JP4453540B2 - 撮影装置及びプログラム - Google Patents

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本発明は、撮影された画像を合成する機能を備えた撮影装置及びプログラムに関する。
従来、人に撮影を頼みづらい場合や近辺に人がいない場合でも簡単にツーショット画像を得ることができるようにするために、1回目の撮影画像と2回目の撮影画像を合成する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−189160号公報
しかしながら、2回目の撮影を行う際には、撮影者はLCD装置に表示された1回目の撮影画像と2回目の撮影画像の背景の重なり具合を見ながら1回目の撮影画像の被写体と2回目に撮影する被写体とが並ぶように、また、1回目の撮影画像の背景と2回目に撮影する背景とが略一致するようにカメラアングルを調整していたため、背景がずれてしまったり、被写体が重なってしまったり、逆に離れすぎてしまったりし、違和感のある撮影結果になってしまうケースが多かった。
本発明の課題は、複数回の撮影を行って撮影画像を合成する場合に、複数の画像の位置合わせを精度よく行うことができるようにすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
撮影しようとする画像を表示するための表示画面に、2画面に分割した画面を表示し、一方の画面に被写体を配置して第1の撮影を行い、続いて他方の画面に異なる被写体を配置して第2の撮影を行い、前記第1の撮影及び前記第2の撮影により取得された撮影画像のそれぞれ撮影時に分割された画面に表示されていた領域を合成して、前記第1の撮影及び前記第2の撮影におけるそれぞれの被写体を含んだ合成画像を生成する撮影装置において、
前記第1の撮影を行って撮影画像を取得する際に前記撮影画像内に第1のマーカ画像を付加する第1のマーカ画像付加手段と、
前記第1の撮影により取得された撮影画像内における背景画像の特定点と前記第1のマーカ画像との距離を算出し、前記第2の撮影において取得しようとする画像内において前記背景画像の特定点からの距離が前記算出された距離と同一になる位置に第2のマーカ画像を付加する第2のマーカ画像付加手段と、
前記第1のマーカ画像を含む撮影画像及び前記第2の撮影により撮影しようとする前記第2のマーカ画像を含む画像を前記表示画面上に表示する表示手段と、
前記第1の撮影により取得された撮影画像における第1のマーカ画像の位置と前記第2の撮影により撮影しようとする画像の第2のマーカ画像の位置が一致するか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段による判断の結果、前記第1マーカ画像の位置と前記第2のマーカ画像の位置が一致すると判断された際に、その旨を通知する通知手段と、
を備えたことを特徴としている。
請求項に記載の発明のプログラムは、
撮影しようとする画像を表示するための表示画面に、2画面に分割した画面を表示し、一方の画面に被写体を配置して第1の撮影を行い、続いて他方の画面に異なる被写体を配置して第2の撮影を行い、前記第1の撮影及び前記第2の撮影により取得された撮影画像のそれぞれ撮影時に分割された画面に表示されていた領域を合成して、前記第1の撮影及び前記第2の撮影におけるそれぞれの被写体を含んだ合成画像を生成する撮影装置を制御するためのコンピュータに、
前記第1の撮影を行って撮影画像を取得する際に前記撮影画像内に第1のマーカ画像を付加する機能と、
前記第1の撮影により取得された撮影画像内における背景画像の特定点と前記第1のマーカ画像との距離を算出し、前記第2の撮影において取得しようとする画像内において前記背景画像の特定点からの距離が前記算出された距離と同一になる位置に第2のマーカ画像を付加する機能と、
前記第1のマーカ画像を含む撮影画像及び前記第2の撮影により撮影しようとする前記第2のマーカ画像を含む画像を前記表示画面上に表示する機能と、
前記第1の撮影により取得された撮影画像における第1のマーカ画像の位置と前記第2の撮影により撮影しようとする画像の第2のマーカ画像の位置が一致するか否かを判断する機能と、
前記判断手段による判断の結果、前記第1マーカ画像の位置と前記第2のマーカ画像の位置が一致すると判断された際に、その旨を通知する機能と、
を実現させることを特徴としている。
請求項1、6に記載の発明によれば、撮影しようとする画像を表示するための表示画面に、2画面に分割した画面を表示し、一方の画面に被写体を配置して第1の撮影を行い、続いて他方の画面に異なる被写体を配置して第2の撮影を行い、前記第1の撮影及び前記第2の撮影により取得された撮影画像のそれぞれ撮影時に分割された画面に表示されていた領域を合成して、前記第1の撮影及び前記第2の撮影におけるそれぞれの被写体を含んだ合成画像を生成する撮影装置において、第1の撮影を行って撮影画像を取得する際に撮影画像内に第1のマーカ画像を付加し、第1の撮影により取得された撮影画像内における背景画像の特定点と第1のマーカ画像との距離を算出し、第2の撮影において取得しようとする画像内において背景画像の特定点からの距離が算出された距離と同一になる位置に第2のマーカ画像を付加し、第1のマーカ画像を含む撮影画像及び第2の撮影により撮影しようとする第2のマーカ画像を含む画像を表示画面上に表示する。また、第1の撮影により取得された撮影画像における第1のマーカ画像の位置と第2の撮影により撮影しようとする画像の第2のマーカ画像の位置が一致するか否かを判断し、判断の結果、第1マーカ画像の位置と第2のマーカ画像の位置が一致すると判断された際に、その旨を通知する。
従って、第1の撮影で撮影された撮影画像に対して第2の撮影で撮影しようとしている画像の位置にずれが生じているか否かをマーカ画像の位置により撮影者が容易に認識することができ、2つのマーカ画像を合わせることで、2枚の画像の位置合わせを容易行うことが可能となる。また、第1及び第2のマーカ画像が一致したか否かを自動的に判断し、一致した場合にはその旨が通知されるので、第2の撮影で撮影しようとする画像の背景の位置と第1の撮影画像と背景の位置が一致した時点での撮影を実施することが容易となり、精度良く位置合わせされた合成画像を得ることが可能となる。
請求項に記載の発明によれば、第1の撮影を行って撮影画像を取得する際の画像の明るさに基づいて、第1のマーカ画像及び第2のマーカ画像の表示色を決定するので、撮影しようとする画像の背景が明るい場合には黒いマーカ画像を、暗い場合には白いマーカ画像を表示することで、撮影者が見やすいマーカ画像を表示することが可能となる。
請求項に記載の発明によれば、撮影装置の筐体の傾斜状態を検出して検出情報を出力する傾斜センサを備え、傾斜センサからの検出情報に基づいて撮影装置の向きを判断し、判断された撮影装置の向きに応じて表示画面を2画面に分割するので、撮影装置を横向き(表示画面を横長にする向き)に構えても、撮影装置を縦向きに構えても、合成画像を生成することが可能となる。
請求項に記載の発明によれば、表示画面を2画面に分割する際の分割比率を設定する分割比率設定手段を備え、設定された分割比率に基づいた比率で表示画面を2画面に分割することができるので、撮影人数に応じて、被写体をバランス良く配置した合成画像を得ることが可能となる。
請求項に記載の発明によれば、撮影装置の前方の、画面の分割位置に対応する位置にレーザを照射するので、被写体は自分の立ち位置を知ることが可能となり、被写体をバランス良く配置した合成画像を得ることが可能となる。
以下、図を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、デジタルカメラ10の機能的構成を示すブロック図である。図1に示すように、デジタルカメラ10は、CPU11、入力部12、RAM13、伝送制御部14、表示部15、撮像部16、記録部17、記録媒体駆動部18、レーザ照射部19、ブザー20、傾斜センサ21等を備えて構成されており、各部はバス22により接続されている。
CPU11は、記録部17に記憶されているシステムプログラムを読み出し、RAM13内に形成されたワークエリアに展開し、該システムプログラムに従って各部を制御する。また、CPU11は、記録部17に記憶されているツーショット撮影モード処理プログラムを始めとする各種処理プログラムを読み出してワークエリアに展開し、後述するツーショット撮影モード処理(図3参照)を始めとする各種処理を実行する。
入力部12は、電源スイッチ、シャッタースイッチ、撮影に関する各種設定スイッチ及びカーソルスイッチ等を備え、その各スイッチ操作に応じた操作信号をCPU11に出力する。
RAM13は、CPU11によって実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
伝送制御部14は、通信用ケーブル等により外部の電子機器、例えば、パーソナルコンピュータ等と接続され、画像データ等の送受信を制御する。なお、外部機器との接続は、赤外線や無線等の無線接続であってもよい。
表示部15は、LCD(Liquid Crystal Display)等のモニタにより構成され、CPU11から入力される表示信号の指示に従って、撮影しようとする画像及び撮影された撮影画像等を表示画面(液晶ファインダ)上に表示する。
図2は、撮像部16の詳細構成を示す図である。ここで、図2を参照して撮像部16について説明する。
レンズ(撮像レンズ)21を通過した被写体像は絞り機構22を介してCCD(Charge Coupled Diode)23上に結像される。レンズ21及び絞り機構22は、光学系駆動部24によって、焦点合わせのためにレンズ位置が移動され、また、適切な露出となるように絞り量が制御される。このレンズ21の移動や絞り機構22の絞りは、測距センサや光量センサを含むセンサ部25によって検出された検出値がバス22を介してCPU11に出力され、CPU11で検出値に基づいて演算されたレンズ21の移動量や絞り機構22の絞り量を示す信号が光学系駆動部24に出力されることによって駆動がなされるものである。
CCD23に被写体が結像されると、CCD23には入射光量に応じた電荷が蓄積され、この電荷は駆動回路26から与えられる駆動パルス信号によって順次読み出され、アナログ処理回路27に出力される。アナログ処理回路27は、色分離やゲイン調整、ホワイトバランスなどの各種処理が行われ、処理された信号はA/D変換回路28を介してデジタル画像データ(以下、画像データと称する)としてバッファレジスタ29に記憶される。
バッファレジスタ29に記憶された画像データは、CPU11からの制御信号に基づいて、信号処理回路30において輝度信号及び色差信号に変換され、表示部15に表示される。また、信号処理回路30において処理された画像データは、CPU11からの制御信号に基づいて、圧縮伸張回路31において圧縮されバス22を介して図1に示す記録部17の撮影画像記録領域171もしくは記録媒体18aに記録される。
図1に戻り、記録部17は、フラッシュメモリなどの不揮発メモリ等により構成され、デジタルカメラ10に対応するシステムプログラム、及び該システムプログラム上で実行可能なツーショット撮影モード処理プログラムを始めとする各種処理プログラム、アプリケーションプログラム及びこれらのプログラムで処理されたデータ等を記録する。
この記録部17は、撮影された画像データを記録するための、撮影画像記録領域171を有する。
記録媒体駆動部18は、装着された記録媒体18aに対してデータを記録したり、既に記録されているデータを読み出して再生したりするための駆動回路である。装着される記録媒体18aとしては、スマートメディア(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、コンパクトフラッシュ(登録商標)、SDカード、PCカード、ICカード、MO(magneto-optic)等の各種カードが用いることができ、これらの各種カードの何れか又は複数のカードに応じた記録媒体駆動部18が設けられている。
レーザ照射部19は、デジタルカメラ10の前方から視野内の適当な位置や場所(例えば、被写体人物の足元の地面等)にレーザビームを照射し、その照射位置に目視可能な目安マークを形成するためのものである。レーザ照射部19に照射されるレーザビームは、デジタルカメラ10の表示画面を左右2画面に分割し、各画面にそれぞれ異なる人物を配置して合成画像を撮影する場合、画面の分割位置(画面分割線(図4(a)(b)参照))に該当する位置や場所に、被写体の立ち位置の目安となる目視可能な目安マークを形成するレーザポインタとして機能する(図6参照)。
レーザ照射部19は、第1レーザ部19a及び第2レーザ部19bの二つの照射部を有しており、デジタルカメラ10の前面(レンズ21側)に設けられている。
第1レーザ部19aは、デジタルカメラ10を横向きに構えた場合に、レーザビームの光軸L1が下方(例えば、地面側)に指向するように所定の俯角を持ってレーザビームを投射するように設定されている(図7参照)。横向きとは、通常撮影時の姿勢でデジタルカメラ10を構えた時の表示画面が横長になる向きである。レーザビームの光軸L1を下方に指向させる理由は、誤ってレーザビームを人物の眼に照射しないようにするためである。
第2レーザ部19bは、デジタルカメラ10を縦向きに構えた場合に、レーザビームの光軸が下方(例えば、地面側)に指向するように所定の俯角を持ってレーザビームを投射するように設定されている。縦向きとは、撮影時に表示画面が縦長になる向きである。
第1レーザ部19a又は第2レーザ部19bのいずれを駆動するかは、デジタルカメラ10の傾斜状態(横向き又は縦向き)を検出し、その傾斜状態に応じてCPU11からの指示により制御される。
ブザー20は、CPU11からの指示に応じて鳴音する。
傾斜センサ21は、デジタルカメラ10の筐体の傾斜状態を検出した検出情報として、デジタルカメラ10の筐体の傾斜状態に応じて出力電圧をCPU11に出力する第1傾斜センサ21a及び第2傾斜センサ21bを備えて構成される。
第1傾斜センサ21aは、本発明における傾斜センサに対応するものであり、デジタルカメラ10の筐体の傾斜状態を検出し、その傾斜状態に応じてデジタルカメラ10の表示画面を図4(a)(b)の何れかの方法で左右2画面に分割させるとともに、表示画面の分割方法に応じて第1レーザ部19a又は第2レーザ部19bを駆動させるためのものである。ここにいうデジタルカメラ10の筐体の傾斜状態とは、図4(a)(b)に示すように、表示画面の向きに対応し、表示画面が横向きであるか又は縦向きであるかの状態を指す。第1傾斜センサ21aは、デジタルカメラ10が図4(a)に示すように表示画面を横向きにした状態であるとき傾斜角度0度であることを示す電圧を出力し、デジタルカメラ10が図4(b)に示すように表示画面を縦向きにした状態であるとき傾斜角度90度であることを示す電圧を出力する。
第2傾斜センサ21bは、デジタルカメラ10の筐体の傾斜状態を検出し、その傾斜状態に対応して変化するレーザビームの照射方向に応じてレーザビームの照射を禁止するためのものである。ここにいう、デジタルカメラ10の筐体の傾斜状態とは、図7に示すように、デジタルカメラ10の光学軸L2と水平面とのなす角度に対応する。
すなわち、レーザビームの照射方向は、デジタルカメラ10の光学軸L2を被写体人物に合わせたとき、レーザビームが当該被写体人物の足元の地面等に当るように、換言すれば、レーザビームの光軸L1がデジタルカメラ10の光学軸L2に対して所定の俯角をなすように予め設定されている。従って、仮に撮影者がデジタルカメラ10の向きを上向き(デジタルカメラ10の光学軸L2を上向き(水平面に対して仰角となる向き))に動かした場合、これに連動してレーザビームの光軸L1が上向きに移動し、被写体に向けてレーザビームが照射されて危険である。そこで、所定に仰角範囲に入った場合、レーザビームの照射を停止させることになる。この制御はCPU11からの指示により行われる。
次に、本実施の形態の動作について説明する。
図3は、デジタルカメラ10のCPU11により実行されるツーショット撮影モード処理を示すフローチャートである。当該処理は、CPU11と記録部17に記憶されているツーショット撮影モードプログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される処理である。
このツーショット撮影モード処理は、撮影しようとする画像を表示するための表示画面(液晶ファインダ)を少なくとも2画面(ここでは、左右2画面とする)に分割し、一方の画面(ここでは、左画面とする)に被写体を配置して1回目の撮影(第1の撮影)を行い、続いて他方の画面(ここでは、右画面とする)に異なる被写体を配置して2回目の撮影(第2の撮影)を行い、1回目の撮影及び2回目の撮影により取得された撮影画像データを合成して1枚の合成画像を生成するものである。
まず、撮影しようとする画像を表示するための表示画面を左右2画面に分割するための画面分割処理が実行される(ステップS1:画面分割手段)。画面分割処理は、デジタルカメラ10が構えられた向きに応じて表示画面を図4(a)又は図4(b)に示す何れかの方法で左右2画面に分割する。
図5は、デジタルカメラ10のCPU11により実行される画面分割処理を示すフローチャートである。当該処理は、CPU11と記録部17に記憶されている画面分割処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される処理である。
まず、第1傾斜センサ21aが起動され(ステップT1)、第1傾斜センサ21aによりデジタルカメラ10の傾斜角度が0±α度(αは誤差)以下であることを示す電圧が出力されると(ステップT2;YES)、図4(a)に示す分割線D1で表示画面の下端面を垂直に2等分するように表示画面が左右2画面に分割され(ステップT3)、処理は図3のステップS2に移行する。一方、第1傾斜センサ21aによりデジタルカメラ10の傾斜角度が90±α度(αは誤差)以下であることを示す電圧が出力されると(ステップT2;NO、ステップT4;YES)、図4(b)に示す分割線D2で表示画面の下端面を垂直に2等分するように表示画面が左右2画面に分割され(ステップT5)、処理は図3のステップS2に移行する。
図3のステップS2においては、レーザ照射部19からレーザが照射される。
このレーザは、図6に示すように、デジタルカメラ10前方の視野内の、ステップS1において分割された左右2画面の分割位置に対応する位置(被写体人物の足元の地面等)に照射されるものであり、被写体に立ち位置を示す目安マークとなる。ステップS1において、第1傾斜センサ21aによりデジタルカメラ10の傾斜角度が0±α度(αは誤差)以下であることを示す電圧が出力され、表示画面が図4(a)に示すように分割されたとき、第1レーザ照射部19aからレーザが照射される。ステップS1において、第1傾斜センサ21aによりデジタルカメラ10の傾斜角度が90±α度(αは誤差)以下であることを示す電圧が出力され、表示画面が図4(b)に示すように分割されたとき、第2レーザ照射部19bからレーザが照射される。
但し、レーザを人に向けるのは危険なため、図7に示すように第2傾斜センサ21bからデジタルカメラ10の光学軸L2が水平面に対して設定角度以上の仰角範囲となったことが検出された場合は、CPU11により、レーザ照射部19に強制的に発光を停止させ安全性を確保する。
次いで、撮像部16において、画像データの取り込みが行われる(ステップS3)。即ち、CCD23において、レンズ21及び絞り機構22を透過して結像された被写体光が光電変換されて電荷が蓄積され、駆動回路26から与えられる駆動パルス信号によって蓄積された電荷が順次読み出される。読み出された電荷は、アナログ回路27及びA/D変換器28を介して画像データに変換され、バッファレジスタ29に取り込まれる。そして、取り込まれた画像データに基づき図8に示すマーカ表示色決定処理が実行される(ステップS4:マーカ表示色決定手段)。
図8は、デジタルカメラ10のCPU11により実行されるマーカ表示色決定処理を示すフローチャートである。当該処理は、CPU11と記録部17に記憶されているマーカ表示色決定処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される処理である。
まず、撮像部16により取り込まれた画像データがRAM13に読み出され、当該画像データの信号値(輝度値)の平均値が算出され(ステップT11)、算出された平均値が予め設定された基準値以上である場合は(ステップT12;YES)、マーカ表示色が黒に決定され(ステップT13)、処理は図3のステップS5に移行する。算出された平均値が予め設定された基準値を超えない場合は(ステップT12;NO)、マーカ表示色が白に決定され(ステップT14)、処理は図3のステップS5に移行する。
図3のステップS5においては、ステップS4で決定された表示色でRAM13に読み出された画像データに第1のマーカ画像Ma1、Mb1が付加され表示部15の表示画面上に表示される(第1のマーカ画像付加手段)。
図9(a)は、CCD23の撮像面を模式的に示す図である。CCDの撮像面は、複数の画素(ここでは256の画素)が配列されて構成されている。このCCD23を構成する各画素の位置は、図9(a)に示すアドレスにより識別するものとする。また、撮像部16により取り込まれる1枚の画像データは、CCD23の各画素の示す情報からなっており、画像データにおける各画素の位置についても、同様のアドレスで識別することとする。
図9(a)において、グレーで示す領域は、合成に使用する撮影画像として抽出される領域である。マーカ画像は、1回目の撮影と2回目の撮影における背景の位置合わせの指標として表示するもので、1回目の撮影においては、撮影画像として抽出される領域外の隅(ここでは、左上と右下の各5画素(アドレスA1、A2、A3、B1、C1及びアドレスN16、O16、P14、P15、P16)が第1のマーカ画像Ma1、Mb1の表示位置とされる。マーカの表示色は、図9(b)に示すように背景が明るい場合には黒(低輝度)で、図9(c)に示すように背景が暗い場合には白(高輝度)で表示される。
図10(a)は、1回目の撮影時の表示画面(液晶ファインダ)の表示例を示すものである。表示画面(液晶ファインダ)には、撮影画像として抽出される領域、即ち、図9(a)のグレーで示す領域だけでなく、CCD23により取り込まれる全画像が表示される。1回目の撮影においては、左右に2分割された画面の左側に被写体が配置されて表示される。画面左上及び右下には、1回目の撮影と2回目の撮影における位置合わせのための第1のマーカ画像Ma1及びMb1が表示されている。
図3のステップS5において、表示画面上に第1のマーカ画像Ma1及びMb1が表示されると、撮影者によるシャッタースイッチの押下が待機される。シャッタースイッチが半押しされると(ステップS6;YES)、センサ部15からの検出値に応じて露出条件(シャッタースピード及び絞り量)が決定されるとともに(ステップS7)、第1のフォーカス制御が実行され、CCD23の左画面内における所定の領域に焦点が合うようにレンズが移動される(ステップS8:フォーカス制御手段)。
ここで、ツーショット撮影モードではない通常の撮影においては、CCD23の中央部に焦点が合うようにフォーカスが制御されるが、ツーショット撮影モードにおいては、2回の撮影のそれぞれにおいて、分割された左右の画面の何れかに被写体像が配置されることになる。そのため、左画面に被写体を配置する1回目の撮影では、左画面内に予め設定された第1の焦点エリアR1(例えば、図11(a)に示す、分割線より若干左側中央部のグレーで示す領域)に焦点が合うように、右画面に被写体を配置する2回目の撮影では、右画面内に予め設定された第2の焦点エリアR2(例えば、図11(b)に示す、分割線より若干右側中央部のグレーで示す領域)に焦点が合うように、フォーカスが制御される。具体的には、第1のフォーカス制御においては、レンズ21を移動させながらCCD23が出力する画像信号の第1の焦点エリアのコントラストを検出し、そのコントラストが最も大きくなる位置にレンズ位置が移動される。
第1のフォーカス制御が終了し、シャッタースイッチが全押しされると(ステップS9;YES)、撮像部16により、ステップS7で決定された露出条件で1回目の撮影が行われ、RAM13に第1の撮影画像が格納されるとともに、表示部15の表示画面上に表示される(ステップS10)。
1回目の撮影が終了すると、被写体及び撮影者が交代され、撮像部16において、2回目の撮影で撮影しようとする画像データの取り込みが行われ(ステップS11)、取り込まれた画像データがRAM13に読み出され、当該画像データに付加される第2のマーカ画像Ma2、Mb2の位置が決定され、決定された位置にステップS4で決定された表示色で第2のマーカ画像Ma2、Mb2が付加される(ステップS12)
2回目の撮影で撮影しようとする画像データにおいて、1回目の撮影で撮影された画像データにおける第1のマーカ画像Ma1、Mb1が付加されている背景画像部分と一致する背景画像部分を示す画素位置に第2のマーカ画像Ma2、Mb2を付加して表示し、撮影者が第1のマーカ画像Ma1、Mb1と第2のマーカ画像Ma2、Mb2とを合わせるようにして2回目の撮影を行うことで、1回目の撮影画像と2回目の撮影画像の背景を容易に、精度良く位置合わせすることが可能となる。そこで、ステップS12においては、第1のマーカ画像Ma1、Mb1が表示されている背景画像部分と一致する背景画像部分を示す画素位置に第2のマーカ画像Ma2、Mb2を付加する位置が決定される。具体的には、1回目の撮影画像内における背景画像の一部を赤/緑/青の3色に分解し、さらに3色のうちどれか1色を選択してこれを白黒に2値化し、エッジを検出し、その検出したエッジの特定点(例えば山の稜線や建物の一部など目立つ点)を基準位置として定め、そこから第1のマーカ画像Ma1、Mb1までの距離(画素数)を算出する。そして、ステップS11で取り込まれた画像データ内において、1回目の撮影画像内の特定点に対応する特定点を抽出し、そこからの距離が1回目の特定点から第1のマーカ画像Ma1、Mb1までの距離と同一になる位置に、第2のマーカ画像Ma2、Mb2の位置が決定される。なお、1回目の撮影画像と2回目の撮影で撮影しようとする画像の位置のずれ量によっては第2マーカ画像Ma2、Mb2の何れかの位置が画像データの領域外にはみだす位置となる場合があるが、この場合においても算出された特定点からの距離により第2マーカ画像Ma2、Mb2の位置は管理されている。
ステップS12において第2のマーカ画像Ma2、Mb2が付加されると、この第2のマーカ画像Ma2、Mb2を含む画像が1回目の撮影で取得された第1のマーカ画像Ma1、Mb1を含む撮影画像とともに表示される(ステップS13)。また、1回目に撮影された撮影画像における第1のマーカ画像Ma1、Mb1の位置とステップS11で取り込まれた2回目に撮影しようとする画像における第2のマーカ画像Ma2、Mb2の位置が一致するか否かが判断され(ステップS14:判断手段)、一致したと判断されると(ステップS14;YES)、ブザー20によりブザーが鳴音される(ステップS15:通知手段)。
このブザー20は、1回目の撮影画像における第1のマーカ画像の位置と、撮像部16により取り込まれた2回目に撮影しようとする画像における第2のマーカ画像の位置が一致したことを撮影者に通知するためのものである。
図10(b)は、2回目の撮影時の表示画面(液晶ファインダ)の表示例を示すものである。図10(b)に示すように、2回目の撮影においては、1回目の撮影で得られた撮影画像及び第1のマーカ画像Ma1、Mb1が表示画面上に表示されるとともに、ステップS11において撮像部16により取り込まれた撮影しようとする画像が第2のマーカ画像Ma2、Mb2が付加された状態で表示される。図10(b)においては、2回目に撮影しようとする画像の背景が1回目の撮影画像に対してわずかに上方にずれている。そのため、第2のマーカ画像Ma2は、一部が画像領域外となり、一部が第1のマーカ画像Ma1に重なった状態で表示されている。第2のマーカ画像Mb2は第1のマーカ画像Mb1に対して背景のずれと同じ分だけ上方にずれて表示されている。この第1のマーカ画像Ma1、Mb1及び第2のマーカ画像Ma2、Mb2の位置により、1回目の撮影画像に対して、これから撮影しようとしている画像の位置にずれが生じているか否かを撮影者が容易に認識できる。また、撮影者は、第1及び第2のマーカ画像を合わせることで、2枚の画像の位置合わせを容易行うことが可能となる。更に、第1及び第2のマーカ画像の位置が一致したか否かを自動的に判断し、一致した場合にはブザー20が鳴音されるので、2回目の撮影において、1回目の画像と背景の位置が一致した時点での撮影が容易となり、精度良く位置合わせされた画像を得ることが可能となる。
ブザー20のブザー音に応じてシャッタースイッチが半押しされると(ステップS16)、第2のフォーカス制御が行われる(ステップS18:フォーカス制御手段)。即ち、上述の第2の焦点エリアR2に焦点が合うように、フォーカスが制御される。具体的にはレンズ21を移動させながらCCD23が出力する画像信号の第2の焦点エリアR2のコントラストを検出し、そのコントラストが最も大きくなる位置にレンズ位置が移動される。
第2のフォーカス制御が終了し、シャッタースイッチが全押しされると(ステップS18;YES)、撮像部16により、ステップS7で決定された露出条件で2回目の撮影が行われ、RAM13に第2の撮影画像が格納される(ステップS19)。そして、1回目及び2回目の撮影画像からそれぞれ合成に使用される領域(1回目の撮影においては図9(a)のグレーで示す領域の左半分の領域、2回目の撮影においては図9(a)のグレーで示す領域の右半分の領域)が抽出されて合成画像が生成され(ステップS20)、生成された合成画像が撮影画像記録領域171に記録され(ステップS21)、本処理は終了する。図10(c)は、本処理により得られた合成画像の一例を示す図である。図10(c)に示すように、背景にずれのないツーショット画像を得ることができる。
(変形例)
上記実施の形態においては、2回の撮影を行ってツーショット画像を得る場合を例にとり説明したが、上記ツーショット撮影モードの機能は、大人数の撮影に利用することも可能である。しかしながら、大人数で撮影する場合、画面を左:右=1:1に分割するのでは被写体の配置が偏った画像になってしまう。そこで、デジタルカメラ10において、左右2画面の分割の比率を設定する手段を備えるようにすることが好ましい。例えば、左右の画面の分割メニューを複数(例えば、90:10、80:20、70:30・・・)用意しておき、上述の画面分割処理において、分割比率設定手段としての入力部12から設定入力された(選択された)分割メニューに基づく割合で、表示部15の表示画面を左右に分割する。これにより、画面分割比率が可変となり、撮影人数に応じて、被写体をバランス良く配置することが可能となる。
以上説明したように、デジタルカメラ10によれば、撮影しようとする画像を表示するための表示画面に、少なくとも2画面に分割した画面を表示し、各画面に異なる被写体を配置して2回の撮影を行い、2回の撮影により取得された撮影画像を合成して合成画像を生成するツーショット撮影モードにおいて、下記の処理を行う。
即ち、1回目の撮影を行って撮影画像を取得する際に撮影画像内に第1のマーカ画像を付加し、1回目の撮影により取得された撮影画像内における背景画像の特定点と第1のマーカ画像との距離を算出し、2回目の撮影において取得しようとする画像内において背景画像の特定点からの距離が算出された距離と同一になる位置に第2のマーカ画像を付加し、第1のマーカ画像を含む撮影画像及び第2の撮影により撮影しようとする第2のマーカ画像を含む画像を表示画面上に表示する。また、第1の撮影により取得された撮影画像における第1のマーカ画像の位置と第2の撮影により撮影しようとする画像の第2のマーカ画像の位置が一致するか否かを判断し、一致すると判断された際に、その旨をブザー音により通知する。
従って、1回目の撮影画像に対してこれから撮影しようとしている画像の位置にずれが生じているか否かをマーカ画像の位置により撮影者が容易に認識することができ、2つのマーカ画像を合わせることで、2枚の画像の位置合わせを容易行うことが可能となる。また、第1のマーカ画像及び第2のマーカ画像が一致したか否かを自動的に判断し、一致した場合にはブザー20が鳴音されるので、2回目で撮影しようとする画像の背景の位置と1回目の撮影画像の背景の位置が一致した時点で撮影を実施することが容易となり、精度良く位置合わせされた合成画像を得ることが可能となる。
また、第1のマーカ画像と第2のマーカ画像の表示色を、1回目の撮影を行って撮影画像を取得する際の画像の信号値(輝度値)、即ち、撮影時の画像の明るさに基づいて決定するので、撮影しようとする画像の背景が明るい場合には黒いマーカ画像を、暗い場合には白いマーカ画像を表示することで、撮影者が見やすいマーカ画像を表示することが可能となる。
また、第1傾斜センサ21aからの検出情報に基づいて撮影装置の向きを判断し、判断された撮影装置の向きに応じて表示画面を左右2画面に分割するので、撮影装置を横向き(表示画面を横長にする向き)に構えてツーショット画像を撮影することも、撮影装置を縦向きに構えてツーショット画像を撮影することも可能となる。
また、入力部12により設定された分割比率に基づいた比率で表示画面を左右2画面に分割するので、撮影人数に応じて、被写体をバランス良く配置した合成画像を得ることが可能となる。
また、1回目の撮影及び2回目の撮影のそれぞれにおいて、被写体が配置されることとして予め設定されている画面内に焦点が合うようにレンズを移動させるフォーカス制御を行うので、左右両方の被写体に焦点を合わせることが可能となる。
また、レーザ照射部19により、デジタルカメラ10の前方の、左右2画面の分割位置に対応する位置にレーザを照射するので、被写体は自分の立ち位置を知ることが可能となり、被写体をバランス良く配置した合成画像を得ることが可能となる。
なお、上記実施の形態における記述内容は、本発明に係るデジタルカメラ10の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、第1のマーカ画像と第2のマーカ画像が一致した際にブザー音により撮影者に通知することとしたが、これに限定されず、例えば、「2枚の画像が一致しました」等の音声メッセージ等により通知を行うこととしてもよい。また、表示画面近傍にLED(Light Emitting Diode)を設け、このLEDを点灯させることにより第1のマーカ画像と第2のマーカ画像が一致したことを撮影者に通知することとしてもよい。
また、上記実施の形態においては、第1のマーカ画像と第2のマーカ画像の色を同じにすることとしたが、個別の色で表示することとしてもよい。図10(b)に示したように、1回目の撮影画像と2回目の撮影で撮影しようとする画像の位置のずれ量によっては第2のマーカ画像Ma2、Mb2の何れかが表示画面の領域外にはみだす位置となったり、第1のマーカ画像Ma1、Mb1と重なったりする場合がある。第1のマーカ画像と第2のマーカ画像が重なった場合、第1のマーカ画像と第2のマーカ画像が同じ色であると重なった部分が見にくくなってしまうが、第1のマーカ画像と第2のマーカ画像の色を別の色とすることにより、重なる部分についてもみやすく表示することが可能となる。例えば、第1のマーカ画像の色を上述のとおり黒又は白とし、第2のマーカ画像の色を、画像データの信号値(輝度値)の平均値が基準値以上の場合については赤(低輝度)、基準値を超えない場合についてはピンク(高輝度)として、第1のマーカ画像の上に第2のマーカ画像を表示するようにすれば、第1のマーカ画像と第2のマーカ画像の重なった部分を見やすく表示することが可能となる。
また、1回目の撮影画像及び2回目に撮影しようとする画像を縮小して表示画面(液晶ファインダ)上に表示してもよい。これにより、第2のマーカ画像が画像領域からはみだす場合であっても、特定点からの距離に基づいて第2のマーカ画像を表示画面上に表示することが可能となる。
また、上述の画面分割を左右2画面としているが、さらに何れか一方を第1の撮影により取得された撮影画像として、3画像目を撮影するようにしても良く、さらに、複数の撮影画面を上述と同様に撮影して合成してもよい。
さらに、表示画面全体を複数画面に分割して表示しているが、表示部の一部の領域を複数画面に分割した画面として表示しても良い。
また、表示画面全体を上下2画面に分割した画面を表示しても良く、この場合も表示画面全体を上下2画面に、さらに複数画面に分割して表示しても良いし、表示部の一部の領域を複数画面に分割した画面として表示しても良い。
その他、デジタルカメラ10の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明に係るデジタルカメラ10の機能的構成を示すブロック図である。 図1の撮像部16の詳細構成を示す図である。 図1のCPU11により実行されるツーショット撮影モード処理を示すフローチャートである。 (a)はデジタルカメラ10の筐体を横向きにして撮影する際の表示画面の分割する方法を示す図であり、(b)はデジタルカメラ0の筐体を縦向きにして撮影する際の表示画面の分割方法を示す図である。 図1のCPU11により実行される画面分割処理を示すフローチャートである。 レーザ照射部19により照射されるレーザ位置を説明するための図である。 レーザ照射部19により照射されるレーザの向きを説明するための図である。 図1のCPU11により実行されるマーカ表示色決定処理を示すフローチャートである。 (a)図2のCCD23の撮像面を模式的に示す図、(b)(c)は、画像データの明るさとマーカ画像の表示色の関係を模式的に示す図である。 (a)は一回目の撮影時の表示画面(液晶ファインダ)の表示例、(b)は2回目の撮影を行おうとする際の表示画面(液晶ファインダ)の表示例、(c)は、1回目及び2回目の撮影画像を合成した合成画像の表示例を示す図である。 (a)は第1の焦点エリアを模式的に示す図、(b)は第2の焦点エリアを模式的に示す図である。
符号の説明
10 デジタルカメラ
11 CPU
12 入力部
13 RAM
14 伝送制御部
15 表示部
16 撮像部
17 記録部
171 撮像画像記録領域
18 記録媒体駆動部
18a 記録媒体
19 レーザ照射部
19a 第1レーザ部
19b 第2レーザ部
20 ブザー
21 傾斜センサ
21a 第1の傾斜センサ
21b 第2の傾斜センサ
22 バス
21 レンズ
22 絞り機構
23 CCD
24 光学系駆動部
25 センサ部
26 駆動回路
27 アナログ処理回路
28 A/D変換回路
29 バッファレジスタ
30 信号処理回路
31 圧縮伸張回路

Claims (6)

  1. 撮影しようとする画像を表示するための表示画面に、2画面に分割した画面を表示し、一方の画面に被写体を配置して第1の撮影を行い、続いて他方の画面に異なる被写体を配置して第2の撮影を行い、前記第1の撮影及び前記第2の撮影により取得された撮影画像のそれぞれ撮影時に分割された画面に表示されていた領域を合成して、前記第1の撮影及び前記第2の撮影時に分割された画面に表示されていた領域をそれぞれの合成した合成画像を生成する撮影装置において、
    前記第1の撮影を行って撮影画像を取得する際に前記撮影画像内に第1のマーカ画像を付加する第1のマーカ画像付加手段と、
    前記第1の撮影により取得された撮影画像内における背景画像の特定点と前記第1のマーカ画像との距離を算出し、前記第2の撮影において取得しようとする画像内において前記背景画像の特定点からの距離が前記算出された距離と同一になる位置に第2のマーカ画像を付加する第2のマーカ画像付加手段と、
    前記第1のマーカ画像を含む撮影画像及び前記第2の撮影により撮影しようとする前記第2のマーカ画像を含む画像を前記表示画面上に表示する表示手段と、
    前記第1の撮影により取得された撮影画像における第1のマーカ画像の位置と前記第2の撮影により撮影しようとする画像の第2のマーカ画像の位置が一致するか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断の結果、前記第1マーカ画像の位置と前記第2のマーカ画像の位置が一致すると判断された際に、その旨を通知する通知手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 第1の撮影によって取得された撮影画像の明るさに基づいて、前記表示手段によって表示する前記第1のマーカ画像及び前記第2のマーカ画像の表示色を決定するマーカ表示色決定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記撮影装置の筐体の傾斜状態を検出して検出情報を出力する傾斜センサを備え、
    前記傾斜センサからの検出情報に基づいて前記撮影装置の向きを判断し、前記判断された撮影装置の向きに応じて前記表示画面を2画面に分割する画面分割手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置。
  4. 前記表示画面を2画面に分割する際の分割比率を設定する分割比率設定手段を備え、
    前記画面分割手段は、前記設定された分割比率に基づいた比率で前記表示画面を2画面に分割することを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
  5. 前記撮影装置の前方の、前記表示画面の分割位置に対応する位置にレーザビームを照射するレーザ照射手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の撮影装置。
  6. 撮影しようとする画像を表示するための表示画面に、2画面に分割した画面を表示し、一方の画面に被写体を配置して第1の撮影を行い、続いて他方の画面に異なる被写体を配置して第2の撮影を行い、前記第1の撮影及び前記第2の撮影により取得された撮影画像のそれぞれ撮影時に分割された画面に表示されていた領域を合成して、前記第1の撮影及び前記第2の撮影におけるそれぞれの被写体を含んだ合成画像を生成する撮影装置を制御するためのコンピュータに、
    前記第1の撮影を行って撮影画像を取得する際に前記撮影画像内に第1のマーカ画像を付加する機能と、
    前記第1の撮影により取得された撮影画像内における背景画像の特定点と前記第1のマーカ画像との距離を算出し、前記第2の撮影において取得しようとする画像内において前記背景画像の特定点からの距離が前記算出された距離と同一になる位置に第2のマーカ画像を付加する機能と、
    前記第1のマーカ画像を含む撮影画像及び前記第2の撮影により撮影しようとする前記第2のマーカ画像を含む画像を前記表示画面上に表示する機能と、
    前記第1の撮影により取得された撮影画像における第1のマーカ画像の位置と前記第2の撮影により撮影しようとする画像の第2のマーカ画像の位置が一致するか否かを判断する機能と、
    前記判断手段による判断の結果、前記第1マーカ画像の位置と前記第2のマーカ画像の位置が一致すると判断された際に、その旨を通知する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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