JP4449215B2 - 集積データ捕そく増幅器を備える画像検出器 - Google Patents
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Description
本発明は、半導体材料からできた感光センサの配列を使用するタイプの画像検出器に関する。本発明は、放射線画像の検出の場合に特に有益な(しかし排他的でない)方式で当てはまる。本発明の目的は、詳細には多数の感光センサを使用する画像検出器の場合に、製造を容易にし、そのコストを削減すること、ならびに測定の安定性および得られる画像の品質を改善することである。
【0002】
半導体材料でできたセンサの配列または感光点を使用することは、画像捕そく技術では一般的な慣行である。感光点は、半導体材料、例えばシリコン上に作成され、非常にしばしば、少なくとも1つのフォトダイオードをそれぞれ備える。フォトダイオードは、可視放射または近可視放射に一般に対応する波長帯で感応する。
【0003】
意図する適用例に依存して、感光配列は非常に様々な数のピクセルを備えることができる。すなわち感光点については、数個から数万個にわたる(そして場合によっては、例えば50cm×50cmのオーダの次元に対して数百万もの感光点となる)。
【0004】
半導体材料でできた感光点を用いて得られる画像の利点の1つは、これらの画像をデジタル化することができ、利点として具体的には処理や画像の格納を容易にするという事実にある。もちろん、デジタル・タイプの画像に結びついた利点は、放射線画像検出の分野、具体的にはX線を用いる医療撮像の分野で同様に重要である。
【0005】
前述したような感光配列を放射線画像の検出に適用するために、シンチレータ物質でできたスクリーンをX線放射と配列の各感光点との間に置くことが良く知られている。シンチレータ物質は、X線放射を、感光点が感応する波長帯の光放射に変換するように選ばれる。
【0006】
共通動作モードのうちの1つにより、各感光点は、フォトダイオードと共に連続して取り付けられる、スイッチとしての機能を果たす要素を備える。各スイッチ要素の行ごとの制御(フォトダイオードがその過程で測定光信号、すなわち検出すべき画像に対応する信号に露光される、露光段階または集積段階の後に実施される制御)により、集積段階の間に対応するフォトダイオードによって生成される列電荷に移動することが可能となる。集積段階の間、フォトダイオードは、かなり強力に逆バイアスされ、その結果フォトダイオードは、この段階の間に生成された電荷がその中に格納されるキャパシタンスを形成することに留意されたい。
【0007】
次いで増幅器および多重化回路により、様々な感光点からの電荷を、読み出しおよびデータ処理回路に移送することが可能となる。前述のような、それぞれの感光点がスイッチ要素と協働するフォトダイオードを備える配列は、その動作モードと共にフランス特許出願第8614058号(公告第2605166号)に記載されている。
【0008】
前述の動作例では、電荷は、生成されたときに、それによって電荷が生成されるフォトダイオードの帯域に格納される。別の公正(fairly)共通動作モードに従って、X線撮像および可視放射に基づく撮像に関してはいずれも、電荷は、生成されるとすぐに転送され、その結果、例えば積算器機能を提供する増幅器のレベルで、フォトダイオードの帯域の外に格納される。例えばX線CTスキャナで遭遇する可能性があるこの構成により、具体的には本発明が解決しようとする様々な問題が提起される。しかし、それでも本発明により提案される解法によって、前述の動作モードでも適用例が見つかることに留意されたい。
【0009】
CTスキャナは、X線の単一発生源と、多数の感光点を備えることができる検出器アセンブリを一般に使用するX線装置である。発生源および検出器アセンブリによって形成されるアセンブリは、患者のスライスの内部画像を形成する目的で、患者の体に対して平行移動する際に回転および/または移動することができる。そのような装置は、例えば文書US−A−5592523に記載されている。
【0010】
図1は、CTスキャナの不可欠な要素の一部を略図で単純に表す。CTスキャナは、X線放射2を生成する発生源1および検出器アセンブリ4を備える。X線放射2は、発生源1と検出器装置4との間に置かれた患者の体3を照射する。CTスキャナは、点6によって表される回転軸について回転する。CTスキャナは、体3によって覆われたX線フィールドの外に位置する補助検出器5をさらに備えることができる。検出器装置4は、円弧に従って延長する縦を有する。検出器アセンブリ4は、検出器装置4の縦および横に沿って配置された多数の感光検出点を備える。感光点は、検出モジュールMD中にまとめることができる。
【0011】
CTスキャナは、検出器装置4の縦に沿って並んで配置される、例えば最大数十の検出モジュールを備えることができる。各検出モジュールMDは、感光配列72上に重ねられたシンチレータ材料71を備える。シンチレータ材料は、X線放射を、感光配列がそれに対して感応する光放射に変換する機能を有する。したがってシンチレータ材料は、発生源1側に位置する。
【0012】
感光配列72は、例えば32行および16列、すなわち全部で512個のダイオードに沿って配置された、フォトダイオードのグリッド(図1には示していない)を備えることができる。CTスキャナに関する適用例などのある適用例では、各フォトダイオードは、具体的には電荷がフォトダイオードによって生成されたときに電荷を受け取り、集積する機能を有するデータ捕そく増幅器にリンクされる。電荷のこの集積により、ある方式で電荷の格納が達成される。この電荷の格納は、前述の他の動作モードではフォトダイオード自体のレベルで実行されるが、この場合においては、この格納は感光配列の外で実行される。
【0013】
実際この構成では、フォトダイオードから信号を受け取る増幅器は、フォトダイオードと同じ基板上には作成されず、これらの増幅器は、感光配列の近くに配置することができる。
【0014】
図2は、図1の配列72に類似の感光配列7を略図で表し、その各感光点は、フォトダイオードによって形成される。説明を簡単にするために4つのフォトダイオードDp1〜Dp4だけを表す。この例では、それらは2つの行L1、L2、および2つの列cl1、cl2に配置される。フォトダイオードDp1〜Dp4は、基板Sb1上に作成され、構成例として、1つの同じ端、表される非限定的例ではフォトダイオードのアノードによって、前記基板とアースに電気的に全てリンクされる。
【0015】
各フォトダイオードの他端、すなわちカソードは、個々の導線19に接続され、それを介してこれらの各カソードは、各フォトダイオードに特有の増幅器a1〜a4の第1入力E1に接続される。
【0016】
増幅器a1〜a4は、演算増幅器を用いて共通に構築される。しかし、それらを別々の構成要素として1つまたは複数のトランジスタを用いて実施することも、知られた実施例である。フォトダイオードによって送達されるデータを(電荷の形態で)捕そくすることを意図するこれらの増幅器は、非常に厳しい制約を満たさなければならない。すなわち、測定の再生についての低ノイズ、高ダイナミック・レンジ、および高安定性である。
【0017】
表される従来の例では、各第1入力E1は、実際には演算増幅器a1〜a4の「−」反転入力に相当する。
【0018】
いわゆる集積キャパシタンスCiは、各増幅器a1〜a4の第1入力と出力S1との間にリンクされる。(例えばMOSタイプのトランジスタからなる)第1スイッチ要素I1は、各集積キャパシタンスCiに並列に取り付けられる。「駆動入力」と呼ばれる、(増幅器の「+」非反転入力に相当する)増幅器a1〜a4の第2入力Epは、駆動電圧VP1と呼ばれる電圧を受け取る。その駆動電圧VP1は、この例ではアースに対して生成される。
【0019】
駆動電圧VP1の駆動入力Epへの印加は、第1電極E1上に、フォトダイオードDp1〜Dp4のバイアス電圧VPとなる電圧を確立する効果を有する。したがって、バイアス電圧VPの値は、駆動電圧VP1の値に依存し、駆動電圧VP1の変動に追従し、具体的には増幅器の性質および品質に依存して、駆動電圧VP1に多少とも近づく。これは、フォトダイオードDp1〜Dp4によって送達される電荷を受け取るために使用される各増幅器が、フォトダイオードにリンクされる入力E1に加えて、バイアス電位VPがそこから第1入力E1ステム上に存在する駆動電圧VPを受け取るように、駆動入力Epなどの別の入力を備えなければならないことを示す。
【0020】
各増幅器a1〜a4の出力S1は、第2スイッチ要素I2にリンクされ、第2スイッチ要素I2の反対側は、いわゆる格納キャパシタンスCsにリンクされる。格納キャパシタンスCsの反対の極板は、この例ではアースにリンクされる。
【0021】
様々な他の手段も格納キャパシタンスCsにリンクされ、それらは、具体的には電荷を多重化およびデータ処理回路に移送することを可能にするが、これらは本発明の分野から逸脱し、かつそれ自体知られているのでこれらの手段はさらに詳細には述べない。実際、本発明に直接関わる領域は、増幅器a1〜a4の出力S1にとどまる。
【0022】
露光または集積段階の間、第1および第2スイッチI1、I2は開いており、フォトダイオードDp1〜Dp4によって送達される電荷は、対応する増幅器a1〜a4に集積される。次の段階では、第2スイッチI2は閉じており、集積段階の間に増幅器によって集積された電荷量は、格納キャパシタンスCsに移送される。この移送が実施されたとき、第2スイッチI2は、開状態に配置され、次いで第1スイッチI1が一瞬閉じられ、集積キャパシタンスCiが放電され、新しいサイクルが可能となる。
【0023】
フォトダイオードが露光される光信号の強度にその量が依存する電荷を送達する集積段階で、フォトダイオードDp1〜Dp4を正しく動作させるために、これらのフォトダイオードに印加されるバイアス電圧は、一般に0ボルト(ゼロ)と20mVの反転バイアス値の間になければならない。測定の品質とフォトダイオードの安定性が深刻に悪化すべきでない場合、このバイアスは、安定しており、かつ全てのフォトダイオードに等しく印加しなければならない。
【0024】
少ない数、例えば数十のフォトダイオードを使用する装置の場合、これらのフォトダイオードによって送達された信号を、個々のチャネルをそれぞれに対して使用することによって、かつ各チャネルの適切な動作のために必要な何らかの適応を行うことによって、例えば各増幅器に対して、それが受け取る駆動電圧の値を調整することによって、処理することは許容可能であり、その結果各フォトダイオードが正しくバイアスされる。
【0025】
しかし、数百のフォトダイオードを備える配列の場合、この方法は、製造の容易さ、バルキネス、熱放散、また全体的なコストはもはや適切ではなく、a1〜a4などの増幅器の集積が必要となる。そのような集積は、運悪く感光配列との適合性に関しての問題を提起する。具体的には、個々の処理チャネルをもはや用いない場合、例えば演算増幅器を使用することは、後続の説明でさらに説明するように具体的には電圧しきい値の違いのために、より難しくなる。
【0026】
用語「集積」は、比較的かなり大きな数、例えばナンバリング61、128、256、またそれ以上のa1〜a4等の増幅器になる可能性があるものを1つの同じ基板上に形成するのに必要な、少なくとも全ての構成要素を、本質的に従来の方式で含む集積回路の使用(および場合によっては実施すること)を示唆することを意図することに留意されたい。
【0027】
増幅器a1〜a4は、増幅器の機能と、積算器の機能と、バイアス電圧VPの電位のうちの1つをそれにリンクされたフォトダイオードの端のうちの1つに印加する機能とを加えたものを含む、いくつかの機能を果たすことにも留意されたい。また、これらの増幅器は、後続の説明でアダプタ増幅器のa1〜a4と称する。
【0028】
フォトダイオードDp1〜Dp4が基板上に実施され、アダプタ増幅器a1〜a4が別の基板上にあるという事実により、熱変動についての安定性に関する困難が提起される。この場合の熱ドリフトは、非常に様々となる可能性があり、有害となる可能性がある。具体的には、トランジスタのしきい電圧は、温度と共にかなり激しく変動し、したがって例えば第1入力E1と、アダプタ増幅器a1〜a4の駆動入力Epとの間に存在する電圧値の間の違いを変更する傾向がある。
【0029】
さらに、異なる製造バッチからの集積回路は、異なる動作電圧を有することが知られている。この場合、集積回路により、それらに関連するフォトダイオードに対して異なるバイアス電圧が課される。
【0030】
一般に低熱ドリフトや良い安定性を求めるとき、差動タイプの増幅器(熱ドリフトは20μV/℃未満)を使用することは知られた慣行である。したがってこの観点から、差動増幅器は、この人気のある集積増幅器となることができるが、本出願の場合は、具体的にはこのタイプの増幅器の入力ステージが2つのトランジスタを必要とし、したがって比較的かなり大きな因子√2(2の平方根)だけノイズを上昇させる傾向にあるという事実の結果として、このタイプの増幅器は不適である可能性がある。さらに、このタイプの増幅器は、2倍のシリコンの領域を使用し、それによってそのバルクおよびコストを増加させる傾向にある。
【0031】
別の解法(低ノイズに好ましい)としては、ただ1つの入力トランジスタを使用するアダプタ増幅器を使用することもできる。
【0032】
図3は、図2のアダプタ増幅器a1〜a4によって提供される機能を果たすことができる増幅器a’のダイアグラムを表す。
【0033】
増幅器a’は、3つのMOSタイプ・トランジスタQ1、Q2、Q3を備える。トランジスタQ1およびQ2は、よく知られたカスコード・タイプの相互コンダクタンス増幅器を形成する。トランジスタQ1は、そのゲートG上の低電圧ノイズをトランジスタQ1に与える大きい領域を備えることができる。Q1のこのゲートGは、第3トランジスタQ3のソースSにリンクされ、この点は増幅器a’の入力Eを形成する。図2に示す増幅器a1〜a4に対するこの入力Eは、「−」反転入力を表し、したがって、(点線で表す)フォトダイオードDpがそれにリンクされるべきE1などの第1入力を表す。Q1のドレインDは、そのゲートGが固定電圧VFに保持され、そのドレインDが一方で電流発生器Giによる供給電圧V+にリンクされ、他方で第3トランジスタQ3のゲートGにリンクされるトランジスタQ2のソースにリンクされる。Q3のドレインDは、その一端が供給電圧V+にリンクされる集積キャパシタンスCi’の他端を受け取る。
【0034】
キャパシタンスCi’は電流を集積し、キャパシタンスCi’に並列に配置されたスイッチI1’により、キャパシタンスCi’の電荷を周期的にゼロにリセットすることが可能となる。Q3のドレインDは、増幅器a’の出力となり、図2の増幅器の出力S1に対応する(したがってこの出力は、図2に示す第2スイッチI2に接続しなければならないことになる)。第1トランジスタQ1のソースSは、増幅器a’の第2入力Epとなる。この入力Epは、図2の増幅器の「+」非反転入力に対応し、したがって駆動電圧VP1を受け取ることを意図する駆動入力となり、その結果入力E1に対してバイアス電圧VP2を決定する。
【0035】
この増幅器は、作動増幅器と比較して、具体的にはノイズに関して利点を示すが、前述のこの増幅器のダイアグラムは、前で予想されるのと同様に集積されるように選ばれる場合、問題も提起する。この増幅器は、実際2mV/℃程度のかなりの熱ドリフトを受ける。さらに、このタイプの増幅器を集積するとき、1つの集積回路から別の集積回路で、0.1ボルト〜0.2ボルトの違いが可能である。その結果、いくつかのそのような集積回路が関連付けられる場合、各回路は、それ自体のしきい電圧を有することになる。したがって、0〜20ミリボルトの間でフォトダイオードのバイアス電圧を探索する。
【0036】
これらの説明は、前述の集積は望ましいが、特に実装することが難しいことを示す。
【0037】
本発明の目的は前で引用した問題、具体的には使用する全てのフォトダイオードに対する1つの同じバイアス、ならびにこのバイアスを時間にわたって維持することに関する問題を解決することであり、したがって感光配列のデータの捕そくで有益な要素の集積を可能にし、増幅器のタイプの広範な選択の使用を可能にすることである。
【0038】
この目的のために、本発明は1つの同じ基板上に集積回路の形で作成されるアダプタ増幅器を作成すること、および参照として作用する電位を得て、その結果この参照電位に対するフォトダイオードのバイアス電圧を定義するためのこれらの集積アダプタ増幅器のうちの1つの使用法を提供する。
【0039】
この組み合わせにより、提起される問題の全てまたは一部を解決することが可能となる。実際1つの同じ集積回路の増幅器は、mVの数分の1以内で同じ熱変動を有するからである。
【0040】
したがって、本発明は、少なくとも1つのフォトダイオード配列と、フォトダイオードによって生成された電荷を受け取るように意図するアダプタ増幅器とを備え、これらの電荷が、フォトダイオードがその間にそれぞれバイアス電圧によってバイアスされるいわゆる集積段階の間に生成され、バイアス電圧がアダプタ増幅器によって各フォトダイオードに供給される画像検出器に関し、一方ではアダプタ増幅器が少なくとも1つの集積回路として構築され、アダプタ増幅器から分岐した参照電位に対するバイアス電圧を定義するための手段をさらに含むことを特徴とするものである。
【0041】
本発明は、非限定的例によって、添付の図への参照と共に与えられた以下の説明を読むことでよりよく理解されよう。
【0042】
図4は、この例では図2の構造と同一の感光配列7を表す。感光配列7は、基板Sb1上に形成されるフォトダイオードDp1〜Dp4を備える。説明する非限定的例では、全てのアノードは、例えば基板によって共にリンクされる。図2の例と同様に、各フォトダイオードDp1〜Dp4のカソードは、配列7の外の、フォトダイオードによって生成された電荷の送達先のアダプタ増幅器A1〜A4の第1入力E1にリンクされる。これらのアダプタ増幅器A1〜A4は、図4では演算増幅器として表され、例えば既に図2への参照と共に説明したアダプタ増幅器a1〜a4に類似し、同じ機能を果たす。
【0043】
本発明の1つの特徴により、フォトダイオードDp1〜Dp4のデータの捕そくに有用なアダプタ増幅器A1〜A4は、少なくとも1つの集積回路9として構築され、その結果図4の例では、1つの同じ基板Sb2上に形成される。
【0044】
例えばアースに対して参照される、既に述べた駆動電圧VP1と呼ばれる電圧は、アダプタ増幅器A1〜A4の第2入力または駆動入力Epに印加される。前で既に説明したのと同様に、これは、第1入力E1上に存在し、したがってフォトダイオードのカソードに接続されるバイアス電圧VPの電位のうちの1つとなる。
【0045】
本発明の第1実施形態において、別のその特徴に従って、バイアス電圧VPの他の電位をフォトダイオードのアノードに印加するために、追加の増幅器、すなわちこの例では第5アダプタ増幅器A5を使用する。この増幅器A5は、4つのアダプタ増幅器A1〜A4と構造的に同一であり、それらと同じ基板Sb2上に作成されるが、フォトダイオードはリンクされない。この追加の増幅器A5の駆動入力Epは、同様に駆動電圧VP1にリンクされ、したがってその第1入力E1は、他の第1入力E1と同様にバイアス電圧VPの電位に導かれる。
【0046】
追加の増幅器A5の第1入力E1上に存在する電位を参照電位VRとみなす。
【0047】
本発明の新しい特徴によれば、参照電位VRは、フォロワ増幅器Asとして動作する、(例えば参照LM308の下で知られる)共通タイプの演算増幅器に印加される。フォロワ増幅器Asは、その入力に印加される参照電位VRを低インピーダンスで再生する。フォロワ増幅器Asの出力Soは、配列7の基板Sb1にリンクされ、したがってフォトダイオードDp1〜Dp4のアノードに低域フィルタによってリンクされる。低域フィルタは、従来のように、一方が出力Soと基板Sb1との間に直列に挿入される抵抗器Rfによって形成され、他方がアースと基板Sb1との間に接続されるキャパシタンスCfによって形成される。
【0048】
これらの条件の下では、バイアス電圧VPは、参照電位VRに対して定義される。参照電位VRに常に非常に近い電位が、フォトダイオードDp1〜Dp4のアノードに印加されるからである。参照電位VR自体はフォトダイオードのカソードに印加される電位に非常に近く、バイアス電圧VPは、全ての温度で、ゼロまたは非常に小さいことになる。
【0049】
本発明のこのバージョンでは、配列7の全てのフォトダイオードDp1〜Dp4は、1つの同じ集積回路9にリンクされ、したがって集積回路9は、この場合、参照電位VRを送達するように、フォトダイオードの数よりも少なくとも1つまたは複数個多いアダプタ増幅器を備える。もちろん、配列7中に含まれるフォトダイオードの数は、表されているものと異なる可能性があり、より小さく、またはより大きく、例えば数百または数千またはそれ以上となる可能性がある。この場合、集積回路に含まれるアダプタ増幅器の数を増加させる必要がある。これは、図4に例として示す一般的な編成を変更しない。
【0050】
本発明のこのバージョンでは、1つの同じ配列のフォトダイオードを、様々な集積回路により送達されるバイアス電圧の間の違いを回避するように、1つの同じ集積回路中に含まれるアダプタ増幅器に関連付けることが実際に好ましい。
【0051】
アダプタ増幅器A1〜A5は、図3に表される増幅器a’のタイプの増幅器からなることが有利であることに留意されたい。このタイプの増幅器は、実際好ましいノイズ特徴を示し、駆動入力を有し、アダプタ増幅器A1〜A5によって果たされる全ての機能を提供することを可能にする。
【0052】
図5は、具体的には1つの同じフォトダイオード配列を読み込むためにいくつかの集積回路を使用することを可能とする点で有利な、本発明の第2実施形態を表す。
【0053】
図5に示す感光配列7は、図4に示すものと同じであり、すなわち説明を簡単にするために、同じ4つのフォトダイオードDp1〜Dp4を用いて表す。ダイオードDp1〜Dp4の全てのアノードは、例えば基板Sb1によって共にリンクされる。
【0054】
本発明のこのバージョンでは、フォトダイオードはグループに分けられる。すなわち、あるフォトダイオードは、第1集積回路10に属するアダプタ増幅器に関連付けられ、他のフォトダイオードは、第2集積回路11に属するアダプタ増幅器に関連付けられる。表される例では、1つの同じ行L1の2つのフォトダイオードDp1、Dp2は、グループを形成し、それらのカソードによって、第1集積回路10に含まれる第1および第2アダプタ増幅器A1、A2の第1入力E1にそれぞれリンクされる。他の行L2の2つのフォトダイオードDp3、Dp4は、第2グループを形成し、第2集積回路11に含まれる第1および第2アダプタ増幅器A1、A2の第1入力E1にそれぞれリンクされる。
【0055】
適切な動作のために必須の条件ではないが、2つの集積回路10、11は、同じタイプのアダプタ増幅器を用いて構築することができる。表される非限定的例では、各集積回路10、11は、3つのアダプタ増幅器A1、A2、A3を備え、そのうちの最初のA3は、第1入力E1上に存在する参照電位VRを提供することを意図する追加のアダプタ増幅器である。
【0056】
固定電圧V2は、バイアス電圧VPの電位のうちの1つとなるために、配列7の基板Sb1、したがって全てのフォトダイオードDp1〜Dp4のアノードに印加される。本発明によれば、固定電圧V2に対して所望の値を有するバイアス電圧VPの他の電位は、駆動入力Epに対して、比較器回路12a、12bを使用するサーボ制御によって生成される駆動電圧VP1a、VP1bを印加することによって、カソードに送達される。比較器回路12aは、集積回路10に割り当てられ、比較器回路12bは、集積回路11に割り当てられる。したがって、バイアス電圧VPは、第1入力E1上に存在する電圧と、固定電圧V2との間の電位差に対応する。
【0057】
比較器回路12a、12bは、例えば参照LM308の下で商業的に知られる増幅器などの、演算増幅器13a、13bをそれぞれ備える。各演算増幅器13a、13bは、具体的にはその第1および第2入力「−」、「+」にそれぞれ印加される第1と第2電圧との間の違いを検出したときに、信号を送達する電圧比較器となるように、従来式に取り付けられる。この場合、各演算増幅器13a、13bは、その出力15a、15bに対して、その符号がその入力に対する違いの向きに依存する信号を送達する。
【0058】
説明する非限定的例では、配列7の基板Sb1に印加される固定電圧V2は、抵抗器R5(例えば100kΩ)によって2つの増幅器13a、13bの「+」非反転入力にも印加される。集積回路の駆動入力Epは、それに対応する増幅器13a、13bの出力15a、15b、すなわち第1集積回路10に対しては出力15a、第2集積回路11に対しては15bにリンクされる。このリンクは、コンデンサCf1(例えば1000μF)と協働し、低域フィルタを形成する抵抗器R6(例えば1000Ω)によって影響を受ける。参照電圧VRを送達する第1入力E1に対しても同じことが当てはまり、その第1入力のうち第1集積回路10に属するものは、増幅器13aの「−」反転入力にリンクされ、第2集積回路11に属するものは、増幅器13bの「−」反転入力に、それぞれ(R5に等しい)抵抗R7によってリンクされる。最終的に、各増幅器13a、13bについて、「−」反転入力は、例えば1μFの値を有するコンデンサC5によって出力15a、15bにリンクされる。2つの増幅器13a、13bは、電圧を用いて標準的に印加される(図示せず)。
【0059】
各論理増幅器13a、13bは、第1および第2集積回路10、11の駆動入力Epにそれぞれ印加される駆動電圧VP1a、VP1bを送達する。これらの各駆動電圧は、次いで、それが生成し、対応する演算増幅器の「−」反転入力に印加される参照電圧が同じ演算増幅器の「+」非反転入力電圧と同じ電圧を有するように、値を保有する。
【0060】
演算増幅器13a、13bは同様に取り付けられ、それらは、フォトダイオードの端子間に確立される電位差が所望の電位差となり、全てのフォトダイオードに対して同じになるようにして、駆動電圧の値を決定するように調節される。これは、様々な集積回路10、11によって示される電圧しきい値のどんな違いも補償するように、異なる駆動電圧値VP1a、VP1bとなる可能性がある。説明する非限定的例では、演算増幅器13a、13bの動作条件は、従来式に調節され、その結果フォトダイオードの端子間に確立された電位差が0ボルトに近くなる。
【0061】
本発明のこのバージョンにより、1つの同じ感光配列のフォトダイオードを読み込み、それに同じバイアス電圧をかけるために、いくつかの集積回路を同時に使用することが可能となる。しかし本発明のこのバージョンは、フォトダイオードが単一集積回路に関連するときであっても、注目に値する利益がある。比較器回路12a、12bが、フォトダイオードに対するどんなバイアス値を得るようにも容易に調節されるという利点を有するからである。
【0062】
図5の非限定的例では、ある同じ数のフォトダイオードDp1〜Dp4が各集積回路10、11と協働するが、もちろん各集積回路中ではアダプタ増幅器を参照電圧VRを提供するために保持しなければならないことを忘れないようにして、異なる分配を考案することが可能である。その異なる分配は、具体的には集積回路として実施される製造に依存し、使用すべき1つの同じ配列のフォトダイオードの数以上であるいくつかのアダプタ増幅器からなる集積回路の利用可能性に依存する。
【0063】
例として、600個のフォトダイオードを備える感光配列の場合、512個のアダプタ増幅器を含む第1集積回路と、128個を含む第2集積回路とを使用することが可能であることになる。
【0064】
もちろん、図5で説明したセットアップにより、A1,A2,...,A5などそれぞれがかなり大きな数のアダプタ増幅器を含む、かなり大きな数の集積回路を使用することが可能となることも明らかである。
【0065】
集積回路の形態で実施されるアダプタ増幅器と協働する前述の感光配列の動作の方式は、X線放射と同様に、可視放射に含まれる画像を検出するための画像検出器に等しく適用可能であることに留意されたい。実際、それは、1つまたは他の場合に対して、感光配列の前から、図2への参照と共に述べたシンチレータ材料71を取り去る、またはそこに挿入するのに十分である。
【0066】
最終的に、この説明を主にフォトダイオード配列への参照と共に示したが、本発明は、フォトダイオードを含むどんなアセンブリにも当てはまり、用語「配列」は、フォトダイオード・ストリップも含むことを意図する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 CTスキャナを表す略図である。
【図2】 従来技術の構成での、フォトダイオード配列と、フォトダイオードによって送達されたデータを捕そくする働きをするアダプタ増幅器を表す略図である。
【図3】 図2に表されるアダプタ増幅器の特定の実施形態を表す図である。
【図4】 本発明の第1実施形態での、フォトダイオード配列と、フォトダイオードによって送達されたデータを捕そくする働きをするアダプタ増幅器を表す略図である。
【図5】 本発明の第2実施形態での、フォトダイオード配列と、フォトダイオードによって送達されたデータを捕そくする働きをするアダプタ増幅器を表す略図である。
Claims (9)
- フォトダイオード(Dp1〜Dp4)の配列(7)と、フォトダイオードによって生成される電荷を受け取ることを意図する1つの同じ基板上に集積されるいくつかのアダプタ増幅器(A1〜A4)とを備える画像検出器において、これらの電荷が、バイアス電圧(VP)によってその間にそれぞれバイアスされるいわゆる集積段階の間に生成され、各アダプタ増幅器が第1入力(E1)および第2入力(Ep)を有し、バイアス電圧が、その第2入力が同じ基板の様々なアダプタ増幅器に共通で、駆動電圧(VP1、VP1a、VP1b)と呼ばれる電圧に導かれる駆動入力と呼ばれる入力にリンクされる各アダプタ増幅器(A1〜A4)の第1入力によって、各フォトダイオード(Dp1〜Dp4)のカソードに印加される画像検出器であって、同じ基板上に集積され、その第2入力にやはり駆動電圧を受け取らせる追加のアダプタ増幅器(A5、A3)が提供され、追加のアダプタ増幅器の第1入力上に存在する電圧を参照電位(VR)として受け取り、フォトダイオードのアノードと前記アダプタ増幅器(A1〜A4)の第2入力との間でこの参照電位に対して参照される電位差を確立する回路(As、13a、13b)が提供されることを特徴とする画像検出器。
- 各集積回路(9、10、11)が、少なくとも1つの追加のアダプタ増幅器(A5)を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像検出器。
- フォロワ増幅器として動作する少なくとも1つの増幅器(As)を備え、該フォロワ増幅器の入力(「+」)が参照電位(VR)を受け取り、該増幅器の出力(So)がフォトダイオード(Dp1〜Dp4)のアノードにリンクされることを特徴とする請求項1−2のいずれか一項に記載の画像検出器。
- フォトダイオード(Dp1〜Dp4)のバイアス電圧(VP)が0ボルトに等しいかその前後にあることを特徴とする請求項3に記載の画像検出器。
- 比較器回路(12a、12b)と関連する少なくとも1つの集積回路(10、11)を備え、比較器回路(12a、12b)の第1「−」入力が、集積回路(10、11)によって送達される参照電位(VR)を受け取り、比較器回路(12a、12b)の第2「+」入力が、フォトダイオード(Dp1〜Dp4)のアノードにも印加される固定電圧(V2)を受け取り、比較器回路(12a、12b)の出力(15a、15b)が、駆動電圧(VP1a、VP1b)をそこに送達する集積回路(10、11)の駆動入力(Ep)にリンクされ、比較器回路(12a、12b)の出力が駆動入力にリンクされることを特徴とする請求項1−4のいずれか一項に記載の画像検出器。
- アダプタ増幅器(10、11)のグループをそれぞれ備える少なくとも2つの集積回路が、それぞれ比較器回路(12a、12b)と関連付けられ、少なくとも1つの感光配列(7)のフォトダイオード(Dp1〜Dp4)が、少なくとも2つのグループ(Dp1、Dp2およびDp3、Dp4)に分けられ、グループのうちの1つのフォトダイオードが、集積回路のうちの1つのアダプタ増幅器(A1〜A3)にリンクされ、他のグループのフォトダイオードが、集積回路のうちの他のアダプタ増幅器(A1〜A3)にリンクされ、比較器回路の出力が、各前記集積回路の駆動入力にそれぞれ接続されることを特徴とする請求項5に記載の画像検出器。
- アダプタ増幅器(A1〜A5)が、単一入力トランジスタを備えるタイプの増幅器(a’)を使用することを特徴とする請求項1−6のいずれか一項に記載の画像検出器。
- アダプタ増幅器(A1〜A5)が、フォトダイオード(Dp1〜Dp4)によって送達される電荷を集積するように、いわゆる集積キャパシタンス(Ci)と協働することを特徴とする請求項1−7のいずれか一項に記載の画像検出器。
- X線放射中に含まれる画像を検出するように設計され、少なくとも1つのシンチレータ材料(71)をさらに備えることを特徴とする請求項1−8のいずれか一項に記載の画像検出器。
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