JP4454736B2 - エージェントを用いた対話制御装置及び方法 - Google Patents

エージェントを用いた対話制御装置及び方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エージェントを用いてテキストデータによる対話を円滑に行う対話制御装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
昨今のコンピュータ技術の発展によって、コンピュータシステム自体はさらなる高性能化・高パフォーマンス化が顕著であり、従来はレスポンス等の諸問題により実現が困難であった人間との対話を可能ならしめるアプリケーションの開発が実現可能な状況へと移行しつつある。
【0003】
かかる背景下において、いわゆるエージェントを用いて、ユーザたる人間とコンピュータの間で擬似的な対話環境を提供するインタフェースが開発され、あらゆる分野において、その適用範囲を拡大しつつある。
【0004】
例えば、テキストデータを所定の単位ごとに表示し、表示されたテキストデータを音声合成装置によって読み上げる装置が考えられる。具体的には、大量のテキストデータであるウェブページ上のニュースを音声によって再生したり、ユーザが欲する情報に達するまでナビゲートしたり、あるいはカーナビゲーションシステムにおける情報提供等に至るまで広く利用されている。
【0005】
このような機能を実現するべく、特開平8−248990号公報においては、テキストデータの区切り識別を自動的に行い、ユーザが内容を理解したことを意思表示する制御子をかかる区切り部に挿入することで、ユーザの意思表示に応じたテキストデータの音声による再生を可能にする音声合成装置が開示されている。
【0006】
また、表示部分のサイズには必ず物理的な制限があるので、表示サイズをあらかじめ固定しておくことで、当該表示サイズに見合った文字数でテキストデータに区切りを付加する方法も良く用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平8−248990号公報においては、ユーザにとっては見慣れてきたテキストデータであっても、区切りの単位が固定されているために再度確認手順を踏まなければならず、確認する必要がないテキストデータについても逐一確認しなければならないという非効率な参照を余儀なくされるという問題点があった。
【0008】
すなわち、ユーザが当該テキストデータを何回見たことがあるか等の閲覧履歴情報等によって、表示方法を変えることができないことから、見慣れているテキストデータであっても、初回閲覧時と同じ数だけの内容確認作業を行う必要がある。これでは、エージェントを通じて対話するという行為自体が冗長な作業となってしまい、作業自体が滞ることが考えられる。
【0009】
本発明は、上記問題点を解決すべく、ユーザが当該テキストデータを何回見たことがあるか等の閲覧履歴情報等によって、テキストデータの区切り単位を制御することができるエージェントを用いた対話制御装置及び方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にかかるエージェントを用いた対話制御装置は、複数の文章で構成されているテキストデータと、テキストデータの付加情報と、使用するユーザを特定する情報を入力するテキスト関連情報入力部と、ユーザによるテキストデータへの最終アクセス日付を取得するとともに、新規のアクセスである場合には現在の日付を最終アクセス日付として登録するユーザ・テキスト情報照会・登録部と、最終アクセス日付と最終更新日を比較し、新規アクセスか否かを判断するとともに、新規アクセスか否かに基づいてテキストデータを区切る単位を制御する区切り制御部と、テキストデータを区切る単位ごとにテキストデータをエージェントを用いて表示し、内容確認信号を受信するごとに次の単位のテキストデータをエージェントを用いて表示する表示制御部と、表示されているテキストデータの内容を確認できたことを示す内容確認信号を入力する意思表示入力部と、テキストデータを表示するテキスト表示部を含むことを特徴とする。
【0011】
かかる構成により、ユーザが表示されるテキストデータを知っている程度に応じて一回に表示する単位を制御することができ、良く知っている内容のテキストデータについては、一回に表示する量を増やすことでスキップの回数を減らすことができ、全体の内容確認効率を向上させることが可能となる。
【0012】
また、本発明にかかるエージェントを用いた対話制御装置は、区切り制御部において、ユーザがテキストデータが表示されてから内容確認信号を入力するまでの時間が短いほど高いと判断されるテキストデータの熟知度に基づいてテキストデータを区切る単位を制御することが好ましい。良く知っている内容については、確認するまでもないことも多く、一回に表示する量を増やすことでスキップの回数を減らすことができ、全体の内容確認効率を向上させることが可能となるからである。
【0013】
また、本発明にかかるエージェントを用いた対話制御装置は、音声合成・再生部をさらに含み、表示制御部によって制御されるテキストデータを区切る単位で合成音声による再生を行うことが好ましい。音声によって内容を確認することも可能だからである。
【0014】
また、本発明は、上記のようなエージェントを用いた対話制御装置の機能をコンピュータの処理ステップとして実行するソフトウェアを特徴とするものであり、具体的には、複数の文章で構成されているテキストデータと、テキストデータの付加情報と、使用するユーザを特定する情報を入力する工程と、ユーザによるテキストデータへの最終アクセス日付を取得するとともに、新規のアクセスである場合には現在の日付を最終アクセス日付として登録する工程と、最終アクセス日付と最終更新日を比較し、新規アクセスか否かを判断するとともに、新規アクセスか否かに基づいてテキストデータを区切る単位を制御する工程と、テキストデータを区切る単位ごとにテキストデータをエージェントを用いて表示し、内容確認信号を受信するごとに次の単位のテキストデータをエージェントを用いて表示する工程と、表示されているテキストデータの内容を確認できたことを示す内容確認信号を入力する工程と、テキストデータを表示する工程を含むエージェントを用いた対話制御方法並びにそのような工程をプログラムとして記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
【0015】
かかる構成により、コンピュータ上へ当該プログラムをロードさせ実行することで、ユーザが表示されるテキストデータを知っている程度に応じて一回に表示する単位を制御することができ、良く知っている内容のテキストデータについては、一回に表示する量を増やすことでスキップの回数を減らすことができ、全体の内容確認効率を向上させることができるエージェントを用いた対話制御装置を実現することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1にかかるエージェントを用いた対話制御装置について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態1にかかるエージェントを用いた対話制御装置の構成図である。図1において、1はテキスト関連情報入力部を、2は区切り制御部を、3はユーザ・テキスト情報照会・登録部を、4はユーザの照会履歴等を登録しているログデータベースを、5は意思表示入力部を、6は表示制御部を、7はテキスト表示部を、それぞれ示す。
【0017】
テキスト関連情報入力部1は、表示すべきテキストデータ11、当該テキストデータを区切ることができる制御コード等のテキストデータ付加情報12、及び利用しているユーザを特定するユーザ情報13の3つの情報を区切り制御部2へ入力する。ここで、テキストデータ付加情報12で付加される制御コードとしては、区切り部分を示すタグ等が考えられる。ただし、当該制御コードが存在すれば必ず区切らなければならないというものではなく、後で述べる区切り制御部2によってテキストデータの区切り方を制御するためのものである。
【0018】
図2に、本実施の形態1にかかるエージェントを用いた対話制御装置におけるテキストデータの構成例を示す。図2において、<text−data>タグと</text−data>タグとで囲まれている範囲が、テキストデータ11に該当する。なお、<text−data>タグはtext−dataの開始を示すタグであり、</text−data>タグはtext−dataの終了を示すタグである。
【0019】
また、<last−data>タグと</last−data>タグとで囲まれている範囲が、テキストデータ付加情報12に該当する最終更新日を示している。なお、<last−data>タグはlast−dataの開始を示すタグであり、</last−data>タグはlast−dataの終了を示すタグである。
【0020】
また、<max−pause>タグと</max−pause>タグとで囲まれている範囲が、区切り最大時の単位を表し、<min−pause>タグと</min−pause>タグとで囲まれている範囲が、区切り最小時の単位を表している。“id=”の記述は、文章の単位を区別するためだけに付されている識別記号である。
【0021】
なお、<max−pause>タグはmax−pauseの開始を示すタグであり、</max−pause>タグはmax−pauseの終了を示すタグである。同様に<min−pause>タグはmin−pauseの開始を示すタグであり、</min−pause>タグはmin−pauseの終了を示すタグである。
【0022】
本実施の形態1においては、あらかじめ最大区切り時の単位と最小区切り時の単位を指定している形でテキストデータを記述しており、区切り制御部2によって、どちらの区切り単位で表示するのかを制御するものである。しかし、区切り制御方法は特にこれに限定されるものではなく、例えば句点や読点を文の区切り単位として用いる方法であっても良い。
【0023】
さらに、ユーザ情報13は、ログイン時のユーザIDによって識別することを考えているが、特にこれに限定するものではなく、例えば顔画像認識によって識別しても良いし、話者認識技術等を用いて識別するものであっても良い。
【0024】
次に区切り制御部2は、上述したような入力情報を、まずユーザ・テキスト情報照会・登録部3へ渡し、ユーザ・テキスト情報照会・登録部3は、ユーザの照会履歴等を登録しているログデータベース4へアクセスして、ユーザ・テキストデータ間の関係情報として最終アクセス日やアクセス頻度等を取得し、区切り制御部2へ返す。
【0025】
そして、区切り制御部2は、テキストデータの最終更新日とユーザによる最終アクセス日を比較して、最終アクセス日が最終更新日よりも前であれば新規アクセスと判断し、後であれば二度目以降のアクセスであるものと判断する。そして、新規アクセスか否かによって、テキストデータに付加される区切りを示す制御コードの数を制御することによって、テキストデータのどの部分を表示するのかを決定する。すなわち、ユーザが意思表示入力部5によって「内容確認」等の意思表示を入力するタイミングを、かかる制御コードの位置によって制御することになる。
【0026】
具体的には、図2におけるテキストデータ11と、テキストデータ付加情報12としての最終更新日及びテキストデータ名“X”、ユーザ名“A”を区切り制御部2への入力とする。そして、テキストデータ名“X”、ユーザ名“A”を照合キーとしてログデータベース4を照会することで、ユーザ“A”のテキストデータ“X”への最終アクセス日が“1999年8月1日15時0分0秒”であることが求められたものとする。
【0027】
この場合、最終アクセス日は最終更新日よりも前となるので、新規アクセスと判断される。新規のアクセスであれば、ユーザは文で提供される情報の内容は知らない状態であるので、一つ一つの文の内容を逐一確認しながら読み進める必要がある。そこで、かかる場合には、区切り最小時の単位である<min−pause>タグと</min−pause>タグとで囲まれている範囲を区切り単位としてテキスト表示部で表示することになる。
【0028】
上述した処理の流れ図を図3及び図4に示す。図3は新規アクセスか否かを判断する処理の流れ図を、図4は新規アクセスと判断された場合における処理の流れ図である。
【0029】
まず、図3において、テキストデータ11及びテキストデータ付加情報12としての当該テキストデータへの最終更新日を取得する(ステップS31)。そして、ユーザ情報13を用いて対話の対象となるユーザを特定する(ステップS32)。
【0030】
次に、特定されたユーザが当該テキストデータへ最後にアクセスした日付である最終アクセス日をログデータベース4を照会することで取得して(ステップS33)、最終更新日との前後を判断する(ステップS34)。
【0031】
すなわち、最終アクセス日が存在しない場合(ステップS34:No)、あるいは最終更新日よりも前である場合(ステップS35:Yes)には新規のアクセスであるものと判断し(ステップS37)、最終アクセス日が最終更新日よりも後である場合(ステップS35:No)には、二度目以降のアクセスであるものと判断する(ステップS36)。
【0032】
新規のアクセスであると判断された場合には、図4に示す処理が行われる。図4においては、テキストデータを一単語ずつ取り出しながら(ステップS40)、その単語が<max−pause>タグ、<min−pause>タグ、もしくは</max−pause>タグであるか否かをチェックし(ステップS42、S43、S44)、これらのタグである場合には(ステップS42、S43、S44:Yes)スキップして次の単語を取り出す(ステップS40)。
【0033】
これらのタグでない場合には(ステップS44:No)、</min−pause>タグであるか否かを判断し(ステップS45)、</min−pause>タグであれば(ステップS45:Yes)、<pause/>タグを挿入する(ステップS47)。</min−pause>タグでなければ(ステップS45:No)、かかる単語をバッファに記憶して(ステップS46)、次の単語を取り出す(ステップS40)。
【0034】
また、</text−data>タグであるか否かについても判断し(ステップS41)、</text−data>タグであれば(ステップS41:Yes)単語をバッファに記憶し(ステップ48)、それまでバッファに記憶されている内容を表示制御部6に渡す(ステップS49)。
【0035】
かかる処理が行われた結果、図5に示すような構成を有するテキストデータが生成される。図5においては、文を最小区切り単位で区切るように制御コードとして<pause/>タグが付加されていることがわかる。
【0036】
また、ユーザ“A”のテキストデータ“X”への最終アクセス日が、“1999年8月15日12時0分0秒”であった場合には、図3に示す処理手順において、二度目以降のアクセスであると判断される場合、すなわち図6に示す処理が行われる。
【0037】
図6は、二度目以降のアクセスであると判断された場合の処理の流れ図である。図6においては、テキストデータを一単語ずつ取り出しながら(ステップS60)、その単語が<max−pause>タグ、<min−pause>タグ、もしくは</min−pause>タグであるか否かをチェックし(ステップS62、S63、S64)、これらのタグである場合には(ステップS62、S63、S64:Yes)スキップして次の単語を取り出す(ステップS60)。
【0038】
これらのタグでない場合には(ステップS64:No)、</max−pause>タグであるか否かを判断し(ステップS65)、</max−pause>タグであれば(ステップS65:Yes)、<pause/>タグを挿入する(ステップS67)。</max−pause>タグでなければ(ステップS65:No)、かかる単語をバッファに記憶して(ステップS66)、次の単語を取り出す(ステップS60)。
【0039】
また、</text−data>タグであるか否かについても判断し(ステップS61)、</text−data>タグであれば(ステップS61:Yes)単語をバッファに記憶し(ステップ68)、それまでバッファに記憶されている内容を表示制御部6に渡す(ステップS69)。
【0040】
かかる処理が行われた結果、図7に示すような構成を有するテキストデータが生成される。図7においては、文を最大区切り単位である一文単位で区切るように制御コードとして<pause/>タグが付加されていることがわかる。
【0041】
なお、文を区切る単位については、ユーザ・テキストデータ間の関係情報に基づいて自動的に定めるものであっても良いし、ユーザに対してテキストデータを区切る単位を調節する質問を生成して、テキスト表示部7において当該質問文を表示することで、ユーザの指定によって任意の単位で区切るものであっても良い。
【0042】
ユーザの指定によって任意の単位で区切る場合には、図8に示すように、「どのようにテキストデータを区切りますか?」という趣旨の質問文を表示制御部6へ送り(ステップS81)、表示制御部6からテキスト表示部7に送ることで(ステップS82)、意思表示入力部5からの入力待ちの状態となる(ステップS83)。
【0043】
そして、ユーザが意思表示入力部5から文を区切る単位を指定することで(ステップS84)、入力待ち状態が解除され、指定された単位が最大区切り単位よりも大きいか否かについて判断する(ステップS85)。すなわち、指定された単位が最大区切り単位よりも大きければ(ステップS85:Yes)、区切り単位を一律最大区切り単位として処理し(ステップS86)、小さければ(ステップS85:No)指定された区切り単位を用いて処理を行う(ステップS87)。
【0044】
なお、テキスト表示部7において表示する質問文を、「前回と同一文ですが、最小単位に区切りますか?」と表示することで、最小単位もしくは最大単位での表示を制御することも可能である。この場合、ステップS85では、ユーザの意思表示が肯定か否かを判断すれば足りる。
【0045】
任意の単位で文を区切る処理の流れ図を図9に示す。図9において、まず任意の期切り単位を変数領域である“Counter”に設定し、変数領域“Index”を‘0’に初期化しておく(ステップS90)。
【0046】
そして、テキストデータを一単語ずつ取り出しながら(ステップS91)、その単語が<max−pause>タグ、</max−pause>タグ、もしくは<min−pause>タグであるか否かをチェックし(ステップS93、S94、S95)、これらのタグである場合には(ステップS93、S94、S95:Yes)スキップして次の単語を取り出す(ステップS91)。
【0047】
これらのタグでない場合には(ステップS95:No)、</min−pause>タグであるか否かを判断し(ステップS96)、</min−pause>タグであれば(ステップS96:Yes)、“Index”に‘1’を加算し(ステップS98)、“Counter”の値と“Index”の値とを比較する(ステップS99)。
【0048】
“Counter”の値の方が“Index”の値よりも大きければ(ステップS99:Yes)、スキップして次の単語を取り出す(ステップS91)。“Index”の値が“Counter”の値となった場合には(ステップS99:No)、“Index”を‘0’に初期化すると共に(ステップS100)、<pause/>タグを挿入する(ステップS101)。
【0049】
一方、</min−pause>タグでなければ(ステップS96:No)、かかる単語をバッファに記憶して(ステップS97)、次の単語を取り出す(ステップS91)。
【0050】
また、</text−data>タグであるか否かについても判断し(ステップS92)、</text−data>タグであれば(ステップS92:Yes)単語をバッファに記憶し(ステップ102)、それまでバッファに記憶されている内容を表示制御部6に渡す(ステップS103)。
【0051】
かかる処理が行われた結果、図10に示すような構成を有するテキストデータが生成される。図10においては、テキストデータを3つの単語を一単位として区切るように、制御コードとして<pause/>タグが付加されていることがわかる。
【0052】
このようにして、テキストデータにユーザ・テキストデータ間の関係情報によって適当な間隔で制御コード(本実施の形態1においては<pause/>タグ)が付されたテキストデータが生成されると、表示制御部6において<pause/>タグが現れるまでの内容をテキスト表示部7で表示し、意思表示入力部5から何らかの意思表示が入力されるまで待機状態となる。そして、内容確認の意思表示が意思表示入力部5から入力されると、次の<pause/>タグが現れるまでの内容をテキスト表示部7で表示する。以後これを繰り返すことで、表示されるべき内容について、逐一確認しながら読み進めることが可能となる。
【0053】
意思表示入力部5からの意思表示入力としては、音声認識を利用して「はい」とか「次」等の声を、「次に進めても良い」という意思表示と判断する方法が一般的であろうが、特にこれに限定されるものではなく、例えばユーザの首の動きを監視しておき、頷きを検出したら「次に進めても良い」という意思表示と判断する方法であっても良い。また、一般的なキーボード入力やマウス等によるボタン操作等であっても良い。
【0054】
なお、テキストデータの内容を実際にテキスト表示部7において表示するだけでなく、合成音声を用いて音声として再生することも考えられる。この場合には、図11に示すように、別途音声・合成再生部8を有することが必要となる。なお、音声として再生するのみであっても良いし、テキスト表示とリンクして音声再生も同時に行うものであっても良い。
【0055】
また、ネットワーク上で構築することも可能である。図12にネットワーク上で構築する場合の本実施の形態1にかかるエージェントを用いた対話制御装置の構成図を示す。
【0056】
図12において、121はテキスト関連情報入力部を、122及び123は通信部を、124はユーザ特定部を、それぞれ示す。テキスト関連情報入力部121は図1とは相異し、テキストデータ及びテキストデータ付加情報のみを区切り制御部2へ渡す。ユーザ情報については、ネットワーク経由で接続されているユーザ用クライアント端末において、ユーザ特定部124から入力される。
【0057】
したがって、ユーザ情報が通信部123から通信部122へ送信され、区切り制御部2において制御コードを付加したテキストデータが生成されると、今度は逆に通信部122から通信部123へ当該テキストデータが送信されて、表示制御部6へと送られる。
【0058】
かかる構成とすることによって、処理負荷の大きなテキストデータの生成処理は比較的高性能なサーバ機において処理を行い、ユーザが使用するクライアント端末においては、生成されたテキストデータについての表示制御のみを行うことで、処理負荷の低減を図ることができる。したがって、ユーザが使用するクライアント端末には高度の処理能力が要求されないことから、例えばハンドヘルド型の簡易携帯端末やiMode端末等を用いることも考えられる。
【0059】
以上のように本実施の形態1によれば、テキストデータに対してユーザが初めて閲覧するか否かに応じて、一度に表示する単位を自動的に調節することができ、内容の確認効率を向上させることが可能となる。
【0060】
(実施の形態2)
次に本発明の実施の形態2にかかるエージェントを用いた対話制御装置について、図面を参照しながら説明する。図13は、本発明の実施の形態2にかかるエージェントを用いた対話制御装置の構成図を示す。図13の基本的な構成自体は、図1と相異しないが、区切り制御部2における制御コード付加の判断基準として、新たにユーザの熟知度という概念を利用しており、熟知度算出のために新たにタイマー部9と熟知度算出・登録部10を設けている。
【0061】
ここで図14を用いて、熟知度という概念について説明する。図14において、テキストデータの表示あるいは音声合成で再生を始めた時刻tAからユーザが表示されたテキストデータを読み終える、あるいは音声合成の再生が終わる時刻tBまでをテキスト表示時間T1、時刻tBからユーザが意思表示の応答入力を行った時刻tCまでを応答時間T2とすると、応答待ち時間T3はT1とT2の和として表すことができる。
【0062】
ここで、応答時間T2がテキスト表示時間T1に比して短い場合には、それだけ表示されているテキストデータの内容に精通しているものと考えられることから、熟知度は(数1)のようにして計算される。
【0063】
(数1)
(熟知度) = 1 − (応答時間T2/テキスト表示時間T3
ここで、状況によってはユーザが意思表示の応答入力を行った時刻tCがユーザが表示されたテキストデータを読み終える、あるいは音声合成の再生が終わる時刻tBよりも前になる場合も考え得るが、この場合の熟知度は‘1’とする。内容を全部確認することなく確認応答できるほど表示されているテキストデータの内容に精通しているものと考えられるからである。
【0064】
かかる熟知度を用いて、ユーザのアクセス慣行度を判断して制御コードの付加を制御する処理を行う。図15は、かかる処理を行う本発明の実施の形態2にかかるエージェントを用いた対話制御装置における処理流れ図を示している。図15において、テキストデータ11及びテキストデータ付加情報12としての当該テキストデータへの最終更新日を取得する(ステップS151)。そして、ユーザ情報13を用いて対話の対象となるユーザを特定する(ステップS152)。
【0065】
次に、特定されたユーザが当該テキストデータへ最後にアクセスした日付である最終アクセス日、及び当該テキストデータにおけるユーザの熟知度をログデータベース4を照会することで取得して(ステップS153)、まず最終アクセス日と最終更新日との前後関係を判断する(ステップS154、ステップS155)。
【0066】
すなわち、最終アクセス日が存在しない場合(ステップS154:No)、あるいは最終更新日よりも前である場合(ステップS155:Yes)には新規のアクセスであるものと判断し(ステップS158)、最終アクセス日が最終更新日よりも後である場合(ステップS155:No)には、熟知度の程度を判断する(ステップS156)。熟知度の判断は、一定のしきい値よりも熟知度が高いか低いかによって判断し(ステップS156)、熟知度が一定のしきい値よりも低い場合には(ステップS156:No)新規アクセスと同等であると判断し(ステップS158)、一定のしきい値よりも高い場合には(ステップS156:Yes)二度目以降のアクセスであるものと判断して処理を行う(ステップS157)。以降の処理は、新規アクセスと判断された場合には図4と、二度目以降の処理であると判断された場合には図6と同様の処理を行う。
【0067】
なお、本実施の形態2においては、熟知度を一定のしきい値との大小で判断しているが、特にこれに限定されるものではなく、例えばしきい値を細分化して、よりきめ細かい制御を行うことも可能である。
【0068】
以上のように本実施の形態2によれば、ユーザが表示すべきテキストデータに対してどの程度知っているか否かを動的に判断して、良く知っているテキストデータについては制御コードの付加間隔を広く設定することで、内容確認の速度を向上させることができる。
【0069】
本発明の実施の形態にかかるエージェントを用いた対話制御装置を実現するプログラムを記憶した記録媒体は、図16に示す記録媒体の例に示すように、CD−ROM162−1やフロッピーディスク162−2等の可搬型記録媒体162だけでなく、通信回線の先に備えられた他の記憶装置161や、コンピュータ163のハードディスクやRAM等の記録媒体164のいずれでも良く、プログラム実行時には、プログラムはローディングされ、主メモリ上で実行される。
【0070】
また、本発明の実施の形態にかかるエージェントを用いた対話制御装置により生成された制御コードを付加したテキストデータ等を記録した記録媒体も、図16に示す記録媒体の例に示すように、CD−ROM162−1やフロッピーディスク162−2等の可搬型記録媒体162だけでなく、通信回線の先に備えられた他の記憶装置161や、コンピュータ163のハードディスクやRAM等の記録媒体164のいずれでも良く、例えば本発明にかかるエージェントを用いた対話制御装置を利用する際にコンピュータ163により読み取られる。
【0071】
【発明の効果】
以上のように本発明にかかるエージェントを用いた対話制御装置によれば、ユーザが表示されるテキストデータを知っている程度に応じて一回に表示する単位を制御することができ、良く知っている内容のテキストデータについてはスキップの回数を減らすことで、全体の内容確認効率を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1にかかるエージェントを用いた対話制御装置の構成図
【図2】 テキスト関連情報部から入力されるテキストデータの例示図
【図3】 本発明の実施の形態1にかかるエージェントを用いた対話制御装置における新規アクセスか否かの判断についての処理流れ図
【図4】 本発明の実施の形態1にかかるエージェントを用いた対話制御装置における新規アクセス時の処理流れ図
【図5】 本発明の実施の形態1にかかるエージェントを用いた対話制御装置における新規アクセス時に生成されるテキストデータの例示図
【図6】 本発明の実施の形態1にかかるエージェントを用いた対話制御装置における二度目以降アクセス時の処理流れ図
【図7】 本発明の実施の形態1にかかるエージェントを用いた対話制御装置における二度目以降アクセス時に生成されるテキストデータの例示図
【図8】 本発明の実施の形態1にかかるエージェントを用いた対話制御装置における任意区切り時の処理流れ図
【図9】 本発明の実施の形態1にかかるエージェントを用いた対話制御装置における任意区切り時の処理流れ図
【図10】 本発明の実施の形態1にかかるエージェントを用いた対話制御装置における任意区切り時のテキストデータ例示図
【図11】 本発明の一実施例にかかるエージェントを用いた対話制御装置の構成図
【図12】 本発明の他の実施例にかかるエージェントを用いた対話制御装置の構成図
【図13】 本発明の実施の形態2にかかるエージェントを用いた対話制御装置の構成図
【図14】 熟知度の説明参考図
【図15】 本発明の実施の形態2にかかるエージェントを用いた対話制御装置における新規アクセスか否かの判断についての処理流れ図
【図16】 記録媒体の例示図
【符号の説明】
1、121 テキスト関連情報入力部
2 区切り制御部
3 ユーザ・テキスト情報照会・登録部
4 ログデータベース
5 意思表示入力部
6 表示制御部
7 テキスト表示部
8 音声合成・再生部
9 タイマー部
10 熟知度算出・登録部
11 テキストデータ
12 テキストデータ付加情報
13 ユーザ情報
122、123 通信部
124 ユーザ特定部
161 回線先の記憶装置
162 CD−ROMやフロッピーディスク等の可搬型記録媒体
162−1 CD−ROM
162−2 フロッピーディスク
163 コンピュータ
164 コンピュータ上のRAM/ハードディスク等の記録媒体

Claims (5)

  1. 複数の文章で構成されているテキストデータと、前記テキストデータの付加情報と、使用するユーザを特定する情報を入力するテキスト関連情報入力部と、
    前記ユーザによる前記テキストデータへの最終アクセス日付を取得するとともに、新規のアクセスである場合には現在の日付を最終アクセス日付として登録するユーザ・テキスト情報照会・登録部と、
    前記最終アクセス日付と最終更新日を比較し、新規アクセスか否かを判断するとともに、新規アクセスか否かに基づいて前記テキストデータを区切る単位を制御する区切り制御部と、
    前記テキストデータを区切る単位ごとに前記テキストデータをエージェントを用いて表示し、内容確認信号を受信するごとに次の単位の前記テキストデータをエージェントを用いて表示する表示制御部と、
    表示されている前記テキストデータの内容を確認できたことを示す前記内容確認信号を入力する意思表示入力部と、
    前記テキストデータを表示するテキスト表示部を含むことを特徴としたエージェントを用いた対話制御装置。
  2. 前記区切り制御部において、前記ユーザが前記テキストデータが表示されてから内容確認信号を入力するまでの時間が短いほど高いと判断される前記テキストデータの熟知度に基づいて前記テキストデータを区切る単位を制御する請求項1記載のエージェントを用いた対話制御装置。
  3. 音声合成・再生部をさらに含み、前記表示制御部によって制御される前記テキストデータを区切る単位で合成音声による再生を行う請求項1又は2記載のエージェントを用いた対話制御装置。
  4. 複数の文章で構成されているテキストデータと、前記テキストデータの付加情報と、使用するユーザを特定する情報を入力する工程と、
    前記ユーザによる前記テキストデータへの最終アクセス日付を取得するとともに、新規のアクセスである場合には現在の日付を最終アクセス日付として登録する工程と、
    前記最終アクセス日付と最終更新日を比較し、新規アクセスか否かを判断するとともに、新規アクセスか否かに基づいて前記テキストデータを区切る単位を制御する工程と、
    前記テキストデータを区切る単位ごとに前記テキストデータをエージェントを用いて表示し、内容確認信号を受信するごとに次の単位の前記テキストデータをエージェントを用いて表示する工程と、
    表示されている前記テキストデータの内容を確認できたことを示す前記内容確認信号を入力する工程と、
    前記テキストデータを表示する工程を含むことを特徴とするエージェントを用いた対話制御方法。
  5. コンピュータを、エージェントを用いた対話装置として機能させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、
    複数の文章で構成されているテキストデータと、前記テキストデータの付加情報と、使用するユーザを特定する情報を入力するステップと、
    前記ユーザによる前記テキストデータへの最終アクセス日付を取得するとともに、新規のアクセスである場合には現在の日付を最終アクセス日付として登録するステップと、
    前記最終アクセス日付と最終更新日を比較し、新規アクセスか否かを判断するとともに、新規アクセスか否かに基づいて前記テキストデータを区切る単位を制御するステップと、
    前記テキストデータを区切る単位ごとに前記テキストデータをエージェントを用いて表示し、内容確認信号を受信するごとに次の単位の前記テキストデータをエージェントを用いて表示するステップと、
    表示されている前記テキストデータの内容を確認できたことを示す前記内容確認信号を入力するステップと、
    前記テキストデータを表示するステップとを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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