JP4444344B2 - 携帯無線機 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯無線機に関し、特に、複数のアンテナとそのアンテナに接続されるダイバーシチ可能な受信機を搭載し、複数のアンテナ間の電磁界結合によるアンテナの利得劣化を改善することで、高い受信性能の確保を可能にする携帯無線機に関する。
図9(a)は、従来の携帯無線機の概略構成の一例を示す。この携帯無線機は、第1のアンテナ11と、第1のアンテナ11で受信した信号を増幅する第1の増幅器12と、合成ダイバーシチ受信を行うための第2のアンテナ13と、第2のアンテナ13で受信した信号を増幅する第2の増幅器14と、第1の増幅器12と第2の増幅器14との出力により合成ダイバーシチ動作可能なDTV(ディジタルテレビ)チューナモジュール15とを有する。
ここで、第1の増幅器12と第2の増幅器14は、使用帯域の入力インピーダンス特性が等しくなるように設定されている。図9(b)は、増幅器17の入力インピーダンスを説明するための図である。同図に示すように、増幅器17の入力インピーダンスは、増幅器17の出力とグランンド間に50Ωを接続した場合における増幅器17の入力端子16のインピーダンスと同値である。
図10は、従来の携帯無線機において、DTV使用帯域における増幅器の入力インピーダンスを表わすスミスチャートであり、図10(a)は、第1の増幅器12の入力インピーダンス特性19を示し、図10(b)は、第2の増幅器14の入力インピーダンス特性20を示す。増幅器の入力インピーダンスは、一般的にZ=R+jXで表わされ、無線機の入力インピーダンスは約50Ωに設定されるので、増幅器のDTV使用帯域の入力インピーダンスは、スミスチャート上では、中心(50Ω)を囲む円内に表わされる。
図11は、従来の携帯無線機のパッケージ化された概略構成2を示す。通常、携帯無線機では、シリコンゲルマニウムまたはガリウム砒素のトランジスタ等で構成された第1の増幅器12と第2の増幅器14のインピーダンスは50Ωから大きくずれているため、市販化されている増幅器は、インピーダンス整合部22,25を追加してパッケージ化され50Ω整合をとっている。
すなわち、第1の増幅器12の入力段には第2の50Ωインピーダンス整合部22が接続され、第2の増幅器14の入力段には第5の50Ωインピーダンス整合部25が接続されてパッケージ化される。この場合、パッケージ化された第1の増幅器12とパッケージ化された第2の増幅器14は使用帯域の入力インピーダンス特性が等しく設定される。
また、第1および第2のアンテナ11,13が引き出し式のホイップアンテナ等で折り畳み式の携帯無線機に適用される場合に、筐体の開閉に伴うインピーダンス変化を補償するために、第1および第4の50Ωインピーダンス整合部21,24が設けられる。さらに、第1および第2の増幅器12,14とDTVチューナモジュール15との間には、第3および第6の50Ωインピーダンス整合部23,26が設けられる。
図12は、従来の携帯無線機の回路上のインピーダンスを説明するための図である。同図に示すように、従来の携帯無線機では、第1〜第6の50Ωインピーダンス整合部21〜26を信号経路に設けているために、信号経路上の各点におけるDTV使用帯域のインピーダンスが略50Ωになっている。
一方、移動体向けディジタル伝送、地上ディジタルテレビジョン放送、または無線LAN等への応用に適した変調方式として、マルチパスフェージングおよびゴーストに強いという特徴のある直交周波数分割多重変調(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式が注目されており、各アンテナに増幅器を接続してC/N(Carrier to Noise)を検出し、それに応じた重み係数を算出し、ダイバーシチ合成することが可能なOFDM変調信号受信装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−175878号公報
しかしながら、上記従来の装置にあっては、合成ダイバーシチ用のアンテナ間の電磁界結合により、アンテナ性能の劣化が生じる恐れがある。特に携帯電話やPHS等との使用帯域と比較して、低い周波数帯で動作するアプリケーション、例えばディジタルテレビ放送などにおいて影響が大きい。
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、複数のアンテナ間の電磁界結合によるアンテナの利得劣化を改善することで、例えば、ディジタルテレビ等のアプリケーションを高感度に視聴できる携帯無線機を提供することを目的としている。
本発明の携帯無線機は、第1のアンテナと、第2のアンテナと、一端が前記第1のアンテナに電気的に接続された第1の低雑音増幅器と、一端が前記第2のアンテナに電気的に接続された第2の低雑音増幅器と、前記第1の低雑音増幅器の他端と前記第2の低雑音増幅器の他端とに電気的に接続された受信回路と、を備え、前記第1の低雑音増幅器の入力インピーダンスと前記第2の低雑音増幅器の入力インピーダンスとが、前記受信回路の所定の動作周波数帯域において全て異なる。
上記構成によれば、第1の低雑音増幅器の入力インピーダンスと第2の低雑音増幅器の入力インピーダンスとが、受信回路の所定の動作周波数帯域において全て異なり、スミスチャートにおいて領域が全く重複しないので、第1の低雑音増幅器の入力段における第1のアンテナのインピーダンスと第2の低雑音増幅器の入力段における第2のアンテナのインピーダンスが異なるため、第1のアンテナと第2のアンテナ間の電磁界結合が低減して、電磁界結合による利得劣化が改善される。また、第1のアンテナと第2のアンテナの利得劣化を改善することで、高感度なディジタルテレビ放送を視聴できる。
また、本発明の携帯無線機は、第1のアンテナと、一端が前記第1のアンテナに電気的に接続された第1のインピーダンス整合部と、一端が前記第1のインピーダンス整合部の他端に電気的に接続された第1の低雑音増幅器と、第2のアンテナと、一端が前記第2のアンテナに電気的に接続された複素共役整合部と、一端が前記複素共役整合部の他端に電気的に接続された第2の低雑音増幅器と、前記第1の低雑音増幅器の他端と前記第2の低雑音増幅器の他端とに電気的に接続された受信回路と、を備え、前記第1のインピーダンス整合部が、所定の特性インピーダンス近傍のインピーダンスを有する第1のアンテナと前記所定の特性インピーダンスを有する前記第1の低雑音増幅器とを、前記所定の特性インピーダンスにて整合し、前記複素共役整合部が、前記第2のアンテナと前記第2の低雑音増幅器とを前記所定の特性インピーダンスとは異なるインピーダンスにて整合し、前記第1のアンテナのインピーダンスと前記第2のアンテナのインピーダンスとが異なり、前記第1の低雑音増幅器の入力インピーダンスと前記第2の低雑音増幅器の入力インピーダンスとが異なり、前記第1のインピーダンス整合部による整合及び前記複素共役整合部による整合により、前記第1のアンテナを自由空間から見込んだインピーダンスと前記第2のアンテナを自由空間から見込んだインピーダンスとが異なる。
上記構成によれば、複素共役整合部が第2のアンテナと第2の低雑音増幅器とを所定の特性インピーダンスとは異なるインピーダンスにて整合するので、仮に第2のアンテナのインピーダンスが第2の低雑音増幅器の入力インピーダンスから大きくずれていても、損失の少ない整合回路で整合を取ることが可能になる。また、第1のアンテナと第1の低雑音増幅器とを所定の特性インピーダンスにて整合するのに対し、第2のアンテナと第2の低雑音増幅器とを所定の特性インピーダンスとは異なるインピーダンスにて整合するので、第1の低雑音増幅器の入力段の第1のアンテナのインピーダンスと、第2の低雑音増幅器の入力段の第2のアンテナと複素共役整合部を接続したインピーダンスを異ならせることが可能となり、第1および第2のアンテナ間の電磁界結合を低減することができる。したがって、高感度なディジタルテレビ放送を視聴できる。
また、本発明の携帯無線機は、一端が前記第2の低雑音増幅器の他端に電気的に接続され、かつ、他端が前記受信回路に電気的に接続された第2のインピーダンス整合部を備え、前記第2のインピーダンス整合部が、前記第2の低雑音増幅器と前記受信回路とを前記所定の特性インピーダンスにて整合する。
また、本発明の携帯無線機は、一端が前記第1のアンテナに電気的に接続され、かつ、他端が前記第1のインピーダンス整合部の一端に電気的に直列接続された第3のインピーダンス整合部を備え、前記第3のインピーダンス整合部が、前記第1のアンテナと前記第1のインピーダンス整合部とを前記所定の特性インピーダンスにて整合する。
上記構成によれば、第3のインピーダンス整合部が第1のアンテナと受信回路とを所定の特性インピーダンスにて整合するので、受信信号の損失を少なくしてより効果的に受信回路に供給することができる。
また、本発明の携帯無線機は、一端が前記第1の低雑音増幅器の他端に電気的に接続され、かつ、他端が前記受信回路に電気的に接続された第4のインピーダンス整合部を備え、前記第4のインピーダンス整合部が、前記第1の低雑音増幅器と前記受信回路とを前記所定の特性インピーダンスにて整合する。
上記構成によれば、第4のインピーダンス整合部が第1の低雑音増幅器と受信回路とを所定の特性インピーダンスにて整合するので、第1の低雑音増幅器の出力損失を少なくしてより効果的に受信回路に供給することができる。
また、本発明の携帯無線機は、前記第1のアンテナからの信号と前記第2のアンテナからの信号についてダイバーシチ処理を行うためのダイバーシチ回路を備え、前記ダイバーシチ回路が、前記受信回路に含まれ、または、前記受信回路に電気的に接続される。
上記構成によれば、第1のアンテナおよび第2のアンテナからの受信信号から効率的に高感度なディジタルテレビ放送を視聴できる。
また、本発明の携帯無線機は、前記ダイバーシチ回路は、合成ダイバーシチ処理を行うためのダイバーシチ回路である。
上記構成によれば、第1のアンテナおよび第2のアンテナからの受信信号からより効率的に高感度なディジタルテレビ放送を視聴できる。
また、本発明の携帯無線機は、前記第1のインピーダンス整合部および前記第1の低雑音増幅器は1つのモジュールで構成されている。
上記構成によれば、1つのモジュールで増幅器の入力インピーダンスを所定のインピーダンスに整合されることができ、設計およびメンテナンスが容易になる。
また、本発明の携帯無線機は、前記第1のアンテナが、当該携帯無線機の筐体の外部に突出されるホイップアンテナであり、前記第2のアンテナが、当該携帯無線機の筐体に内蔵されたアンテナ素子である。
上記構成によれば、第1のアンテナとしてのホイップアンテナについては所定インピーダンスに整合を行い、第2のアンテナとしての内蔵アンテナ素子については複素共役インピーダンスで整合を行うことで、第2のアンテナは少ない損失で第2の低雑音増幅器に接続できる。また、第1のアンテナのインピーダンスは所定インピーダンスに整合するのに対し、第2のアンテナは複素共役インピーダンスに整合させるので、第1のアンテナと第2のアンテナのインピーダンスを異ならせることが可能となり、第1および第2のアンテナ間の電磁界結合を低減することができる。この場合、アンテナ間での利得劣化を低減でき、高感度なディジタルテレビ放送を視聴できる。
また、本発明の携帯無線機は、第1の筐体内に配設された第1の回路基板と、第2の筐体内に配設された第2の回路基板とを備え、前記第1のアンテナが、前記第1の回路基板および前記第2の回路基板の少なくとも一部を含むダイポールアンテナであり、前記第2のアンテナは、当該携帯無線機の筐体に内蔵されたアンテナ素子である。
上記構成によれば、第1のアンテナとしての筐体ダイポールアンテナについては所定インピーダンスに整合を行い、第2のアンテナとしての内蔵アンテナ素子については複素共役インピーダンスで整合を行うことで、第2のアンテナは少ない損失で第2の低雑音増幅器に接続できる。また、第1のアンテナの入力インピーダンスは所定インピーダンスに整合するのに対し、第2のアンテナは複素共役インピーダンスに整合させるので、第1のアンテナと第2のアンテナのインピーダンスを異ならせることが可能となり、第1および第2のアンテナ間の電磁界結合を低減することができる。この場合、アンテナ間での利得劣化を低減でき、高感度なディジタルテレビ放送を視聴できる。
複数のアンテナ間の電磁界結合によるアンテナの利得劣化を改善することで、高感度なディジタルテレビの視聴が可能である。
本発明の実施形態にかかる携帯無線機は、合成ダイバーシチ機能を有するテレビ受信機能が搭載された携帯無線機であって、アンテナを2本搭載し、2本のアンテナとダイバーシチ可能なテレビチューナを接続する2系統の信号経路に2つの増幅器を含む。そして、上記2つの増幅器は、使用帯域の入力インピーダンス特性が異なる増幅器を使用する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる携帯無線機の概略構成を示す。この携帯無線機は、第1のアンテナ11と、第1のアンテナ11で受信した信号を増幅する第1の増幅器12と、第2のアンテナ13と、第2のアンテナ13で受信した信号を増幅する第2の増幅器14と、第1の増幅器12と第2の増幅器14との出力により合成ダイバーシチ動作可能なDTVチューナモジュール15とを有する。ここで、第1の増幅器12と第2の増幅器14は、使用帯域の入力インピーダンス特性が異なるように設定される。増幅器12、14は、例えば低雑音増幅器(LNA:Low Noise Amplifier)である。
DTVチューナモジュール15は、第1のアンテナ11および第2のアンテナ13からの受信信号に含まれるDTVで使用される周波数帯の信号を選択する同調処理や同調処理で選択された周波数帯の信号を復調する復調処理等を行う受信回路を有する。受信回路は第1のアンテナ11用および第2のアンテナ13用共通であってもよいし、別個に設けられてもよい。また、DTVチューナモジュールは、第1のアンテナ11からの信号および第2のアンテナ13からの信号について、合成ダイバーシチや選択ダイバーシチ等のダイバーシチ処理を行うことが可能である。ダイバーシチ処理は、上記受信回路上で行われても良いし、受信回路が別個に設けられている場合には、各受信回路に電気的に接続されたダイバーシチ回路上で行われても良い。
図1に示した本実施形態の携帯無線機における電気的な接続関係は以下の通りである。つまり、第1のアンテナ11が第1の増幅器12の一端に電気的に接続されている。また、第1の増幅器12の他端がDTVチューナモジュール15に電気的に接続されている。また、第2のアンテナ13が第2の増幅器14の一端に電気的に接続されている。また、第2の増幅器14の他端がDTVチューナモジュール15に電気的に接続されている。なお、増幅器12、14は、具体的にはDTVチューナモジュールに含まれる受信回路に電気的に接続される。
図2は、本実施形態の携帯無線機において、DTV使用帯域における増幅器の入力インピーダンスを表わすスミスチャートであり、図2(a)は、第1の増幅器12の入力段(第1のアンテナ11側)のインピーダンス特性(入力インピーダンス)であり、第1の増幅器12のDTV使用帯域における入力段のインピーダンスは図中の円31内に存在している様子を示し、図2(b)は、第2の増幅器14の入力段(第2のアンテナ13側)のインピーダンス特性(入力インピーダンス)であり、第2の増幅器14のDTV使用帯域における入力段のインピーダンスは図中の円32内に存在している様子を示す。同図に示すように、本実施形態にかかる携帯無線機では、2本のアンテナ11、13とDTVチューナモジュール15を接続する2系統の信号経路における第1および第2の増幅器12,14の入力インピーダンスが、受信回路の所定の動作周波数帯域において全て異なり、スミスチャートにおいて領域が全く重複しない。なお、受信回路の所定の動作周波数帯域とは、例えばアンテナにより受信する電波に含まれるDTV信号の周波数帯、つまりDTVの使用帯域である。また、第1のアンテナ11と第1の増幅器12を接続する際に、損失を小さくするため、第1のアンテナ11のインピーダンスと第1の増幅器12の入力インピーダンスとについてインピーダンス整合し、同様に、第2のアンテナ13のインピーダンスと第2の増幅器14の入力インピーダンスとについてもインピーダンス整合を行うことが好ましい。
図3は、本発明の実施形態にかかる携帯無線機の効果を説明するための図である。第1および第2の増幅器12,14は、トランジスタが基板に実装されて構成されるので、第1および第2の増幅器12,14と基板グランドとの間にはインピーダンスZ1(33),Z2(34)が生じる。この場合、ある周波数でZ1=Z2になるときに第1および第2のアンテナ11,13の結合が大きくなり、Z1≠Z2になるときに第1および第2のアンテナ11,13の結合が低減する。
本実施形態の携帯無線機では、2本のアンテナ11,13を特性(使用帯域のインピーダンス特性)が異なる増幅器12,14に接続するため、ある周波数における2本のアンテナ11,13の終端インピーダンスZ1(33)、Z2(34)も異なる。終端インピーダンスが異なるため、アンテナ11,13間の電磁界結合が低減して、電磁界結合による利得劣化が改善される。また、アンテナ11,13の利得劣化を改善することで、高感度なディジタルテレビ放送を視聴できる。
このように本実施形態の携帯無線機は、第1のアンテナ11と、第2のアンテナ13と、第1のアンテナ11に接続された第1の低雑音増幅器12と、第2のアンテナ13に接続された第2の低雑音増幅器14と、第1の低雑音増幅器12および第2の低雑音増幅器14に接続された合成ダイバーシチ可能なDTVチューナモジュール15を有し、合成ダイバーシチ可能なDTVチューナモジュール15の使用周波数帯域において、第1の低雑音増幅器12の入力インピーダンスと、第2の低雑音増幅器14の入力インピーダンスが異なる。
したがって、使用周波数帯域における2本のアンテナ11,13の終端インピーダンスが異なり、アンテナ11,13間の電磁界結合が低減して、電磁界結合による利得劣化が改善される。また、アンテナ11,13の利得劣化を改善することで、高感度なディジタルテレビ放送を視聴できる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態にかかる携帯無線機の概略構成を示す。なお、図4において、図1と同一の構成要素については、同一の符号を付し、説明を省略する。図4に示す携帯無線機は、第1のアンテナ11と、第1の50Ωインピーダンス整合部21と、第2の50Ωインピーダンス整合部22、第1の増幅器12と、第3の50Ωインピーダンス整合部23と、第2のアンテナ13と、複素共役整合部41と、第2の増幅器14と、第4の50Ωインピーダンス整合部26と、第3の50Ωインピーダンス整合部23と第4の50Ωインピーダンス整合部26との出力により合成ダイバーシチ動作可能なDTVチューナモジュール15とを有する。なお、上記50Ωインピーダンス整合部は、少なくともDTVの1つの使用周波数でインピーダンスを略50Ωに整合する。また、50Ωは一例であり、これに限られないが、DTVチューナモジュールに含まれる受信回路の所定の入力インピーダンスと同値であればよい。
第2の50Ωインピーダンス整合部22および第1の増幅器12は、1つのモジュールで構成されること、すなわちパッケージ化されることが可能である。第1の増幅器12および第2の増幅器14は、シリコンゲルマニウムやガリウム砒素で形成されたトランジスタ等で構成されており、これらの増幅器のインピーダンスは50Ωからずれていることがある。このように、インピーダンス整合部と増幅器とを1つのモジュールとすることで、インピーダンスが50Ωに整合された増幅器と同等になる。
なお、第1の増幅器12と第2の増幅器14の入力インピーダンス特性は、DTVの使用帯域において少なくとも一部が同一に設定されていても、すべてが異なるように設定されてもよい。ただし、上記パッケージ化が可能な第2の50Ωインピーダンス整合部22および第1の増幅器12の入力インピーダンス特性(つまり第2の50Ωインピーダンス整合部22の入力インピーダンス特性)と第2の増幅器14の入力インピーダンス特性とは、DTVの使用帯域においてすべてが異なるように設定される。
図4に示した本実施形態の携帯無線機における電気的な接続関係は以下の通りである。つまり、第1のアンテナ11が第1の50Ωインピーダンス整合部21の一端に電気的に接続されている。また、第1の50Ωインピーダンス整合部21の他端が第2の50Ωインピーダンス整合部22の一端に電気的に接続されている。また、第2の50Ωインピーダンス整合部22の他端が第1の増幅器12の一端に電気的に接続されている。また、第1の増幅器12の他端が第3の50Ωインピーダンス整合部23の一端に電気的に接続されている。また、第3の50Ωインピーダンス整合部23の他端がDTVチューナモジュール15に電気的に接続されている。また、第2のアンテナ13が複素共役整合部41の一端に電気的に接続されている。また、複素共役整合部41の他端が第2の増幅器14の一端に電気的に接続されている。また、第2の増幅器14の他端が第4の50Ωインピーダンス整合部26の一端に電気的に接続されている。また、第4の50Ωインピーダンス整合部26の他端がDTVチューナモジュール15に電気的に接続されている。
本実施形態にかかる携帯無線機は、図11に示した従来構成2と比較して、第5の50Ωインピーダンス整合部25がないため、整合回路による損失が減り、第2のアンテナ13の感度が向上する。また、図1に示した実施形態1と同様に第1および第2の増幅器12,14による終端インピーダンスが異なるため、電磁界結合劣化が低減する。
図5は、本実施形態の携帯無線機における回路上のインピーダンスの違いを説明するための図である。同図に示すように、本実施形態の携帯無線機では、第1の50Ωインピーダンス整合部21の出力端、第3の50Ωインピーダンス整合部23の出力端、および第4の50Ωインピーダンス整合部26の出力端ではインピーダンスが50Ωとなるが、複素共役整合部41の出力端は50Ωにならない。
図6は、本実施形態の携帯無線機において、50Ωインピーダンス整合部と複素共役整合部との違いを説明するためのスミスチャートを示す。図6(a)は、50Ωインピーダンス整合部の動作を示すスミスチャートであり、あるインピーダンス(実線43内)を実線42で示した50Ω付近にする動作を示す。一般的に、実線42は、電圧定在波比(VSWR:Voltage Standing Wave Ratio)が2もしくは3の同心円であり、約50Ωのインピーダンスに整合した領域を示す。
図6(a)では、実線43内のインピーダンスが比較的50Ωに近い場合は、損失の少ない整合回路で実線42で示した50Ω付近のインピーダンスに整合可能である。一方、実線43内が50Ωから大きくずれていると、損失の大きい整合回路が必要となる。
例えば、図5に示す携帯無線機では、第1のアンテナ11のインピーダンスが実線43であり、第1の50Ωインピーダンス整合部21により実線42のインピーダンスに整合される。
また、図6(b)は、複素共役整合部の動作を示すスミスチャートであり、あるインピーダンス(実線44内)を実線46で示したインピーダンスにする動作を示す。ここで、実線46で示したインピーダンスは、点線45のインピーダンスに対する複素共役のインピーダンスである。つまり、複素共役のインピーダンス同士は、スミスチャート上の抵抗軸(X=0)を挟んで線対称の領域となる。
この場合、仮に実線44内のインピーダンスが50Ωから大きくずれていても、実線46で示した点線45のインピーダンスに対する複素共役のインピーダンスにするのであれば、損失の少ない整合回路でも、整合を取ることが可能な場合もある。
例えば、図5に示す携帯無線機では、第2の増幅器のインピーダンスが点線45であり、第2のアンテナ13のインピーダンスが実線44である場合、複素共役整合部41により実線46のインピーダンスに整合される。これにより、整合後のインピーダンスと増幅器のインピーダンスによりリアクタンス成分は相殺された状態となる。なお、図5は説明のための図であり、実際には実線44と実線46との距離は図示よりも短い。なお、上記複素共役整合部41は、少なくともDTVの1つの使用周波数でインピーダンスを略複素共役インピーダンスに整合する。ここで、複素共役インピーダンスとは、2つの所定のインピーダンスが複素共役の関係となるインピーダンスを指す。
なお、本実施形態の携帯無線機は、第1の増幅器12とDTVチューナモジュール15とを電気的に接続する配線が所定基準より短い場合などには、第3の50Ωインピーダンス整合部23は設けなくてもよく、省略可能である。この場合には、第1の増幅器12の出力端子はDTVチューナモジュール15の入力端子に直結される。本実施形態の携帯無線機において第3の50Ωインピーダンス整合部23を省略する場合の概略構成を図7に示している。
また、本実施形態の携帯無線機において第3の50Ωインピーダンス整合部23を省略する場合の回路上のインピーダンスの違いを図8に示す。同図に示すように、第1の50Ωインピーダンス整合部21の出力端、第1の増幅器12の出力端(DTVチューナモジュールの入力端)、および第4の50Ωインピーダンス整合部26の出力端ではインピーダンスが50Ωとなるが、複素共役整合部41の出力端は50Ωにならない。
さらに、図5および図7において、第1の50Ωインピーダンス整合部21についても設けなくてもよく、省略可能である。
次に、本実施形態の携帯無線機の種類について説明する。
第1のアンテナ11および第2アンテナ13のインピーダンスは、DTVチューナモジュール15に含まれる受信回路の所定の入力インピーダンス(例えば50Ω)となるように設計される。例えば、ホイップアンテナのように、携帯無線機から外部に突出した状態で使用されるアンテナの場合には、当該アンテナの入力インピーダンスは、上記所定の入力インピーダンスと近似した状態となる。このため、ホイップアンテナが接続された受信経路(アンテナからDTVチューナモジュール15に至るまでの経路)については、インピーダンス整合部によりアンテナの直後段においてインピーダンス整合を行っても、損失の少ない整合回路を用いることができる。
また、内蔵されたアンテナ素子をアンテナとして用いる場合には、当該携帯無線機自身の筐体による損失等により、上記ホイップアンテナの場合よりも、当該アンテナの入力インピーダンスと上記所定の入力インピーダンスとが異なるものになってしまう。このため、内蔵されたアンテナ素子が接続された受信経路については、複素共役整合部によりアンテナの直後段において複素共役インピーダンスの整合を行っても、損失の少ない整合回路を用いることができる。
したがって、ホイップアンテナと内蔵アンテナ素子とをアンテナとして使用する場合には、第1のアンテナ11としてホイップアンテナを、第2のアンテナ13として内蔵されたアンテナ素子を使用することで、アンテナの利得劣化を効率的に改善し、高感度なディジタルテレビ視聴を行うことができる。
また、携帯無線機の筐体に配置されたダイポールアンテナである筐体ダイポールアンテナと、携帯無線機の筐体に内蔵されたアンテナ素子とを比較すると、筐体ダイポールアンテナの方がアンテナ利得を得やすい。したがって、筐体ダイポールアンテナと内蔵アンテナ素子とをアンテナとして使用する場合には、第1のアンテナ11として筐体ダイポールアンテナを、第2のアンテナ13として内蔵されたアンテナ素子を使用することで、アンテナの利得劣化を効率的に改善し、高感度なディジタルテレビ視聴を行うことができる。
図13は、筐体ダイポールアンテナと内蔵アンテナ素子を有する携帯無線機の構成の一例を示す図である。図13において、携帯無線機は、上部と下部の2つの筐体を備え、導電性部材からなる2つのヒンジ部102、103により、横方向(短手方向)と縦方向(長手方向)の2方向に開閉自在となっている。下部筐体104には回路基板106が設けられており、上部筐体105には回路基板112が設けられている。下部筐体104に設けられるアンテナ素子110は、一方の端部がヒンジ部103に接続され、他方の端部がヒンジ部102に接続されている。アンテナ素子110は、回路基板106から給電される。上部筐体105に設けられるアンテナ素子111は、ヒンジ部102に電気的に接続されている。アンテナ素子111は、上部筐体5の一部を構成する金属フレームである。また、回路基板112がアンテナ素子111として動作する場合もある。アンテナ素子110、111、ヒンジ部102、103が上側素子で、下部筐体104の回路基板106のグラウンドパターンが下側素子となるダイポールアンテナを形成しており、筐体全体をアンテナ(筐体ダイポールアンテナ)として利用する。このように、上記筐体ダイポールアンテナは、上部筐体105に配設された回路基板112および下部筐体104に配設された回路基板106の少なくとも一部を含むダイポールアンテナである。また、内蔵アンテナ素子として、例えば、下部筐体104内に設けられ、回路基板106から給電される内蔵アンテナ素子120が使用される。なお、内蔵アンテナ素子としては、下部筐体104内だけでなく、上部筐体105内に設けられても良い。図13の構成は、第1の実施形態および第2の実施形態のいずれについても適用可能である。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施し得るものである。
例えば、本実施形態では、前述したように、搭載する受信機能はディジタルテレビ放送で説明したが、本発明はディジタルテレビ放送に限定されるものではなく、複数のアンテナを用いて受信することにより実現される機能であれば適用可能である。
本発明は、複数のアンテナ間の電磁界結合によるアンテナの利得劣化を改善することで、高感度なディジタルテレビの視聴を可能にする。
本発明の第1の実施形態にかかる携帯無線機の概略構成を示す図 本発明の第1の実施形態にかかる携帯無線機においてDTV使用帯域における増幅器の入力インピーダンスを表わすスミスチャート 本発明の第1の実施形態にかかる携帯無線機の効果を説明するための図 本発明の第2の実施形態にかかる携帯無線機の概略構成を示す図 本発明の第2の実施形態にかかる携帯無線機における回路上のインピーダンスの違いを説明するための図 本発明の第2の実施形態にかかる携帯無線機において50Ωインピーダンス整合部と複素共役整合部との違いを説明するためのスミスチャート 本発明の第3の実施形態にかかる携帯無線機の概略構成を示す図 本発明の第3の実施形態にかかる携帯無線機における回路上のインピーダンスの違いを説明するための図 従来の携帯無線機の概略構成の一例を示す図 従来の携帯無線機においてDTV使用帯域における増幅器の入力インピーダンスを表わすスミスチャート 従来の携帯無線機のパッケージ化された概略構成を示す図 従来の携帯無線機における回路上のインピーダンスを説明するための図 本発明の実施形態における筐体ダイポールアンテナと内蔵アンテナ素子を有する携帯無線機の構成の一例を示す図
符号の説明
11 第1のアンテナ
12 第1の増幅器
13 第2のアンテナ
14 第2の増幅器
15 DTVチューナモジュール
21 第1の50Ωインピーダンス整合部
22 第2の50Ωインピーダンス整合部
23 第3の50Ωインピーダンス整合部
24 第4の50Ωインピーダンス整合部
25 第5の50Ωインピーダンス整合部
26 第6の50Ωインピーダンス整合部
41 複素共役整合部
102、103 ヒンジ部
104 下部筐体
105 上部筐体
106、112 回路基板
110、111 アンテナ素子
120 アンテナ素子

Claims (9)

  1. 第1のアンテナと、
    一端が前記第1のアンテナに電気的に接続された第1のインピーダンス整合部と、
    一端が前記第1のインピーダンス整合部の他端に電気的に接続された第1の低雑音増幅器と、
    第2のアンテナと、
    一端が前記第2のアンテナに電気的に接続された複素共役整合部と、
    一端が前記複素共役整合部の他端に電気的に接続された第2の低雑音増幅器と、
    前記第1の低雑音増幅器の他端と前記第2の低雑音増幅器の他端とに電気的に接続された受信回路と、
    を備え、
    前記第1のインピーダンス整合部は、所定の特性インピーダンス近傍のインピーダンスを有する第1のアンテナと前記所定の特性インピーダンスを有する前記第1の低雑音増幅器とを、前記所定の特性インピーダンスにて整合し、
    前記複素共役整合部は、前記第2のアンテナと前記第2の低雑音増幅器とを前記所定の特性インピーダンスとは異なるインピーダンスにて整合し、
    前記第1のアンテナのインピーダンスと前記第2のアンテナのインピーダンスとが異なり、
    前記第1の低雑音増幅器の入力インピーダンスと前記第2の低雑音増幅器の入力インピーダンスとが異なり、
    前記第1のインピーダンス整合部による整合及び前記複素共役整合部による整合により、前記第1のアンテナを自由空間から見込んだインピーダンスと前記第2のアンテナを自由空間から見込んだインピーダンスとが異なる
    携帯無線機。
  2. 請求項1に記載の携帯無線機であって、更に、
    一端が前記第2の低雑音増幅器の他端に電気的に接続され、かつ、他端が前記受信回路に電気的に接続された第2のインピーダンス整合部を備え、
    前記第2のインピーダンス整合部は、前記第2の低雑音増幅器と前記受信回路とを前記所定の特性インピーダンスにて整合する
    携帯無線機。
  3. 請求項1または2に記載の携帯無線機であって、更に、
    一端が前記第1のアンテナに電気的に接続され、かつ、他端が前記第1のインピーダンス整合部の一端に電気的に直列接続された第3のインピーダンス整合部を備え、
    前記第3のインピーダンス整合部は、前記第1のアンテナと前記第1のインピーダンス整合部とを前記所定の特性インピーダンスにて整合する
    携帯無線機。
  4. 請求項3に記載の携帯無線機であって、更に、
    一端が前記第1の低雑音増幅器の他端に電気的に接続され、かつ、他端が前記受信回路に電気的に接続された第4のインピーダンス整合部を備え、
    前記第4のインピーダンス整合部は、前記第1の低雑音増幅器と前記受信回路とを前記所定の特性インピーダンスにて整合する
    携帯無線機。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の携帯無線機であって、更に、
    前記第1のアンテナからの信号と前記第2のアンテナからの信号についてダイバーシチ処理を行うためのダイバーシチ回路を備え、
    前記ダイバーシチ回路は、前記受信回路に含まれ、または、前記受信回路に電気的に接続される
    携帯無線機。
  6. 請求項5に記載の携帯無線機であって、
    前記ダイバーシチ回路は、合成ダイバーシチ処理を行うためのダイバーシチ回路である
    携帯無線機。
  7. 請求項ないし4のいずれか1項に記載の携帯無線機であって、
    前記第1のインピーダンス整合部および前記第1の低雑音増幅器は1つのモジュールで構成された
    携帯無線機。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の携帯無線機であって、
    前記第1のアンテナは、当該携帯無線機の筐体の外部に突出されるホイップアンテナであり、
    前記第2のアンテナは、当該携帯無線機の筐体に内蔵されたアンテナ素子である
    携帯無線機。
  9. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の携帯無線機であって、
    当該携帯無線機は、第1の筐体内に配設された第1の回路基板と、第2の筐体内に配設された第2の回路基板とを備え、
    前記第1のアンテナは、前記第1の回路基板および前記第2の回路基板の少なくとも一部を含むダイポールアンテナであり、
    前記第2のアンテナは、当該携帯無線機の筐体に内蔵されたアンテナ素子である
    携帯無線機。
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