JP4435671B2 - 往復圧縮機システム - Google Patents

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従来の往復圧縮機システムの例が、特許文献1に記載されている。この公報に記載の圧縮機システムでは、クランクシャフトにコネクティングロッドの一端が接続されており、コネクティングロッドの他端はクロスヘッドに接続されている。クロスヘッドには、1対の,互いに反対方向に延びるシャフトも接続されている。各シャフトの先端にはシリンダに収容されるプランジャが接続されている。1対のプランジャはほぼ同軸上を往復し、クロスヘッドは一体で構成されている。
特開2004−116329号公報
水素を利用する燃料電池自動車では、ガソリン車並の走行性能を発揮するために、燃料用の水素ガスの充填圧力を、35MPa〜70MPaもの高圧にする必要がある。そのため、水素ガスをこの充填圧力まで容易に昇圧できる往復圧縮機が求められている。上記特許文献1に記載の往復圧縮機は、水素ガスを高圧に昇圧するためのものであり、それ以前のものに比べ小型化もされており、水素ガスの漏れを防止する点でも優れている。しかしながら、燃料電池ステーションに用いるときには、さらに一層の小型コンパクト化が求められている。
小型コンパクト化の最も有効な方法は、シリンダ部分からの潤滑油の漏洩を防止するために設けたディスタントピースと呼ばれる分離手段を取り去ることであるが、このディスタントピースを取り去ると、粘度の異なる潤滑油とシール油が混合し、圧縮機の性能が低下する恐れがある。
本発明は上記従来技術の不具合に鑑みなされたものであり、その目的は、圧縮機性能を低下させることなく、往復圧縮機システムを小型コンパクト化することにある。本発明の他の目的は、水素ステーション用の小型コンパクトな圧縮機システムを実現することにある。
上記目的を達成する本発明の特徴は、水素ガスを30MPaを超える圧力まで圧縮する往復動型の圧縮機を備えた多段の往復圧縮機システムにおいて、枠型クロスヘッドを収容するフレームの下部に形成された油溜まりとこの油溜まりに溜められた潤滑油を昇圧するポンプとを有し、このポンプで昇圧された潤滑油を圧縮機の潤滑部に送り潤滑後油溜まりに戻す低圧ラインと、前記低圧ラインから分岐したラインであって、注油器を有しこの注油器で前記ポンプよりも高圧に昇圧して圧縮機のシール部に給油する高圧ラインと、途中段間を結ぶ圧縮ガスラインに介在させたスナッバに一端を接続した排油ラインと、を設け、これら低圧ラインと高圧ラインを設けることにより、作動ガスの圧縮機外部への漏洩を防止するシール用油と前記圧縮機の摺動部を潤滑する潤滑油とを共用可能にしたことにある。
そしてこの特徴において、潤滑油は、ISO規格 VG220を満足するものがよく、圧縮機は、共用油を使用するメカニカルシールまたはオイルシールを有するのがよい。また、圧縮機はシリンダの外周側にシリンダジャケットが形成されており、このシリンダジャケットに共用油を導くようにしてもよい。
本発明によれば、超高圧の往復圧縮機を有する圧縮機システムにおいて、ディスタントピースを省くとともに潤滑油とシール油とを共用する構造としたので、圧縮機の効率低下を引き起こすことなく、圧縮機システムを小型コンパクト化できる。また、燃料電池車の水素ステーション用として使用可能な圧縮機システムが得られる。
以下、本発明に係る圧縮機システム200の一実施例を、図面を用いて説明する。図1は、往復圧縮機を有する圧縮機システムのブロック図である。往復圧縮機100は、第1段圧縮部21aと第2段圧縮部21bを有する低圧段圧縮部21と、第3段圧縮部22aと第4段圧縮部22bとを有する高圧段圧縮部22とを備える。本実施例の圧縮機システム200は、燃料電池の水素ステーションまたはガスステーション用であり、取扱いガスは、水素ガスまたは天然ガスである。
往復圧縮機100では、枠型クロスヘッド5の左右外側端部に接続されたコネクティングロッド61a、61bにより、第3段圧縮部22a及び第4段圧縮部22bが駆動される。枠型クロスヘッド5の上部に形成された開口部5aを貫通してコネクティングロッド3が配設されている。このコネクティングロッド3を介して、低圧段圧縮部21が駆動される。
枠型クロスヘッド5の内側であって一方のコネクティングロッド61bに接続する位置に、コネクティングロッド61cの一端部が接続されている。コネクティングロッド61cの他端側は、枠型クロスヘッド5の内側に配設されたクランクシャフト2に回動自在に取付けられたクランク部材2aに接続されている。コネクティングロッド3の一端部は、クランクシャフト2に回動自在に接続されている。コネクティングロッド3の他端部は、枠型クロスヘッド5の上方に配置されたシリンダ4b内のクロスヘッド4に接続されている。
図示しないフレームが、枠型クロスヘッド5を収容している。クランクシャフト2は、フレームを貫通しており貫通部に図示しない軸受が配置されている。クランクシャフト2の一方の貫通部には、メカニカルシール17が配置されている。クランクシャフト2は、このメカニカルシール17よりもさらに延在しており、カップリング2bにより駆動機であるモータ41に接続されている。クランクシャフト2の反対側の貫通部を、図示しないシール部材がシールしている。クランクシャフト2の他端側には、軸端ポンプ12がカップリングを介して取付けられている。
低圧段圧縮部21では、シリンダ6内をピストン62が区分した2つの部屋により第1段圧縮部21aと第2段圧縮部21bが形成される。ピストン62の第2段圧縮部側の端部はロッド42に接続されており、ロッド42の他端はクロスヘッド4に接続されている。高圧段圧縮部22はプランジャ型の圧縮機段であり、第3段圧縮部22aではシリンダ7内にプランジャ65が、第4段圧縮部22bではシリンダ8内にプランジャ66が配置されている。プランジャ65の端部はコネクティングロッドに61aに、同様にプランジャ66の端部はコネクティングロッド61bに接続されている。
第1段圧縮部21aへのガス供給ライン91には、ガス供給量を調整する吸込絞り弁63と、取扱いガス中の不純物を取り除くフィルタ31bが設けられている。第1段圧縮部21aと第2段圧縮部21bの間のガスライン92、第2段圧縮部21bと第3段圧縮部22aの間のガスライン93、第3段圧縮部22aと第4段圧縮部22bの間のガスライン94には、インタークーラ37〜39が配置されており、前段圧縮部で圧縮された取扱いガスを冷却する。各インタークーラ37〜39は、エアフィンクーラである。
なお、第3段圧縮部22aには、吸込弁23aと吐出弁23bが、第4段圧縮部22bには、吸込弁23Cと吐出弁23dが設けられている。第4段圧縮部22bの下流のガスラインには、この第4段圧縮部23bで圧縮された取扱いガスを冷却するアフタークーラ40と、吐出流量を制御する吐出流量制御弁50が設けられている。
このように構成した往復圧縮機100の潤滑及びシールを、図2に示したブロック図を用いて説明する。フレームの下部は油溜まり5bになっており、ISO VG220(粘土220CST/40度)の高粘度の潤滑油が収容されている。この潤滑油のラインは、大別すると低圧ライン、高圧ライン及び排油ラインになる。以下、順次各ラインについて説明する。
低圧ライン:低圧ラインは、フレームの下部の油溜まり5bの潤滑油を軸端ポンプ12で2MPa程度まで昇圧して各潤滑部に送り、最終的にフレームの油溜まり5bに戻す経路である。具体的には、油溜まり5bと軸端ポンプ12を第1の低圧ライン71で接続する。この第1の低圧ライン71には、弁52a、52bにより切換えられる流路が設けられており、この流路には自動切換えフィルタ51を介在させている。
ところで、油溜まり5bに戻された潤滑油には、詳細を後述するロッドパッキンにおける摩耗粉を含む恐れがある。そこで、自動切換えフィルタ51を設けて摩耗粉等の不純物を除去する。初め、いずれか一方のフィルタ51に潤滑油を通す。摩耗粉等によりフィルタが詰まり異常差圧を図示しない検出器が検出すると、弁52a、52bの開閉状態が自動的に切り換わり、他方のフィルタ5に潤滑油が流れ込む。したがって、摩耗粉等を除去するために、往復圧縮機100を停止させる必要が無い。
軸端ポンプ12で昇圧された潤滑油の一部は、第2の低圧ライン72を通って、高圧ライン用のライン72aと、第4段圧縮部22bを潤滑する潤滑ライン72aに流れ込む。第4段圧縮部を潤滑した潤滑油は、ライン72cを通ってクーラ41に流れ込みファン53により冷却され、ライン72dを経て、合流ライン76から油溜まり5bに戻る。軸端ポンプ12を出た潤滑油の残りは、第3〜第5の低圧ラインに73〜75流れ込む。第3の低圧ライン73は、フレームとクランクシャフト2間のシールに用いるメカニカルシール17を、低圧でシール及び潤滑する。
ところで、低圧段圧縮部21及び高圧段圧縮部22のシリンダ6〜8内で高圧に圧縮されたガスは、図示しないピストンリングやロッドパッキン13〜15と、ピストン62及びプランジャ65、66との間に形成される微小隙間に供給された潤滑油またはシール油の膜を破壊する。そして、漏れガスとなり、低圧段圧縮部21及び高圧段圧縮部22の各部に流れる。漏れガスの一部は、最終的にフレームへ戻り、モータ41側のクランクシャフト2とフレームとの間の隙間から外部へと流出しようとする。
本実施例の取扱いガスは純水素ガスまたは天然ガスであるから、外部へ流出したり滞留すると、可燃域を生成し爆発のおそれがある。そこで、モータ41側のクランク軸2を密封するために、メカニカルシール17または軸接触型のシールリング17を使用したハーメティックフレーム構造を適用している。
第4のシールライン74は第3段圧縮部22aを潤滑するラインであり、この第3段圧縮部22aを潤滑した後、ライン74bを通ってクーラ42に流れ込み、ファン53で冷却される。クーラ42で冷却された潤滑油は、ライン74cを経て合流ライン76から油溜まりに戻る。ここで、クーラ41、42はエアフィンクーラで、インタークーラ37〜39及びアフタークーラ40の両側に一体的に形成されている。第5のシールライン75は、枠型クロスヘッド5の内部を潤滑するもので、主としてクランクシャフト2とコネクティングロッドの接続部等を潤滑する。
高圧ライン:本実施例の最も特徴的なラインであり、注油器11を有するラインである。軸端ポンプ12の下流であって第2の低圧ライン72の分岐ライン72bには、注油器11が接続されている。注油器11は、1本のクランク軸に複数のピストンが取付けられた構造であり、注油先の圧力に応じた圧力を発生可能であり、本実施例では100MPa程度まで加圧する。第1の高圧ライン77は、第4段圧縮段22bのパッキン15部をシールするシール油に用いられる。同様に、第3の高圧ライン79は、第3段圧縮段22aのパッキン15部をシールするのに用いられる。第2の高圧ライン78は、低圧段圧縮部21の油切りパッキン13部をシールするのに用いられる。
なお、本実施例では圧縮ガスの密封用に使用するロッドパッキン13〜15を、高圧側と低圧側に分けている。そして、ロッドパッキン13〜15の微小な隙間を密封するシール油として、注油器11から各シリンダ6〜8に、高粘度の潤滑油ISO VG220(粘土220CST/40度)を供給して、各パッキン13〜15部に最適な粘度が得られるようにしている。
パッキン13〜15部からは潤滑油またはシール油が僅かしか漏れないので、高圧ラインから供給された潤滑油をシール後に回収するラインを設ける必要はない。パッキン13〜15部から漏れた潤滑油またはシール油は、各段の圧縮部21a、21b、22a、22bの圧縮室に流れ込み、取扱いガス中の不純物となる。そこで、主として潤滑油からなる不純物を取扱いガスから取り去り、排油ラインからフレーム下部の油溜まり5bに導く。
排油ライン:排油ラインは2ヶ所あり、第3段圧縮部と第4段圧縮部を結ぶガスライン94に介在させたフィルタ33b入りのスナッバ33aの下部に接続した第1排油ライン118と、第4段圧縮部の吐出側のガスラインに介在させたフィルタ34b〜36b入りの3個のスナッバ34a〜36aの下部に接続した第2の排油ライン119〜121群とである。スナッバ33a〜36aは内容積が大の中空容器で、圧力緩衝により取扱いガス中の不純物や油を取り除く。排油ライン118〜121内の潤滑油は、油溜まり5bに戻される。
これらの潤滑及びシールラインの他に、取扱いガスが外部に漏れるのを防ぐためのガスシールラインが、低圧段圧縮部21及び高圧段圧縮部22に設けられている。低圧段圧縮部21の下部に設けたガスシール部25及び第3段圧縮部の反圧縮室側に設けたガスシール部26には、ガスライン48から高圧の取扱いガスが供給される。なお、ガスライン48には、第2段圧縮部21bの吐出ガスが、インタクーラ38で冷却された後供給される。この第2段圧縮部21bの吐出ガスは、第2段圧縮部21bのガスシール部25にも、供給される。
一方、第4段圧縮部22bの反圧縮室側に設けたガスシール部27には、第3段圧縮部22aで圧縮されたガスがライン49から供給される。また、取扱いガス中に含まれる不純物を取り除く等のために、第1段圧縮部の吸込側には、フィルタ31b入りのスナッバが、第2段圧縮機21bと第3段圧縮機22aとの間のガスライン93には、スナッバ32が設けられている。
このように構成した本実施例の圧縮機システム200では、モータ41を回転駆動すると、モータ41の回転運動がコネクティングロッド3、61cによりクロスヘッド4の垂直運動と枠型クロスヘッド5の水平運動に変換される。これによりシリンダ6〜8内のピストン62及びプランジャ65、66が往復動し、シリンダ6〜8の先端に形成される圧縮室でガスを高圧に圧縮する。
一方、クランクシャフト2端に取り付けた軸端ポンプ12が、クランクシャフト2ともに回転し、油溜まり5bから潤滑油を低圧ライン71〜75に供給する。このとき、注油器11も動作させると、高圧ライン77〜79にも潤滑油がシール油として供給される。一旦潤滑油やシール油が往復圧縮機の各部に供給されると、微小な量の油が漏れ流れとして取扱いガスに混入する。これらは、フィルタ31b〜36bに捕捉され、スナッバ31a〜36aに溜められた後、排油ライン118〜121を通ってフレームの油溜まり5bに戻される。
この過程において、完全に密閉されフレーム内部に戻った油を含む漏れガスは、第1段圧縮部21aのガス供給ライン91に戻している。これにより、圧縮ガスの無駄な消費を防止している。また、上述したようにフィルタ31b〜36bで補足した油分をスナッバ31a〜36aに一時的に蓄えた後、ドレンバルブ31c〜36cを開いてフレーム内部への排油ライン118〜121に流すようにしたので、潤滑及びシールに使用した潤滑油を回収して再使用できる。
また本実施例では、シール油と潤滑油をISO VG 220で統一して運転しているので、従来使用されていたディスタンスピースを省くことができる。さらに、図示しないギアポンプが、シリンダ6〜8に形成した冷却ジャケットに油溜まり5bから潤滑油VG220を供給するので、水素ガス供給ステーションや天然ガス供給ステーションのような補機を少なくする必要のある機器では、水冷装置が不要となりランニングコストを低減できる。また、潤滑油の冷却と取扱いガスの冷却を一体化したエアフィンクーラで一括冷却するので、冷却器を小型化できる。なお、冷却ライン用の油ポンプを別に設けてもよい。
以上述べたように、本実施例によれば、高圧な水素ガス圧縮や天然ガス圧縮用の圧縮機において、潤滑からシール、冷却に使用する潤滑油を統一したので、装置を小型コンパクト化できるとともに、低コスト化が可能になる。なお、高粘度の潤滑油を低圧ラインから潤滑部に供給しているが、高粘度であるので摩擦損失の増大が懸念される。その場合、軸端ポンプから吐出される潤滑油の温度を高くし、注油器に供給する前に冷却するようにすれば、高粘度での摩擦損失の増大を低減できる。
本発明に係るプランジャ式水素圧縮機システムに用いる圧縮機の一実施例の主要部のブロック図。 図1に示した圧縮機を有するプランジャ式水素圧縮機システムのブロック図。
符号の説明
1…フレーム、2…クランクシャフト、3…コネクティングロッド、4、5…クロスヘッド、6〜8…シリンダ、9…高圧側ロッドパッキン、10…低圧側ロッドパッキン、11…注油器、12…軸端ポンプ、13〜15…油切り、16…エアフィンクーラ、17…ハーメティックシール、21…低圧段圧縮部、21a…第1段圧縮部、21b…第2段圧縮部、22…高圧段圧縮部、22a…第3段圧縮部、23a…第4段圧縮部、31a〜36a…スナッバ、31b〜36b…フィルタ、32…スナッバ、37〜39…インタークーラ、40…アフタークーラ、50…流量制御弁、51…自動切替フィルタ、53…冷却ファン、71〜75…低圧ライン、77〜79…高圧ライン、91〜95…ガスライン、100…往復圧縮機、118〜121…排油ライン、200…圧縮機システム。

Claims (4)

  1. 水素ガスを30MPaを超える圧力まで圧縮する往復動型の圧縮機を備えた多段の往復圧縮機システムにおいて、
    枠型クロスヘッドを収容するフレームの下部に形成された油溜まりと、この油溜まりに溜められた潤滑油を昇圧するポンプとを有し、このポンプで昇圧された潤滑油を圧縮機の潤滑部に送り潤滑後油溜まりに戻す低圧ラインと、
    前記低圧ラインから分岐したラインであって、注油器を有しこの注油器で前記ポンプよりも高圧に昇圧して圧縮機のシール部に給油する高圧ラインと、
    途中段間を結ぶ圧縮ガスラインに介在させたスナッバに一端を接続した排油ラインと、を設け、
    これら低圧ラインと高圧ラインを設けることにより、作動ガスの圧縮機外部への漏洩を防止するシール用油と前記圧縮機の摺動部を潤滑する潤滑油とを共用可能にしたことを特徴とする往復圧縮機システム。
  2. 前記潤滑油は、ISO規格 VG220を満足することを特徴とする請求項1に記載の往復圧縮機システム。
  3. 前記圧縮機は、共用油を使用するメカニカルシールまたはオイルシールを有することを特徴とする請求項1に記載の往復圧縮機システム。
  4. 前記圧縮機はシリンダの外周側にシリンダジャケットが形成されており、このシリンダジャケットに共用油を導いたことを特徴とする請求項1に記載の往復圧縮機システム。
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