JP4430582B2 - 光制御型フェーズドアレイアンテナ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、信号光とローカル光間の位相変動などの外乱を抑圧するために、空間で信号光とローカル光を分離する光制御型フェーズドアレイアンテナ装置に関するものである。
従来、この種の光制御型フェーズドアレイアンテナとして、マイクロ波信号の周波数だけ周波数が異なる第1と第2のビーム光を空間に放射し、第1のビーム光を、信号光として、空間光変調器によりアレイアンテナからの放射ビームのパターンに対応した強度分布の信号光ビームに変換し、フーリエ変換レンズにより空間的にフーリエ変換するとともに、第2のビーム光を、ローカル光ビームとし、前記の信号光ビームと空間的に重ね合わせ、重ね合わされた合成ビーム光を光ファイバアレイにより空間的にサンプリングし、そのサンプリング光を複数の光電変換器によるヘテロダイン検波により、複数のマイクロ波信号に変換した後、アレイアンテナを用いて空間に放射するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−347826号公報(図1参照)
ここで、大越、菊池著「コヒーレント光通信光学」、1989年6月20日、オーム社発行の89頁から94頁に、2つの光の遅延時間差が大きくなると、それらをヘテロダイン検波したときのマイクロ波信号(IF信号)のスペクトル幅が大きくなる旨記載されている。これは、2つの光路間の光路長差が大きくなったり、変動したりすると、ヘテロダイン検波されたマイクロ波信号の強度が変動したり、位相雑音が大きくなることに相当する。
特許文献1の図1は、信号光ビームとローカル光ビームを異なる光ファイバを用いて伝送し、空間に出射する構成をとっているため、信号光ビーム用の光ファイバとローカル光ビーム用の光ファイバの長さを厳密に制御する必要がある。また、通常の光ファイバは温度により屈折率が変動(例えば、石英ガラスの屈折率の温度依存性は、6.7X10^(−6)/℃)するため、2つの光路間の光路長差は独立に変動する。さらに、光ファイバ増幅器を使用した場合も、2つの光路長つまり光ファイバの長さを一致させることがさらに困難となるという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、温度変化などの外因によらず、スペクトル純度の高いマイクロ波信号を生成することができる光制御型フェーズドアレイアンテナ装置を得るものである。
この発明に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置は、マイクロ波周波数で離調した2つのレーザ光ビームである信号光ビーム及びローカル光ビームを同一方向の直線偏光で空間に放射する光出力装置と、前記信号光ビーム及びローカル光ビームを透過する偏光ビームスプリッタと、前記偏光ビームスプリッタを透過した信号光ビーム及びローカル光ビームの偏光を円偏光のビームに変換する第1の4分の1波長板と、前記第1の4分の1波長板を透過した前記信号光ビーム及びローカル光ビームのうち、前記信号光ビームを反射し、前記ローカル光ビームを透過する光バンドパスフィルタと、前記光バンドパスフィルタを透過した前記ローカル光ビームの偏光方向を直線偏光のビームに変換する第2の4分の1波長板と、前記光バンドパスフィルタに反射し、前記第1の4分の1波長板で再び直線偏光に変換され、前記偏光ビームスプリッタで前記光出力装置と異なる方向に反射した信号光ビームの空間振幅位相分布を所定の振幅位相分布に変換し、前記第2の4分の1波長板からのローカル光ビームと空間的に合成したビーム光を出力する空間光振幅位相分布変換装置と、前記空間光振幅位相分布変換装置から出力されたビーム光を空間的にサンプリングする光ファイバアレイと、前記光ファイバアレイの出力をヘテロダイン検波することによりマイクロ波信号に変換する光電変換器と、前記光電変換器により変換されたマイクロ波信号を空間に放射するアレイアンテナとを設けたものである。
この発明に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置は、温度変化などの外因によらず、スペクトル純度の高いマイクロ波信号を生成することができるという効果を奏する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置について図1から図3までを参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置の構成を示す図である。また、図2は、この発明の実施の形態1に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置の光バンドパスフィルタの透過、反射特性を示す図である。さらに、図3は、この発明の実施の形態1に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置の空間光振幅位相分布変換装置の構成を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1において、この実施の形態1に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置は、マイクロ波入力端子11から入力したマイクロ波周波数(周波数|f−f|)で離調した同一偏波方向の周波数fの信号光と、周波数fのローカル光を出力する光マイクロ波光源10と、偏波保存光ファイバ12と、所定のビーム幅に変換してそれぞれ同一方向の直線偏光となる信号光ビーム50とローカル光ビーム51を空間に放射するレンズ13と、信号光ビーム50とローカル光ビーム51を透過する偏光ビームスプリッタ(PBS)1と、PBS1を透過した2つのビーム光の偏光を円偏光のビームに変換する4分の1波長板2と、4分の1波長板2を透過した2つのビーム光のうち、信号光ビーム50は反射し、ローカル光ビーム51を透過する光バンドパスフィルタ(光BPF)3と、光BPF3を透過したローカル光ビーム51の偏光方向を直線偏光のビーム光に変換する4分の1波長板4と、光BPF3に反射し、4分の1波長板2で再び直線偏光に変換され、PBS1でレンズ13と異なる方向に反射し、反射鏡14でさらに反射した信号光ビーム50の空間振幅位相分布を、アレイアンテナ32への励振振幅位相分布に変換し、もう1つの反射鏡14で反射したローカル光ビーム51と空間的に合成したビーム光を出力する空間光振幅位相分布変換装置20と、空間光振幅位相分布変換装置20から出力されたビーム光を空間的にサンプリングする光ファイバアレイ30と、光ファイバアレイ30の出力をヘテロダイン検波することによりマイクロ波信号に変換する光電変換器31と、光電変換器31により発生したマイクロ波信号をマイクロ波ビーム33として空間に放射するアレイアンテナ32とが設けられている。
なお、この発明に係る光出力装置は、例えば、この実施の形態1では、光マイクロ波光源10と、偏波保存光ファイバ12と、レンズ13とから構成される。
つぎに、この実施の形態1に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置の動作について図面を参照しながら説明する。
光マイクロ波光源10は、マイクロ波入力端子11から入力したマイクロ波周波数(周波数|f−f|)で離調した同一偏波方向の周波数fの信号光と、周波数fのローカル光を出力する。この光マイクロ波光源10は、例えば、レーザ光源と光変調器により実現できる。光マイクロ波光源10から出射した信号光とローカル光は、偏波保存光ファイバ12により偏光方向を維持しながら伝送され、レンズ13により所定のビーム幅に変換されて空間に放射され、それぞれ同一方向の直線偏光となる信号光ビーム50とローカル光ビーム51となる。
信号光ビーム50とローカル光ビーム51は、偏光ビームスプリッタ(PBS)1に入射する。このとき、信号光ビーム50とローカル光ビーム51の偏光方向を、PBS1を透過する方向に設定し、信号光ビーム50とローカル光ビーム51を透過させる。このときの信号光ビーム50とローカル光ビーム51の偏向状態を101に示す。
PBS1を透過した各ビーム50、51は、それらの偏光方向に対し、結晶軸が45度傾いた1/4波長板2に入射し、それぞれ円偏光の光ビーム50、51となり出射する。このときの信号光ビーム50とローカル光ビーム51の偏向状態を102に示す。1/4波長板2を出射した光ビーム50、51を、図2に示すような、周波数fは反射、周波数fは透過する光バンドパスフィルタ(光BPF)3に入力する。周波数fの信号光ビームは、光BPF3により反射され、光BPF3に入射した時と反対側の回転方向をした円偏光の信号光ビーム50となる。このときの信号光ビーム50とローカル光ビーム51の偏向状態を105に示す。この信号光ビーム50は、再び1/4波長板2に入射し、レンズ13を出力した時と90度傾いた方向の直線偏光に変換される。このときの信号光ビーム50とローカル光ビーム51の偏向状態を106に示す。この信号光ビーム50は、再びPBS1に入射し、90度傾いた方向に反射し、PBS1から出射する。
一方、周波数fのローカル光ビーム51は、光BPF3を透過し、(このときの信号光ビーム50とローカル光ビーム51の偏向状態を103に示す。)もう1つの1/4波長板4により、レンズ13を出力した時から90度回転した直線偏光に変換され、前述のPBS1を反射した信号光ビーム50と同一方向の直線偏光をしたビーム光に変換される。このときの信号光ビーム50とローカル光ビーム51の偏向状態を104に示す。
光BPF3により、空間的に周波数で分離された信号光ビーム50と、ローカル光ビーム51は、それぞれ別の反射鏡14で反射され、空間光振幅位相分布変換装置20に入力された信号光ビーム50は、所定の振幅/位相分布のビーム光に変換され、再び、ローカル光ビーム51と空間的に合成されて出力される。この空間光振幅位相分布変換装置20は、例えば、レンズのフーリエ変換を利用することにより実現できる。
ここで、レンズのフーリエ変換を利用した空間光振幅位相分布変換装置20について、図3を用いて説明する。
図3において、信号光ビーム50を光の空間強度分布を制御する空間光変調器21に入力する。この空間光変調器21は、制御信号入力端子22からの制御信号に従い、入射信号光ビーム50を、アレイアンテナ32から放射させるマイクロ波ビーム33の方向、形状に対応した強度分布の信号光ビーム50に変換し、再び空間に出射する。空間光変調器21を出射した信号光ビーム50は、フーリエ変換光学系24に入力し、空間的にフーリエ変換される。なお、空間光変調器21としては、例えば、液晶を用いたものなどが既に実用化されている。
フーリエ変換された信号光ビーム50と、ローカル光ビーム51は、ビーム合成器25により空間的に重ね合わされ、合成ビーム光となる。合成ビーム光は、上記のフーリエ変換光学系24の後側焦点面26を入射面とする光ファイバアレイ30の各光ファイバに入射し、空間的にサンプルリングされる。この光ファイバアレイ30は、所定の間隔を置いて、光ファイバの長手方向が平行になるように、並置された複数本の光ファイバから構成される。光ファイバアレイ30の入射端には、各光ファイバへの合成ビーム光の結合効率を高めるために、レンズアレイを備えても良い。
合成ビーム光は、光ファイバアレイ30を構成する各光ファイバに入射し、光ファイバを伝搬後、各光ファイバの出射端側に接続した各光電変換器31に入力され、ヘテロダイン検波によりマイクロ波信号に変換される。なお、マイクロ波信号の周波数は、光マイクロ波光源10の周波数に対応する。マイクロ波信号は、必要に応じて、マイクロ波増幅器などを介して、アレイアンテナ32の各アンテナ素子に給電し、マイクロ波ビーム33として空間に放射される。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置について図4を参照しながら説明する。図4は、この発明の実施の形態2に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置の構成を示す図である。
図4において、この実施の形態2に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置は、上記実施の形態1の光マイクロ波光源10の代わりに、波長可変型光マイクロ波光源40を設けたものである。さらに、部分反射鏡(光分波手段)15と、レンズ16と、光検出器41と、波長制御回路42とを設けたものである。
なお、この発明に係る、離調周波数を維持したまま信号光ビーム50及びローカル光ビーム51の波長を可変できる波長可変型光出力装置は、例えば、この実施の形態2では、波長可変型光マイクロ波光源40と、偏波保存光ファイバ12と、レンズ13とから構成される。また、この発明に係る光強度測定手段は、例えば、この実施の形態2では、レンズ16と、光検出器41とから構成される。
つぎに、この実施の形態2に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置の動作について図面を参照しながら説明する。上記の実施の形態1と同一の構成要素については、説明を省略する。
波長可変型光マイクロ波光源40は、マイクロ波入力端子11から入力したマイクロ波周波数(周波数|f−f|)で離調した同一偏波方向の周波数fの信号光、周波数fのローカル光を出力する。信号光の周波数fsとローカル光の周波数fは、周波数差を一定に保ちながら可変する。このような、波長可変型光マイクロ波光源40は、例えば、上記の実施の形態1で述べた光マイクロ波光源10で用いるレーザの温度を制御することなどで実現できる。
波長可変型光マイクロ波光源40を出射した信号光、ローカル光は、上記実施の形態1と同様に、偏光ビームスプリッタ1、1/4波長板2、光BPF3に入射する。ローカル光fは、光BPF3を透過し、1/4波長板4を透過後、部分反射鏡15で一部は反射して空間光振幅位相分布変換装置20に入射し、一部は透過してレンズ16により集光され、光検出器41に入射する。この光検出器41では、ローカル光52の強度を出力する。
光BPF3の透過帯域、ローカル光51の周波数は、各々の製造誤差、温度変化などによりずれることがある。この場合、ローカル光51の光BPF3の透過率が劣化することとなり、ダイナミックレンジが劣化したり、透過しなかった成分は反射し、信号光50と同一の光路をたどるために、ゴースト光となる。
光検出器41の出力は、波長制御回路42に入力する。この波長制御回路42は、光検出器41の出力が最大となるように、つまり、光BPF3の透過帯域とローカル光51の波長(周波数)が一致するように、波長可変型光マイクロ波光源40の波長を制御する。これにより、温度変化などにより光BPF3の特性が変化しても、ローカル光51の透過率の劣化を抑制できるため、ダイナミックレンジの劣化を抑制できる。なお、部分反射鏡15を偏光ビームスプリッタ(PBS)にし、1/4波長板4の回転角により、1/4波長板4を透過したローカル光51の偏光状態を調節することにより、偏光ビームスプリッタの透過光の一部を透過させてもよい。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置について図5を参照しながら説明する。図5は、この発明の実施の形態3に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置の構成を示す図である。
図5において、この実施の形態3に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置は、光BPF3として、例えば、エタロン(波長可変型光バンドパスフィルタ)を用いたものである。さらに、部分反射鏡(光分波手段)15と、レンズ16と、光検出器41と、帯域制御回路43と、温度制御装置44とを設けたものである。
なお、この発明に係る光強度測定手段は、例えば、この実施の形態3では、レンズ16と、光検出器41とから構成される。
上記の実施の形態1及び2と同一の構成要素については説明を省略する。光マイクロ波光源10を出射した信号光、ローカル光は、上記実施の形態1と同様に、偏光ビームスプリッタ1、1/4波長板2、光BPF3に入射する。ローカル光fは、光BPF3を透過し、1/4波長板4を透過後、部分反射鏡15で一部は反射して空間光振幅位相分布変換装置20に入射し、一部は透過してレンズ16により集光され、光検出器41に入射する。この光検出器41では、ローカル光52の強度を出力する。
光BPF3の透過帯域、ローカル光51の周波数は、各々の製造誤差、温度変化などによりずれることがある。この場合、ローカル光51の光BPF3の透過率が劣化することとなり、ダイナミックレンジが劣化したり、透過しなかった成分は反射し、信号光50と同一の光路をたどるために、ゴースト光となる。
光検出器41の出力は、光BPF3の帯域制御回路43に入力する。この帯域制御回路43は、光検出器41の出力が最大となるように、光BPF3の透過波長を制御する。波長の制御手段としては、光BPF3の温度を制御するなどの手段がある。例えば、光BPF3がエタロンにより構成されている場合、BPFの透過帯域は、エタロンを構成する共振器の光学長により決定されるため、この光学長は、(共振器の長さ)×(共振器を構成する媒質の屈折率)である。通常の光学材料は、温度により、長さ、屈折率が僅かに変化するため、温度制御装置44によって光BPF3の温度を制御することにより、透過波長を制御することが可能である。温度制御装置44としては、例えばペルチェ素子などがある。
以上により、光マイクロ波光源10の周波数(波長)が変化しても、光BPF3の透過率の劣化を抑制できるため、ダイナミックレンジの劣化を抑制することが可能となる。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置について図6を参照しながら説明する。図6は、この発明の実施の形態4に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置の構成を示す図である。また、図7は、この発明の実施の形態4に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置の光バンドパスフィルタ(BPF)の透過、反射特性を示す図である。
上記の実施の形態1と同一の構成要素については説明を省略する。波長帯の異なる複数の信号光とローカル光の組合せを同時に使用する。
なお、この発明に係る光出力装置は、例えば、この実施の形態4では、複数の光マイクロ波光源10〜光マイクロ波光源10と、光合成器17と、偏波保存光ファイバ12と、レンズ13とから構成される。
光マイクロ波光源10は、マイクロ波入力端子11から入力したマイクロ波周波数(周波数|fS1−fL1|)で離調した同一偏波方向の周波数fS1の信号光と、周波数fL1のローカル光を出力する。また、光マイクロ波光源10は、前記と同様にマイクロ波入力端子11から入力したマイクロ波周波数(周波数|fS2−fL2|)で離調した同一偏波方向の周波数fS2の信号光と、周波数fL2のローカル光を出力する。同様に、光マイクロ波光源10は、前記と同様にマイクロ波入力端子11から入力したマイクロ波周波数(周波数|fSn−fLn|)で離調した同一偏波方向の周波数fSnの信号光と、周波数fLnのローカル光を出力する。このように、複数であるn(≧2)個の光マイクロ波光源10から10により、n個の信号光、ローカル光が出力される。
各光マイクロ波光源から出力された、信号光、ローカル光を光合成器17により合成した後、レンズ13により所定のビーム幅に変換して空間に放射し、それぞれ同一方向の直線偏光のn組の信号光ビーム50とローカル光ビーム51となる。各信号光ビーム50とローカル光ビーム51は、上記実施の形態1と同様に、PBS1、1/4波長板2、光BPF3に入射する。
ここで、光BPF3の透過、反射特性を、図7に示すように、各ローカル光が透過、各信号光が反射するように設定する。
光BPF3の特性は、例えばファブリペローエタロンのような共振器型のフィルタを用いれば、共振器長の設定により、所望の周期周波数(波長)間隔fで透過波長を決めることができる。ここで、例えば、光マイクロ波光源10から出力したローカル光の周波数fL1を基準に、光マイクロ波光源10から出力したローカル光の周波数をfL2=fL1+k1×f、光マイクロ波光源10から出力したローカル光の周波数をfLn=fL1+kn×fとする。ただし、係数k1、・・・、knは、同一の値をとらない、0以外の任意の整数である。
ここで、各光マイクロ波光源10から10は、上記実施の形態2と同様に、それぞれ波長可変型光マイクロ波光源40から40であっても良い。これにより、各光源から放射したローカル光と、光BPF3の透過域を一致させることが容易になる。
また、上記実施の形態3と同様に、光BPF3を透過した光の一部を光検出器41に入力することにより、各ローカル光の出力が最大となるように、光BPF3の透過波長を制御しても良い。
以上により、n個のローカル光fL1、fL2、・・・、fLnは、光BPF3を透過し、1/4波長板4を透過後、空間光振幅位相分布変換装置20に入力される。一方、n個の信号光fS1、fS2、・・・、fSnは、光BPF3で反射し、再び、1/4波長板2を透過、PBS1を反射し、空間光振幅位相分布変換装置20に入力される。
空間光振幅位相分布変換装置20内で、前述のように信号光ビーム、ローカル光ビームを所望のアンテナ放射ビーム形状、方向に対応したアンテナ励振振幅、位相分布に変換し、光ファイバアレイ30で空間的にサンプリングし、光電変換器31でヘテロダイン検波することにより、各光電変換器31でn種類のマイクロ波(周波数|fS1−fL1|、|fS2−fL2|、・・・、|fSn−fLn|)が発生し、これをアレイアンテナ32に給電することにより、複数のn本のマイクロ波ビーム33が放射する。
実施の形態5.
この発明の実施の形態5に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置について図8を参照しながら説明する。図8は、この発明の実施の形態5に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置の構成を示す図である。
既に述べた実施の形態と同一の構成要素については説明を省略する。上記各実施の形態の1/4波長板2、1/4波長板4の代わりに、それぞれ45度回転ファラディー回転子8、45度回転ファラディー回転子9を用いる。
光マイクロ波光源10を出力しPBS1を透過した直線偏光の信号光ビーム50、ローカル光ビーム51は、ファラディー回転子8を透過後、偏光方向が45度回転し、光バンドパスフィルタ3に入射する。このときの信号光ビーム50とローカル光ビーム51の偏向状態を110に示す。光BPF3により反射した信号光ビーム光50は、(このときの信号光ビーム50とローカル光ビーム51の偏向状態を112に示す。)再び、ファラディー回転子8に入射し、さらに45度偏向し、あわせてPBS1の透過後の偏光方向に対し90度傾き、再びPBS1に入射する。このときの信号光ビーム50とローカル光ビーム51の偏向状態を106に示す。PBS1により90度方向に反射し出力する。
一方、光BPF3を透過したローカル光ビーム光51は、(このときの信号光ビーム50とローカル光ビーム51の偏向状態を111に示す。)45度回転ファラディー回転子9によりさらに45度偏向させ、あわせてPBS1出力時に対し90度回転する。このときの信号光ビーム50とローカル光ビーム51の偏向状態を104に示す。
以上のように、信号光ビーム50、ローカル光ビーム51を空間的に分離した後、空間光振幅位相分布変換装置20に各ビームを入力しても、上記実施の形態1乃至4と同様に効果が得られる。
実施の形態6.
この発明の実施の形態6に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置について図9を参照しながら説明する。図9は、この発明の実施の形態6に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置の空間光振幅位相分布変換装置の構成を示す図である。
上記の実施の形態1乃至5における空間光振幅位相分布変換装置20を、空間位相変調器26を利用して実現することもできる。
図9において、信号光ビーム50は光の空間位相分布を制御する空間位相変調器26に入力する。この空間位相変調器26は、制御信号入力端子27からの制御信号に従い、入射信号光ビーム50の位相分布を、アレイアンテナ32に入力するマイクロ波信号の位相分布と同じ分布に変換し、再び空間に出射する。空間位相変調器26としては、例えば、液晶を用いたものなどが既に実用化されている。
空間位相変調器26を出射した信号光ビーム50と、ローカル光ビーム51は、ビーム合成器25により空間的に重ね合わされ、合成ビーム光となる。合成ビーム光は、光ファイバアレイ30により空間的にサンプリングされる。
この発明の実施の形態1に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置の光バンドパスフィルタの透過、反射特性を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置の空間光振幅位相分布変換装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態4に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態4に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置の光バンドパスフィルタの透過、反射特性を示す図である。 この発明の実施の形態5に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態6に係る光制御型フェーズドアレイアンテナ装置の空間光振幅位相分布変換装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 偏光ビームスプリッタ(PBS)、2 1/4波長板、3 光バンドパスフィルタ(光BPF)、4 1/4波長板、8 45度回転ファラディー回転子、9 45度回転ファラディー回転子、10 光マイクロ波光源、11 マイクロ波入力端子、12 偏波保存光ファイバ、13 レンズ、14 反射鏡、15 部分反射鏡、16 レンズ、17 光合成器、20 空間光振幅位相分布変換装置、21 空間光変調器、22 制御信号入力端子、24 フーリエ変換光学系、25 ビーム合成器、26 空間位相変調器、27 制御信号入力端子、30 光ファイバアレイ、31 光電変換器、32 アレイアンテナ、40 波長可変型光マイクロ波光源、41 光検出器、42 波長制御回路、43 帯域制御回路、44 温度制御装置。

Claims (9)

  1. マイクロ波周波数で離調した2つのレーザ光ビームである信号光ビーム及びローカル光ビームを同一方向の直線偏光で空間に放射する光出力装置と、
    前記信号光ビーム及びローカル光ビームを透過する偏光ビームスプリッタと、
    前記偏光ビームスプリッタを透過した信号光ビーム及びローカル光ビームの偏光を円偏光のビームに変換する第1の4分の1波長板と、
    前記第1の4分の1波長板を透過した前記信号光ビーム及びローカル光ビームのうち、前記信号光ビームを反射し、前記ローカル光ビームを透過する光バンドパスフィルタと、
    前記光バンドパスフィルタを透過した前記ローカル光ビームの偏光方向を直線偏光のビームに変換する第2の4分の1波長板と、
    前記光バンドパスフィルタに反射し、前記第1の4分の1波長板で再び直線偏光に変換され、前記偏光ビームスプリッタで前記光出力装置と異なる方向に反射した信号光ビームの空間振幅位相分布を所定の振幅位相分布に変換し、前記第2の4分の1波長板からのローカル光ビームと空間的に合成したビーム光を出力する空間光振幅位相分布変換装置と、
    前記空間光振幅位相分布変換装置から出力されたビーム光を空間的にサンプリングする光ファイバアレイと、
    前記光ファイバアレイの出力をヘテロダイン検波することによりマイクロ波信号に変換する光電変換器と、
    前記光電変換器により変換されたマイクロ波信号を空間に放射するアレイアンテナと
    を備えたことを特徴とする光制御型フェーズドアレイアンテナ装置。
  2. 前記光出力装置の代りに、マイクロ波周波数で離調した2つのレーザ光ビームである信号光ビーム及びローカル光ビームを同一方向の直線偏光で空間に放射し、離調周波数を維持したまま前記信号光ビーム及びローカル光ビームの波長を可変できる波長可変型光出力装置を備え、
    前記第2の4分の1波長板を透過した前記ローカル光ビームの一部を分波する光分波手段と、
    前記光分波手段により分波された前記ローカル光ビームの強度を測定する光強度測定手段と、
    前記光強度測定手段により測定された前記ローカル光ビームの強度が最大となるように、前記波長可変型光出力装置の波長を制御する波長制御回路とをさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の光制御型フェーズドアレイアンテナ装置。
  3. 前記光バンドパスフィルタの代わりに、前記信号光ビーム及びローカル光ビームのうち、前記信号光ビームを反射し、前記ローカル光ビームを透過し、透過波長を可変できる波長可変型光バンドパスフィルタを備え、
    前記第2の4分の1波長板を透過した前記ローカル光ビームの一部を分波する光分波手段と、
    前記光分波手段により分波された前記ローカル光ビームの強度を測定する光強度測定手段と、
    前記光強度測定手段により測定された前記ローカル光ビームの強度が最大となるように、前記波長可変型光バンドパスフィルタの透過波長を制御する帯域制御回路とをさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の光制御型フェーズドアレイアンテナ装置。
  4. 前記光出力装置は、異なる波長帯の複数組の信号光ビーム及びローカル光ビームを同一方向の直線偏光で空間に放射し、
    前記光バンドパスフィルタは、前記光出力装置から放射した複数のローカル光ビームを透過する
    ことを特徴とする請求項1記載の光制御型フェーズドアレイアンテナ装置。
  5. 前記光出力装置の代りに、マイクロ波周波数で離調した2つのレーザ光ビームである信号光ビーム及びローカル光ビームを複数組同一方向の直線偏光で空間に放射し、離調周波数を維持したまま前記複数組の信号光ビーム及びローカル光ビームの波長をそれぞれ可変できる波長可変型光出力装置を備え、
    前記第2の4分の1波長板を透過した複数のローカル光ビームの一部を分波する光分波手段と、
    前記光分波手段により分波された複数のローカル光ビームの強度を測定する光強度測定手段と、
    前記光強度測定手段により測定された複数のローカル光ビームの強度がそれぞれ最大となるように、前記波長可変型光出力装置の複数の波長を制御する波長制御回路とをさらに備えた
    ことを特徴とする請求項4記載の光制御型フェーズドアレイアンテナ装置。
  6. 前記第1及び第2の4分の1波長板の代りに、第1及び第2の45度回転ファラディー回転子を備えた
    ことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の光制御型フェーズドアレイアンテナ装置。
  7. 前記光分波手段の代わりに、偏光ビームスプリッタを備えた
    ことを特徴とする請求項2、3又は5記載の光制御型フェーズドアレイアンテナ装置。
  8. 前記空間光振幅位相分布変換装置は、
    前記信号光ビームの空間強度分布に強度変調を行う空間光変調器と、
    前記空間光変調器により強度変調された前記信号光ビームを空間的にフーリエ変換するフーリエ変換光学系とを有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかに記載の光制御型フェーズドアレイアンテナ装置。
  9. 前記空間光振幅位相分布変換装置は、
    前記信号光ビームの空間位相分布に位相変調を与える空間位相変調器を有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかに記載の光制御型フェーズドアレイアンテナ装置。
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