JP4449359B2 - 電子機器及び情報視聴方法、並びに情報視聴システム - Google Patents

電子機器及び情報視聴方法、並びに情報視聴システム Download PDF

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本発明は、接続機器として少なくとも1つの電子機器が接続される電子機器、及びこの電子機器を用いてコンテンツを視聴させる情報視聴方法、並びに複数の電子機器が接続されて構成され、各電子機器が備える表示画面に各種コンテンツからなる情報を表示して視聴させる情報視聴システム、及び電子機器が備える表示画面に配信された各種コンテンツからなる情報を表示して視聴させる情報視聴システムに関する。
近年、例えばテレビジョン受像機や携帯情報端末機(Personal Digital Assistants;PDA)等の各種電子機器を、家庭内において所定のネットワークを用いて接続して利用する試みがなされている。このようなシステムにおいては、例えばテレビジョン受像機等の表示画面が設けられた機器に対して、放送局等から配信されたコンテンツとともに、ネットワークを介して接続された様々な機器からのビデオ入力が可能とされる。
この場合、コンテンツを受信した電子機器は、複数の情報を1つの表示画面で表示して同時視聴させるために、当該複数の情報を所定のレイアウトにしたがって表示することになる。このとき、当該電子機器における表示画面のレイアウトは、コンテンツの配信側によってプリセットされた一意的なものとなる。例えば2つの情報を表示するレイアウトとしては、図16(a)に示すように、当該2つの情報を左右2つの表示領域に表示するもの(PoutP)や、同図(b)に示すように、一方の情報を主表示領域に表示するものとしたときに当該主表示領域の中に他方の情報の表示領域を設けるもの(PinP)が一般的である。
また、PDAやいわゆるカムコーダ等においても、例えばカメラ機能を有するものであれば、その撮像した情報を表示する位置や、当該情報に付随させる字幕等のテキストを表示する位置を自由に定めることはできなかった。
このように、情報として表示画面に表示される様々なコンテンツは、通常、配信側によって定められた一意的な画サイズや表示サイズにプリセットされたものであり、受信側が自由に表示画面のレイアウトを定めることが求められている。
これに対して、近年では、表示画面のレイアウトを記述する仕組みとして、いわゆるW3C(World Wide Web Consortium)によって勧告されている言語であるいわゆるSMIL(Synchronized Multimedia Integration Language)を利用するものが提案されている。このSMILは、例えば、動画データ、静止画データ、音声データ、文字データといった各種マルチメディアデータを統合してウェブページとの同期を実現する言語であり、いわゆるXML(eXtensible Markup Language)の応用言語として位置付けられるものである。そして、このSMILは、コンテンツを、表示画面におけるどの位置に、どのタイミングで、どのくらいの時間長だけ表示するか、といった内容を制御することができるものである。具体的には、このようなSMILを利用した技術としては、例えば特許文献1に記載されたものが提案されている。
特開2002−99285号公報
具体的には、この特許文献1には、視聴者端末からの操作に応じて、用意されたマルチメディアコンテンツに含まれる複数のマルチメディア情報の各ファイル名及びその再生様式を記述してなるSMILファイルを配信元から受信する一方で、先に受信したSMILファイル記述されている各ファイル名によって特定される複数のマルチメディア情報の本体を所定のサーバから受信し、これを配信側から受信したSMILファイルに記述されている再生様式にしたがって再生するマルチメディア情報配信方法が開示されている。
ところで、上述した各種電子機器をネットワークを介して接続して利用する環境においては、例えばパーソナルコンピュータで作業しつつテレビジョン受像機の視聴を行うといったように、複数のメディアを同時に視聴する状況が発生する。このような状況においては、基本的に、メディア間の連携はとれておらず、各機器が分離した形態で放送やネットワークから配信されるコンテンツを視聴しているにすぎなかった。仮に、連携をとる方法があったとしても、独自技術であるがゆえに、例えば、メーカ間での相違が生じることが想定され、また、同一メーカであっても機器間で整合がとれない状況が生じることも想定される。
また、テレビジョン受像機をはじめとするいわゆるCE(Consumer Electronics)機器を単体で考えた場合にあっても、先に図16(a)及び同図(b)に示したように、せいぜい2つの放送からなる情報や蓄積型のコンテンツからなる情報を複数の表示領域を介して同時に視聴するにすぎず、この場合にも、単に表示数が増えただけであり、各情報が連携しているわけではなく、コンテンツの配信側によってプリセットされた範囲内でレイアウトが決定され、これにしたがい、機器側で表示方法を変更しているだけであった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、複数の電子機器間での連携を図ったレイアウトを設定することができ、複数の情報の同時視聴における新規な視聴スタイルを提供することができる電子機器及び情報視聴方法、並びに情報視聴システムを提供することを目的とする。
上述した目的を達成する本発明にかかる電子機器は、接続機器として少なくとも1つの電子機器が接続される電子機器であって、視覚的な映像情報としてのコンテンツとともに配信装置から配信された、上記接続機器のそれぞれの表示画面に表示させる上記コンテンツのレイアウトの内容を示すレイアウト情報と、上記レイアウト情報で定義された上記接続機器のそれぞれの表示画面に表示させる上記コンテンツの内容を示すコンテンツ情報とからなるレイアウト記述ファイルを読み込んで解釈するレイアウト記述ファイル解釈手段と、上記レイアウト記述ファイル解釈手段によって解釈された上記レイアウト記述ファイルに基づいて、上記コンテンツを表示させる上記接続機器のそれぞれに用いる上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報を切り出し、上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報に基づいて、ユーザによって設定操作されたレイアウトで上記接続機器のそれぞれの表示画面に上記コンテンツを表示させる制御手段とを備えることを特徴としている。
このような本発明にかかる電子機器は、各接続機器のレイアウト情報及びコンテンツ情報からなるレイアウト記述ファイルを用いることにより、このレイアウト記述ファイルに基づいて、各接続機器に表示させるべきメディア間の連携を図ったレイアウトを設定することができ、複数の情報の同時視聴における新規な視聴スタイルを提供することができる。
ここで、この本発明にかかる電子機器は、上記コンテンツを表示画面に表示する表示手段を備え、上記表示手段は、上記レイアウト記述ファイル解釈手段によって解釈された上記レイアウト記述ファイルに基づいたレイアウトで表示画面に上記コンテンツを表示する。
すなわち、この本発明にかかる電子機器は、レイアウト記述ファイルに基づいて、自己が備える表示画面に必要なコンテンツを表示するとともに、接続機器の表示画面にも必要なコンテンツをそれぞれ表示させることができる。
また、この発明に係る電子機器において、上記制御手段は、上記コンテンツを表示させる上記接続機器のそれぞれに用いる上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報を切り出して、上記接続機器用の上記レイアウト記述ファイルを作成するレイアウト記述ファイル作成手段を有する。そして、この本発明にかかる電子機器は、上記レイアウト記述ファイル作成手段によって作成された上記レイアウト記述ファイルを、上記レイアウト記述ファイルを解釈可能に構成される上記接続機器のそれぞれに対して配信する配信手段を備えることを特徴としている。
これにより、本発明にかかる電子機器から配信されたレイアウト記述ファイルを受け取った接続機器は、このレイアウト記述ファイルに基づいて、コンテンツの表示を行うことが可能となる。
また、この方法とは別の方法として、この本発明にかかる電子機器において、上記制御手段は、上記接続機器をソフトウェアレベルで仮想的なデバイスドライバと見立て、上記レイアウト記述ファイル解釈手段によって解釈された上記レイアウト記述ファイルに基づいて、上記接続機器のそれぞれの表示画面に上記コンテンツを表示させることを特徴としている。
これにより、本発明は、接続機器がレイアウト記述ファイルを解釈する環境になくとも、接続機器に対するレイアウト記述ファイルの配信元となる電子機器のみがレイアウト記述ファイルを解釈することができる環境であれば、当該接続機器のそれぞれの表示画面にコンテンツを表示させることが可能となる。
なお、上記レイアウト記述ファイルには、上記コンテンツ情報として、時間に応じてデフォルトのコンテンツから所定のコンテンツへ変化させるように定義するための時間情報が記述されており、上記制御手段は、上記時間情報に基づいて、上記接続機器のそれぞれの表示画面に表示させる上記コンテンツを変化させることもできる。
さらに、本発明にかかる電子機器は、上記レイアウト記述ファイル解釈手段によって解釈された上記レイアウト記述ファイルに記述されている上記接続機器が発見されていないものと上記制御手段によって判定した場合には、上記接続機器が発見されていない旨を上記ユーザに報知する報知手段を備えることもできる。
これにより、本発明にかかる電子機器は、コンテンツの視聴に適した接続機器が接続されていない場合であっても、その旨をユーザに適切に知らしめることが可能となる。
さらにまた、本発明にかかる電子機器において、上記制御手段は、上記ユーザに上記コンテンツを表示させる上記接続機器を選択させるとともに、選択された上記接続機器についての複数のレイアウトパターンを選択させ、これら選択された内容に応じて、上記接続機器のそれぞれの表示画面に上記コンテンツを表示させることができる。
これにより、本発明にかかる電子機器は、コンテンツを表示する電子機器の選択や、その電子機器の表示画面上でのレイアウトの選択を、ユーザが任意に行うことが可能となる。
また、本発明は、上記接続機器として、オーディオ機器を適用することもできる。この場合、本発明にかかる電子機器において、上記レイアウト記述ファイル解釈手段は、上記オーディオ機器としての接続機器のそれぞれによって処理させる聴覚的な音声情報としてのコンテンツのレイアウトの内容を示す上記レイアウト情報と、上記レイアウト情報で定義された上記接続機器のそれぞれによって処理させる上記コンテンツの内容を示す上記コンテンツ情報とからなる上記レイアウト記述ファイルを読み込んで解釈し、上記制御手段は、上記レイアウト記述ファイル解釈手段によって解釈された上記レイアウト記述ファイルに基づいて、上記接続機器のそれぞれによって上記コンテンツを出力させることになる。
これにより、本発明にかかる電子機器は、視覚的な映像情報としてのコンテンツの表示のみならず、接続されたオーディオ機器から出力される音声情報としてのコンテンツのレイアウトを例えば絶対時間や日付等によって変更することが可能となる。
なお、本発明にかかる電子機器は、テレビジョン受像機であることが望ましい。
また、上述した目的を達成する本発明にかかる情報視聴方法は、接続機器として少なくとも1つの機器が接続される電子機器を用いてコンテンツを視聴させる情報視聴方法であって、視覚的な映像情報としての上記コンテンツとともに配信装置から配信された、上記接続機器のそれぞれの表示画面に表示させる上記コンテンツのレイアウトの内容を示すレイアウト情報と、上記レイアウト情報で定義された上記接続機器のそれぞれの表示画面に表示させる上記コンテンツの内容を示すコンテンツ情報とからなるレイアウト記述ファイルを読み込んで解釈するレイアウト記述ファイル解釈工程と、上記レイアウト記述ファイル解釈工程にて解釈された上記レイアウト記述ファイルに基づいて、上記コンテンツを表示させる上記接続機器のそれぞれに用いる上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報を切り出し、上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報に基づいて、ユーザによって設定操作されたレイアウトで上記接続機器のそれぞれの表示画面にコンテンツを表示させる制御工程とを備えることを特徴としている。
このような本発明にかかる情報視聴方法は、各接続機器のレイアウト情報及びコンテンツ情報からなるレイアウト記述ファイルを用いることにより、このレイアウト記述ファイルに基づいて、各接続機器に表示させるべきメディア間の連携を図ったレイアウトを設定することを可能とし、複数の情報の同時視聴における新規な視聴スタイルを提供することを可能とする。
また、この本発明にかかる情報視聴方法において、上記制御工程は、上記コンテンツを表示させる上記接続機器のそれぞれに用いる上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報を切り出して、上記接続機器用の上記レイアウト記述ファイルを作成するレイアウト記述ファイル作成工程を有し、上記レイアウト記述ファイル作成工程にて作成された上記レイアウト記述ファイルを、上記レイアウト記述ファイルを解釈可能に構成される上記接続機器に対して配信する配信工程を備えることを特徴としている。
これにより、本発明にかかる情報視聴方法においては、電子機器から配信されたレイアウト記述ファイルを受け取った接続機器が、このレイアウト記述ファイルに基づいて、コンテンツの表示を行うことを可能とする。
また、この方法とは別の方法として、この本発明にかかる情報視聴方法において、上記制御工程では、上記接続機器をソフトウェアレベルで仮想的なデバイスドライバと見立て、上記レイアウト記述ファイル解釈工程にて解釈された上記レイアウト記述ファイルに基づいて、上記接続機器のそれぞれの表示画面に上記コンテンツを表示させることを特徴としている。
これにより、本発明にかかる情報視聴方法は、接続機器がレイアウト記述ファイルを解釈する環境になくとも、接続機器に対するレイアウト記述ファイルの配信元となる電子機器のみがレイアウト記述ファイルを解釈することができる環境であれば、当該接続機器のそれぞれの表示画面にコンテンツを表示させることが可能となる。
さらに、上述した目的を達成する本発明にかかる情報視聴システムは、複数の電子機器が接続されて構成され、各電子機器が備える表示画面に各種コンテンツからなる情報を表示して視聴させる情報視聴システムであって、少なくとも1つの電子機器と、接続機器として上記少なくとも1つの電子機器を接続し、視覚的な映像情報としての上記コンテンツとともに配信装置から配信された、上記接続機器のそれぞれの表示画面に表示させる上記コンテンツのレイアウトの内容を示すレイアウト情報と、上記レイアウト情報で定義された上記接続機器のそれぞれの表示画面に表示させる上記コンテンツの内容を示すコンテンツ情報とからなるレイアウト記述ファイルを読み込んで解釈し、解釈した上記レイアウト記述ファイルに基づいて、上記コンテンツを表示させる上記接続機器のそれぞれに用いる上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報を切り出し、上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報に基づいて、ユーザによって設定操作されたレイアウトで上記接続機器のそれぞれの表示画面に上記コンテンツを表示させる一の電子機器とを備えることを特徴としている。
このような本発明にかかる情報視聴システムは、各接続機器のレイアウト情報及びコンテンツ情報からなるレイアウト記述ファイルを用いることにより、このレイアウト記述ファイルに基づいて、一の電子機器と各接続機器とに表示させるべきメディア間の連携を図ったレイアウトを設定することができ、複数の情報の同時視聴における新規な視聴スタイルを提供することができる。
ここで、この本発明にかかる情報視聴システムにおいて、上記一の電子機器は、解釈した上記レイアウト記述ファイルに基づいたレイアウトで自己が有する表示画面に上記コンテンツを表示する。
すなわち、この本発明にかかる情報視聴システムにおいて、一の電子機器は、レイアウト記述ファイルに基づいて、自己が有する表示画面に必要なコンテンツを表示するとともに、接続機器の表示画面にも必要なコンテンツをそれぞれ表示させることができる。
また、この本発明にかかる情報視聴システムにおいて、上記一の電子機器は、上記コンテンツを表示させる上記接続機器のそれぞれに用いる上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報を切り出して、上記接続機器用の上記レイアウト記述ファイルを作成し、作成した上記レイアウト記述ファイルを、上記レイアウト記述ファイルを解釈可能に構成される上記接続機器のそれぞれに対して配信することを特徴としている。
これにより、本発明にかかる情報視聴システムにおいては、一の電子機器から配信されたレイアウト記述ファイルを受け取った接続機器が、このレイアウト記述ファイルに基づいて、コンテンツの表示を行うことが可能となる。
また、この方法とは別の方法として、この本発明にかかる情報視聴システムにおいて、上記一の電子機器は、上記接続機器をソフトウェアレベルで仮想的なデバイスドライバと見立て、解釈した上記レイアウト記述ファイルに基づいて、上記接続機器のそれぞれの表示画面に上記コンテンツを表示させること
これにより、本発明にかかる情報視聴システムにおいては、接続機器がレイアウト記述ファイルを解釈する環境になくとも、接続機器に対するレイアウト記述ファイルの配信元となる電子機器のみがレイアウト記述ファイルを解釈することができる環境であれば、当該接続機器のそれぞれの表示画面にコンテンツを表示させることが可能となる。
さらにまた、上述した目的を達成する本発明にかかる情報視聴システムは、電子機器が備える表示画面に配信された各種コンテンツからなる情報を表示して視聴させる情報視聴システムであって、互いに接続された複数の電子機器と、上記複数の電子機器のそれぞれに対して視覚的な映像情報としてのコンテンツを配信するとともに、配信先としての上記複数の電子機器のそれぞれの表示画面に表示させる上記コンテンツのレイアウトの内容を示すレイアウト情報と、上記レイアウト情報で定義された上記複数の電子機器のそれぞれの表示画面に表示させる上記コンテンツの内容を示すコンテンツ情報とからなるレイアウト記述ファイルを配信する配信装置とを備え、上記複数の電子機器は、それぞれ、上記配信装置から配信された上記レイアウト記述ファイルを読み込んで解釈し、解釈した上記レイアウト記述ファイルに基づいて必要な上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報を切り出し、上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報に基づいたユーザによって設定操作されたレイアウトで表示画面に上記コンテンツを表示することを特徴としている。
このような本発明にかかる情報視聴システムは、各電子機器のレイアウト情報及びコンテンツ情報からなるレイアウト記述ファイルを配信装置から配信することにより、このレイアウト記述ファイルに基づいて、複数の電子機器に表示させるべきメディア間の連携を図ったレイアウトを設定することができ、複数の情報の同時視聴における新規な視聴スタイルを提供することができる。
なお、本発明にかかる情報視聴システムにおいては、上記配信装置として、テレビ放送局を適用するとともに、上記複数の電子機器のうち、少なくとも1つの電子機器として、上記配信装置による放送を受信するテレビジョン受像機を適用することができる。
本発明は、レイアウト記述ファイルに基づいて、各接続機器に表示させるべきメディア間の連携を図ったレイアウトを設定することができることから、従来であれば各電子機器が各種コンテンツを別個に受信して所定の表示画面に表示していた状況に代えて、複数の情報の同時視聴における新規な視聴スタイルを提供することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施の形態は、例えば図1に示すように、テレビジョン受像機10に対して、いわゆるスマートディスプレイ等の情報処理端末20、パーソナルコンピュータ30、セットトップボックス(Set Top Box;STB)40、ビデオカセットレコーダ(Video Cassette Recorder;VCR)50、ハードディスクレコーダ60、ディスクレコーダ70、携帯情報端末機(Personal Digital Assistant;PDA)80、ゲーム機90、いわゆるカムコーダ100といった少なくとも1つの電子機器が所定のネットワークを介して接続されて構成されるテレビジョンセットシステムに適用できるものであり、テレビジョン受像機10をはじめとする各電子機器が備える表示画面に各種コンテンツからなる情報を同時に表示して視聴させる情報視聴システムである。
この情報視聴システムは、各電子機器がネットワークを介して各種コンテンツを別個に受信して所定の表示画面に表示するのみならず、当該各電子機器がネットワークを介して接続されていることを利用して、視聴者たるユーザに複数の情報の同時視聴における新規な視聴スタイルを提供するものである。特に、この情報視聴システムは、複数の情報を1つの表示画面で表示して同時視聴させるため、当該複数の情報を所定のレイアウトにしたがって表示する際に、従来はコンテンツの配信側によってプリセットされたレイアウトにしたがって表示していたところ、各電子機器間での連携を図ったレイアウトを設定することを可能としたものである。
ここで、情報視聴システムにおいては、複数の情報のレイアウトを記述したレイアウト記述言語であるXML(eXtensible Markup Language)をベースとしたいわゆるSMIL(Synchronized Multimedia Integration Language)を拡張利用することにより、システム構築を容易に実現するとともに、実装面でも曖昧さを排除することができるものである。そこで、以下では、情報視聴システムの説明に先だって、本件出願人が別途出願している本発明の前提となる技術であって、SMILを利用して各種コンテンツを同時に表示させる情報視聴システムについて簡単に説明するものとする。
まず、SMILによるレイアウト記述言語は、コンテンツの配信元たるソースとの間で信号の授受を行うためのインターフェースを選択する表示情報をいわゆるURI(Uniform Resource Identifiers)のルールにより、データベースの構造の定義とされるURIスキーマを利用して規定される。
具体的には、SMILによるレイアウト記述言語からなるレイアウト記述ファイルは、例えば図2に示すように、複数の表示領域を定義してレイアウトするヘッド要素としてのレイアウト部分111と、定義された表示領域にどのソースからの情報を表示するかを定義するとともに、他の情報を付加させるためのボディ要素としてのコンテンツ部分112とに大別される。このレイアウト記述ファイルは、レイアウト部分111とコンテンツ部分112とに大別されて構成されることにより、特定のソースからの情報の表示を定義することができることから、URIのルールを利用して自由に当該ソースからの情報を表示画面上にレイアウトすることが可能となる。
レイアウト部分111においては、その1行目に示すように、<layout type="text/smil−basic−layout">のように記述することにより、SMILで記述されたレイアウトを定義する旨を宣言し、その2行目に示すように、<root−layout width="640" height="480"/>のように記述することにより、コンテンツを表示する電子機器が備える表示画面の大きさが幅640ピクセル×高さ480ピクセルである旨を定義する。
そして、レイアウト部分111においては、その3行目乃至5行目に示すように、"region"というタグと属性idとを用いて複数の表示領域を個々に定義する。例えば、レイアウト部分111においては、その3行目に示すように、"<region id="r1"〜"と記述することにより、"r1"という表示領域を定義することができる。すなわち、この例では、"r1"、"r2"、"r3"、"r4"の4つの表示領域が定義されたことを示している。
一方、コンテンツ部分112においては、レイアウト部分111において定義された各表示領域に表示させるコンテンツを定義する。例えば、コンテンツ部分112においては、その1行目に示すように、"<video id="id1"〜region="r1"/>"と記述することにより、"r1"として定義された表示領域に"id1"として定義されるビデオ入力による情報を表示することを定義することができる。
情報視聴システムにおいては、このようなSMILによるレイアウト記述言語からなるレイアウト記述ファイルによって表示画面上のレイアウトが定義された場合には、例えば図3に示すように、4つの表示領域がレイアウトされ、各表示領域に、それぞれ、いわゆるティッカー等のテキスト情報121、ウェブ情報122、地上波放送やBS(Broadcasting Satellite)放送やCS(Communications Satellite)放送等の放送情報123、ゲーム等のビデオ入力情報124が表示されることになる。
このように、情報視聴システムにおいては、レイアウト記述ファイルによって表示画面上のレイアウトを定義し、複数のコンテンツを同時に表示させることが可能となる。
しかしながら、この情報視聴システムにおいても、コンテンツを表示する手段を有する複数の電子機器がある場合に、各電子機器が分離した形態でコンテンツを別個に表示している、という本発明の課題に対する解決がなされるわけではなく、単に1つの電子機器内で複数のコンテンツの表示を行っているのにすぎない。
そこで、本発明の実施の形態として示す情報視聴システムは、SMILを拡張することを提案し、各電子機器に表示させるべきメディア間の連携をとり、各電子機器におけるレイアウトを設定することを可能とするものである。
より具体的には、情報視聴システムは、例えば図4に示すように、家庭内で同じ居間等におかれたテレビジョン受像機10と、スマートディスプレイ等の情報処理端末20とを協調動作させ、表示画面が大きいテレビジョン受像機10では、野球放送等の様子を全画面で表示させ、ユーザの手元にあると想定される表示画面が小さい情報処理端末20では、本来であればテレビジョン受像機10の表示画面上に所定のレイアウトで表示させてもよい当該野球放送に関連するその他の付随的な情報を所定のレイアウトで表示させる、といった視聴スタイルを実現することができるものである。
以下、このような視聴スタイルを実現することができる情報視聴システムについて説明する。
この情報視聴システムは、例えば図5に示すように、テレビジョン受像機10に接続されるスマートディスプレイ等の情報処理端末20及びパーソナルコンピュータ30のそれぞれに対して、テレビジョン受像機10が、各電子機器用のレイアウト情報として、上述したSMILによるレイアウト記述言語を拡張したものを配信する構成とされる。
このレイアウト記述言語からなるレイアウト記述ファイルは、概略的には図6に示すように、当該レイアウト記述ファイルの配信元であるテレビジョン受像機10に表示させるコンテンツのレイアウトの内容を示すレイアウト情報151と、情報処理端末20に表示させるコンテンツのレイアウトの内容を示すレイアウト情報152と、パーソナルコンピュータ30に表示させるコンテンツのレイアウトの内容を示すレイアウト情報153とからなるレイアウト部分を備える。
より具体的には、このレイアウト記述ファイルは、図7に示すように、テレビジョン受像機10、情報処理端末20、及びパーソナルコンピュータ30のそれぞれについてのレイアウト情報151,152,153からなるヘッド要素としてのレイアウト部分と、レイアウト情報151,152,153のそれぞれで定義された表示領域にどのソースからの情報を表示するかを定義するコンテンツ内容を示すコンテンツ情報154,155,156からなるボディ要素としてのコンテンツ部分とに大別されて構成される。
すなわち、このレイアウト記述ファイルは、レイアウト部分における"root−layout"に、テレビジョン受像機10のレイアウト情報を記述し、また、SMILにおいてもいわゆる"multi−window"の表示で用いられている"topLayout"というタグを用い、その属性idによって電子機器を定義することにより、情報処理端末20及びパーソナルコンピュータ30のそれぞれのレイアウト情報を記述するものである。
なお、この属性idは、当該レイアウト記述ファイルの中において各電子機器のレイアウトとソースとを結び付ける役割を果たすものである。ただし、情報視聴システムにおいては、実際の電子機器とこの属性idとを結び付けるために、例えば、いわゆるUPnP(Universal Plug&Play)の仕組みの1つであってデバイスを発見するための手続きであるSSDP(Simple Service Discover Protocol)を用いて、各電子機器の名称や機能を判別し、属性idと結び付ける方法を利用すればよい。
また、レイアウト記述ファイルにおいては、先に図2に示したように、レイアウト部分で定義された各表示領域に表示すべき動画データやウェブコンテンツ等が存在する場所(ソース)を、コンテンツ情報として記述することにより、当該ソースに存在するコンテンツを表示することを定義することができる。
また、レイアウト記述ファイルにおいては、コンテンツ情報155の1行目及びコンテンツ情報156の1行目に示すように、所定の絶対時間や日付等の時間情報に基づいてデフォルトのコンテンツから所定のコンテンツへ変化させるように定義することができる。例えば、レイアウト記述ファイルにおいては、コンテンツ情報154としてデフォルトのコンテンツの内容を定義しておき、コンテンツ情報155の1行目に示すように、"<par begin="wallclock(12:30)" end="wallclock(13:30)">"と記述することにより、時刻が12時30分から13時30分までの間は、当該コンテンツ情報155で定義されたコンテンツを表示するように定義することができ、また、コンテンツ情報156の1行目に示すように、"<par begin="begin="wallclock(2003−07−28T15:30―08:00)>"と記述することにより、2003年7月28日の米国西海岸時間で15時30分から翌8時までの間は、当該コンテンツ情報156で定義されたコンテンツを表示するように定義することができる。
情報視聴システムにおいては、このようなレイアウト記述ファイルに基づいて、テレビジョン受像機10により、いわゆるDOM(Document Object Model)やSAX(Simple API for XML)等のAPI(Application Program Interface)を用いて、情報処理端末20及びパーソナルコンピュータ30のそれぞれに用いるレイアウト情報及びコンテンツ情報を切り出し、例えば図8に示すような情報処理端末20用のレイアウト記述ファイルと、例えば図9に示すようなパーソナルコンピュータ30用のレイアウト記述ファイルとを作成し、これらレイアウト記述ファイルを当該情報処理端末20及び当該パーソナルコンピュータ30のそれぞれに対して配信する。そして、情報視聴システムにおいて、情報処理端末20及びパーソナルコンピュータ30は、それぞれ、配信されたレイアウト記述ファイルに基づいて、コンテンツの表示を行うことになる。
このような情報視聴システムにおいて、テレビジョン受像機10をはじめとする各電子機器は、図10に示すように、少なくとも、各部を統括的に制御する制御手段であるCPU(Central Processing Unit)201と、各種プログラムを含む情報を格納する読み取り専用のROM(Read Only Memory)202と、ワークエリアとして機能するRAM(Random Access Memory)203と、外部のネットワークに接続するためのネットワークインターフェース204と、画像データの描き込みと表示とを同時に行うことを可能とするためのVRAM(Video RAM)205と、このVRAM205に記憶された画像データの処理及び制御を行うグラフィックコントローラ206と、コンテンツをはじめとする各種情報を表示する表示手段であるディスプレイ・デバイス207とを備え、これら各部がバス210に接続されて構成される。
CPU201は、ROM202に記録されているソフトウェアを含む各種プログラムを実行し、各部を統括的に制御する。
ROM202は、各種プログラムを含む情報を格納している。このROM202に格納されている情報は、CPU201の制御のもとに読み出される。
RAM203は、CPU201が各種プログラムを実行する際のワークエリアとして機能し、CPU201の制御のもとに、各種データを一時記憶するとともに、記憶している各種データを読み出す。
ネットワークインターフェース204は、例えば、アナログ回線、いわゆるイーサネット(登録商標)等から構成されるLAN(Local Area Network)、ISDN(Integrated Services Digital Network)、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、若しくはFTTH(Fiber To The Home)等の各種ネットワーク回線、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11a/bに準拠した無線LAN若しくはいわゆるブルートゥース(Bluetooth(登録商標))等の各種無線通信方式、又はいわゆるFOMA(登録商標)等のW−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)方式若しくはHDR(High Data Rate)等のCDMA−2000方式といった、各種ネットワークに接続するためのインターフェースであり、CPU201の制御のもとに、外部との通信を行う。
VRAM205は、画像データの描き込みと表示とを同時に行うことを可能とするために設けられるものである。このVRAM205に対する画像データの書き込み及び/又は読み出しは、グラフィックコントローラ206の制御のもとに行われる。
グラフィックコントローラ206は、CPU201の制御のもとに、VRAM205に対して画像データを書き込むとともに、VRAM205に記憶された画像データを読み出すことにより、画像データに対する処理及び制御を行う。グラフィックコントローラ206は、表示用の画像データをディスプレイ・デバイス207に供給する。
ディスプレイ・デバイス207は、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display;LCD)、プラズマ・ディスプレイ・パネル(Plasma Display Panel;PDP)、有機エレクトロルミネッセンス(Organic ElectroLuminescent)ディスプレイ、又はCRT(Cathode Ray Tube)といった、各種表示デバイスであり、CPU201の制御のもとに、グラフィックコントローラ206から供給されるテキスト情報、ウェブ情報、放送情報、ゲーム等のビデオ入力情報といったコンテンツとしての各種情報を表示画面に表示する。
このような各部を備える電子機器は、それぞれ、レイアウト記述ファイルに基づいて、コンテンツをディスプレイ・デバイス207の表示画面に表示するための所定のソフトウェアを実行する。このソフトウェアは、図11に示すような4つの階層からなるスタック構造として表すことができる。
すなわち、このソフトウェアスタックは、同図に示すように、OS(Operating System)251の上層に、ウィンドウシステム(Window System)252、ファイルシステムライブラリ(File System Library)253、及びネットワークライブラリ(Network Library)254が設けられ、これらウィンドウシステム252、ファイルシステムライブラリ253、及びネットワークライブラリ254の上層に、CSS(Cascading Style Sheets)255、XMLパーサー256、及びHTML(HyperText Markup Language)パーサー257が設けられ、さらにXMLパーサー256の上層に、SMILパーサー258、BML(Broadcast Markup Language)259、及びWML(Wireless Markup Language)260が設けられた構造とされる。
OS251は、上層に位置する各ソフトウェアと例えばインターフェース等の下層に位置するハードウェアとを総合的に管理するものである。また、ウィンドウシステム252は、ディスプレイ・デバイス207の表示画面上を複数の矩形状の表示領域に区切り、各表示領域に各情報を表示するものである。テレビジョン受像機10は、ウィンドウシステム252の上位にあるソフトウェアの制御のもとに、コンテンツとして入力された映像情報を、OS251を介して表示画面上でレイアウトすることが可能となる。
さらに、ファイルシステムライブラリ253は、ファイルとして記録されたコンテンツとしての映像情報等を収集保管するものである。さらにまた、ネットワークライブラリ254は、各ネットワークを収集保管するものである。テレビジョン受像機10は、これらファイルシステムライブラリ253及びネットワークライブラリ254により、収集された豊富な情報に基づいて、表示画面上でのコンテンツのより自由なレイアウトを行うことが可能となる。
また、CSS255は、HTMLやXML等の言語で記述された文書をデザインするためのスタイルシート言語の1つであり、表示画面上でのレイアウトされた状態でコンテンツを表示することを可能とするものである。
さらに、XMLパーサー256は、作成されたXML文書をチェックして構文解析を行い、論理的な構造を判断するものであり、HTMLパーサー257は、ネットワークライブラリ254等を介して入手したHTML文書をチェックして構文解析を行うものであり、論理的な構造を判断するものであり、SMILパーサー258は、作成されたSMIL文書をチェックして構文解析を行うものである。テレビジョン受像機10は、レイアウト記述ファイル解釈手段及びレイアウト記述ファイル作成手段としてのXMLパーサー256及びSMILパーサー258により、先に図7に示したようなレイアウト記述ファイルから各電子機器用のレイアウト情報及びコンテンツ情報を切り出し、先に図8又は図9に示したような各電子機器に配信するレイアウト記述ファイルを作成することができる。
さらにまた、BML259は、BSディジタル放送のコンテンツを記述するために用いられるXMLベースのマークアップ言語であり、表示画面上でのコンテンツのレイアウトや複数のコンテンツの関連付け等を行うために用いられるものである。テレビジョン受像機10は、このBML259により、BSディジタル放送をコンテンツのソースとして利用することが可能となる。
また、WML260は、携帯電話機等の携帯型端末によってインターネットを利用するための通信プロトコルであるWAP(Wireless Application Protocol)用の言語であり、携帯型端末からインターネットベースの情報にアクセス可能とするものである。
このようなソフトウェアを実行する電子機器のうち、テレビジョン受像機10は、図12に示すような一連の工程を経ることにより、各電子機器に対してレイアウト記述ファイルを配信する。
まず、テレビジョン受像機10は、同図に示すように、ステップS1において、CPU201の制御のもとに、XMLパーサー256及びSMILパーサー258によって先に図7に示したようなレイアウト記述ファイルを読み込んで解釈し、ステップS2において、ある電子機器についてのコンテンツ情報として上述した絶対時間や日付等の時間情報が記述されているか否かを判定する。
ここで、テレビジョン受像機10は、レイアウト記述ファイルに時間情報が記述されていないものと判定した場合には、ステップS4へと処理を移行する一方で、レイアウト記述ファイルに時間情報が記述されているものと判定した場合には、ステップS3において、CPU201の制御のもとに、レイアウト記述ファイルに記述されている時間情報に適合する時刻になったか否かを判定する。
そして、テレビジョン受像機10は、レイアウト記述ファイルに記述されている時間情報に適合する時刻になっていないものと判定した場合には、当該時刻になるまで待機する一方で、レイアウト記述ファイルに記述されている時間情報に適合する時刻になったものと判定した場合には、ステップS4において、CPU201の制御のもとに、レイアウト記述ファイルに記述されている電子機器が発見されているか否か、すなわち、当該電子機器が接続されているか否かを判定する。
ここで、テレビジョン受像機10は、レイアウト記述ファイルに記述されている電子機器が発見されていないものと判定した場合には、ステップS5へと処理を移行し、CPU201の制御のもとに、対応する電子機器が発見されていない旨を報知手段としての表示画面に表示させてユーザに報知し、ステップS6において、次の対象電子機器へと処理を切り替え、ステップS2からの処理を繰り返す。
一方、テレビジョン受像機10は、レイアウト記述ファイルに記述されている電子機器が発見されているものと判定した場合には、ステップS7において、CPU201の制御のもとに、DOMやSAX等を用いて当該電子機器に対するレイアウト情報及びコンテンツ情報を切り出し、先に図8又は図9に示したような当該電子機器用のレイアウト記述ファイルを作成し、ステップS8において、このレイアウト記述ファイルを、配信手段としてのネットワークインターフェース204を介して当該電子機器に対して配信する。
そして、テレビジョン受像機10は、ステップS9において、CPU201の制御のもとに、他の電子機器がないか否か、すなわち、ステップS1にて読み込んだレイアウト記述ファイルに他の電子機器の情報が記述されていないか否かを判定し、他の電子機器があるものと判定した場合には、再度ステップS4からの処理を繰り返す一方で、他の電子機器がないものと判定した場合には、そのまま一連の処理を終了する。
情報視聴システムにおいては、テレビジョン受像機10によってこのような一連の工程を経ることにより、各電子機器用のレイアウト記述ファイルを作成し、これらレイアウト記述ファイルを対応する各電子機器に対して配信することができる。そして、情報視聴システムにおいては、テレビジョン受像機10自身が、XMLパーサー256及びSMILパーサー258によってレイアウト記述ファイルに基づいたコンテンツの表示を行うとともに、テレビジョン受像機10から配信されたレイアウト記述ファイルを受信した各電子機器も、XMLパーサー256及びSMILパーサー258により、配信されたレイアウト記述ファイルに基づいて、コンテンツの表示を行うことになる。
以上詳細に説明したように、本発明の実施の形態として示した情報視聴システムにおいては、SMILを拡張し、各電子機器のレイアウト情報及びコンテンツ情報からなるレイアウト記述ファイルを用いることにより、このレイアウト記述ファイルに基づいて、各電子機器に表示させるべきメディア間の連携を図りつつ、各電子機器におけるレイアウトを設定することができることから、従来であれば各電子機器がネットワークを介して各種コンテンツを別個に受信して所定の表示画面に表示していた状況に代わる新たな視聴スタイルを提供することができる。このとき、この情報視聴システムにおいては、XMLをベースとするSMILをベースとしていることから、比較的容易な構成で新たな視聴スタイルを実現することができる。
このように、この情報視聴システムは、ユーザが複数の電子機器を用いた様々な視聴スタイルを自由に選択することが可能となることから、新たな商品システムを構築する指針を与えることができるものである。また、この情報視聴システムは、ネットワークに接続される電子機器を用い、地上波放送、BS放送、CS放送、さらにはウェブコンテンツを含んだネットワーク上の様々なコンテンツの融合を図ることができ、コンテンツの配信側にとっても様々なサービス展開を行うためのプラットフォームを提供することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、上述した実施の形態では、先に図11に示したように、全ての電子機器がXMLパーサー256及びSMILパーサー258を実装し、レイアウト記述ファイルを解釈してコンテンツを表示するものとして説明したが、本発明は、テレビジョン受像機10のみがXMLパーサー256及びSMILパーサー258を実装する場合であっても適用することができる。
この場合、テレビジョン受像機10は、図13に示すようなスタック構造からなるソフトウェアを実行する。すなわち、先に図11に示した構造に加え、OS251の下層に、当該テレビジョン受像機10に接続される各電子機器に対応した複数のデバイスドライバ261,262,263,264,265,・・・が設けられ、さらにこれらデバイスドライバ261,262,263,264,265,・・・の下層に、本来とは異なるシステム上で同等の機能を実現して互換性を持たせるためのデバイスドライバエミュレータレイヤ266が設けられた構造とされる。
このようなソフトウェアを実行するテレビジョン受像機10には、各電子機器がいわゆるプラグインのような形態で接続されており、当該テレビジョン受像機10は、各電子機器をソフトウェアレベルで仮想的なデバイスドライバと見立てる。そして、テレビジョン受像機10は、先に図7に示したようなレイアウト記述ファイルを解釈し、このレイアウト記述ファイルに基づいて、コンテンツの表示を行う。
このように、本発明は、全ての電子機器がXMLパーサー256及びSMILパーサー258を実装していない場合であっても、レイアウト記述ファイルの配信元となるテレビジョン受像機10がXMLパーサー256及びSMILパーサー258を実装していれば、各電子機器に対するコンテンツの表示を実現することができる。
また、本発明は、実運用上、ユーザに設定させるようにしてもよい。すなわち、本発明は、先に図7に示したようなレイアウト記述ファイルをユーザの設定操作に応じてテレビジョン受像機10等によって作成するようにすることもできる。
具体的には、情報視聴システムにおいては、図14(a)に示すように、テレビジョン受像機10の表示画面に、情報処理端末20及びパーソナルコンピュータ30といった、コンテンツを表示させる電子機器を選択可能に表示する。ユーザは、テレビジョン受像機10を操作するためのリモートコントローラ10a等を用いて、表示画面に表示された電子機器の中から設定の対象とする電子機器を選択する。また、情報視聴システムにおいては、同図(b)に示すように、テレビジョン受像機10の表示画面に、ユーザによって選択された電子機器についての複数のレイアウトパターンを選択可能に表示し、ユーザに選択させる。
このように、本発明は、これらユーザによって選択された内容に応じて、テレビジョン受像機10によってレイアウト記述ファイルを作成することにより、ユーザがリモートコントローラ10aのみの操作で、コンテンツを表示する電子機器の選択や、その電子機器の表示画面上でのレイアウトの選択を行うことが可能となる。
さらに、上述した実施の形態では、視覚的な映像情報としてのコンテンツの表示のみについて取り上げたが、本発明は、聴覚的な音声情報としてのコンテンツの聴取にも適用することができる。
例えば、本発明は、図15に示すように、テレビジョン受像機10に接続される電子機器として、当該テレビジョン受像機10に内蔵のスピーカ301,302や、いわゆる5.1ch等のマルチチャンネルサラウンドスピーカシステムを構成する複数のスピーカ303,304,305や、2ウェイスピーカシステムを構成する各スピーカ306,307や、AVアンプ308といった、各種オーディオ機器を設けた情報視聴システムであっても適用することができる。このような情報視聴システムにおいては、オーディオ機器としてのスピーカやAVアンプのそれぞれによって処理させる聴覚的な音声情報としてのコンテンツのレイアウトの内容を示すレイアウト情報と、このレイアウト情報で定義された当該スピーカやAVアンプのそれぞれによって処理させるコンテンツの内容を示すコンテンツ情報とからなるレイアウト記述ファイルを読み込んで解釈し、解釈したレイアウト記述ファイルに基づいて、絶対時間や日付等によって各スピーカやAVアンプから出力される音声情報としてのコンテンツのレイアウトを変更することが可能となる。
また、本発明は、このような用途をゲーム機等にも適用することにより、ゲーム性の向上も図ることが期待できる。
さらにまた、本発明は、配信側が先に図7に示したようなレイアウト記述ファイルを作成し、テレビジョン受像機10をはじめとする各電子機器に対して配信する構成にも適用することができる。すなわち、情報視聴システムとしては、配信装置としてのテレビ放送局が放送する際に、レイアウト記述ファイルもあわせて配信し、放送を受信したテレビジョン受像機10をはじめとする各種電子機器がレイアウト記述ファイルを読み込んで解釈するような構成とすることもできる。
また、上述した実施の形態では、テレビジョン受像機10に対して複数の電子機器が接続されたテレビジョンセットシステムを中心とした説明を行ったが、本発明は、テレビジョンセットシステム以外のシステムであってもよく、コンテンツを視聴させることを目的としたシステムであればいかなるものであっても適用することができることは勿論である。
このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
本発明の実施の形態として示す情報視聴システムの構成例を説明する図である。 本件出願人が別途出願している本発明の前提となる技術であって、SMILによるレイアウト記述言語からなるレイアウト記述ファイルの構成例を説明する図である。 図2に示すレイアウト記述ファイルによって表示画面上のレイアウトが定義された場合における表示画面上でのレイアウトの例を説明する図である。 情報視聴システムの構成例を説明する図であって、テレビジョン受像機と、情報処理端末とを協調動作させる視聴スタイルを説明するための図である。 情報視聴システムの構成例を説明する図であって、テレビジョン受像機に接続される情報処理端末及びパーソナルコンピュータのそれぞれに対して、テレビジョン受像機が、各電子機器用のレイアウト情報として、SMILによるレイアウト記述言語を拡張したものを配信する構成を説明するための図である。 図5に示す情報視聴システムにおいて用いられるレイアウト記述ファイルの構成を概略的に説明する図である。 図5に示す情報視聴システムにおいて用いられるレイアウト記述ファイルの具体的な構成例を説明する図である。 図5に示す情報視聴システムにおけるテレビジョン受像機によって作成された情報処理端末用のレイアウト記述ファイルの構成例を説明する図である。 図5に示す情報視聴システムにおけるテレビジョン受像機によって作成されたパーソナルコンピュータ用のレイアウト記述ファイルの構成例を説明する図である。 情報視聴システムを構成する各電子機器の構成を説明するブロック図である。 情報視聴システムを構成する各電子機器が実行するソフトウェアスタックの構造を説明する図である。 情報視聴システムにおけるテレビジョン受像機から各電子機器に対してレイアウト記述ファイルを配信する際の一連の工程を説明するフローチャートである。 テレビジョン受像機のみがXMLパーサー及びSMILパーサーを実装する場合における当該テレビジョン受像機が実行するソフトウェアスタックの構造を説明する図である。 ユーザによってコンテンツを表示する電子機器の選択及び当該電子機器の表示画面上でのレイアウトの選択を行う場合について説明する図であって、テレビジョン受像機の表示画面に、コンテンツを表示させる電子機器を選択可能に表示している様子を説明する図である。 ユーザによってコンテンツを表示する電子機器の選択及び当該電子機器の表示画面上でのレイアウトの選択を行う場合について説明する図であって、テレビジョン受像機の表示画面に、選択された電子機器についての複数のレイアウトパターンを選択可能に表示している様子を説明する図である。 本発明を音声情報としてのコンテンツに適用した情報視聴システムの構成例を説明する図である。 2つの情報を表示するレイアウトの例を説明する図であって、当該2つの情報を左右2つの表示領域に表示している様子を説明する図である。 2つの情報を表示するレイアウトの例を説明する図であって、一方の情報を主表示領域に表示するものとしたときに当該主表示領域の中に他方の情報の表示領域を設けて表示している様子を説明する図である。
符号の説明
10 テレビジョン受像機
10a リモートコントローラ
20 情報処理端末
30 パーソナルコンピュータ
40 セットトップボックス
50 ビデオカセットレコーダ
60 ハードディスクレコーダ
70 ディスクレコーダ
80 携帯情報端末機
90 ゲーム機
111 レイアウト部分
112 コンテンツ部分
121 テキスト情報
122 ウェブ情報
123 放送情報
124 ビデオ入力情報
151,152,153 レイアウト情報
154,155,156 コンテンツ情報
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 ネットワークインターフェース
205 VRAM
206 グラフィックコントローラ
207 ディスプレイ・デバイス
210 バス
251 OS
252 ウィンドウシステム
253 ファイルシステムライブラリ
254 ネットワークライブラリ
255 CSS
256 XMLパーサー
257 HTMLパーサー
258 SMILパーサー
259 BML
260 WML
261,262,263,264,265,・・・ デバイスドライバ
266 デバイスドライバエミュレータレイヤ
301,302,303,304,305,306,307 スピーカ
308 AVアンプ

Claims (18)

  1. 接続機器として少なくとも1つの電子機器が接続される電子機器であって、
    視覚的な映像情報としてのコンテンツとともに配信装置から配信された、上記接続機器のそれぞれの表示画面に表示させる上記コンテンツのレイアウトの内容を示すレイアウト情報と、上記レイアウト情報で定義された上記接続機器のそれぞれの表示画面に表示させる上記コンテンツの内容を示すコンテンツ情報とからなるレイアウト記述ファイルを読み込んで解釈するレイアウト記述ファイル解釈手段と、
    上記レイアウト記述ファイル解釈手段によって解釈された上記レイアウト記述ファイルに基づいて、上記コンテンツを表示させる上記接続機器のそれぞれに用いる上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報を切り出し、上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報に基づいて、ユーザによって設定操作されたレイアウトで上記接続機器のそれぞれの表示画面にコンテンツを表示させる制御手段とを備えること
    を特徴とする電子機器。
  2. 上記コンテンツを表示画面に表示する表示手段を備え、
    上記表示手段は、上記レイアウト記述ファイル解釈手段によって解釈された上記レイアウト記述ファイルに基づいたレイアウトで表示画面に上記コンテンツを表示すること
    を特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 上記制御手段は、上記コンテンツを表示させる上記接続機器のそれぞれに用いる上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報を切り出して、上記接続機器用の上記レイアウト記述ファイルを作成するレイアウト記述ファイル作成手段を有し、
    上記レイアウト記述ファイル作成手段によって作成された上記レイアウト記述ファイルを、上記レイアウト記述ファイルを解釈可能に構成される上記接続機器のそれぞれに対して配信する配信手段を備えること
    を特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 上記制御手段は、上記接続機器をソフトウェアレベルで仮想的なデバイスドライバと見立て、上記レイアウト記述ファイル解釈手段によって解釈された上記レイアウト記述ファイルに基づいて、上記接続機器のそれぞれの表示画面に上記コンテンツを表示させること
    を特徴とする請求項1記載の電子機器。
  5. 上記レイアウト記述ファイルには、上記コンテンツ情報として、時間に応じてデフォルトのコンテンツから所定のコンテンツへ変化させるように定義するための時間情報が記述されており、
    上記制御手段は、上記時間情報に基づいて、上記接続機器のそれぞれの表示画面に表示させる上記コンテンツを変化させること
    を特徴とする請求項1記載の電子機器。
  6. 上記レイアウト記述ファイル解釈手段によって解釈された上記レイアウト記述ファイルに記述されている上記接続機器が発見されていないものと上記制御手段によって判定した場合には、上記接続機器が発見されていない旨を上記ユーザに報知する報知手段を備えること
    を特徴とする請求項1記載の電子機器。
  7. 上記制御手段は、上記ユーザに上記コンテンツを表示させる上記接続機器を選択させるとともに、選択された上記接続機器についての複数のレイアウトパターンを選択させ、これら選択された内容に応じて、上記接続機器のそれぞれの表示画面に上記コンテンツを表示させること
    を特徴とする請求項1記載の電子機器。
  8. 上記接続機器は、オーディオ機器であり、
    上記レイアウト記述ファイル解釈手段は、上記オーディオ機器としての接続機器のそれぞれによって処理させる聴覚的な音声情報としてのコンテンツのレイアウトの内容を示す上記レイアウト情報と、上記レイアウト情報で定義された上記接続機器のそれぞれによって処理させる上記コンテンツの内容を示す上記コンテンツ情報とからなる上記レイアウト記述ファイルを読み込んで解釈し、
    上記制御手段は、上記レイアウト記述ファイル解釈手段によって解釈された上記レイアウト記述ファイルに基づいて、上記接続機器のそれぞれによって上記コンテンツを出力させること
    を特徴とする請求項1記載の電子機器。
  9. テレビジョン受像機であること
    を特徴とする請求項1記載の電子機器。
  10. 接続機器として少なくとも1つの機器が接続される電子機器を用いてコンテンツを視聴させる情報視聴方法であって、
    視覚的な映像情報としての上記コンテンツとともに配信装置から配信された、上記接続機器のそれぞれの表示画面に表示させる上記コンテンツのレイアウトの内容を示すレイアウト情報と、上記レイアウト情報で定義された上記接続機器のそれぞれの表示画面に表示させる上記コンテンツの内容を示すコンテンツ情報とからなるレイアウト記述ファイルを読み込んで解釈するレイアウト記述ファイル解釈工程と、
    上記レイアウト記述ファイル解釈工程にて解釈された上記レイアウト記述ファイルに基づいて、上記コンテンツを表示させる上記接続機器のそれぞれに用いる上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報を切り出し、上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報に基づいて、ユーザによって設定操作されたレイアウトで上記接続機器のそれぞれの表示画面にコンテンツを表示させる制御工程とを備えること
    を特徴とする情報視聴方法。
  11. 上記制御工程は、上記コンテンツを表示させる上記接続機器のそれぞれに用いる上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報を切り出して、上記接続機器用の上記レイアウト記述ファイルを作成するレイアウト記述ファイル作成工程を有し、
    上記レイアウト記述ファイル作成工程にて作成された上記レイアウト記述ファイルを、上記レイアウト記述ファイルを解釈可能に構成される上記接続機器に対して配信する配信工程を備えること
    を特徴とする請求項10記載の情報視聴方法。
  12. 上記制御工程では、上記接続機器をソフトウェアレベルで仮想的なデバイスドライバと見立て、上記レイアウト記述ファイル解釈工程にて解釈された上記レイアウト記述ファイルに基づいて、上記接続機器のそれぞれの表示画面に上記コンテンツを表示させること
    を特徴とする請求項10記載の情報視聴方法。
  13. 複数の電子機器が接続されて構成され、各電子機器が備える表示画面に各種コンテンツからなる情報を表示して視聴させる情報視聴システムであって、
    少なくとも1つの電子機器と、
    接続機器として上記少なくとも1つの電子機器を接続し、視覚的な映像情報としての上記コンテンツとともに配信装置から配信された、上記接続機器のそれぞれの表示画面に表示させる上記コンテンツのレイアウトの内容を示すレイアウト情報と、上記レイアウト情報で定義された上記接続機器のそれぞれの表示画面に表示させる上記コンテンツの内容を示すコンテンツ情報とからなるレイアウト記述ファイルを読み込んで解釈し、解釈した上記レイアウト記述ファイルに基づいて、上記コンテンツを表示させる上記接続機器のそれぞれに用いる上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報を切り出し、上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報に基づいて、ユーザによって設定操作されたレイアウトで上記接続機器のそれぞれの表示画面に上記コンテンツを表示させる一の電子機器とを備えること
    を特徴とする情報視聴システム。
  14. 上記一の電子機器は、解釈した上記レイアウト記述ファイルに基づいたレイアウトで自己が有する表示画面に上記コンテンツを表示すること
    を特徴とする請求項13記載の情報視聴システム。
  15. 上記一の電子機器は、上記コンテンツを表示させる上記接続機器のそれぞれに用いる上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報を切り出して、上記接続機器用の上記レイアウト記述ファイルを作成し、作成した上記レイアウト記述ファイルを、上記レイアウト記述ファイルを解釈可能に構成される上記接続機器のそれぞれに対して配信すること
    を特徴とする請求項13記載の情報視聴システム。
  16. 上記一の電子機器は、上記接続機器をソフトウェアレベルで仮想的なデバイスドライバと見立て、解釈した上記レイアウト記述ファイルに基づいて、上記接続機器のそれぞれの表示画面に上記コンテンツを表示させること
    を特徴とする請求項13記載の情報視聴システム。
  17. 電子機器が備える表示画面に配信された各種コンテンツからなる情報を表示して視聴させる情報視聴システムであって、
    互いに接続された複数の電子機器と、
    上記複数の電子機器のそれぞれに対して視覚的な映像情報としてのコンテンツを配信するとともに、配信先としての上記複数の電子機器のそれぞれの表示画面に表示させる上記コンテンツのレイアウトの内容を示すレイアウト情報と、上記レイアウト情報で定義された上記複数の電子機器のそれぞれの表示画面に表示させる上記コンテンツの内容を示すコンテンツ情報とからなるレイアウト記述ファイルを配信する配信装置とを備え、
    上記複数の電子機器は、それぞれ、上記配信装置から配信された上記レイアウト記述ファイルを読み込んで解釈し、解釈した上記レイアウト記述ファイルに基づいて必要な上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報を切り出し、上記レイアウト情報及び上記コンテンツ情報に基づいたユーザによって設定操作されたレイアウトで表示画面に上記コンテンツを表示すること
    を特徴とする情報視聴システム。
  18. 上記配信装置は、テレビ放送局であり、
    上記複数の電子機器のうち、少なくとも1つの電子機器は、上記配信装置による放送を受信するテレビジョン受像機であること
    を特徴とする請求項17記載の情報視聴システム。
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