定手段は、例えば、ボルトなど上記押上げ杆を固定できる手段であればよい。
上記構成により、本発明のペット遊戯装置は、天井押当て部材を天井に押し当てて天井と接地面との間で突張った状態で、しっかりと設置することができる。
また、本発明のペット遊戯装置は、上記第一高さ調節手段と、上記第二高さ調節手段とを備えることにより、高さ調節を容易に、且つ、適切に行い設置することができる。
具体的には、上記第一高さ調節手段を用いれば、例えば、高さ調節する距離(ストローク)が長い場合であっても、押上げ杆を天井押当て部材とともにスライドさせることに一気に高さ調節を行なうことができる。
さらにその後で、上記第二高さ調節手段を用いれば、押上げ杆に対して上記天井押当て部材側を螺動させることにより、微妙な高さ調整を行うことができる。
従って、本発明のペット遊戯装置は、天井押当て部材を、幅方向の各側に有する少なくとも2本の起立フレームのそれぞれに備えているが、高さ調節を容易に行うことができ、且つ、適切な押当て力(突張り力)により、しっかりと設置することができる。
この発明の態様として、上記起立フレームの下部に、上記本体フレーム面に対して直角方向に配して上記起立フレームを支持する脚部を備え、上記起立フレームを、上記脚部の長さ方向における一方の端部側から中央側部分偏りの偏移位置から立設することができる。
上記構成により、本発明のペット遊戯装置は、例えば、壁際に設置したとき、壁面と本体フレーム面との間に、上記脚部の長さ方向における一方の端部側から偏移させた長さ分に相当するスペースを必然的に確保することができる。
このスペースにより、横架フレームに支持部材を取り付ける際に、フレーム係合部などにより壁面に不測に傷をつけることを阻止することができるとともに、横架フレームに支持部材を取り付けた後で、支持部材の背面側から例えば、ボルト留めなどといった取り付け状態を補強するためのスペースを確保することができる。
この発明の態様として、上記取付け手段の上記横架フレームとの接触部分に、上記横架フレームの材質よりも剛性の低い軟質部材を備えることができる。
上記軟質部材は、例えば、ゴム、シリコン、樹脂、布、ウレタンなどの軟質な部材で形成することができる。
上記構成により、支持部材を横架フレームに取り付けたとき、上記取付け手段と上記横架フレームとの間に、軟質部材を介在させることができる。
よって、上記取付け手段と上記横架フレームとが直接、接触することを回避できるため、上記横架フレームに対して上記取付け手段が軋んだりガタつくことがなく、また、双方の接触部分に傷がつくことのない取り付け状態を確保することができる。
この発明の態様として、上記フレーム係合部を、上側フレーム係合部に設定し、該上側係合フレームよりも下側に下側フレーム係合部を構成し、上記下側フレーム係合部を、上記フレーム押当て部を押し当てる側の横架フレームに係合可能に上記取付けフレーム部に備えることができる。
上記構成により、上記上側フレーム係合部と下側フレーム係合部とを、上下方向に隣合う少なくとも2本の横架フレームの上側、下側の横架フレームにそれぞれ係合させることができるため、上記上側フレーム係合部を上側の横架フレームのみに係合するよりも支持部材に加わる荷重をしっかりと受けた状態で支持部材を本体フレームに取り付けることができる。
本発明により、ペットの運動能力や設置環境に応じた適切な形態に容易に設置できるとともに、安定した設置状態に保つことができるペット遊戯装置を提供することができる。
この発明のペット遊戯装置11の一実施形態を以下図面を用いて説明する。
本実施形態のペット遊戯装置11は、図1から図3に示すように形成している。
図1は、上記ペット遊戯装置11の使用状態を示す外観図であり、図2は、上記ペット遊戯装置本体12の各部の構成を分解して示した構成説明図である。図3は、ペット遊戯装置本体12の一部を省略して示したそれぞれ平面図(a),正面図(b),図3(b)のA−A線断面図(c)である。
上記ペット遊戯装置11は、ペット遊戯装置本体12と、ペット遊戯装置本体12に対してペットを支持可能に突出した複数の支持部材13とを備えている。
さらに、ペット遊戯装置本体12には、複数本のフレームを組み合わせて全体を略梯子型形状で構成した本体フレーム14と、該本体フレーム14の下端部に備えて、本体フレーム14を支持する2つの脚部24と、上記本体フレーム14の上方側に備えて、天井Rに押し当て可能な2つの天井押当て部材27とで構成している。
上記本体フレーム14は、その幅方向の両側で互いに平行に起立する2本の起立フレーム15を備え、該2本の起立フレーム15の間に、例えば、15本の横架フレーム16のそれぞれを上下方向に沿って等間隔に横架して平面状の本体フレーム面17を構成している(図3(b)中、仮想線で示した17参照)。
本体フレーム14は、その長さ方向の略中間部分において、2部材に分割可能に構成し、上方側部分に相当する上側分割本体フレーム22と下方側部分に相当する下側分割本体フレーム23とをボルトにより一体に連結して構成している(図2参照)。
なお、横架フレーム16は、円柱型パイプで構成するとともに、起立フレーム15は、角柱型パイプで構成している。
また、上記脚部24は、起立フレーム15を下側から支持する例えば、37mmの長さで構成した脚フレーム25と、該脚フレーム25の下面の前後方向両端部には、それぞれ床面Fに設置可能な脚アジャスタ26とを備えている。
上記脚部24は、上記脚フレーム25を上記本体フレーム面17に対して前後方向(直角方向)に倒伏姿勢で配した構成であるとともに、上記脚フレーム25の長さ方向一方の端部側から中間側部分Cへ例えば、15mm程度、偏移させた偏移位置Pから立設した上記起立フレーム15を支持する構成である(図3(c)参照)。
上記天井押当て部材27は、ポリアミド(P.A樹脂)により形成し、上端部に平面視円板状の押当て部32を備えている。
上記本体フレーム14の上部と上記天井押当て部材27との間には、図4に示すように、上記天井押当て部材27の高さ調節を可能とする2つの高さ調節手段33,34(第一高さ調節手段33、及び、第二高さ調節手段34)を備えている。
なお、図4は、上記天井押当て部材27付近の構成を一部断面で示した構成説明図である。
上記第一高さ調節手段33は、上記天井押当て部材27を下側から押し上げ可能に起立フレーム15に対して上下動する押上げ杆35と、該押上げ杆35の本体フレーム14に対する高さ位置を固定する押上げ杆調節固定ノブ36とで構成している。
上記押上げ杆35は、図2、及び、図4に示すように、例えば、500mm程度の長さを有した円柱型パイプで構成するとともに、起立フレーム15の長さ方向に沿って形成した中空部15Aに上端部から差込み可能な外径で構成している。
押上げ杆調節固定ノブ36は、起立フレーム15の上端部付近の前方側面に、起立フレーム15の中空部15Aへ螺子込み可能に備えている。
押上げ杆調節固定ノブ36を、起立フレーム15の中空部15Aにおいてスライド自在な上記押上げ杆35へ側方から押し当てることにより、本体フレーム14に対する上記押上げ杆35を所定の高さ位置(上方への突き出し量)で固定(保持)することができる。
一方、上記第二高さ調節手段34は、図2の要部拡大図、及び、図4に示すように、押上げ杆35の上端外周部に形成した一方の螺子部37と、該一方の螺子部37に螺合して上記天井押当て部材27を螺動可能とする他方の螺子部42とで構成している。
詳しくは、押上げ杆35の上端部と上記天井押当て部材27との間には、樹脂製の筒状の高さ調節パイプ43を備えている。
上記高さ調節パイプ43は、その内周部に上記一方の螺子部37と螺合可能な上記他方の螺子部42を形成しているため、押上げ杆35の上端外周部に形成した一方の螺子部37をボルトの螺子部分とすると、押上げ杆35の軸方向に沿ってナットのように螺動する。
さらに、高さ調節パイプ43の上端部には、上記天井押当て部材27の下端部に備えた凹部44に嵌め込み可能な嵌め込み部45を構成している(図2の要部拡大図、及び、図4参照)。さらに、高さ調節パイプ43の外周部には、人が摘んで螺動可能に180°のなす角でそれぞれ半径方向外側へ突出した一対の摘み片部46を形成している。
続いて、上記支持部材13の構成について図5から図7を用いて説明する。
なお、図5は、上記支持部材13の一実施形態を示すそれぞれ平面図(a),正面図(b),底面図(c),背面図(d),一部拡大して示した図5(b)のA−A線断面図(e)である。図6は、支持部材13を背面から視た本体フレーム14への取り付け状態を示す説明図であり、図7は、図5に示した支持部材13とは異なる他の支持部材13である。
上記支持部材13は、棚板型支持部材13Aとハンモック型支持部材13Bとの2種類を備え、以下、棚板型支持部材13Aを例にとり、上記支持部材13の構成について説明する。
上記支持部材13は、主に、ペットを支持する支持本体部47と、上記支持本体部47を支える支持フレーム52とで構成している。
上記支持フレーム52は、横架フレーム16に着脱可能に取り付ける取付けフレーム部53と、該取付けフレーム部53に対して直角に突出する突出フレーム部54とで断面視L字型に構成している(図5(e)参照)。
上記取付けフレーム部53は、上下方向で隣合う所定の2本の横架フレーム16(上側横架フレーム16U、下側横架フレーム16D)間に亘って配置可能に、これら2本の横架フレーム16U,16D同士の間隔よりも長い長さを有した角型パイプで形成している。
さらに、上記取付けフレーム部53には、上下方向で隣合う所定の2本の横架フレーム16U,16Dのうち、上下各側の横架フレーム16U,16Dに係合可能にフレーム係合部55(上側フレーム係合部55U、下側フレーム係合部55D)を固着している。
上側フレーム係合部55U、下側フレーム係合部55Dは、いずれも、上記取付けフレーム部53に固着したとき、L字形状に屈曲した先端部が下方へ垂下した形状で形成し、横架フレーム16との接触部分であって、荷重を受ける部分には、軟質板状部材57を固着している。
なお、軟質板状部材57は、ウレタンやゴムなどの軟質部材により形成している。
さらに、上記上側フレーム係合部55Uの先端部(下端部)には、螺子孔55aを形成し、該螺子孔55aには、固定ノブ48の螺子部48aを螺合している。
また、上記取付けフレーム部53における、上記下側横架フレーム16との対向部分には、該下側横架フレーム16へ押し当て可能なフレーム押当て部71を構成している。
また、上記支持本体部47は、棚板型支持部材13Aに備えた棚板型支持本体部47Aと、ハンモック型支持部材13Bに備えたハンモック型支持本体部47Bとの二種類を備えている。
なお、本実施形態のペット遊戯装置11は、図1に示すように、合計5つの支持部材13を備え、そのうち、4つの支持部材13は、棚板型支持部材13Aで構成し、1つの支持部材13は、図7(b)に示すようなハンモック型支持部材13Bで構成している。
上記棚板型支持本体部47Aは、図5に示すように、ペットが載上する棚板58と、該棚板58の基端部から起立した背面板59とで、側面視L字型に一体に構成している。
上記棚板58、及び、背面板59には、少なくともペットが接触する表面に適宜、ポリエステル生地で表面を柔軟な起毛状に形成したカバーシート65を展着している。
棚板型支持本体部47Aの支持フレーム52に対する取り付けは、上記棚板58を、上記突出フレーム部54により下側から支持する形態でボルトにより一体に固定し、背面板59を、取付けフレーム部53により背面側からボルトにより一体に固定している(図示せず)。
一方、上記ハンモック型支持本体部47Bは、ポリエステル生地で表面を柔軟な起毛状に形成した平面視矩形をしたハンモックシート69を備え、平面視矩形に形成したその外周端部には、後述する適宜のフレームを挿通可能な筒状のフレーム収容部69aを備えている。
ハンモック型支持本体部47Bは、図7(a)に示すように、突出フレーム部54、及び、ハンモックパイプ68をハンモックシート69の上記フレーム収容部69aに収容して、ハンモックシート69を架設した形態で支持フレーム52に取り付けている。
次に、上述した構成のペット遊戯装置11を、室内に設置する手順について説明する。
ペット遊戯装置11は、床面Fと天井Rとの間での突張りにより設置することができる。このような突張り状態で設置するため、天井押当て部材27を本体フレーム14に対して天井Rに押し当て可能な高さに調節する。
詳しくは、まずペット遊戯装置本体12の脚部24を壁際などの所望の設置箇所に設置する。そして、天井押当て部材27の第一の高さ調節として、本体フレーム14の幅方向の両側に有する押上げ杆35,35をそれぞれ天井Rに達するまで起立フレーム15に対して上方へスライドさせることにより、大まかな高さ調節を行う。
この第一の高さ調節により、天井押当て部材27を天井Rに軽く押し当てることができるため、本体フレーム14が不測に転倒することを回避することができる。このように押上げ杆35を上方へスライドさせればよいため、高さ調節すべき間隔(ストローク)が長い場合であっても、容易に高さ調節を行うことができる。
続いて、第二の高さ調節として、高さ調節パイプ43(他方の螺子部42)を押上げ杆35(一方の螺子部37)に対して螺動させることにより、より微妙(厳密)な高さ調節を行う。
この第二の高さ調節は、第一の高さ調節に比べて調節可能なストロークが短いが、高さ調節パイプ43を押上げ杆35に対して螺動させることにより、微妙な調節が可能であるため、ペット遊戯装置本体12を設置後にペットが使用してもガタつくことなく、また、天井Rに押し当て過ぎて天井材を破損することもない適切な押し当て力で天井押当て部材27を天井Rに押し当てることができる。
第一高さ調節手段33、及び、第二高さ調節手段34は、幅方向の両側にそれぞれ備えているが、いずれも本体フレーム14の上部に有しているため、高さ調節時に本体フレーム14の荷重を受けることがないため、手軽に高さ調節を行なうことができる。しかも、第一高さ調節手段33、及び、第二高さ調節手段34は、互いに手が届く範囲に備えているため、第一高さ調節と第二の調節とを連続的に、或いは、互いの調節を交互に行いながら高さ調節を容易に行うことができる。
以上のようにして、ペット遊戯装置本体12は、天井Rと床面Fとの間に設置することができ、このとき、例えば、1本の棒状の部材で突っ張る場合と比較して安定性に優れ、且つ、天井Rへの集中的な押し当てによる負荷を軽減した状態で設置することができる。
次に、上述したように設置したペット遊戯装置本体12における本体フレーム14への支持部材13の取り付けについて説明する。
支持部材13は、基本的に本体フレーム面17における所望の隣合う2本の横架フレーム16の上側、下側の各横架フレーム16(上側横架フレーム16U、及び、下側横架フレーム16D)にフレーム係合部55(上側フレーム係合部55U、及び、下側フレーム係合部55D)を係合するだけで取り付けることができる。
なお、フレーム係合部55を横架フレーム16に係合したとき、その間に軟質板状部材57が介在するため、直接、金属同士が接触せず、互いに傷がつくことを防止することができる。
さらに、2本の横架フレーム16のうち下側横架フレーム16Dにフレーム押当て部71が押し当たる取り付け形態となり(図5、図6参照)、ペットが載り降りを繰り返すなどしても、その荷重、特に曲げモーメントを受け止めることができ、棚板58を水平な姿勢になるよう安定して取り付けることができる。
さらにまた、上述した基本的な取り付けに加えて補強的に、上側フレーム係合部55Uの下部に固定ノブ48の螺子部48aを差込み、上側横架フレーム16Uの下方の空間にボルト部分の螺子部48aを突き出した取り付け形態とすることにより、上側フレーム係合部55Uの上側横架フレーム16Uに対する係合が万一にも不測に外れることがなく取り付けることができる。
この上側フレーム係合部55Uへの固定ノブ48の取り付けは、工具を要さず、素手で容易に着脱することができる。
しかも、ペット遊戯装置本体12の突張りを解除して本体フレーム14を傾けた場合であっても、支持部材13が外れてしまうことがないため、例えば、支持部材13を本体フレーム14に取り付けたままでも、他の設置箇所へ移動させることができる。
また、脚部24は、上述したように中間側Cに偏位させた偏移位置Pから本体フレーム14(起立フレーム15)を起立させている(図3(c)参照)。このため、ペット遊戯装置11を壁際に設置した場合であっても、壁面と本体フレーム面17との間に、偏移量に相当するスペースを確保することができ、固定ノブ48の取り付けも、容易に行うことができる。
以上のように、支持フレーム52を横架フレーム16に容易に取り付けることができる。このため、複数の支持部材13を、本体フレーム面17における所望の幅(左右)、高さ(上下)において任意の位置に取り付けることができる。
例えば、図8で示したように取り付ければ、4つの棚板型支持部材13Aを、下側から上方向において左右交互(ジグザグ)の段状に取り付けることができる。このような取付け形態により、ペットは、各棚板型支持部材13Aを載り移り易くなり、スムーズに上下動することができる(図1参照)。
そして、殊にハンモック型支持部材13Bは、本体フレーム14の最も上部の横架フレーム16に取り付けることが好ましい(図8参照)。
このような取り付け形態により、ペットにとってペットが表面が柔軟性に富むハンモック型支持部材13Bでペットが快適に休憩することができることは勿論、ペットは、木の上などと同様に高い所で本能的に安心感を得た状態で休憩することができる(図1参照)。
その他にも、支持部材13は、本体フレーム面17に対して様々な形態で取り付けることができる。
例えば、2つの支持部材13を、図9(a)に示したように、同じ横架フレーム16の幅方向に並べた状態で取り付けることにより、棚板58,58が同一高さで水平に並んだ幅広な水平面を構成することができる。
このような取り付けにより、その上をペットは、棚板58に載るだけでなく、歩きまわることができ、遊戯の幅を広めることができる。
また、本体フレーム14は、壁際に設置するに限らず、例えば、パーティションのように、部屋の中央側に設置することもできる。
このような設置状態であれば、図9(b)に示したように、支持部材13を本体フレーム面17に対して一方の側へ突出した取付け形態で取り付けるに限らず、他方の側へ突出した取付け形態で取り付けたり、両側へ突出した取付け形態で取り付けることができる。
このように、ペット遊戯装置11は、支持部材13の本体フレーム14に対する取付け形態も含めて様々な設置状態で設置することができるため、ペットの性格や成長、或いは、設置環境などの状況に応じた適切な設置状態で設置することができる。
また、上述した実施形態と、この発明の構成との対応において、
この実施形態の押上げ杆調節固定ノブ36は、この発明の固定手段に対応し、同様に、
軟質板状部材57は、軟質部材に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
本実施形態のペット遊戯装置の使用状態を示す外観図。 本実施形態のペット遊戯装置本体の構成説明図。 本実施形態のペット遊戯装置本体の構成説明図。 本実施形態の高さ調節手段の構成説明図。 本実施形態の支持部材の構成説明図。 本実施形態の支持部材の本体フレームへの取り付け状態を示す説明図。 本実施形態の他の支持部材の構成説明図。 本実施形態のペット遊戯装置の作用説明図。 本実施形態のペット遊戯装置の作用説明図。
11…ペット遊戯装置
14…本体フレーム
13(13A,13B)…支持部材
15…起立フレーム
16…横架フレーム
17…本体フレーム面
47(47A,47B)…支持本体部
53…取付けフレーム部
55…フレーム係合部
55U…上側フレーム係合部
55D…下側フレーム係合部
32…フレーム押当て部
27…天井押当て部材
33…第一高さ調節手段
35…押上げ杆
36…押上げ杆調節固定ノブ
27…天井押当て部材
34…第二高さ調節手段
37…一方の螺子部
42…他方の螺子部
24…脚部
57…軟質板状部材
71…フレーム押当て部
P…偏移位置

Claims (6)

  1. 本体フレームと、該本体フレームの上方側に有して天井に押し当て可能な天井押当て部材と、ペットを支持可能に上記本体フレームに対して突出した支持部材とを備えたペット遊戯装置であって、
    上記本体フレームの幅方向の両側で起立する少なくとも2本の起立フレームを備え、
    該2本の起立フレームの間に、複数の横架フレームのそれぞれを上下方向に沿って横架して本体フレーム面を平面形状に構成し、
    上記支持部材を、支持本体部と、上記本体フレーム面に対して着脱可能に係合して取り付ける取付け手段とで構成し、
    上記横架フレームを、上記取付け手段の幅よりも長い長さで構成し、
    上記取付け手段を
    付けフレーム部と、上記横架フレームに係合可能に上記取付けフレーム部に備えたフレーム係合部とで構成し、
    上記取付けフレーム部の上記フレーム係合部よりも下側部分を、該下側部分と対向する横架フレームに押し当てるフレーム押当て部に設定した
    ペット遊戯装置。
  2. 上記横架フレームを、上記本体フレーム面の幅方向において少なくとも2つの上記支持部材を並べて取り付け可能な長さで構成した
    請求項1に記載のペット遊戯装置。
  3. 上記本体フレームの上部と上記天井押当て部材との間に、上記天井押当て部材の高さ調節可能とする第一高さ調節手段と第二高さ調節手段を備え、
    上記第一高さ調節手段を、上記天井押当て部材を下側から押し上げ可能にスライドする押上げ杆と、該押上げ杆を上記本体フレームに固定する固定手段とで構成し、
    上記第二高さ調節手段を、上記押上げ杆の上部に形成した一方の螺子部と、該一方の螺子部に螺合して上記天井押当て部材を螺動可能とする他方の螺子部とで構成した
    請求項1又は2に記載のペット遊戯装置。
  4. 上記起立フレームの下部に、上記本体フレーム面に対して直角方向に配して上記起立フレームを支持する脚部を備え、
    上記起立フレームを、上記脚部の長さ方向における一方の端部側から中央側部分偏りの偏移位置から立設した
    請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載のペット遊戯装置。
  5. 上記取付け手段の上記横架フレームとの接触部分に、上記横架フレームの材質よりも剛性の低い軟質部材を備えた
    請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載のペット遊戯装置。
  6. 上記フレーム係合部を、上側フレーム係合部に設定し、該上側係合フレームよりも下側に下側フレーム係合部を構成し、
    上記下側フレーム係合部を、上記フレーム押当て部を押し当てる側の横架フレームに係合可能に上記取付けフレーム部に備えた
    請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載のペット遊戯装置。
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