JP4430499B2 - 中央監視装置の更新方法 - Google Patents

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Description

本発明は、中央監視装置の更新方法に係り、特に、使用中のビルの中央監視装置を更新する方法に関する。
従来、中央監視装置の更新方法としては、既設監視装置に更新監視装置を並列で設置し、更新監視装置で調整を行う方法をとっていた(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、既設の中央監視設備を新設中央監視設備に置き換える技術が開示されている。ここでは、リモートステーション(RS盤)を介してビル設備機器群とを繋ぐネットワークについては既存のまま使用している。また、監視機能を代替する簡易中央監視装置は、いろいろな施設で使い回しができるようにするため、既設の監視装置が採用する通信プロトコルから簡易中央監視装置が採用する通信プロトコルに変換するプロトコル変換手段が必須要件である。このプロトコル変換手段は様々な通信プロトコルを受信し解釈するものである。さらに、簡易中央監視装置は、いろいろな施設で使い回しをするため、管理入出力点のデータと簡易中央監視装置に生成したデータ対象とを対応づけるマッピング機能や、既設中央監視装置のグラフィック画像データを自動解析してシンボル分解解析及び処理を行う機能を持っている。
しかし、特許文献1には、ネットワークを既存のまま使用することが開示されているが、既存のビル中央監視は、寡占状態の各々の制御機器メーカにより開発された通信プロトコルを用いた上位通信(RS盤〜中央監視装置)であり、一つの施設で完結するネットワーク(通信バス)である。このため、そのプロトコル専用の機器や伝送ネットワークが必要でありコストダウンが図れなかった。
また、リニューアルしても同じネットワークを使用するので、設備側のリニューアルでは、老朽化したRS盤機器ビル設備機器を既設と同じ通信形式の高価なものにしか代替えできず、コストダウンできない。そして、同じ通信環境であることから末端のセンサや操作器への信号はアナログ信号であり、その信号線の敷設量は点数2倍掛けの量であり設備費がかかる。
さらに、いろいろな施設で使い回しをするための汎用性を保持するため、簡易中央監視装置は、既設の監視装置が採用する通信プロトコルから簡易中央監視装置が採用する通信プロトコルに変換するプロトコル変換手段が必要である。
さらにまた、簡易中央監視装置は、いろいろな施設で使い回しをするための汎用性を保持するため、管理入出力点のデータと簡易中央監視装置に生成したデータ対象とを対応づけるマッピング機能や、既設中央監視装置のグラフィック画像データを自動解析してシンボル分解解析及び処理を行う機能を持つ。このような複雑な仕組みは、実際にその割付などは人手が多くかかり、非能率的である。
ところで、ビル内を全て空の状態で建物を更新する場合や、更新済みのエリアを監視する新設監視装置での長期の調整が許される場合なら、従来方法で問題はないが、大規模ビルのように、一部を順次更新していき、改修期間が長期(数年にも及ぶ)にわたる場合の、ローカル機器の自動制御的な動作の調整、中央監視の表示や記録が正常であるか否かを調整、チェックする時にどのような対応を取るのかが問題となる。
改修工事の際は、近年のコンピュータ技術の急速な進展から中央監視装置のみを交換するのはまれであり、通常中央監視装置本体、ローカルラインと中央監視装置を接続するゲートウェイ装置(分散制御装置)やAHU(空調機)・VAV(可変風量装置)・PAC(パッケージエアコン)の交換に伴う各種コントローラや温度湿度等の各種センサの更新が行われる。これらの機器やコントローラ類が従来方式(接点やアナログ)のままであることはほとんどなく、Lon(Local Opereting Networkの略で米国Echelon社が開発した知的分散制御ネットワーク技術)を用いたオープンネットワーク方式にローカルを切り替えることが多いが、従来はこれらに適応した手法がほとんどないのが現状である。また、改修の時期を迎える築20年前後のビルの場合、20年前はコンピュータの初期型が大規模ビルに実用され始めた時期であり、改修手法を模索しているのが現時点の状況である。
特開2004−110233号公報
ローカル機器の調整中は、制御上の運転動作の確認や停電時動作確認・火災時動作確認等各種のテスト調整が行われるだけでなく、改修時の設計変更に伴う機器の台数変更等が行われる。このため、テスト運転や模擬警報による表示記録確認作業に伴う表示・履歴記録が更新側監視装置に警報表示や記録がされてしまい、更新側新設監視想定の表示が調整に起因して表示されているのか、本当の警報で表示されるのかの区別がつかなくなってしまう。また、設計変更に伴い機器の追加修正を行うため、監視装置をその度に止める必要がある。また、改修時の設計変更に伴う機器の台数変更等が度々発生する。このため、設計変更に伴い機器の追加修正を行うから、監視装置をその度毎に止める必要がある。
ビルの更新工事開始から終了まで、この調整作業が更新エリア毎に継続されるため、工事が完全に終了するまでは、調整に伴う模擬警報の表示が出てしまうばかりか、誤動作による全体システムのダウン等のリスクを常に孕んだ状態で更新作業を進めていかなければならない。
すなわち、更新工事がすべて完了するまで、更新側の監視装置が信用できない状況でビル運用をしなければならない状況に陥る。
本発明は係る従来の問題点を解決するために為されたもので、その目的は、使用中のビルの中央監視装置や設備を生かしたままで中央監視装置や自動制御機器を更新する方法を提供することにある。
請求項1に係る発明は、制御監視対象機器を含むビル設備機器群を使用しながら、複数の更新エリアに区分して順次更新していくビル設備機器改修工事の際に、入替対象で使用中の旧型の既設中央監視装置および複数のローカルステーションRSを備えた既設通信ネットワークを通じて前記制御監視対象機器を監視しながら、前記既設通信ネットワークと並行した形で、新規イーサネット(登録商標)通信ネットワークに新たな監視装置を設置し、前記ビル設備機器改修工事開始から終了まで、前記複数の更新エリア毎に前記制御監視対象機器と前記新たな監視装置との調整作業を継続して行い、未更新エリアの制御監視対象機器は前記既設中央監視装置で監視したまま、前記更新エリアのビル設備機器群をイーサネット通信ネットワークに繋がる新たな中央監視装置および自動制御機器に更新する方法であって、前記新規イーサネット通信ネットワークに設置する新たな監視装置は3つあり、更新エリア毎の調整作業の進捗により3つの新たな監視装置を順次移行させ、第一の新たな監視装置は、暫定的な監視装置で、調整用監視装置とし、ローカルの分散制御装置に伝送路を介して接続される分散制御チップを有する各種自動制御機器類の設定、これらの機器の各種制御パラメータの設定を制御用データベースに記録し、この制御用データベースを用いて前記各種自動制御機器類の調整を行うとともに調整後に一定期間暫定的に前記制御用データベースにより調整され記録された前記各種自動制御機器類の制御状態を監視するために設けられ、第二の新たな監視装置は、調整エリア監視用中央監視装置として設けられ、第三の新たな監視装置は、全ての調整を完了した竣工エリア監視用中央監視装置として設けられ、更新対象である更新エリアにおいては、自動制御機器類を前記既設中央監視装置から切り離し、代わって前記第一の新たな監視装置と、これに連なるローカルの分散制御装置と、これに連なる伝送路と、伝送路に連なる前記各種自動制御機器類とを接し、前記第一の新たな監視装置では、前記ローカルの分散制御装置に接続される前記各種自動制御機器類の設定、これらの機器の各種制御パラメータの設定を前記制御用データベースに記録し、この制御用データベースを用いて前記各種自動制御機器の調整を行い、前記第二の新たな監視装置への移行時は、前記第一の新たな監視装置の制御用データベースから前記第二の新たな監視装置の制御用データベースにコピー(足し込み)を行い、さらに前記既設中央監視装置の画面データおよび前記既設中央監視装置内で使用する変数群の監視用データベースを加えて前記第二の新たな監視装置で前記変数群などの中央監視必要機能の調整および監視を行うとともに、前記各種自動制御機器類からの状態信号の表示履歴記録の確認、模擬警報による警報画面表示・履歴記録、帳票類の記録印刷機能を確認し、前記第三の新たな監視装置への移行時は、全てのビル設備機器改修工事および調整の完了した前記更新エリアの分散制御装置単位で行い、前記第二の新たな監視装置の持つ全てのデータベースから前記第三の新たな監視装置が監視する対象だけを抽出(調整中の前記ローカルの分散制御装置と、これに連なる伝送路と、伝送路に連なる前記各種自動制御機器類とを消去)した(1)画面データベースと(2)中央監視機能の記述の監視用データベースと(3)制御用データベースとを、前記第三の新たな監視装置のデータベースにコピーし、工事完了エリアのみの分散制御置との通信を行うことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の中央監視装置の更新方法において、前記既設通信ネットワークは前記複数のローカルステーションRSの下に複数のダイレクトデジタルコントローラを接続して前記制御監視対象機器を通信監視しており、前記ビル設備機器改修工事では既設の制御監視対象機器は更新せず、既設のダイレクトデジタルコントローラに接続していた配線を、新設の前記ローカルの分散制御装置と、これに連なる伝送路と、伝送路に連なる前記各種自動制御機器類とに接続を変えることで更新を行うことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2記載の中央監視装置の更新方法において、前記制御用データベースは、前記ローカルの分散制御装置毎にまとまりを持たせた構造となっており、設計変更にも制御用データベースの変更のみで容易に対応が可能で、前記第一の新たな監視装置で前記各種自動制御機器類の調整が完了した状態では、前記第二の新たな監視装置分の制御用データベースが完成し、次の前記第二の新たな監視装置への移行までは、前記第一の新たな監視装置で前記各種自動制御機器類の制御状態を監視しながら前記分散制御装置の制御状態を総合調整することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか記載の中央監視装置の更新方法において、前記第三の新たな監視装置への移行後の前記第二の新たな監視装置は、前記第三の新たな監視装置に移行した前記ローカルの分散制御装置との通信を遮断し、前記第三の新たな監視装置と重なったデータベースを持っていても通信しない状態を保持することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1ないし請求項4のいずれか記載の中央監視装置の更新方法において、前記第一の新たな監視装置、前記第二の新たな監視装置および前記第三の新たな監視装置が監視する前記ローカルの分散制御装置は、上位ネットワークとLon(Loca1 0perating Network)通信のゲートウェイを兼ねた分散制御装置であり、Lon(Loca1 0perating Network)によるローカル制御を行うLon対応コントローラとLon(Loca1 0perating Network)通信により連なり、前記第一の新たな監視装置、前記第二の新たな監視装置および前記第三の新たな監視装置は、Lon上の制御機器を設定調整するツール(Lon機器のコミッショニング・バインディング、Lon機器の状態監視・各種設定が可能なソフト)と、前記ローカルの分散制御装置上制御ソフトを調整するツール(制御ソフトのインストール、制御ソフトの制御状態遠隔監視機能、変数・設定値の表示・設定機能を持った制御ソフト用の遠隔監視設定用ソフト)とを有することを特徴とする。
本発明によれば、暫定的な監視装置(以下、暫定監視装置と称する)で、ローカル側の制御や信号調整ができ、分散制御装置単位で調整が可能でかつ暫定的な監視が可能である。
また、暫定監視装置でローカル側の機器の構成や制御パラメータ等の調整が完了しているので、調整エリア監視用中央監視装置(以下、調整用監視装置と称する)ではローカル側からの信号の表示記録の確認を行うだけでよく、暫定監視しているエリアと、調整用監視装置で表示記録の確認をする作業を併行して行うことが可能となる。
また、調整用監視装置で調整の済んだエリアを竣工エリア監視用中央監視装置(以下、竣工エリアの監視装置と称する)に移行することで、ビル内の一部が改修工事・調整期間中であっても、誤警報・誤動作のない状態で竣工エリアの監視装置によるビル内の一部の竣工済みエリアを通常の状態で監視が可能になる。
以下、本発明を図面に示すに実施形態に基づいて説明する。
本発明の一実施形態に係る中央監視装置の更新方法の手順を説明する前に、既設の旧型中央監視装置について説明する。
既設旧型中央監視装置のネットワーク形態は、例えば、図7に示すようになっている。
(1)のネットワークは、比較的高速で複数のRS(リモートステーション、図7では、RS1,RS2・・・RSnとして示す)間の上位から下位への通信、下位から上位への通信を行うものである。ここで、RSとは、中央監視装置に直接接続されるローカルステーションで、中央監視装置との通信およびローカル用複数の低速通信に変換する制御装置をいう。
(2)の通信は、比較的低速で1台のRSの下に複数のDDC(ダイレクトデジタルコントローラ、図7では、DDC1,DDC2・・・DDCnとして示す)が通信で接続されている。ここで、DDCは、RSの低速通信に接続され、機器の制御および計測値の入力を行う。例えば、外部IOとしてアナログ入出力、デジタル入出力、さらに下位の通信機能を持って、機器の発停出力・状態警報入力、計測値の入力を行う。内部にスケジュール・制御プログラムの保管機能を持って機器の発停制御の他、各種の機器制御を行う。ビル監視の場合、AHU(Air Handling Unit:空調機)、VAV(Variable Air Volume system:可変風量装置)、PAC(パッケージエアコン)等の空調機器、受変電・衛生・照明・動力・熱源設備の監視制御を行う。ここで、AHUは、送風機(場合により還風機付もあり)と冷却コイル(場合により加熱コイル付もあり)とフィルタとで構成され、室内空気を取り込んで、これを温調するための空気を作り、室内に供給するとともに外気を取り込み、室内に新鮮空気を送り込む。VAVは、AHUで作った室内に給気する空気を、室内の現在の温度にあった制御で、給気風量を調整する装置である。空調機1台に対して複数台のVAVがAHUの給気ダクトに接続され、VAVを通して室内に給気される。室内温度を計測する温度センサに応じて、VAVはAHUから送られてきた給気の量を制御して室内温度を制御する。例えば、冷房の場合、AHUで冷たい空気が作られ、VAVでこの冷たい空気の給気量を制御することで、室内を冷房する。通常のビルでは、きわめて一般的な空調制御方式のための装置である。PACは、フロン冷媒を用いた空調機(家庭用のエアコンと同じ)で比較的小規模なエリアの空調を単独で行う場合に使用する(冷媒の圧縮機〜凝縮器〜膨張弁〜蒸発機(室内空気との熱交換)と送風機、フィルタ一体型)。
(3)の制御監視対象は、ファンやポンプの動力制御対象であれば接点入出力信号、状態や警報の入力であれば接点入力信号、温度計等のセンサ類であればアナログ入力信号、ファン・ポンプの回転数や弁・ダンパの開度を制御する出力であればアナログ出力信号、接続される機器により通信で入出力可能な機器であれば低速の通信手段による送受信により、制御監視装置と接続される。
次に、以上のように構成された既設の旧型中央監視装置を所定の改修エリア毎に更新を行う手順について説明する。
改修エリアにおいて、中央監視装置を含んだネットワークから何を切り離していくのかについて説明する。これには、以下の3つのパターンがある。
第一のパターンは、改修エリアで一括して切替えるパターンである。
例えば、AHUに接続された複数のVAVとそのエリアにあるPAC等の空調機器がある空調エリアを更新する場合、空調機その他を一括して撤去して更新するので、そのエリアを監視制御している複数のDDCの入出力信号を取り外し、監視制御対象機器も更新され、新設の分散制御装置の下位に新設制御監視機器を接続することになる。
このように、監視制御対象まで更新する場合には、監視制御対象機器自体にLon(Local Operating Network)対応の機器を使用することで、特にLon変換ユニットを用いることなく、機器から直接分散制御装置にLon通信で送受信が可能である。
第二のパターンは、既設の制御監視対象機器毎は更新せずに既設の制御監視対象機器をそのまま使うパターンである。
今まで既設のDDCに接続していた配線を新設の分散制御装置の下位機器に接続を変えることで切り替える。
例えば、温度計を更新せずに使う場合、既設DDCに接続されていた温度センサがDC4−20mAの出力であれば、Lon対応アナログ入力ユニットのDC4−20mA入力仕様のものを用いて入力、Lon通信に変換して分散制御装置に送信する。
第三のパターンは、既設のDDCレベルのものを更新せずに使用するパターンである(DDCの制御エリア単位を残して上位のみ更新するパターン)。
既設DDCの上位通信仕様と同様の通信プロトコルプログラムを分散制御装置に組み込み、内蔵するシリアル通信手段で既設のDDCとの通信をDDCおよびDDCの下位に接続された全ての監視制御対象をDDCとのシリアル通信経由で監視制御する。
上述した改修時の3つのパターン中、第一および第二のパターンは標準のLonで送受信を行うが、第三のパターンの場合には接続されるDDCのシリアル通信仕様により内臓のRS232C、RS485通信で対応する場合と、RS232C、RS485の変換ユニットを追加して、例えばカレントループのような通信ハード仕様に変換して通信を行う(DDCの仕様によるが通例この方式)場合とがある。通信用のプログラムは、分散制御装置13内の不揮発メモリ内に他の制御プログラムやパラメータ保管されている。
次に、図1〜図4は、本発明の一実施形態に係る中央監視装置の更新方法の手順を示す。
本実施形態では、上述した第一のパターンによる切替を行う場合について説明する。
従来からある入替対象の既設の旧型監視装置と並行した形で、3つの新たな監視装置10,20,30を設置する。
第一の新たな監視装置10は、暫定的な監視装置で、調整用監視装置とし、分散制御装置13を調整するとともに調整後に一定期間暫定的に監視するために設けるものである。第一の新たな監視装置10は、データベース駆動型のグラフィック画面のない監視装置である。
第二の新たな監視装置20は、調整エリア監視用中央監視装置として設けるものである。
第三の新たな監視装置30は、システムを全ての調整を完了した竣工エリア監視用中央監視装置として設けるものである。
第二の新たな監視装置20と第三の新たな監視装置30とは、ほぼ同型である。
先ず、本実施形態においては、図1に示すように、パソコンに標準ネットワークインターフェースとして装備され、ADSLモデムや光ファイバとも接続できるイーサネット(登録商標)12を用いた汎用ネットワークから成る通信路をビル40内に確立する。そして、改修エリアAにおいて、既設の中央監視装置に連なるRS、DDCおよびDDCに連なるAHU、VAV、PAC等の機器を切り離す。
第一の新たな監視装置10は、SW−HUB(イーサネット通信を行うハブ)11を介してイーサネット12に設置した分散制御装置(ゲートウェイ)13のローカル側に接続されるLonの各種のLon対応制御機器14の構成の設定、これらのLon対応制御機器14の各種制御パラメータの設定を制御用データベースに記録し、この制御用データベースを用いてLon対応制御機器14の調整を行う。制御用データベースは分散制御装置13毎にまとまりを持たせた構造となっている。設計変更にも制御用データベースの変更のみで容易に対応が可能になる。暫定監視装置である第一の新たな監視装置10で調整が完了した状態では、調整対象の分散制御装置13分の制御用データベースが完成する。工程にもよるが、次の第二の新たな監視装置20への移行までは、この暫定監視装置である第一の新たな監視装置10で監視しながら分散制御装置13の制御状態を総合調整する。
本実施形態においては、分散制御装置13より下流のローカル側は、操作器などに分散制御チップが配設されていてLonWorks通信プロトコルを伝送することにより、ツイストペア線1本を用いて直列に各センサや操作器を接続でき、設備コストを安価にすることができる。また、全く新規にネットワークを構築するので、そのような各種プロトコルに対応する必要はない。また、分散制御装置13から第一の新たな監視装置10に至るイーサネット12のハード環境を、分散制御として確立されてきたLonWorksのプロトコルで通信するので、単一のプロトコル対応でよい。既設の中央監視装置の管理入出力点のマッピングやグラフイック画像データを踏襲する必要がないので、工事に関係なく自在にもっと使いやすく予め作り込める。
ここで、分散制御装置13について説明する。分散制御装置13には、図5に示すように、Lonの通信手段(4本のLon通信ライン13a、上位イーサネットケーブル13bなど)、シリアル通信手段(RS232C、RS485等)13cを持っており、監視制御対象機器とは全て通信を使用してデータの授受を行う。分散制御装置13は、通常の小型PC(パーソナルコンピュータ)と同じ構成(必要に応じて画面やキーボードやマウスを取り付けるが、通常は本体のみであり、プログラムやパラメータの保管・演算処理が可能な構成で、各種通信に対応したプログラムを組み込むことで、各種の機器とシリアル(Lonを含む)通信が可能なようになっている。図6は、空調エリアの構成を示す。分散制御装置13には、VAV15、PAC16が接続され、AHU17の運転を制御するようになっている。
次に、第一の新たな監視装置10から調整用監視装置である第二の新たな監視装置20への移行時は、第一の新たな監視装置10の制御用データベースから第二の新たな監視装置20の制御用データベースにコピー(足し込み)を行い、さらに中央監視装置の画面データおよび中央監視装置内で使用する変数群の監視用データベースを加えて第二の新たな監視装置(調整用監視装置)20で調整および監視を行う。この第二の新たな監視装置20では、ローカル機器からの状態信号の表示履歴記録の確認、模擬警報による警報画面表示・履歴記録、帳票類の記録印刷機能を確認する。中央監視装置のこれらの機能は大きく画面データベースと監視用データベース(変数群と表示履歴項目等中央監視必要機能を記述したもの)の2つのデータベースで構成されるため、第二の新たな監視装置20で調整完了したものは、これらのデータベースが当該改修エリアA分は完了している。後記の中央監視に必要機能を記載した監視用データベースは、分散制御装置13単位に大きく分かれ、分散制御装置13毎にタグと呼ばれる中央監視装置内の変数を持たせた構造体としている。また、第二の新たな監視装置20は、全ての変数を持っているマスタとしての扱いとする。
図2は、第一の新たな監視装置10から調整用監視装置である第二の新たな監視装置20への移行時の状態を示す。ここでは、第一の新たな監視装置10の制御用データベースから第二の新たな監視装置20の制御用データベースにコピー(足し込み)を行った後に別の改修エリアBの調整を行っている第一の新たな監視装置10と、当該改修エリアAにおける第一の新たな監視装置10の通信対象から調整監視用装置の通信対象に変更した第二の新たな監視装置20とを示している。従って、第一の新たな監視装置10は、新たな改修エリアBにおいて、同様に暫定監視装置として機能する。
次に、第二の新たな監視装置(調整用監視装置)20から第三の新たな監視装置30への移行時は、全ての改修工事および調整の完了したエリアの分散制御装置13(1台の時もあるし複数台の時もある)単位で行う。移行するデータベースは、(1)画面データベースと(2)中央監視機能の記述の監視用データベースと(3)制御用データベースの3つであり、第二の新たな監視装置20の持つ全てのデータベースから第三の新たな監視装置30が監視する対象だけを抽出(調整中のものを消去)した(1)〜(3)のデータベースを第三の新たな監視装置30にコピーする。移行後の第二の新たな監視装置20は、第三の新たな監視装置30に移行した分散制御装置13との通信を遮断するように設定することで、第三の新たな監視装置30と重なったデータベースをもっていても通信しない状態を保持することができ、第三の新たな監視装置30は工事完了エリアのみの分散制御装置13との通信を行い、たとえ第二の新たな監視装置20や第一の新たな監視装置10で調整中であっても調整中の状態が表示されずに通常の監視が可能となる。
図3は、第二の新たな監視装置(調整用監視装置)20から第三の新たな監視装置30への移行後の状態を示す。改修エリアAが第三の新たな監視装置30により監視され、第一の新たな監視装置10の制御用データベースから第二の新たな監視装置20の制御用データベースにコピー(足し込み)を行った後に別の改修エリアCの調整を行っている第一の新たな監視装置10と、当該改修エリアBにおける第一の新たな監視装置10の通信対象から調整監視用装置の通信対象に変更した第二の新たな監視装置20とを示している。従って、第一の新たな監視装置10は、新たな改修エリアCにおいて、同様に暫定監視装置として機能する。
図4は、中央監視装置更新完了時の最終構成を示す。ここで、第一の新たな監視装置10は、分散制御装置13の調整ツールやLon対応制御機器14の調整ツールが既に組み込まれているので、全て竣工した後の調整やトラブル時のメンテナンス用の装置として使用可能である。第二の新たな監視装置20は、竣工エリア用監視装置と全く同じ内部設定となっているので、分散制御装置13にアクセスしない状態の中央監視装置のバックアップとして使用可能である。
以上のように、本実施形態によれば、Lonによるローカル制御を行うLon対応制御機器14と、上位ネットワークとLon通信のゲートウェイを兼ねた分散制御装置13と、Lon上のLon対応制御機器14を設定調整するツールと、分散制御装置13上制御ソフトを調整するツールと、分散制御装置13の状態監視可能な暫定監視装置としての第一の監視装置10と、新設中央監視用の調整用監視装置としての第二の監視装置20と竣工エリア用監視装置としての第三の監視装置30とを用意し、暫定監視装置としての第一の監視装置10で初期調整した分散制御装置13毎に調整中の調整用監視装置としての第二の監視装置20に接続して総合調整し、総合調整完了後に分散制御装置13毎に竣工監視装置としての第三の監視装置30に接続し、完成後は調整用監視装置としての第二の監視装置20をバックアップシステムとして使用するように構成したので、最低1台の分散制御装置13単位(場合により複数)に調整、暫定監視が可能になった。
また、暫定監視装置としての第一の監視装置10で、ローカル側の制御や信号調整ができ、分散制御装置13単位で調整が可能でかつ暫定的な監視が可能である。
さらに、暫定監視装置としての第一の監視装置10でローカル側の機器の構成や制御パラメータ等の調整が完了しているので、調整用監視装置としての第二の監視装置20ではローカル側からの信号の表示記録の確認を行うだけでよく、暫定監視しているエリアと、調整用監視装置としての第二の監視装置20で表示記録の確認をする作業を併行して行うことが可能となる。また、調整用監視装置としての第二の監視装置20で調整の済んだエリアを竣工エリアの監視装置としての第三の監視装置30に移行することで、ビル40内の一部が改修工事・調整期間中であっても、誤警報・誤動作のない状態で竣工済み監視装置によるビル内の一部の竣工済みエリアを通常の状態で監視が可能になる。
本発明の一実施形態に係る中央監視装置の更新方法における中央監視装置更新着手時の状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る中央監視装置の更新方法における中央監視装置更新着手後の一部エリアの中央監視調整中の状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る中央監視装置の更新方法における中央監視装置更新中で一部エリアが竣工しその他のエリアを調整更新中の状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る中央監視装置の更新方法における中央監視装置更新完了時の最終構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態における分散制御装置を示す説明図である。 本発明の一実施形態における空調エリアの構成を示す説明図である。 既設旧型中央監視装置のネットワーク形態を示す説明図である。
符号の説明
10 第一の新たな監視装置
11 SW−HUB(イーサネット通信を行うハブ)
12 イーサネット
13 分散制御装置
14 Lon対応制御機器
20 第二の新たな監視装置
30 第三の新たな監視装置
40 ビル

Claims (5)

  1. 制御監視対象機器を含むビル設備機器群を使用しながら、複数の更新エリアに区分して順次更新していくビル設備機器改修工事の際に、入替対象で使用中の旧型の既設中央監視装置および複数のローカルステーションRSを備えた既設通信ネットワークを通じて前記制御監視対象機器を監視しながら、前記既設通信ネットワークと並行した形で、新規イーサネット(登録商標)通信ネットワークに新たな監視装置を設置し、
    前記ビル設備機器改修工事開始から終了まで、前記複数の更新エリア毎に前記制御監視対象機器と前記新たな監視装置との調整作業を継続して行い、
    未更新エリアの制御監視対象機器は前記既設中央監視装置で監視したまま、前記更新エリアのビル設備機器群をイーサネット通信ネットワークに繋がる新たな中央監視装置および自動制御機器に更新する方法であって、
    前記新規イーサネット通信ネットワークに設置する新たな監視装置は3つあり、更新エリア毎の調整作業の進捗により3つの新たな監視装置を順次移行させ、
    第一の新たな監視装置は、暫定的な監視装置で、調整用監視装置とし、ローカルの分散制御装置に伝送路を介して接続される分散制御チップを有する各種自動制御機器類の設定、これらの機器の各種制御パラメータの設定を制御用データベースに記録し、この制御用データベースを用いて前記各種自動制御機器類の調整を行うとともに調整後に一定期間暫定的に前記制御用データベースにより調整され記録された前記各種自動制御機器類の制御状態を監視するために設けられ、
    第二の新たな監視装置は、調整エリア監視用中央監視装置として設けられ、
    第三の新たな監視装置は、全ての調整を完了した竣工エリア監視用中央監視装置として設けられ、
    更新対象である更新エリアにおいては、自動制御機器類を前記既設中央監視装置から切り離し、代わって前記第一の新たな監視装置と、これに連なるローカルの分散制御装置と、これに連なる伝送路と、伝送路に連なる前記各種自動制御機器類とを接し、前記第一の新たな監視装置では、前記ローカルの分散制御装置に接続される前記各種自動制御機器類の設定、これらの機器の各種制御パラメータの設定を前記制御用データベースに記録し、この制御用データベースを用いて前記各種自動制御機器の調整を行い、
    前記第二の新たな監視装置への移行時は、前記第一の新たな監視装置の制御用データベースから前記第二の新たな監視装置の制御用データベースにコピー(足し込み)を行い、
    さらに前記既設中央監視装置の画面データおよび前記既設中央監視装置内で使用する変数群の監視用データベースを加えて前記第二の新たな監視装置で前記変数群などの中央監視必要機能の調整および監視を行うとともに、前記各種自動制御機器類からの状態信号の表示履歴記録の確認、模擬警報による警報画面表示・履歴記録、帳票類の記録印刷機能を確認し、
    前記第三の新たな監視装置への移行時は、全てのビル設備機器改修工事および調整の完了した前記更新エリアの分散制御装置単位で行い、前記第二の新たな監視装置の持つ全てのデータベースから前記第三の新たな監視装置が監視する対象だけを抽出(調整中の前記ローカルの分散制御装置と、これに連なる伝送路と、伝送路に連なる前記各種自動制御機器類とを消去)した(1)画面データベースと(2)中央監視機能の記述の監視用データベースと(3)制御用データベースとを、前記第三の新たな監視装置のデータベースにコピーし、工事完了エリアのみの分散制御置との通信を行う
    ことを特徴とする中央監視装置の更新方法。
  2. 請求項1記載の中央監視装置の更新方法において、
    前記既設通信ネットワークは前記複数のローカルステーションRSの下に複数のダイレクトデジタルコントローラを接続して前記制御監視対象機器を通信監視しており、前記ビル設備機器改修工事では既設の制御監視対象機器は更新せず、既設のダイレクトデジタルコントローラに接続していた配線を、新設の前記ローカルの分散制御装置と、これに連なる伝送路と、伝送路に連なる前記各種自動制御機器類とに接続を変えることで更新を行うことを特徴とする中央監視装置の更新方法。
  3. 請求項1または請求項2記載の中央監視装置の更新方法において、
    前記制御用データベースは、前記ローカルの分散制御装置毎にまとまりを持たせた構造となっており、設計変更にも制御用データベースの変更のみで容易に対応が可能で、前記第一の新たな監視装置で前記各種自動制御機器類の調整が完了した状態では、前記第二の新たな監視装置分の制御用データベースが完成し、次の前記第二の新たな監視装置への移行までは、前記第一の新たな監視装置で前記各種自動制御機器類の制御状態を監視しながら前記分散制御装置の制御状態を総合調整することを特徴とする中央監視装置の更新方法。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか記載の中央監視装置の更新方法において、
    前記第三の新たな監視装置への移行後の前記第二の新たな監視装置は、前記第三の新たな監視装置に移行した前記ローカルの分散制御装置との通信を遮断し、前記第三の新たな監視装置と重なったデータベースを持っていても通信しない状態を保持することを特徴とする中央監視装置の更新方法。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか記載の中央監視装置の更新方法において、
    前記第一の新たな監視装置、前記第二の新たな監視装置および前記第三の新たな監視装置が監視する前記ローカルの分散制御装置は、上位ネットワークとLon(Loca1 0perating Network)通信のゲートウェイを兼ねた分散制御装置であり、Lon(Loca1 0perating Network)によるローカル制御を行うLon対応コントローラとLon(Loca1 0perating Network)通信により連なり、前記第一の新たな監視装置、前記第二の新たな監視装置および前記第三の新たな監視装置は、Lon上の制御機器を設定調整するツール(Lon機器のコミッショニング・バインディング、Lon機器の状態監視・各種設定が可能なソフト)と、前記ローカルの分散制御装置上制御ソフトを調整するツール(制御ソフトのインストール、制御ソフトの制御状態遠隔監視機能、変数・設定値の表示・設定機能を持った制御ソフト用の遠隔監視設定用ソフト)とを有することを特徴とする中央監視装置の更新方法。
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