JP4440959B2 - サーボモータ付き直線作動機 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送装置に使用される仕分け機構の駆動源や精密機械のアクチュエータ等として使用される電動モータの回転によりロッドを伸縮させて直線運動を行う直線作動機に関し、特に、高速かつ大推力、高い停止精度、高頻度正逆運転対応が要求される分野で使用されるサーボモータ付き直線作動機に関する。
従来、モータで駆動される直線作動機としては、回転駆動されるねじ軸と、ねじ軸に螺合しねじ軸が回転駆動されたとき軸方向に直線移動するナットと、ナットに連結されてナットとともに軸方向に直線移動するロッド(内筒)と、ロッドの移動範囲を規制するストッパと、ロッドとストッパを内挿するフレーム(外筒)を有する直線作動機がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−221313号公報(特に、第3頁、図1参照)
しかしながら、前述したような従来の直線作動機は、駆動源として汎用モータを用いており、高速かつ大推力、高い停止精度、高頻度正逆運転対応が要求される分野での使用には、適していなかった。また、駆動源としてサーボモータを用い、ねじ軸にボールねじを用いて高速かつ大推力、高い停止精度、高頻度正逆運転対応というような高度な顧客ニーズに対応することも行われているが、サーボモータは、出力容量の違い、メーカの違いなどにより、回転軸の長さや取付孔ピッチ等がそれぞれ異なっているため、使用されるサーボモータに対応させて直線作動機を構成するアクチュエータの専用部品を用意する必要があり、在庫として保有する部品点数が増加してコストアップの原因になるという課題があった。
また、前述したようなサーボモータ付き直線作動機は、ロッドの進退方向を垂直方向あるいは傾斜方向にするというニーズがあるが、従来のサーボモータ付き直線作動機は、ロッドの進退方向を垂直方向あるいは傾斜方向にすることに対して配慮がなされていないため、ロッドの進退方向を垂直方向あるいは傾斜方向として使用した場合、ボールねじ部のグリースがサーボモータ側に垂れてきて、サーボモータ内部に浸入し、サーボモータに内装されているエンコーダに付着してサーボモータの回転が停止したり、正常な制御ができなくなるというような課題があった。
そこで、本発明が解決しようとする技術的課題、すなわち、本発明の目的は、各メーカや出力容量やサイズの異なる複数のサーボモータに対して、直線作動機を構成するアクチュエータの専用部品を増加させることなく対応可能とするとともに、直線作動機のロッドの進退方向を垂直方向あるいは傾斜方向として使用した場合であってもグリースがサーボモータ内部に浸入することを防止し、しかも、ねじ軸のぶれを抑制し、安定した正逆回転を実現できるサーボモータ付き直線作動機を提供することにある。
まず、本請求項1に係る発明は、出力容量とサイズの異なる複数のサーボモータ群から選ばれた1つのサーボモータと、該サーボモータの回転軸と嵌着するカップリングと、該カップリングを覆うカップリングケースと、該カップリングケースと前記サーボモータの回転軸を有する面との間に装着されるモータフランジと、前記カップリングを介して前記回転軸に連結されるねじ軸と、該ねじ軸を軸支するベアリングが内装されたベアハウジングと、該ベアハウジングと前記カップリングとの間において前記ねじ軸に螺合する止めナットを有するサーボモータ付き直線作動機であって、前記カップリングケースが、前記サーボモータ群に含まれる最小サイズのサーボモータに適合する形状を有し、前記カップリングが、前記サーボモータ群に含まれる最大容量のサーボモータに適合し、且つ、前記カップリングのハブ許容最大軸穴径が、前記サーボモータ群に含まれるサーボモータの最大軸径よりも大きく、前記モータフランジが、前記サーボモータ群に含まれるそれぞれのサーボモータの出力容量とサイズに対応した取合部とフランジ厚みを有する予め用意された複数のものの中から選ばれ、前記ねじ軸及び前記ベアリングのサイズが、前記サーボモータ群に含まれる最大容量のサーボモータに適合しており、前記止めナットが、前記ベアハウジング側に環状凸部を有し、前記環状凸部の外周にオイルシールが装着されているとともに、前記オイルシールを内装して支持するシールカバーが前記ベアハウジングに固設されており、前記ベアリングが、テーパベアリングを2つ離間して配設したものからなることにより、前記課題を解決したものである。
ここで、カップリングが、サーボモータ群に含まれる最大容量のサーボモータに「適合する」とは、カップリングが許容可能な伝達トルクが、サーボモータ群に含まれる最大容量のサーボモータのトルクより大きく、且つ、カップリングの強度を決定するハブ外径が、サーボモータ群に含まれる最大容量のサーボモータのトルクに耐え得る大きさ以上であることを意味している。
なお、「出力容量とサイズの異なる複数のサーボモータ群」とは、各メーカや型番の違うさまざまなサーボモータの集まりを意味しているが、実際には、市販されているすべてのサーボモータの集まりを意味しているわけではなく、モータフランジの取合部とフランジ厚みを調整することによって、直線作動機に結合可能となるサーボモータの集まりを意味している。
ここで、ねじ軸及びベアリングのサイズが、サーボモータ群に含まれる最大容量のサーボモータに「適合する」とは、ねじ軸の強度を決定するサイズとそのねじ軸を軸支するベアリングのサイズが、サーボモータ群に含まれる最大容量のサーボモータのトルクに耐え得る大きさ以上であることを意味している。
本発明のサーボモータ付き直線作動機は、出力容量とサイズの異なる複数のサーボモータ群から選ばれた1つのサーボモータと、該サーボモータの回転軸と嵌着するカップリングと、該カップリングを覆うカップリングケースと、該カップリングケースと前記サーボモータの回転軸を有する面との間に装着されるモータフランジと、前記カップリングを介して前記回転軸に連結されるねじ軸と、該ねじ軸を軸支するベアリングが内装されたベアハウジングと、該ベアハウジングと前記カップリングとの間において前記ねじ軸に螺合する止めナットを有することにより、前記ねじ軸と前記カップリングの組み合わせによりキー締結のようなガタが生じることなくサーボモータの性能が最大限に発揮されるので、高速かつ大推力、高い停止精度、高頻度正逆運転対応が実現でき、加えて、以下のような特有の構成に対応した格別の効果を奏することができる。
本請求項1に係るサーボモータ付き直線作動機によれば、カップリングケースが、サーボモータ群に含まれる最小サイズのサーボモータに適合する形状を有し、カップリングが、サーボモータ群に含まれる最大容量のサーボモータに適合し、且つ、カップリングのハブ許容最大軸穴径が、サーボモータ群に含まれるサーボモータの最大軸径よりも大きく、モータフランジが、サーボモータ群に含まれるそれぞれのサーボモータの出力容量とサイズに対応した取合部とフランジ厚みを有する予め用意された複数のものの中から選ばれ、ねじ軸及びベアリングのサイズが、サーボモータ群に含まれる最大容量のサーボモータに適合しており、止めナットが、ベアハウジング側に環状凸部を有し、環状凸部の外周にオイルシールが装着されているとともに、オイルシールを内装して支持するシールカバーが前記ベアハウジングに固設されており、ベアリングが、テーパベアリングを2つ離間して配設したものからなることにより、出力容量とサイズの異なる複数のサーボモータ群のそれぞれに対して、モータフランジを変更するだけで対応でき、直線作動機を構成する他の部品を共通化することができるので、使用するサーボモータに対応させて直線作動機を構成するアクチュエータの専用部品を用意する必要がなく、在庫として保有する部品点数を削減でき、コストダウンを図ることができる。
すなわち、カップリングケースが、サーボモータ群に含まれる最小サイズ(突出している回転軸の長さが最小)のサーボモータに適合する形状を有することによって、大きなサイズのサーボモータを取り付ける際にはモータフランジの厚みを変更することでモータ回転軸とねじ軸の軸面間距離を一致させることができる。そのため、カップリングケースは、サーボモータ群に含まれるサーボモータ毎に変更する必要がなく共通化することができる。
また、カップリングを、サーボモータ群に含まれる最大容量のサーボモータに適合させ、且つ、カップリングのハブ許容最大軸穴径を、サーボモータ群に含まれるサーボモータの最大軸径よりも大きくしたことにより、カップリングが、サーボモータ群に含まれる他の低容量で軸径の細いサーボモータに対して、伝達トルクや強度、軸径の点で余裕を有する。しかも、カップリングのハブの軸穴径はボルトを締めることによって締結することができる。そのため、キー溝の無いサーボモータでも取り付けることが可能となる。
そして、出力側のねじ軸及びベアリングの許容強度が入力側に接続されるすべてのサーボモータのトルクより大きくなるので、ねじ軸及びベアリングは、サーボモータ群に含まれるサーボモータ毎に変更する必要がなく共通化することができる。
さらに、ボールねじに給油されたグリースがサーボモータ側に浸入することをオイルシールが確実に遮断するので、直線作動機を垂直向き又は傾斜向きに設置した場合であっても、サーボモータ内部にグリースが浸入することが防止され、安定した運転が実現できる。また、ベアリングが、テーパベアリングを2つ離間して配設したものからなることにより、ねじ軸の荷重を点で受けるのではなく線で受けるので、ねじ軸のぶれが抑制され、安定した正逆回転が実現できる。
本発明のサーボモータ付き直線作動機は、出力容量とサイズの異なる複数のサーボモータ群から選ばれた1つのサーボモータと、このサーボモータの回転軸と嵌着するカップリングと、このカップリングを覆うカップリングケースと、このカップリングケースとサーボモータの回転軸を有する面との間に装着されるモータフランジと、カップリングを介してサーボモータの回転軸に連結されるねじ軸と、このねじ軸を軸支するベアリングが内装されたベアハウジングと、このベアハウジングとカップリングとの間においてねじ軸に螺合する止めナットを有するとともに、カップリングケースが、サーボモータ群に含まれる最小サイズのサーボモータに適合する形状を有し、カップリングが、サーボモータ群に含まれる最大容量のサーボモータに適合し、且つ、カップリングのハブ最大軸孔径が、サーボモータ群に含まれるサーボモータの最大軸径よりも大きく、モータフランジが、サーボモータ群に含まれるそれぞれのサーボモータの出力容量とサイズに対応した取合部とフランジ厚みを有する予め用意された複数のものの中から選ばれることによって、高速かつ大推力、高い停止精度、高頻度運転対応を実現し、出力容量とサイズの異なる複数のサーボモータに対して、直線作動機を構成するアクチュエータの専用部品を増加させることなく対応可能とするものであれば、その具体的な実施の形態は、如何なるものであっても何ら構わない。
例えば、本発明のサーボモータ付き直線作動機は、ロッドを水平方向に進退させるように床面に設置したり、ロッドを垂直方向に進退させるように壁面に設置する場合でも何ら支障はない。
以下、本発明の一実施例を図1乃至図10に基づいて説明する。
ここで、図1は、本実施例のサーボモータ付き直線作動機の主要部分であるサーボモータと直線作動機のアクチュエータ部分との連結部の構造が分かるように連結部分のみを切断面として全体を示した側面図であり、図2は、図1のII部分を拡大して示した断面図であり、図3(a)乃至図3(c)は、出力容量とサイズの異なる3つのサーボモータを取り付けたときのそれぞれのサーボモータ付き直線作動機の外観を示した側面図であり、図4は、本実施例のサーボモータ付き直線作動機の構成要素である止めナットの断面図であり、図5は、図4のV−V線における正面図であり、図6は、本実施例のサーボモータ付き直線作動機の構成要素である別の形状の止めナットの断面図であり、図7は、図6のVII−VII線における正面図であり、図8は、本実施例のサーボモータ付き直線作動機の構成要素であるさらに別の形状の止めナットの断面図であり、図9は、図8のIX−IX線における正面図であり、図10は、本実施例のサーボモータ付き直線作動機の構成要素であるモータフランジの別の形状を示す側面図である。
本実施例のサーボモータ付き直線作動機100は、図1及び図2に示すように、出力容量とサイズの異なる複数のサーボモータ群から選ばれた1つのサーボモータ190と、このサーボモータ190の回転軸110と嵌着するカップリング132と、このカップリング132を覆うカップリングケース130と、このカップリングケース130とサーボモータ190の回転軸110を有する面との間に装着されるモータフランジ120と、カップリング132を介して回転軸110に連結されるねじ軸170と、このねじ軸170を軸支するベアリング160が内装されたベアハウジング150と、このベアハウジング150とカップリング132との間においてねじ軸170に螺合する止めナット140とを有している。
本実施例においては、ベアリング160として、ころ軸受の一種である円錐ころ軸受、所謂テーパベアリングを2つ離間して配設している。このような構成にすることによって、ねじ軸170から受ける荷重を玉軸受のように点で受けるのではなく、線で受けるので高い荷重に耐えることができる。しかも、テーパベアリングを2つ離間して配設したことにより、ねじ軸170のぶれが抑制され、安定した正逆回転が実現できる。
また、ねじ軸170には、図1に示すように、ナット172が螺合して、ボールねじを構成している。ボールねじは、ねじ軸170とナット172の間で鋼球が転がり運動をするため、摩擦係数は0.005以下ときわめて小さい。このため、伝動効率は90%以上、始動トルクもすべりねじに比べて1/3以下と小さいので高頻度正逆運転が要求される分野での使用に特に適している。
そして、ナット172に連結されるとともに、ねじ軸170を内挿し、ねじ軸170の正逆回転に対応して、ナット172とともに軸方向に進退移動するロッド174を有しており、このロッド174を内挿するようにフレーム180が設けられている。このフレーム180の一端は、図2に示すように、ベアハウジング150のマウント部150aに外嵌している。さらに、ロッド174の先端には、負荷に接続される先端金具178が設けられている。また、ベアハウジング150のフレーム180側の開口部内周面は螺刻されており、ナット172がベアリング160側に衝突した際の噛み込みを防止するストッパプレート156が、螺嵌されている。
カップリングケース130は、サーボモータ群に含まれるモータフランジ面からモータ軸端までの長さが最小なサーボモータに適合する形状を有している。このようにすることによって、サーボモータ群に含まれるどのサーボモータ190を用いたとしても、後述するモータフランジ120を介して連結するサーボモータ190の回転軸110がカップリング132に届かないということがなくなる。
また、カップリング132は、高ねじり剛性且つ小型軽量でサーボモータ190に対する追従性に優れ、精密な制御に適したディスクカップリングを使用している。そして、サーボモータ群に含まれる最大容量のサーボモータ190に適合するとともに、カップリング132のハブ許容最大軸穴が、サーボモータ群に含まれるサーボモータ190の最大軸径より大きくなるように設定することによって、サーボモータ群に含まれるすべてのサーボモータ190に対してカップリング132のサイズを変更することなく、回転軸110とねじ軸170との連結を実現している。
さらに、カップリングケース130と、このカップリングケース130とサーボモータ190の回転軸110を有する面との間に装着されるモータフランジ120は、サーボモータ群に含まれる各メーカ毎や型番に対応した取合部とフランジ厚みを有した複数のモータフランジ120が予め用意されており、図3に示すように直線作動機に連結されるサーボモータ190に対応して選択的に使用される。
すなわち、図3は、メーカや型番の異なるサーボモータに対応した事例を説明した側面図である。
本実施例においては、サーボモータ群に含まれる異なる各サーボモータ本体192、194、196の取付寸法に合わせたモータフランジ122、124、126を有しており、各サーボモータ192、194、196の回転軸の長さが異なっている。したがって、モータフランジ122、124、126のフランジ厚みT1、T2、T3を各サーボモータの回転軸の長さに対応させることによって、回転軸110とねじ軸170との軸面間距離G(図2参照)をサーボモータ群に含まれるすべてのサーボモータ192、194、196に対して一定とすることができる。
また、本実施例においては、前述したようにサーボモータ群に含まれる各サーボモータとモータフランジとの取合部の形状が一致しているが、採用するサーボモータに応じてモータフランジの取合部の形状、すなわち取付孔ピッチ寸法及び取り合い角寸法を変えることによって、より多種類のサーボモータに対応させることができる。
例えば、図10(a)に示すようにサーボモータ290の取り合い角寸法L1が、カップリングケース130の開口部寸法C1とほぼ等しい場合、すなわち、L1≒C1の場合、モータフランジ220は、カップリングケース130と係合する面に係合段部220aを有するとともに、中心に回転軸170を挿通する軸穴220bを有し、さらにサーボモータ290の鍔部290aに穿孔された取付孔に挿通したボルト290bと螺合する位置にねじ穴220cを有した略四角柱形状を有している。
一方、図10(b)に示すようにサーボモータ390の取り合い角寸法L2が、カップリングケース130の開口部寸法C2より大きい場合、すなわち、L2>C2の場合、モータフランジ320は、カップリングケース130と係合する面に係合段部320aを有するとともに、中心に回転軸170を挿通する軸穴320bを有し、さらにサーボモータ390の鍔部390aに穿孔された取付孔に挿通したボルト390bと螺合する位置にねじ穴320cを有した略四角錐形状を有している。
さらに、ねじ軸170の強度を決定するサイズとそのねじ軸170を軸支するベアリング160のサイズが、サーボモータ群に含まれる最大容量のサーボモータ190のトルクに耐え得る大きさ以上に設定されている。このようにすることによって出力側のねじ軸170及びベアリング160の許容強度が入力側に接続されるサーボモータ群に含まれる各サーボモータ190のトルクより大きくすることができ、ねじ軸170及びベアリング160をサーボモータ群に含まれるサーボモータ毎に変更する必要がなく、各サーボモータに対して共通して用いることができる。
また、ねじ軸170は、図2に示すように、ナット172と螺合しボールねじを構成しているねじ部170dと、このねじ部170dから延設された一端に位置しねじ軸170において最小径で螺刻されておらずカップリング132に締結される締結部170aと、この締結部170aより太く螺刻されておらず2つのベアリング160によって軸支される軸支部170cと、この軸支部170cとねじ部170dとの間に設けられねじ部170dより太く螺刻されておらずねじ軸170がモータ方向に抜けるのを防止するカラー部170eと、締結部170aと軸支部170cの間に設けられ螺刻されている支持部170bとを有している。そして、ねじ軸170が他端方向、すなわちロッド174(図1参照)方向に抜けるのを防止するために、支持部170bに止めナット140が螺合している。すなわち、ベアリング160に対して、止めナット140とカラー部170eで予圧を与えている。
この止めナット140は、図4及び図5に示すようにベアハウジング150側に環状凸部140aを有するとともに、カップリング132側が六角ナット140b形状となっている。そして、図2に示すように、環状凸部140aの外周にオイルシール152が装着されているとともに、このオイルシール152を内装して支持するシールカバー156がベアハウジング150に固設されている。
このオイルシール152は、金属環とゴムからなる断面コの字形状をしており、このコの字形状の下辺を形成するリップ部と呼ばれる部分が止めナット140の環状凸部140aの外周に押し付けられることによって、ねじ軸170のねじ部170dに給油したグリース及びベアリング160のグリースが、サーボモータ側に浸入することを防いでいる。
なお、止めナットは、図4及び図5に示したような形状に限られることなく、例えば、図6及び図7に示したようにベアハウジング150側に環状凸部142aを有するとともに、カップリング132側が2面カット142bされた形状の止めナット142を用いることもできるし、図8及び図9に示したようにベアハウジング150側に環状凸部144aを有するとともに、カップリング132側がDカット144bされた形状の止めナット144を用いることもできる。さらに、図示はされていないが、カップリング132側の形状が、六角形以外の多角形である止めナットを用いることもできる。
本発明のサーボモータ付き直線作動機は、さまざまな出力容量とサイズを有する複数のサーボモータに対して、モータフランジを変えるだけで直線作動機の他の構成部材を変更することなく対応できるので、在庫として保有する部品点数を削減することができるとともに、ロッドの進退方向を垂直方向や傾斜方向とした場合であってもグリースがサーボモータ側に垂れてくることが防止されるなど、その効果は甚大である。
本実施例のサーボモータ付き直線作動機の全体を示した側面図。 図1に示したサーボモータ付き直線作動機の主要部の断面図。 本実施例の直線作動機に3種類のサーボモータを取り付けたときの外観を示した側面図。 本実施例の直線作動機に組み込まれる止めナットの断面図。 図4に示した止めナットをV−V線方向から見たときの正面図。 本実施例の直線作動機に組み込まれる別の形状の止めナットの断面図。 図6に示した止めナットをVII−VII線方向から見たときの正面図。 本実施例の直線作動機に組み込まれる止めナットの断面図。 図8に示した止めナットをIX−IX線方向から見たときの正面図。 本発明のサーボモータ付き直線作動機に用いられるモータフランジの側面図。
100 ・・・ サーボモータ付き直線作動機
110 ・・・ 回転軸
120、122、124、126、220、320 ・・・ モータフランジ
130 ・・・ カップリングケース
132 ・・・ カップリング
140、142、144 ・・・ 止めナット
150 ・・・ ベアハウジング
150a ・・・ (ベアハウジングの)マウント部
152 ・・・ オイルシール
154 ・・・ シールカバー
156 ・・・ ストッパプレート
160 ・・・ ベアリング
170 ・・・ ねじ軸
170a ・・・ (ねじ軸の)締結部
170b ・・・ (ねじ軸の)支持部
170c ・・・ (ねじ軸の)軸支部
170d ・・・ (ねじ軸の)ねじ部
170e ・・・ (ねじ軸の)カラー部
172 ・・・ ナット
174 ・・・ ロッド
178 ・・・ 先端金具
180 ・・・ フレーム
190、192、194、196、290、390 ・・・ サーボモータ
L1、L2 ・・・ サーボモータの取り合い角寸法
C1、C2 ・・・ カップリングケースの開口部寸法

Claims (1)

  1. 出力容量とサイズの異なる複数のサーボモータ群から選ばれた1つのサーボモータと、該サーボモータの回転軸と嵌着するカップリングと、該カップリングを覆うカップリングケースと、該カップリングケースと前記サーボモータの回転軸を有する面との間に装着されるモータフランジと、前記カップリングを介して前記回転軸に連結されるねじ軸と、該ねじ軸を軸支するベアリングが内装されたベアハウジングと、該ベアハウジングと前記カップリングとの間において前記ねじ軸に螺合する止めナットを有するサーボモータ付き直線作動機であって、
    前記カップリングケースが、前記サーボモータ群に含まれる最小サイズのサーボモータに適合する形状を有し、
    前記カップリングが、前記サーボモータ群に含まれる最大容量のサーボモータに適合し、且つ、前記カップリングのハブ許容最大軸穴径が、前記サーボモータ群に含まれるサーボモータの最大軸径よりも大きく、
    前記モータフランジが、前記サーボモータ群に含まれるそれぞれのサーボモータの出力容量とサイズに対応する取合部とフランジ厚みを有する予め用意された複数のものの中から選ばれ、
    前記ねじ軸及び前記ベアリングのサイズが、前記サーボモータ群に含まれる最大容量のサーボモータに適合しており、
    前記止めナットが、前記ベアハウジング側に環状凸部を有し、前記環状凸部の外周にオイルシールが装着されているとともに、前記オイルシールを内装して支持するシールカバーが前記ベアハウジングに固設されており、
    前記ベアリングが、テーパベアリングを2つ離間して配設したものからなることを特徴とするサーボモータ付き直線作動機。
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