JP4433285B2 - 画像の不要領域を修正するための画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像の不要領域を構成する不要画素を不要領域外に隣接する参照画素によって置き換えることで不要領域を修正するための画像処理技術に関する。
写真撮影された画像には、風景画像における電柱や電線、人物画像におけるシミやほこり、場合によってはしわやほくろ、といった不要領域が含まれていることが少なくない。これらの不要領域を構成する不要画素を周辺(不要領域外)の画素(これは参照画素と呼ばれる)で置き換える、いわゆるピクセルコピー処理アルゴリズムは、フォトレタッチソフトの重要なツールとして実装されており、オペレータはマウスを駆使して、マニュアルで所定の画素単位の置き換える作業を行う。しかしながら、マニュアルでのピクセルコピーでは、複数の不要領域が存在しているケースや、不要領域が広範囲に及ぶケースでは、一度置き換えた画素を参照画素としてさらに別の不要画素に置き換えるといったことが行われがちで、これが頻繁に生じると、修正領域が不自然な画像となってしまう。
また、最も簡単な自動ピクセルコピーでは、修正するべき不要画素と修正元となる参照画素との位置関係を一定に維持していることから、参照画素となる不要領域周辺の画像模様が修正された画素領域に写像されて、やはり修正画像が不自然になるため、所定のコピー元画素候補領域の画素データが順次コピー元画素領域として選択されてコピーされるとともに、以降のコピー先位置が変化する毎に同様の隣接順序でコピー元画素候補領域の画素データが順次コピーされることにより、つまりコピー元として与えられた複数の画素領域の位置をコピー先位置の変化に関係なく固定させることにより、コピー元画素領域の周辺の画像がそのままコピー先画像に移されることを防止する自動ピクセルコピー技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。しかし、この技術では、コピー元画素領域の周辺の画像がそのままコピー先画像に移されることは防止されるとしても、コピー元画素領域の選択によっては修正画像が不自然になるだけではなく、修正画像がぼけた感じとなり、特に周辺領域との輪郭の連続性はほとんど失ってしまう。
特開2000−67211号公報(段落番号0003、0031、0032、図4)
上記実状に鑑み、本発明の課題は、画像の不要領域を構成する不要画素を不要領域外に隣接する参照画素によって置き換えることで不要領域を修正する際、一度置き換えた画素を参照画素としてさらに別の不要画素に置き換えるといったことや、参照画素を自由に選択することで修正領域が周辺領域との輪郭の連続性が完全に失ってしまうといったことが防止される画像処理技術を提供することである。
画像の不要領域を構成する不要画素を前記不要領域外に隣接する参照画素によって置き換えることで前記不要領域を修正するための画像処理方法において、上記目的を達成するため、本発明による方法では、入力された画像から前記不要領域を選択するステップと、前記選択された不要領域から順次注目画素を設定するステップと、前記注目画素を中心として放射状に延びる複数の方向線を設定するステップと、前記各方向線に沿って前記注目画素を挟んで両側に位置する前記参照画素を探索するステップと、前記探索された参照画素の画素値を用いて前記注目画素のための仮修正値を演算するステップと、前記方向線毎に沿って設定された参照画素の画素値を用いて各方向線のための重み係数を演算するステップと、前記探索ライン毎に求められた前記仮修正値と前記重み係数とを用いて前記注目画素の仮修正値の重み付き平均値を前記注目画素の最終修正値として演算するステップと、前記最終修正値を用いて前記不要領域を修正するステップとからなり、修正されるべき前記不要領域の大きさに応じて前記参照画素を探索するステップにおける探索間隔が調整される
この方法では、画像中の不要領域を選択さえすれば、後は自動的に、順次設定された各不要画素について複数方向の方向線に沿って存在する参照画素の画素値に基づく修正値としての仮修正値が求められ、更には、各方向線に沿って存在する参照画素の画素値に基づいて各方向線の重み係数を求め、それを用いた重み付き平均値を演算して不要画素を修正するので、不要画素の周囲の各方向線に存在する画像の輪郭に応じた最終修正値を求めることが可能となり、画像の輪郭を正確に反映した適切な修正処理を行うことが可能となる。従って、修正領域がその周辺領域との輪郭の連続性が完全に失ってしまうといったことが抑制される。また、参照画素を探索する際の各方向線に沿った探索間隔を修正されるべき不要領域の大きさ(画素数)によって調節することにより、不要領域の大きさに応じて輪郭の存在する方向の探索のための演算処理の演算量を抑えることが可能であり、処理速度を高めることができる。
本発明の好適な実施形態として、前記重み係数を、各方向線に沿って前記注目画素を挟んで一方側で検索された参照画素の画素値を用いた値と他方側で検索された参照画素の画素値を用いた値とのいずれか大きい側の値を分母に、小さい側の値を分子に用いた比率とすることが提案される。これによれば、方向線に沿って注目画素を挟んだ両側にそれぞれ位置する1又は2以上の参照画素の画素値が近いほど重み係数を重くすることができるので、適切な補間方向にある方向線についての重み係数を重くして注目画素(不要画素)の修正を行うことができる。
本発明の好適な実施形態として、前記仮修正値は、前記方向線に沿って前記注目画素を挟んだ一方側に検索された参照画素の画素値を用いた値と他方側に検索された参照画素の画素値を用いた値との間の線形補間により求められることが提案される。これによれば、各方向線に沿って対象画素を挟んだ両側にそれぞれ位置する1又は2以上の参照画素の画素値と、それらの両側に位置する参照画素間の距離とに基づいて、注目画素(不要画素)の適切な仮修正値を演算することができる。
発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるだろう。
本発明による、不要領域を修正する画像処理機能を採用した画像処理ユニットを搭載した写真プリント装置を説明する。図1はその写真プリント装置を示す外観図であり、この写真プリント装置は、印画紙Pに対して露光処理と現像処理とを行う写真プリンタとしてのプリントステーション1Bと、現像済み写真フィルム2aやデジタルカメラ用メモリカード2bなどの画像入力メディアから取り込んだ撮影画像を処理してプリントステーション1Bで使用されるプリントデータの生成・転送などを行う操作ステーション1Aとから構成されている。
この写真プリント装置はデジタルミニラボとも称せられるものであり、図2からよく理解できるように、プリントステーション1Bは2つの印画紙マガジン11に納めたロール状の印画紙Pを引き出してシートカッター12でプリントサイズに切断すると共に、このように切断された印画紙Pに対し、バックプリント部13で色補正情報やコマ番号などのプリント処理情報を印画紙Pの裏面に印字するとともに、プリント露光部14で印画紙Pの表面に撮影画像の露光を行い、この露光後の印画紙Pを複数の現像処理槽を有した処理槽ユニット15に送り込んで現像処理する。乾燥の後に装置上部の横送りコンベア16からソータ17に送られた印画紙P、つまり写真プリントPは、このソータ17の複数のトレイにオーダ単位で仕分けられた状態で集積される(図1参照)。
上述した印画紙Pに対する各種処理に合わせた搬送速度で印画紙Pを搬送するために印画紙搬送機構18が敷設されている。印画紙搬送機構18は、印画紙搬送方向に関してプリント露光部14の前後に配置されたチャッカー式印画紙搬送ユニット18aを含む複数の挟持搬送ローラ対から構成されている。
プリント露光部14には、副走査方向に搬送される印画紙Pに対して、主走査方向に沿って操作ステーション1Aからのプリントデータに基づいてR(赤)、G(緑)、B(青)の3原色のレーザ光線の照射を行うライン露光ヘッドが設けられている。処理槽ユニット15は、発色現像処理液を貯留する発色現像槽15aと、漂白定着処理液を貯留する漂白定着槽15bと、安定処理液を貯留する安定槽15cを備えている。
前記操作ステーション1Aのデスク状コンソールの上部位置には、写真フィルム2aの撮影画像コマから撮影画像データ(以下単に画像データと略称する)を2000dpiを超える解像度でもって取得することができるフィルムスキャナ20が配置されており、デジタルカメラ等に装着される撮影画像記録媒体2bとして用いられている各種半導体メモリやCD−Rなどから画像データを取得するメディアリーダ21は、この写真プリント装置のコントローラ3として機能する汎用パソコンに組み込まれている。この汎用パソコンには、さらに各種情報を表示するモニタ23、各種設定や調整を行う際に用いる操作入力部として利用される操作入力デバイスとしてのキーボード24やマウス25も接続されている。
この写真プリント装置のコントローラ3は、CPUを中核部材として、写真プリント装置の種々の動作を行うための機能部をハードウエア又はソフトウエアあるいはその両方で構築しているが、図3に示されているように、本発明に特に関係する機能部としては、フィルムスキャナ20やメディアリーダ21によって読み取られた画像データを取り込んで次の処理のために必要な前処理を行う画像入力部31と、各種ウインドウや各種操作ボタンなどを含むグラフィック操作画面の作成やそのようなグラフィック操作画面を通じてのユーザ操作入力(キーボード24やマウス25などによる)から制御コマンドを生成するグラフィックユーザインターフェース(以下GUIと略称する)を構築するGUI部33と、GUI部33から送られてきた制御コマンドや直接キーボード24等から入力された操作命令に基づいて所望のプリントデータを生成するために画像入力部31からメモリ30に転送された画像データに対する画像処理等を行うプリント管理部32と、色補正等のプレジャッジプリント作業時にプリントソース画像や予想仕上がりプリント画像としてのシミュレート画像さらにはGUI部33から送られてきたグラフィックデータをモニタ23に表示させるためのビデオ信号を生成するビデオ制御部35と、画像処理が完了した処理済み画像データに基づいてプリントステーション1Bに装備されているプリント露光部14に適したプリントデータを生成するプリントデータ生成部36と、顧客の要望に応じて生の画像データや画像処理が完了した処理済み画像データなどをCD−Rに書き込むための形式にフォーマットするフォーマッタ部37などが挙げられる。
画像入力部31は、撮影画像記録媒体がフィルム2aの場合プレスキャンモードと本スキャンモードとのスキャンデータを別々にメモリ30に送り込み、それぞれの目的に合わせた前処理を行う。また、撮影画像記録媒体がメモリカード2bの場合取り込んだ画像データにサムネイル画像データ(低解像度データ)が含まれている場合はモニタ23での一覧表示などの目的で使用するため撮影画像の本データ(高解像度データ)とは別にメモリ30に送り込むが、もしサムネイル画像データが含まれていない場合は本データから縮小画像を作り出してサムネイル画像データとしてメモリ30に送り込む。
プリント管理部32は、プリントサイズやプリント枚数などを管理するプリント注文処理ユニット60、メモリ30に展開された画像データに対して各種画像処理を施す画像処理ユニット70を備えている。
前述した画像処理ユニット70には本発明による技術を採用した不要領域修正処理手段80及び濃度補正や解像度変換などのフォトレタッチ機能を実現する手段が含まれている。この不要領域修正処理手段80は、実質的にはプログラムとして画像処理ユニット70に実装されているが、図4に示すように、メモリ30に展開されるとともにモニタ23に表示されている入力撮影画像を見ながらの風景画像における電柱や電線あるいは人物画像におけるほくろやしわなどを不要領域としてキーボード24やマウス25を用いて選択された領域の位置情報から不要領域と参照領域(正常領域)とを区画規定した処理用マップを作成する不要領域選択部81と、前記選択された不要領域から順次注目画素を設定する注目画素設定部82と、設定された注目画素を中心として放射状に延びる複数の方向線を設定する演算方向線設定部83と、設定された各方向線に沿って注目画素を挟んで両側に位置する前記参照画素を探索する参照画素探索部84と、探索された参照画素の画素値を用いて注目画素のための仮修正値を演算する仮修正値演算部85と、各方向線に沿って設定された参照画素の画素値を用いて各方向線のための重み係数を演算する重み係数演算部86と、方向線毎に求められた仮修正値と重み係数とを用いて注目画素の仮修正値の重み付き平均値を前記注目画素の最終修正値として演算する最終修正値演算部87と、全ての不要画素のために求められた最終修正値を用いて不要領域を修正する不要領域修正部88とを備えている。さらに、この実施形態では、修正されるべき不要領域の大きさ(画素数)に応じて参照画素を探索する際の探索画素間隔を調整する探索間隔調節部89aと、修正されるべき不要領域の大きさ(画素数)に応じて注目画素に設定される各方向線の角度間隔(つまり設定される方向線の数)を調整する探索角度調節部89bも備えられている。
このように構成された不要領域修正処理手段80による不要領域修正のための画像処理手順を以下に説明する。この画像処理の流れは、図5に示されているが、まず、フィルムスキャナ20やメディアリーダ21を通じて撮影画像、詳しくは撮影画像のデジタル画像データが取り込まれメモリ30に展開される。一般にフィルム1本分やメモリカード1枚分の撮像コマが画像チェックのために、プレジャッジ画面と呼ばれている操作入力画面40の撮影画像表示枠41に順次表示される。図6では、6コマ表示画面が選択されている。各撮影画像表示枠41の下側には色濃度補正設定エリア42とプリント枚数設定エリア43が配置されている。色濃度補正設定エリア42には「イエロー」、「マゼンタ」、「シアン」、「濃度」の設定枠が設けられており、補正量の「N」はニュートラルを表し補正なしを意味している。プリント枚数設定エリア43にはプリント枚数入力枠が設けられており、「パス」はプリントを行わないことを意味している。プレジャッジ画面40の下方にはプリント条件表示欄44が配置されており、この写真プリント出力に適用されたプリントチャンネル名称の表示や、このプリントチャンネルに含まれているプリントサイズやインデックスプリントの要否やメディア出力の要否などが示されている。プリントサイズは仕上がり写真プリントPの大きさを示すものであり、この実施形態では印画紙幅と送り長さでプリントサイズが決定される。このプレジャッジ画面40において各撮影コマ画像に対する各種補正設定やプリント枚数設定が完了すると、対応する撮影画像データはプリントデータ生成部36に送られ、プリントデータに変換される。
モニタ23に表示されている多数コマ中から不要領域修正が必要なコマを選択してダブルクリックすることで、図7に示すような補正メイン画面50が表示される。補正メイン画面50の中央には拡大画像表示エリア51が配置されており、右端には、撮影コマ画像の内で拡大画像表示エリア51で表示されている部分を枠線で示す表示確認エリア52及び不要領域修正ボタン53などの各種補正ボタンが配置されている。表示確認エリア52の枠線をマウス25を用いて移動させることにより拡大画像表示エリア51に表示される部分を変更することができ、表示サイズエリア52aの拡大率を変更することにより拡大画像表示エリア51に表示される画像を拡大・縮小することができる。この補正メイン画面50においてマウス25を用いながら不要領域を選択する。その際、複数の領域に分けて選択することも可能である。なお、この領域選択は、オペレータが全ての濃度不調領域の輪郭線をマウス等でドラッグする完全手動方式や、オペレータが濃度不調領域内の1点を指示するだけであとは所定のアルゴリズムで濃度不調領域を選択する半自動方式や、全てを自動的に行う完全自動方式のいずれで行われても良い(#01)。
モニタ画面上での不要領域の選択が終わると、選択された不要領域が複数あれば全て統合され単一の不要領域とされる。画面上のこの不要領域はそれ以外の参照領域とから、図8に示すような処理用マップが作成される(#02)。さらに、探索間隔調整部89aにおいて、不要領域に含まれる画素数に応じて、参照画素Pを探索する際の方向線Lに沿った探索間隔を決定し(#03)、探索角度調整部89bにおいて、不要領域に含まれる画素数に応じて、参照画素を探索する際の隣接する方向線L間の角度間隔を決定する(#04)。つまり、処理対象の不要領域に含まれる画素数に応じて、その画素数が多いほど探索間隔を大きくし、その画素数が少ないほど探索間隔を小さくするように決定すると好適である。例えば、画素数が少ないものは探索間隔を「0」とし、方向線Lに沿った全ての画素を対象として参照画素Pの検索を行い、画素数が中間のものは探索間隔を「1」とし、方向線Lに沿って1画素置きに参照画素Pの検索を行い、画素数が多いものは探索間隔を「2」とし、方向線Lに沿って2画素置きに参照画素Pの検索を行うことができる。また、処理対象の不要領域の画素数と探索間隔とを一定の関係式により表し、修正処理の度に探索間隔を演算して決定することも可能である。また、参照画素を探索する際の隣接する方向線L間の角度間隔も、処理対象の不要領域に含まれる画素数に応じて、その画素数が多いほど角度間隔を小さくし、その画素数が少ないほど角度間隔を大きくするように決定すると好適である。例えば、上述した探索間隔の場合と同様に、画素数が多いものは隣接する方向線L間の角度間隔を「10°」とし、画素数が中間のものは隣接する方向線L間の角度間隔を「20°」とし、画素数が少ないものは隣接する方向線L間の角度間隔を「30°」とすることができる。また、このようなテーブルを用いず、処理対象の不要領域の画素数と方向線L間の角度間隔とを一定の関係式により表し、修正処理の度に角度間隔を演算して決定することも可能である。
次に、注目画素設定部82において、不要領域選択部81において不要画素とみなされた画素の中から1つの注目画素O(図9において中央の間隔幅の大きな斜線で示された画素)を設定する(#05)。この注目画素Oとしては、処理用マップに不要画素として登録されている画素であって、未だ注目画素Oとして選択されていない画素の中から設定する。その際、未だ注目画素Oとして選択されていない不要画素の中から任意の画素を設定することが可能であるが、最終的には、不要領域に含まれる全ての不要画素が注目画素Oとして設定されるようにする。
次に、演算方向線設定部83が注目画素Oを通る複数方向の方向線Lが設定する(#06)。その後、参照画素探索部84において、設定された方向線Lに沿って注目画素Oを挟んだ両側にそれぞれ参照画素Pを探索する(#07)。図9に、注目画素Oを通る複数方向の方向線Lに沿って参照画素Pを探索する際の一例を示す。この図では、#03の処理において決定された探索間隔は「2」であり、#04の処理において決定された方向線L間の角度間隔は「15°」である場合を示している。ここで、方向線Lは、対象画素を中心とする放射状の複数方向のうち、注目画素Oを挟んで直線上に存在する反対向きの2方向が1のラインである。
方向線Lに沿って参照画素Pを探索する際において、隣接する方向線L間の角度間隔が90°又は45°以外の場合には、方向線Lがすべての画素の中央を通るとは限らないことから、その場合には、方向線Lが通過する位置に対して中心位置が最も近い画素を方向線L上の画素とみなす。そして、参照画素Pの検索に際しては、そのようにみなされた画素を含む方向線L上の画素を対象として上記所定の探索間隔で検索を行う。図9においては、探索間隔は「2」であるので、注目画素Oから方向線Lに沿って外側に向かってそれぞれ1画素置きに不要画素か参照画素かを判断し、その中で注目画素Oから最も近い位置にある参照画素が、その方向線Lに沿って注目画素Oを挟んだ両側にそれぞれ位置する参照画素Pとして探索される。なお、本実施形態においては、方向線Lに沿って注目画素Oを挟んだ両側にそれぞれ1個ずつの参照画素Pを探索し、それらの参照画素Pの値を用いて後の注目画素Oの補間値としての仮修正値Hや重み係数Wの演算を行う構成としているが、注目画素Oを挟んだ両側にそれぞれ2個以上ずつの参照画素Pを探索し、これら2個以上の参照画素Pの平均値等を用いて後の注目画素Oの仮修正値Hや重み係数Wの演算を行う構成とすることも可能である。また、参照画素Pの検索は上記のような方向線L上に限定されるものではなく、方向線Lの近傍に位置する参照画素Pをも含めて検索する構成とすることも可能である。
そして、上記1つの方向線Lに沿って参照画素Pを探索した結果、注目画素Oを挟んだ両側共に所定距離内に参照画素Pが存在しているか否かについて判断する(#08)。これは、注目画素Oから遠く離れた位置にある参照画素Pの値は、注目画素Oの修正に用いるのに適しないことから、予め設定された所定距離内に参照画素が存在しない場合には、その方向の方向線Lについての参照画素Pの値を注目画素Oの仮修正値Hや重み係数Wの演算に用いないようにするためである。したがって、注目画素Oを挟んだ両側のうちのいずれか一方でも所定距離内に参照画素が存在しなかった場合には(#08:NO)、処理は#06へ戻り、次の1つの方向線Lに沿って参照画素Pを探索する処理が行われる。ここで、前記所定距離としては、例えば、「25」画素等のように単純に距離(画素数)により表される一定値としてもよいし、「25×(探索間隔)」画素のように処理対象の画像データに含まれる画素数に応じて変化する値としてもよい。
一方、注目画素Oを挟んだ両側共に所定距離内に参照画素Pが存在している場合には(#08:YES)、次に、仮修正値演算部85において、#08で見つけ出された参照画素Pの画素値を用いて、当該参照画素Pを探索した方向線Lについての注目画素Oの仮修正値Hを演算する(#09)。この注目画素Oの仮修正値Hの演算方法としては、例えば、線形補間を適用することができる。具体的には、図9に示す1つの方向線L1に沿って注目画素Oを挟んだ両側に位置する参照画素をそれぞれP1、P2とし、これらの参照画素P1、P2の画素値を用いて注目画素Oの仮修正値H1を演算する際には、R、G、Bの各成分のそれぞれについて、図10に示すように、参照画素P1の画素値と参照画素P2の画素値とを直線で結び、注目画素Oから参照画素P1又はP2までの距離の比に応じた前記直線上の値を線形補間により演算し、注目画素Oの仮修正値H1r、H1g、H1bとする。ここで、図10のグラフの縦軸は各画素の画素値であり、横軸は方向線L1に沿って位置する各画素の位置関係を表す。本実施形態に係る注目画素Oの仮修正値Hの演算式を、R、G、Bの各成分のうちのRを例として具体的に示すと、以下の式(1)のようになる。
ここで、Rdat1は注目画素Oを挟んで位置する一方の参照画素P1のR成分の画素値を対数変換した値、Rdat2は他方の参照画素P2のR成分の画素値を対数変換した値、rad1は注目画素Oから参照画素P1までの距離の絶対値、rad2は注目画素Oから参照画素P2までの距離の絶対値、(m,n)は注目画素Oの座標、aglは注目画素Oを通る複数の方向線Lの角度であって#05の処理において決定された方向線L間の角度間隔毎の値をとる。そして、Hragl,m,nは方向線Lについての注目画素OのR成分の仮修正値である。参照画素P1及びP2のR成分の画素値を対数変換する際の対数の底は、ここでは「e」として自然対数をとするが、常用対数を用いてもよい。なお、ここでは参照画素P1及びP2の画素値を対数変換した値を用いているが、これらの画素値をそのまま用いて以降の演算を行うことも可能である。
G成分及びB成分についても、同様の方法により、仮修正値H1g及びH1bをそれぞれ演算することができる。なお、注目画素Oの仮修正値Hの演算方法は、線形補間に限定されるものではなく、その他の補間方法を用いることも可能である。
次に、重み係数演算部86において、#07で探索された参照画素Pの画素値を用いて、当該参照画素Pを探索した方向線Lについての重み係数Wを演算する(#10)。1つの方向線L1についての重み係数W1は、#09の処理において1つの方向線L1について演算された注目画素Oの仮修正値H1を、後述するように他の方向の方向線Lについて演算された注目画素Oの仮修正値Hとの関係で、どの程度の割合(重み)で最終修正値(重み付き平均値A)に対して用いるか、すなわち各方向線Lについての注目画素Oの仮修正値Hがどの程度適正な値であるかという信頼性を定める係数である。
一般的に、ある1の方向線Lに沿って注目画素Oを挟んだ両側に位置する参照画素P1の画素値と参照画素P2の画素値との値が離れている場合には、参照画素P1と参照画素P2との間に画像の境界、すなわち画像中の色彩の変わり目が存在する可能性が高く、逆に、参照画素P1の画素値と参照画素P2の画素値との値が近い場合には参照画素P1と参照画素P2との間に画像の境界が存在しない可能性が高い。このような場合において、画像の境界を跨ぐ方向に補間した不要画素の仮修正値Hよりも、画像の境界に沿う方向に補間した不要画素の仮修正値Hの方が適正な値である可能性が高いと考えられる。これは、画素値の変化が大きい方向に沿って参照画素の間に存在する注目画素O(不要画素)の画素値を線形補間等によって適正に推定することが困難であるのに対して、画素値の変化が少ない方向に沿った補間では注目画素Oの適正な仮修正値を容易に推定することが可能であることによる。
そこで、本実施形態においては、参照画素P1の画素値と参照画素P2の画素値のいずれか大きい方の値を分母とし、小さい方の値を分子とする比をR、G、Bの各成分のそれぞれについて演算し、重み係数Wr、Wg、Wbとする。これにより、重み係数Wは、参照画素P1の画素値と参照画素P2の画素値とが近いほど重みが重くなるような係数としてそれぞれ演算される。本実施形態に係る重み係数Wの演算式を、R、G、Bの各成分のうちのRを例として具体的に示すと、以下の式(2)のようになる。
ここで、max(Rdat1,Rdat2)は上記Rdat1又はRdat2のいずれか大きい方の値、min(Rdat1,Rdat2)は上記Rdat1又はRdat2のいずれか小さい方の値、Wragl,m,nは方向線Lについての重み係数である。なお、Rdat1及びRdat2の両方の値が「0」である場合には、計算が不可能になることを避けるため、Wragl,m,nは「1」とする処理を行う。G成分及びB成分についても、同様の方法により、重み係数Wg及びWbをそれぞれ演算することができる。
また、方向線Lについての重み係数Wの演算方法は、上記の方法に限定されるものではなく、参照画素P1の画素値と参照画素P2の画素値との差分の絶対値の所定値αに対する補数を所定値αで除した値をR、G、Bの各成分のそれぞれについて演算し、重み係数Wr、Wg、Wbとすることも可能である。このような重み係数Wの演算式を、R、G、Bの各成分のうちのRを例として具体的に示すと、以下の式(3)のようになる。
ここで、所定値αは、参照画素P1の画素値と参照画素P2の画素値との差分の絶対値がとり得る最大値に設定すると好適である。これにより、参照画素P1の画素値と参照画素P2の画素値が近いほど重み係数Wが重くなるようにできる。なお、所定値αの値はこれに限定されるものではなく、参照画素P1の画素値と参照画素P2の画素値との差分の絶対値がとり得る最大値以下の値に設定することも可能である。ただし、その場合には、前記補数が負の値になる場合が生じ得るので、前記補数が「0」以下となる場合には、重み係数Wを「0」とする等の条件が必要となる。また、ここでは、重み係数Wが「0」以上「1」以下の値となるようにするため、前記補数を所定値αにより除算することとしているが、前記補数を所定値αにより除算することなく、重み係数Wとすることも可能であ
る。
次に、#04の処理において決定された方向線L間の角度間隔に従って設定された、注目画素Oを通る複数方向の方向線Lの全てについて、#07〜#10の処理を終了したか否かについて判断する(#11)。そして、上記複数方向の方向線Lの全てについての#06〜#09の処理が終了していない場合(#11:NO)には、処理は#06へ戻り、既に処理が終了している方向線L以外の方向線Lを選択し、#07〜#10の処理を再度行う。
一方、上記複数方向の方向線Lの全てについての#07〜#10の処理が終了した場合(#11:YES)には、最終修正値演算部87において、#05の処理において選択した1の注目画素Oについての重み付き平均値Aを演算する(#12)。すなわち#05〜#10の処理において演算された各方向線Lについての注目画素Oの仮修正値Hと重み係数Wとを用いて、選択した1の注目画素Oの仮修正値Hの重み付き平均値A(最終修正値)を演算する。具体的には、R、G、Bの各成分のそれぞれについて、各方向線Lについての仮修正値Hに当該方向線Lについての重み係数Wのn乗を乗算した乗算値を、当該注目画素Oを通る複数の方向線Lの全てについて総和し、この総和を前記乗算値の演算に用いた全ての重み係数Wのn乗の総和で除算することにより行う。この重み付き平均値Aの演算式を、R、G、Bの各成分のうちのRを例として具体的に示すと、以下の式(4)のようになる。
本実施形態においては、注目画素Oを通る方向線Lは、15°間隔で12本設定されており、そのそれぞれについてR、G、Bの各成分毎に、仮修正値Hr、Hg、Hbと重み係数Wr、Wg、Wbが演算されているので、重み付き平均値Aは、これら12個の仮修正値Hと重み係数Wのn乗の乗算値の和を、12個の重み係数Wのn乗の和で除算することにより演算される。
ここで、重み係数Wは「0」以上「1」以下の値となるので、重み係数Wをn乗することにより、重み係数Wの値を強調することができる。これにより、注目画素Oの周囲の画像の境界の存在する方向に沿って演算された注目画素Oの仮修正値Hが上記重み付き平均値Aに与える影響を大きくすることができ、画像の境界の方向を反映した適切な不要画素の修正を行うことが可能となる。ここで、nの値は、修正すべき画像の状態によって適切な値が異なることから、各種の画像の統計等から実験的に求めた値とするのが好適であるが、一般的には、このnの値が小さすぎれば、修正後の画像は、像の境界がぼやけた状態となり、このnの値が大きすぎれば、修正後の画像は、像の境界がはっきりしすぎた状態となる。具体的には、通常の写真であれば、nの値は10〜30程度が適している場合が多く、更には、肌色と黒色との境界が適切に修正されるようなnの値としては20程度が適している場合が多い。
次に、不要領域修正部88において、#12の処理により演算された注目画素Oの重み付き平均値Aを用いて注目画素Oの修正を行う(#13)。具体的には、R、G、Bの各成分のそれぞれについて演算された注目画素Oの重み付き平均値Ar、Ag、Abを、逆
対数変換し、その値を当該注目画素Oの最終修正値Fr、Fg、Fbとし、これらを注目画素OのR、G、Bの各成分の画素値に置き換えることにより行う。この最終修正値Fの演算式を、R、G、Bの各成分のうちのRを例として具体的に示すと、以下の式(5)のようになる。
このように最終修正値Fの演算に際して、注目画素Oの重み付き平均値Aを逆対数変換するのは、上記#08の処理において、注目画素Oの仮修正値Hを演算する際に、参照画素P1及びP2のR成分の画素値を対数変換していることによるものである。したがって、ここでは自然対数の底「e」により逆対数変換を行う。なお、上記の式(1)において、参照画素P1及びP2の画素値を対数変換せずにそのまま用いた場合には、この逆対数変換の処理は行わないので、注目画素Oの重み付き平均値Ar、Ag、Abがそのまま最終修正値となる。
次に、#02の処理において処理用マップに不要画素として登録された全ての不要画素について、注目画素Oとして選択して#05〜#13の処理を既に終了したか否かについて判断する(#14)。ここで、全ての不要画素を注目画素Oとして選択済みでない場合には(#14:NO)、処理は#05へ戻り、既に処理が終了している注目画素O以外の注目画素Oを選択し、#05〜#13の処理を繰り返し行う。そして、全ての不要画素を注目画素Oとして選択し、#05〜#13の処理を既に終了した場合には(#14:YES)、不要領域の修正処理を終了する。
本発明による不要領域修正画像処理技術を採用した画像処理ユニットを搭載した写真プリント装置の外観図 写真プリント装置のプリントステーションの構成を模式的に示す模式図 写真プリント装置のコントローラ内に構築される機能要素を説明する機能ブロック図 不要領域修正処理手段の機能構成を示す機能ブロック図 不要領域を修正する画像処理の手順を示すフローチャート プレジャッジ画面の画面図 補正メイン画面の画面図 処理用マップの説明図 不要画素の修正処理における、1つの対象画素を通る複数方向の探索ラインに沿って参照画素を探索する処理の一例を示す説明図 不要画素の修正処理における、対象画素の仮修正値の演算方法の一例を示すグラフ
80 不要領域修正処理手段
81 不要領域選択部
82 注目画素選択部
83 演算方向線設定部
84 参照画素探索部
85 仮修正値演算部
86 重み係数演算部
87 最終修正値演算部(重み付き平均値演算部)
88 不要領域修正部
89a 探索間隔調節部
89b 検索角度調節部
O 対象画素
P 参照画素
L 方向線
H 対象画素の仮修正値
W 重み係数
A 重み付き平均値(最終修正値)
F 最終修正値

Claims (3)

  1. 画像の不要領域を構成する不要画素を前記不要領域外に隣接する参照画素によって置き換えることで前記不要領域を修正するための画像処理方法において、
    入力された画像から前記不要領域を選択するステップと、
    前記選択された不要領域から順次注目画素を設定するステップと、
    前記注目画素を中心として放射状に延びる複数の方向線を設定するステップと、
    前記各方向線に沿って前記注目画素を挟んで両側に位置する前記参照画素を探索するステップと、
    前記探索された参照画素の画素値を用いて前記注目画素のための仮修正値を演算するステップと、
    前記方向線毎に沿って設定された参照画素の画素値を用いて各方向線のための重み係数を演算するステップと、
    前記探索ライン毎に求められた前記仮修正値と前記重み係数とを用いて前記注目画素の仮修正値の重み付き平均値を前記注目画素の最終修正値として演算するステップと、
    前記最終修正値を用いて前記不要領域を修正するステップと、
    からなり、
    修正されるべき前記不要領域の大きさに応じて前記参照画素を探索するステップにおける探索間隔が調整されることを特徴とする画像処理方法。
  2. 前記重み係数は、各方向線に沿って前記注目画素を挟んで一方側で検索された参照画素の画素値を用いた値と他方側で検索された参照画素の画素値を用いた値とのいずれか大きい側の値を分母に、小さい側の値を分子に用いた比率であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  3. 前記仮修正値は、前記方向線に沿って前記注目画素を挟んだ一方側に検索された参照画素の画素値を用いた値と他方側に検索された参照画素の画素値を用いた値との間の線形補間により求められることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理方法。
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