JP4436825B2 - 縫合装置 - Google Patents

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この発明は、生体の体腔内に挿入し、生体組織の目的部位を縫合する縫合装置に関する。
従来、内視鏡的または腹腔鏡的に処置具を体腔内に挿入し、脈管や組織の一部をはさみ固定する外科用クリップが知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、シャトルに接続されたシャトル側の縫合糸と針側の縫合糸とで組織を縫合する手術用縫合器も知られている(例えば、特許文献2参照。)。
また、近年、胆嚢摘出術などの、体腔内で内視鏡で観察し、処置具類により臓器を操作して処置を行う内視鏡下外科手術が盛んになっている。内視鏡下外科手術では、縫合を容易に行うため、外科用のステープラが多く用いられている(例えば、特許文献3参照。)。この外科用ステープラはステープルをアンビルとブレードを用いて変形させながら体内に刺入することで、片側から固定することが可能になっている。
また、切開面を圧接させる力が常に生じるように、ステープルにバネ性を有するものが知られている(例えば、特許文献4参照。)。また、ステープルを抜去するときに組織を傷つけないために、ステープルの先端部分を生体吸収性材料で構成された物が示されている(例えば、特許文献5参照。)。
また、ステープルを高温で楔型の記憶形状に復帰する形状記憶合金を用い、ステープラに加熱手段を設け、ステープラの刺入部分の構造を簡略化したものが知られている(例えば、特許文献6参照。)。
また、体腔内に挿入するためのポートであるトラカール径に比して大きなステープラを実現するために、ステープルをΩ型に変形させた物が知られている(例えば、特許文献7参照。)。
特開平6−133977号公報 特開昭57−170240号公報 USP4787387 USP5026390 特開昭63−203149号公報 USP4485816 USP5413584
しかしながら、特許文献1は、クリップを無理に変形させるため、クリップが破損する危険がある。またクリップを所定の形状に変形させる機構をクリップセッターの先端部に設けているため構造が複雑になるという問題がある。また、特許文献2のものは、針を何度も組織に突き刺し、抜く作業をしなければならず縫合作業が煩雑であった。
また、特許文献3に示されるような、一般的な外科用ステープラでは、ステープルの形状および周辺の組織の固定力は、ステープルが組織に刺入された時点で固定される。そのため、ステープルで強く止めすぎ組織が座滅し、その結果その部位の壊死を招いたり、不十分な固定で組織が密着せず縫合不全になる可能性がある。また、ステープル先端部が組織に深く食い込んでいるので抜去時に組織を傷つける可能性がある。さらに、片側からステープラを固定するために、ステープラにステープルをアンビルとブレードを用いて変形させながら体内に刺入するための複雑な機構が必要になっている。
特許文献4は、切開面を圧接させる力が常に生じるように、ステープルにバネ性をもたせたものでは、組織の座滅や縫合不全を防止できるが、ステープルの形状が複雑なため、製造が容易でなく、ステープルを弾性変形させるためのステープラの構造も複雑になるという欠点がある。
特許文献5は、ステープルの先端部分を生体吸収性材料で構成された物では、ステープラ抜去時には、組織に深く食い込んだステープル先端部が吸収されるため、抜去時に組織を傷つけることはない。しかし、金属と生体吸収性材料の2つの材料を接合するため製造工程が複雑になる。
特許文献6に示される、ステープルを高温で楔型の記憶形状に復帰する形状記憶合金で構成したものは、ステープル自身がステープラの加熱手段で変形するためステープルを変形するための複雑な機構が不要である。しかし、体腔内でステープラを加熱することで、周囲組織を熱損傷させる可能性が有るという欠点を持つ。
特許文献7では、ステープルをΩ型に変形させることで、体腔内に挿入するためのポートであるトラカール径に比して大きなステープルを用いることを可能にしているが、Ω型のステープラを通常のステープル形状に復帰させ刺入するためにステープラの機構が複雑になるという欠点を有する。
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、組織の目的部位を確実かつ簡単に縫合できる縫合装置を提供することにある。
この発明は、前記目的を達成するために、請求項1は、挿入部と、この挿入部内に設けられた収容室と、この収容室に突没自在に設けられ、前記収容室内に収容されている時は収容室の形状に変形され、収容室から突出した際にあらかじめ記憶されたコイル状に復元する超弾性合金製パイプ針と、このパイプ針内を挿通する縫合糸からなることを特徴とする縫合装置にある。
請求項2は、請求項1の前記縫合糸は、先端に先端チップが設けられていることを特徴とする。
請求項3は、請求項1または2の前記先端チップは、挿入部の先端に当接可能であることを特徴とする。
請求項4は、請求項1,2または3の前記先端チップは、先端側が鋭利な形状であることを特徴とする。
この発明の縫合装置によれば、細径な挿入部を実現でき、縫合糸の針への挿入が容易で、組織の目的部位を確実かつ簡単に縫合でき、縫合後は針を安全に回収できるという効果がある。
以下、この発明の各実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は第1の実施形態を示し、図1は組織固定装置としてのはさみ装置1の縦断側面図である。はさみ装置1は、体腔内に挿入される筒状の挿入部2を有している。挿入部2内には室温で超弾性を示す超弾性合金(SEA)製の直線状のはさみ体3が縦列状態に複数個収容可能な収容室4が設けられている。
挿入部2の手元側から収容室4内に挿入可能で、はさみ体3を手元側から押し、収容室4からはさみ体3を押し出す押し棒5が設けられている。また、挿入部2の先端部にはさみ体3が容易に収容室4から脱落しないように内側に突出するストッパ2aが設けられている。また、はさみ体3の先端部には挿入部2のストッパ2aと当接する突起部3aが設けられる。
はさみ体3は、図2に示すように、収容室4から突出したとき、直線状が二つ折りに変形する形状になるように型を用いて拘束し、高温で形状を記憶させることで容易に製作できる。これを室温で収容室4の形状に合わせ、直線状に変形させつつ収容室4に装填している。
次に、本実施形態の作用について説明すると、はさみ体3が複数個収容されたはさみ装置1の挿入部2の先端側を体腔内に挿入し、組織の被対象物に正対する。そして、手元側の押し棒5を押すと、収容室4に縦列状態に収容されたはさみ体3のうち、最前端のはさみ体3の突起部3aはストッパ2aから外れて収容室4から突出する。はさみ体3が収容室4から突出して拘束力が解除されると、記憶形状に復元し、図2(b)の形状に変形する。はさみ体3が直線状から二つ折りに変形するとき、つまり記憶形状に復元するとき、組織の被対象物Aをはさみ固定する。
なお、はさみ体3の形状は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば図3(a)の変形例に示すように、二つ折りで拡開した線材からなるはさみ体6が収容室4から突出して拘束力が解除されると、記憶形状に復元し、図3(b)の形状に変形して被対象物Aをはさみ固定するようにしてもよい。
図4及び図5は第2の実施形態を示し、図4は組織固定装置としての縫合装置10の縦断側面図である。縫合装置10は、体腔内に挿入されるパイプ状の挿入部11と、この挿入部11の内部の収容室12に挿通された超弾性合金からなるSEAパイプ針13とからなり、挿入部11の基端部とSEAパイプ針13の基端部にはそれぞれハンドル11a,13aが設けられている。さらに、SEAパイプ針13内には縫合糸14が挿入され、この縫合糸14の先端には先端チップ15が固着されている。また、SEAパイプ針13の基端部にはV字状のスリット16が設けられ、このスリット16には縫合糸14が掛止されている。
SEAパイプ針13は、図5に示すように螺旋形状になるように型を用いて拘束し、高温で形状を記憶させることで容易に製作できる。これを室温で収容室12の形状に合わせ、直線状に変形させつつ収容室12に挿通する。その後、縫合糸14をSEAパイプ針13内に挿通し、先端チップ15をSEAパイプ針13に当接せしめる。
次に、本実施形態の作用について説明すると、縫合装置10の挿入部11を体腔内に挿入し、被縫合対象部Bに正対する。そして、ハンドル11a,13aを握って接近させると、SEAパイプ針13は収容室12から突出するとともに記憶形状に復元し、図5に示すように、螺旋形状に変形する。
その後、先端チップ15を図示しない把持鉗子で保持し、ハンドル11a,13aを開くと、SEAパイプ針13は収容室12に収容され、被縫合対象部Bは縫合糸14によって縫合される。
なお、前記実施形態においては、縫合糸14の先端に先端チップ15を固着したが、図6(a)の変形例に示すように、先端チップ15に代わりに樹脂リング17を用いても良い。この場合は、先端チップ15が無いので、把持鉗子によって縫合糸14を把持する。その後、SEAパイプ針13の手元側から樹脂リング17を挿入してSEAパイプ針13から突出させる。そして、図6(b)に示すように、電気メス等で樹脂リング17と縫合糸14とを溶着させる。そして、SEAパイプ針13を収容室12に収容した後、縫合糸14によって縫合する。なお、最後に縫合糸14を結ぶ代わりに縫合糸14を溶着しても良い。
図7及び図8はバイポーラ式電気メス装置30を示し、このバイポーラ式電気メス装置30は、パイプ状の挿入部31と、挿入部31の手元側に設けられた操作部32と、挿入部31の先端部に設けられた電極33及びSEA電極34から構成されている。操作部32には電極33及びSEA電極34とそれぞれ電気的に接続するバイポーラコネクタ35,36が設けられている。さらに、操作部32は電極33及びSEA電極34を電気的にON/OFFするスイッチ37が設けられている。
SEA電極34は、図7で示すように略C字形状になるように型を用いて拘束し、高温で形状を記憶させることで容易に製作できる。これを室温で挿入部31の内部に形成された収容室31aの形状に合わせ、変形させつつ収容室31aに収容する。
そして、図8(a)に示すように、電極33及びSEA電極34を収容室31aに収容した状態で、挿入部31を体腔内に挿入する。その後、電極33及びSEA電極34を収容室31aから突出すると、図8(b)に示すように、SEA電極34は記憶された形状に復元して収容室31aの内径より十分大きな大きさとなる。したがって、挿入部31の径に比較して非常に大きな面積が処置可能となる。
図9(a)は電気メス装置40を示し、この電気メス装置40は、挿入部41とループ状の電極42とから構成されている。挿入部41には電極42が突没自在に挿通されている。電極42はループ部43とその先端側に把持部44が設けられている。
したがって、挿入部41を体腔内に挿入し、ループ部43内にポリープCを入れ、電極42を挿入部41内に引き込むと、図9(b)のようになる。ここで、電極42に通電すると、ポリープCが切除される。そして、図9(c)に示すように、切除されたポリープCは把持部44に把持され、次のポリープC´を切除する時にも前のポリープCは把持部44に把持されるため、これを順次繰り返せば複数のポリープCを把持部44に把持することができる。
なお、図10に示すように、電極42に把持部44を設ける代わりに切除したポリープCを回収する回収袋44aを設けてもよい。
前述した実施の形態によれば、次のような構成が得られる。
(付記1)体腔内に挿入される挿入部と、この挿入部に設けられた収容室と、この収容室に複数収容され、収容室に収容されているときには収容室の形状に変形して収容され、挿入部の外部に突出するとあらかじめ記憶された記憶形状に復元する超弾性合金製のはさみ体と、前記収容室から前記はさみ体を1個づつ順次前記挿入部の外部に突出させる手段とを具備したことを特徴とする組織固定装置。
(付記2)はさみ体は、クリップであることを特徴とする付記1記載の組織固定装置。
(付記3)はさみ体は、棒状であることを特徴とする付記1記載の組織固定装置。
(付記4)はさみ体は、ストッパを有することを特徴とする付記1記載の組織固定装置。
(付記5)挿入部は、先端にはさみ体と当接するストッパを有することを特徴とする付記1記載の組織固定装置。
(付記6)はさみ体を突出させる手段は、収容室に挿通可能な押し棒であることを特徴とする付記1記載の組織固定装置。
(付記7)挿入部と、この挿入部内に設けられた収容室と、この収容室に突没自在に設けられ、前記収容室内に収容されている時は収容室の形状に変形され、収容室から突出した際にあらかじめ記憶されたコイル状に復元する超弾性合金製パイプ針と、このパイプ針内を挿通する縫合糸からなることを特徴とする縫合装置。
(付記8)縫合糸は、先端に先端チップが設けられることを特徴とする付記7記載の縫合装置。
(付記9)先端チップは、挿入部の先端に当接可能であることを特徴とする付記7または8記載の縫合装置。
(付記10)先端チップは、先端側が鋭利な形状であることを特徴とする付記7、8または9記載の縫合装置。
図11〜図13は単純な構成で連続的なステープリング操作を可能にし、トラカール径に比して大きなステープルを刺入できるステープルおよびステープラを示し、組織を座滅させること無く、一定の固定力で組織を圧接し、組織を確実に密着させ癒合させ、また抜去時に組織を傷つけないように構成したものである。
図11はステープル51の構造を示す。ステープル51は室温で超弾性をしめす超弾性合金で構成されている。ステープル51は2本の刺入部52とブリッジ部53とから構成されている。刺入部52は内側に向いている。ブリッジ部53中央には内側に僅かに湾曲した湾曲支点54が設けられている。このようなステープル51は超弾性合金の単線を図11のような形状になるような型を用いて拘束し、高温で形状を記憶させることで容易に製造できる。
図12はステープル51を用いたステープラ55の構成を示す。図12(a)はステープラ55の縦断面図、図12(b)は横断面図を示す。ステープラ55は、横長の腔をもつ中空部材56と、ステープル51、中空部材56の内部を上下に進退できる押し部材57とから構成されている。ステープル1は、湾曲支点4を中心に横方向に圧縮された状態で中空部材56に収納されている。
次に、作用について説明すると、図13(a)は押し部材57によってステープル51を中空部材56の中間まで押し出した状態を示す。ステープル51は中空部材56の拘束から徐々に解かれ、ステープル刺入部52が開き、組織に刺入される。図13(b)はステープル51のブリッジ部53が中空部材56から押し出された状態を示す。ステープル51は元の形状に復帰しようとするため、組織58を切開面59で圧接しようとする力が働く。図13(c)はステープル51が組織58に完全に刺入された状態を示す。超弾性合金には変位がある一定以上になると抗力が一定になる性質があるため、切開面59には一定以上の力はかからず、また圧接する力が持続して働く。また、ステープル51は、図13(c)の状態でプリッジ部53を上部に引くことで組織を傷つけることなく、容易に抜去される。
本ステープラ55によれば、超弾性合金を用いたステープル51のバネ力によって一定の力で切開面59の組織58が密着することで、過度の力で座滅したり、力が過小のため縫合不全になることを防止するという効果を持つ。また、組織癒合後、ステープル51を引き抜いても組織58を傷つけることがないという効果を有する。また、ステープラ55に関しては、幅の大きなステープル51を圧縮して中空部材56に収納するため、ステープラ51の外径を越える幅のステープリングを行うことができる。また、ステープル51を変形するための複雑な機構なく、連続的に組織にステープル51を刺入できるという効果を有する。
次に、前記ステープラ55と同様に超弾性合金の変位がある一定以上になると抗力が一定になるという性質を利用したバネを用いて血管吻合を容易に行うことができる血管吻合器を示す。
図14は、血管吻合器の構成を示す。血管吻合器は、血管60を裏返して保持するための保持部61と、超弾性合金のバネで構成される嵌合部62とから構成されている。嵌合部62は複数のスリット63を有し、スリット63で分割されたバネ部64がバネ性を有している。
次に、作用について説明すると、図14(b)に示すように、血管60の一方の端部65を裏返して保持部61に取り付け、血管60の内面同士が接するように、他方の端部66を重ねる。その後、嵌合部62を血管60の重なった部分に移動させることで、バネ部64の超弾性によるバネ力によって血管60の内面同士が一定の力で密着される。
したがって、単純な構成の血管吻合器で、針糸で縫合するような微細な操作をせずに血管を吻合できるという効果を有する。超弾性合金のバネ性を用いた一定の力による圧接により、圧接が不十分なための血管の結合のゆるみや過度の力による座滅が発生しないという効果を有する。
前記実施の形態によれば、次のような構成が得られる。
(付記11)少なくとも一部分が超弾性合金で構成されていることを特徴とする外科用ステープル。
(付記12)先端刺入部が内側に向いた形状であることを特徴とする付記11記載の外科用ステープル。
(付記13)細長い中空部材と、中空部材の径に対して大きな幅を持ち、幅方向に圧縮された状態で中空部材に収納された外科用ステープルと、このステープルと接し中空部材に対して進退可能な押し部材とから構成されていることを特徴とする外科用ステープラ。
付記11,12によれば、ステープルを超弾性合金で構成することによって、超弾性合金のバネ力によって一定の力で切開面の組織を密着させることができる。したがって、超弾性合金を用いたステープラのバネ力によって一定の力で切開面の組織が密着することで、過度の力で座滅したり、力が過小のため縫合不全になることを防止でき、また、組織癒合後、ステープルを引き抜いても組織を傷つけることがないという効果がある。
付記13によれば、超弾性合金で構成した幅の大きなステープルを圧縮して中空部材に収納し、それを押し出し部材で押し出すことで、連続的に組織にステープルを組織に刺入することができる。したがって、トラカールの径を超える幅のステープリングを行うことができ、また、ステープルを変形するための複雑な機構なく、連続的に組織にステープルを刺入できるという効果がある。
この発明の第1の実施形態を示すはさみ装置の縦断側面図。 同実施形態の作用説明図。 同実施形態の変形例を示す作用説明図。 この発明の第2の実施形態を示す縫合装置の縦断側面図。 同実施形態の作用説明図。 同実施形態の変形例を示す作用説明図。 外科用ステープラの斜視図。 外科用ステープラの作用説明図。 電気メス装置の作用説明図。 電気メス装置の変形例を示す斜視図。 ステープルを示す正面図 ステープルを用いたステープラを示し、(a)はステープラの縦断面図、(b)は同横断面図。 (a)〜(c)はステープラの作用説明図。 血管吻合器を示し、(a)は斜視図、(b)は縦断側面図。
符号の説明
11…挿入部、12…収容室、13…パイプ針、14…縫合糸、15…先端チップ

Claims (4)

  1. 挿入部と、この挿入部内に設けられた収容室と、この収容室に突没自在に設けられ、前記収容室内に収容されている時は収容室の形状に変形され、収容室から突出した際にあらかじめ記憶されたコイル状に復元する超弾性合金製パイプ針と、このパイプ針内を挿通する縫合糸からなることを特徴とする縫合装置。
  2. 前記縫合糸は、先端に先端チップが設けられていることを特徴とする請求項1記載の縫合装置。
  3. 前記先端チップは、挿入部の先端に当接可能であることを特徴とする請求項1または2記載の縫合装置。
  4. 前記先端チップは、先端側が鋭利な形状であることを特徴とする請求項1,2または3記載の縫合装置。
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