JP4451830B2 - PoE(PowerOverEthernet(登録商標))システム - Google Patents

PoE(PowerOverEthernet(登録商標))システム Download PDF

Info

Publication number
JP4451830B2
JP4451830B2 JP2005275005A JP2005275005A JP4451830B2 JP 4451830 B2 JP4451830 B2 JP 4451830B2 JP 2005275005 A JP2005275005 A JP 2005275005A JP 2005275005 A JP2005275005 A JP 2005275005A JP 4451830 B2 JP4451830 B2 JP 4451830B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
poe
power
supply
power supply
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005275005A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007088809A (ja
Inventor
浩之 石毛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alaxala Networks Corp
Original Assignee
Alaxala Networks Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alaxala Networks Corp filed Critical Alaxala Networks Corp
Priority to JP2005275005A priority Critical patent/JP4451830B2/ja
Publication of JP2007088809A publication Critical patent/JP2007088809A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4451830B2 publication Critical patent/JP4451830B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、PoE(Power Over Ethernet(登録商標))システムに係り、特に、ネットワーク信号線上等の給電手段であるPoE技術において、PoE給電電力状況を監視する電力制御部によってPoE供給装置間及びPoE供給装置内でPoE給電電力を共有すると共に、PoE供給装置間及びPoE供給装置内で給電の優先制御を行うことを実現するPoEシステムに関する。
PoE装置の方式は一般的に普及しつつあり、構成としてはPoE給電電力の送受信を行うPoE供給装置(PSE:Power Sourcing Equipment)とPoE受電装置(PD:Powered Device)との組み合わせで実現する(非特許文献1参照)。その他、基本的にはPoE供給装置は、例えば、PoE対応のネットワーク用スイッチを、また、PoE受電装置については、例えば、IP電話や無線LANのアクセスポイントを複数台接続させる動作を想定している。
図10は、PoE供給装置間のPoEシステムでの従来例の実施形態を示す従来例である。
A装置10は、給電信号12と制御信号13のやりとりを行うRJ−45 14、装置の状態を表示する表示部15、ACorDC供給部16(具体的には、例えば、給電用のコンセントをイメージ)を受ける電源装置18、PoE制御の内PSEの制御を行うPSE制御部19及び装置全体の制御を行う装置制御部21を備える。また、A装置10からPoE給電電力を受けるPoE受電装置PD1 2とPDを示す。
従来の構成では、図示のように、A装置10 1台で、PSE制御部19経由でRJ−45 14に接続されるPD1 25とPD 26に対してPoE給電電力を提供していた。
また、特許文献1には、ネットワーク中継装置に複数の端末が接続され、消費電力が変化した場合に、中継装置の給電上限値を超えることによる電力供給の停止やシステムダウン障害等の発生を防止するネットワーク中継装置が記載されている。
特開2004−200933号公報 IEEE802.3af(P2、P27〜P43、P49〜P57)
しかしながら、従来の装置では一台のPoE供給装置が複数のPoE受電装置に対してPoE給電電力を提供していたために、一台のPoE供給装置から複数のPoE受電装置に提供できるPoE給電電力の能力には限界があった。例えば、PoE供給装置としてPoE給電電力の制約事項としての最大ポート数に対して、半分程度のポートのみPoE受電装置が接続できない場合があった。
また、従来装置の場合、接続された他の装置はPoE給電電力が余っているにも拘らず、PoE供給装置間のPoE給電電力を共有するための接続ができないので、システムとして有効活用ができていなかった。
さらに、技術的には、PoE供給装置内での最大PoE給電電力には、コストや実装面から搭載可能な電源には限界があるために、装置として48ポートでPoE給電電力を提供可能としてもIEEE802.3af規格にあるClass0、3の場合(15.4(W)給電)、24ポートしかPoE給電電力を提供できないという制限事項を設けることがあり、PoE供給装置内での可能PoE給電電力を超えた場合には、優先制御により優先度の低いポートに接続されたPoE受電装置からPoE給電電力の提供を停止していた。
このため、優先度の低いポートに接続されているIP電話は、優先度の高いポートにIP電話が接続されると切り離さたり、追加でIP電話などを接続したい場合でも接続できない場合があった。
本発明は、以上の点に鑑み、接続された他の装置とのPoE給電電力を共有する接続方法を実現することで、接続された他のPoE装置はPoE給電電力が余っている場合にはPoE供給装置間のPoE給電電力の接続を実現することにより、PoE給電電力を有効活用することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するために、接続された他の装置のPoE給電電力が余っていれば貰い、自装置のPoE給電電力が余っていれば、接続された他の装置にPoE給電電力を与えるようにする。
本発明は、特に、技術的には、ネットワーク装置間及び装置内でPoE給電電力状況を監視する電力制御部によってネットワーク装置間でPoE給電電力を共有することと、優先制御を実現することで、装置レイアウトに応じて必要なPoE給電電力を共有することが可能なPoEシステムである。
本発明の特徴としては、例えば、PoE(Power Over Ethernet(登録商標))を提供する装置において、PoE供給装置間のPoE給電電力が不足または、余剰の状況に応じてPoE供給装置間にまたがるPoE給電電力を共有するための手段と、ACもしくはDC電源を取り込む手段の複数のPoE給電手段を持つことと、その複数のPoE給電電力状況をPoE供給装置間で監視する電力制御部を持つことにより、PoE供給装置間でPoE給電電力が不足した場合には、PoE供給装置間のPoE給電電力を共用することで、システム全体で必要なPoE給電電力を共有することを実現することができる。
また、本発明は、さらに、その複数のPoE給電電力状況をPoE供給装置間で監視する電力制御部と優先制御情報を格納した記憶装置を持つことで、PoE供給装置間での各ポートの優先条件により、PoE供給装置間のPoE給電電力が不足する場合には、PoE供給装置間で優先度の低いポートに接続されたPoE受電装置のPoE給電電力を停止する優先制御を行うことができる。
本発明の解決手段によると、給電信号と制御信号を含む信号の送受を行う複数ポートを有するコネクタと、
PoE(Power Over Ethernet(登録商標))受電装置への給電制御、PoE供給装置間の給電制御及び優先制御を行う電力制御部と、
前記電力制御部に電力を供給する電源装置と、
前記コネクタの各ポートに対応して、優先度と、接続された装置を示す状態情報と、供給又は受電可能な供給電力を示す給電情報とを記憶する情報テーブルと
を備えたPoE供給装置において、
他のPoE供給装置と、給電信号及び制御信号を接続するネットワークケーブルにて前記コネクタのポートを介して接続されており、PoE受電装置が前記コネクタのポートに追加接続された場合、
前記電力制御部は、
情報テーブルの状態情報にPoE受電装置が接続されたことを格納する手段と、
前記電源装置からの電力から自PoE供給装置内に必要な電力を差し引いた値を計算し、その値に基づいて、各ポートの給電値を求めて給電情報に記憶する手段と、
追加接続されたポートに対応する給電情報に示す値で、追加接続されたPoE受電装置に自PoE供給装置内で給電可能か判断する手段と、
自PoE供給装置内で給電可能と判断した場合、前記情報テーブルの優先度に従って、追加接続されたPoE受電装置に給電する手段と、
一方、自PoE供給装置内で給電不可能と判断した場合、前記情報テーブルの状態情報を参照して、他のPoE供給装置が接続されているか判断する手段と、
他のPoE供給装置が接続されていない場合は、前記情報テーブルに基づき、優先度の低いポートに接続されたPoE受電装置から順次給電を停止する手段と、
一方、他のPoE供給装置が接続されている場合には、さらに、前記情報テーブルの給電情報を参照して、他のPoE供給装置により自PoE供給装置に給電可能か判断し、給電可能な場合、接続されているPoE供給装置から必要となる給電電力が受け取れるように給電動作を行い、優先度に応じて追加接続されたPoE受電装置に電力を供給し、一方、給電不可能な場合、優先度の低いポートに接続された受電装置から順次給電電力を停止する手段と、
を備えたPoE供給装置が提供される。
本発明によれば、一台のPoE供給装置から複数台のPoE受電装置に対してPoE給電電力を供給する場合に、PoE給電電力が不足する場合でも、隣のPoE供給装置からPoE給電電力を受け取ったり、反対に隣のPoE供給装置に対してPoE給電電力を渡したりすることができるので、装置レイアウトに応じて、柔軟なPoE給電電力を共有することが実現できる。本発明によると、このことにより、一台のPoE供給装置から複数のPoE受電装置へのPoE給電電力が不足した場合でも、他のPoE供給装置からPoE受電装置にPoE給電電力を供給することが可能になるので、PoE供給装置に実装している全てのポートに接続されたPoE受電装置にPoE給電電力の供給することが可能になる。
図1は、本発明の実施の形態を示すPoEシステム構成図である。図示のPoEシステムは、一例として、PoE供給装置であるA装置10及びB装置11、PoE受電装置であるPD1 22及びPD2 23、ネットワークケーブル36を備える。このシステム構成はあくまで一例であり、PoE供給装置及びPoE受電装置の数及び接続形態は、適宜設計しうる。
A装置10は、給電信号12と制御信号13のやりとりを行うRJ−45 14、PoE供給装置の状態を表示する表示部15、PoE受電装置への給電制御、PoE供給装置間のPoE給電制御及び優先制御を行う電力制御部17、AC又はDC供給部16(具体的には、例えば、給電用のコンセントをイメージ)を受ける電源装置18、PSEの制御を行うPSE制御部19、装置全体の制御を行う装置制御部21及び各ポートのMac Addressや優先制御情報を格納するメモリ37、を備える。B装置11もA装置10と同様の構成である。
A装置10は、PoE供給装置間接続となるB装置11と、給電信号12及び制御信号13を接続するネットワークケーブル36(例えば、標準のEtherCable)にて、RJ−45 14を介して接続されていて、PoE供給装置間のPoE給電電力を共有できる構成となっている。さらにA装置10には、ネットワーケーブル36を介してPoE受電装置であるPD122及びPD2 23が接続されている。
本実施の形態では、PD1 22とPD2 23をA装置10に接続した場合には、電力制御部17にて、電源装置18にて提供されるA装置全体給電電力の内、A装置10内のPSE制御部19、装置制御部21及びメモリ37等に必要となるA装置内部給電電力を差し引いた、PoE給電電力を算出し、このPoE給電電力にてPD1 23及びPD2 23に給電可能な場合には、A装置10内のPoE給電電力にて給電を行う。なお、装置内のPoE給電電力の情報については、メモリ37に格納しておき、上記算出時には、メモリ37から電力制御部17に情報を提供する。
一方、A装置10内のPoE給電電力ではPD1 22及びPD2 23に給電できない場合には、B装置11からPoE給電電力を受け取り、A装置10に接続されているPD1 22及びPD2 23に提供する。なおこの場合は、A装置10とB装置11の2台の場合を説明しているが、実際には、2台接続に限定せず、複数台のPoE供給装置が接続可能となる。
上記の構成により、A装置10にPD1 22及びPD2 23を接続した時には、PoE給電電力をもらう側(受電側:Receive)となり、A装置10内でPoE供給電力を提供できる場合には、PD1 23及びPD2 23にPoE給電電力を提供し、A装置10内でPoE給電電力が提供できない場合には、PoE給電電力をあげる側(送電側:Send)であるB装置11より、B装置11内の電力制御部17で提供可能なPoE給電電力を算出し、このA装置10に提供可能なPoE給電電力のデータをA装置10の電力制御部17に送ることで、B装置11からA装置10に対して、PoE供給電力を提供することが可能になる。
図5は、表示部の表示イメージを示す。
表示部15では、電力制御部17にてPoE給電電力状況を随時監視することで、図示のように該当装置がPoE給電電力のPoE給電電力の受け取る側(Receive)あるいは、PoE給電電力のPoE給電電力の送る側(Send)の表示を行う制御信号を送り、使用者がひとめで装置がPoE給電電力の受け取る側あるいは、PoE給電電力の送る側を分かるようにすることができる。
図3は、メモリ37に記憶されるPoE給電電力の情報テーブルの説明図を示す。
この図は、一例として、A装置10を8ポート(Port)構成とした場合の給電信号12と制御信号13の詳細を示しており、その状態がメモリ37に情報テーブルとして記憶される。制御信号は、各装置のMac Address、優先度、給電情報、動作情報及び状態情報を含む。
「Mac Address」は、ユニークなものでPoE供給装置内の各ポートに異なるものが付与され識別用に用いるもので、Mac Addressに限らず、適宜のアドレスを用いることができる。「優先度情報」は、装置のポート番号(Port表示)と優先度(例えば、Critical、High及びLowの3段階)の情報を示し、「給電情報」は、他装置に提供又は受電できるPoE給電電力の情報を示し、「動作情報」は、装置の状態(装置内か装置間の給電)の情報を示す。「状態情報」については、装置のポートにPoE受電装置であるPDが接続されているか、PoE供給装置が接続されているかの情報を提供する。詳細は、図の下部に凡例として記載している。
給電信号である「給電値」は、実際のPoE給電電力がネットワークケーブル36を介してPoE提供装置間で送受信され、PoE提供電力が余っている装置からPoE提供電力が不足している装置に対して、PoE給電電力を提供するときの値である。
基本的に、PoE供給装置では、PoE受電装置であるPDが追加接続されて供給装置内でPoE給電電力が不足する場合には、PoE給電電力を受け取る側(Receive)となり、反対にPoE供給電力が余っていて他装置にPoE給電電力を提供することが可能な装置がPoE給電電力を送る側(Send)となる。
なお、PoE供給電力を受け取る側(Receive)とPoE供給電力を送る側(Send)の判断は、例えば、給電情報の数字が000(h)(0W)である装置Dは、装置Aに対して、PoE給電電力がなく、装置DもPoE給電電力をもらう側(Receive)となり、また、それぞれ064(h)(100W)となっている装置Bと装置Cについては、装置AにPoE給電電力を送る側(Send)となる。
図4は、本実施の形態を示すPoE制御のフローチャートである。
以下に、例えば、A装置10の電力制御部17が実行するとして、動作の概要を説明する。本実施の形態の動作としては、あるPoE供給装置にPoE受電装置であるPDを追加で接続した場合に(S103)そのPoE供給装置内で、その追加されたPoE受電装置であるPDのPoE給電電力がPoE供給装置内で給電可能であるかの判断を行う(S105)。PoE提供装置内でPoE提供電力が提供可能であれば、PoE供給装置内で優先制御を確認した後、追加PDに給電開始を行う(S107)。一方、PoE提供装置内でPoE給電電力が提供出来ない場合には、システム内でネットワークケーブルを介してPoE供給装置が複数接続されているかどうか(即ち、他のPoE供給装置が接続されているかどうか)を、PoE提供装置間で共有している制御信号に応じて判断する(S109)。複数接続でない(他のPoE供給装置が接続されていない)場合には、ステップS123に移行し、装置間で優先制御を確認して優先度の低いPDを切り離す(S123)。一方、複数接続されている場合(他のPoE供給装置が接続されている場合)には、つぎに、PoE供給装置間で給電可能かどうかの判断を行い(S115)、装置間で給電が出来ない場合(他のPoE供給装置から供給が出来ない場合)には、装置間で優先制御を確認して優先度の低いPDを切り離す(S123)。一方、PoE給電電力を提供可能であれば、Receiveと表示部15に表示を行う(S117)。ここで、必要に応じて他の装置の表示部にSendと表示する制御信号を送るようにしてもよい。その後、A装置10は、他の装置から、給電され(S119)、優先制御確認した後に(S121)追加のPDに給電開始する(S125)。
なお、表示部のReceiveとSend表示の例を示したが、その他にも各ポートの該当LEDを点灯させて、装置に接続可能なポートを示すといった方法も考えられる。
図6は、本実施の形態を示すPoE供給装置間PoE優先制御図である。PoE供給装置間の優先制御方法は以下のように考える。
例えば、ある装置のPoE給電電力を400(W)とした場合に、400(W)を超えた(閾値:(PowerLimit))場合に、PoE供給装置間の接続を行った場合には、PoE供給装置間でのPoE給電電力を共有し、例えば3つのPoE供給装置間ではPoE供給電力が1200(W)とした場合に、どの装置からどれ位のPoE給電電力が可能であるかの監視を電力制御部にて行い、PoE供給装置間の最大PoE給電電力可能容量(1200(W))を超えた(閾値(PowerLimit))場合には、各PoE供給装置間においてPoE供給電力を制限するポートの優先度の動作がスタートする。
PoE供給装置間における優先制御では、図6に示すようにPoE供給装置間優先度を持ち、PoE用給電電力の送る側と受け取る側で、例えば、後述の図7にある1:N接続の場合には、(Receive1)(Send2)(Send3)の順番で優先度があり、この優先度は、PoE供給装置間で情報を共有する。同じ優先度の場合には、予め定めた順番に従い、例えば、PoE供給装置内では、小さい番号、PoE供給装置間では、Mac Addressが小さい装置の方がそれぞれ優先度は高くなる。
(詳細動作)
図2は、実施例1を示す装置構成図(Ring構成)である。なお図示していないが基本的に実施の形態では、既に何台かのPoE受電装置であるPDがそれぞれの装置に接続されていて、追加でPoE受電装置であるPDを接続する場面を想定している。動作としては、図4のPoE制御フローチャートに従い、最初にA装置10にB装置、C装置、D装置が接続されており、この状態で受電装置であるPD1 22とPD2 23を追加で接続する場合について説明をする。情報テーブルは、初期状態の一例が、図3に示す通りであり、PDの接続により図9に示すように変更される(アンダーライン参照)。
まず、「受電装置であるPDを追加で接続:(S103)」するというのは、A装置10にPD1 22とPD2 23を接続するもので、図3の装置Aの給電信号と制御信号にある制御信号内の状態に1(h)(PD接続)がA装置10の電力制御部17を介して装置制御部21内にあるメモリ37に格納されることで、電力制御部17は、A装置10に受電装置であるPDが接続されたことを認識する。
このとき、電力制御部17は、メモリ37を参照して、図3に示すポート5、ポート7、ポート8には、それぞれ制御信号内の状態に、4(h)(C装置)、3(h)(B装置)、5(h)(D装置)がA装置10の電力制御部17を介して装置制御部21内にあるメモリ37に格納されることでA装置10にそれぞれの装置が接続されていることを認識する。
次にA装置10に接続されたPD1 22とPD2 23が「装置内で給電可能か?:(S105)」の判断を行うために、A装置10内の電力制御部17にて電源装置18からの電力からA装置10内に必要な電力を差し引いた値を計算し、その値を装置制御部17を介してメモリ37に格納する。この値が、仮に100Wとすると図9のポート2、ポート6に記載してある制御信号内の給電情報にそれぞれ、「032(h):50W」を示す値がポート2及びポート6のそれぞれのPoE給電電力として給電情報に記憶される。この値即ち、50Wで、装置内でPoE受電装置であるPD1 22及びPD2 23にPoE給電電力が可能となり、図9の制御信号内の動作が0(h):0(装置内)となり、装置間のPoE給電電力が供給可能となる。例えば、A装置10に接続されたPD1 22とPD2 23が、各受電装置からの情報又は制御信号等によりそれぞれ15WのPoE給電電力が必要とすると、PoE給電電力として50Wあるので、この場合には「装置内で給電可能か?:(S105)」の判断でYESとなり、「装置内で優先制御を確認した後、追加PDに給電開始:(S107)」するために、図9の制御信号内の優先度、図6の装置間PoE優先制御図にあるように装置A10内のポート2とポート6の優先度を装置制御部21内のメモリ37に格納してある優先度の情報により電力制御部17にて判断して、優先度が0(h):(Critical)と高い優先度のポート6に接続されたPD2 23続いて、優先度が2(h):(Low)と低いポート2に接続されたPD1 22の順番でPoE給電電力を供給する。なお、優先度が同じ場合には、ポート番号が予め定められた順番で、例えば、小さいほう(前記の場合は、最初のポート2、次にポート6の順番でPoE給電を行う。)から順番にPoE給電電力を行う。その後、追加で受電装置が接続されると「PDを追加で接続:(S103)」のフローチャートに戻る。
一方、前記「装置内で給電可能か?:(S105)」の判断で、装置内でPoE給電電力が供給できない場合、判断結果がNOとなり装置間のPoE給電電力の供給が必要となる。そこで、「複数接続か?:(S109)」のステップで、図9の制御信号内の状態で、A装置10では、3(h):(B装置)、4(h):(C装置)及び5(h):(D装置)の情報がA装置10内のメモリ37に格納されていれば、複数接続であると電力制御部17で判断を行う。この制御信号内の状態でA装置10の場合、2(h):(B装置)〜4(h):(D装置)の信号がない、即ち0(h):(接続なし)の場合には複数接続ではないということで、ステップS115ではNOとなり、優先度の低いポートに接続された受電装置であるPDから順次「装置間で優先制御を確認して優先度の低いPDを切り離す:(S123)」、即ち、PoE給電電力を停止する。
一方、複数接続であり、ステップS109の判断結果がYESの場合には、次のステップとして、「装置間で給電可能か?:(S115)」のフローに移り、図9の制御信号内の給電情報により、A装置10に接続された他のPoE供給装置のポート(この例では、ポート5、ポート7及びポート8)の少なくともひとつの給電情報が000(h):(0W)でなければ、装置間でPoE給電が可能となり、YESのプロセスとなる。すなわち、A装置10の表示部15に「Receive」と表示する(S117)。この結果、前記ポート5、ポート7に接続されたC装置30、B装置11は、A装置10に接続されたポートの制御信号又は給電情報を参照すること等により、表示部を「Send」表示に変える。なお、この制御は、制御信号の情報、又は、装置間を結ぶ適宜の制御線によるデータ伝送で電力制御部17が実行することができる。一方、そして、それぞれの装置からの制御信号内の給電情報に応じて、A装置10に必要となるPoE給電電力値が制御信号内の動作が1(h)(装置間)の状態の制御信号内の給電情報がA装置10に必要なPoE給電電力となり、装置間で接続されている装置(B装置11、C装置30及びD装置31のMac Addressの小さい装置から順番)から必要となるPoE給電電力が受け取れるように「給電:(S119)」動作を行う。
そして、「優先制御確認:(S121)」を行うために、図9にあるA装置10のようなそれぞれの装置での制御信号内の優先度、及び/又は、図6の装置間PoE優先制御図にあるようなA装置10、B装置11、C装置30及びD装置31内の優先度を、装置制御部21内のメモリ37に格納してある制御信号内の優先度の情報により、電力制御部17にて判断する。例えば、A装置10の場合では、優先度が0(h):(Critical)と高い優先度のポート6に接続されたPD2 23に続いて、優先度が2(h):(Low)と低いポート2に接続されたPD1 22の順番でPoE給電電力を供給する。装置間での優先度が同じ場合には、制御信号内のMac Addressの予め定めた順番、例えば、小さい方と、ポート番号の予め定めた順番、例えば、小さいほうが優先度が高くなるようにすればよい。その動作を確認して優先度の高いポートに接続された受電装置である「追加のPDに給電開始:(S125)」して順次給電を行う。
一方、ステップS115において、A装置10に接続された他のPoE供給装置のポート(この例では、ポート5、ポート7及びポート8)の給電情報が全て000(h):(0W)となった場合には、装置間でPoE給電ができないのでNOのプロセスとなり、優先度の低いポートに接続された受電装置であるPDから順次「装置間で優先制御を確認して優先度の低いPDを切り離す:(S123)」、即ち、PoE給電電力を停止する。この場合には図9のA装置10のようなそれぞれの装置にある制御信号内の優先度、及び/又は、図6の装置間PoE優先制御図にあるようにA装置10、B装置11、C装置30及びD装置31の優先度を、装置制御部21内のメモリ37に格納してある各装置での優先度の情報により電力制御部17にて判断する。例えば、A装置10の場合には、優先度が0(h):(Critical)と高い優先度のポート6に接続されたPD2 23に電力を供給し、続いて、優先度が2(h):(Low)と低いポート2に接続されたPD1 22の順番でPoE給電電力を切り離す。装置間での優先度が同じ場合には、制御信号内のMac Addressの予め定めた順番、例えば、小さい方とポート番号の予め定めた順番、例えば、小さいほうが優先度が高くなるようにすればよい。
上記は、最初にA装置10に受電装置であるPD1 22とPD2 23を追加で接続した場合について説明を行ったが、同様にしてB装置11、C装置30、D装置31に接続した場合も動作を行う。また、受電装置であるPD1 22〜PD8 29を同時に接続した場合には、各装置のMac Addressの小さい値より順次上記と同様に動作を行う。なお、図2(A)の構成は4装置での複数台接続を図示しているが、4装置という制限があるというのではなく、実際には台数の制約なく(N台)接続が可能とする。また、同様に、PoE受電装置であるPDについても各装置に2台追加接続した場合を示しているが、実際には台数については、装置の最大ポート数まで接続は可能とする。
図7は、実施例2を示す装置構成図(1:N構成)であり、A装置10が1、B装置11とC装置30がNとする。なお、この構成は3装置での複数台接続(1:N構成)を図示しているが、3装置という制限 があるというのではなく、台数の制約なく(N台)接続が可能とする。
実際のPoE給電電力動作としては、実施例1と同じように図4のPoE制御フローチャートにあるような動作を行う。優先制御についても前記実施例1記載のような同様の制御を行う。このPoE給電電力方法により、複数接続(1:N構成)されたPoE供給装置間のPoE供給電力を共有することが実現でき、PoE供給装置間でのPoE給電電力を共有することにより、PoE供給装置内でPoE給電電力能力を超えた装置に追加に接続されたPDに給電が可能になる。
図8は、実施例3を示す装置構成図(N:1構成)であり、A装置10とB装置11がN、C装置30が1とする。なお、この構成は3装置での複数台接続(N:1構成)を図示しているが、3装置という制限があるというのではなく、台数の制約なく(N台)接続が可能とする。
実際のPoE給電電力動作としては、実施例1と同じように図4のPoE制御フローチャートにあるような動作を行う。優先制御についても前記実施例1記載のように制御を行う。このPoE給電電力方法により、複数接続(N:1構成)されたPoE供給装置間のPoE供給電力を共有することが実現でき、PoE供給装置間でのPoE給電電力を共有することにより、PoE供給装置内でPoE給電電力能力を超えた装置に追加に接続されたPDに給電が可能になる。
本発明は、特に、PoEシステムに適用することができる。
PoEシステム構成図である。 装置構成図(Ring構成)である。 A装置の給電信号と制御信号の制御方法についての説明図である。 PoE制御フローチャートである。 表示部の表示イメージ図である。 PoE優先制御図である。 装置構成図(1:N構成)である。 装置構成図(N:1構成)である。 従来におけるシステム構成図である。 PoE供給装置間のPoEシステムでの従来例の実施形態を示す従来例である。
符号の説明
10.A装置
11.B装置
12.給電信号
13.制御信号
14.RJ−45
15.表示部
16.ACorDC供給部
17.電力制御部
18.電源装置
19.PSE制御部
21.装置制御部
22.PD1
23.PD2
24.PD3
25.PD4
26.PD5
27.PD6
28.PD7
29.PD8
30.C装置
31.D装置
32.PD1
33.PD2
34.PD3
35.PD4
36.ネットワークケーブル
37.メモリ

Claims (6)

  1. 給電信号と制御信号を含む信号の送受を行う複数ポートを有するコネクタと、
    PoE(Power Over Ethernet(登録商標))受電装置への給電制御、PoE供給装置間の給電制御及び優先制御を行う電力制御部と、
    前記電力制御部に電力を供給する電源装置と、
    前記コネクタの各ポートに対応して、優先度と、接続された装置を示す状態情報と、供給又は受電可能な供給電力を示す給電情報とを記憶する情報テーブルと
    を備えたPoE供給装置において、
    他のPoE供給装置と、給電信号及び制御信号を接続するネットワークケーブルにて前記コネクタのポートを介して接続されており、PoE受電装置が前記コネクタのポートに追加接続された場合、
    前記電力制御部は、
    情報テーブルの状態情報にPoE受電装置が接続されたことを格納する手段と、
    前記電源装置からの電力から自PoE供給装置内に必要な電力を差し引いた値を計算し、その値に基づいて、各ポートの給電値を求めて給電情報に記憶する手段と、
    追加接続されたポートに対応する給電情報に示す値で、追加接続されたPoE受電装置に自PoE供給装置内で給電可能か判断する手段と、
    自PoE供給装置内で給電可能と判断した場合、前記情報テーブルの優先度に従って、追加接続されたPoE受電装置に給電する手段と、
    一方、自PoE供給装置内で給電不可能と判断した場合、前記情報テーブルの状態情報を参照して、他のPoE供給装置が接続されているか判断する手段と、
    他のPoE供給装置が接続されていない場合は、前記情報テーブルに基づき、優先度の低いポートに接続されたPoE受電装置から順次給電を停止する手段と、
    一方、他のPoE供給装置が接続されている場合には、さらに、前記情報テーブルの給電情報を参照して、他のPoE供給装置により自PoE供給装置に給電可能か判断し、給電可能な場合、接続されているPoE供給装置から必要となる給電電力が受け取れるように給電動作を行い、優先度に応じて追加接続されたPoE受電装置に電力を供給し、一方、給電不可能な場合、優先度の低いポートに接続された受電装置から順次給電電力を停止する手段と、
    を備えたPoE供給装置。
  2. 前記情報テーブルは、
    各ポートに対応して、アドレス、優先度、給電情報、動作情報及び状態情報を含む制御信号の情報と、給電値を含む給電信号の情報とを保存し、
    前記給電情報は、他装置に提供又は受電できるPoE給電電力の情報を示し、前記動作情報は、装置の接続状態の情報を示すことを特徴とする請求項1に記載のPoE供給装置。
  3. 前記給電する手段において、追加接続されたPoE受電装置が複数ある場合、情報テーブルを参照し、制御信号内の優先度に従い、順番に受電装置に、給電開始することを特徴とする請求項1に記載のPoE供給装置。
  4. 前記給電する手段において、追加接続されたPoE受電装置が複数ある場合、ポートに予め与えられた優先順序を記憶したテーブルを参照し、その優先順序に従い、順番に受電装置に、給電開始することを特徴とする請求項1に記載のPoE供給装置。
  5. 優先度が同じ場合には、ポート番号又は情報テーブルのアドレスに従い、予め定められた順番で給電を行うことを特徴とする請求項1に記載のPoE供給装置。
  6. PoE供給装置の状態を表示する表示部をさらに備え、
    前記他の給電装置が接続されているか判断する手段において、他の装置が接続されている場合、ポートに接続された他のPoE供給装置は、情報テーブル又はネットワークケーブルの制御信号又は給電値を参照することにより、受電状態の場合には表示部を受電を示す表示とし、給電状態の場合には表示部を給電を示す表示とすることを特徴とする請求項1に記載のPoE供給装置。
JP2005275005A 2005-09-22 2005-09-22 PoE(PowerOverEthernet(登録商標))システム Expired - Fee Related JP4451830B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005275005A JP4451830B2 (ja) 2005-09-22 2005-09-22 PoE(PowerOverEthernet(登録商標))システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005275005A JP4451830B2 (ja) 2005-09-22 2005-09-22 PoE(PowerOverEthernet(登録商標))システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007088809A JP2007088809A (ja) 2007-04-05
JP4451830B2 true JP4451830B2 (ja) 2010-04-14

Family

ID=37975350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005275005A Expired - Fee Related JP4451830B2 (ja) 2005-09-22 2005-09-22 PoE(PowerOverEthernet(登録商標))システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4451830B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170046351A (ko) 2015-10-21 2017-05-02 한화테크윈 주식회사 전력 공급 제어 시스템 및 방법

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008219480A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Alaxala Networks Corp ネットワーク機器
JP5077663B2 (ja) * 2007-08-10 2012-11-21 Necインフロンティア株式会社 受電装置、給電システム、および電源管理方法
JP5228612B2 (ja) * 2008-05-14 2013-07-03 富士通株式会社 給電仲介装置、給電システム、給電仲介方法および給電方法
JP5157649B2 (ja) * 2008-06-02 2013-03-06 日本電気株式会社 電力制御システム
JP2010050519A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Nec Infrontia Corp 電話機および電話機を用いた給電方法
JP5246504B2 (ja) * 2009-03-11 2013-07-24 オムロン株式会社 機器及びネットワークシステム
JP2011103034A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Nec Corp 電源供給制御装置、電源供給システム、電源供給方法および電源供給プログラム
JP5308382B2 (ja) * 2010-03-16 2013-10-09 パナソニックEsネットワークス株式会社 ネットワーク通信装置
CN102918798B (zh) 2010-06-04 2016-04-13 皇家飞利浦电子股份有限公司 级联以太网供电系统
DE102011117589A1 (de) * 2011-11-03 2013-05-08 Knorr-Bremse Systeme für Schienenfahrzeuge GmbH Einheit mit Schaltfunktion für Ethernet
JP2014230195A (ja) * 2013-05-24 2014-12-08 日本電気株式会社 情報処理装置、ネットワークシステム、及び、プログラム
JP5984223B2 (ja) * 2014-10-15 2016-09-06 Necプラットフォームズ株式会社 供給電力増幅装置及び供給電力増幅システム
JP2016220064A (ja) * 2015-05-21 2016-12-22 ヤマハ株式会社 ネットワーク装置
US20210048871A1 (en) * 2018-02-14 2021-02-18 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Power control method and power control system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170046351A (ko) 2015-10-21 2017-05-02 한화테크윈 주식회사 전력 공급 제어 시스템 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007088809A (ja) 2007-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4451830B2 (ja) PoE(PowerOverEthernet(登録商標))システム
US20060210057A1 (en) Supplying power over four pairs of conductors in communication cable
US7240224B1 (en) Inline power based device communications
US11546178B2 (en) Method and apparatus for distributing power over communication cabling
US7788518B2 (en) Bidirectional inline power port
US8259562B2 (en) Wiring closet redundancy
EP1769315B1 (en) Improved power delivery over ethernet cables
TWI353747B (en) Inband management for power over ethernet midspans
US20140348160A1 (en) Power over ethernet management devices and connection between ethernet devices
JP2010183630A (ja) Voip電話機位置検出システム
WO2004073254A1 (en) Enabling cisco legacy power equipment to support ieee 802.3 af standard power terminals
JP2006203730A (ja) 受給電装置
WO2006126160A2 (en) Power and data transmission over ethernet network
CN103546300A (zh) 一种以太网供电方法和装置
US20090309420A1 (en) Power Over Ethernet Combiner
CN102123070A (zh) 一种实现主从框级联保护及负荷分担的系统
US7881193B2 (en) Network system
JP5101534B2 (ja) 携帯式コンピュータとip電話機で構成されたパーソナル・ネットワーク・システム
JP5984223B2 (ja) 供給電力増幅装置及び供給電力増幅システム
JPH1051979A (ja) Lan接続無停電電源装置
CN101809938A (zh) 电力线通信系统及电力线通信装置
CN112202570B (zh) 一种交换机设备及兼容供电方法
JP2006191377A (ja) 交換装置の電源制御システム
JP6744732B2 (ja) 通信装置
CN111510308A (zh) 一种数据通信设备及功率共享系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091013

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4451830

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140205

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees