JP4444902B2 - 鮎釣用曳舟 - Google Patents

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本発明は、鮎釣りの際にオトリとして使用される鮎を保管する曳舟の構造に関するものである。
鮎釣りにおいては「友釣り」と称される釣法がある。友釣りでは、生きた鮎がオトリとして使用される。釣人は、このオトリ鮎に釣針を装着し、ターゲットとなる鮎の縄張りに侵入させることにより、ターゲットとなる鮎のアタックを誘うものである。したがって、友釣りでは、体力のある鮎がオトリとして選定されなければ、ターゲットとなる鮎のアタックを期待できない。そのため、釣人は、実釣において常にオトリとなる鮎を注意深く観察し、鮎の体力が衰えたと判断した場合には、直ちにオトリとなる鮎を交換する必要がある。
従来から、オトリとなる鮎は、「曳舟」と称される容器に保管され、釣人は、実釣中にこの曳舟を常に携帯する(例えば、特許文献1〜特許文献4参照)。図6は、従来の一般的な曳舟の斜視図である。
同図が示すように、曳舟1は、船形に形成された本体2と、本体2に連結されたロープ3とを備えている。ロープ3にはフック4〜6が設けられており、釣人はフック4〜6を身体や釣り場の固定物に引っ掛けることにより、曳舟1を係留しておくことができる。曳舟1は水面に浮かべて使用され、この曳舟1の内部に鮎を収容する収容室が区画されている。この収容室には常時水が出入りするようになっており、収容室に収容された鮎には常に新鮮な水が供給されるようになっている。また、本体2が船形に形成されていることから、釣人は、曳舟1を水に浮かべたまま釣り場を容易に移動することができる。
前述のように、釣人は、オトリ鮎の体力が衰えたと判断したときは、当該オトリ鮎と曳舟1内に収容されている鮎とを交換する。曳舟1の本体2は、釣人が鮎を出し入れするための蓋7を備えており、釣人は、この蓋7を手で開けることにより、鮎を出し入れすることができる(例えば、特許文献5参照)。
特開2002−101799公報 特開2001−190202公報 特開平11−196745号公報 特開平7−95840号公報 実公平6−16522号公報
ところで、実釣においては、釣人は釣竿を把持しつつ瀬に進入すると共に針、ラインカッター、根掛外し、タモ網その他の釣道具も装備し操作する。そのため、鮎の交換時においては、釣人が片手で簡単に上記蓋7を開閉することができる必要があり、しかも釣人が意図的に蓋7を開けない限り当該蓋7が確実に閉じられている必要がある。なぜなら、実釣において釣人が片手で簡単に蓋7を開閉することができなければ、釣人は、鮎の交換作業や釣竿その他の釣道具の操作を円滑に扱うことができなくなるからである。
そこで、本発明の目的は、釣人が鮎の取り出しを片手で容易に行うことができるように簡単に開閉され、しかも閉じ状態にあるときは不用意に開放されることがない蓋を備えた鮎釣用曳舟を提供することである。
(1) 上記目的が達成されるため、本発明に係る鮎釣用曳舟は、内部に収容室が区画されると共に当該収容室に連通する開口が上面に設けられた曳舟本体と、当該曳舟本体の左右方向に配置された第1中心軸を中心として俯仰動作することによって上記開口を開閉する蓋体と、当該蓋体に設けられ、当該蓋体を閉じ状態にロックするロック機構とを有する。上記ロック機構は、ロック部材と安全カバーとを有する。ロック部材は、上記蓋体の左右方向に配置された第2中心軸に回動自在に支持された中央部、当該中央部から上方に延びる第1アーム部及び当該中央部から下方に延びる第2アーム部を有する。このロック部材は、上記第2中心軸を中心に所定方向に回動することによって上記第2アームの下端部が上記曳舟本体に当接係合する第1姿勢と、上記第2中心軸を中心に反所定方向に回動することによって上記第2アームの下端部が上記曳舟本体から離反して当該係合が解除される第2姿勢との間で姿勢変化することができる。上記安全カバーは、上記ロック部材の上方で俯仰動作し得るように上記蓋体の左右方向に配置された第3中心軸に回動可能に支持されている。この安全カバーは、起立した状態から倒伏することによって上記第1姿勢にあるロック部材の第1アーム部を弾性変形させて当該第1アーム部の上端部に係合すると共に当該ロック部材を覆い、倒伏した状態から起立することによって第1姿勢にあるロック部材の第1アーム部を弾性変形させて当該第1アーム部の上端部から離脱すると共に当該ロック部材を露出させる。
釣人は、曳舟本体の蓋体のロックを解除し、当該蓋体を第1中心軸を中心に回動させることによって当該蓋体を開放する。この蓋体が開放されることによって曳舟本体の上面に設けられた開口が露出し、釣人は、鮎を曳舟本体の収容室に収容することができる。また、釣人は、この蓋体を上記第1中心軸を中心に回動させることによって閉じることができる。さらに、釣人は、ロック機構を操作することによって当該蓋体を閉じ状態にロックすることができる。詳細には、以下のようにして蓋体が開閉される。
蓋体は、開放状態から第1回転軸を中心に回動倒伏され、曳舟本体の開口が当該蓋体によって閉塞される。このとき、蓋体に設けられたロック部材が第2中心軸を中心に回動し、一旦第2姿勢となった後に第1姿勢に変化する。これにより、ロック部材の第2アーム部の下端部が曳舟本体に係合し、蓋体は、当該曳舟本体に対して閉じ状態に保持される。さらに、安全カバーが第3中心軸を中心に回動され、上記ロック部材を上から覆うように倒伏される。このとき、安全カバーは、上記ロック部材を第1姿勢に保持したままで上記第1アーム部を弾性変形させることによって当該第1アーム部の上端部に係合する。このように安全カバーが倒伏されることによって上記ロック部材が当該安全カバーによって覆われるので、釣人は、意図的に安全カバーを起立させない限り、ロック部材を操作することはできない。
一方、釣人は、上記ロック部材を覆っている安全カバーを上記第3中心軸を中心に回動させて起立させることができる。このとき、安全カバーは、上記ロック部材を第1姿勢に保持したままで上記第1アーム部を弾性変形させることによって当該第1アーム部の先端部から離脱する。これにより、上記ロック部材が露出し、釣人は、このロック部材を操作することができる。釣人は、このロック部材を上記第2中心軸を中心に回動させることによって第1姿勢から第2姿勢へと変化させることができる。ロック部材は、第2中心軸の回りに回動自在となっているから、釣人は、片手で簡単にこのロック部材の姿勢を第2姿勢へと変化させることができる。ロック部材が第2姿勢に変化すると、当該ロック部材と上記曳舟本体との係合が解除されるから、釣人は、ロック部材を手で摘んだ状態で蓋体を開けることができる。
(2) 上記ロック部材の第1アーム部の上端部に上記反所定方向側に突出する係合凸部が形成され、上記安全カバーの下面に下方に突出する突片が形成されているのが好ましい。当該突片は、当該安全カバーが倒伏したときに上記第1アーム部を弾性変形させつつ上記係合凸部と嵌め合わされ、当該安全カバーが起立したときに上記第1アーム部を弾性変形させつつ上記係合凸部から離脱される係合凹部を備えているのが好ましい。
この構成では、安全カバーが倒伏されたときは、当該安全カバーが上記係合凸部に当接する。このとき、上記ロック部材は、安全カバーによって所定方向側に回動するように、すなわち第1姿勢となる方向に付勢されることになるが、当該ロック部材はすでに第1姿勢であるから、当該ロック部材は第1姿勢に保持されつつ上記第1アーム部が弾性変形する。この第1アーム部の弾性変形により、安全カバーの係合凹部に上記係合凸部が嵌め込まれる。また、この係合凹部に上記係合凸部が嵌め込まれている状態において、安全カバーが起立されると、同様にして上記第1アーム部が弾性変形し、上記係合凹部から上記係合凸部が離脱する。
(3) 上記ロック部材は、可撓性を有する合成樹脂から構成されているのが好ましい。これにより、弾性変形するロック部材が簡単に且つ安価に構成され得る。
(4) 上記安全カバーが起立したときに当該起立状態を一定の保持力で保持する保持機構がさらに設けられているのが好ましい。
この保持機構が設けられることにより、安全カバーが起立されたときに当該起立状態が保持される。そのため、釣人がロック部材を操作して蓋体を開ける際に安全カバーが倒伏することがない。したがって、釣人は一層容易に蓋体を開けることができる。また、この安全カバーは、一定の保持力で保持されているだけであるから、この保持力に抗して安全カバーが回動されると、当該安全カバーは倒伏する。
(5) 上記保持機構は、上記蓋体に設けられ、上記起立した安全カバーに係合し得る係合突起と、上記安全カバーに設けられ、当該安全カバーが起立したときに上記係合突起に当接して当該安全カバーの倒伏する方向への回動を規制する回動規制部材とを有する。
この構成では、安全カバーが起立されたときに、当該安全カバーに設けられた回動規制部材が蓋体に設けられた係合突起に当接することにより、安全カバーの倒伏が規制される。ただし、安全カバーが強制的に倒伏する方向に回動されると、上記回動規制部材と上記係合突起との係合が外れ、当該安全カバーは倒伏される。
このように本発明では、実釣中において釣人が片手で簡単に蓋体を開閉することができると共に、安全カバーが倒伏されていれば、釣人は、意図的に蓋体を開放しない限り、当該蓋体が釣人の意に反して不用意に開放されることはない。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1ないし図3は、本発明の一実施形態に係る鮎釣用曳舟の斜視図である。
この鮎釣用曳舟10は、鮎釣りの際にオトリとして使用される鮎を生きたまま保存するためのものである。鮎釣用曳舟10は、実釣中に釣人の身体等に係留され、川面に浮かべられる。鮎釣用曳舟10は、曳舟本体11と、図示されていない係留ロープとを備えている。この係留ロープの一端部は、曳舟本体11の船首に設けられたロープアンカー12に連結され、他端部が例えば釣人の腰部に繋がれる。
曳舟本体11は、ボート状の外観を呈し、例えば、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体(ABS)、アクリル、ポリプロピレン(PP)、ポリカーボネート(PC)、等の樹脂から構成される。本実施形態では、曳舟本体11は、下部本体35及び上部本体36とを有し、これらが上下方向に嵌め合わされている。両者が嵌め合わされる位置は、同図において、パーティングラインN1で示されている。
図3が示すように、曳舟本体11の内部は空洞になっており、この空洞により、鮎を収容する収容室37が構成されている。また、曳舟本体11の上面13に開口38が設けられている。この開口38は、上記収容室37と連通している。曳舟本体11に蓋14が取り付けられている。この蓋14は、上記開口38を開閉する。この蓋14は、ヒンジ15を介して曳舟本体11に対して回動可能に連結されている。具体的には、蓋14の基端部が蓋支持軸39(第1中心軸)によって支持されている。この蓋支持軸39は、上記開口38に隣接し、当該開口38を臨む位置に左右方向に沿って配置されている。蓋14は、この蓋支持軸39を中心に回動し、俯仰動作することができる。したがって、蓋14は、図1及び図2が示すように上記開口38を閉じることができ、また、図3が示すように上記開口38を開くことができる。この蓋14が開けられると、上記開口38が露出するので、釣人は、容易に鮎を上記収容室37に出し入れすることができる。
曳舟本体11は、給水孔19〜21及び排水孔22〜24を備えている。これらは、曳舟本体11の内部と連通している。したがって、この鮎釣用曳舟10が川面に浮かべられると、水が上記給水孔19〜21から曳舟本体11の内部、すなわち上記収容室37に進入し、この収容室37内の水は、上記排水孔22〜24から排出される。上記収容室37に水が進入した場合であっても、鮎釣用曳舟10が沈没しないように曳舟本体11の浮力が設定されている。
上記給水孔19〜21は、船首前面28に左右対称に設けられている。図1は、船首前面28の左側に配置された給水孔19〜21が示されている。各給水孔19〜21は、細長の貫通孔からなり、船首前面28に沿って上下方向に延びている。上記排水孔22〜24は、曳舟本体11の側面30に左右対称に設けられている。図1〜図3では、左舷側面30に配置された排水孔22〜24が示されている。各排水孔22〜24は、細長の貫通孔からなり、左舷及び右舷の側面30に沿って前後方向に延びている。
上記蓋14は、ロック機構17を備えている。このロック機構17は、上記蓋14が閉じ姿勢にあるとき、すなわちこの蓋14が上記開口38を閉塞しているときに、当該閉じ姿勢を維持する。したがって、釣人が意図しないときに蓋14が開閉することが防止される。このロック機構17は、曳舟本体11に係合するロック部材40(図3参照)と、安全カバー18とを備えている。釣人は、これら安全カバー18及びロック部材40を後述のように操作することによって、上記蓋14を開閉することができるようになっている。
なお、本実施形態に係る鮎釣用曳舟10では、上記蓋14に扉16が設けられている。この扉16は、いわゆる観音開き式の扉であり、曳舟本体11の内側に開閉するようになっている。したがって、釣人は、上記蓋14を開くことなく、釣れた鮎を扉16から容易に上記収容室37へ入れることもできる。
図4及び図5は、曳舟本体11の要部拡大断面図である。図4は、曳舟本体11の船首部分の断面図であり、上記ロック機構17の構造を示している。また、図5は、曳舟本体11の船首部分の断面図であり、上記ロック機構17が解除された状態を示している。
図4が示すように、上記ロック部材40及び安全カバー18は、蓋14に取り付けられている。ロック部材40は、略水平方向に延びる中央部41と、この中央部41から上方に延びる第1アーム部42と、上記中央部41から下方に延びる第2アーム部43とを有する。これら中央部41、第1アーム部42及び第2アーム部43は、樹脂(典型的にはポロオキシメチレン(POM))により一体的に形成される。ただし、ロック部材40を構成する材料は、特に限定されるものではなく、可撓性を有する合成樹脂であれば種々のものが採用され得る。
ロック部材40は、ロック部材支持軸44(第2中心軸)に支持されている。このロック部材支持軸44は、左右方向に沿って配置され、上記蓋14に固定されている。ロック部材40の中央部41は、図4が示すように、軸受部45を備えており、この軸受部45がロック部材支持軸44と嵌合している。これにより、ロック部材40は、ロック部材支持軸44を中心にして回動することができるようになっている。本実施形態では、上記中央部41は、ねじりコイルバネ46を備えている。このねじりコイルバネ46は、当該中央部41とロック部材支持軸44との間に介在され、ロック部材40を同図において左回り(所定方向)に回動するように弾性的に付勢する。
したがって、同図が示すように、蓋14が閉じられたときは、ロック部材40が左方向に回動し、上記第2アーム部43の下端部47が曳舟本体11に当接する。このように、第2アーム部43の下端部47が曳舟本体11に当接したときのロック部材40の姿勢は、「第1姿勢」と定義される。本実施形態では、この第2アーム部43の下端部47は鍵状に形成されている。したがって、ロック部材40が第1姿勢になったときは、第2アーム部43の下端部47は、曳舟本体11の所定部48に係合する。
このロック部材40は、上記ねじりコイルバネ46によって上記方向に回動するように弾性付勢されているから、例えば、釣人がロック部材40を操作して右方向(反所定方向)に回動させることも可能である。ロック部材40が右方向に回動すると、上記第2アーム部43の下端部47は、上記曳舟本体11の所定部48から離反し、上記係合が解除される。このように、第2アーム部43の下端部47が曳舟本体11から離反したときのロック部材40の姿勢は、「第2姿勢」と定義される。
上記ロック部材40の第1アーム42の上端部に係合凸部49が形成されている。この係合凸部49は、右方向(上記反所定方向)に突出している。上記ロック部材40が上記第1姿勢となったときに、上記係合凸部49は、上記蓋14の所定部(後述される係合凹部50)と係合するようになっている。
安全カバー18は、矩形の板状に形成されている。安全カバー18は、安全カバー支持軸51(第3中心軸)に支持されている。この安全カバー支持軸51は、上記ロック部材支持軸44と同様に左右方向に沿って配置され、上記蓋14に固定されている。安全カバー18の基端部52は、この安全カバー支持軸51によって支持されている。安全カバー18は、安全カバー支持軸51を中心にして回動し、俯仰動作することができるようになっている。したがって、安全カバー18は、図4が示すように、左方向に回動倒伏して上記ロック部材40を覆うことができ、また、図5が示すように、右方向に回動起立して上記ロック部材40を露出させることができる。本実施形態では、安全カバー18が倒伏した姿勢(図4参照)は「倒伏姿勢」と定義され、起立した姿勢(図5参照)は、「起立姿勢」と定義される。なお、安全カバー18が上記倒伏姿勢となるように、当該安全カバー18を弾性的に回動付勢する部材(典型的にはねじりコイルバネ)が設けられていてもよい。
安全カバー18の下面53に突片54が形成されている。この突片54は、当該下面54に配置された帯状の部材である。この突片54は、安全カバー18と一体的に形成され図4の紙面に垂直な方向に延びている。この突片54は、同図が示すように下向きに突出しており、その側面に上記係合凹部50が形成されている。この係合凹部50も図4の紙面に垂直な方向に延びている。
上記蓋14が閉じられ、ロック部材40が第1姿勢になると、上記安全カバー18が閉じられる。すなわち、安全カバー18は、図5が示す起立姿勢から図4が示す倒伏姿勢に変化する。安全カバー18が倒伏するに際し、上記突片54がロック部材40の上端部、すなわち上記第1アーム部42の係合凸部49に当接し、両者が摺動しつつ上記係合凸部49が上記係合凹部50に嵌め込まれる。また、安全カバー18が倒伏姿勢となったときは、上記ロック部材40が安全カバー18によって覆われる。また、図4が示すように安全カバー18が倒伏姿勢にあるときに、釣人は、安全カバー18の先端部55に指を掛けて当該安全カバー18を起立姿勢に変化させることができる。これにより、上記ロック部材40が露出するので、釣人は、このロック部材40を操作することにより、上記蓋14を開けることができる。
本実施形態では、図4が示すように、蓋14の所定部に突起56(係合突起)が設けられている。この突起56は、蓋14と一体的に形成されている。突起56は、同図において紙面に垂直な方向に延びる板状に形成されている。一方、上記安全カバー18は、回動規制部57(回動規制部材)を備えている。この回動規制部57は、安全カバー18の後端部に設けられている。この回動規制部57は、安全カバー18と一体的に形成されており、上記安全カバー支持軸51を中心として径方向外方に突出されている。これら突起56及び回動規制部57は、後述のように互いに係合する。突起56及び回動規制部57は、安全カバー18が起立されたときに当該起立状態を保持する保持機構58を構成する。この保持機構58の作用効果については後述される。
釣人は、この鮎釣用曳舟10を使用する際に、曳舟本体11の蓋14のロックを解除し、この蓋14を蓋支持軸39(図3参照)を中心に回動させることによって開く。この蓋14が開かれることによって曳舟本体11の上面13に設けられた開口38が露出し、釣人は、鮎を曳舟本体11の収容室37に収容することができる。また、釣人は、この蓋14を閉じることができる。このとき、釣人は、ロック機構17を操作することによって蓋14を閉じ状態にロックすることができる。以下、蓋14の開閉について詳述される。
開放状態(図3参照)にある蓋14は、蓋支持軸39を中心に回動倒伏される。曳舟本体11の開口38は、当該蓋14によって閉塞される。この蓋14が閉じられる際に(図4参照)、ロック部材40の第2アーム部43の下端部47が一旦曳舟本体11の所定部48に当接する。この状態で蓋14がさらに倒伏されると、上記下端部47が上記所定部48に沿って移動し、蓋14が完全に倒伏された状態で上記下端部47が上記所定部48に係合する。すなわち、ロック部材40は、ロック部材支持軸44を中心に回動し、一旦第1姿勢から第2姿勢側へ姿勢変化した後、再び第1姿勢に戻る。これにより、ロック部材40の下端部47が曳舟本体11に引っ掛かり、蓋14は、曳舟本体11に対して閉じ状態が保持される。
さらに、安全カバー18が安全カバー支持軸51を中心に回動され、上記ロック部材40を上から覆うように倒伏される。このとき、前述のように、上記突片54がロック部材40の係合凸部49に当接し、この状態でさらに安全カバー18が倒伏されると、上記係合凸部49は、図4において左方向(所定方向)に押しつけられる。すなわち、ロック部材40は、ロック部材支持軸44を中心にしてさらに左方向に回動するモーメントを受ける。しかし、この状態では、上記第2アーム部43の下端部47が曳舟本体11に係合しているから、当該ロック部材40は、もはや左方向へ回動することはできない。そのため、ロック部材40の第1アーム部42が一旦左方向へ弾性変形する。これにより、上記係合凸部49と上記突片54とが相対的に摺動し、上記係合凸部49が上記係合凹部50に嵌め込まれる。
すなわち、安全カバー18は、ロック部材40を第1姿勢に保持したままで上記第1アーム部42を弾性変形させることによって上記係合凸部49に係合する。そして、安全カバー18が倒伏されることによって、このロック部材40が当該安全カバー18によって覆われるので、釣人は、意図的に安全カバー18を起立姿勢に変化させない限り、ロック部材40を操作することはできない。しかも、安全カバー18を倒伏させる作業は、釣人が片手で安全カバー18を押さえつけることによって簡単に実施される。
さらに、安全カバー18は、上記ロック部材40を弾性変形させることによって倒伏姿勢へと変化するから、仮に、蓋14が上記開口38に完全に閉じられていない状態(例えば、図5が示す状態)であっても、釣人が安全カバー18を押さえて倒伏姿勢に変化させることにより、当該安全カバー18が上方からロック部部材40を押さえるので、当該蓋14が完全に上記開口38に閉じられ且つ安全カバー18が倒伏される。つまり、蓋14が完全に閉じられていない場合であっても、釣人は、安全カバー18を操作するだけで、蓋14を完全に閉じることができ、且つ蓋14は、当該閉じ状態が保持される。
一方、蓋14が閉じられている場合に、釣人は、上記安全カバー18を操作して起立姿勢に変化させることができる。このとき、安全カバー18は、上記ロック部材40を第1姿勢に保持したままで上記第1アーム部42を弾性変形させることによって上記係合凸部49から離脱する。これにより、ロック部材40が露出し、釣人は、このロック部材40を摘むことができる。具体的には、釣人が上記第1アーム部42の先端部を摘み、当該ロック部材40を右方向(反所定方向)に回動させることによって第1姿勢から第2姿勢へ変化させる(図5参照)。このロック部材40は、ロック部材支持軸44の回りに回動自在となっているから、釣人は、この作業を片手で簡単に行うことができる。ロック部材40が第2姿勢に変化すると、上記第2アーム部43の下端部47と曳舟本体11との係合が解除されるから、釣人は、ロック部材40を手で摘んだままで蓋14を開けることができる。
特に、本実施形態では、図5が示すように、安全カバー18が起立されたときに、安全カバー18に設けられた回動規制部57が蓋14に設けられた突起56に当接し、この回動規制部57が上記突起56に乗り上げた状態となる。これにより、安全カバー18は、倒伏する方向への回動が規制され、一定の保持力で当該起立状態に保持されることになる。そのため、釣人が蓋14を開ける際に、安全カバー18が倒伏することがなく、したがって、釣人は一層容易に蓋14を開けることができる。
ただし、釣人が安全カバーを強制的に倒伏する方向に回動すると、上記回動規制部57が上記突起56を乗り越えて両者の係合が解除される。このとき、回動規制部57が安全カバー18と一体的に形成され、突起56が蓋14と一体的に形成されているから、両者が弾性的に変形することによって両者の係合が解除される。これにより、安全カバー18が倒伏され、前述のように蓋14の閉じ状態がロックされる。
このように本実施形態に係る鮎釣用曳舟10では、実釣中において釣人が片手で簡単に蓋14を開閉することができると共に、安全カバー18が倒伏されていれば、釣人は、意図的に蓋14を開放しない限り、当該蓋14が釣人の意に反して不用意に開放されることはない。
本発明は、鮎釣りに使用される曳舟に適用され得る。
図1は、本発明の一実施形態に係る鮎釣用曳舟の斜視図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る鮎釣用曳舟の斜視図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る鮎釣用曳舟の斜視図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る鮎釣用曳舟の曳舟本体の要部拡大断面図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る鮎釣用曳舟の曳舟本体の要部拡大断面図である。 図6は、従来の一般的な曳舟の斜視図である。
符号の説明
10・・・鮎釣用曳舟
11・・・曳舟本体
13・・・上面
14・・・蓋
15・・・ヒンジ
17・・・ロック機構
18・・・安全カバー
37・・・収容室
38・・・開口
39・・・蓋支持軸
40・・・ロック部材
41・・・中央部
42・・・第1アーム部
43・・・第2アーム部
44・・・ロック部材支持軸
47・・・第2アーム部の下端部
49・・・係合凸部
50・・・係合凹部
51・・・安全カバー支持軸
53・・・安全カバーの下面
54・・・突片
56・・・突起
57・・・回動規制部
58・・・保持機構

Claims (5)

  1. 内部に収容室が区画されると共に当該収容室に連通する開口が上面に設けられた曳舟本体と、当該曳舟本体の左右方向に配置された第1中心軸を中心として俯仰動作することによって上記開口を開閉する蓋体と、当該蓋体に設けられ、当該蓋体を閉じ状態にロックするロック機構とを有する鮎釣用曳舟において、
    上記ロック機構は、
    上記蓋体の左右方向に配置された第2中心軸に回動自在に支持された中央部、当該中央部から上方に延びる第1アーム部及び当該中央部から下方に延びる第2アーム部を有し、上記第2中心軸を中心に所定方向に回動することによって上記第2アームの下端部が上記曳舟本体に当接係合する第1姿勢と上記第2中心軸を中心に反所定方向に回動することによって上記第2アームの下端部が上記曳舟本体から離反して当該係合が解除される第2姿勢との間で姿勢変化し得るロック部材と、
    上記ロック部材の上方で俯仰動作し得るように上記蓋体の左右方向に配置された第3中心軸に回動可能に支持され、起立した状態から倒伏することによって上記第1姿勢にあるロック部材の第1アーム部を弾性変形させて当該第1アーム部の上端部に係合すると共に当該ロック部材を覆い、倒伏した状態から起立することによって第1姿勢にあるロック部材の第1アーム部を弾性変形させて当該第1アーム部の上端部から離脱すると共に当該ロック部材を露出させる安全カバーとを備えている鮎釣用曳舟。
  2. 上記ロック部材の第1アーム部の上端部に上記反所定方向側に突出する係合凸部が形成され、
    上記安全カバーの下面に下方に突出する突片が形成されており、
    当該突片は、
    当該安全カバーが倒伏したときに上記第1アーム部を弾性変形させつつ上記係合凸部と嵌め合わされ、当該安全カバーが起立したときに上記第1アーム部を弾性変形させつつ上記係合凸部から離脱される係合凹部を備えている請求項1に記載の鮎釣用曳舟。
  3. 上記ロック部材は、可撓性を有する合成樹脂からなる請求項1又は2に記載の鮎釣用曳舟。
  4. 上記安全カバーが起立したときに当該起立状態を一定の保持力で保持する保持機構がさらに設けられている請求項1から3のいずれかに記載の鮎釣用曳舟。
  5. 上記保持機構は、
    上記蓋体に設けられ、上記起立した安全カバーに係合し得る係合突起と、
    上記安全カバーに設けられ、当該安全カバーが起立したときに上記係合突起に当接して当該安全カバーの倒伏する方向への回動を規制する回動規制部材とを有する請求項4に記載の鮎釣用曳舟。
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