JP4434445B2 - Observation and repair device for coke oven combustion chamber - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コークス炉の燃焼室の内壁の損傷部の観察や補修等を行うコークス炉燃焼室の観察補修装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コークス炉は、耐火煉瓦で構成されており、炭化室の両側に燃焼室を配置し、燃焼室の熱を壁を通して炭化室に間接的に伝熱することにより、炭化室内の石炭を乾留してコークスを製造している。
このコークス炉は、30〜40年を経過する炉が多く、しかも、温度変化の大きい条件で使用されるため、燃焼室を構成する耐火煉瓦の目地切れや炭化室に導通した亀裂が発生して、炭化室から燃焼室への乾留ガスの洩れ等による黒煙の発生、あるいはコークス炉発生ガスの損失、燃焼室から炭化室への燃焼排ガスの侵入による石炭の酸化等が生じる。
しかも、耐火煉瓦の目地切れや亀裂を放置すれば、熱負荷に伴って耐火煉瓦の欠損や脱落が進行し、急激に劣化してコークス炉の寿命が大幅に低下する等の問題がある。
この対策として、特公平7−45666号公報に記載されているように、コークス炉の天井壁上面(上部)に設けたレール上に、炭化室の長手方向と直交する向きに走行自在な移動台車を設け、この移動台車に炭化室の長手方向に走行する昇降台車と昇降ガイドを設け、昇降ガイドを介してテレビカメラを内蔵した水冷ランスを燃焼室内に昇降して撮像し、この画像を基に、前記コークス炉の上部を同じように走行する別の移動台車に装備した補修用の水冷ランスを昇降して、炭化室内部から補修部位にプラズマ溶射を行うことが行われている。
更に、特公平7−45667号公報に記載されているように、コークス炉の燃焼室内に、炉内観察装置と耐火物の吹き付け装置を内蔵した水冷ランスを挿入し、観察された損傷部に吹き付け装置のノズルを用いてプラズマ溶射することが行われている。
また、特開昭59−136381号公報、特開平3−105195号公報、特開平7−126636号公報に記載されているように、観察装置、あるいは観察装置とプラズマ溶射等の補修装置を備えた伸縮アームあるいは走行台車等を用いて、炭化室の内壁の観察や補修が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特公平7−45666号公報、特公平7−45667号公報に記載された方法では、通常のコークス炉の燃焼室の深さ(高さ)が4〜5mであり、移動台車に設けた昇降ガイドを介して昇降するテレビカメラあるいはプラズマ溶射ノズルを備えた水冷ランスのストロークも最低限4〜5mを要し、昇降ガイド等の部材の構成を考慮した装置の高さが6〜7mになる。
一方、コークス炉の上部には、石炭の装入車用の石炭の貯蔵設備が設けられており、この下部の通過許容高さが5m以下と低く、昇降ガイドや水冷ランスからなる装置が通過する際の障害になり、燃焼室の炉長方向全体の観察や補修を行うことが困難である。
しかも、コークス炉上の温度雰囲気が0〜50℃に大きく変動する悪環境下であること、テレビカメラあるいはプラズマ溶射ノズルを備えた水冷ランスを4〜5mの深さの燃焼室に挿入すること等から、昇降ガイド等の熱膨張に伴う誤差が生じ易く、テレビカメラで観察された損傷部に正確にプラズマ溶射ノズルを対向させることができない等の精度上の問題がある。
更に、特公平7−45666号公報、特開昭59−136381号公報、特開平3−105195号公報、特開平7−126636号公報等に記載された方法では、補修を炭化室内部から行うため、炭化室にプラズマ溶射補修に伴う凹凸が発生し、この凹凸が極端な場合に乾留した後のコークスの押し出し抵抗の増加や押し出し不良等を招く等の問題がある。
このように、従来の燃焼室の観察や補修をする装置では、コークス炉の障害物を回避してストロークを拡大し、燃焼室全体の観察、補修を行うことができず、しかも、観察装置のテレビカメラ位置や補修装置のプラズマ溶射ノズル位置を正確に位置合わせすることが困難であり、実用化し難い問題があった。
【0004】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、コークス炉上の障害物を回避してコークス炉の燃焼室全体の観察や補修を行い、しかも、ランスのストロークを拡大して燃焼室の深さ方向の全壁の観察や補修を精度良く行うことができるコークス炉燃焼室の観察補修装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う本発明に係るコークス炉燃焼室の観察補修装置は、コークス炉の炉上に設置された軌条を走行する走行台車に横行台車を載置し、該横行台車に昇降ガイド及び該昇降ガイド内を昇降するランスを保持した昇降台車を設け、該昇降台車が昇降することにより、前記ランスを昇降して前記コークス炉の燃焼室の観察と補修を行う装置において、
前記昇降台車を前記昇降ガイドに取付けた無端軌道に連結し、しかも、前記昇降台車に設けた対となる上側と下側の車輪それぞれが、偏心軸によって、前記昇降ガイドのフレームの溝に異なる方向に押圧された状態にセットされている。
これにより、昇降ガイド等の装置全体の高さを低くしてランスのストロークを最大にすることができ、コークス炉の障害物を回避し、コークス炉の長手方向に配置された燃焼室列の全体を観察、補修することができる。
しかも、燃焼室の上部から下部の全壁の観察や補修を行うことができ、コークス炉の寿命の延長が図れる。
【0006】
本発明に係るコークス炉燃焼室の観察補修装置において、昇降ガイドにラックを設け、ラックに噛み合って転動するスプロケットを介してランスの昇降距離を測定可能な測定器を昇降台車に設けても良い。
昇降ガイドにコークス炉上の温度雰囲気や機械加工誤差等の伸縮が生じた際に、その伸縮量に応じてランスの先端位置を決定することができる。
【0007】
本発明に係るコークス炉燃焼室の観察補修装置において、測定器は、リミットスイッチを内蔵したエンコーダを用いても良い。
リミットスイッチを内蔵したエンコーダによる簡便な手段を用い、リミットスイッチの作動開始を基準点にしたラックの移動距離に、無端軌道に連結された昇降台車の移動距離を合わせるので、ランスの先端位置を正確に把握することができる。
【0008】
本発明に係るコークス炉燃焼室の観察補修装置において、昇降台車に設けた対となる上側と下側の車輪それぞれが、偏心軸によって、昇降ガイドのフレームの溝に異なる方向に押圧された状態にセットされている。昇降ガイドのフレーム内に嵌装された上下一対の車輪をそれぞれ異なる方向に押圧しているので、昇降台車が昇降する際のランス自重や機械加工の誤差等によるランスの傾きを抑制することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1は本発明の一実施の形態に係るコークス炉燃焼室の観察補修装置の全体図、図2は同水冷ランスの昇降手段の正面図、図3は昇降台車の車輪部の断面図である。
図1、図2に示すように、本発明の一実施の形態に係るコークス炉燃焼室の観察補修装置10は、コークス炉11の長手方向の炉上に敷設された軌条12上を走行自在な走行台車13と、走行台車13上をコークス炉11の幅方向に走行する横行台車14と、横行台車14に取付けられた昇降ガイド17と、この昇降ガイド17内をランスの一例である水冷ランス15、16を保持して昇降する昇降台車18a、18bとを備えている。なお、水冷ランスの昇降手段は、昇降ガイド17、昇降台車18a、18bを有している。
【0010】
走行台車13は、4本の支柱20で支持された鋼鉄製の架台19を有し、各支柱20の基端には、車輪21が取付けられ、図示しない電動機等の駆動装置により、軌条12上をコークス炉11の長手方向に走行している。
更に、走行台車13の架台19の上には、コークス炉11の炉幅方向に横行台車14用の軌条22を敷設している。
横行台車14は、鋼鉄製の架台23を有し、この架台23の下方には走行台車13の架台19に設けられた軌条22上を転動する車輪24が備えられている。
この架台23には、図示しない油圧シリンダー等により昇降ガイド17を支持して自在に傾転可能な傾転台25が載置されている。
【0011】
昇降ガイド17は、鋼鉄製であって、例えばU形あるいはH形のチャンネルを所定の間隔で対向させて配置して連結することにより、内側に図示しない溝が形成された2組のフレーム26a、26bを有して構成され、連結部26cによってフレーム26a、26bが一体的に固定されている。
フレーム26aに対向して形成された溝内には、昇降台車18aの両側に上下一対に設けた車輪27a、27cと車輪27b、27dが嵌装されている。
この車輪27a、27cと車輪27b、27dを軸支した昇降台車18aは、電動機28に連結したスプロケット29とフレーム26aの下端に設けられたスプロケット30に噛み合ったラックの一例であるチェーン31によって形成された無端軌道に固定されており、昇降台車18aには、先端に溶射用のノズルを備えた補修用の水冷ランス15を取付けている。
【0012】
フレーム26bに対向して形成された溝内には、昇降台車18bの両側に上下一対に設けた車輪32a、32cと車輪32b、32dが嵌装されている。
更に、昇降台車18bは、電動機33に連結したスプロケット34とフレーム26bの下端に設けられたスプロケット35に噛み合ったラックの一例であるチェーン36によって形成された無端軌道に固定されており、昇降台車18bには、ランスの一例である先端に覗き窓及びカメラ等を備えた観察用の水冷ランス16を取付けている。
また、昇降台車18a及び昇降台車18bには、スプロケット37a、37bをそれぞれに連結した昇降距離の測定器の一例である、一般に用いられているリミットスイッチを内蔵したエンコーダ38a、38bを取付けている。
【0013】
このスプロケット37a、37bの歯と噛み合うように、昇降ガイド17の各フレーム26a、26bに上端と下端を固定し、昇降ガイド17の上下方向に略張り状態にしたラックの一例である基準チェーン39、40を設けている。
そして、昇降台車18a、18bの昇降により、スプロケット37a、37bが基準チェーン39、40に噛み合って転動するようにしている。
基準チェーン39、40の下端には、エンコーダ38a、38b(水冷ランス15、16用)の図示しない下限の検出用のリミットスイッチをそれぞれ設けている。
【0014】
更に、昇降台車18a及び昇降台車18bに連結されたチェーン31、36には、水冷ランス15、16の昇降荷重を軽減するため、無端軌道のチェーン31、36にカウンターウェイト41、42を取付けている。
このカウンターウェイト41、42の取付け位置は、図1に示すように、昇降台車18a及び昇降台車18bが上限位置にある時に、下限位置にくるように取付けている。
また、水冷ランス15、16の上端部に設けたランスヘッド43、44には、水冷ランス15、16を旋回する図示しない旋回手段を設けており、ランスヘッド43には、冷却水、溶射材、ガス等の供給系路が、ランスヘッド44には、冷却水、信号ケーブル、パージ用の気体の供給系路がそれぞれ接続できるように、例えばカップリング等を設けている。
【0015】
次に、本発明の一実施の形態に係るコークス炉燃焼室の観察補修装置10の動作について説明する。
コークス炉11の長手方向の炉上に敷設された軌条12上に走行台車13を走行させて、炉幅方向に設けられた図示しないフリュー孔列(通常一列に20〜30個)の観察を行う位置に走行台車13の中心を合わせて走行台車13を停止する。
その後、横行台車14をコークス炉11の炉幅方向に移動させて観察を行うフリュー孔に観察用の水冷ランス16を位置合わせする。
フリュー孔に対して水冷ランス16の位置が決定したら、電動機33の駆動により、スプロケット34を回転させて、昇降台車18bに連結した無端軌道のチェーン36を巻き降ろす。
【0016】
無端軌道のチェーン36を巻き降ろすことにより、昇降ガイド17のフレーム26bの溝に嵌装した車輪32a〜32dが回転しながら、フレーム26bの溝に沿って昇降台車18bが下降する。
同時に、昇降台車18bに固定され、直径が100〜120mm、長さが4〜5mの観察用の水冷ランス16も図示しないフリュー孔内に下降する。
この水冷ランス16の下降開始と同時に、エンコーダ38bのリミットスイッチとスプロケット37bの作動が開始され、この時点をエンコーダ38bにおける基準点とし、昇降ガイド17と同一の伸縮性を備えた基準チェーン40に噛み合って転動するスプロケット37bの回転数から、下降した距離を計測する。
【0017】
このエンコーダ38bによって計測される下降距離に、昇降台車18bの下降の停止位置を合わせることにより、コークス炉11上の変化の大きい雰囲気による伸縮によって無端軌道のチェーン36に発生する昇降距離の誤差を補正することができ、観察用の水冷ランス16によるフリュー壁(燃焼室壁)の測定位置を精度良く決定することができる。
この観察は、ランスヘッド44を旋回させて、水冷ランス16の向きを左右にそれぞれ0〜180°の範囲で変えることにより、周囲360°の範囲のフリュー壁を観察することができる。
【0018】
しかも、水冷ランス16を連結した昇降台車18bを無端軌道のチェーン36を用いて昇降するため、昇降ガイド17のフレーム26bや、昇降ガイド17の上に載置した電動機33等の全体の高さを低くでき、コークス炉11の装入車用貯炭装置等の高さ制約を回避することができる。
しかも、水冷ランス16の最大ストロークを確保してフリュー壁の全体の目地切れや欠損部等を観察することができる。
【0019】
更に、フリュー孔の直径が100〜120mmと小さく、このフリュー孔に水冷ランス16を挿入するには、昇降ガイド17のフレーム26bと昇降台車18bの車輪32a、32b、32c、32dとの間隙、あるいは機械加工上のやむ終えない誤差等によって、水冷ランス16が傾き、先端の位置が大きくずれる。
この傾きを防止するため、図3に示すように、フレーム26bの溝に嵌装した昇降台車18bの上側の車輪32a、32bと下側の車輪32c、32dに偏心軸を用いて、それぞれが異なる方向に押圧された状態にし、この時点で、水冷ランス16が垂直になるように、水冷ランス16の位置を調整することにより、水冷ランス16の昇降時の傾きを無くすことができる。
その結果、直径の小さいフリュー孔の内部に容易に水冷ランス16を挿入することができる。
【0020】
そして、水冷ランス16によって、燃焼室の壁に発生した目地切れや亀裂の状態と、その発生位置が正確にモニター等の表示器に表示される。
また、水冷ランス16が下降して、燃焼室の底部近傍になると、基準チェーン40の下部に設けたリミットスイッチが作動して、下降動作が停止する。
観察を終了した水冷ランス16は、電動機33を駆動してスプロケット34の回転により、チェーン36が巻き上げられて昇降台車18bと水冷ランス16が上昇してフリュー孔の系外に待機する。
また、走行台車13を移動させて観察を行う際に、水冷ランス16及び水冷ランス15の昇降ガイド17を傾転台25の操作によって傾転させ、コークス炉11の炉上の障害物を容易に回避することができる。
【0021】
次に、補修を行う場合は、補修用の水冷ランス15を載せた横行台車14を走行させ、フリュー孔の直上位置に移動する。
そして、昇降台車18aに連結したチェーン31をスプロケット29の回転により巻き降ろして昇降台車18aを下降させる。
この昇降台車18aの下降により、昇降台車18aに取付けられた補修用の水冷ランス15も同時に下降し、フリュー内に挿入される。
水冷ランス15は、昇降ガイド17のフレーム26aの溝に嵌装した上側の車輪27a、27bと下側の車輪27c、27dをフレーム26aの溝に、上下が異なる方向に押圧することで、水冷ランス15の自重や機械加工等による水冷ランス15の傾きを無くすことができ、直径が100〜120mmのフリュー孔内に容易に挿入することができる。
【0022】
しかも、水冷ランス16と同様に、昇降ガイド17と同一の伸縮性を備えた基準チェーン39を用い、エンコーダ38aによる基準点(リミットスイッチ作動開始点)と、それからの下降距離が計測される。
このエンコーダ38aによって計測される下降距離に、昇降台車18aの停止位置を合わせることにより、補修用の水冷ランス15の先端の位置を精度良く決定することができる。
そして、フリュー内に挿入された水冷ランス15は、前述した水冷ランス16によって観察された目地切れや欠損部の位置に下降して停止し、先端に設けた図示しない溶射ノズルから耐火材を吹き付けて、目地切れの閉塞や欠損部の修復を行う。
【0023】
この補修は、ランスヘッド43を旋回することにより、左右それぞれ0〜180°の範囲で水冷ランス15の向きを変え、周囲のフリュー壁に発生した目地切れや欠損部を補修することができる。
溶射を終了した水冷ランス15は、電動機28を駆動してスプロケット29の回転により、チェーン31が巻き上げられて昇降台車18aと水冷ランス15が上昇し、フリュー孔の系外に待機する。
【0024】
このようにして、昇降台車18bに連結した観察用の水冷ランス16によるフリュー壁の観察と、昇降台車18aに連結した補修用の水冷ランス15による目地切れや欠損部の溶射補修とが繰り返し行われる。しかも、昇降ガイド17を低くして水冷ランス15、16の昇降ストロークを最大になるようにしているので、コークス炉11上の障害物を回避し、コークス炉11のフリュー壁の高さ方向の全面の観察や補修を精度良く行うことができる。
【0025】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。
例えば、ラックとしては、チェーンの他に、マグネットスケール等を用いることもできる。
更に、下降距離を測定するエンコーダの他に、一般に用いられているレーザー光を用いた距離測定手段、タコメーター等を用いることもできる。
【0026】
【発明の効果】
請求項1〜3記載のコークス炉燃焼室の観察補修装置においては、ランスを保持した昇降台車を、昇降ガイドに取付けた無端軌道に連結しているので、コークス炉上の障害物を容易に回避し、コークス炉の長手方向に配置した燃焼室の全体及び燃焼室の上下方向の壁面を観察、補修することができると共に、コークス炉での黒鉛の発生や炭化室での発生ガスの損失を抑制し、この結果、コークス炉の寿命の延長を図ることができる。
そして、このコークス炉燃焼室の観察補修装置においては、昇降台車に設けた上側と下側の一対の車輪のそれぞれが、昇降ガイドのフレームの溝に異なる方向に押圧されているので、昇降台車が昇降する際のランスの傾きを抑制して、フリュー孔に正確にランスを挿入することができ、このためランスの先端の破損を防止することができる。
【0027】
特に、請求項2記載のコークス炉燃焼室の観察補修装置においては、昇降ガイドにラックを固定し、ラックに噛み合って転動するスプロケットを介してランスの昇降距離を測定可能な測定器を昇降台車に設けているので、昇降ガイドに雰囲気温度や機械加工誤差等による伸縮が生じても、フリュー孔内に挿入されたランスの先端位置を決定することができ、また、観察用ランスの撮像位置と補修用ランスの位置を安定して合わせることができ、従って補修の精度を向上することができる。
【0028】
請求項3記載のコークス炉燃焼室の観察補修装置においては、測定器は、リミットスイッチを内蔵したエンコーダを用いるので、簡単な構成を用い、低コストでランスの基準点と移動距離を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るコークス炉燃焼室の観察補修装置の全体図である。
【図2】同水冷ランスの昇降手段の正面図である。
【図3】昇降台車の車輪部の断面図である。
【符号の説明】
10:コークス炉燃焼室の観察補修装置、11:コークス炉、12:軌条、13:走行台車、14:横行台車、15、16:水冷ランス(ランス)、17:昇降ガイド、18a、18b:昇降台車、19:架台、20:支柱、21:車輪、22:軌条、23:架台、24:車輪、25:傾転台、26a、26b:フレーム、26c:連結部、27a〜27d:車輪、28:電動機、29、30:スプロケット、31:チェーン、32a〜32d:車輪、33:電動機、34、35:スプロケット、36:チェーン、37a、37b:スプロケット、38a、38b:エンコーダ(測定器)、39、40:基準チェーン、41、42:カウンターウェイト、43、44:ランスヘッド[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an observation / repair device for a coke oven combustion chamber for observing or repairing a damaged portion of an inner wall of the combustion chamber of a coke oven.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, coke ovens are made of refractory bricks, and combustion chambers are arranged on both sides of the carbonization chamber, and the heat in the combustion chamber is indirectly transferred to the carbonization chamber through the wall, so that the coal in the carbonization chamber is dry-distilled. And coke is manufactured.
Many of these coke ovens have been used for 30 to 40 years, and since they are used under conditions with large temperature changes, there are breaks in the joints of the refractory bricks that constitute the combustion chamber and the carbonization chamber. In addition, black smoke is generated due to leakage of dry distillation gas from the carbonization chamber to the combustion chamber, or loss of coke oven gas is generated, and coal is oxidized due to intrusion of combustion exhaust gas from the combustion chamber into the carbonization chamber.
Moreover, if the joints and cracks of the refractory brick are left unattended, there is a problem that the refractory brick is lost or dropped with the heat load, rapidly deteriorates and the life of the coke oven is greatly reduced.
As a countermeasure, as described in Japanese Patent Publication No. 7-45666, a movable carriage that can run in a direction orthogonal to the longitudinal direction of the carbonization chamber on a rail provided on the upper surface (upper part) of the coke oven ceiling wall. This moving carriage is provided with a lifting carriage and a lifting guide that run in the longitudinal direction of the carbonization chamber, and a water-cooled lance with a built-in TV camera is taken up and down into the combustion chamber via the lifting guide, and images are taken. A plasma spraying is performed from the inside of the carbonization chamber to the repair site by moving up and down a repair water-cooled lance equipped on another moving carriage that travels in the same manner above the coke oven.
Furthermore, as described in Japanese Patent Publication No. 7-45667, a water-cooled lance with a built-in furnace observation device and a refractory spraying device is inserted into the combustion chamber of the coke oven, and sprayed onto the observed damaged part. Plasma spraying is performed using a nozzle of the apparatus.
In addition, as described in JP 59-136381, JP 3-105195 A, and JP 7-126636 A, an observation apparatus or a repair apparatus such as an observation apparatus and plasma spraying is provided. The inner wall of the carbonization chamber is observed and repaired using a telescopic arm or a traveling carriage.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the methods described in Japanese Patent Publication No. 7-45666 and Japanese Patent Publication No. 7-45667, the depth (height) of the combustion chamber of a normal coke oven is 4 to 5 m, and it is provided on a movable carriage. The stroke of a water-cooled lance equipped with a TV camera or a plasma spray nozzle that moves up and down via a lifting guide also requires a minimum of 4 to 5 m, and the height of the apparatus considering the configuration of members such as a lifting guide becomes 6 to 7 m. .
On the other hand, the upper part of the coke oven is provided with a coal storage facility for charging coal, and the allowable passage height in the lower part is as low as 5 m or less, and a device composed of a lifting guide and a water-cooled lance passes therethrough. It is difficult to observe and repair the entire furnace length direction of the combustion chamber.
Moreover, the temperature atmosphere on the coke oven is in a bad environment where the temperature varies greatly from 0 to 50 ° C., and a water-cooled lance equipped with a TV camera or a plasma spray nozzle is inserted into a combustion chamber having a depth of 4 to 5 m. Therefore, there is a problem in accuracy such that an error accompanying thermal expansion of the lifting guide or the like is likely to occur, and the plasma spray nozzle cannot be accurately opposed to the damaged portion observed by the television camera.
Further, in the methods described in Japanese Patent Publication No. 7-45666, Japanese Patent Application Laid-Open No. 59-136381, Japanese Patent Application Laid-Open No. 3-105195, Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-126636, etc., the repair is performed from the inside of the carbonization chamber. In addition, irregularities associated with plasma spray repair are generated in the carbonization chamber, and when these irregularities are extreme, there are problems such as an increase in the extrusion resistance of coke after dry distillation and an extrusion failure.
As described above, in the conventional apparatus for observing and repairing the combustion chamber, it is not possible to observe and repair the entire combustion chamber by avoiding the obstacles in the coke oven and expanding the stroke. There is a problem that it is difficult to accurately align the position of the TV camera and the plasma spray nozzle position of the repair device, which is difficult to put into practical use.
[0004]
The present invention has been made in view of such circumstances, and the obstacles on the coke oven are avoided to observe and repair the entire combustion chamber of the coke oven, and the lance stroke is expanded to increase the depth of the combustion chamber. An object of the present invention is to provide a coke oven combustion chamber observation / repair device capable of accurately observing and repairing all walls in the direction.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The observation repair device for coke oven combustion chamber according to the present invention along the aim is to place the transverse carriage to the running carriage traveling on the rail installed on the furnace the coke oven, elevation guide and the elevator to the transverse carriage the lifting carriage holding the lance lifting in the guide provided by the lifting carriage moves up and down, in the apparatus for performing repairs to the previous SL combustion chamber of the coke oven observed by lifting the lance,
Coupled to an endless track mounted to the lifting carriage to the lifting guide, moreover, the respective wheels of the upper and lower forming a pair provided on the lifting carriage is by an eccentric shaft in a direction different from the grooves of the elevation guide frame It is set in the state pressed.
As a result, the overall height of the lance can be maximized by lowering the height of the entire apparatus such as the lifting guide, avoiding obstacles in the coke oven, and the entire combustion chamber array arranged in the longitudinal direction of the coke oven. Can be observed and repaired.
In addition, the entire wall from the top to the bottom of the combustion chamber can be observed and repaired, and the life of the coke oven can be extended.
[0006]
In the observation and repair device for the coke oven combustion chamber according to the present invention, a rack may be provided on the lifting guide, and a measuring instrument capable of measuring the lifting distance of the lance via a sprocket that meshes with the rack and rolls may be provided on the lifting carriage. .
When expansion / contraction of the temperature guide on the coke oven or machining error occurs in the lifting guide, the tip position of the lance can be determined according to the expansion / contraction amount.
[0007]
In the observation and repair device for the coke oven combustion chamber according to the present invention, the measuring instrument may use an encoder incorporating a limit switch.
Using a simple means with an encoder with a built-in limit switch, the moving distance of the lifting carriage connected to the endless track is matched to the moving distance of the rack with the start of limit switch operation as the reference point. Can grasp.
[0008]
In the observation and repair device for the coke oven combustion chamber according to the present invention, the upper and lower wheels, which form a pair provided on the lifting carriage, are pressed in different directions by the eccentric shafts into the grooves of the lifting guide frame. that it has been set. Since the pair of upper and lower wheels fitted in the frame of the lifting guide are pressed in different directions, the inclination of the lance due to the weight of the lance when the lifting carriage moves up and down, machining errors, etc. can be suppressed. .
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings for understanding of the present invention.
FIG. 1 is an overall view of an observation and repair device for a coke oven combustion chamber according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a front view of a lifting means of the water cooling lance, and FIG. 3 is a sectional view of a wheel portion of the lifting carriage. .
As shown in FIGS. 1 and 2, a coke oven combustion chamber observation /
[0010]
The traveling
Further, a
The traversing
On this
[0011]
The elevating
A pair of upper and
The
[0012]
In a groove formed facing the
Further, the
Further,
[0013]
A
Then, lifting
At the lower ends of the
[0014]
Further,
As shown in FIG. 1, the
The lance heads 43 and 44 provided at the upper ends of the water-cooled
[0015]
Next, operation | movement of the
A traveling
Thereafter, the traversing
When the position of the water-cooled
[0016]
By rolling down the
At the same time, the
Simultaneously with the start of the descent of the
[0017]
By adjusting the lowering stop position of the lifting
In this observation, by rotating the
[0018]
Moreover, since the lifting
In addition, the maximum stroke of the water-cooled
[0019]
Further, the diameter of the flue hole is as small as 100 to 120 mm, and in order to insert the
In order to prevent this inclination, as shown in FIG. 3, the
As a result, the water-cooled
[0020]
Then, the
Further, when the
After the observation, the water-cooled
Further, when the traveling
[0021]
Next, when repairing is performed, the traversing
Then, the
As the elevating
The
[0022]
In addition, as with the water-cooled
By aligning the stop position of the
Then, the water-cooled
[0023]
In this repair, by turning the
After the thermal spraying, the water-cooled
[0024]
In this way, the observation of the flue wall by the observation water-cooled
[0025]
Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and all changes in conditions and the like that do not depart from the gist are within the scope of the present invention.
For example, a magnet scale or the like can be used as the rack in addition to the chain.
Further, in addition to the encoder for measuring the descending distance, a generally used distance measuring means using a laser beam, a tachometer, or the like can be used.
[0026]
【The invention's effect】
In the observation and repair device for the coke oven combustion chamber according to claims 1 to 3, since the elevating carriage holding the lance is connected to an endless track attached to the elevating guide, an obstacle on the coke oven can be easily avoided. In addition, the entire combustion chamber arranged in the longitudinal direction of the coke oven and the vertical wall surface of the combustion chamber can be observed and repaired, and the generation of graphite in the coke oven and the loss of gas generated in the carbonization chamber are suppressed. As a result, the life of the coke oven can be extended.
And in this coke oven combustion chamber observation and repair device, each of the pair of upper and lower wheels provided on the lift carriage is pressed in different directions by the grooves of the frame of the lift guide. The inclination of the lance when moving up and down can be suppressed, and the lance can be accurately inserted into the flue hole, so that the tip of the lance can be prevented from being damaged.
[0027]
In particular, in the observation and repair device for the coke oven combustion chamber according to claim 2, the measuring device capable of measuring the lifting distance of the lance via a sprocket that is fixed to the lifting guide and is engaged with the rack and rolled. Therefore, the tip position of the lance inserted into the flue hole can be determined even if the lifting guide expands or contracts due to atmospheric temperature, machining errors, etc. can Ru align the repair lance stable, hence it is possible to improve the accuracy of the repairs.
[0028]
In the observation and repair device for the coke oven combustion chamber according to claim 3, since the measuring instrument uses an encoder with a built-in limit switch, a simple configuration is used, and the reference point and moving distance of the lance are grasped at low cost. Can do.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall view of a coke oven combustion chamber observation and repair apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of lifting means of the water cooling lance.
FIG. 3 is a cross-sectional view of a wheel portion of a lifting carriage.
[Explanation of symbols]
10: coke oven combustion chamber observation and repair device, 11: coke oven, 12: rail, 13: traveling carriage, 14: traversing carriage, 15, 16: water cooling lance (lance), 17: lifting guide, 18a, 18b: lifting Dolly, 19: frame, 20: support, 21: wheel, 22: rail, 23: frame, 24: wheel, 25: tilting table, 26a, 26b: frame, 26c: connecting part, 27a-27d: wheel, 28 : Electric motor, 29, 30: Sprocket, 31: Chain, 32a to 32d: Wheel, 33: Electric motor, 34, 35: Sprocket, 36: Chain, 37a, 37b: Sprocket, 38a, 38b: Encoder (measuring instrument), 39 , 40: reference chain, 41, 42: counterweight, 43, 44: lance head
Claims (3)
前記昇降台車を前記昇降ガイドに取付けた無端軌道に連結し、しかも、前記昇降台車に設けた対となる上側と下側の車輪それぞれが、偏心軸によって、前記昇降ガイドのフレームの溝に異なる方向に押圧された状態にセットされていることを特徴とするコークス炉燃焼室の観察補修装置。A traversing carriage is placed on a traveling carriage that runs on a rail installed on a furnace of a coke oven, and an elevator carriage that holds an elevating guide and a lance that moves up and down in the elevating guide is provided on the traversing carriage. In the apparatus for observing and repairing the combustion chamber of the coke oven by raising and lowering the lance by raising and lowering,
The elevating carriage is connected to an endless track attached to the elevating guide , and the upper and lower wheels, which are provided in the elevating carriage, have different directions in the grooves of the frame of the elevating guide by eccentric shafts. An apparatus for observing and repairing a coke oven combustion chamber, wherein the apparatus is set in a state where the coke oven is pressed .
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