JP4445434B2 - 振動板補強型スピーカ装置 - Google Patents
振動板補強型スピーカ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4445434B2 JP4445434B2 JP2005156098A JP2005156098A JP4445434B2 JP 4445434 B2 JP4445434 B2 JP 4445434B2 JP 2005156098 A JP2005156098 A JP 2005156098A JP 2005156098 A JP2005156098 A JP 2005156098A JP 4445434 B2 JP4445434 B2 JP 4445434B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- drive cone
- speaker device
- sealed space
- voice coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
まず、マグネット53を備えた磁気回路33と、磁気回路33を担持したフレーム35と、磁気回路33に対して軸方向移動自在に配置された円筒状のボイスコイルボビン45と、磁気回路33に対峙するようにボイスコイルボビン45に巻回されたボイスコイル46と、ボイスコイルボビン45と同心で軸方向に互いに離隔して外周がフレーム35に固着され、かつ内周が互いに接合されてボイスコイルボビン45に固着された振動板41,ボイスコイル46の駆動を振動板41に伝えるドライブコーン42とを有し、この振動板41,ドライブコーン42とフレーム35とで囲まれた空間が密閉され、この密閉空間67内で振動板41,ドライブコーン42が連結部材75で連結、補強されている。23はスピーカ装置前面のダストキャップである。
連結部材75による補強で振動板41,ドライブコーン42の剛性が強化されて音響振動の伝搬速度の向上が図られる。
一方、連結部材75の個数を増やすと、振動板41,ドライブコーン42の剛性は高まるものの、密閉空間67の容積の減少が大きくなり、最低共振周波数低減化の障害となっていた。
図2に示すように、この実施形態のスピーカ装置30は磁気回路33と、この磁気回路33が後部内壁に取り付けられたフレーム35と、駆動方向に向って同軸に配置された振動板41およびボイスコイル46の駆動を振動板41に伝えるドライブコーン42と、円筒状のボイスコイルボビン45に巻回されたボイスコイル46と、振動板41およびドライブコーン42とフレーム35で囲まれた密閉空間67内で振動板41およびドライブコーン42を連結する複数個の半円形の連結板片70とを備えた構成である。
このフレーム35には、駆動方向に沿って離れた位置に、振動板41の振動板支持部35cとドライブコーン42の振動板支持部35dがそれぞれ装備されている。
このエッジ61,62は、振動板本体であるコーン紙から伝わった振動を減衰させるため、内部損失の高い材質の部材を使用することが好ましい。よって、例えば、コーン紙とは異なる材質(コーン紙よりも内部損失の高い材質)の部材を接合してエッジ61,62とするのがよい。
また、振動板41の背部に配置されるドライブコーン42は、中央部の開口の径がボイスコイルボビン45の外径に略等しく設定されており、エッジ62には振動板間の密閉空間67の外側(スピーカ装置の背面側)に膨らむ膨出部62aが設けられている。
なお、振動板41のエッジ61は、その外周部に連設された取付用フランジ部61bがガスケット65と振動板支持部35cとで挟持されて、振動板支持部35cに固定されている。
また、この振動板41の中央部には、ダストキャップ23が貼着装備される。このダストキャップ23は、ボイスコイルボビン45の前方を覆って、磁気ギャップ57への塵埃等の進入を防止する。
そして、この台座71に対峙する部分で振動板41の内面から前面視半円形(図1(b)参照)の連結板片70が該内面に略垂直に延在し、その端部70aが台座71に固着される。連結板片70は前記振動板の中心まわりに、適宜、所定の間隔で、好ましくは等間隔で複数個設けられる。なお、連結板片70は振動板41と同一部材で形成されていてもよい。
また、連結板片70による連結によって、振動エネルギーが迅速に振動板41およびドライブコーン42の広範囲に分散され、局部的な振動板の歪みが抑えられて吸収すべき振動エネルギーに対する負担が軽減され、振動板41およびドライブコーン42の耐疲労性が向上する。
本実施の形態の振動板補強型スピーカ装置は、従来のダンパレススピーカ装置よりも密閉空間67の容積Vが大きいので、スティフネスは小さくなり、従って、最低共振周波数f0を図4のグラフに示すように低くすることができ、再生音の低域再生能力の低下を抑えることができる。
33 磁気回路
35 フレーム
35c,35d 振動板支持部
41 振動板
42 ドライブコーン
45 ボイスコイルボビン
57 磁気ギャップ
61,62 エッジ
67 振動板間の密閉空間
70 非環状の連結板片
71 台座
Claims (4)
- 駆動方向に沿って配置された振動板とボイスコイルの駆動を前記振動板に伝えるドライブコーンとを備え、
前記振動板および前記ドライブコーンの外周部がフレーム上の振動板支持部に固着され、
前記振動板および前記ドライブコーンと前記フレームとで囲まれた空間が密閉空間となっており、
前記密閉空間内で前記振動板と前記ドライブコーンとが非環状連結板片によって連結され、
前記密閉空間内の気体のバネ性により前記ボイスコイルボビンを介して振動系が支持されることを特徴とする振動板補強型スピーカ装置。 - 前記のドライブコーンの内周部が前記ボイスコイルボビンに固着されることを特徴とする請求項1に記載の振動板補強型スピーカ装置。
- 前記非環状連結板片は、互いに等間隔に複数個、かつ前記振動板および前記ドライブコーンの中心に対して同心状に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の振動板補強型スピーカ装置。
- 前記非環状連結板片は、前記振動板または前記ドライブコーンの湾曲面に取り付けた真直平坦な台座上に設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の振動板補強型スピーカ装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005156098A JP4445434B2 (ja) | 2005-05-27 | 2005-05-27 | 振動板補強型スピーカ装置 |
US11/439,428 US7961902B2 (en) | 2005-05-25 | 2006-05-24 | Speaker apparatus and manufacturing method thereof |
EP06010762A EP1727392A2 (en) | 2005-05-25 | 2006-05-24 | Speaker apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005156098A JP4445434B2 (ja) | 2005-05-27 | 2005-05-27 | 振動板補強型スピーカ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006333241A JP2006333241A (ja) | 2006-12-07 |
JP4445434B2 true JP4445434B2 (ja) | 2010-04-07 |
Family
ID=37554427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005156098A Expired - Fee Related JP4445434B2 (ja) | 2005-05-25 | 2005-05-27 | 振動板補強型スピーカ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4445434B2 (ja) |
-
2005
- 2005-05-27 JP JP2005156098A patent/JP4445434B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006333241A (ja) | 2006-12-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4610890B2 (ja) | スピーカ装置 | |
JP4639142B2 (ja) | スピーカ装置 | |
US7167573B2 (en) | Full range loudspeaker | |
JP6986365B2 (ja) | 車載用スピーカシステム | |
EP1881734B1 (en) | Speaker | |
JP2007135029A (ja) | スピーカ装置 | |
JP4754012B2 (ja) | スピーカー装置 | |
JP4452656B2 (ja) | スピーカ装置 | |
JP4768823B2 (ja) | スピーカ | |
JP2006222989A (ja) | スピーカ装置 | |
JP4624468B2 (ja) | スピーカ装置 | |
JP3930126B2 (ja) | スピーカ | |
JP4445434B2 (ja) | 振動板補強型スピーカ装置 | |
JP4527599B2 (ja) | 周波数特性可変型スピーカ装置 | |
JP4452657B2 (ja) | スピーカ装置及びその製造方法 | |
JP4560372B2 (ja) | スピーカ装置 | |
JP4576290B2 (ja) | スピーカ装置 | |
JP2006165913A (ja) | スピーカフレーム及びスピーカフレームを備えたスピーカ装置 | |
JP2007306202A (ja) | スピーカ | |
JPH0720313B2 (ja) | スピ−カ | |
JP4413119B2 (ja) | スピーカ | |
JP3767689B2 (ja) | スピーカの構造 | |
JP4507827B2 (ja) | コルゲーションダンパ及びスピーカ装置 | |
JP4425086B2 (ja) | スピーカー | |
WO2010050064A1 (ja) | スピーカ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080414 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091222 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100115 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |