JP4448842B2 - 車両の乗員感知装置とその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、車両の乗員拘束装置に関し、詳細には、車両内の乗員の存在と位置を検出する乗員感知装置に関する。
1980年代後半に導入されて以来、エアバックは人命を救い、自動車事故で発生する無数の傷害の厳しさを低減してきた。しかし、展開するエアバックの力が、後ろ向き子供安全(幼児)シートに衝撃を加える場合、エアバックは、非常に幼い子供達の生命を奪い、傷害をももたらす。これらの悲劇的出来事に答えて、国家交通安全局(NTSB)は、自動車工業界へ、後ろ向き子供安全シートを検出し、隣接したエアバックを自動的に起動解除する“機敏な”乗員拘束装置を開発するように勧告を送った。本発明は、NTSBの勧告に答えて提供されるものである。
幾つかの乗員拘束装置が現在知られている。第一の感知装置は、車両シートのシートクッションの下に取り付けられた負荷依存スイッチを採用している。シートが十分に重い物体により占められると、スイッチは乗員拘束装置を安全解除するように起動する。しかし、この装置の不利な点は、装置が、例えば、占有された子供安全シートと小さい乗員とを識別することが出来ないことである。この様な装置は、米国特許No.3,863,209に開示されている。
第二の乗員感知装置は、乗員の位置と動きを検出するため、光学または超音波の送信器とセンサーを使用している。しかし、光学または超音波の送信器とセンサーは、高価であり、車室に正確に装着するのが困難である。この様な装置は、米国特許No.5,446,661に開示されている。
第三の乗員感知装置は、乗員を検出するため、車両シートに取りつけられた一組の電極を使用している。この装置により、乗員の存在または不在は、電極の間の静電容量を変化する。周波数が電極の静電容量に応答して変化する可変発振器回路へ接続されている。可変発振器回路の周波数を測定し、測定された周波数を閾値と比較することにより、乗員の存在または不在は、決定される。乗員拘束装置が、検出された乗員が所定の大きさより大きい場合、起動し、検出された乗員が所定の大きさより小さい場合、起動解除されるように、閾値は選択される。この静電容量型乗員感知装置は、PCT出願No.WO95/21752に開示されている。
前述の可変発振器型乗員感知装置の問題は、前向き子供安全シートが使用される場合などの、“安全”状態においてさえも、エアバックが起動解除されることである。
さらに、この可変発振器感知法により、電極間の静電容量の物体の影響は、実質的にその向きに関係ない。従って、この方法を使用して、例えば、前向き子供シートに乗っている子供と、後ろ向き幼児シートに乗っている子供とを識別することは困難である。すなわち、子供は、後ろ向き幼児シートまたは前向き子供安全シートのいずれかに乗っていても、子供は、同一可変発振器の周波数を発生する。
独国特許出願公開第4417827号明細書 国際公開第95/21752号パンフレット 特開平7−295735号公報
従来技術の乗員感知装置の欠点から見て、必要とされるものは、経済的な乗員感知装置、および前向き子供シートと後ろ向き幼児シートとを識別することが出来る方法である。
本願発明に従う車両乗員感知装置は、交流(AC)信号を発生する信号発生器、車両に取り付けられた第1、第2および第3の電極であって、少なくとも第1の電極は前記信号発生器に接続可能である、互いに間隔をおいて離れた前記第1、第2および第3の電極、および前記信号発生器を第1の電極に接続することによって発生される一つ以上の電場の内の少なくとも一つの電場に応答して発生される、前記第1、第2および第3の電極それぞれの第1、第2および第3の電流を測定可能な制御器、から成り、前記制御器が、第1、第2および第3の電流の関数により、拘束装置のコマンド信号を発生するように、作動できることを特徴とする。
一つの実施の形態においては、第1、第2および第3の電流の少なくとも一つが、送信信号の電流である。
本願発明に従う車両シート内の乗員を感知する方法は、信号源によって発生された交流信号を第1の電極に加えることによって、車両の第1の電極から電界を送信し、この送信中に、乗員に応答する交流電流信号である第1の電流を測定し、同じ時または異なる時に、乗員に応答する第2および第3の電流を、それぞれ第1の電極から間隔を離した第2および第3の電極で測定し、前記第1、第2、および第3の電流を、所定の電流値と比較する段階を含むことを特徴とする。
一つの実施の形態においては、前記第2および第3の電流が送信電流である。
本願発明は、一つの電極から送信を行い、この送信に基づいて他の電極で測定を行なうことを必須要件としていない。それにもかかわらず、図8Aに関連する以下の記述のとおり、送信および/または受信電流を測定することができる。
本発明のこれらの、およびほかの面は、添付図面を参照している以降の説明にさらに詳細に述べられている。
図1に関し、本発明の第一実施態様による乗員感知/拘束装置が、車両10と組み合わせて示されている。車両10の形状は自動車を示しているが、本発明の乗員感知/拘束装置は、バス、航空機およびボートなどのすべてのタイプの乗員車両に組み込むことも出来る。
車両10は、既知の技法により車両10へ取り付けられるシート20を有する。
シート20は、基部22および背もたれ支持部24から成っている。送信器電極30と第一受信器電極40は、基部22に取り付けられ、送信器電極30は、受信器電極40と背もたれ支持部24との間に配置されている。第二受信器電極50は、背もたれ支持部24に取り付けられている。
送信器電極30は、信号源(発生器)80から受信された交流(AC)信号(好適には、50〜100kHz)に応答して、電界rを形成する。説明のために、電界rは、シート20の上に描かれた半円形の点線により図1に表されており、電界rは、正確に説明すると、送信器電極30の上に描かれたほぼ半球の領域である。
電界の“電流路”(図1に線r40とr50として示されている)は、それぞれ、送信器電極30から受信器電極40と50へ伸長している。以降の説明において、電流路の名称は、電流が送信器電極により発生した電界信号に応答して測定された受信器電極を識別している。例えば、図1において、電流路r40は、電極30から送られた電界に応答して発生した電極40における電流を表す。受信器電極40と50の受信器電流の大きさは、送信器電極30からの距離に逆比例し、電極(アンテナ)の面積、送信周波数および信号出力に比例する。さらに、乗員が電流路r40,r50に位置している範囲は、受信器電流の大きさに対し影響する。たとえば、成人の乗員が送信器電極30と受信器電極40の上に腰掛け、受信器電極50から体を乗り出すならば、受信器電流r40,r50は、一般に最大値またはそれに近い。しかし、乗員が送信器電極30から離れて位置しているが、電流路内にいる(子供安全シートにいる子供など)場合、受信器電流が最大値より小さいが、“空席”値より大きいように、乗員は、電極への影響を小さくしがちである。
本発明により、受信器40,50の受信器電流は、測定され、正常に腰掛けた乗員(一般に、最大電流値により示される)と子供安全シートに乗っている子供(一般に、中間電流値により示される)とを識別するため、格納された情報と比較される。さらに、電流路r40,r50の中間電流値を所定の標準により比較することにより、本発明は、前向き子供安全シートの子供と後ろ向き幼児シートの子供とを識別する方法を提供する。例えば、子供が後ろ向き幼児シートに乗っている場合、子供の体は、普通、シート20の基部22に平行である(図1参照)。この配置は、電流路r50の電流に比較して、比較的に大きい電流を電流路r40に発生する。逆に、前向き子供シートの子供は、電流路r40の電流と比較して、比較的に大きい電流を電流路r50に発生する。測定された電流を比較することにより、使用されている子供安全シートのタイプを決定することが可能である。後ろ向き幼児シートが検出されると、乗員拘束装置は隣接したエアバックを起動解除する。
図2は、第一電極を示し、図3Aと3Bは、本発明による乗員感知装置に使用されている第二電極を示している。これらの図面に示された電極は、一般に、絶縁層により分離された接地面から分離されている導電層から成っている。この導電層は、送信アンテナと受信アンテナの両方に使用される。これらの電極により形成された電界の安定性は、接地面と送信周波数とに依存する。開示された電極により、送信周波数は50〜100kHzの範囲に、約100kHzの好適な周波数である。接地面は、送信され/受信された信号を安定させるが、弱くする。高い送信周波数が使用された場合、接地面のインピーダンスは低いことが必要である。従って、絶縁層は、接地面の弱める影響を軽減するように、導電層と接地面との間に形成されている。
図2は、編組された織物片233の上に取り付けられた導電性織物片231から成る電極30,40,50の最初のタイプを示しており、織物片233は発泡層235の上に取り付けられている。車両シートに取り付けられると、車両シートの金属製フレームまたはスプリングは、接地面として働く。一つの実施態様において、各電極の導電性織物片231は、長さが300mmで、幅が170mmである。導電性織物片231として使用される適切な材料は、日本、大阪のセイレン株式会社により製作されている。編組織物片233は、ポリエステルで成形されている。導電性織物片231は、接着または縫合により、編組織物片233へ取り付けられている。
図3Aと3Bは、それぞれ、第二のタイプの電極30,40,50の平面図と側断面図を示している。受信器電極は、上部絶縁層342の上に形成された上部金属製層341(好適には、銅箔)から成っている。上部絶縁層342は、下部絶縁層343(好適には、厚さ0.254mmのシートFR4)と下部金属層344(好適には、厚さ0.254mmの銅)の上部に形成されている。上部金属層341と上部絶縁層342は、ほぼ長さ300mm、幅50mmで、下部絶縁層343と上部金属層344は、ほぼ長さ350mm、幅110mmである。下部金属層344は接地面を形成している。上部絶縁層342は、好適に、厚さ10mmのシリコンゴムであるが、プレキシガラス、テフロン(登録商標)またはポリアミッドなどのほかの誘電材であってもよい。
図4は、本発明の第一実施態様による、乗員の存在を決定する方法を示している基本的流れ図を示している。
最初のステップ410において、送信器電極30は電界rを送信する。送信中に、信号源80(図1参照)からの交流信号は、導電層231/341へ送られる。これにより、導電層231/341は、導電層231/341の上にほぼ位置付けられた電界を形成する。
ステップ420において、電流路r40に沿った電界の大きさにより、電流が受信器電極40の導電層231/341に流れる。これらの電流は、リード線を経て(好適には、示されていない増幅器を経て)制御器60へ送られる。
同様に、ステップ430において、電流路r40に沿った電界の大きさにより、電流を受信器電極50に発生する。この電流は、受信器電極50から制御器60へ送られる。
ステップ440において、電流路r40,r50に関連した電流は、事前に設定された最小値と比較される。電流路r40,r50からの測定された電流が最小値(占有されていないシートを示す)より低いならば、制御器60は、“起動解除”のコマンド信号を発生する(ステップ460)。測定された強さが最小値より大きいならば、次に、ステップ450において、電流路r40,r50からの電流が比較される。比較が後ろ向き幼児シートを示すならば(例えば、電流路r50の測定された電流が、電流路r40の測定された電流より小さい場合)、制御器60は、“起動解除”のコマンド信号を発生する(ステップ460)。逆に、電流路r50の測定された電流が、電流路r40の電流より大きいか、または等しいならば、制御器60は、“起動”のコマンド信号を発生する。
再び、図1に関し、本発明により、制御器60により発生した“起動”と“起動解除”のコマンド信号は、乗員拘束増幅器70へ送られる。“起動”コマンド信号に応答して、乗員拘束増幅器70は、例えば、衝突検出器72から受信された衝突信号に応答し、エアバック75を起動する。“起動解除”コマンド信号に応答して、乗員拘束増幅器70は、衝突信号を無視し、これにより、衝突信号に応答によるエアバック起動を防止する。
本発明は、第一実施態様において上述した特有の構造に限定されるものでない。
例えば、送信器電極30は、シート部分22に取り付けられて図1に示されているが、送信器電極30は、シート20の背もたれ支持部24に取り付けることが出来る。本発明のほかの変形は、以降の説明において考察する。
図5は、本発明の第二実施態様による乗員感知装置の分解斜視図を示す。乗員感知装置は、下部電極組立510と上部電極組立520から成っており、それらの組立は、発泡シートクッション530と発泡背もたれクッション540とにそれぞれ取り付けられている。発泡シートクッション530と発泡背もたれクッション540は、シートフレーム550により支持されている。
下部電極組立510は、編組された織物片(不導体)の布513の上に形成された第一電極511と第二電極512から成っている。第一電極511と第二電極512は、ワイヤーハーネス514に設けられた個々の導体を介してコネクター515へ固定されている。導体は、例えば、導電性御接着剤またはほかの構造体により、電極へ固定することが出来る。第一電極は、また、第一ハーフサイズの(第五)電極516と第二ハーフサイズ(第六)電極517とから成っており、これらの電極は、ワイヤーハーネス518に設けられた個々の導体を介してコネクター519へ固定されている。
上部電極組立520は、編組層された織物片(不導体)布523の上に形成された第三電極521と第四電極522から成っている。第三電極521と第四電極522は、ワイヤーハーネス524に設けられた個々の導体を介してコネクター525へ固定されている。
発泡クッション530と540には、安楽なシートを乗員に提供するため、シート513,523の縁とワイヤーハーネス514,518および5524とを落ち込ませる溝が形成されている。詳細に説明すると、周囲の溝533は、シート部分531に形成されており、下部電極組立510が取り付けられるとき、布513の縁を受け入れる。同様に、第一ワイヤーハーネス溝534と第二ワイヤーハーネス溝535が、ワイヤーハーネス534と518を落ち込ませるために、発泡シートクッション530のシート部531と前部532にそれぞれ形成されている。
発泡背もたれクッション540は、同様に、布523の外縁を受け入れる外周の溝541と、上部電極組立520が取り付けられるとき、ワイヤーハーネス524を受け入れるワイヤーハーネス溝542とから成っている。
シートフレーム550は、基部551と背もたれ部552から成っている。基部551は、発泡シートクッション530を支持する複数のスプリング553を有し、背もたれ部552は、背もたれクッション540を支持する格子状のスプリング554を有する。最後に、制御器555は、基部551の前縁に隣接したシートフレーム550に堅固に取り付けられている。制御器555は、コネクター515,519,525を受容する第一ソケット556と、および、信号が、例えば、車体に取り付けられた乗員拘束制御器へ個別の導体(示されていない)を経て送られる第二ソケット557とから成っている。制御器555の接地線558は、スプリング554へ接続されているが、シートフレーム550へ(点線で示されているように)シートフレーム550へ直接に接続することも出来る。
図6は、第二実施態様による、制御器555と電極との間の接続を示す簡略図を示す。制御器555は、交流信号発生器610,スイッチング回路620およびマイクロプロセッサまたは中央処理装置(CPU)630から成っている。スイッチング回路620は、電極511,512,521,522と信号発生器610との間に接続されている。スイッチング回路620は、CPU630から受信された制御信号に応答して、電極511,512,521,522の一つを選択して信号発生器610へ接続する。さらに、スイッチング回路620が、処理装置630から受信された制御信号に応答して、電極511,512,516,517,521,522の一つ以上を処理装置630の入力へ接続するように、スイッチング回路620は、電極511,512,516,517,521,522とCPU630との間に接続されている。
図5と6に示された実施態様により、電極511,512,521,522の内の選択された一つが、電界を選択された電極送るように、信号発生器610へ接続され、一つ以上の残りの電極は、選択された電流路に沿った電界強度を検出するために受信器として働く。例えば、電極512がスイッチング回路620により信号発生器610へ接続されると、電極511,521,522は、スイッチング回路620によりCPU630の入力へ接続される。同様に、電極521がスイッチング回路620により信号発生器610へ接続されると、電極511,512,522は、スイッチング回路620によりCPU630の入力へ接続される。
送信電極をこの様に交互に入れ替えることにより、N(N−1)(Nは電極数)個の電流の測定値のすべては、乗員を感知するために使用することが出来る。例えば、図6に示されているように、四つの電極511,512,521,522は、12の電流路の測定値を送る(これらの電極の間に伸長している二重矢印線として示されているように)。しかし、送信電極から測定値を得ることも出来、これにより、電流の測定値の全数を、乗員の存在/位置を感知するために使用できるN 2 (すなわち、図6の実施例において、全16電流の測定値)へ増加する。従って、図5,6に示された実施態様の乗員感知装置は、付加された電流(電界路)がさらに測定される点で、第一実施態様(図1に示された)より優れた利点を有しており、これにより、乗員感知装置の識別力を高め、後ろ向き幼児シートが存在する場合、エアバックの望ましくない起動を防止する装置の能力を改善する。その上、電極516,517は、位置外れの成人乗員を検出するのに使用することが出来、これにより、成人乗員が車両のダッシュボードへ余り近づいた場合、エアバックが展開することにより発生する傷害を防止する。センサー516,517の活用は以降に説明する。
図7は、図6に示された制御器555の簡略された回路図である。上述のように、制御器555は、信号発生器610,スイッチング回路620およびCPU630から成っている。
さらに、制御器555は、Vcc(5ボルト)とCPU630との間に接続されたRESET回路703を有する。RESET回路は、Vccの変化に応答し、またはCPU630の“無拘束”状態に応答してCPUをリセットする。詳細には、RESET回路703はVccをモニターして、異常なVccの低下が検出されると、リセット信号をCPU630へ送り、これにより、CPU630の“無拘束”状態を防止する。さらに、RESET回路703は、Vccと装置のクロック発振の不安定により発生した出力増加における“無拘束”を防止する。最後に、RESET回路703は、正常な動作を示すCPU630により発生したウォッチドックパルス信号をモニタリングすることにより、ウォッチドックタイマーとして働く。ウォッチドックパルス信号が遮断されると、RESET回路703は、無拘束状態と見なして、リセット信号をCPU630へ送る。
信号発生器610により発生した交流送信信号(約100kHz)は、選択された電極へ送られる前に、電流感知回路(SENSE)705へ選択的に流れる。電流感知回路705の目的は、選択された電極へ送られる電流量を検出することであり、この電流は乗員の存在または不在により変化する。送信信号の電流を検出することにより、乗員感知装置により使用される適用業務の数を増加することなく、乗員の腰掛け位置を詳細に検出することが可能である。電流感知装置705の実施例を示す詳細な回路図が、図8Aに示されている。
送信/受信の信号は、CPU630により制御される第一スイッチ列710を経て、電極へ送受信される。電極511,512,521,522(図6参照)は、第一スイッチ列710の片側へ接続された、端子Tx/Rx1,Tx/Rx2,Tx/Rx3およびTx/Rx4へ接続している。電流感知回路705からの送信信号は、CPU630からの送信制御信号へ応答して、第一スイッチ列710の第一組を経て、電極511,512,521,522の一つへ選択されて送られる。電極516,517は、端子Rx5とRx6へそれぞれ接続されている。電極電流感知回路705の選択された一つに発生した受信信号(電流)は、CPU630により発生した受信制御信号へ応答して、第一スイッチ列の第二組のスイッチへ選択して送られる。
増幅器ブロック720は、第一スイッチ列710へ接続されており、電極511,512,521,522,516,517に発生した受信信号電流を電圧信号Vに変換し(ここで、Vは電流の10,000倍に等しい)、次に、6の利得により電圧Vを増幅する。
増幅された電圧信号は、増幅器ブロック720から復調器回路(DEMOD)回路730と位相検出回路740へ出力される。
復調器730は、増幅器ブロック720と電流感知装置705とから信号を受信する。復調器回路730は、受信された信号(これは交流信号である)のレベル(振幅値)をCPU630により読み取られる直流(DC)電圧信号へ変える。復調器回路730の実施例を示す詳細な回路図が、図8Bに示されている。
位相検出回路740は、受信信号を増幅器ブロック720から、および送信信号を電流感知回路705から受信する。位相検出回路740は、受信信号の送信信号に対する差を検出する。これにより、乗員の腰掛けている位置の検出は、乗員感知増幅器により使用される電極の数を増加することなく、詳細になる。位相検出回路740の実施例を示す詳細な回路図が、図8Cに示されている。送信/受信の信号は、方形波信号へ変換される。送信信号の前縁は、DタイプのフリップフロップIClのクロック入力を始動し、高出力信号を発生する。受信信号の前縁は、フリップフロップIC2に、インバータを介してIClのRESET端子へ送られるワンショット低信号を発生させる。これにより、IC1は、低出力を発生する。その結果、IC1は、積分器を介してCPU630へ送られた送信/受信の信号の間の位相差を表す出力信号を発生する。
復調器回路730から出力された直流信号は、精密増幅器750と並の増幅器760を経て送られる。精密増幅器750の利得は、オフセット交換回路755を経てCPU630により制御される。これにより、車両シート上の乗員位置に関するより詳細な情報を送る受信信号の微小な変化の検出が可能になる。精密増幅器750とオフセット交換回路755の実施例を示す詳細な回路図が、図8Dに示されている。
最後に、位相検出回路740、精密増幅器750および並の増幅器760からの出力信号は、選択されて、第二スイッチ列770を経てCPU630へ送られ、信号はCPU630により制御される。
CPU630は、第二スイッチ列770を経て送られた信号に応答して、乗員拘束装置(示されていない)と回線632で通信する。CPU630は、動作状態を示すLED制御信号を回線631に発生し、バス633のEEPROM635と通信する。好適な制御器630は、NEC、東京、日本により製作されたμPD78052CGマイクロプロセッサである。言うまでもないが、制御器630の機能は、ほかのディジタルプロセッサにより実現出来る。さらに、スイッチング回路620の機能は、アプリケーション固有の集積回路(ASIC)により実現することが出来る。
上述のように、制御器630は、制御信号をスイッチング回路620へ送り、これにより、電極の一つを信号発生器器610へ接続し、一つ以上の残りの電極の受信信号を制御器630の入力へ接続する。受信信号は、値が電流の大きさにより決定される(選択された最大電流値に比例して)8ビットのディジタル信号へ変換される。次に、これらの8ビットディジタル信号は、数学的に操作され、格納されたデータと比較されて、電極が取り付けられているシートが空席(占有されていない)であるか、正常に腰掛けた乗員により占有されているか、後ろ向き幼児シートの子供に占有されているか、または、前向き子供安全シートまたは補助シートの子供により占有されているか、が決定される。シートの占有を決定するために使用される格納データは、EEPROM635に格納されており、制御器630により使用される命令コードも格納している。個の決定が完了すると、制御器630は、回線632を経て乗員拘束装置(示されていない)へ送られる乗員拘束命令信号を発生する。
図9は、本発明の第二実施態様により乗員拘束制御器を制御する好適な方法を示している流れ図を示す。次の説明において、電流路の表示は、電流が測定される送信電極と受信電極を識別している。例えば、電流路r12は、電極511から送られた電界に応答して発生した電極512における電流を表す(電極の配置について図5参照)。
最初に、ステップ901において、装置は、例えば、リセット命令をRESETTE703からCPU630へ送る(図7参照)。
次に、ステップ910において、CPU630は、電極511,512,521,522の選択された組を形成するように、第一スイッチ列710を制御し、各選択された組は、信号発生器610へ接続された送信電極および電流が測定される受信電極により形成される。詳細には、電流路r12は、電極511から送り、電極512に発生した電流を測定することにより測定される。同様に、電流路r13(電極511から送信、電極521で受信)、電流路r21(電極512から送信、電極511で受信)、電流路r24(電極512から送信、電極522で受信)、および電流路r31(電極521から送信、電極511で受信)が測定される。これら測定値のそれぞれは、実験的に決定され、かつ、EEPROM635に格納されるか、または一次または二次関数により計算される閾値TPlとTP2の第一組と比較される。
次の論理式が満足されると、人が“検出”される(ステップ910のイエス分岐):(r12>TP1)AND(r13>TP1)AND(r21>TP1)AND(r24>TP2)AND(r31>TP1)。人が“検出”されると、制御が、例えば、LEDまたはほかの表示器により検出を示すことから成る選択ステップ915へ進む。次に、制御は、“展開”信号が、CPU630から乗員拘束装置へ送られるステップ960へ送られ、これにより、衝突事故の場合展開ためエアバックを始動する。上記論理識別が満足されないならば、制御はステップ920へ進む。
ステップ920において、CPU630は、第一スイッチ列710を制御して、電極511,512,521,522の選択された組の第二セットを形成する。詳細には、測定値が、電流路r43(電極522から送信、電極512で受信)、電流路r41(電極522から送信、電極511で受信)、電流路r24(電極512から送信、電極522で受信)、電流路r21(電極512から送信、電極511で受信)、電流路r14(電極511から送信、電極522で受信)、および電流路r12(電極511から送信、電極512で受信)について取られる。これら測定値のそれぞれは、実験的に決定され、かつ、EEPROM635に格納されるか、または一次または二次関数により計算される第二組の閾値TF1,TF2,TF3,TF4,TF5,TF6,TF7およびTF8と比較される。
次の論理式が満足されると、前向き子供シート(FFCS)が“検出”される(ステップ920のイエス分岐):(r43>TF1)AND(r42>TF2)AND(r41>TF3)AND((r41−r42>TF4)OR(r41−r43>TF5)OR(r42−r43>TF6))AND(r24−r21>TF7)AND(r14−r12>TF8)。前向き子供シートが“検出”されると、制御は、例えば、LEDまたはほかの表示器により検出を表示することから成る選択ステップ925へ進む。次に、制御は、“展開”信号がCPU630から乗員拘束装置へ送られるステップ960へ送られ、これにより、衝突事故の場合展開ためエアバックを始動する。上記論理識別が満足されないならば、制御はステップ930へ進む。
ステップ930において、CPU630は、第一スイッチ列710を制御して、電極511,512,521,522の選択された組の第三セットを形成する。詳細には、測定値が、電流路r13(電極511から送信、電極521で受信)、電流路r31(電極521から送信、電極511で受信)、電流路r12(電極511から送信、電極512で受信)、電流路r21(電極512から送信、電極511で受信)、電流路r34(電極521から送信、電極522で受信)、および電流路r43(電極522から送信、電極521で受信)について取られる。これら測定値のそれぞれは、実験的に決定され、かつ、EEPROM635に格納されるか、または一次または二次関数により計算される第三組の閾値TB1,TB2,およびTB3と比較される。
次の論理式が満足されると、補助シートが“検出”される(ステップ930のイエス分岐):(r13>TB1)AND(r31>TB2)AND(r12>TB2)AND(r21>TB2)AND(r34>TB3)AND(r43>TB3)。補助の子供シートが“検出”されると、制御は、例えば、LEDまたはほかの表示器により検出を表示することから成る選択ステップ935へ進む。次に、制御は、“展開”信号がCPU630から乗員拘束装置へ送られるステップ960へ送られ、これにより、衝突事故の場合展開ためエアバックを始動する。上記論理識別が満足されないならば、制御はステップ940へ進む。
ステップ940において、CPU630は、第一スイッチ列710を制御して、電極511,512,521,522の選択された組の第四セットを形成する。詳細には、測定値が、電流路r12(電極511から送信、電極512で受信)、電流路r13(電極511から送信、電極521で受信)、電流路r14(電極511から送信、電極522で受信)、電流路r31(電極521から送信、電極511で受信)、および電流路r43(電極522から送信、電極521で受信)について取られる。これら測定値のそれぞれは、実験的に決定され、かつ、EEPROM635に格納されるか、または一次または二次関数により計算される第四組の閾値TR1,TR2,TR3,TR4,およびTR5と比較される。
次の論理式が満足されると、後ろ向き幼児シート(RFIS)が“検出”される(ステップ930のイエス分岐):(r12>TR1)AND(r13>TR2)AND(r14>TR3)AND(r13−r14>TR4)AND(r31−r43>TR5)。後ろ向き幼児シートが“検出”されると、制御は、例えば、LEDまたはほかの表示器により後ろ向き幼児シートの検出を表示することから成る選択ステップ945へ進む。次に、制御は、“不展開”信号がCPU630から乗員拘束装置へ送られるステップ970へ送られ、これにより、衝突事故の場合車両シートに隣接するエアバックを始動解除する。上記論理式が満足されないならば、制御はステップ950へ進む。
ステップ950において、CPU630は、第一スイッチ列710を制御して、電極511,512,521,522の選択された組の第五セットを形成する。詳細には、測定値が、電流路r12(電極511から送信、電極512で受信)、電流路r13(電極511から送信、電極521で受信)、電流路r14(電極511から送信、電極522で受信)、電流路r24(電極512から送信、電極522で受信)、および電流路r34(電極521から送信、電極522で受信)について取られる。
これらの測定値のそれぞれは、一次関数(例えば、y=ax+b)または二次関数(例えば、y=ax2+bx+c)により計算された第五セットの閾値TE1,TE2,TE3,TE4,TE5およびTE6と、EEPROM635に格納された第六セットの閾値TE11,TE22,TE33,TE44,TE55およびTE66と比較される。
次の論理式が満足されると、空席のシートが“検出”される(ステップ950のイエス分岐):(ABS(r12−TE1)<TE11)OR(ABS(r12−TE2<TE22)AND(ABS(r13−TE3)<TE33)AND(ABS(r14−TE4<TE44)AND(ABS(r24−TE5)<TE55)AND(ABS(r34−TE6<TE66)、ここで、“(ABS(ri,j)−TE(k))”は、(ri,j)−TE(k)の絶対値を意味する。空席のシートが“検出”されると、制御は、例えば、LEDまたはほかの表示器により空席シートの検出を表示することから成る選択ステップ953へ進む。
次に、制御は、“不展開”信号がCPU630から乗員拘束装置へ送られるステップ970へ送られ、これにより、衝突事故の場合車両シートに隣接するエアバックを始動解除する。上記論理式が満足されないならば、制御は、例えば、空席シート以外の何かが検出された検出を示すことから成る選択ステップ957へ進む。CPU630が、“展開”命令(ステップ960)または“不展開”命令(ステップ970)を送った後、制御は再びステップ910へ進み、このプロセスが反復される。この場合、乗員の動きおよびまたは変移は、検出され、これにより、例えば、乗員が前方へかがんでいるとき、望ましくないエアバックの展開を防止する。
上記プロセスは、成人、前向き子供シート、補助シート、後ろ向き幼児シート、空席のシートまたは“何か”の位置を検出するため、電極511,512,521,および522を使用しているだけである。一層高い識別力は、乗員の正確な位置を検出するため、数組の電極の精巧な組み合わせすることにより得られ、これにより、乗員が、エアバックの展開により傷害を起こす位置にいるとき、乗員拘束装置を起動不能にする。例えば、乗員が、車両シートの極端に前方の位置に腰掛けているならば、エアバックの展開は、乗員に傷害を与える。
従って、上記プロセスのステップ957は、電流路r15(電極511から送信、電極516で受信)、およびr16(電極551から送信、電極517で受信)について測定値を得ることにより乗員の位置を確かめるため、変形することが出来る(図5参照)。この情報は、乗員の極端な前方位置を確認するために使用することが出来、例えば、乗員拘束装置が展開するように、乗員に適切な位置へ戻るよう伝える指示を伝えるために使用することが出来る。
本発明は、幾つかの好適な実施態様に関してかなり詳細に説明されているが、ほかの実施態様も可能である。例えば、図10A〜10Dに示されているように、一つ以上の電極518,519は、エアバックの起動により傷害を受ける位置から外れた乗員を検出するため、さらに識別を行うように、ダッシュボード(図10Aと10B)、ダッシュボードとヘッドレスト(図10C)、または、ダッシュボードとフロア(図10D)に配置することが出来る。従って、この精神と添付請求の範囲は、ここに含まれる好適な実施態様の説明に限定されるものではない。
本発明の第一実施態様による乗員感知装置の構成図を示す。 本発明により使用された第一電極の側断面図を示す。 本発明による第二電極の平面図を示す。 本発明による第二電極の断面図を示す。 第一実施態様による乗員の存在を検出する方法を示す。 本発明の第二実施態様による乗員感知装置の分解図を示す。 第二実施態様による乗員感知装置の電極と制御器との接続を示す簡略図を示す。 第二実施態様による制御器の回路図を示す。 第二実施態様による制御器の回路図の一部を示す。 第二実施態様による制御器の回路図の残りの部分を示す。 図7に示された制御器のサブシステムの回路図を示す。 図7に示された制御器のサブシステムの回路図を示す。 図7に示された制御器のサブシステムの回路図を示す。 図7に示された制御器のサブシステムの回路図を示す。 本発明の第二実施態様による乗員を感知する過程の流れ図を示す。 選択電極の配置を示す簡略図を示す。 選択電極の配置を示す簡略図を示す。 選択電極の配置を示す簡略図を示す。 選択電極の配置を示す簡略図を示す。
符号の説明
10:車両
30,40,50:電極
60:制御器
70:乗員拘束増幅器
75:エアバック
80:信号源

Claims (4)

  1. 車両乗員感知装置において、
    交流(AC)信号を発生する信号発生器、
    車両に取り付けられた第1、第2および第3の電極であって、少なくとも第1の電極は前記信号発生器に接続可能である、互いに間隔をおいて離れた前記第1、第2および第3の電極、および
    前記信号発生器を第1の電極に接続することによって発生される一つ以上の電場の内の少なくとも一つの電場に応答して発生される、前記第1、第2および第3の電極それぞれの第1、第2および第3の電流を測定可能な制御器、から成り
    前記制御器が、第1、第2および第3の電流の関数により、拘束装置のコマンド信号を発生するように、作動できることを特徴とする車両の乗員感知装置。
  2. 前記第1、第2、第3の電極の少なくとも一つが、電界を送信する送信電極であり、
    第1、第2および第3の電流の少なくとも一つが、前記送信電極に与えられる送信信号電流である請求項1記載のシステム。
  3. 車両シート内の乗員を感知する方法において、
    信号源によって発生された交流信号を第1の電極に加えることによって、車両の第1の電極から電界を送信し、
    この送信中に、乗員に応答する交流電流信号である第1の電流を前記第1の電極において測定し、
    同じ時または異なる時に、乗員に応答する第2および第3の電流を、第1の電極から間隔を離した第2および第3の電極において、それぞれ測定し、
    前記第1、第2、および第3の電流を、所定の電流値と比較する段階を含むことを特徴とする前記方法。
  4. 前記第2の電極が、電界を送信する送信電極であり、
    前記第3の電極が、電界を送信する送信電極であり、
    前記第2および第3の電流が、前記第2及び第3の電極からの電界の送信と関連する送信電流である請求項3記載の方法。
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