JP4440740B2 - 電線ヒューズ - Google Patents

電線ヒューズ Download PDF

Info

Publication number
JP4440740B2
JP4440740B2 JP2004260447A JP2004260447A JP4440740B2 JP 4440740 B2 JP4440740 B2 JP 4440740B2 JP 2004260447 A JP2004260447 A JP 2004260447A JP 2004260447 A JP2004260447 A JP 2004260447A JP 4440740 B2 JP4440740 B2 JP 4440740B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arc
insulator
container
lid
fuse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004260447A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006079872A (ja
Inventor
昌彦 山田
憲治 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kouatsu Electric Co
Original Assignee
Nippon Kouatsu Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kouatsu Electric Co filed Critical Nippon Kouatsu Electric Co
Priority to JP2004260447A priority Critical patent/JP4440740B2/ja
Publication of JP2006079872A publication Critical patent/JP2006079872A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4440740B2 publication Critical patent/JP4440740B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fuses (AREA)

Description

本発明は、低圧配電線路の引込み線の途中に接続して使用する電線ヒューズに関するもので、詳しくは、大電流遮断部と小電流溶断部を有するヒューズエレメントを備えた電線ヒューズに関するものである。
従来、前記のような引込み線の途中に接続して使用する電線ヒューズとして、大電流遮断部と小電流溶断部とからなるヒューズエレメントを透明の外筒ケース(絶縁ケース)内に外気と隔絶した状態で密閉収納されている電線ヒューズが知られている。
前記電線ヒューズにおいて、ヒューズエレメントの大電流遮断部の外側に挿通取付けしてなる一端が閉塞し他端が開口する筒状の消弧容器を設け、該消弧容器内に無機粒状物からなる消弧剤と無機接着剤を充填固化してなる消弧体を設けた電線ヒューズが提案されている(特許文献1参照)。
該電線ヒューズにおいては、該消弧体を消弧容器内にて固形化したことにより、消弧体が、組立作業時に何かに当たって欠損したりすることがない。
また、該消弧容器の形状は、大電流遮断時に発生するアークやガスの放出方向を考慮したものであり、放出したアークやガスによる絶縁ケース内周面の汚損を原因とする絶縁抵抗の低下による漏洩電流が防げ、感電事故の防止につながる。
特開2001−68010号公報
しかしながら、前記従来の電線ヒューズにおいては、消弧剤を固形化するために、消弧剤を前記消弧容器に充填し、無機接着剤である水ガラスを所定量注入後、30分程度の加熱乾燥工程が必要となる。そのため、作業時間が長く、また組立作業の手間も多くなるという問題点がある。
さらに、消弧剤と水ガラスを固形化することで消弧体を成型しているため、消弧剤及び水ガラスの充填量の大小により消弧体の表面位置が変化する。このように表面位置が変化すると、消弧体の表面位置が、電線ヒューズの特性に影響を与えるため、各々の充填量を正確に管理する必要がある。また、水ガラスの注入量により固形化状態が変化するため、正確な水ガラスの量に加えて水ガラス濃度についても正確な管理が必要となるという問題点がある。
また、外筒ケースの射出成型後において、外筒ケースの収縮によりヒューズエレメントが変形することで、ヒューズエレメントの周囲に成型された消弧体の一部が崩れ、そこから消弧体の一部が漏れることにより、大電流遮断が出来なくなるおそれがあった。
そこで、本発明は消弧体の成型に対する作業時間を減らし、かつ安定した消弧体を形成するとともに、大電流遮断時に発生するアークやガスによる絶縁ケース内周面の汚損を原因とする絶縁抵抗の低下による漏洩電流を防止する電線ヒューズを提供することを目的とするものである。
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、大電流遮断部と小電流溶断部とからなるヒューズエレメントを外筒ケース内に外気と隔絶した状態で密閉収納した電線ヒューズにおいて、
前記ヒューズエレメントの大電流遮断部の外周に設けられ、一端が閉塞され他端が開口した消弧容器と、該消弧容器内に充填した消弧剤と、前記ヒューズエレメントが密着的に挿通する挿通孔を有して前記消弧容器の開口端を密着的に閉塞した絶縁性を有する弾性材からなる蓋体と、前記消弧容器の外周部及び前記小電流溶断部を覆うように設けられた絶縁体と、該絶縁体における前記小電流溶断部側の内面に突設して設けられた挟持面と、前記絶縁体の外部に密着して設けた外筒ケースとからなり、
前記絶縁体における前記小電流溶断部側の内面に、絶縁体の軸方向に沿ってリブを形成し、該リブにおける前記消弧容器と対向する端面を挟持面とし、該挟持面と消弧容器の開口端面とで前記蓋体を挟持するようにしたことを特徴とするものである。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記蓋体に、前記絶縁体の内径よりも大きい径の大径部を形成し、該大径部の外周面を絶縁体の内周面に圧着させたことを特徴とするものである。
請求項記載の発明は、請求項1又は記載の発明において、前記蓋体をシリコンゴムで形成したことを特徴とするものである。
請求項1の発明は、消弧剤を消弧容器に充填後、消弧剤を固形化する作業を行うことなく、弾性材からなる蓋体を該消弧容器の開口端に設けることで消弧部を構成するため、消弧剤を固形化する工程を省き、作業時間の短縮ができ、組立作業の手間も簡略化できる。
また、消弧部の表面位置は、蓋体の位置により決まるため、無機接着剤(水ガラス)の充填量や濃度管理を省き、任意の位置に消弧部の表面位置を容易に設定することができる。
また、消弧剤を固化成型しないため、組立て時においてヒューズエレメントに外力が働いた場合でも、消弧剤が変形崩壊せず、また、蓋体の存在により消弧剤がこぼれでることはなく、確実な大電流遮断ができる。更に、蓋体による消弧容器の閉塞により、大電流遮断部からのアークやガスが消弧容器と絶縁体との空間へ漏出することを防止できる。
また、蓋体が絶縁体に形成した挟持面と消弧容器の開口端部とでしっかりと挟持されていることにより、大電流遮断時におけるアークやガスの発生に対しても該蓋体が外れることがなく大電流遮断を安定して行える。
また、リブを形成することで、このリブにより前記のような蓋体の挟持機能を有し、かつ、絶縁容器内の容積を大きく確保し、大電流遮断時における内部圧力上昇を低下させ、絶縁容器への作用力を低く抑え、絶縁容器を保護することができる。
請求項の発明は、蓋体大径部によって小電流遮断部側の部屋と消弧容器の外面と絶縁体の内面とで形成されている空隙とがしっかりと密閉されているため、前記の蓋体による消弧容器の閉塞と相まって、大電流遮断時に消弧容器及び絶縁体内で発生したアークやガスが前記空隙に漏出せず、該空隙は汚損されることがないため、絶縁抵抗の低下が生じず感電事故の防止につながる効果を有する。
請求項の発明は、蓋体をシリコンゴムで形成したことで、蓋体が絶縁性を有し、かつ、耐熱性が高くなる。また、シール性の向上も図ることができるため、大電流遮断時に消弧容器及び絶縁体内で発生したアークやガスの前記空隙への漏出をより防止でき、より感電事故を防止できる。
本発明を実施するための最良の形態を図1乃至図5に示す実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の電線ヒューズ1を示し、電線ヒューズ1内には、図2に示すような大電流域を保護する大電流遮断部2と小電流領域を保護する小電流溶断部3を直列接続した2要素を有するヒューズエレメント4を有する。
ヒューズエレメント4は、図2に示すように、大電流遮断部2と小電流溶断部3を直列に、例えば銅などの導電材からなる同一の素材よりセージングや切削等の加工により一体的に成形されている。該大電流遮断部2は、図2に示すように中央の一部を細くした遮断部2aと、その両端をそれより太くした連結部4a、4bと、遮断部2aに設けられた蓄熱部2bとかならなる。小電流溶断部3は、図2に示すように中央の一部を細くした溶断部3aと、その両端を溶断部3aよりも太くした連結部4b、4cと、溶断部3aに設けられた蓄熱部3bとからなる。
大電流遮断部2の周りを覆うようにして配置された消弧部5は、消弧容器6と消弧剤7と蓋体8からなる。
消弧容器6は、図3に示すように、一端に閉塞する底部6aを有し、該底部6aにヒューズエレメント4の連結部4aの外径と合致した内径を有する挿通孔6bを形成し、他端に開口部6cを有する円筒部6dと、前記底部6a側を基部として前記円筒部6dの外周部において前記開口部6c側へ突出した第2絶縁容器部6fとから形成されている。円筒部6dの開口端部6gは、第2絶縁容器部6fの開口端部6hよりも後述する絶縁容器9側に位置している。第2絶縁容器部6fと円筒部6dとの間にはリブ6iが形成されている。
また、消弧容器6は、例えばポリカーボネイト樹脂材料等の透明な耐熱性の高い樹脂で形成されている。なお、消弧容器6は、透明な樹脂以外にも半透明や不透明な樹脂で形成されていても良い。
消弧容器6内には消弧剤7が充填されており、該消弧剤7は、ケイ砂、石英砂、水酸化アルミナ等の粒状物の混合、あるいはこれらの単独物からなる無機粒状物である。
前記消弧容器6の円筒部6dの開口部6cは蓋体8で閉塞されており、該蓋体8は、図3に示すように直径の異なる2つの円柱を組合せた形状で形成されている。その小径部8cの直径L1は前記消弧容器6の円筒部6dの内径L2とほぼ同じで、大径部8bの直径L3は後述する絶縁容器9の筒部9aの内径L4よりわずかに大きく形成されている。また、蓋体8の中央部にはヒューズエレメント4を挿通する挿通孔8aが形成されており、該挿通孔8aの内径は、ヒューズエレメント4の連結部4bの外径と合致した径で形成されている。
更に、該蓋体8は、絶縁性を有する弾性材、例えば、フッ素ゴム、テフロン(登録商標)ゴムやシリコンゴム等のゴム材料や、スポンジ状態の石綿や、該石綿をゴム材等でコーティングした材料等で形成されている。好ましくは、耐熱性の高いシリコンゴムである。
蓋体8は、ヒューズエレメント4の連結部4bに密着し、かつ図1に示すように消弧容器6の開口端部6gと後述する絶縁容器9の内周面に形成されたリブ9gの開口側端部9cとで挟持されて消弧容器6を密閉し、消弧容器6内の消弧剤7が消弧容器6の外部に漏れ出さないようになっている。
該消弧容器6に対向する位置でヒューズエレメント4の同軸上に設けられた絶縁容器9は、例えばポリカーボネイト樹脂材料等の透明な耐熱性の高い樹脂で形成されている。
絶縁容器9は、筒部9aの一端に閉塞する底部9dを有し、該底部9dにヒューズエレメント4の連結部4cの外径と合致した内径を有するヒューズエレメントの挿通穴9fが形成され、他端に開口部9eを有する。
絶縁容器9の筒部9aの内周面には、底部9dと筒部9aの略中央部にわたってリブ9gが形成されている。すなわち、該リブ9gは、筒部9bの軸芯と略並行して形成され、かつ、周方向に複数形成され、更に、該リブ9gの内端面9cが、図1に示すように装着されたヒューズエレメント4の軸方向の略中央に位置している。なお、絶縁容器9は、透明な樹脂以外にも半透明や不透明な樹脂で形成されていても良い。
絶縁容器9の筒部9aにリブ9gを形成することで、前記のようにリブ9gによる蓋体9の挟持機能を有し、かつ、リブ9g間の溝部によって絶縁容器9の筒部9aの容積を増加することができる。このように容積を増加することで、大電流遮断時における内部圧力上昇を低く抑えることができ、絶縁容器9への作用力を低くして、絶縁容器9を保護することができる。
なお、絶縁容器9の筒部9aに前記のようなリブ9gと溝を形成せず、前記のリブ9gが形成される部分の筒部9aを肉厚にして、その内端面を前記の内端面9cとし、該内端面9cと消弧容器6の開口端部6gとで蓋体8を挟持するようにしてもよい。前記内端面9cが蓋体8の挟持面になっている。
また、絶縁容器9の筒部9aの開口端部9hの外縁部には段差が設けられており、その開口端部9hと、前記消弧容器6の第2絶縁容器部6fの開口端部6hとが密着的に嵌合しており、絶縁容器9の筒部9aと消弧容器6の第2絶縁容器部6fにより絶縁体10を形成している。
ヒューズエレメント4の両連結部4a、4cの端部は前記消弧容器6及び絶縁容器9外へ突出しており、該連結部4a、4cに、ヒューズエレメント4と同じ素材(例えば、銅線素材)からなるパイプ状の接続端子11、12が連結されている。
外筒ケース13は、耐熱性の高い例えばポリカーボネイト樹脂等の透明な樹脂の射出成形により、絶縁容器9の筒部9aと消弧容器6の第2絶縁容器部6fよりなる絶縁体10及び、絶縁体10と接続端子11、12の接続部付近の外面に沿って密着して一体的に成形されている。
電線ヒューズ1は、前記のように絶縁体10を形成する絶縁容器9の筒部9a及び消弧容器6の第2絶縁容器部6fと、その外面を密着して覆う外筒ケース13との2重の外郭が設けられていることにより、大電流遮断時における内部圧力上昇に対する機械強度が確保されている。
外筒ケース13の両端部と前記接続端子11、12の隙間14にはシリコーン等のシール剤を充填することで電線ヒューズ1の内部は外気から確実に密閉閉鎖された状態となっている。なお、外筒ケース13は、透明な樹脂以外にも半透明や不透明な樹脂で形成されていても良い。
次に、前記電線ヒューズ1の組立て方法について述べる。
前記ヒューズエレメント4を、該ヒューズエレメント4の大電流遮断部2側から前記消弧容器6内へ、その開口部側6cより挿入し、ヒューズエレメント4の連結部4aを消弧容器6に設けられた挿通孔6bに所定量挿通させる。
ヒューズエレメント4の連結部4aと消弧容器6の挿通孔6bは合致した直径からなるため、挿通状態においてヒューズエレメント4と消弧容器6は相対的にガタ付いたりせず、その後に充填される消弧剤7も挿通孔6bからもれ出ることはない。
次に、ヒューズエレメント4を挿通取付けした消弧容器6を、その開口部6cが上向きになるようにして、図示しない組立て治具の支持穴に差込み、ヒューズエレメント4を直立状態に保持する。この直立状態で、フルイ等により一定の粒度に選別された前記無機粒状物からなる消弧剤7を、消弧容器6の開口部側6cより消弧容器6内へ所定量充填する。
次に、充填した消弧剤7を数十秒間加振して、消弧剤7を均一な充填状態にする。次に、ヒューズエレメント4に前記蓋体8を、その挿通孔8aを通じて消弧容器6の開口端部6gまでスライドさせて取付ける。
その後、絶縁容器9の筒部9aをヒューズエレメント4の小電流溶断部3側から挿入し、ヒューズエレメント4の連結部4cを絶縁容器9の挿通孔9fに挿通し、筒部9aの開口端部9hと消弧容器6の第2絶縁容器部6fの開口端部6hとが密着的に嵌合するように取付ける。
次に、ヒューズエレメント4の両連結部4a、4cに、接続端子11、12を圧着接続する。
次に、前記のように組み立てられた部品を射出成形の型枠内にセットし、絶縁体10及び接続端子11、12の一部の外周面に射出樹脂を射出成形し、絶縁部10及び接続端子11、12の一部の外周面に密着した外筒ケース13を形成する。
ヒューズエレメント4の大電流遮断部2と小電流溶断部3は、絶縁体10を形成する絶縁容器9の筒部9a及び消弧容器6の第2絶縁容器部6fとにより、外筒ケース13の射出成形時の圧力から保護される。
次に、外筒ケース13の両端部と前記接続端子11、12の隙間14にシール剤を充填し、電線ヒューズ1の内部を外気から確実に密閉閉鎖して電線ヒューズ1は完成する。
次に、前記電線ヒューズ1の溶断並びに遮断動作について説明する。
過負荷電流のような比較的小さな電流に対しては、小電流溶断部3(小電流領域)が動作する。つまり、過負荷電流が流れると小電流溶断部3の溶断部3a(銅線)が溶融し電路が開放する。
また、短絡電流のような過大電流がヒューズエレメント4に流れると大電流遮断部2の遮断部2aと小電流溶断部3の溶断部3aが溶融気化し高温のガスやアークが発生する。
大電流遮断部2の遮断部2aより発生した高温のガスやアークは、大電流遮断部2を覆うように充填された消弧剤7の表面や内部に浸透するとともに吸着や冷却されて、そのエネルギーは消弧剤7と消弧容器6を含む消弧部5に奪われて消弧され、これにより電路が開放する。
なお、消弧剤7に吸着された高温のガスやアークの一部は消弧剤7から再放出されるが、消弧容器6を密閉する蓋体8によりそれらが遮断され、消弧部5の外部に、すなわち円筒部6dと筒部9aとの間の空隙内に漏出することはない。
また、蓋体8の大径部8cの直径L3が、絶縁容器9の筒部9aの内径L4よりわずかに大きく形成されていることで、絶縁容器9における小電流溶断部3側の部屋と、消弧容器6における円筒部6dの外部との間が密閉されているため、小電流溶断部3から発生した高温のガスやアークは、蓋体8により遮断され前記空隙へ漏出しない。したがって、絶縁容器9の筒部9aの内周面や消弧容器6の内筒部6dの外周面が汚損されず、かかる部分において絶縁抵抗の低下が生じることなく高い絶縁が確保されるため、遮断後に漏洩電流が流れることもなく安全性を高めることができる。
さらに、絶縁容器9及び外筒ケース13を透明の材料で成形することで、小電流溶断時や大電流溶断時における電路の開放状態を目視することができる。
本発明の実施例を示す電線ヒューズの軸方向断面図。 本発明の電線ヒューズに使用するヒューズエレメントを示す側面図。 本発明の消弧容器と蓋体と絶縁容器を分離して示す軸方向断面図。 図1におけるA−A線断面図 図3におけるB−Bより見た図
符号の説明
1 電線ヒューズ
2 大電流遮断部
3 小電流溶断部
4 ヒューズエレメント
6 消弧容器
6d 円筒部
6f 第2絶縁容器部
7 消弧剤
8 蓋体
8a 挿通孔
9 絶縁容器
9a 筒部
9c 挟持面
9g リブ
13 外筒ケース

Claims (3)

  1. 大電流遮断部と小電流溶断部とからなるヒューズエレメントを外筒ケース内に外気と隔絶した状態で密閉収納した電線ヒューズにおいて、
    前記ヒューズエレメントの大電流遮断部の外周に設けられ、一端が閉塞され他端が開口した消弧容器と、該消弧容器内に充填した消弧剤と、前記ヒューズエレメントが密着的に挿通する挿通孔を有して前記消弧容器の開口端を密着的に閉塞した絶縁性を有する弾性材からなる蓋体と、前記消弧容器の外周部及び前記小電流溶断部を覆うように設けられた絶縁体と、該絶縁体における前記小電流溶断部側の内面に突設して設けられた挟持面と、前記絶縁体の外部に密着して設けた外筒ケースとからなり、
    前記絶縁体における前記小電流溶断部側の内面に、絶縁体の軸方向に沿ってリブを形成し、該リブにおける前記消弧容器と対向する端面を挟持面とし、該挟持面と消弧容器の開口端面とで前記蓋体を挟持するようにしたことを特徴とする電線ヒューズ。
  2. 前記蓋体に、前記絶縁体の内径よりも大きい径の大径部を形成し、該大径部の外周面を絶縁体の内周面に圧着させたことを特徴とする請求項記載の電線ヒューズ。
  3. 前記蓋体をシリコンゴムで形成したことを特徴とする請求項1又は記載の電線ヒューズ。
JP2004260447A 2004-09-08 2004-09-08 電線ヒューズ Expired - Lifetime JP4440740B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004260447A JP4440740B2 (ja) 2004-09-08 2004-09-08 電線ヒューズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004260447A JP4440740B2 (ja) 2004-09-08 2004-09-08 電線ヒューズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006079872A JP2006079872A (ja) 2006-03-23
JP4440740B2 true JP4440740B2 (ja) 2010-03-24

Family

ID=36159159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004260447A Expired - Lifetime JP4440740B2 (ja) 2004-09-08 2004-09-08 電線ヒューズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4440740B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109841464B (zh) * 2017-11-27 2024-01-26 东莞市贡福电子有限公司 熔断器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006079872A (ja) 2006-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4636765A (en) Fuse with corrugated filament
US5153553A (en) Fuse structure
JPH01176687A (ja) 避雷器
US20190148098A1 (en) High-current fuse with endbell assembly
US2681398A (en) Fluid-tight fuse structure
JP2010015715A (ja) ヒューズ
US4146862A (en) Energy limiting oil immersible fuse
JP4440740B2 (ja) 電線ヒューズ
KR20190003083A (ko) 고전압 퓨즈
US4709222A (en) Fuse device
JP4480594B2 (ja) 電線ヒューズ
JPH05506956A (ja) 電気部品(ヒューズ)及びその製造法
JP5241191B2 (ja) 電線ヒューズ
JP4346168B2 (ja) 電線ヒューズにおける消弧部材の製造方法
WO2023112435A1 (ja) ヒューズ、及びヒューズの製造方法
CH413062A (fr) Cartouche à fusibles et procédé pour sa fabrication
JPH0327322Y2 (ja)
JP4792409B2 (ja) 電線ヒューズ
JP4630788B2 (ja) ヒューズ素子とヒューズ素子の捻回方法
JPS5853008Y2 (ja) 電線ヒユ−ズ
JPS6017781Y2 (ja) 密閉形電線ヒユーズ
JPS60236430A (ja) 密閉形電線ヒユーズにおける絶縁ケースの成形法
JPS6125165Y2 (ja)
US4323873A (en) Fuse
US635395A (en) Electric cut-out.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091215

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100107

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4440740

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140115

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250