JP4451890B2 - 内線領域管理装置及び内線領域管理方法 - Google Patents

内線領域管理装置及び内線領域管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、内線領域管理装置及び内線領域管理方法に関するものである。
近年、携帯電話機といった移動通信端末を、内線通信端末(内線通話や内線通信が可能な端末)としても利用できるサービスが普及しつつある。これに伴い、内線通信端末として利用可能な領域を制限できるサービスが望まれている。より具体的に言うと、複数のオフィスが入ったビルにおいて、エントランスがある1階フロアではビル内のオフィスに勤務する人全員に内線通信を許可し、2階以上の各フロアでは一部の人のみ、すなわち当該フロアに入っているオフィスの勤務者のみに内線通信を許可するようなサービスである。
ところで、移動通信端末の一つとして、下記の特許文献1に記載されたものがある。この移動通信端末は、基地局のセル内に入ると、この基地局から識別コードを取得する。格納部には、通信を許可する基地局の識別コードがユーザによって予め格納されており、取得した基地局の識別コードが格納部に格納されている場合、移動通信端末は通信を開始する。
ここで、基地局が内線通信に対応したものであり、且つ、セル範囲が比較的狭いとすると、この基地局を各フロアにそれぞれ設置することにより、上記のサービスを実現することが可能となる。
特開2004−242021号公報
特許文献1に記載の移動通信端末が内線通信を行えるセルは、格納部に格納された識別コードに対応する基地局のセルである。格納部への格納は、ユーザが移動通信端末を操作することにより行われる。したがって、例えば、全てのフロアに設置された基地局の識別コードを格納部に格納するよう、ユーザが移動通信端末を操作した場合には、ユーザのオフィスが入っていないフロアでも内線通信が可能となってしまう。このような事態を防止するためには、内線通信端末として利用可能な領域を移動通信端末以外で管理することが望ましい。
そこで本発明では、移動通信端末を内線通信端末として利用できる領域を管理可能な内線領域管理装置及び内線領域管理方法を提供することを目的とする。
本発明の内線領域管理装置は、(1)移動通信端末を特定するための端末識別情報および、当該移動通信端末を内線通信端末として利用可能なセルを特定するための利用可セル識別情報を対応付けて格納した格納手段と、(2)ユーザの移動通信端末を特定するための端末識別情報を受信する受信手段と、(3)受信手段がユーザの移動通信端末の端末識別情報を受信すると、当該端末識別情報と対応付けられた利用可セル識別情報を格納手段から抽出する抽出手段と、(4)抽出手段により抽出された利用可セル識別情報に基づき、ユーザの移動通信端末が在圏しているセルが、ユーザの移動通信端末を内線通信端末として利用できるセルである場合には、内線通信端末としての利用を許可する旨を示す内線情報を生成し、ユーザの移動通信端末が在圏しているセルが、ユーザの移動通信端末を内線通信端末として利用できないセルである場合には、内線通信端末としての利用を禁止する旨を示す内線情報を生成する情報生成手段と、(5)情報生成手段により生成された内線情報をユーザの移動通信端末に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の内線領域管理装置によれば、受信部がユーザの移動通信端末の端末識別情報を受信するので、ユーザの移動通信端末を特定することができる。格納手段には、端末識別情報と利用可セル識別情報とを対応付けて格納しておくので、移動通信端末で内線通信をすることができるセルを、内線領域管理装置側が事前に把握しておくことができる。抽出手段が、受信した端末識別情報をもとに格納手段から利用可セル識別情報を抽出し、情報生成手段が、抽出した利用可セル識別情報に基づいて内線情報を生成する。そのため、ユーザが在圏しているセルにおいて、ユーザの移動通信端末は内線通信端末として利用可能か否かを、内線領域管理装置側で判断することができる。このように、本発明の内線領域管理装置を用いれば、内線通信端末として利用可能な領域を管理することが可能となる。
また、本発明の内線領域管理装置では、情報生成手段は、ユーザの移動通信端末の端末識別情報が格納手段に格納されていない場合には、内線通信端末としての登録が済んでいない旨を示す内線情報を生成することが好ましい。この場合、内線通信端末として登録が済んでいない移動通信端末に対しても内線情報を送信ことができるので、内線通信の不正利用をより確実に防止することができる。
ところで、本発明は、上記のように内線領域管理装置の発明として記述できる他に、以下のように内線領域管理方法の発明としても記述することができる。これらはカテゴリが異なるだけで、実質的に同一の発明であり、同様の作用及び効果を奏する。
すなわち、本発明の内線領域管理方法は、移動通信端末を特定するための端末識別情報および、当該移動通信端末を内線通信端末として利用可能なセルを特定するための利用可セル識別情報を対応付けて格納した格納ステップと、ユーザの移動通信端末を特定するための端末識別情報を受信する受信ステップと、受信ステップにて受信したユーザの移動通信端末の端末識別情報と対応付けられた利用可セル識別情報を格納ステップで格納されたものの中から抽出する抽出ステップと、抽出ステップにて抽出した利用可セル識別情報に基づき、ユーザの移動通信端末が在圏しているセルが、ユーザの移動通信端末を内線通信端末として利用できるセルである場合には、内線通信端末としての利用を許可する旨を示す内線情報を生成し、ユーザの移動通信端末が在圏しているセルが、ユーザの移動通信端末を内線通信端末として利用できないセルである場合には、内線通信端末としての利用を禁止する旨を示す内線情報を生成する情報生成ステップと、情報生成ステップで生成した内線情報をユーザの移動通信端末に送信する送信ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、移動通信端末を内線通信端末として利用できる領域を管理することが可能となる。
以下、図面とともに本発明に係る内線領域管理装置の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明による内線領域管理装置の実施形態の構成を示す図である。内線領域管理装置1は、ユーザの移動通信端末を内線通信端末として利用可能な領域を管理する装置である。内線領域管理装置1は、より具体的には交換機であり、図1に示すように、基地局制御装置40を介して基地局20に接続されている。なお、基地局制御装置40の機能を内線領域管理装置1に入れて一つの装置としてもよい。
基地局20は、内線用アンテナ30及び基地局制御装置40と通信を行う部分である。基地局20は、機能的には、受信部21と、報知情報生成部22と、送信部23とを備えている。
基地局20は、複数の内線用アンテナ30と通信可能に接続されている。基地局20は、複数のオフィスが入ったビルの屋上等に配設されている。
基地局20の報知情報生成部22は、内線対応通知を含む報知情報を生成する部分である。ここで、内線対応通知とは、内線用アンテナ30の形成するセルが、内線による通信(本実施形態では内線通話)に対応している旨を示すものである。報知情報生成部22は、内線対応通知を含む報知情報として、OFFICEEDビットが1である報知情報を生成する。なお、内線による通信に対応していない基地局は、OFFICEEDビットがゼロである報知情報を生成する。報知情報生成部22は、生成した報知情報を、送信部23を介して複数の内線用アンテナ30に送信する。
受信部21は、内線用アンテナ30及び基地局制御装置40から送信された種々の情報を受信する部分である。より具体的には、受信部21は、内線用アンテナ30を介して、報知情報を受信したユーザの携帯電話機50(移動通信端末)から端末ID(端末識別情報)を受信する。ここで、端末IDとは、ユーザの携帯電話機50を識別するための情報であって、例えば「09001234567」といった情報である。また、受信部21は、内線用アンテナ30から在圏セルID(在圏セル識別情報)を受信する。ここで、在圏セルIDとは、ユーザの携帯電話機50が在圏するセルを特定するための情報であって、例えば「XXX_30A」といった情報である。在圏セルID「XXX_30A」は、ユーザの携帯電話機50が内線用アンテナ30Aの形成するセルに在圏していることを示している。受信部21は、受信した端末IDと在圏セルIDとを、送信部23を介して基地局制御装置40に送信する。
受信部21は、基地局制御装置40から送信された内線情報を受信する。ここで、内線情報とは、ユーザの携帯電話機50を内線電話機(内線通信端末)として利用できるか否かを示す情報である。受信部21は、受信した内線情報を、ユーザの携帯電話機50の在圏しているセルの内線用アンテナ30Aに、送信部23を介して出力する。
内線用アンテナ30は、ユーザの携帯電話機50との間で種々の情報を送受信するものである。内線用アンテナ30は、内線による通信に対応している。内線用アンテナ30は、基地局20が配設されたビルの各フロアにそれぞれ設置されている。各内線用アンテナ30の形成するセルは、設置されたフロアをカバーしている。
内線用アンテナ30は、内線対応通知を送信する。より具体的には、内線用アンテナ30は、内線対応通知を含む報知情報を基地局20から受信し、この報知情報を、自身の形成するセル内に位置する全ての通信端末に対して、ブロードキャストにより送信する。ブロードキャストによって送信することで、送り先の情報を報知情報に含める必要がなくなる。そのため、報知情報の情報量を少なくすることができ、通信回線の有効利用を図ることができる。
内線用アンテナ30のうち、ユーザの携帯電話機50が在圏するセルの内線用アンテナ30Aは、内線対応通知を含む報知情報を受信したユーザの携帯電話機50から、この携帯電話機50の端末IDを受信する。内線用アンテナ30Aは、受信した端末IDと共に、ユーザの携帯電話機50が在圏しているセル、すなわち内線用アンテナ30Aが形成するセル、を特定する在圏セルIDを基地局20に送信する。また、内線用アンテナ30Aは、基地局20から送信された内線情報を受信する。内線用アンテナ30Aは、受信した内線情報をユーザの携帯電話機50に送信する。
基地局制御装置40は、ユーザの携帯電話機50の在圏セルにおいて、この携帯電話機50を内線電話機として利用できるか否かを判定するものである。基地局制御装置40は、基地局20及び内線領域管理装置1と通信可能に接続されている。
基地局制御装置40は、機能的には、受信部41と、在圏セル格納部42と、判定部43と、送信部44とを備えている。
受信部41は、基地局20及び内線領域管理装置1から種々の情報を受信する部分である。より具体的には、受信部41は、基地局20から端末IDと在圏セルIDとを受信する。受信部41は、受信した在圏セルIDを在圏セル格納部42に格納し、受信した端末IDを送信部44を介して内線領域管理装置1に送信する。
受信部41は、内線領域管理装置1から内線情報を受信する。受信部41は、受信した内線情報を、送信部44を介して基地局20に転送する。また、受信部41は、内線領域管理装置1から利用可セル情報も受信する。ここで、利用可セル情報とは、利用可セルID(利用可セル識別情報)を含む情報である。利用可セルIDとは、ユーザの携帯電話機50を内線電話機として利用可能なセルを特定するための情報であって、内線領域管理装置1の抽出部12により抽出されたものである。利用可セルIDについては、後に詳しく述べる。受信部41は、受信した利用可セル情報を判定部43に出力する。
判定部43は、在圏セルIDと利用可セル情報とに基づき、ユーザの携帯電話機50が、今在圏しているセルにおいて内線電話機として利用できるか否かを判定する部分である。より具体的には、判定部43は、受信部41から出力された利用可セル情報を受け取る。判定部43は、利用可セル情報に含まれる利用可セルIDと、在圏セル格納部42に格納された在圏セルIDとを照合する。その結果、利用可セルIDに在圏セルIDが含まれている場合には、内線電話機としての利用が可能である旨を示す判定情報を生成する。利用可セルIDに在圏セルIDが含まれていない場合には、内線電話機としての利用が不可能である旨を示す判定情報を生成する。判定部43は、生成した判定情報を、送信部44を介して内線領域管理装置1に送信する。
内線領域管理装置1は、基地局制御装置40と通信可能に接続されている。内線領域管理装置1は、機能的には、受信部11(受信手段)と、抽出部12(抽出手段)と、登録情報格納部13(格納手段)と、情報生成部14(情報生成手段)と、送信部15(送信手段)とを備えている。
図2は、内線領域管理装置1のハードウェア構成を示す図である。図2に示されるように、内線領域管理装置1は、物理的にはCPU100、主記憶装置であるRAM101及びROM102、ハードディスク等の補助記憶装置103、データ送受信デバイスである通信モジュール104等を備えている。図2に示されるRAM101及びROM102あるいは補助記憶装置103から取り出した命令をCPU100で実行し、当該実行結果に応じて通信モジュール104を動作させたり、RAM101、ROM102、及び補助記憶装置103にデータを書き込んだり読み込んだりすることにより、図1に示される受信部11、抽出部12、登録情報格納部13、情報生成部14、及び送信部15といった機能的な構成要素が実現される。
受信部11は、基地局制御装置40から種々の情報を受信する部分である。より具体的には、受信部11は、基地局制御装置40及び基地局20を介して、ユーザの携帯電話機50から端末IDを受信する。受信部11は、受信した端末IDを抽出部12に出力する。また、受信部11は、基地局制御装置40から判定情報を受信する。受信部11は、受信した判定情報を情報生成部14に出力する。
抽出部12は、受信部11がユーザの携帯電話機50の端末IDを受信すると、この端末IDと対応付けられた利用可セルIDを登録情報格納部13から抽出する部分である。より具体的には、抽出部12は、受信部11により出力された端末IDを受け取ると、登録情報格納部13を検索し、この端末IDが登録情報格納部13に格納されているか否かを判断する。端末IDが登録情報格納部13に格納されている場合には、この端末IDと対応付けられた利用可セルIDを抽出する。抽出部12は、抽出した利用可セルIDを含む利用可セル情報を、送信部15を介して基地局制御装置40に送信する。抽出部12は、端末IDが登録情報格納部13に格納されていない場合には、その旨の通知を情報生成部14に出力する。
登録情報格納部13には予め、端末IDと、当該端末IDにより特定される携帯電話機を内線電話機として利用可能なセルを特定する利用可セルIDとが対応付けて格納されている。図3は、登録情報格納部13に格納されている情報の例を示す図である。図3に示される例によれば、登録情報格納部13には、例えば端末ID「09001234567」と、利用可セルID「XXX_30A」,「XXX_30C」,「XXX_30D」とが対応付けて格納されている。これは、端末ID「09001234567」で特定される携帯電話機は、内線用アンテナ30A,30C,30Dが形成するセルにおいて内線電話機として利用できることを示している。抽出部12は、受信部11から端末ID「09001234567」を受け取った場合には、利用可セルID「XXX_30A」,「XXX_30C」,「XXX_30D」が含まれる利用可セル情報を基地局制御装置40に送信する。
情報生成部14は、抽出部12により抽出された利用可セルIDに基づき、ユーザの携帯電話機50の在圏しているセルでユーザの携帯電話機50を内線電話機として利用できると判断した場合には、内線電話機としての利用を許可する旨を示す内線情報を生成し、ユーザの携帯電話機50が在圏しているセルでユーザの携帯電話機50を内線電話機として利用できないと判断した場合には、内線電話機としての利用を禁止する旨を示す内線情報を生成する部分である。
より具体的には、情報生成部14は、受信部11により出力された判定情報と、抽出部12により出力された通知とを受け取る。判定情報により、内線電話機としての利用が可能であると判断した場合には、情報生成部14は内線電話機としての利用を許可する旨を示す内線情報を生成する。判定情報により、内線電話機としての利用が不可能であると判断した場合には、情報生成部14は内線電話機としての利用を禁止する旨を示す内線情報を生成する。抽出部12から、端末IDが登録情報格納部13に格納されていない旨を示す通知を受け取った場合には、情報生成部14は内線電話機としての登録が済んでいない旨を示す内線情報を生成する。情報生成部14により生成された内線情報は、送信部15を介して基地局制御装置40に送信される。
続いて、本実施形態における内線領域管理装置1の動作について説明する。
図4は、ユーザの携帯電話機50が内線電話機として登録されていない場合における、内線領域管理装置1の処理を示す図である。内線領域管理装置1の処理を説明するにあたり、ユーザの携帯電話機50について説明する。ユーザの携帯電話機50は、内線電話機としての機能を有する端末である。ユーザの携帯電話機50を内線電話機として使用するには、事前の登録が必要であり、更に携帯電話機50の内線表示機能を手動で「ON」にしておく必要がある。内線表示機能は、ユーザの携帯電話機50が内線電話機としての登録が済んでいない場合であっても、「ON」にすることができる。ここでは、内線電話機としての登録が済んでいないにも関わらず、内線表示機能が「ON」となっている場合について、説明する。
基地局20は、OFFICEEDビットが1である報知情報を報知情報生成部22にて生成し、送信部23を介して複数の内線用アンテナ30に送信する。内線用アンテナ30は、OFFICEEDビットが1である報知情報をブロードキャストによって送信する(ステップS1)。
内線表示機能が「ON」になっているユーザの携帯電話機50は、OFFICEEDビットが1である報知情報を受信すると、在圏するセルの内線用アンテナ30Aに対して携帯電話機50の端末ID「09056789012」を送信する。なお、内線表示機能が「OFF」になっている携帯電話機では、報知情報に含まれるOFFICEEDビットは無視される。そのため、内線表示機能が「OFF」になっている携帯電話機では、内線電話機としての利用に係る処理がなされることはない。
内線用アンテナ30Aは、ユーザの携帯電話機50から端末ID「09056789012」を受信する(ステップS2)。内線用アンテナ30Aは、受信した端末ID「09056789012」と共に、在圏セルID「XXX_30A」を基地局20に送信する。基地局20の受信部21は、内線用アンテナ30Aにより送信された端末ID「09056789012」及び在圏セルID「XXX_30A」を受信する。そして、受信した端末ID「09056789012」及び在圏セルID「XXX_30A」を、送信部23を介して基地局制御装置40に送信する(ステップS3)。
基地局制御装置40の受信部41は、基地局20により送信された端末ID「09056789012」及び在圏セルID「XXX_30A」を受信する(ステップS4)。受信部41は、受信した在圏セルID「XXX_30A」を在圏セル格納部42に格納し(ステップS5)、端末ID「09056789012」を送信部44を介して内線領域管理装置1に送信する(ステップS6)。
内線領域管理装置1の受信部11は、基地局制御装置40から端末ID「09056789012」を受信する(ステップS7)。そして、受信した端末ID「09056789012」を抽出部12に出力する。抽出部12は、登録情報格納部13を検索して、受信部11から受け取った端末ID「09056789012」が登録情報格納部13に格納されているか否かを判断する(ステップS8)。端末ID「09056789012」が登録情報格納部13に格納されていないと判断すると、その旨の通知を情報生成部14に出力する。
情報生成部14は、抽出部12により出力された通知を受け取ると、内線電話機としての登録が済んでいない旨を示す内線情報を生成する(ステップS9)。情報生成部14が生成した内線情報は、送信部15により基地局制御装置40に送信される(ステップS10)。基地局制御装置40は、内線情報を基地局20に転送する。
基地局20の受信部21は、内線電話機としての登録が済んでいない旨を示す内線情報を受信する(ステップS11)。受信部21は、受信した内線情報を、ユーザの携帯電話機50が在圏しているセルの内線用アンテナ30Aに、送信部23を介して送信する。内線用アンテナ30Aは、基地局20から受信した内線情報をユーザの携帯電話機50に送信する(ステップS12)。
ユーザの携帯電話機50は、内線電話機としての登録が済んでいない旨を示す内線情報を内線用アンテナ30Aから受信する。そして、「内線電話機としての登録が済んでいません」というメッセージを画面に表示する。メッセージを表示した後、ユーザの携帯電話機50は、内線表示機能を「ON」から「OFF」とする処理を行う。内線表示機能が「OFF」となった携帯電話機50では、OFFICEEDビットが1である報知情報を受信しても、端末IDを内線用アンテナ30Aに送信することが無くなる。
図5は、ユーザの携帯電話機50が内線電話機として登録されている場合における、内線領域管理装置1の処理を示す図である。なお、ユーザの携帯電話機50の内線表示機能は「ON」となっている。
基地局20は、OFFICEEDビットが1である報知情報を報知情報生成部22にて生成し、送信部23を介して複数の内線用アンテナ30に送信する。内線用アンテナ30は、報知情報をブロードキャストによって送信する(ステップS20)。
内線表示機能が「ON」になっているユーザの携帯電話機50は、OFFICEEDビットが1である報知情報を受信すると、在圏するセルの内線用アンテナ30A(すなわち現在ユーザのいるフロアに設置された内線用アンテナ30A)に対して、携帯電話機50の端末ID「09012345678」を送信する。
内線用アンテナ30Aは、ユーザの携帯電話機50から端末ID「09012345678」を受信する(ステップS21)。内線用アンテナ30Aは、受信した端末ID「09012345678」と共に、在圏セルID「XXX_30A」を基地局20に送信する。基地局20は、内線用アンテナ30Aにより送信された端末ID「09012345678」及び在圏セルID「XXX_30A」を受信すると、これらを基地局制御装置40に送信する(ステップS22)。
基地局制御装置40の受信部41は、基地局20により送信された端末ID「09012345678」及び在圏セルID「XXX_30A」を受信する(ステップS23)。受信部41は、受信した在圏セルID「XXX_30A」を在圏セル格納部42に格納し(ステップS24)、受信した端末ID「09012345678」を送信部44を介して内線領域管理装置1に送信する(ステップS25)。
内線領域管理装置1の受信部11は、基地局制御装置40から端末ID「09012345678」を受信する(ステップS26)。受信部11は、受信した端末ID「09012345678」を抽出部12に出力する。抽出部12は、受信部11から受け取った端末ID「09012345678」をもとに登録情報格納部13を検索する(ステップS27)。そして、端末ID「09012345678」と対応付けられた利用可セルIDを登録情報格納部13から抽出する(ステップS28)。抽出部12は、抽出した利用可セルIDを含む利用可セル情報を、送信部15を介して基地局制御装置40に送信する(ステップS29)。
基地局制御装置40の受信部41は、内線領域管理装置1から利用可セル情報を受信する(ステップS30)。受信部41は、受信した利用可セル情報を判定部43に出力する。判定部43は、受信部41から利用可セル情報を受け取ると、この利用可セル情報に含まれる利用可セルIDと、在圏セル格納部42に格納された在圏セルID「XXX_30A」とを照合する(ステップS31)。照合の結果、利用可セルIDに在圏セルID「XXX_30A」が含まれている場合には、内線電話機としての利用が可能である旨を示す判定情報を生成する。利用可セルIDに在圏セルID「XXX_30A」が含まれていない場合には、内線電話機としての利用が不可能である旨を示す判定情報を生成する(ステップS32)。判定部43は、生成した判定情報を、送信部44を介して内線領域管理装置1に送信する(ステップS33)。
内線領域管理装置1の受信部11は、基地局制御装置40により送信された判定情報を受信し(ステップS34)、これを情報生成部14に出力する。情報生成部14は、受信部11により出力された判定情報を受け取る。情報生成部14は、判定情報が内線電話機としての利用が可能である旨を示す場合には、内線電話機としての利用を許可する旨を示す内線情報を生成する。また、判定情報が、内線電話機としての利用が不可能である旨を示す場合には、情報生成部14は内線電話機としての利用を禁止する旨を示す内線情報を生成する(ステップS35)。情報生成部14は、生成した内線情報を、送信部15を介して基地局制御装置40に送信する(ステップS36)。基地局制御装置40は、内線情報を基地局20に転送する。
基地局20の受信部21は、内線情報を受信する(ステップS37)。受信部21は、受信した内線情報を、ユーザの携帯電話機50の在圏しているセルの内線用アンテナ30Aに送信部23を介して送信する。内線用アンテナ30Aは、基地局20から受信した内線情報をユーザの携帯電話機50に送信する(ステップS38)。
ユーザの携帯電話機50は、内線用アンテナ30Aから内線情報を受信する。ユーザの携帯電話機50は、内線情報が、内線電話機としての利用を許可する旨を示す場合には、例えば「圏内」を示す内線通信用のマークを表示する。内線情報が、内線電話機としての利用を禁止する旨を示す場合には、例えば「圏外」を示す内線通信用のマークを表示する。「圏内」を示す内線通信用のマークが表示されたユーザの携帯電話機50では、現在いるフロアにおいて内線通話を行うことができる。
以上述べたようなステップS20〜S38の一連の処理を繰り返すことによって、ユーザが移動した場合にも、移動先で内線通信が可能か否かを判断することができる。
本実施形態の作用効果について説明する。上述のように、本実施形態の内線領域管理装置1では、受信部11がユーザの携帯電話機50の端末IDを受信するので、ユーザの携帯電話機50を特定することができる。登録情報格納部13に端末ID及び利用可セルIDを対応付けて格納しておくので、内線領域管理装置1側で、ユーザの携帯電話機50を内線電話機として利用できるセルを事前に把握しておくことができる。また、抽出部12が受信した端末IDをもとに登録情報格納部13から利用可セルIDを抽出し、かかる利用可セルIDに基づいて情報生成部14が内線情報を生成する。このため、今ユーザが在圏しているセルで、ユーザの携帯電話機50が内線電話機として利用できるか否かを、内線領域管理装置1側で判断することができる。したがって、複数のオフィスが入ったビルにおいて、エントランスがある1階フロアではビル内のオフィスに勤務する人全員が、また2階以上の各フロアでは当該フロアに入っているオフィスの勤務者のみが、それぞれ自身の携帯電話機を内線電話機として使用できるよう、内線領域管理装置1側で管理することが可能となる。
また、本実施形態にかかる内線領域管理装置1では、ユーザの携帯電話機50の端末IDが登録情報格納部13に格納されていない場合には、情報生成部14は、内線電話機としての利用を禁止する旨を示す内線情報を生成する。この場合、内線電話機として登録が済んでいない携帯電話機に対しても内線情報を送信することとなるので、内線通話の不正利用をより確実に防止することができる。
本発明の実施形態に係る内線領域管理装置の構成を示す図である。 内線領域管理装置のハードウェア構成を示す図である。 登録情報格納部に格納されている情報の例を示す図である。 ユーザの携帯電話機が内線電話機として登録されていない場合における、内線領域管理装置の処理を示す図である。 ユーザの携帯電話機が内線電話機として登録されている場合における、内線領域管理装置の処理を示す図である。
符号の説明
1・・・内線領域管理装置、11・・・受信部、12・・・抽出部、13・・・登録情報格納部、14・・・情報生成部、15・・・送信部、20・・・基地局、21・・・受信部、22・・・報知情報生成部、23・・・送信部、30・・・内線用アンテナ、40・・・基地局制御装置、41・・・受信部、42・・・在圏セル格納部、43・・・判定部、44・・・送信部、50・・・携帯電話機。

Claims (3)

  1. 移動通信端末を特定するための端末識別情報および、当該移動通信端末を内線通信端末として利用可能なセルを特定するための利用可セル識別情報を対応付けて格納した格納手段と、
    基地局で生成され、該基地局と通信する内線用アンテナからブロードキャスト送信された、内線通信に対応していることを示す内線対応通知を含む報知情報を受信したユーザの移動通信端末から、該移動通信端末を特定するための端末識別情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された端末識別情報と対応付けられた利用可セル識別情報を前記格納手段から抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された利用可セル識別情報に基づき、前記ユーザの移動通信端末が在圏しているセルで移動通信端末を内線通信端末として利用できると判断した場合には、内線通信端末としての利用を許可する旨を示す内線情報を生成し、前記ユーザの移動通信端末が在圏しているセルで移動通信端末を内線通信端末として利用できないと判断した場合には、内線通信端末としての利用を禁止する旨を示す内線情報を生成する情報生成手段と、
    前記情報生成手段により生成された内線情報を前記ユーザの移動通信端末に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする内線領域管理装置。
  2. 前記情報生成手段は、前記ユーザの移動通信端末の端末識別情報が前記格納手段に格納されていない場合には、内線通信端末としての登録が済んでいない旨を示す内線情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の内線領域管理装置。
  3. 内線領域管理装置により実行される内線領域管理方法であって、
    移動通信端末を特定するための端末識別情報および、当該移動通信端末を内線通信端末として利用可能なセルを特定するための利用可セル識別情報を対応付けて、前記内線領域管理装置の格納手段に格納する格納ステップと、
    基地局で生成され、該基地局と通信する内線用アンテナからブロードキャスト送信された、内線通信に対応していることを示す内線対応通知を含む報知情報を受信したユーザの移動通信端末から、該移動通信端末を特定するための端末識別情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにて受信された端末識別情報と対応付けられた利用可セル識別情報を前記格納手段から抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにて抽出した利用可セル識別情報に基づき、前記ユーザの移動通信端末が在圏しているセルが、移動通信端末を内線通信端末として利用できるセルであると判断した場合には、内線通信端末としての利用を許可する旨を示す内線情報を生成し、前記ユーザの移動通信端末が在圏しているセルが、移動通信端末を内線通信端末として利用できないセルであると判断した場合には、内線通信端末としての利用を禁止する旨を示す内線情報を生成する情報生成ステップと、
    前記情報生成ステップにて生成された内線情報を前記ユーザの移動通信端末に送信する送信ステップと、
    含むことを特徴とする内線領域管理方法。
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