JP4438743B2 - データ記憶装置 - Google Patents

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本発明は、プログラムに従って被制御機器を制御する制御装置で被制御機器の制御に使用するデータの保存および設定を行うデータ記憶装置に関するものである。
従来から、プログラムに従って被制御機器を制御する制御装置として、プログラマブルロジックコントローラ(以下、PLCと称する)が知られている。PLCは、被制御機器の制御に使用するデータが設定される書き換え可能なメモリ(ワークメモリ)を有し、PLCを用いた検査設備や生産設備では、検査品や製品の品種の切替時などにPLCの前記データを変更する必要がある。データの変更は、一般的にPLCに組み込まれたシーケンスプログラムや、PLCと汎用のインタフェースを介して接続されるパーソナルコンピュータに組み込まれたアプリケーションプログラム、またはこれらの組み合わせを用いて行われている(たとえば特許文献1参照)。
PLCに組み込まれたシーケンスプログラムを用いてデータを変更する構成では、たとえば図6に示すように、シーケンスプログラムに従って、PLC2における作業中のワークメモリ6のデータ(ワークデータ)を読出してPLC2の内部メモリ12やPLC2に増設可能な増設メモリユニット13の拡張メモリ14に保存し、その後、内部メモリ12や拡張メモリ14に保存されたデータをシーケンスプログラムに従って読出してワークメモリ6に設定する。
また、パーソナルコンピュータ15にインストールされたアプリケーションプログラムを用いてデータを変更する構成では、アプリケーションプログラムに従って、PLC2のワークメモリ6のデータを読出してパーソナルコンピュータ15が有する記憶装置16に保存し、その後、パーソナルコンピュータ15の記憶装置16に保存されたデータをアプリケーションプログラムに従って読出してPLC2のワークメモリ6に設定する。
しかしながら、データの保存および設定を可能にするこの種のプログラム(シーケンスプログラムやアプリケーションプログラム)の開発には、専門的な知識およびスキルが必要であって比較的高額の投資および長い開発期間を要するから、データの保存および設定を可能とする技術を導入することはPLC2の使用者にとって容易ではない。
この問題を解決する技術として、専用のインタフェースを介してPLC2と接続される表示装置を設け、この表示装置を用いてデータの保存および設定を行うことが考えられている(たとえば特許文献2参照)。特許文献2に記載の表示装置は記憶手段を有しており、PLC2のデータを記憶手段に保存し、記憶手段に保存されたデータをPLC2に設定する。さらに、表示装置には入力手段(タッチパネル)が設けられ、使用者は、データの保存時に、PLC2のどの範囲のデータを保存するかを入力手段を操作することにより指定し、かつデータの設定時にPLC2のどの範囲にデータを設定するかを入力手段を操作することにより指定する。
特許第3364207号公報(第5−6頁) 特開2001−242908号公報(第8−9頁)
ところで、特許文献2に記載の発明では、PLC2のある範囲から読出して保存したデータを再びPLC2の同じ範囲に設定する場合にも、データの保存時に指定した範囲と同じ範囲をデータの設定時に再度指定する必要がある。そのため、検査品や製品の品種を頻繁に切り替える場合などデータの変更を頻繁に行う場合には、データの保存時とデータの設定時とで同じ範囲を何度も指定する必要がある。しかし、使用者にとって同じ範囲を何度も指定する操作は面倒である。さらに、PLC2のある範囲から読出して保存したデータを再びPLC2の同じ範囲に設定する際に、使用者の入力ミスなどにより間違った範囲にデータが設定されてしまう可能性もある。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであって、制御装置のある範囲から読出して保存したデータを再び制御装置の同じ範囲に設定する場合に、データの設定時には制御装置においてデータを設定する範囲を指定する必要のないデータ記憶装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明では、プログラムに従って被制御機器を制御する制御装置であって被制御機器の制御に使用するデータが設定される書き換え可能なメモリを有した制御装置との間に通信経路を形成する通信手段と、前記メモリの所定の範囲に設定されるデータが1つのファイルとして記憶される記憶手段と、前記データを通信手段を介して前記メモリから読出してファイルとして記憶手段に保存する保存手段と、ファイルとして保存されたデータを記憶手段から読出して通信手段を介して前記メモリに設定する設定手段と、制御装置の動作に応じて成立する保存条件とデータの保存に用いる保存情報とが一対一に対応付けて登録され、かつ制御装置の動作に応じて成立する設定条件とデータの設定に用いる設定情報とが一対一に対応付けて登録された指示手段とを有した装置本体を備え、保存情報は、ファイルの識別に用いるファイル識別子と前記メモリの範囲を指定する範囲情報とを含み、設定情報は、前記ファイル識別子と前記範囲情報とのうち少なくともファイル識別子を含み、保存手段は、保存条件が成立すると、当該保存条件に対応した保存情報の範囲情報で指定される範囲からデータを読出すとともに、当該保存条件に対応した保存情報をファイルに付加して保存し、設定手段は、設定条件が成立すると、当該設定条件に対応した設定情報のファイル識別子に合致するファイル識別子が付加されたファイルを読出すとともに、ファイルに付加された保存情報の範囲情報で指定される範囲にデータを設定することを特徴とする。
この構成によれば、データの保存時に、保存するファイルの識別に用いるファイル識別子とデータを読出すメモリの範囲を指定する範囲情報とを含む保存情報をファイルに付加して保存し、データの設定時に、ファイルに付加された保存情報の範囲情報で指定される範囲にデータを設定するので、メモリのある範囲から読出して保存したデータを再びメモリの同じ範囲に設定する場合に、データの設定時にはデータを設定するメモリの範囲を指定する必要がない。その結果、検査品や製品の品種を頻繁に切り替える場合などデータの変更を頻繁に行う場合でも、データの保存時とデータの設定時とで同じ範囲を指定する必要はなく、従来構成に比べて範囲を指定する操作が簡単になる。さらに、制御装置のある範囲から読出して保存したデータを再び制御装置の同じ範囲に設定する際には、使用者の入力ミスなどにより間違った範囲にデータが設定されてしまうこともない。また、保存条件および設定条件は制御装置の動作に応じて成立するものであって、データの保存および設定はこれらの保存条件および設定条件が成立することにより実行されるので、たとえば制御装置における生産完了や検査完了や異常発生などのタイミングで自動的にデータの保存および設定を実行させることができる。さらに、データの保存に用いる保存情報は保存条件に対応付けられており、データの設定に用いる設定情報は設定条件に対応付けられているので、データの保存および設定の際に使用者による操作が不要になる。なお、保存時に保存情報をファイルに付加する形態としては、保存情報を含むファイル名をファイルに付加する形態や、保存情報をデータと共に1つのファイルに含ませる形態を採用することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記設定手段が、成立した前記設定条件に対応する前記範囲情報が前記指示手段に登録されている場合には、指示手段に登録されている範囲情報で指定される範囲に前記データを設定することを特徴とする。
この構成によれば、成立した設定条件に対応する範囲情報が指示手段に登録されている場合には、設定手段はファイルに付加された範囲情報よりも指示手段に登録された範囲情報を優先して採用するので、指示手段に範囲情報を登録しておけば、データの保存時にデータを読出した範囲以外の範囲に、データを設定することが可能である。これにより、たとえば制御装置内のデータを別の制御装置にコピーすることができる。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記通信手段が前記メモリの所定の範囲に設定される前記データが1つのファイルとして記憶される記憶装置が設けられたコンピュータとの間に通信経路を形成する機能を備え、前記装置本体が、データの保存時にはファイルの保存先になりデータの設定時にはファイルの読出し元になるアクセス対象を前記記憶手段と記憶装置とから選択する選択手段を有し、前記保存手段が、選択手段により記憶装置がアクセス対象に選択された場合には、記憶手段と記憶装置との両方にファイルをそれぞれ保存し、前記設定手段が、選択手段により記憶装置がアクセス対象に選択されながらも記憶装置からのファイルの読出しに失敗した場合には、記憶手段からファイルを読出すことを特徴とする。
この構成によれば、選択手段で記憶装置をアクセス対象に選択することにより、コンピュータの記憶装置を用いてデータの保存および設定を行うことができる。しかも、設定手段は、万一、コンピュータからのファイルの読出しに失敗した場合には、記憶手段からファイルを読出すので、制御装置にデータを確実に設定することができる。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明において、前記通信手段がコンピュータとの間に通信経路を形成する機能を備え、前記指示手段には、前記保存条件とコンピュータから通信手段を介して与えられる保存指示とが一対一に対応付けて登録され、かつ前記設定条件とコンピュータから通信手段を介して与えられる設定指示とが一対一に対応付けて登録され、前記保存手段が、保存指示を受けると、当該保存指示に対応する保存条件が成立した場合と同じ動作をし、前記設定手段が、設定指示を受けると、当該設定指示に対応する設定条件が成立した場合と同じ動作をすることを特徴とする。
この構成によれば、コンピュータからの保存指示により強制的にデータの保存を実行させることができ、かつコンピュータからの設定指示により強制的にデータの設定を実行させることができるので、制御装置の動作にかかわらず、コンピュータの使用者が意図的に品種の切替やデータの保存などを実行させることができる。
本発明は、データの保存時に、保存するファイルの識別に用いるファイル識別子とデータを読出すメモリの範囲を指定する範囲情報とを含む保存情報をファイルに付加して保存し、データの設定時に、ファイルに付加された保存情報の範囲情報で指定される範囲にデータを設定するので、メモリのある範囲から読出して保存したデータを再びメモリの同じ範囲に設定する場合に、データの設定時にはデータを設定するメモリの範囲を指定する必要がない。また、保存条件および設定条件は制御装置の動作に応じて成立するものであって、データの保存および設定はこれらの保存条件および設定条件が成立することにより実行されるので、たとえば制御装置における生産完了や検査完了や異常発生などのタイミングで自動的にデータの保存および設定を実行させることができる。さらに、データの保存に用いる保存情報は保存条件に対応付けられており、データの設定に用いる設定情報は設定条件に対応付けられているので、データの保存および設定の際に使用者による操作が不要になるという利点がある。
以下の各実施形態では、生産設備で用いられプログラムに従って被制御機器を制御するプログラマブルロジックコントローラ(以下、PLCと称する)を制御装置の例として示すが、温調器(温度調節器)など他の制御装置を対象として本発明のデータ記憶装置を適用することもできる。検査設備など、生産設備以外の設備で用いる制御装置を対象として本発明のデータ記憶装置を適用してもよい。
また、以下の各実施形態でデータ記憶装置が保存および設定の対象とするデータは、たとえばロボットの移動量やシリンダのストローク量など、PLCにおいて被制御機器の制御に使用するデータであって、PLCに設けられた書き換え可能なメモリであるワークメモリに設定される。
(実施形態1)
本実施形態のデータ記憶装置は、図1に示すように、PLC2との間に専用の通信経路を形成する専用通信部3と、上位のコンピュータ(以下、上位コンピュータという)4との間に汎用の通信経路を形成する汎用通信部5とを通信手段として有した装置本体1を備える。汎用通信部5は、上位コンピュータ4が直接接続されるように構成されていてもよいが、LANやWANのネットワークを介して上位コンピュータ4と接続されるように構成されていてもよい。装置本体1には、通信手段のほかに、PLC2のワークメモリ6の所定の範囲に設定されるデータが1つのファイルとして記憶される記憶部7(記憶手段)と、通信手段および記憶部7に接続された制御部8と、それぞれ制御部8に接続された指示部9(指示手段)と選択部10(選択手段)とが設けられている。
制御部8は、PLC2のデータを専用通信部3を介してPLC2のワークメモリ6から読出してファイルとして記憶部7に保存する保存手段、およびファイルとして保存されたデータを記憶部7から読出して専用通信部3を介してPLC2のワークメモリ6に設定する設定手段としての機能を有する。記憶部7には、それぞれファイルが記憶される記憶領域7aが複数設定されている。
一方、指示部9には、表1に示すように、制御部8がデータの保存を開始するための条件(保存条件)とデータの保存に用いる後述の保存情報とが一対一に対応付けて登録され、かつ制御部8がデータの設定を開始するための条件(設定条件)とデータの設定に用いる後述の設定情報とが一対一に対応付けて登録されている。
Figure 0004438743
表1の内容について以下に説明する。
一般的なPLC2においては、プログラム上で用いられるリレーやタイマやカウンタ等の種々のデバイスが内部メモリに割り当てられており、デバイスには、内部メモリ上の1ビットの領域からなり「ON」と「OFF」との2値に変化するビットデバイスRと、タイマやカウンタ等の数値が変化する数値デバイスDTとがある。そこで、本実施形態の指示部9では、表1に示すように、PLC2の特定のビットデバイスR0,R1を指示デバイスとし、この指示デバイスが所定の状態(「ON」あるいは「OFF」)になったときに、制御部8がデータの保存あるいは設定を開始するように、「指示デバイス」とその「状態」との組み合わせを保存条件(表中「保存」で示す)、設定条件(表中「設定」で示す)としている。たとえば表1の「No.1」の場合には、PLC2のビットデバイスR0が「ON」になったときに保存条件が成立する。
すなわち、保存条件および設定条件はPLC2の動作に応じて成立するものであって、さらに、詳しくは後述するがデータの保存および設定はこれらの保存条件および設定条件が成立することにより実行されるので、たとえばPLC2における生産完了や検査完了や異常発生などのタイミングで自動的にデータの保存および設定を実行させることができる。また、本実施形態ではデータ記憶装置にも固有のビットデバイスBが設けられており、特定のビットデバイスB0も指示デバイスとして用いている。ただし、このビットデバイスB0はPLC2の動作に応じて「ON」あるいは「OFF」が変化するように構成されている。PLC2の数値デバイスDTを指定デバイスとし、指定デバイスDTの数値が所定の数値に達したときに保存条件あるいは設定条件が成立するようにしてもよい。
指示部9に登録される保存情報は、ファイルの識別に用いるファイル識別子とPLC2のワークメモリ6の範囲を指定する範囲情報とを含み、設定情報は、ファイル識別子と範囲情報とのうち少なくともファイル識別子を含む。本実施形態では保存情報および設定情報にもPLC2のデバイスを用いている。
具体的に説明すると、指示部9は、ファイル識別子にPLC2の特定の数値デバイスの内容(つまり数値)を用いるとともに、範囲情報にPLC2の局番(以下、制御装置局番という)とPLC2内の特定のデバイス領域を示すデバイス領域情報との組み合わせを用いている。ファイル識別子に対応する数値デバイスは、以下では参照デバイスと呼び、その内容(つまり数値)によりデータの保存・設定の対象となるファイルを直接的あるいは間接的に指定する。制御装置局番は、装置本体1に接続可能(専用通信部3との間に通信経路を形成可能)な複数台のPLC2のそれぞれに割り当てられており、データの保存・設定の対象とするPLC2を特定するものである。ただし、1台のPLC2に複数の接続ポートがある場合は各接続ポートに固有のポートナンバーと局番との組み合わせを制御装置局番として用いる。また、デバイス領域情報は、データの保存・設定を行うPLC2のデバイス名とデバイスの先頭ナンバーとデバイスの最終ナンバーとで構成され、PLC2のワークメモリ6においてデータの保存・設定を行う範囲を表す。デバイスの最終ナンバーの代わりに、データの保存・設定を行うデバイス数を用いてデバイス領域情報を構成してもよい。
なお、指示部9には、保存条件および保存情報と設定条件および設定情報とが予め登録されていてもよいが、外部操作により任意の保存条件および保存情報と設定条件および設定情報とを登録可能であってもよい。
ところで、制御部8は、指示部9に登録された保存条件が成立するとデータの保存を開始するように構成される。そして、データの保存時には、成立した保存条件に対応する保存情報の範囲情報に従ってPLC2からデータを読出すとともに、成立した保存条件に対応する保存情報(ファイル識別子および範囲情報)をファイルに付加して保存する。また、制御部8は、指示部9に登録された設定条件が成立するとデータの設定を開始するように構成される。そして、データの設定時には、成立した設定条件に対応する設定情報のファイル識別子に合致するファイル識別子が付加されたファイルを読出すとともに、成立した設定条件に対応する設定情報の範囲情報に従ってPLC2へのデータの設定を行う。
ただし、上述したように、指示部9は、設定情報としては、ファイル識別子と範囲情報とのうち少なくともファイル識別子を含むものであるから、データの設定時には指示部9において範囲情報が指定されていない場合がある。この場合には、制御部8はファイルに付加された範囲情報に従ってPLC2へデータの設定を行う。要するに、制御部8はデータの設定時において、指示部9で範囲情報が指定されていれば、ファイルに付加された範囲情報よりも指示部9で指定された範囲情報を優先的に採用してデータの設定を行い、一方、指示部9で範囲情報が指定されていなければ、ファイルに付加された範囲情報を採用してデータの設定を行う。
また、選択部10は、データの保存時にはファイルの保存先となりデータの設定時にはファイルの読出し元となるアクセス対象を、装置本体1の記憶部7と上位コンピュータ4の記憶装置11とから選択する機能を有する。つまり、制御部8は、選択部10で記憶部7がアクセス対象に選択されていれば、保存時にはデータを記憶部7に保存し設定時にはデータを記憶部7から読出し、選択部10で記憶装置11がアクセス対象に選択されていれば、保存時にはデータを記憶装置11に保存し設定時にはデータを記憶装置11から読出す。ただし、制御部8は、記憶装置11がアクセス対象に選択されている場合の保存時には、データを記憶装置11だけでなく装置本体1の記憶部7にも記憶するように構成される。さらに、記憶装置11がアクセス対象に選択されている場合の設定時に、上位コンピュータ4からファイルを読出せないときは、記憶部7からファイルを読出すように構成される。これにより、万一、上位コンピュータ4との通信経路や上位コンピュータ4に不具合が生じたとしても、記憶部7からファイルを読出すことによりデータの設定が可能になる。
なお、アクセス対象にデータ記憶装置の記憶部7を選択したときは、上位コンピュータ4を接続することなくデータ記憶装置単独で、データの保存および設定を実行することができるので、上位コンピュータ4を生産設備の近くに常時設置しておく必要はなく、上位コンピュータ4の故障を気にすることなく、長期にわたって生産設備を連続稼動させることができる。また、多数の品種切替用のデータを保存する場合や大容量のデータの保存が必要な場合などで、データ記憶装置の記憶部7では容量が不足するようであれば、アクセス対象に上位コンピュータ4の記憶装置11を選択することにより、上位コンピュータ4の記憶装置11を用いたデータの保存および設定が可能になる。
以下では、表1に示した保存条件と保存情報と設定条件と設定情報とに基づく本実施形態の動作を図2〜5を参照して説明する。
図2は、本実施形態の基本処理を示した図で、制御部8が、指示部9に登録された保存条件および設定条件の各指示デバイスをそれぞれ読出して(S01)、保存条件あるいは設定条件が成立しているか否かを常時監視する(S02,S03)。ここにおいて、保存条件が成立すれば(S02:Yes)、制御部8はPLC2のデータを保存する保存動作を実行し(S04)、設定条件が成立すれば(S03:Yes)、制御部8はPLC2にデータを設定する設定動作を実行する(S05)。
保存条件は、上述したようにたとえばPLC2のビットデバイスR0が「ON」になったときに成立する(表1の「No.1」参照)。一方、設定条件は、たとえばPLC2のビットデバイスR1が「ON」になったとき(表1の「No.2」参照)や、データ記憶装置のビットデバイスB0が「ON」になったとき(表1の「No.3」参照)に成立する。以下に、No.1の保存条件、No.2の設定条件が順次成立する場合の動作を例示する。
制御部8は、表1の「No.1」の保存条件が成立すると保存動作を実行する。保存動作では、図3に示すように、制御部8はまず、成立した保存条件に対応する保存情報を読出して(S11)、読出した保存情報の範囲情報(制御装置局番とデバイス名と先頭ナンバーと最終ナンバー)に従ってPLC2からデータを読出す(S12)。ここでは、表1の「No.1」の保存情報を採用するので、この保存情報の範囲情報で指定される範囲、つまり局番が「7」のPLC2のデバイスDT1からデバイスDT100までの範囲についてデータを読出す。それから、この保存情報における参照デバイスDT0の内容をPLC2から読出し、読出された参照デバイスDT0の内容を他の保存情報(つまり範囲情報)と共に用いて、保存するファイルのファイル名を作成する(ステップ13)。参照デバイスDT0の内容が「1234」であれば、ファイル名は「1234_7_DT_1_100.data」と作成される。ここで示す各要素の区切り(_)およびファイルの拡張子(.data)は一例に過ぎず、一般的なファイルシステムで許される範囲で他の区切りおよび拡張子を用いてもよい。
そして、制御部8はファイルの保存を行う前に、選択部10でアクセス対象がデータ記憶装置の記憶部7になっているか否かを判別する(S14)。アクセス対象が記憶部7になっていれば(S14:Yes)、PLC2から読出したデータに上記ファイル名を付加し、ファイルとして記憶部7に保存する。一方、アクセス対象が上位コンピュータ4の記憶装置11になっていれば(S14:No)、PLC2から読出したデータに上記ファイル名を付加し、ファイルとして記憶装置11に保存するとともに、データ記憶装置の記憶部7にも同じファイルを保存する(S16)。
その後、表1の「No.2」の設定条件が成立すると設定動作を実行する。設定動作では、図4に示すように、制御部8はまず、成立した設定条件に対応する設定情報に含まれた参照デバイスDT999の内容をPLC2から読出し、この内容を用いて、読出すファイルを検索するためのファイル名を作成する(S21)。ここで、ファイルの検索には参照デバイスDT999の内容に相当する部分のみが適用され、参照デバイスDT999の内容が「1234」であればファイル名の先頭部分が「1234」に合致するファイルを検索する。その結果、表1の「No.1」の保存動作で保存されたファイル名が「1234_7_DT_1_100.data」のファイルが設定用のファイルとして読出される。
ここにおいて、制御部8はファイルの読出しを行う前に、選択部10でアクセス対象がデータ記憶装置の記憶部7になっているか否かを判別する(S22)。アクセス対象が記憶部7になっていれば(S22:Yes)、記憶部7を対象としてファイルを検索し読出す(S23)。一方、アクセス対象が上位コンピュータ4の記憶装置11になっていれば(S22:No)、記憶装置11を対象としてファイルを検索し読出す(S25)が、上位コンピュータ4との間の通信経路あるいは上位コンピュータ4の不具合などにより記憶装置11からファイルを読出せなかったとき(S24:No)は、ステップS23に移行する。すなわち、アクセス対象が上位コンピュータ4の記憶装置11である場合には、上述したデータの保存時において、記憶装置11と記憶部7との両方に同じファイルが保存されているので、記憶部7からでもこのようにファイルを検索し読出すことができるのである。
次に、成立した設定条件に対応する設定情報で範囲情報(制御装置局番とデバイス名と先頭ナンバーと最終ナンバー)が指定されているか否かを判別する(S26)。表1の「No.2」では、設定情報で範囲情報が指定されていない(表中にハイフン(−)で示す)ので(S26:No)、読出したファイルに付加されているファイル名の全体を解析し、ファイル名に含まれる範囲情報(制御装置局番「7」とデバイス名「DT」と先頭ナンバー「1」と最終ナンバー「100」)を得て(S27)、ファイルのデータをPLC2のワークメモリ6に設定可能な通信データの形式にし(S28)、得られた範囲情報で指定される範囲、つまり局番が「7」のPLC2のデバイスDT1からデバイスDT100までの範囲に設定する(S29)。
このように指示部9で範囲情報が指定されていなくともファイル名に含まれる範囲情報に従って、データの保存時にデータを読出した範囲(制御装置局番とデバイス領域情報とで決まる範囲)に、同じデータを再び設定することが可能であって、これにより、たとえばPLC2内のデータをデータ記憶装置に一時的に退避させることができる。この場合には、データの設定時に範囲情報を改めて指定する必要はない。
一方、成立した設定条件に対応する設定情報で範囲情報が指定されていれば(S26:Yes)、ファイル名から得られる範囲情報を用いずに指示部9で指定された範囲情報を用いてデータの設定を行う。すなわち、表1の「No.3」の場合では、参照デバイスDT999の内容(「1234」)に基づいて「No.2」の場合と同じく「1234_7_DT_1_100.data」のファイルが読出されるが、ファイル名に含まれる範囲情報(制御装置局番「7」とデバイス名「DT」と先頭ナンバー「1」と最終ナンバー「100」)に関係なく、指示部9で指定された範囲情報(制御装置局番「8」とデバイス名「DT」と先頭ナンバー「101」と最終ナンバー「200」)に従って(S30)、局番が「8」のPLC2のデバイスDT101からデバイスDT200に読出した設定用のファイルのデータを設定する。
このように指示部9で範囲情報を指定すれば、データの保存時にデータを読出した範囲(制御装置局番とデバイス情報とで決まる範囲)以外の範囲に、データを設定することが可能であって、これにより、たとえばPLC2内のデータを別のPLCにコピーすることができる。
また、指示デバイスとして用いるデータ記憶装置のビットデバイスB(表1の「No.3」のB0など)には、上位コンピュータ4から汎用通信部5を介して与えられる指示(設定指示)が一対一に対応付けられている。これにより、ビットデバイスBは、上述したようにPLC2の動作に応じて「ON」、「OFF」が変化するだけでなく、上位コンピュータ4からの設定指示で強制的に「ON」および「OFF」になる。すなわち、制御部8は、上位コンピュータ4から設定指示を受けると、この設定指示に対応する設定条件が成立した場合と同じ設定動作を実行する。保存条件の指示デバイスとして用いるデータ記憶装置のビットデバイスBと、上位コンピュータ4から与えられる指示(保存指示)とを一対一に対応付け、制御部8が、保存指示を受けると、この保存指示に対応する保存条件が成立した場合と同じ保存動作を実行する構成としてもよい。この種の指示デバイスを用いれば、データ記憶装置に対してデータの保存や設定を開始させる指示を上位コンピュータ4から与えることができるようになる。その結果、たとえば製品の品種の切替やPLC2内のデータを保存する際に、使用者が上位コンピュータ4を用いてデータ記憶装置を遠隔操作することが可能になる。
(実施形態2)
本実施形態のデータ記憶装置は、データの保存時にファイルに付加する保存情報をすべてファイル名に含ませるのではなく、範囲情報(制御装置局番とデバイス名と先頭ナンバーと最終ナンバー)についてはPLC2から読出したデータと共に1つのファイルに保存する点が実施形態1のデータ記憶装置とは相違する。
すなわち、本実施形態では、保存動作時に、ファイル名には参照デバイスの内容のみを付加し、制御装置局番とデバイス名と先頭ナンバーと最終ナンバーとについては、PLC2から読出したデータに対応付ける形で付加するように制御部8が構成される。具体的に説明すると、保存動作を示す図3のフローチャートのうちのステップS13に代えて図5(a)に示すステップS31,S32の動作が適用されることになり、表1の「No.1」の場合では、参照デバイスDT0の内容「1234」を用いてファイル名が「1234.data」と作成され(S31)、制御装置局番「7」とデバイス名「DT」と先頭ナンバー「1」と最終ナンバー「100」とはPLC2から読出したデータに対応付ける形で付加される(S32)。
また、設定動作時には、読出されたファイル内のデータから、制御装置局番とデバイス名と先頭ナンバーと最終ナンバーとの範囲情報を得るように制御部8が構成される。具体的に説明すると、設定動作を示す図4のフローチャートのうちのステップS27に代えて図5(b)に示すステップS33の動作が適用されることになり、ファイル内のデータから範囲情報(制御装置局番とデバイス名と先頭ナンバーと最終ナンバー)を得る(S33)。ただし、成立した設定条件に対応する設定情報で範囲情報が指定されていれば(S26:Yes)、ファイル内のデータから得られる範囲情報を用いずに指示部9で指定された設定情報の範囲情報を用いてデータの設定を行う。その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
本発明の実施形態1の構成を示すブロック図である。 同上の基本動作を示すフローチャートである。 同上の保存動作を示すフローチャートである。 同上の設定動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2の動作を示すフローチャートの要部である。 従来例を示す説明図である。 他の従来例を示す説明図である。
符号の説明
1 装置本体
2 PLC(制御装置)
3 専用通信部(通信手段)
4 上位コンピュータ(コンピュータ)
5 汎用通信部(通信手段)
7 記憶部(記憶装置)
8 制御部(保存手段、設定手段)
9 指示部(指示手段)
10 選択部(選択手段)
11 記憶装置

Claims (4)

  1. プログラムに従って被制御機器を制御する制御装置であって被制御機器の制御に使用するデータが設定される書き換え可能なメモリを有した制御装置との間に通信経路を形成する通信手段と、前記メモリの所定の範囲に設定されるデータが1つのファイルとして記憶される記憶手段と、前記データを通信手段を介して前記メモリから読出してファイルとして記憶手段に保存する保存手段と、ファイルとして保存されたデータを記憶手段から読出して通信手段を介して前記メモリに設定する設定手段と、制御装置の動作に応じて成立する保存条件とデータの保存に用いる保存情報とが一対一に対応付けて登録され、かつ制御装置の動作に応じて成立する設定条件とデータの設定に用いる設定情報とが一対一に対応付けて登録された指示手段とを有した装置本体を備え、保存情報は、ファイルの識別に用いるファイル識別子と前記メモリの範囲を指定する範囲情報とを含み、設定情報は、前記ファイル識別子と前記範囲情報とのうち少なくともファイル識別子を含み、保存手段は、保存条件が成立すると、当該保存条件に対応した保存情報の範囲情報で指定される範囲からデータを読出すとともに、当該保存条件に対応した保存情報をファイルに付加して保存し、設定手段は、設定条件が成立すると、当該設定条件に対応した設定情報のファイル識別子に合致するファイル識別子が付加されたファイルを読出すとともに、ファイルに付加された保存情報の範囲情報で指定される範囲にデータを設定することを特徴とするデータ記憶装置。
  2. 前記設定手段は、成立した前記設定条件に対応する前記範囲情報が前記指示手段に登録されている場合には、指示手段に登録されている範囲情報で指定される範囲に前記データを設定することを特徴とする請求項1記載のデータ記憶装置。
  3. 前記通信手段は前記メモリの所定の範囲に設定される前記データが1つのファイルとして記憶される記憶装置が設けられたコンピュータとの間に通信経路を形成する機能を備え、前記装置本体は、データの保存時にはファイルの保存先になりデータの設定時にはファイルの読出し元になるアクセス対象を前記記憶手段と記憶装置とから選択する選択手段を有し、前記保存手段は、選択手段により記憶装置がアクセス対象に選択された場合には、記憶手段と記憶装置との両方にファイルをそれぞれ保存し、前記設定手段は、選択手段により記憶装置がアクセス対象に選択されながらも記憶装置からのファイルの読出しに失敗した場合には、記憶手段からファイルを読出すことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータ記憶装置。
  4. 前記通信手段はコンピュータとの間に通信経路を形成する機能を備え、前記指示手段には、前記保存条件とコンピュータから通信手段を介して与えられる保存指示とが一対一に対応付けて登録され、かつ前記設定条件とコンピュータから通信手段を介して与えられる設定指示とが一対一に対応付けて登録され、前記保存手段は、保存指示を受けると、当該保存指示に対応する保存条件が成立した場合と同じ動作をし、前記設定手段は、設定指示を受けると、当該設定指示に対応する設定条件が成立した場合と同じ動作をすることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のデータ記憶装置。
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