JP4453470B2 - 寸法測定装置および寸法測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、被測定物の寸法を測定する寸法測定装置および寸法測定方法に関する。
自動車部品や電子部品に用いられる円形磁石は、直径や厚みなどの寸法が磁石の特性、および、その磁石を使用したモータの特性に大きな影響を与えるため、寸法に対する保証が重要になっている。特に、薄型の円形磁石では、直径に比べて寸法の小さい厚みに対して寸法公差(最大許容寸法と最小許容寸法との差)が厳密に規定されている。ところが、マイクロメータなどを用いて測定する従来の寸法測定装置では、計測者による読み取り誤差や測定誤差が起こりやすいため、被測定物の正確な寸法を把握するのが困難であった。
そこで、従来、より正確な寸法の測定が可能な寸法測定装置として、レーザセンサを用いて被測定物の寸法を測定する寸法測定装置が知られている(たとえば、特許文献1および特許文献2参照)。
上記特許文献1には、オイルシールやO−リングなどの被測定物を回転保持部材に装着して回転させながら、被測定物の回転中心線に沿った方向から被測定物にレーザ光を照射するとともに、被測定物の影を受光することにより、被測定物の内径や外径を測定する製品寸法測定装置が開示されている。
また、上記特許文献2には、シャフト(被測定物)の両端を一対の支持部材により挟み込んで支持し、シャフトの直径方向に幅の大きいレーザ光を投光器からシャフトに投射しながら、投光器をシャフトの一方端から他方端に向かう方向に移動させることにより、シャフトの両端間の寸法などを測定するレーザ式シャフト自動計測装置が開示されている。また、このレーザ式シャフト自動計測装置では、投光器を固定し、シャフトを、一対の支持部材とともにシャフトの軸方向に移動させることによっても、シャフトの両端間の寸法を測定できる。
特開平8−159722号公報 特開2001−82933号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来の製品寸法測定装置では、被測定物の回転中心線に沿った方向からレーザ光を照射しているため、被測定物の回転中心線に沿った寸法(厚み)を測定することができないという問題点がある。
また、特許文献1において、レーザ光を被測定物の回転中心線に直交する方向から照射することによって、被測定物の回転中心線に沿った寸法(厚み)を測定することも考えられる。しかし、この場合にも、被測定物を回転保持部材に固定した状態で測定を行っているので、被測定物の回転保持部材への取付作業および被測定物の回転保持部材からの取外し作業を行う必要がある。このため、多数の被測定物を測定する場合、全ての被測定物について1つずつ取付作業および取外し作業を行わなければならないので、測定効率が低下するという問題点がある。
また、上記特許文献2に開示された従来のレーザ式シャフト自動計測装置では、シャフト(被測定物)を一対の支持部材に固定した状態で測定を行っているので、シャフトの支持部材への取付作業およびシャフトの支持部材からの取外し作業を行う必要がある。このため、多数の被測定物(シャフト)を測定する場合、全ての被測定物について1つずつ取付作業および取外し作業を行わなければならないので、上記した特許文献1と同様、測定効率が低下するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、多数の被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを効率良く測定することが可能な寸法測定装置を提供することである。
この発明のもう1つの目的は、多数の被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを効率良く測定することが可能な寸法測定方法を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面による寸法測定装置は、実質的に円形状の外周面を有する被測定物を転がり運動させるためのベース部材と、被測定物がベース部材を転がり運動する間に、被測定物の転がり運動の回転中心線に直交する方向から被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを測定する測定手段とを備えている。測定手段は、被測定物の回転中心線に直交する方向からレーザ光を照射する照射部と、照射部から照射されたレーザ光を受光する受光部とを含む。
この第1の局面による寸法測定装置では、上記のように、被測定物の転がり運動の回転中心線に直交する方向から被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを測定する測定手段を設けることによって、その測定手段により、容易に、被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを測定することができる。また、被測定物が転がり運動する間に、被測定物の測定を行うことによって、被測定物を固定部材などに固定した状態で測定を行う場合に比べて、被測定物の固定部材への取付作業および固定部材からの取外し作業を行う必要がない。これにより、多数の被測定物を測定する場合にも、被測定物に次々と転がり運動させるだけで、全ての被測定物の測定を行うことができるので、多数の被測定物の測定を効率良く行うことができる。その結果、容易に、製造された被測定物の全数検査を行うことができる。また、レーザ光を照射する照射部と、レーザ光を受光する受光部とにより、容易に、かつ、正確に被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを測定することができる。
この場合、好ましくは、照射部から照射されたレーザ光は、被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みよりも大きな幅を有し、レーザ光の被測定物による遮光部分の幅を、被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みの測定値とする。このように構成すれば、1つの照射部のみを用いて、被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを測定することができるので、装置を複雑化させることなく、被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを測定することができる。また、レーザ光の被測定物による遮光部分の幅を、被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みの測定値とすることによって、レーザ光を用いて、容易に、被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを算出することができる。
上記照射部および受光部を含む構成において、好ましくは、被測定物を誘導するガイド部材をさらに備え、被測定物は、ガイド部材により誘導されながら、照射部と受光部との間を転がり運動する。このように構成すれば、ガイド部材により、容易に、被測定物を照射部および受光部の間で転がり運動させることができる。
上記照射部および受光部を含む構成において、好ましくは、レーザ光の照射部側の第1位置に設けられ、転がり運動される被測定物を検知するための第1光センサと、レーザ光の受光部側の第2位置に設けられ、転がり運動される被測定物を検知するための第2光センサとをさらに備え、測定手段は、被測定物が第1光センサにより検知される第1位置と、被測定物が第2光センサにより検知される第2位置との間で、被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを測定する。このように構成すれば、第1光センサの第1位置と第2光センサの第2位置との間隔を調節することにより、容易に、被測定物の測定区間を設定することができる。
上記第1の局面による寸法測定装置において、好ましくは、被測定物は、測定手段により測定される際に、少なくとも1回転する。このように構成すれば、被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを、被測定物の全周に渡って測定することができる。
上記第1の局面による寸法測定装置において、好ましくは、ベース部材は、傾斜面を含み、被測定物の転がり運動は、被測定物が傾斜面を転がり落ちることにより行われる。このように構成すれば、重力の作用により、被測定物がベース部材の傾斜面を容易に転がり落ちるので、被測定物が転がり運動するための駆動源を設ける必要がない。これにより、装置を簡略化することができる。また、ベース部材の傾斜面の傾斜角度を調節するだけで、容易に、被測定物の転がり速度を調節することができる。
この場合、好ましくは、ベース部材の傾斜面の上手方向に設けられ、被測定物を連続して供給する供給部と、ベース部材の傾斜面の下手方向に設けられ、被測定物を回収する回収部とをさらに備えている。このように構成すれば、傾斜面の上手方向に設けられた供給部により供給された被測定物が傾斜面を転がり落ちた後、傾斜面の下手方向に設けられた回収部により回収される動作を連続して行うことができるので、容易に、複数の被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを連続して測定することができる。
上記回収部を含む構成において、好ましくは、回収部により回収された被測定物を被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みに基づいて複数のグループに選別する選別手段をさらに備える。このように構成すれば、選別手段により、回収部により回収された被測定物が自動的に複数のグループに選別されるので、作業者が被測定物の選別作業を行う必要がない。これにより、作業者の負担を軽減することができる。
この発明の第2の局面による寸法測定方法は、ベース部材により実質的に円形状の外周面を有する被測定物を転がり運動させるステップと、被測定物がベース部材を転がり運動する間に、被測定物の転がり運動の回転中心線に直交する方向から被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを測定するステップとを備えている。被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを測定するステップは、被測定物の回転中心線に直交する方向からレーザ光を照射するステップと、照射されたレーザ光を受光するステップとを含む。
この第2の局面による寸法測定方法では、上記のように、被測定物の転がり運動の回転中心線に直交する方向から被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを測定することによって、容易に、被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを測定することができる。また、被測定物が転がり運動する間に、被測定物の厚みを測定することによって、被測定物を固定部材などに固定した状態で測定する場合に比べて、被測定物の固定部材への取付作業および固定部材からの取外し作業を行う必要がない。これにより、多数の被測定物を測定する場合にも、被測定物に次々と転がり運動させるだけで、全ての測定物を測定することができるので、多数の被測定物を効率良く測定することができる。その結果、容易に、製造された被測定物の全数検査を行うことができる。
上記第2の局面による寸法測定方法において、好ましくは、被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを測定するステップは、被測定物の回転中心線に直交する方向から被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みよりも大きな幅を有するレーザ光を照射するステップと、照射されたレーザ光を受光するステップと、レーザ光の被測定物による遮光部分の幅を被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みの測定値とするステップとを含む。このように構成すれば、レーザ光を照射するとともに、照射されたレーザ光を受光することによって、容易に、かつ、正確に被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを測定することができる。また、被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みよりも大きな幅を有するレーザ光を照射することによって、1つのレーザ光を照射するだけで、被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを測定することができるので、装置を複雑化させることなく、被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを測定することができる。また、レーザ光の被測定物による遮光部分の幅を、被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みの測定値とすることによって、レーザ光を用いて、容易に、被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを算出することができる。
上記第2の局面による寸法測定方法において、好ましくは、ベース部材は、傾斜面を含み、被測定物に転がり運動させるステップは、被測定物を傾斜面の上方向から下方向に転がらせることにより転がり運動させるステップを含む。このように構成すれば、重力の作用により、被測定物をベース部材の傾斜面の上方向から下方向に容易に転がらせることができるので、被測定物に転がり運動させるための駆動源を設ける必要がない。これにより、装置を簡略化することができる。また、ベース部材の傾斜面の傾斜角度を調節するだけで、容易に、被測定物の転がり速度を調節することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態による寸法測定装置の全体構成を示した斜視図である。図2〜図4は、図1に示した一実施形態による寸法測定装置の測定機構部を示した図である。図5は、図1に示した一実施形態による寸法測定装置により測定される薄型リング状磁石(ワーク)を示した斜視図である。図6〜図8は、図1に示した一実施形態による寸法測定装置の選別機構部による選別動作を説明するための図である。まず、図1〜図8を参照して、本実施形態による寸法測定装置1の全体構成について説明する。
本実施形態による寸法測定装置1は、薄型リング状磁石(ワーク)100の厚み(図5のtにより規定される寸法)を測定するとともに、測定結果に基づいてワーク100を良品と不良品とに選別するために設けられている。なお、薄型リング状磁石(ワーク)100は、本発明の「被測定物」の一例である。また、寸法測定装置1の測定対象となる標準的なワーク100の寸法は、図5に示すように、外径(D1により規定される寸法)が約40mm、内径(D2により規定される寸法)が約20mm、厚み(tにより規定される寸法)が約2mmである。寸法測定装置1は、図1に示すように、供給機構部2と、測定機構部3と、選別機構部4とから構成されている。なお、供給機構部2は、本発明の「供給部」の一例であり、選別機構部4は、本発明の「選別手段」の一例である。供給機構部2は、測定機構部3にワーク100を1つずつ連続して供給するために設けられている。この供給機構部2は、振動を用いてワーク100を連続的に供給可能なパーツフィーダ(図示せず)と、パーツフィーダに接続された搬送路21とを備えている。ワーク100は、供給機構部2の搬送路21上を水平状態(横倒しの状態)で搬送される。
測定機構部3は、供給機構部2から供給されたワーク100の厚み(図5参照)を測定するために設けられている。この測定機構部3は、図1に示すように、水平状態で配置された下板31と、下板31の上方に傾斜して配置された上板32と、下板31および上板32を支持する4つの支柱33、34、35および36とを備えている。支柱35および36には、切欠35aおよび36aが形成されている。また、図2に示すように、上板32の長手方向の側面には、支柱35および36の切欠35aおよび36aを介して2つの角度調節ネジ37が取り付けられている。この角度調節ネジ37を切欠35aおよび36a内で上下方向に移動可能に構成することによって、上板32の下板31に対する傾斜角度を容易に調節することが可能になる。
ここで、本実施形態では、図1に示すように、上板32の上面には、方向規制部材51と、ベース部材52と、2つの支持部材53aおよび53bと、一対のガイド部材54と、レーザ投光器55と、レーザ受光器56と、一対の光センサ57とが取り付けられている。なお、レーザ投光器55は、本発明の「照射部」および「測定手段」の一例であり、レーザ受光器56は、本発明の「受光部」および「測定手段」の一例である。方向規制部材51は、方向転換部51aと、一対の側面支持部51bと、底面支持部51cとを含んでいる。この方向転換部51aは、供給機構部2の搬送路21の端部近傍に配置されており、搬送路21から水平状態(横倒しの状態)で供給されたワーク100を垂直状態に移行する機能を有している。また、方向転換部51aには、上板32に取り付けられた一対の光センサ57による光が透過可能なように、一対の光センサ57に対応する位置に、一対の貫通孔51dが設けられている。また、一対の側面支持部51bは、ワーク100の側面100aを挟み込むように、所定の間隔を隔てて垂直方向に配置されている。また、底面支持部51cは、上板32と同じ角度で傾斜して形成されており、底面支持部51cの上面を移動するワーク100を転がり運動させる機能を有している。
また、本実施形態では、ベース部材52は、図2に示すように、上板32のほぼ中央位置に取り付けられている。このベース部材52は、図4に示すように、平板状で、上板32と同じ角度で傾斜して形成されている。ベース部材52は、ワーク100の回転中心が直線を描くようにベース部材52の上面をワーク100に転がり運動させる機能を有している。なお、ベース部材52の上面は、本発明の「傾斜面」の一例である。2つの支持部材53aおよび53bは、図2に示すように、一対のガイド部材54の両端を支持するために設けられている。一対のガイド部材54は、図2および図4に示すように、所定の間隔を隔てて互いに並行した状態でベース部材52の上方に配置されている。この一対のガイド部材54は、ベース部材52の上面を転がり運動するワーク100が転倒することなく直進するようにワーク100を誘導するために設けられている。なお、一対のガイド部材54により形成される隙間の幅を調整することによって、種々の厚みを有するワーク(被測定物)に対応することが可能になる。また、一対のガイド部材54には、図2に示すように、ガイド部材54の矢印A方向側(レーザ投光器55側)および矢印B方向側(レーザ受光器56側)に、それぞれ、透過型の一対の光センサ58および透過型の一対の光センサ59が取り付けられている。なお、一対の光センサ58および59は、本発明の「第1光センサ」および「第2光センサ」の一例である。この一対の光センサ58および59は、一対のガイド部材54に誘導されてベース部材52上を転がり運動するワーク100を検知するために設けられている。また、一対の光センサ58および59によって、測定機構部3のワーク100に対する測定を行う範囲(区間)が規定されている。本実施形態では、光センサ58および59の間の間隔は、ワーク100の外周の長さよりも僅かに大きくなるように設定されている。すなわち、ワーク100が、光センサ58に対応するベース部材52上の位置から光センサ59に対応するベース部材52上の位置まで移動する間に少なくとも1回転するように、光センサ58および59を配置している。また、光センサ58および59の間の間隔を調整することによって、種々の直径を有するワーク(被測定物)に対応することが可能になる。
また、本実施形態では、レーザ投光器55は、図4に示すように、ベース部材52の傾斜の上手方向(矢印A方向)側に配置され、レーザ受光器56は、ベース部材52の傾斜の下手方向(矢印B方向)側に配置されている。レーザ投光器55から出射されたレーザ光110は、ベース部材52と、一対のガイド部材54との間を進行した後、レーザ受光器56により受光されるように構成されている。本実施形態では、レーザ光110は、ベース部材52の上面と並行に、かつ、ベース部材52の上面と約0.5mm〜1mmの間隔を隔てて進行するように設定されている。これにより、レーザ光110がワーク100の最外周よりも中心に近い部分に照射されるので、ワーク100の外周部分に面取加工などが施されていたとしても、ワーク100の正確な厚みを測定することが可能になる。また、レーザ投光器55から出射されたレーザ光110は、図3に示すように、ワーク100の厚み(図5参照)よりも大きな幅を有している。また、一対の光センサ57は、図1に示すように、搬送路21から落下するワーク100を方向転換部51aの一対の貫通孔51dを介して検知することによって、搬送路21からワーク100が正常に供給されているか否かを検知するために設けられている。また、上板32には、図1〜図4に示すように、ベース部材52とレーザ受光器56との間の位置に、開口部32aが形成されている。なお、開口部32aは、本発明の「回収部」の一例である。この開口部32aは、ベース部材52の上面を転がり落ちてきたワーク100を上板32の下方に落下させるために設けられている。
また、選別機構部4は、測定機構部3の測定結果に基づく演算装置(図示せず)の判断により、ワーク100を良品と不良品とに選別するために設けられている。この選別機構部4は、図1に示すように、上板32の下方に配置されており、下板31の上面に取り付けられた支持板41に支持されている。また、選別機構部4は、良品収容部42と、互いに対向して配置された不良品収容部43および44とを備えている。良品収容部42は、予め設定された数値範囲内の厚みを有するワーク100を収容するために設けられている。また、不良品収容部43は、予め設定された数値範囲よりも大きい厚みを有するワーク100を収容するために設けられており、不良品収容部44は、予め設定された数値範囲よりも小さい厚みを有するワーク100を収容するために設けられている。良品収容部42は、下板31および支持板41に支持された滑り板42aと、滑り板42aの端部近傍に設置された良品収容箱42bとを含んでいる。滑り板42aは、図4および図6に示すように、滑り板42aの上端部分が上板32の開口部32aの下方に位置するように配置されている。
また、不良品収容部43は、図1および図6〜図8に示すように、駆動源としてのエアシリンダ43aと、駆動伝達部材43bと、取付部材43cと、滑り板43dと、不良品収容箱43eとを含んでいる。エアシリンダ43aには、図7に示すように、ピストンロッド43fが内蔵されている。このピストンロッド43fは、駆動伝達部材43bに接続されている。駆動伝達部材43bは、エアシリンダ43aの駆動力を、取付部材43cを介して、滑り板43dに伝達する機能を有している。取付部材43cは、図6〜図8に示すように、駆動伝達部材43bの上部に取り付けられ、滑り板43dの下面を支持している。滑り板43dは、エアシリンダ43aの駆動力によって、開口部32aから落下してきた予め設定された数値範囲よりも大きい厚みのワーク100を受け取ることが可能な受取位置(図7参照)と、開口部32aの下方から退避した退避位置(図6参照)との間を移動可能に構成されている。不良品収容箱43eは、支持板41の一方端に取り付けられており、滑り板43dを滑り落ちてきた予め設定された数値範囲よりも大きい厚みのワーク100を収容するために設けられている。
また、不良品収容部44は、上記した不良品収容部43と同様の構成を有している。すなわち、不良品収容部44は、図1および図6〜図8に示すように、駆動源としてのエアシリンダ44aと、駆動伝達部材44bと、取付部材44cと、滑り板44dと、不良品収容箱44eとを含んでいる。エアシリンダ44aには、図8に示すように、ピストンロッド44fが内蔵されている。このピストンロッド44fは、駆動伝達部材44bに接続されている。駆動伝達部材44bは、エアシリンダ44aの駆動力を、取付部材44cを介して、滑り板44dに伝達する機能を有している。取付部材44cは、図6〜図8に示すように、駆動伝達部材44bの上部に取り付けられ、滑り板44dの下面を支持している。滑り板44dは、エアシリンダ44aの駆動力によって、開口部32aから落下してきた予め設定された数値範囲よりも小さい厚みのワーク100を受け取ることが可能な受取位置(図8参照)と、開口部32aの下方から退避した退避位置(図6参照)との間を移動可能に構成されている。不良品収容箱44eは、支持板41の他方端に取り付けられており、滑り板44dを滑り落ちてきた予め設定された数値範囲よりも小さい厚みのワーク100を収容するために設けられている。
次に、図1〜図4および図6〜図8を参照して、本実施形態による寸法測定装置1の動作について詳細に説明する。まず、図1に示す供給機構部2の搬送路21上を水平状態で搬送された薄型リング状磁石(ワーク)100は、方向規制部材51の方向転換部51a内に落下する。そして、搬送路21から落下したワーク100は、方向転換部51aにより水平状態から垂直状態に移行する。その後、一対の側面支持部51bにより垂直状態を維持しつつ、傾斜した底面支持部51cの上面を転がり運動しながら移動する。そして、方向規制部材51の底面支持部51cからベース部材52の上面に落下したワーク100は、図2および図4に示すように、一対のガイド部材54により誘導されながら、ベース部材52上を矢印B方向に転がり運動する。
そして、ワーク100が一対のガイド部材54に取り付けられた一対の光センサ58に検知されることにより、測定機構部3によるワーク100の厚みの測定が開始される。具体的には、図3に示すように、レーザ投光器55からレーザ受光器56に向かって照射されている幅の大きいレーザ光110の一部を、ベース部材52上を転がり運動するワーク100が遮断する。そして、レーザ受光器56が一部を遮断されたレーザ光110を受光する。そして、レーザ光110の遮断された部分の幅が、ワーク100のレーザ光110が照射されている部分の厚みとして測定される。さらに、図4に示すように、ワーク100がベース部材52上を矢印B方向に転がり運動しながら移動する。これにより、ワーク100の回転中心から同じ半径位置で、ワーク100が転がり運動した分だけ周方向にずれた位置の部分がレーザ投光器55からのレーザ光110を遮断する。そして、レーザ光110の遮断された部分の幅が、ワーク100の回転中心から同じ半径位置で、ワーク100が転がり運動した分だけ周方向にずれた部分の厚みとして測定される。そして、ワーク100が1回転して一対のガイド部材54に取り付けられた一対の光センサ59に検知されることにより、ワーク100の全周に渡る厚みの測定が終了する。
そして、直ちに、ワーク100の全周に渡る厚みの測定結果が演算装置(図示せず)に送られ、測定されたワーク100の厚みが予め設定された範囲内にあるか否かが判断される。一方、ワーク100は、ベース部材52上をさらに矢印B方向に転がり運動しながら移動する。
次に、演算装置の判断に基づいて、選別機構部4による選別動作が行われる。すなわち、測定機構部3により測定されたワーク100の厚みが予め設定された数値範囲内にある場合は、図6に示すように、不良品収容部43および44のエアシリンダ43aおよび44aが駆動しない。そして、この場合、ベース部材52の下端部に移動したワーク100は、開口部32aから落下して、滑り板42a上を滑り落ちて良品収容箱42b内に移動する。また、測定機構部3により測定されたワーク100の厚みが予め設定された数値範囲よりも大きい場合は、図7に示すように、不良品収容部43のエアシリンダ43aのピストンロッド43fが矢印C方向に駆動される。これにより、エアシリンダ43aの駆動力がピストンロッド43f、駆動伝達部材43bおよび取付部材43cを介して滑り板43dに伝達され、滑り板43dが図7の矢印C方向に移動する。そして、この場合、ベース部材52の下方向の端部に移動したワーク100は、開口部32aから落下して、滑り板43d上を滑り落ちて不良品収容箱43e内に移動する。この後、エアシリンダ43aのピストンロッド43fが矢印C方向とは反対方向に戻される。
また、測定機構部3により測定されたワーク100の厚みが予め設定された数値範囲よりも小さい場合は、図8に示すように、不良品収容部44のエアシリンダ44aのピストンロッド44fが矢印D方向に駆動される。これにより、エアシリンダ44aの駆動力がピストンロッド44f、駆動伝達部材44bおよび取付部材44cを介して滑り板44dに伝達され、滑り板44dが図8の矢印D方向に移動する。そして、この場合、ベース部材52の下端部に移動したワーク100は、開口部32aから落下して、滑り板44d上を滑り落ちて不良品収容箱44e内に移動する。この後、エアシリンダ44aのピストンロッド44fが矢印D方向とは反対方向に戻される。このようにして、寸法測定装置1によるワーク100の厚みの測定動作および選別動作が行われる。
なお、本実施形態による寸法測定装置1では、測定機構部3による測定が終了したワーク100が開口部32aから落下する時点で、すでに、次の測定対象のワーク100が供給機構部2の搬送路21から供給されている。これにより、寸法測定装置1は、途切れることなく連続してワーク100の測定を行う。
本実施形態では、上記のように、薄型リング状磁石(ワーク)100が転がり落ちるベース部材52の傾斜の上手方向(図4の矢印A方向)および下手方向(図4の矢印B方向)にレーザ投光器55およびレーザ受光器56を設けることによって、レーザ投光器55からレーザ受光器56に向かって照射されるワーク100の厚みよりも幅の大きいレーザ光110の一部をワーク100が遮断するので、容易に、ワーク100の厚みを測定することができる。
また、本実施形態では、上記のように、ワーク100がベース部材52上を転がり運動する間に、ワーク100の厚みの測定を行うことによって、ワーク100を固定部材などに固定した状態で厚みの測定を行う場合に比べて、ワーク100の固定部材への取付作業および固定部材からの取外し作業を行う必要がない。これにより、多数のワーク100を測定する場合にも、ワーク100に次々と転がり運動させるだけで、全てのワーク100の測定を行うことができるので、多数のワーク100の測定を効率良く行うことができる。その結果、容易に、製造されたワーク100の全数検査を行うことができる。
また、本実施形態では、上記のように、ワーク100の厚みよりも大きな幅を有するレーザ光110をレーザ投光器55から出射することによって、1つのレーザ投光器55のみを用いて、ワーク100の厚みを測定することができるので、寸法測定装置1を複雑化させることなく、ワーク100の厚みを測定することができる。
また、本実施形態では、上記のように、測定機構部3の上板32の開口部32aから落下したワーク100を、選別機構部4により、設定範囲内の厚みを有するワーク100と、設定範囲内よりも大きい厚みを有するワーク100と、設定範囲内よりも小さい厚みを有するワーク100とに自動的に選別することによって、作業者がワーク100の選別作業を行う必要がないので、作業者の負担を軽減することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、光センサ58と光センサ59との間の間隔をワークの外周の長さよりも僅かに大きくなるように設定することにより、ワークが光センサ58に対応するベース部材上の位置から光センサ59に対応するベース部材上の位置まで移動する間に1回転する例について示したが、本発明はこれに限らず、光センサ58と光センサ59との間の間隔をより大きくすることにより、ワークが光センサ58に対応するベース部材上の位置から光センサ59に対応するベース部材上の位置まで移動する間に1回転以上するようにしてもよい。たとえば、光センサ58と光センサ59との間の間隔をワークの外周の長さの2倍になるように設定することにより、ワークが光センサ58に対応するベース部材上の位置から光センサ59に対応するベース部材上の位置まで移動する間に2回転するようにしてもよい。この場合、ベース部材を上下二段の階段状に構成することによって、ワークがベース部材の一段目を移動する際に、ワークの外周近傍の厚みを全周に渡って測定し、ワークがベース部材の二段目を移動する際に、ワークの回転中心付近の厚みを全周に渡って測定することが可能になる。なお、ワークを複数回回転させるとともに、ベース部材を複数段の階段状に構成すれば、さらに、ワークの様々な部分の厚みを全周に渡って測定することが可能になる。また、レーザ投光器およびレーザ受光器を上下方向に移動可能に構成すれば、ワークが複数回回転する間に、ワークの外周近傍の厚みや中心近傍の厚みを含む様々な部分の厚みを全周に渡って測定することが可能になる。また、上下方向に複数個のレーザ投光器およびレーザ受光器を設置しても、同様の効果を得ることが可能である。
また、上記実施形態では、ワークの厚みを測定する手段として、レーザ投光器およびレーザ受光器を用いる例について説明したが、本発明はこれに限らず、CCDカメラなどを用いてワークの厚みを測定してもよい。
また、上記実施形態では、本発明の寸法測定装置の測定対象として、厚みの小さい薄型リング状磁石からなるワークを用いる例について説明したが、本発明はこれに限らず、薄型以外の厚みの大きい深型や、リング状以外の円盤状や、円筒形状または円柱形状など、転がり運動することが可能な形状の物体であれば、測定対象として用いることができる。
また、上記実施形態では、ワークの厚みよりも大きな幅を有するレーザ光をレーザ投光器から出射する例について示したが、本発明はこれに限らず、ワークの厚みよりも小さな幅を有するレーザ光をレーザ投光器から出射してもよい。この場合、複数のレーザ投光器から複数本のレーザ光を出射させることによって、ワークの厚みを測定すればよい。
本発明の一実施形態による寸法測定装置の全体構成を示した斜視図である。 図1に示した一実施形態による寸法測定装置の測定機構部を示した平面図である。 図2に示した一実施形態による寸法測定装置の測定機構部からガイド部材を取り外した状態を示した平面図である。 図2中の200−200線に沿った断面図である。 図1に示した一実施形態による寸法測定装置により測定される薄型リング状磁石(ワーク)を示した斜視図である。 図1に示した一実施形態による寸法測定装置の選別機構部による選別動作を説明するための図である。 図1に示した一実施形態による寸法測定装置の選別機構部による選別動作を説明するための図である。 図1に示した一実施形態による寸法測定装置の選別機構部による選別動作を説明するための図である。
符号の説明
1 寸法測定装置
2 供給機構部(供給部)
4 選別機構部(選別手段)
32a 開口部(回収部)
52 ベース部材
54 ガイド部材
55 レーザ投光器(照射部、測定手段)
56 レーザ受光器(受光部、測定手段)
58 光センサ(第1光センサ)
59 光センサ(第2光センサ)
100 薄型リング状磁石、ワーク(被測定物)
110 レーザ光

Claims (11)

  1. 実質的に円形状の外周面を有する被測定物を転がり運動させるためのベース部材と、
    前記被測定物が前記ベース部材を転がり運動する間に、前記被測定物の転がり運動の回転中心線に直交する方向から前記被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを測定する測定手段とを備え
    前記測定手段は、前記被測定物の回転中心線に直交する方向からレーザ光を照射する照射部と、前記照射部から照射された前記レーザ光を受光する受光部とを含む、寸法測定装置
  2. 前記照射部から照射された前記レーザ光は、前記被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みよりも大きな幅を有し、
    前記レーザ光の前記被測定物による遮光部分の幅を、前記被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みの測定値とする、請求項に記載の寸法測定装置。
  3. 前記被測定物を誘導するガイド部材をさらに備え、
    前記被測定物は、前記ガイド部材により誘導されながら、前記照射部と前記受光部との間を転がり運動する、請求項またはに記載の寸法測定装置。
  4. 前記レーザ光の照射部側の第1位置に設けられ、前記転がり運動される被測定物を検知するための第1光センサと、前記レーザ光の受光部側の第2位置に設けられ、前記転がり運動される被測定物を検知するための第2光センサとをさらに備え、
    前記測定手段は、前記被測定物が前記第1光センサにより検知される前記第1位置と、前記被測定物が前記第2光センサにより検知される前記第2位置との間で、前記被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを測定する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の寸法測定装置。
  5. 前記被測定物は、前記測定手段により測定される際に、少なくとも1回転する、請求項1〜のいずれか1項に記載の寸法測定装置
  6. 前記ベース部材は、傾斜面を含み、
    前記被測定物の転がり運動は、前記被測定物が前記傾斜面を転がり落ちることにより行われる、請求項1〜のいずれか1項に記載の寸法測定装置。
  7. 前記ベース部材の傾斜面の上手方向に設けられ、前記被測定物を連続して供給する供給部と、
    前記ベース部材の傾斜面の下手方向に設けられ、前記被測定物を回収する回収部とをさらに備える、請求項に記載の寸法測定装置。
  8. 前記回収部により回収された前記被測定物を前記被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みに基づいて複数のグループに選別する選別手段をさらに備える、請求項に記載の寸法測定装置。
  9. ベース部材により実質的に円形状の外周面を有する被測定物を転がり運動させるステップと、
    前記被測定物が前記ベース部材を転がり運動する間に、前記被測定物の転がり運動の回転中心線に直交する方向から前記被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを測定するステップとを備え
    前記被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを測定するステップは、
    前記被測定物の回転中心線に直交する方向からレーザ光を照射するステップと、
    前記照射されたレーザ光を受光するステップとを含む、寸法測定方法。
  10. 前記被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みを測定するステップは、
    前記被測定物の回転中心線に直交する方向から前記被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みよりも大きな幅を有するレーザ光を照射するステップと、
    前記照射されたレーザ光を受光するステップと、
    前記レーザ光の前記被測定物による遮光部分の幅を前記被測定物の回転中心線に沿った方向の厚みの測定値とするステップとを含む、請求項に記載の寸法測定方法。
  11. 前記ベース部材は、傾斜面を含み、
    前記被測定物に転がり運動させるステップは、前記被測定物を前記傾斜面の上方向から下方向に転がらせることにより転がり運動させるステップを含む、請求項または10に記載の寸法測定方法。
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