JP4428275B2 - 直接噴射式内燃機関およびその混合気形成方法 - Google Patents
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Description
・機関運転状態を検出する運転状態検出装置と、前記検出運転状態に基づいて前記燃料噴射弁による燃料噴射時期、燃料噴射量、および前記点火栓による点火時期を制御する制御装置とを備え、前記燃料噴射弁を、その噴射燃料が前記キャビティ底面に衝突するように該底面に対向してかつその燃料噴霧の中心がシリンダ中心線に対して平行となるように設け、前記キャビティを、それぞれ円形状の外側キャビティと、この外測キャビティの内側に形成した内側キャビティとから構成し、前記外側キャビティの側壁の高さを、成層運転域内での高負荷状態での噴射燃料量を基準として、該噴射燃料が該外側キャビティよりも外側に溢れないように設定し、前記内側キャビティを、その中心と前記燃料噴霧の中心とが一致するように設け、前記制御装置を、前記成層運転域内での機関負荷状態に応じて燃料噴射時期を制御することで、前記噴射燃料の前記キャビティ底面への衝突位置を変化させると共に、前記成層運転域内での機関負荷が大きいほど前記内側キャビティ中心よりも離れたキャビティ底面に向けて燃料を噴射し、この噴射燃料と前記内側キャビティの側壁の位置関係及び燃料噴射量に基づいて、前記内側キャビティから前記外側キャビティへの燃料の着火時における溢れ量を調整する。
2 吸気通路
3 スロットルバルブ
4 排気通路
5 触媒コンバータ
6 吸気弁
7 排気弁
8 燃料噴射弁
9 点火栓
9a 点火栓の放電電極部
10 コントロールユニット
21 燃焼室
24 ピストン
31 内側キャビティ
31a 内側キャビティの底面
31b 内側キャビティの側壁
32 外側キャビティ
32a 外側キャビティの底面
32b 外側キャビティの側壁
Claims (11)
- ピストン冠面に形成されたキャビティに向けて燃料を噴射供給する燃料噴射弁と点火栓とを燃焼室に臨むように備え、機関運転状態を検出する運転状態検出装置と、前記検出運転状態に基づいて前記燃料噴射弁による燃料噴射時期、燃料噴射量、および前記点火栓による点火時期を制御する制御装置とを備えた直接噴射式内燃機関において、
前記燃料噴射弁を、その噴射燃料が前記キャビティ底面に衝突するように該底面に対向してかつその燃料噴霧の中心がシリンダ中心線に対して平行となるように設け、
前記キャビティを、それぞれ円形状の外側キャビティと、この外測キャビティの内側に形成した内側キャビティとから構成し、
前記外側キャビティの側壁の高さを、成層運転域内での高負荷状態での噴射燃料量を基準として、該噴射燃料が該外側キャビティよりも外側に溢れないように設定し、
前記内側キャビティを、その中心と前記燃料噴霧の中心とが一致するように設け、
前記制御装置を、前記成層運転域内での機関負荷状態に応じて燃料噴射時期を制御することで、前記噴射燃料の前記キャビティ底面への衝突位置を変化させると共に、前記成層運転域内での機関負荷が大きいほど前記内側キャビティ中心よりも離れたキャビティ底面に向けて燃料を噴射し、この噴射燃料と前記内側キャビティの側壁の位置関係及び燃料噴射量に基づいて、前記内側キャビティから前記外側キャビティへの燃料の着火時における溢れ量を調整すること
を特徴とする直接噴射式内燃機関。 - 前記成層運転域内での機関負荷に応じて燃料噴射時期を進遅し、前記成層運転域内の低負荷域では前記内側キャビティの中央部寄りに燃料を供給することで前記内側キャビティから前記外側キャビティへの燃料の溢れを抑制し、前記成層運転域内の中負荷城では前記内側キャビティ底面の比較的外側寄りに燃料を供給することで前記内側キャビティから前記外側キャビティへの燃料の溢れ出しを容易にし、前記成層運転域内の高負荷域では前記内側キャビティの側壁付近の底面に燃料を供給すると共に一部の燃料を前記外側キャビティにも直接供給することで前記内側キャビティから前記外側キャビティへの燃料の溢れ量が多くなる請求項1に記載の直接噴射式内燃機関。
- 前記制御装置は、燃料噴射時期の後半から噴射終了直後までの期間内に点火時期を設定する請求項1または請求項2に記載の直接噴射式内燃機関。
- 前記点火栓を、その放電電極部が前記燃料噴射弁からの燃料噴霧に近接して位置するように設け、前記燃料噴射弁近傍の燃料噴霧によって形成される可燃混合気に着火するようにした請求項3に記載の直接噴射式内燃機関。
- 前記内側キャビティと外側キャビティの中心を互いに一致させた請求項1から請求項4までのいずれか一つに記載の直接噴射式内燃機関。
- 前記燃料噴射弁は、そのノズル部付近に頂点が位置する仮想的な円錐面に沿って放射状に燃料を噴射するマルチホールノズルである請求項1から請求項5までのいずれか一つに記載の直接噴射式内燃機関。
- 前記制御装置は、前記成層運転域内の高負荷域で、点火時期を、キャビティからの混合気塊が点火栓の放電電極部に到達する時期に設定する請求項2に記載の直接噴射式内燃機関。
- ピストン冠面に形成したキャビティに向けて燃料を噴射供給する燃料噴射弁と点火栓とを燃焼室に臨むように備え、
前記燃料噴射弁を、その噴射燃料が前記キャビティ底面に衝突するように該底面に対向してかつその燃料噴霧の中心がシリンダ中心線に対して平行となるように設け、
前記キャビティを、それぞれ円形状の外側キャビティと、この外側キャビティの内側に形成した内側キャビティとから構成し、
前記外側キャビティの側壁の高さを、成層運転域内での高負荷状態での噴射燃料量を基準として、該噴射燃料が該外側キャビティよりも外側に溢れないように設定し、
前記内側キャビティを、その中心と前記燃料噴霧の中心とが一致するように設けた直接噴射式内燃機関の混合気形成方法であって、
前記成層運転域内での機関負荷状態に応じて燃料噴射時期を制御することで、前記噴射燃料の前記キャビティ底面への衝突位置を変化させると共に、前記成層運転域内での機関負荷が大きいほど前記内側キャビティ中心よりも離れたキャビティ底面に向けて燃料を噴射し、この噴射燃料と前記内側キャビティの側壁の位置関係及び燃料噴射量に基づいて、前記内側キャビティから前記外側キャビティへの燃料の着火時における溢れ量を調整するようにした直接噴射式内燃機関の混合気形成方法。 - 前記内側キャビティの大きさまたは側壁高さに基づいて前記内側キャビティから前記外側キャビティへの燃料の着火時における溢れ量を調節する請求項8に記載の直接噴射式内燃機関の混合気形成方法。
- 前記燃料噴射時期を、前記成層運転域内での機関負荷状態に応じて、高負荷時ほど進角させる請求項8または9に記載の直接噴射式内燃機関の混合気形成方法。
- 前記内側キャビティ内にて移動を抑制された燃料により形成される内側の成層混合気塊と、前記内側キャビティから溢れた燃料により前記外側キャビティ内にて形成される略環状の外側の成層混合気塊の空燃比を、各々前記キャビティの側壁高さを含む寸法により調節するようにした請求項9に記載の直接噴射式内燃機関の混合気形成方法。
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