JP4435047B2 - Fireproof outer wall structure in the wooden frame construction method - Google Patents
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Description
本発明は木造軸組工法における外壁構造体に関する。 The present invention relates to an outer wall structure in a wooden frame construction method.
近年、住宅等の木造建築物の外壁材として、塗装を施したアルミニウム板、スチール板等の金属系サイディング材や、タイル、陶板、煉瓦、セメント板等の窯業系サイディング材や、塩化ビニル樹脂、ポリオレフィン樹脂等の合成樹脂系サイディング材等の外壁用サイディング材が用いられている。 In recent years, metal siding materials such as painted aluminum plates and steel plates, ceramic siding materials such as tiles, ceramic plates, bricks and cement plates, vinyl chloride resin, Outer wall siding materials such as synthetic resin siding materials such as polyolefin resins are used.
例えば下記特許文献1は、木造軸組工法における壁組構造に関するもので、土台、胴差などの横架材と、隅柱と、管柱とからなる構造軸材の室内側に内側板状体を設けるとともに、室外側には外側板状体を設け、さらに最外層としてセメントケイカル板やスラグ石膏板、木毛セメント板等からなる外壁材を設けた構成が提案されている。
窯業系サイディング材は、耐火性に優れているものの、重量が大きいため施工性が劣るという欠点がある。また寒冷地においては、内部に侵入した雨水が外気温の低下により凍結、膨張して、サイディング材を破裂させることもあり、凍結性において問題がある。 Although ceramic-based siding materials are excellent in fire resistance, they have the disadvantage of poor workability due to their large weight. In cold regions, rainwater that has entered the interior freezes and expands due to a decrease in the outside air temperature, which may cause the siding material to rupture, which causes a problem in freezing.
金属系サイディング材は、耐火性に優れるとともに、比較的軽量で、凍結によるひび割れ等は生じ難いが、衝撃によって凹みが生じ易く、また塩害(潮風)、酸性雨、火山灰等によって錆や腐食が生じ易いという問題がある。 Metal-based siding materials have excellent fire resistance and are relatively light and are not easily cracked due to freezing. However, dents are easily generated by impact, and rust and corrosion are caused by salt damage (sea breeze), acid rain, volcanic ash, etc. There is a problem that it is easy.
これに対して合成樹脂系サイディング材は、比較的軽量で、着色性に優れ、錆や腐食が生じ難く、耐衝撃性や凍結性は良いが、窯業系サイディング材や 金属系サイディング材に比べて耐火性が劣る点が大きな問題である。 In contrast, synthetic resin-based siding materials are relatively lightweight, have excellent colorability, are resistant to rust and corrosion, and have good impact resistance and freezing properties. The big problem is that the fire resistance is inferior.
本発明は、木造軸組工法における外壁構造体であって、合成樹脂系サイディング材を用いた、耐火性に優れる外壁構造体を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide an outer wall structure in a wooden frame construction method, which uses a synthetic resin siding material and has excellent fire resistance.
上記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用した。
すなわち、本発明の外壁構造体は、木造軸組工法における耐火用外壁構造体であって、横架材と柱材とを方形枠状に組み立ててなる軸材と、該軸材の屋内側に設けられた内側せっこうボード層と、前記軸材と前記内側せっこうボード層との間に設けられた気密層と、前記軸材の屋外側に中間材層を介して設けられた合成樹脂系サイディング材層とを有しており、前記中間材層が、屋内側から順に、構造用面材層および外側せっこうボード層を備えてなり、前記合成樹脂系サイディング材層と前記中間材層との間に胴縁が設けられるとともに、前記構造用面材層の屋外側の面上に設けられた第1の防水層および/または前記合成樹脂系サイディング材層の屋内側の面上に設けられた第2の防水層を備えていることを特徴とする。
In order to achieve the above object, the present invention employs the following configuration.
That is, the outer wall structure of the present invention is a fireproof outer wall structure in a wooden shaft construction method, and is composed of a shaft member formed by assembling a horizontal member and a column member in a rectangular frame shape, and an indoor side of the shaft member. Inner gypsum board layer provided, an airtight layer provided between the shaft and the inner gypsum board layer, and a synthetic resin system provided on the outdoor side of the shaft through an intermediate material layer A siding material layer, and the intermediate material layer includes, in order from the indoor side, a structural face material layer and an outer gypsum board layer, and the synthetic resin-based siding material layer and the intermediate material layer, Between the first waterproof layer provided on the outdoor surface of the structural face material layer and / or the indoor surface of the synthetic resin siding material layer. a second waterproof layer have characterized Rukoto was.
さらに前記外側せっこうボード層と前記構造用面材層との間に胴縁が設けられていることが好ましい。 Furthermore, it is preferable that a trunk edge is provided between the outer gypsum board layer and the structural face material layer.
本発明によれば、合成樹脂系サイディング材を備え、耐火性に優れた、木造軸組工法における外壁構造体が得られる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the outer wall structure in a wooden frame construction method provided with the synthetic resin siding material and excellent in fire resistance is obtained.
図1〜3は本発明の外壁構造体の一実施形態を示したもので、図1は施工した状態の外壁構造体を例示した一部切り欠き斜視図である。図2は外壁構造体の水平断面図であり、図3は鉛直断面図である。
本実施形態の外壁構造体1は、柱材としての柱2aおよび間柱2bと、横架材としての土台3等を方形枠状に組み立ててなる軸材の屋内側に、気密層11および内側せっこうボード層12が、軸材側から順に設けられており、前記軸材の屋外側に、構造用面材層21、第1の防水層22、第1の胴縁23、外側せっこうボード層24、第2の胴縁26、第2の防水層27、および合成樹脂系サイディング材層28が、軸材側から順に設けられている。また軸材で囲まれた内部に断熱材層4が設けられている。図中符号31は基礎、32は床材をそれぞれ示す。
本実施形態では、構造用面材層21、第1の防水層22、第1の胴縁23、および外側せっこうボード層24が中間材層に相当する。
1 to 3 show an embodiment of an outer wall structure of the present invention, and FIG. 1 is a partially cutaway perspective view illustrating the outer wall structure in a constructed state. 2 is a horizontal sectional view of the outer wall structure, and FIG. 3 is a vertical sectional view.
The outer wall structure 1 according to the present embodiment includes an
In this embodiment, the structural
<軸材>
軸材は、横架材としての土台3上に、柱2aおよび間柱2bを取り付けて形成されている。また図示していないが、土台3以外の横架材が適宜設けられる。土台3、柱2a、および間柱2bの材料としては、日本農林規格に適合する針葉樹の構造用製材または集成材が用いられる。
本実施形態において、土台3および柱2aとしては、断面形状が90mm×90mm以上の角材が好ましく、間柱2bとしては断面形状が45mm×90mm以上の角材が好ましく用いられる。壁厚方向における柱2aと間柱2bの寸法が等しいことが好ましい。
隣り合う柱2aと間柱2bの間隔、および隣り合う間柱2bどうしの間隔は500mm以下が好ましい。
<Shaft material>
The shaft member is formed by attaching a
In the present embodiment, square members having a cross-sectional shape of 90 mm × 90 mm or more are preferable as the base 3 and the
The distance between
<断熱材層>
本実施形態において、軸材で囲まれた内部に断熱材が充填されて断熱材層4が形成されている。断熱材層4を設けることにより外壁構造体1における断熱効果を向上させることができる。
断熱材としては、例えば無機質系材料では、JIS A 9521規格におけるロックウールやグラスウール等が挙げられ、有機質系材料では、ビーズ法や押出法によるポリスチレンフォーム板、ポリエチレンフォーム板、フェノールフォーム板、硬質ウレタンフォーム板等が挙げられる。断熱材の厚さは42〜200mmが好ましい。
<Insulation layer>
In the present embodiment, the
Examples of the heat insulating material include, for example, inorganic materials, rock wool and glass wool according to JIS A 9521 standard, and organic materials include polystyrene foam plates, polyethylene foam plates, phenol foam plates, rigid urethanes by a bead method or an extrusion method. A foam board etc. are mentioned. The thickness of the heat insulating material is preferably 42 to 200 mm.
<内側せっこうボード層>
軸材の屋内側には内側せっこうボード層12が設けられている。これにより軸材の強度が向上する。
内側せっこうボード層12としては、JIS A 6901規格におけるせっこうボード、強化せっこうボード、シージングせっこうボード、化粧せっこうボード等が好適に用いられる。内側せっこうボード層12の厚さは、せっこうボード、シージングせっこうボード、化粧せっこうボードにおいては9.5mm以上が好ましく、強化せっこうボードにおいては12.5mm以上が好ましい。
<Inner gypsum board layer>
An inner
As the inner
内側せっこうボード用留付材12aとしては、せっこうボード用くぎまたはタッピンねじが用いられる。せっこうボード用くぎは、JIS A 5508規格におけるせっこうボード用くぎが好ましく用いられ、好ましい種類としてはGNF38〜GNF65、GNSF38〜GNSF65、GNC38〜GNC65、GNSC38〜GNSC65が挙げられる。留付間隔は200mm以下が好ましい。
タッピンねじとしては、φ3.5mm×長さ15mm〜φ3.8mm×長さ60mmのものが好ましい。留付間隔は200mm以下が好ましい。
As the inner gypsum board fastening
The tapping screw is preferably φ3.5 mm × length 15 mm to φ3.8 mm × length 60 mm. The fastening interval is preferably 200 mm or less.
<気密層>
軸材と内側せっこうボード層12との間に気密層11が設けられている。気密層11の材料としては防湿気密シートが好適に用いられる。具体例としては、JIS A 6930規格における防湿気密シート(ポリエチレン系樹脂)が挙げられる。該シートの厚さは、0.02〜0.2mmが好ましい。
気密層11を設けることにより室内側からの湿気が防止でき、気密性が向上する。
<Airtight layer>
Airtight
By providing the
<構造用面材層>
軸材の屋外側には構造用面材層21が設けられている。構造用面材層21は、木材や植物繊維を材料としてなる板状の材料からなるもので、例えば細かく砕いた木材を合成樹脂や接着材を用いて板状に成形した材料等が挙げられる。具体例としては昭和44年農林水産省告示第1371号の規格における構造用合板、昭和62年農林水産省告示第360号の規格における構造用パネル、JIS A 5908規格におけるパーティクルボード等が挙げられる。
前記構造用合板、構造用パネルの厚さは9mm以上が好ましく、パーティクルボードの場合は、厚さ10mm以上が好ましい。
<Structural face material layer>
A structural
The thickness of the structural plywood and structural panel is preferably 9 mm or more, and in the case of particle board, the thickness is preferably 10 mm or more.
構造用面材用留付材21aとしてはくぎが用いられる。具体的には、JIS A 5508規格における鉄丸くぎが好ましく用いられ、好ましい種類としてはN50〜N150が挙げられる。留付間隔は200mm以下が好ましい。
A nail is used as the fastening
<外側せっこうボード層>
構造用面材層21の屋外側には外側せっこうボード層24が設けられている。外側せっこうボード層24の材料としては、内側せっこうボード層12の材料として上記に挙げたのと同じ各種せっこうボードを用いることができる。
本発明の外壁構造体において、内側せっこうボード層12と外側せっこうボード層24とは同じ構成であってもよく、互いに異なっていてもよい。
<Outside gypsum board layer>
An outer
In the outer wall structure of the present invention, the inner
外側せっこうボード用留付材24aとしては、くぎが用いられる。具体的には、JIS A 5508規格における鉄丸くぎが好ましく用いられ、好ましい種類としてはN50〜N150が挙げられる。留付間隔は200mm以下が好ましい。
A nail is used as the outer gypsum
<合成樹脂系サイディング材層>
外側せっこうボード層24の屋外側には合成樹脂系サイディング材層28が設けられている。
合成樹脂系サイディング材層28としては、熱可塑性樹脂製サイディング材が好適に用いられる。熱可塑性樹脂としては、例えば、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリメチルメタクリレート、スチレン系共重合体、アクリレート−スチレン−アクリロニトリル共重合体(ASA樹脂)、塩素化ポリエチレン、アクリロニトリル−エチレン・プロピレンゴム−スチレン共重合体(AES樹脂)、繊維強化プラスチック(FRP)等を挙げることができる。
サイディング材を構成する合成樹脂板には、必要に応じて、充填材、強化材、顔料、加工助剤、熱安定剤、紫外線吸収剤等の添加物が添加される。
<Synthetic resin siding material layer>
A synthetic resin
As the synthetic resin
Additives such as a filler, a reinforcing material, a pigment, a processing aid, a heat stabilizer, and an ultraviolet absorber are added to the synthetic resin plate constituting the siding material as necessary.
これらの中でも、透湿性を有し凍結破壊が生じ難い点で、塩化ビニル樹脂製サイディング材、ポリオレフィン樹脂製サイディング材等が好ましい。特に塩化ビニル樹脂製サイディング材は、塩害・酸性・アルカリ性にも耐性を有する点でより好ましい。
塩化ビニル樹脂は、樹脂への着色の自由度や成形時の形状設計の自由度が高く、長期にわたって物性の低下が少なく、かつ難燃性を有する合成樹脂である。したがって、塩化ビニル樹脂製サイディング材は、長期間にわたって住宅等の建築物の秀麗さを保持する加飾材として、サイディング材より屋内側に位置する断熱材やその他の建築部材を保護すると共に、難燃性を維持することができるものである。
このような塩化ビニル樹脂製サイディング材として、具体的には、信越ポリマー社の商品名「ポリパネルSP」、「ポリパネルDX」、「ポリパネルS」等が市販されている。
またJIS K 6784規格における硬質塩化ビニル樹脂板からなるサイディング材も好適である。
Among these, a vinyl chloride resin siding material, a polyolefin resin siding material, and the like are preferable because they are moisture permeable and are less likely to cause freeze fracture. In particular, a siding material made of vinyl chloride resin is more preferable because it is resistant to salt damage, acidity, and alkalinity.
The vinyl chloride resin is a synthetic resin having a high degree of freedom in coloring the resin and a shape design at the time of molding, less deterioration in physical properties over a long period of time, and flame retardancy. Therefore, the siding material made of vinyl chloride resin is a decorative material that maintains the excellence of a building such as a house for a long period of time, and protects the heat insulating material and other building members located on the indoor side from the siding material. It can maintain flammability.
As such a siding material made of vinyl chloride resin, specifically, trade names “Poly Panel SP”, “Poly Panel DX”, “Poly Panel S”, etc. of Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. are commercially available.
A siding material made of a hard vinyl chloride resin plate according to JIS K 6784 standard is also suitable.
合成樹脂系サイディング材層28を構成するサイディング材の構造は特に限定されないが、一般的には、単層の合成樹脂板で構成されたもの、複数の合成樹脂板を積層したもの、単層又は複数の合成樹脂板の裏側に適当な発泡体を張り合わせた複合体等が挙げられる。
複数の合成樹脂板を積層する場合には、同一の樹脂素材であることが、分別リサイクルの観点から好ましい。例えば塩化ビニル樹脂を用いて共押し出しの二層構造とし、基層部は、リサイクル材を主成分とする低コスト樹脂コンパウンド材を用いて構成し、表層部は、耐候性に優れたバージン樹脂コンパウンド材を用いて構成することが経済的である。
また必要に応じて表面化粧層を設けてもよい。表面化粧層の材料としては、例えばフッ素系樹脂、アクリル系樹脂等が好適に用いられる。表面化粧層の表面に木目調、金属調、石目調などの印刷を必要に応じて施してもよい。表面化粧層の厚さは0.05〜0.5mm程度が好ましく、0.2mm±0.05mm程度がより好ましい。
The structure of the siding material constituting the synthetic resin-based
When laminating a plurality of synthetic resin plates, the same resin material is preferable from the viewpoint of separation and recycling. For example, a co-extruded two-layer structure using vinyl chloride resin, the base layer part is composed of a low-cost resin compound material mainly composed of recycled materials, and the surface layer part is a virgin resin compound material with excellent weather resistance It is economical to configure using
Moreover, you may provide a surface decoration layer as needed. As a material for the surface decorative layer, for example, a fluorine resin, an acrylic resin, or the like is preferably used. Printing on the surface of the surface decorative layer, such as wood grain, metal tone, and stone tone, may be performed as necessary. The thickness of the surface decorative layer is preferably about 0.05 to 0.5 mm, more preferably about 0.2 mm ± 0.05 mm.
特に、表面層に耐候性の良好な材料層を設け、下層に低コストの材料を積層することにより、耐久性の向上を図りつつ経済性を確保することができる。単層または複数の合成樹脂板に適当な発泡体を組み合わせた複合体の場合は、薄層の合成樹脂サイディングの剛性不足を補い、断熱性能を補強し、取り扱い性や施工性等を改良することができる。発泡体としては、発泡ポリウレタン、発泡ポリスチレン、イソシアヌレート発泡体等が挙げられる。この場合、発泡体の厚さは、1〜10mm程度のものが用いられる。 In particular, by providing a material layer with good weather resistance on the surface layer and laminating a low-cost material on the lower layer, it is possible to ensure economy while improving durability. In the case of composites that combine a single layer or multiple synthetic resin plates with appropriate foam, make up for the lack of rigidity of thin synthetic resin siding, reinforce heat insulation performance, and improve handling and workability. Can do. Examples of the foam include foamed polyurethane, foamed polystyrene, and isocyanurate foam. In this case, the foam has a thickness of about 1 to 10 mm.
サイディング材の大きさは、特に限定されないが、通常は、押出成形品の場合には、施工された状態での縦方向(鉛直方向、サイディング材の巾方向)における縦寸法(働き幅)が100〜400mm、横方向(水平方向、サイディング材の長さ方向)における横寸法が1000〜5000mmが好ましい。射出成形品の場合、縦寸法が500〜1000mm、横寸法が500〜2000mm程度が好ましい。
特に、サイディング材の通常の施工は、建築物の下から上に向かって(またはこの逆の方向)、または横方向に向かって行われるため、縦横とも各々の寸法は、100〜5000mmの範囲が施工上便利である。より好ましくは、縦寸法が200〜250mm、横寸法4000mm以下である。
サイディング材(樹脂板)自体の厚みも特に限定されないが、0.5〜10mm程度が好ましい。
サイディング材の表面には、エンボスロール等を用いて凹凸模様部を形成することができる。
The size of the siding material is not particularly limited. Usually, in the case of an extrusion-molded product, the vertical dimension (working width) in the vertical direction (vertical direction, width direction of the siding material) in the applied state is 100. The lateral dimension in the lateral direction (horizontal direction, siding material length direction) is preferably 1000 to 5000 mm. In the case of an injection molded product, the longitudinal dimension is preferably about 500 to 1000 mm and the lateral dimension is about 500 to 2000 mm.
In particular, the normal construction of siding materials is performed from the bottom to the top of the building (or vice versa), or in the lateral direction, so that each dimension is in the range of 100 to 5000 mm. Convenient in construction. More preferably, the vertical dimension is 200 to 250 mm and the horizontal dimension is 4000 mm or less.
The thickness of the siding material (resin plate) itself is not particularly limited, but is preferably about 0.5 to 10 mm.
An uneven pattern portion can be formed on the surface of the siding material using an embossing roll or the like.
本実施形態において合成樹脂系サイディング材層28を構成するサイディング材は、一枚の長尺プラスチックシートからなる成形体であり、その形状は、サイディング材本体40と、取付孔41が連続して設けられた板状の上辺縁部42と、サイディング材本体40と上辺縁部42との間に、水平方向に延在する突条の折込部43と、サイディング材本体40の下辺縁部に形成された樋状のフック部44とから概略構成されている。サイディング材本体40の縦方向(鉛直方向方向)中央部には、水平方向に沿って凹凸模様部45が設けられている。凹凸模様部45における厚さ(施工した状態での鉛直方向および水平方向の両方に垂直な方向における高さ)は、10〜30mmが好ましい。
かかるサイディング材は、取付孔41を利用してネジ止めもしくはくぎ打ちにより吊下げ状に固定されており、縦方向(鉛直方向)において隣り合うサイディング材どうしは折込部43とフック部44とが係合されて、互いが容易に離れないようになっている。
In this embodiment, the siding material constituting the synthetic resin-based
Such a siding material is fixed in a suspended form by screwing or nailing using the mounting
サイディング材の面密度(単位面積あたりの質量)は、通常、0.5〜15kg/m2程度であり、好ましくは0.5〜10kg/m2であり、さらに好ましくは1.5〜2.9kg/m2である。面密度が過度に小さいと、外装材としての強度が弱く、また過度に面密度が大きいと、サイディング材が重くなりすぎ、サイディング材の保持のための補強構造が必要となる場合が生じるとともに、剛性が大きくなり、特に幅の狭い個所への施工性が低下する。 The surface density (mass per unit area) of the siding material is usually about 0.5 to 15 kg / m 2 , preferably 0.5 to 10 kg / m 2 , and more preferably 1.5 to 2. 9 kg / m 2 . When the surface density is excessively small, the strength as the exterior material is weak, and when the surface density is excessively large, the siding material becomes too heavy, and a reinforcing structure for holding the siding material may be required. Rigidity increases, and workability particularly in narrow places is reduced.
合成樹脂系サイディング材用留付材28aとしては、くぎまたはタッピンねじが用いられる。
くぎとしてはJIS A 5508規格におけるくぎが好ましく、φ2.75mm×長さ40mm〜φ3.75mm×長さ90mmのものが好ましい。留付間隔は500mm以下が好ましい。
タッピンねじとしては、φ3.5mm×長さ15mm〜φ3.8mm×長さ60mmのものが好ましい。留付間隔は500mm以下が好ましい。
As the
As the nail, a nail in the JIS A 5508 standard is preferable, and a nail of φ2.75 mm ×
The tapping screw is preferably φ3.5 mm × length 15 mm to φ3.8 mm × length 60 mm. The fastening interval is preferably 500 mm or less.
<胴縁>
本実施形態において、構造用面材層21と外側せっこうボード層24との間には第1の胴縁23が設けられている。第1の胴縁23は必須ではないが、これを設けることにより室内側からの湿気が防止され、結露を防ぐことができる。
また合成樹脂系サイディング材層28と外側せっこうボード層24との間には第2の胴縁26が設けられている。第2の胴縁26を設けることによりサイディング材の隙間等から侵入した雨水を下に排出したり、通気により合成樹脂系サイディング材層28と外側せっこうボード層24との間の乾燥を促進させる効果が得られる。
第1の胴縁23、第2の胴縁26は、日本農林規格に適合する針葉樹の製造用製材または集成材を用いて構成することができる。第1の胴縁23、第2の胴縁26の断面寸法は13mm×30mm以上が好ましい。
<Trunk>
In the present embodiment, a
A
The
胴縁用留付材23a、26aとしてはタッピンねじ、またはくぎが用いられる。
タッピンねじとしては、φ3.5mm×長さ50mm〜φ6.3mm×長さ150mmのものが好ましい。留付間隔は500mm以下が好ましい。
くぎとしては、JIS A 5508規格における鉄丸くぎが好ましく用いられ、好ましい種類としてはN50〜N150が挙げられる。留付間隔は500mm以下が好ましい。
胴縁用留付材23a、26aを用いない構成とすることもできる。
A tapping screw or a nail is used as the
The tapping screw is preferably φ3.5 mm × length 50 mm to φ6.3 mm × length 150 mm. The fastening interval is preferably 500 mm or less.
As the nail, an iron round nail in JIS A 5508 standard is preferably used, and preferred types include N50 to N150. The fastening interval is preferably 500 mm or less.
It can also be set as the structure which does not use the
<防水層>
本実施形態において、構造用面材層21の屋外側の面上に第1の防水層22が設けられ、合成樹脂系サイディング材層28の屋内側の面上に第2の防水層27が設けられている。
これら第1、第2の防水層22,27は、防水性を有するとともに、透湿性を示す材料からなることが好ましい。具体的には、アスファルト含浸防水シート、透湿防水シート(透湿フイルム)等を挙げることができる。
具体的には、第1、第2の防水層22,27としてJIS A 6005規格におけるアスファルトフェルト、またはJIS A 6111規格における透湿防水シート(ポリオレフィン系樹脂)が好適である。
アスファルトフェルトの単位面積質量の呼びは700g/m2以下が好ましく、430g/m2または650g/m2がより好ましい。
透湿防水シートの材質の具体例としては、ポリオレフィン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン等が挙げられる。透湿防水シートの厚さは0.16mm以下が好ましい。
<Waterproof layer>
In the present embodiment, the first
These first and second
Specifically, asphalt felt in JIS A 6005 standard or moisture-permeable waterproof sheet (polyolefin resin) in JIS A 6111 standard is suitable as the first and second
The nominal unit area mass of asphalt felt is preferably 700 g / m 2 or less, more preferably 430 g / m 2 or 650 g / m 2 .
Specific examples of the material of the moisture permeable waterproof sheet include polyolefin, polyethylene, polyester, and polypropylene. The thickness of the moisture permeable waterproof sheet is preferably 0.16 mm or less.
本発明では、第1の防水層および/または第2の防水層を設ける。第1、第2の防水層22,27のいずれか一方または両方を設けることにより、風雨が激しい台風等の際に合成樹脂系サイディング材層28の隙間より浸透してきた雨水を遮断する効果が得られる。
また第1、第2の防水層22,27が透湿性を有することにより、室内側の空気中の湿気を室外側に透過することができる。そして室外側に透過した湿気が凝縮されると水滴となるが、その水滴は該第1、第2の防水層22,27によって室内側への侵入が防止され、晴れて暖かくなった日に合成樹脂系サイディング材層28の隙間や通気性により外壁構造体1の外に排出される。
In the present invention, the first waterproof layer and / or the second waterproof layer is provided. By providing either one or both of the first and second
Further, since the first and second
外壁構造体1の全体の厚さ(壁厚)は150mm以上が好ましい。
本実施形態によれば、合成樹脂系サイディング材層28を備えてなり、窯業系サイディング材や金属系サイディング材とほぼ同等の、優れた耐火性を有する外壁構造体1が得られる。
また本実施形態の外壁構造体1は、後述の試験例に示されるように、軽量で施工性に優れるとともに、耐衝撃性、凍結性、汚染性にも優れ、防水性、耐風圧性も良好である。
The overall thickness (wall thickness) of the outer wall structure 1 is preferably 150 mm or more.
According to the present embodiment, the outer wall structure 1 having the excellent fire resistance, which is provided with the synthetic resin
Moreover, the outer wall structure 1 of the present embodiment is lightweight and excellent in workability, as well as excellent in impact resistance, freezing property, and contamination property, as well as in waterproof and wind pressure resistance, as shown in test examples described later. is there.
なお本実施形態では、中間材層をなす構造用面材層21および外側せっこうボード層24を、構造用面材層21よりも外側せっこうボード層24の方が屋外側となるように配置したが、これとは逆に構造用面材層21を屋外側に配置させることもできる。ただし、耐震性および耐久性の向上の点からは本実施形態のように外側せっこうボード層24を屋外側に設ける方が好ましい。
本発明では屋内側から順に、構造用面材層および外側せっこうボード層を設ける。
In the present embodiment, the structural
In the present invention, the structural face material layer and the outer gypsum board layer are provided in order from the indoor side.
以下に示す実施例及び比較例によって、本発明を更に具体的に説明するが、本発明は、これら実施例に限定されるものではない。 The present invention will be described more specifically with reference to the following examples and comparative examples, but the present invention is not limited to these examples.
<実施例1>
以下の手順で外壁構造体を製造した
まず、木造軸組工法により、土台3上に柱2aおよび間柱2bを垂直に接合して軸材を作製した。柱2aは、スプールス集成材からなる断面形状105mm×105mmの角材を使用し、間柱2bは「すぎ」からなる断面形状45mm×105mmの角材を使用した。柱2aおよび間柱2bの間隔は500mmとした。断熱材層4は設けなかった
次に、構造用面材層21として厚さ9mmの構造用合板を取り付けた。構造用面材用留付材21aとしては、JIS A 5508規格における鉄丸くぎN50を用いた。留付間隔は200mmとした。
次いで、構造用面材層21の上に第1の防水層22を設けた。第1の防水層22としてはJIS A 6005規格におけるアスファルトフェルトを用い、工業用ステープル(JIS A 5556)で仮留めした。
<Example 1>
The outer wall structure was manufactured by the following procedure. First, a shaft member was manufactured by vertically joining the
Next, the first
続いて、第1の防水層22上に外側せっこうボード層24として、JIS A 6901規格におけるせっこうボード(厚さ9.5mm)を取り付けた。本実施例では胴縁23、26を設けない構成とした。外側せっこうボード用留付材24aとしては、JIS A 5508規格における鉄丸くぎN50を用いた。留付間隔は200mmとした。
次いで、外側せっこうボード層24上に第2の防水層27を設けた。第2の防水層27としてはJIS A 6005規格におけるアスファルトフェルトを用い、工業用ステープル(JIS A 5556)で仮留めした。
次いで、第2の防水層27上に、合成樹脂系サイディング材層28として、JIS K 6784規格における硬質塩化ビニル樹脂板(厚さ1mm)からなるサイディング材を取り付けた。
サイディング材の形状は図1、3に示すようなサイディング材本体40と、上辺縁部42と、折込部43と、フック部44と、凹凸模様部45を備えた形状とした。寸法は、横方向(水平方向)の長さ3810mm、働き幅(施工した状態におけるフック部44の下端の間隔)203mm、施工した状態での鉛直方向および水平方向の両方に垂直な方向における高さ(厚さ)16mmとした。単位面積当たりの質量は2.2kg/m2である。また厚さ0.2mmの硬質塩化ビニル樹脂からなる表層部が設けられている。
Subsequently, a gypsum board (thickness 9.5 mm) according to JIS A 6901 standard was attached as the outer
Next, a second
Next, a siding material made of a hard vinyl chloride resin plate (thickness 1 mm) according to JIS K 6784 standard was attached as the synthetic resin-based
The siding material has a
合成樹脂系サイディング材層28を取り付ける際は、まずスターター28bを取り付けてから、サイディング材本体40を最下段から順次上方に向けて取り付けた。
合成樹脂系サイディング材用留付材28aとしては、JIS A 5508規格における、φ2.75mm×長さ40mmのくぎを用い、留付間隔は500mmとした。
When attaching the synthetic resin-based
As the
一方、軸材の屋内側に、気密層11として、JIS A 6930規格におけるポリエチレン系樹脂シート(厚さ0.2mm)を、工業用ステープル(JIS A 5556)を用いて仮留めした。
On the other hand, a polyethylene-based resin sheet (thickness 0.2 mm) according to JIS A 6930 standard was temporarily fastened as an
次いで、該気密層11上に、内側せっこうボード層12として、JIS A 6901規格におけるせっこうボード(厚さ9.5mm)を取り付けた。内側せっこうボード用留付材12aとしては、JIS A 5508規格におけるせっこうボード用くぎ(GNF38)を用い、留付間隔は200mmとした。
このようにして壁厚150mmの外壁構造体1を製造した。
Next, a gypsum board (thickness: 9.5 mm) according to JIS A 6901 standard was attached as an inner
Thus, the outer wall structure 1 having a wall thickness of 150 mm was manufactured.
<比較例1>
比較例として金属系サイディング材(アイジー社製、製品名;ガルバスパン)を用意した。
<比較例2>
比較例として窯業系サイディング材(ニチハ社製、製品名;モエンサイディング)を用意した。
<Comparative Example 1>
As a comparative example, a metal siding material (manufactured by IG Corporation, product name: Galva Span) was prepared.
<Comparative example 2>
As a comparative example, a ceramic siding material (manufactured by Nichiha, product name: Moen Siding) was prepared.
<評価>
上記実施例1で得られた外壁構造体、および比較例1,2のサイディング材について耐火性、防水性、耐風圧性、耐衝撃性、凍結性、汚染性、施工性について、以下の評価方法で評価した。評価結果を表1に示す。なお、実施例1において、耐火性、防水性、および耐風圧性に関しては、合成樹脂系サイディング材を含む外壁構造体全体について評価を行い、耐衝撃性、凍結性、汚染性、および施工性に関しては、合成樹脂系サイディング材のみについて評価を行った。
<Evaluation>
Regarding the outer wall structure obtained in Example 1 and the siding materials of Comparative Examples 1 and 2, the following evaluation methods were used for fire resistance, waterproofness, wind pressure resistance, impact resistance, freezing, contamination, and workability. evaluated. The evaluation results are shown in Table 1. In Example 1, with respect to fire resistance, waterproofness, and wind pressure resistance, the entire outer wall structure including the synthetic resin siding material is evaluated, and with respect to impact resistance, freezing, contamination, and workability. Only the synthetic resin siding material was evaluated.
(1) 耐火性
耐火性の測定方法としては、国土交通省認定の防火構造の認定試験である建築基準法第23条並びに建築基準法施工令第109条の6第1号及び第2号(外壁(耐力壁):各20分間)の規定に準処して行った。表1において、測定結果は下記の評価基準で示す。
○;合格。
×;不合格。
(1) Fire resistance As a fire resistance measurement method, the Building
○: Passed.
X: Fail.
(2) 防水性
防水性試験は、JIS A1414の建築用構成材及びその構造部分の性能試験方法の仕様を満たす幅2,000mm×高さ2,000mmの開口を有する試験装置により行った。表1には、測定結果として、裏面に漏水したときの圧力の値(単位;Pa)を示す。
(2) Waterproofness The waterproofness test was performed with a test apparatus having an opening with a width of 2,000 mm and a height of 2,000 mm that satisfies the specifications of the performance test method for building components and structural parts of JIS A1414. Table 1 shows the pressure value (unit: Pa) when water leaks on the back surface as a measurement result.
(3)耐風圧性
耐風圧性の測定方法は、JIS A1414の建築用構成材及びその構造部分の性能試験方法の仕様を満たす幅2,000mm×高さ2,000mmの開口を有する試験装置により行った。表1には、測定結果として、正圧(正面から加圧した圧力)と負圧(逆方向への圧力)とにより破壊するまでの値(単位;Pa)を示す。
(3) Wind pressure resistance The wind pressure resistance was measured by a test apparatus having an opening having a width of 2,000 mm and a height of 2,000 mm that satisfies the specifications of the building material of JIS A1414 and the performance test method of the structural part. . Table 1 shows values (units: Pa) until breakdown by positive pressure (pressure applied from the front) and negative pressure (pressure in the reverse direction) as measurement results.
(4)耐衝撃性
耐衝撃性の評価は、JIS K6745の落球衝撃試験に準処する方法で、質量1kgの鉄球を1mの高さから落下させて破損状況を評価した。表1において、測定結果は下記の評価基準で示す。
○;変化なし。
△;裏面の割れ。
×;変形。
(4) Impact resistance The impact resistance was evaluated by a method in which a ball drop impact test of JIS K6745 was applied, and an iron ball with a mass of 1 kg was dropped from a height of 1 m to evaluate the damage situation. In Table 1, the measurement results are shown by the following evaluation criteria.
○: No change.
Δ: Crack on the back surface.
X: Deformation.
(5)凍結性
凍結性試験は、下記の条件で実施した。
使用機器:恒温恒湿槽
試験片 :サイディング幅に切り欠き部を数カ所作製
試験条件:[水に浸漬(25℃、24時間)/冷凍(−30℃、24時間)]×10回の繰り返しによって行った。表1において、測定結果は下記の評価基準で示す。
○;変化なし。
×;割れ発生。
(5) Freezing Freezing test was performed under the following conditions.
Equipment used: Constant temperature and humidity test piece: Several cutouts in the siding width were prepared. Test conditions: [immersion in water (25 ° C., 24 hours) / frozen (−30 ° C., 24 hours)] × by repeating 10 times went. In Table 1, the measurement results are shown by the following evaluation criteria.
○: No change.
X: Crack generation.
(6)汚染性
(6−1)塩害
実施例で得られた外壁構造体、および比較例のサイディング材を、濃度20質量%の食塩水に4日間浸漬させた。表1において、測定結果は下記の評価基準で示す。
○;変化なし。
△;少し変色。
×;変色。
(6−2)耐酸性雨
実施例で得られた外壁構造体、および比較例のサイディング材を、濃度10質量%の硫酸水溶液に4日間浸漬させた。表1において、測定結果は下記の評価基準で示す。
○;変化なし。
△;少し変色。
×;変色。
(6−3)耐火山灰性
実施例で得られた外壁構造体、および比較例のサイディング材を、濃度10質量%の水酸化ナトリウム水溶液に4日間浸漬させた。表1において、測定結果は下記の評価基準で示す。
○;変化なし。
△;少し変色。
×;変色。
(6) Contamination (6-1) Salt damage The outer wall structure obtained in the example and the siding material of the comparative example were immersed in a saline solution having a concentration of 20% by mass for 4 days. In Table 1, the measurement results are shown by the following evaluation criteria.
○: No change.
Δ: Slightly discolored.
X: Discoloration.
(6-2) Acid Rain Resistance The outer wall structure obtained in the example and the siding material of the comparative example were immersed in an aqueous sulfuric acid solution having a concentration of 10% by mass for 4 days. In Table 1, the measurement results are shown by the following evaluation criteria.
○: No change.
Δ: Slightly discolored.
X: Discoloration.
(6-3) Volcanic ash resistance The outer wall structure obtained in the example and the siding material of the comparative example were immersed in an aqueous solution of sodium hydroxide having a concentration of 10% by mass for 4 days. In Table 1, the measurement results are shown by the following evaluation criteria.
○: No change.
Δ: Slightly discolored.
X: Discoloration.
(7)施工性
施工性を評価するために、実施例で得られた外壁構造体、および比較例のサイディング材の単位面積あたりの質量(単位;kg/m2)を測定した。軽量であるほど施工性が良いことを示す。
(7) Workability In order to evaluate the workability, the mass per unit area (unit: kg / m 2 ) of the outer wall structure obtained in the example and the siding material of the comparative example was measured. The lighter the weight, the better the workability.
表1の結果より、実施例1の外壁構造体は所定の耐火基準を満たしており、防水性、耐風圧性、耐衝撃性、凍結性、汚染性、および施工性のいずれの性能も良好であることが認められた。 From the results shown in Table 1, the outer wall structure of Example 1 satisfies the predetermined fire resistance standards, and the performances of waterproofness, wind pressure resistance, impact resistance, freezing, contamination, and workability are all good. It was recognized that
1:外壁構造体
2a:柱
2b:間柱
3:土台
4:断熱材層
11:気密層
12:内側せっこうボード層
21:構造用面材層
22:第1の防水層
23:第1の胴縁
24:外側せっこうボード層
26:第2の胴縁
27:第2の防水層
28:合成樹脂系サイディング材層
1:
Claims (2)
前記中間材層が、屋内側から順に、構造用面材層および外側せっこうボード層を備えてなり、前記合成樹脂系サイディング材層と前記中間材層との間に胴縁が設けられるとともに、前記構造用面材層の屋外側の面上に設けられた第1の防水層および/または前記合成樹脂系サイディング材層の屋内側の面上に設けられた第2の防水層を備えていることを特徴とする、木造軸組工法における耐火用外壁構造体。 A fireproof outer wall structure in a wooden shaft construction method, a shaft member obtained by assembling a horizontal member and a column member into a rectangular frame shape, an inner gypsum board layer provided on the indoor side of the shaft member, An airtight layer provided between the shaft member and the inner gypsum board layer, and a synthetic resin siding material layer provided on the outdoor side of the shaft member via an intermediate material layer,
The intermediate material layer, in order from the indoor side , comprises a structural face material layer and an outer gypsum board layer, and a trunk edge is provided between the synthetic resin siding material layer and the intermediate material layer, that comprise a second waterproof layer provided on the first waterproof layer and / or on the interior side surface of the synthetic resin siding material layer provided on the outdoor side surface of the structural face material layer An outer wall structure for fireproofing in a wooden frame construction method .
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