JP4433907B2 - 3次元形状測定装置および方法 - Google Patents

3次元形状測定装置および方法 Download PDF

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Description

本発明は、パターン投影法を用いて対象物体までの距離情報を取得する3次元形状測定装置に関する。
対象物の形状を計測する手法として、対象物に基準となるパターンを投影してこの基準となるパターン光が投影された方向とは異なる方向からCCDカメラなどで撮影を行うパターン投影法と呼ばれる手法がある。撮影されたパターンは物体の形状によって変形を受けたものとなる。この撮影された変形パターンと投影したパターンとの対応づけを行うことで、物体の3次元計測を行うことができる。パターン投影法では変形パターンと投影したパターンとの対応づけをいかに誤対応を少なく、かつ簡便に行うかが課題となっている。そこで様々なパターン投影法が従来より提案されている。
例えば特許文献1に開示される手法は、コード化されたパターンを投影する投光器と、投光器の光軸方向から投影パターンを撮影する第1のカメラと、投光器の光軸方向と異なる方向から投影パターンを撮影する第2のカメラとを備え、投影パターンに対する第1のカメラによる撮影パターンの変化量が所定値以上の領域について新たなコードを割り付け、割り付けたコードを用いて第2のカメラによる撮影パターンから第1の距離情報を生成し、第1の距離情報および第1のカメラより得られた輝度情報に基づいて3次元画像を得るよう構成した3次元画像撮影装置であり、強度が3レベルのストライプパターンを投影パターンとしている。投影パターンを同じ光軸に置いた第1のカメラで撮影したパターンを用いて再コード化することにより精度よく3次元計測を行うことができる。
また特許文献2ではストライプ光の露光量を決める複数のマスクパターンを用意し、カメラの1フレーム露光時間中にマスクパターンを順次切り換えることにより複数階調のコード化パターンを投射している。
ここでは、特許文献1に開示された手法についてさらに説明する。
図1は、特許文献1に手法に準拠して構成した3次元画像測定装置を示すものであり、図1において、3次元画像測定装置は、3次元計測用にパターンを投影するパターン投影装置(たとえば液晶プロジェクタ)10、同光軸でパターンをモニタする撮像装置(たとえばCCDカメラ。第1カメラとも呼ぶ)20、三角測量用撮像装置(たとえばCCDカメラ。第2カメラとも呼ぶ)30、計算処理装置60(例えばパーソナルコンピュータや専用の処理装置)等で構成される。40はハーフミラーであり、50は対象物である。パターン投影装置10は、液晶プロジェクタもしくはDLP(商標)プロジェクタ、またはスライドプロジェクタを用いる。パターン投影装置10、たとえば液晶プロジェクタへ入力する投影パターンは、図2に示すような濃淡のあるストライプパターンを用い、例えば、図2の右側に図示されている対象物(物体)にパターン投影する。スライドプロジェクタを用いる場合、投影パターンはスライドフィルム上へ形成するか、ガラスパターンに金属膜などを蒸着し膜厚や網膜点パターンなどによって透過率をコントロールする。
図3に、たとえば液晶プロジェクタへ入力するパターンデータの水平方向の輝度プロファイルを示す。投影パターン(パターンデータ)は256階調を6段階に分けた7種類の輝度ストライプの組み合わせである。
図4にパターン投影の模様を示す。撮像装置(第1カメラ20)と投影装置(パターン投影装置10)をハーフミラー40などで同光軸に配置し、三角計測用に撮像装置を用意し、図2に示すようなストライプパターンを投影する。同光軸の撮像素子(第1カメラ20)で観測された画像(第1カメラ・イメージ)から再符号化を実施し、測定用撮像素子(第2カメラ30)で観測された画像(第2カメラ・イメージ)とで3次元距離画像(距離)を算出する。
図5は、距離画像を算出する構成例を示しており、この図においてず1と対応する箇所には対応する符号を付した。パターン投影装置10、第1カメラ20、第2カメラ30以外の構成要素は例えば先の計算処理装置60により実現される。図5において、パターン投影装置10がコード化されたパターンを対象物50に投影する。このパターンはフレームメモリ110に記憶される。モニタ用の第1カメラ20および三角測量用の第2カメラ30により、対象物50上の投影パターンを撮像しそれぞれパターン画像メモリ120、150に記憶する。
領域分割部130はパターン画像メモリ120のパターン画像を、パターン投影装置10からの投影パターン(光)が十分に届いている領域(領域2ともいう)と届いていない領域(領域1ともいう)に分割する。たとえば、隣り合うストライプ間の強度差が閾値以下である領域については、投影パターンが十分に届いてないと判別し、ストライプ間の強度差が閾値以上である領域を投影パターンが十分に届いている領域と判別する。投影パターンが十分に届いている領域に関し、以下に述べるように、境界線となるエッジ画素算出を行い、距離計算を行う。投影パターンが十分に届いてない領域については、別途、視差に基づく距離計算を行う。
再コード化部160は、抽出された領域2についてストライプを抽出し、各ストライプをストライプ幅毎に縦方向に分割し、正方形のセルを生成し、セルの再コード化を行う。
コード復号部170は、パターン画像メモリ150に記憶されている、三角測量用の第2カメラ30からのパターン画像の各セル(エッジ)のコードを再コード化部160からのコードを用いて判別する。これにより、パターン画像メモリ150のパターン画像における測定点p(エッジ)の画素のx座標および光源からの照射方向(ストライプ角)θが決定され、後述する式(1)により距離Zが測定される(図14参照)。3次元画像メモリ180は、この距離と、第1カメラ20から取得した対象物の輝度値(輝度値メモリ140に記憶される)とを三次元画像データとして記憶する。
この従来例における3次元形状の算出の詳細についてさらに説明する。
同光軸のモニタ用の第1カメラ20によって撮影されたパターン画像と投光に用いられたパターン画像を用いて図7に示すフローチャートに従って再コード化を行う。最初に第1カメラ20で撮影されたパターン画像の領域分割を行う。隣り合うストライプ間の強度差が閾値以下である領域については、パターン投影装置10からの投影パターンが届いてない領域1として抽出し、ストライプ間の強度差が閾値以上である領域を領域2として抽出し(S10)、領域2について境界線となるエッジ画素算出を行う。
抽出された領域2についてストライプを抽出し、各ストライプをストライプ幅毎に縦方向に分割し、正方形のセルを生成する。生成された各セルについて強度の平均値をとり、平均値を各セルの強度とする(S11)。画像の中心から順に対応する各セル間の強度を比較し、対象物の反射率、対象物までの距離などの要因によってパターンが変化したためにセル間の強度が閾値以上異なった場合には新たなコードの生成、割り付けを行う(S12〜S16)。
図8は簡単のため単純化した例であるが、図8の左側のストライプ列がストライプの並びによってコード化された投光パターンであり、それぞれの強度に3(強)、2(中)、1(弱)が割り当てられている。図8の右側がそれぞれ同軸上の第1カメラ20で撮影されたストライプをセルの幅でストライプと垂直方向に抽出したものである。図8の右上の例では、左から3つめのセルで強度が変化して新たなコードが出現したので、新たに0というコードを割り当てる。図8の右下の例では、左から3つめ上から2つめのセルで、既存のコードが出現しているので、セルの並びから新たなコードとして(232、131)という具合に(縦の並び、横の並び)によってコードを表現する。この再コード化は、対象の形状が変化に富む部位には2次元パターンなどの複雑なパターンを投光し、変化の少ない部位には簡単なパターンを投光しているのに等しい。この過程を繰り返し、全てのセルに対して一意なコードを割り付けることで再コード化を行う。
例として、図9の対象物に、図10のパターンを投光した場合に第1カメラ20、第2カメラ30で得られる画像を簡単化したものをそれぞれ図11、図12に示す。この例では、板の表面には新たなコード化されたパターンとして図13が得られる。
次に第2カメラ30で得られたストライプ画像からストライプを抽出し、先ほどと同じようにセルに分割する。各セルについて、再コード化されたコードを用いて各セルのコードを検出し、検出されたコードに基づいて光源からの照射方向θを算出する。各画素の属するセルのθとカメラ2で撮影された画像上のx座標とカメラパラメータである焦点距離Fと基線長Lを用いて式(1)によって距離Zを算出する。なお、測定点pと、光源からの照射方向θと、第2カメラ30で撮影された画像上のx座標と、カメラパラメータである焦点距離Fと、基線長Lとの関係を図14に示す。
Z=FL/(x+Ftanθ) −−−式(1)
この計算は実際にはセルの境界のx座標を利用して行うが、このときのx座標はカメラの画素解像度よりも細かい単位で計算することで計測精度を向上させている。x座標値は、先に算出したエッジ画素の両側のセルの適当な数画素の輝度平均値d1、d2とエッジ画素の輝度deから求める。エッジ画素の両隣の画素位置p1とp2と輝度平均値d1とd2から一次補間した直線から輝度deに相当する画素位置de’(図では便宜上xで示す)が求められ、これがx座標値となる。(図15参照)
ここで投影パターンは256階調を6段階に分けた各42階調または43階調ごとの輝度ストライプの組み合わせであるが、隣り合うストライプ同士が1段階のレベル差にならないように配置しているので、単純に6段階に分けた輝度ストライプを組み合わせたパターンに比べストライプ間の強度差が大きくx座標値の算出が行いやすくなっている。ストライプ間の強度差が大きい場合と小さい場合のカメラの画素単位の輝度分布を図16に示す。エッジ画素の両側の数画素の輝度平均値は各画素のノイズの影響により、グレーの横線の太さで示したような範囲を取りうる。図16の左に示すように、強度差が大きい場合は、図15の計算方法を適用するとエッジ画素の両側の数画素の輝度平均値のノイズの影響はグレーの各線の太さで表され、結果としてx座標値がaの範囲に決められる。しかし強度差が小さい場合はエッジ画素の両側の数画素の輝度平均値のノイズ成分の割合が強度差に対して相対的に大きくなり、x座標値の算出に曖昧さが発生する、すなわち取りうる範囲がbの範囲となって、結果として計測の精度を落とすことになる。このためストライプ間の強度差は大きいほうが望ましい。
図6はx座標を求める構成例を示している。図6においては、エッジ右近傍画素位置入力部210、エッジ右セル輝度平均値入力部220、エッジ左近傍画素位置入力部230、エッジ左セル輝度平均値入力部240、エッジ輝度入力部250からそれぞれd1、p1、d2、p2、deを補間計算部200に供給して上述のとおりx座標を計算する。
つぎに投光器やカメラのガンマ特性の補正について説明する。
液晶プロジェクタをパターン投影装置(投光器)10として用いると、液晶プロジェクタの入力画像に対して投影される出力画像はガンマ特性を有することが一般的である。そのため入力画像で256階調を6等分割しても、投影されたパターンの輝度は均等に7レベルとはなっていない。従って入力画像を作成する際にガンマ特性を考慮しなければならない。図17のような横軸の入力レベルに対する縦軸の出力レベルというガンマ特性をもったプロジェクタでは、グラフから入力画像は0、148、185、203、222、237、255という各輝度階調値を有するストライプパターンとすることが望ましい。パターン投影装置(投光器)10がDLPプロジェクタの場合も同様であり、パターン投影装置(投光器)10がスライドプロジェクタの場合は、スライドフィルムのガンマ特性を考慮したデータをフィルム作成時に用意する必要がある。
またCCDカメラにも同様にガンマ特性が存在するので、カメラ画像上で均等な輝度間隔のストライプパターンを得たい場合には、さらにCCDカメラのガンマ特性をも考慮した入力画像が必要となる。
特許3482990号公報 特開2002−131031公報
しかしながら上記のような複数レベルのパターンを投影する場合、前者の例の3レベルのパターンでは6本のストライプが1セットとなり、後者の例では4マスクで16本のストライプが1セットとなり、これの繰り返しパターンを投影することになる。このように繰り返しの周期が小さいと、コードの探索処理の際誤ってマッチングする確率が増大するという問題が生じる。この問題を回避するために前者の例では、レベル数を増やせばよく、後者の例ではカメラの1フレーム内でマスクの種類を増やすことになる。
しかしこのようにパターンのレベル数を増やしていくと、投影系および撮像系のMTFやCCDカメラのS/Nなどの信号劣化要因から隣接するパターン領域が相互に影響しあい、誤った値を検出する可能性が高くなるという新たな問題が発生する。また表面色が暗い物体を測定する場合には、反射率が小さくなるのでカメラに取り込む画像上ではパターンのダイナミックレンジが小さくなり、上述したとおりストライプごとの階調段差が縮小してコード処理で誤った値を算出するなどの問題もある。
本発明はこのような課題に鑑みなされたもので、複数レベルの投影パターンを用いた3次元形状測定手法において、正確なパターン検出を行なえるようにすることを目的とする。
本発明の原理的な構成例によれば、上記課題を解決するため、全白から全黒までを等間隔に区切った複数レベルの輝度(または色相。以下同様である)でコード化されたストライプパターンを被写体に投影する投光器の光軸からずれて配置されるカメラで前記被写体を撮影することに基づいて、前記被写体の3次元画像を得る3次元形状測定装置において、隣接するストライプの片方の輝度レベルを全白レベルとして配列したパターンを使用するようにしている。
また他の構成例によれば、全白から全黒までを等間隔に区切った複数レベルの輝度でコード化されたストライプパターンを被写体に投影する投光器の光軸からずれて配置されるカメラで前記被写体を撮影することに基づいて、前記被写体の3次元画像を得る3次元形状測定装置において、隣接するストライプの片方の輝度レベルを全黒レベルとして配列したパターンを使用するようにしている。
全白は、規定されるレベル範囲で最も白よりのレベルであり、全黒は規定されるレベル範囲でもっとも黒よりのレベルである。色相の場合にも同様に定義できる。
ペアのストライプの一方の輝度レベルを全白または全黒とし、他方の輝度レベルを複数レベルの輝度・色相レベルのいずれかとし、ペアのストライプの輝度レベル差を大きくしている。
ペアのストライプの輝度レベル差を大きくしているので確実にパターン検出を行なえる。
さらに本発明を説明する。
本発明の一側面によれば、上述の目的を達成するために、所定の輝度・色相範囲で予め設定された複数レベルの輝度・色相でコード化されたストライプパターンを被写体に投影する投光器と、この投光器の光軸からずれて配置されて前記被写体を撮影するカメラと、前記ストライプパターンと前記カメラの撮影画像とに三角測量法を適用して前記被写体までの距離を算出する距離算出部とを具備する3次元形状測定装置において、前記ストライプパターンのコードに対応するストライプの間に全白または全黒のストライプを配置するようにしている。
基本的には全白のストライプを1つ置きに配置する。あるいは全黒のストライプを1つ置きに配置する。場合によっては全白と全黒を混ぜて配置しても良い。
この構成においては、ストライプを確実に抽出でき、またエッジ検出エラーも少なくなる。
この構成において、コードに対応する1本のストライプと前記コードに対応する1本のストライプに隣接する1本の全白または全黒のストライプとを1本のコード化されたストライプとして処理することが好ましい。
コードに対応する各ストライプと前記各ストライプに右側で隣接する全白または全黒のストライプとを1本のコード化されたストライプとして処理して1組の距離情報を取得し、前記各ストライプの左側で隣接する全白または全黒のストライプとを1本のコード化されたストライプとして処理して他の組の距離情報を取得し、前記1組の距離情報と前記他の組と距離情報とを組み合わせて3次元画像を生成することが好ましい。
前記所定の輝度範囲は、好ましくは全白から全黒までの範囲であり、ストライプパターンのコード化に用いる輝度・色相は全白または全黒でない輝度・色相である。
前記複数の輝度・色相レベルは前記所定の輝度・色相範囲において実質的に等間隔に配置されることが好ましい。
また、前記投光器と実質的に光軸が同一または同主点の補助カメラを配置し、前記補助カメラのカメラ画像の内、輝度・色相分布が前記ストライプパターンに比較して実質的に変更されているストライプ部分領域を再コード化することが好ましい。
なお、この発明は装置またはシステムとして実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、そのような発明の一部をソフトウェアとして構成することができることはもちろんである。またそのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品もこの発明の技術的な範囲に含まれることも当然である。
この発明の上述の側面および他の側面は特許請求の範囲に記載され以下実施例を用いて詳述される。
この発明によれば、複数レベルの輝度でコード化されたストライプパターンを被写体に投影する投光器の光軸からずれて配置されるカメラで前記被写体を撮影することに基づいて、前記被写体の3次元画像を得る3次元形状測定装置において、隣接する2つのストライプの一方の輝度レベルを全白もしくは全黒とし、階調差を大きく取る様に配列したパターンを使用するので、エッジ抽出性能が向上し、コード探索エラーの確率を小さくすることができる。
以下、この発明の実施例について説明する。
図18は、本発明の実施例の3次元形状測定装置の構成を示しており、この図において、図1と対応する箇所には対応する符号を付した。この実施例においてはパターン投影装置(プロジェクタ)10aが、1つ置きに全白のストライプを配置したストライプパターンを投影するようにしている。他の構成は図1と実質的に同一である。すなわち、パターン投影装置10aは例えば図19に示すようなストライプパターンを被写体(対象物)に投影する。図20は、パターン投影装置10と同光軸の第1カメラ20の撮影画像と、パターン投影装置210と光軸がずれた第2カメラ30の撮影画像を模式的に示しており、第1カメラ20の撮影画像によりストライプパターンを同様に再コード化し再コード化したストライプパターンと第2カメラ30の撮影画像とを対応づけて被写体までの距離を算出する。これは上述の従来例(特許文献1)で説明したものと実質的に同じである。ストライプのレベルは輝度に限らず色相でも良い。
この実施例のストライプパターンの詳細は図21に示すとおりであり、その輝度プロファイルは図22に示すとおりである。このストライプパターンは256階調の中の0−127レベルを5段階に分けた6種類の輝度ストライプと全白すなわち255レベルの組み合わせである。そして、必ず0−127レベルのストライプの間に255レベルのストライプを配置している。そのため、隣り合うストライプ同士が128レベル差以上になる。
このストライプパターンと比較するために図29、図30に示すストライプパターンを例示する。このストライプパターンは従来例(特許文献1)で採用したものであり、異なる輝度レベルでストライプをコード化している。ただし、図29、図30のストライプパターンでは、256階調を5段階に分けた6種類の輝度ストライプの組み合わせているが、隣り合うストライプ同士が1段階のレベル差にならないように配置している点で特徴がある。このようにすると、隣り合うストライプ同士のレベル差に限っては256階調を2段階(0、127、255の3レベル)と3段階(0、85、170、255の4レベル)との中間的な階調差に分けたことと同等である。隣接ストライプ間の階調差が大きければ大きいほどエッジ抽出エラーが少なくなり、距離算出エラーが少なくなることについては図16等を参照してすでに説明したとおりであり、距離算出エラーを抑えるには階調差を大きくすることが好ましい。ただし、3レベルのストライプでは隣り合うストライプの組み合わせが同じ組み合わせにならないように配列するのは6ストライプが限界で、4レベルのストライプでは隣り合うストライプの組み合わせが同じ組み合わせにならないように配列するのは12ストライプが限界で、ストライプ数を増やすにはこのセットを繰り返していくことになる。隣り合うストライプの組み合わせが同じものが近くに存在するとコード探索のエラーの原因となる。図29、図30に示すストライプパターンでは、6レベルで隣り合うストライプ同士が1段階のレベル差にならないように配置するので、隣接ストライプの階調差を大きくして距離算出エラーを抑圧でき、また、隣り合うストライプの組み合わせが同じ組み合わせにならないストライプパターンの配列周期は20程度のストライプからなる十分に長いものとなりコード探索エラーの確率も減少する。
この実施例のストライプパターン(図21、図22)では、コードに対応する複数レベルの輝度のストライプのレベル範囲を0−255から0−127に置き換え、コードに対応する複数レベルの輝度のストライプの間に255レベルの1本のストライプを配置している。この場合、配列は20程度となる。しかし、隣接のストライプの階調差が128以上あるため、隣り合うストライプの階調差を2レベル(2段階)以上にする必要はなく、隣り合うストライプの組み合わせが同じ組み合わせにならないように配列するのは20以上が可能となりより配列周期が長くなりコード探索エラーの確率も更に減少する。
図23、図24は、図21、図22に示した上述のストライプパターンの変形例を示すものであり、この変形例では、256階調の中の128−255レベルを5段階に分けた6種類の輝度ストライプと全黒すなわち0レベルのストライプとを組み合わせ、必ず128−255レベルのストライプの間に0レベルのストライプを配置している。そのため、隣り合うストライプ同士が128レベル差以上になる。この場合も、図21、図22のストライプパターンと同様に、隣接す渡来王冠に十分な階調差を維持しつつ、ストライプの配列周期を長くすることができる。
本実施例のストライプパターン(図21、図22。変形例も同様)を用いた場合、コード化および再コード化は基本的には従来例(特許文献1)と同様に行なわれ、図示すると図25に示すようになる。図25の上段のストライプ列がストライプの並びによってコード化された投光パターンであり、それぞれの強度に4(強)、3(中)、2(弱)が割り当てられる。更に0(白)というストライプ列が、一つおきに配置されている。図25の二段目の例では、左から5つめのセルで強度が変化して新たなコードが出現したので、1というコードを割り当てる。三段目の例では、左から5つめの上から2つめのセルで、既存のコード4が出現しているので、セルの並びから新たなるコードとして、(343、020402)という具合に(縦の並び、横の並び)によってコードを表現する。横の並びに関しては、2の強度を持ったストライプの場合、02か20というペアを一つのコードとして取り扱う。
図25の4段目の例は、0(白)のストライプも強度が変化する場合である。030203であるべきコードが141313という強度分布に変化している例である。1313と同じコードが存在していても前出のように232、333という縦の並びでコードを割り付ける事が可能である。1313の1に関しては010と同じ並びになるが、02→13というペアを一つのコードとして取り扱っているので問題はない。
0(白)レベルは、必ず、他の強度を持つストライプとペアで取り扱うが、対象物の情報によって、前出の例の様にレベルが変化する。図26に示すように、上段の様な投影パターンであっても、下段の様に、左側の丸で囲った部分に示すように、レベルが黒に向かって下がる場合や、右側の点線の丸で囲ったように、レベルがあがる場合が考えられる。右側に関しては、0レベルとカメラの白レベルが同じである場合には、飽和出力領域であるため、他の0レベルのストライプと出力値は同じに観測される。
このように0(白)レベルは、対象物の情報のよってレベルが変化する。しかし、0(白)レベルと他のストライプの強度レベルが逆転する事は隣接ストライプにおいてはほとんどない。ただし、図26に示すように左の丸と右の丸の間で0(白)レベルと他の強度レベルが逆転するケースがある。図27に観測されるストライプのピークを表したグラフを示す。丸で示した部分で逆転現象が発生している。しかしながら、ストライプは、0(白)レベルのストライプと他のレベルのストライプを一つのペアストライプであると取り扱っており。図21に示すように、ストライプのピーク位置から隣接ストライプで輝度は極大・極小の繰り返しになるので、極大点を0(白)レベルとして取り扱い処理すれば、逆転現象は問題にならない。
距離算出方法も従来例(特許文献1)と同様である。
ところで、本実施例の投影パターンの場合、図29のストライプパターンと同様のストライプ幅で構成すると、図21のパターンは0(白)レベルと他の複数の強度で構成されるストライプパターンのペアを一つのストライプとして取り扱うために、x方向の解像度が1/2になる。しかし、図29と図21のストライプパターンのエッジ本数は同じである。そこで本実施例では、図21のパターンにおいて、まず、エッジ抽出を行い。図27に示すように各々のストライプの輝度ピーク位置の分布から極大点・極小点を認識し、0(白)レベルのストライプを特定する。次に0(白)レベルのストライプとその右側のストライプを一つのペアのストライプとして、距離算出を行う。その後、0(白)レベルのストライプとその左側のストライプを一つのペアストライプとして、距離算出を行う。最終的に、二つの距離算出結果が出るので、その二つの結果をマージして一つのデータとすれば、従来例(特許文献1)と同様の解像度での距離データの取得が可能になる。
図23、図24のストライプパターンの場合にも同様にして従来例(特許文献1)と同様の解像度で距離データを取得できる。
以上で実施例の説明を終了する。
なお、この発明は上述の実施例に限定されるものではなく種々変更が可能である。
例えば、可視領域波長のほか、近赤外などの不可視波長の投射光に関しても有効であることはいうまでもない。
また、上述実施例では、ハーフミラー20を用いて投影装置10とモニタ用の撮像装置20とを同一の光軸(同主点)に配置したが、図28に示すように、投影装置10および撮像装置0を、パターンのストライプ(エッジ)の方向に無視できる程度に離間して配置し、実質的に同一の光軸上(同主点)に配置しても良い。この場合ハーフミラーによるパターン光のロスや配分に伴うパワーの低下やバラツキを回避できる。また、投光器と同光軸のカメラを用いない場合すなわち再コード化を行なわないパターン投影法にも本発明を適用できることはもちろんである。
従来例の装置構成を示す図である。 従来例のパターンと被写体の一例を示す図である。 従来例のストライプパターン例を示す図である。 従来例の動作を説明する概要図である。 従来例の構成例を説明するブロック図である。 従来例の構成例の測定点の第2カメラの画像上の座標xの補間計算を行う回路構成例を説明する図である。 従来例の動作を説明するフローチャートである。 従来例のコード化を説明する図である。 従来例のコード化を説明するためのカメラと被写体の配置図である。 従来例のコード化を説明するためのパターン図である。 従来例の第1カメラのモニタ画像の例を示す図である。 従来例の第2カメラ2のモニタ画像の例を示す図である。 従来例において被写体にあたって輝度が変化した部分を説明する図である。 従来例における距離計算を説明する図である。 従来例のエッジ座標の算出説明図である。 従来例における階調差によるエッジ座標算出の差を説明する図である。 従来例の投光器(プロジェクタ)のガンマ特性とパターンの入力値算出説明図である。 本発明の実施例の装置構成を示す図である。 上述実施例を説明するためのパターンと被写体の一例を示す図である。 上述実施例の動作を説明する概要図である。 上述実施例のストライプパターン例を示す図である。 上述実施例のストライプパターン例の輝度プロファイルを説明する図である。 上述実施例のストライプパターンの変形例を示す図である。 上述実施例のストライプパターンの変形例の輝度プロファイルを説明する図である。 上述実施例の再コード化を説明する図である。 上述実施例の輝度の変化を説明する図である。 上述実施例の全白のストライプ判別を説明する図である。 上述実施例の変形例を説明する図である。 上述実施例のストライプパターンに対する比較例を示す図である。 比較例の輝度プロファイルを説明する図である。上述実施例の第1カメラのモニタ画像の例を示す図である。
符号の説明
10 パターン投影装置
10a パターン投影装置
20 モニタ用の第1カメラ
30 三角測量用の第2カメラ
40 ハーフミラー
50 対象物
60 計算処理装置
110 フレームメモリ
120 パターン画像メモリ
130 領域分割部
140 輝度値メモリ
150 パターン画像メモリ
160 再コード化部
170 コード復号部
180 3次元画像メモリ
190 パターン切替部
200 補間計算部
210 エッジ右近傍画素位置入力部
220 エッジ右セル輝度平均値入力部
230 エッジ左近傍画素位置入力部
240 エッジ左セル輝度平均値入力部
250 エッジ輝度入力部

Claims (5)

  1. 所定の輝度・色相範囲で予め設定された複数レベルの輝度・色相でコード化されたストライプパターンを被写体に投影する投光器と、この投光器の光軸からずれて配置されて前記被写体を撮影するカメラと、前記ストライプパターンと前記カメラの撮影画像とに三角測量法を適用して前記被写体までの距離を算出する距離算出部とを具備し、前記ストライプパターンのコードに対応するストライプの間に全白または全黒のストライプを配置し、さらに、コードに対応する各ストライプと前記各ストライプに右側で隣接する全白または全黒のストライプとを1本のコード化されたストライプとして処理して1組の距離情報を取得し、前記各ストライプと前記各ストライプの左側で隣接する全白または全黒のストライプとを1本のコード化されたストライプとして処理して他の組の距離情報を取得し、前記1組の距離情報と前記他の組と距離情報とを組み合わせて3次元画像を生成することを特徴とする3次元形状測定装置。
  2. 前記所定の輝度範囲は全白から全黒までの範囲であり、ストライプパターンのコード化に用いる輝度・色相は全白または全黒でない輝度・色相とする請求項1記載の3次元形状測定装置。
  3. 前記複数の輝度・色相レベルは前記所定の輝度・色相範囲において実質的に等間隔に配置される請求項1または2記載の3次元形状測定装置。
  4. 前記投光器と実質的に光軸が同一の補助カメラを配置し、前記補助カメラのカメラ画像の内、輝度・色相分布が前記ストライプパターンに比較して実質的に変更されているストライプ部分領域を再コード化する請求項1、2または3記載の3次元形状測定装置。
  5. 所定の輝度・色相範囲で予め設定された複数レベルの輝度・色相でコード化されたストライプパターンを投光器により被写体に投影し、この投光器の光軸からずれて配置されるカメラで前記被写体を撮影することにより、前記被写体の3次元画像を得る3次元形状測定方法において、コードに対応するストライプの間に全白または全黒のストライプを配置し、さらに、コードに対応する各ストライプと前記各ストライプに右側で隣接する全白または全黒のストライプとを1本のコード化されたストライプとして処理して1組の距離情報を取得し、前記各ストライプと前記各ストライプの左側で隣接する全白または全黒のストライプとを1本のコード化されたストライプとして処理して他の組の距離情報を取得し、前記1組の距離情報と前記他の組と距離情報とを組み合わせて3次元画像を生成することを特徴とする3次元形状測定方法。
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