JP4443948B2 - 建設機械のグラップル装置 - Google Patents

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本発明は、パワーショベル等、建設機械のブームの先端部に取付けられ、材木をつかんで移動したり、樹木を挟圧して切断、あるいは割ったりする建設機械のグラップル装置に関するものである。
従来のグラップル装置として、図5、図6に示すものがあった。図5、図6において、15はパワーショベル等、建設機械のブームの先端部に取付けられるグラップル装置であり、取付けブラケット16の下部に左右一対のグラップルアーム17,18を、支点ピンP1,P2を介して接離(開閉)方向に回動可能に懸垂支持し、ブラケット16部に設けた油圧シリンダ(図示省略)によって上記各グラップルアーム17,18を支点ピンP1,P2を中心として接離(開閉)方向に回動させるようになっている。上記各グラップルアーム17,18は、三日月形に裁断された一対のサイドプレート17a,17a(18a,18a)を所定の間隙を保持して対向させるとともに、両者の上部を上部プレート17b(18b)により一体的に結合し、下端部を下部プレート(爪)17c(18c)により一体的に結合し、これにより、上下中間部に空隙(ア)を有する円弧状に湾曲したフォーク状のグラップル装置15を形成する。
そして、図5に示すように、左右のグラップルアーム17,18を交叉状に閉じてその胴部(長手方向中間部)で材木Wをつかんで移動したり、また、左右のグラップルアーム17,18の下部プレート17c,18c、つまり爪で樹木あるいは材木を挟圧してこれらを切断したり、あるいは割ったりする。
また、他の従来技術として、上下一対のフォークを互いに対面させて取付ブラケットに回動開閉可能に連結し、下フォークは3本の下爪とし、上フォークは上記下爪の配置間隔の中間位置に対向する2本の上爪と、その両端の下爪よりもさらに外側の位置に対向する張出上爪とにより形成し、これにより、材木、あるいは建築を解体した際に発生する柱、板材等の長物をつかむ際に、一動作の把持量を増加させるようにした建設機械のつかみ爪装置があった。
特開平10−37487号公報
前者のグラップル装置15、及び後者のつかみ爪装置は、いずれもフォーク状となっていたため、土砂、砂利等の小物をすくうことはできず、森林、あるいは建築の解体現場等の地面を整地する際には、大物のバケットアタッチメントを建設機械のブームの先端部に付け替えし、該バケットアタッチメントで土砂、砂利等をすくったり、崩したりして地面を整地する必要がある。これは、大物のアタッチメントを現場まで輸送したり、大物部品を付け替えたりすることとなり、輸送費用が嵩むとともに、取り替えに手数及び熟練を要するものであった。本発明は、グラップル装置の一方のグラップルアームにバケットを取り付けることにより、上記不具合を解消した新規な建設機械のグラップル装置を得ることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の如く構成したものである。即ち、請求項1に係る発明は、円弧状に湾曲する左右一対のフォーク状のグラップルアームを互いに対向させるとともに、各グラップルアームを取付けブラケットにそれぞれの上端部を中心として接離方向に回動可能に連結してなる建設機械のグラップル装置において、底壁及び側壁を有する舟艇状のバケットを設けるとともに、前記側壁の高さを先端側から基部側に向けて次第に高くし、前記バケットを一方のグラップルアームの背面側に外側から嵌合させるとともに、該バケットの先端部を前記一方のグラップルアームの先端部背面に接近させ、該バケットの先端部を除く基部側の底壁を前記一方のグラップルアームの背面に対して外方に離間させ、かつ、一方のグラップルアームの内縁をバケットの側壁から内方に露出させ、この状態で前記バケットを前記一方のグラップルアームに着脱可能に締結する構成にしたものである。
本願の請求項1に係る発明は、一方のグラップルアームにバケットを取り付けたので、このバケットが一方のグラップルアームの空隙から漏れた小物を受け取めることとなり、これにより、土砂・砂利等をすくい上げて所定箇所に移動させたり、崩したりして地面を整地することができる。また、上記バケットが一方のグラップルアームの背面側に位置しているので、左右のグラップルアームで材木等の長物をつかんで所定箇所に移動させることができる。
請求項2に係る発明は、バケットの側壁の高さを先端側から基部側に向けて次第に高くするとともに、該バケットの底壁の基部側を一方のグラップルアームの背面から外方に離間させるようにしたので、バケットの容積が増大して多量の土砂・砂利等をすくうことができる。また、閉じた際に他方のグラップルアームの先端部が一方のグラップルアームの基部から下方に露出する形式のグラップル装置であっても、他方のグラップルアームの先端部がバケットの底壁に衝突することがなくなり、該グラップル装置の閉じ動作が安定することになる。
以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。図1は本発明によるグラップル装置の開いた状態の側面図、図2は本発明によるグラップル装置の閉じた状態の側面図、図3はバケットを装着した一方のグラップルアーム部の拡大側面図、図4は図3の右側面図である。
図1において、1はグラップル装置であり、取付けブラケット2、左右一対のグラップルアーム6,7、及び左部のグラップルアーム6に取り付けられるバケット10を主要部品として構成される。上記取付けブラケット2は、上部ブラケット3と、該上部ブラケット3に上下軸心を中心として回転可能に連結される下部ブラケット4とを有し、上部ブラケット3はパワーショベル等、建設機械のブームの先端部に取付けられ、下部ブラケット4は左右のグラップルアーム6,7を開閉可能に懸垂支持する。
上記各グラップルアーム6,7は、共に略同構造となっており、その内の左部のグラップルアーム6を代表して図3、図4により説明すると、三日月形に裁断した一対のサイドプレート6a,6aを所定の間隙を保持して対向させるとともに、両者の上部を上部プレート6bにより一体的に結合し、下端部を下部プレート(掻き片)6cにより一体的に結合する。これにより、上下中間部に空隙(ア)を有する円弧状に湾曲したフォーク状のグラップルアーム6(7)を得る。
上記左右一対のグラップルアーム6,7は、図1に示すように、互いに左右に対向配置されてその上端部を下部ブラケット4に支点ピンP1,P2を介して回動可能に連結されるとともに、上下ブラケット2,3部に設けた油圧シリンダ(図示省略)によって各支点ピンP1,P2を中心として接離(開閉)方向に回動される。この場合、本例では、図2に示すように、左右のグラップルアーム6,7が閉じられた際に、右部のグラップルアーム7の先端部7aが左部のグラップルアーム6の空隙(ア)から下方に露出して互いに上下に重なり合うようになっている。Wはグラップルアーム6,7によって把持された木材等の長物である。
上記左部のグラップルアーム6に、その背面側からバケット10を嵌合させて該グラップルアーム6に一体的に締結する。該バケット10は、図3、図4に示すように、先端側から基部側に向って次第に広幅となる略半円板状に裁断した一対の側壁10a,10aを所定の間隙を保持して対向させ、両者の底面側(背面側)に円弧状に湾曲させた底壁10bを一体的に結合し、該底壁10bの下端部にフォーク状の爪片10cを一体的に結合する。これにより、底壁10bの両側に側壁10a,10aを有する舟艇状のバケット10を得る。
そして、上記バケット10を左部のグラップルアーム6にその背面側から嵌合させ、下端部の爪片10cを上記グラップルアーム6の下部プレート(掻き片)6dに下から重ね合わせてボルト11により締結し、基部側(上部側)を上記グラップルアーム6の背面から外方に離間させるとともに、その側壁10a,10aの上部をグラップルアーム6のサイドプレート6a,6aの上部に重ね合せ、この重ね合せ部に補強用のクロスパイプ12を挿通し、該クロスパイプ12を介してバケット10の上部をグラップルアーム6の上部に締結する。
上記実施例によれば、左部のグラップルアーム6にバケット10を取り付けたので、このバケット10が左部のグラップルアーム6の空隙(ア)から漏れた小物を受け取めることとなり、これにより、土砂・砂利等をすくい上げて所定箇所に移動させたり、崩したりして地面を整地することができる。また、上記バケット10が左部のグラップルアーム6の背面側に位置しているので、該左部のグラップルアーム6はその側壁6a,6aの起立縁部(内縁)6a−1がバケット10から上方(外部)に露出することになる。このため、左右のグラップルアーム6,7の側壁の起立縁部(6a−1)で材木等の長物をつかんで所定箇所に移動させることができる。また、バケット10の先端部に取り付けた爪片10と左部のグラップルアーム7の先端部の爪とで、樹木あるいは材木を挟圧してこれらを切断したり、あるいは割ったりすることができる。
また、バケット10の側壁10a,10aの高さを先端側から基部側に向けて次第に高くするとともに、該バケット10の底壁10bの基部側を左部のグラップルアーム6の背面から外方に離間させるようにしたので、バケット10の容積が増大して多量の土砂・砂利等をすくうことができる。また、バケット10の基部側の底壁10bが左部のグラップルアーム6の背面から離間しているので、図2に示すように、閉じた際に、右部のグラップルアーム7の先端部7aが左部のグラップルアーム6の空隙(ア)から下方に露出しても、該先端部7aがバケット10の底壁10bに衝突しなくなり、左右のグラップルアーム6,7の閉じ動作が安定することになる。
本発明によるグラップル装置の開いた状態の側面図である。 本発明によるグラップル装置の閉じた状態の側面図である。 バケットを装着した一方のグラップルアーム部の拡大側面図である。 図3の右側面図である。 従来例によるグラップル装置の開いた状態の一部断面側面図である。 従来例によるグラップル装置の閉じた状態の一部断面側面図である。
符号の説明
1 グラップル装置
2 取り付けブラケット
3 上部ブラケット
4 下部ブラケット
6 左部(一方の)のグラップルアーム
6a サイドプレート
6a−1 側壁の起立縁部
6b 上部プレート
6c 下部プレート
7 右部のグラップルアーム
7a 先端部
10 バケット
10a 側壁
10b 底壁
10c 爪片
11 ボルト
12 クロスパイプ
P1,P2 支点ピン
(ア) 空隙

Claims (1)

  1. 円弧状に湾曲する左右一対のフォーク状のグラップルアーム(6,7)を互いに対向させるとともに、各グラップルアーム(6,7)を取付けブラケット(2)にそれぞれの上端部を中心として接離方向に回動可能に連結してなる建設機械のグラップル装置において、底壁(10b)及び側壁(10a)を有する舟艇状のバケット(10)を設けるとともに、前記側壁(10a)の高さを先端側から基部側に向けて次第に高くし、前記バケット(10)を一方のグラップルアーム(6)の背面側に外側から嵌合させるとともに、該バケット(10)の先端部を前記一方のグラップルアーム(6)の先端部背面に接近させ、該バケット(10)の先端部を除く基部側の底壁(10b)を前記一方のグラップルアーム(6)の背面に対して外方に離間させ、かつ、一方のグラップルアーム(6)の内縁(6a−1)をバケット(10)の側壁(10a)から内方に露出させ、この状態で前記バケット(10)を前記一方のグラップルアーム(6)に着脱可能に締結したことを特徴とする建設機械のグラップル装置。
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