JP4428155B2 - 監視制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、ビルなどにおいて空調や照明などの制御に用いられ、空調装置や照明器具などの少なくとも1つの監視対象端末を、操作パネルなどの少なくとも1つの操作表示端末からの操作に応答して、監視制御装置が集中して監視・制御を行う監視制御システムに関する。
上記のような監視制御システムの典型的な従来技術は、たとえば特許文献1に示されている。その従来技術による空調監視制御システムは、文献中の図1に示される通り、ビル空調監視制御装置と、ネットワーク(LAN)と、制御端末装置と、空調機と、専用信号線とを備えて構成されている。そして、各空調機は、専用信号線によってビル空調監視制御装置に接続され、制御信号等の通信パケットデータのやりとりを行うことで、該空調機の集中管理、個別管理が行われている。一方、前記空調監視制御装置は、ネットワークサーバ等を備え、ネットワークを介して制御端末装置と接続される。前記制御端末装置は、汎用コンピュータであり、WWWブラウザを備えている。こうして、空調監視制御装置が集中して各空調機の監視・制御を行う空調監視制御システムにおいて、空調監視制御装置を介して、ユーザの居室から、空調機の操作や状態表示を行うことが可能となっている。
特開2001−141289号公報
上述のような従来技術では、空調監視制御装置には、空調機への制御指令の伝送を制御する専用信号線の通信インタフェイス回路と、制御端末装置からの制御指令の伝送を制御するとともに、空調機からの運転状況の伝送を制御するLANの通信インタフェイス回路との双方が必要となり、高価なものになってしまうという問題がある。また、LANと専用信号線とのいずれも配線する必要があり、通信ケーブル費や配線工事費が高くなり、これによってもシステム全体のコストが高価なものになってしまうという問題がある。
本発明の目的は、低コストおよび簡単な施工で実現することができる監視制御システムを提供することである。
本発明の監視制御システムは、少なくとも1つの監視対象端末と、該監視対象端末に関する監視情報を表示出力するとともに、該監視対象端末への制御情報の入力を行う少なくとも1つの操作表示端末と、前記監視対象端末から受信した監視情報および/または前記操作表示端末から入力された制御情報に応じて前記監視対象端末の監視および/または制御を行う監視制御装置とを備えて成る監視制御システムにおいて、前記監視制御装置、監視対象端末および操作表示端末は、共通の通信回線に接続され、前記監視制御装置は、第1の周期で前記各監視対象端末にポーリングを行って前記監視情報を取得し、取得した監視情報を前記操作表示端末に送信するとともに、前記第1の周期よりも短い第2の周期で前記操作表示端末にポーリングを行って前記制御情報を取得し、制御情報の示す監視対象端末を該制御情報に応じて制御する一方、前記操作表示端末へのポーリングによって、該操作表示端末から監視情報を現在表示出力中の監視対象端末に係る端末特定情報および/または該操作表示端末の操作で次回に表示出力すべき監視対象端末に係る端末特定情報をさらに取得して記憶しておき、次回のポーリングによる監視情報の送信時には、記憶しておいた端末特定情報に含まれる監視対象端末の監視情報のみを送信することを特徴とする。
上記の構成によれば、ビルなどにおいて空調や照明などの制御に用いられ、空調装置や照明器具などの少なくとも1つの監視対象端末を、操作パネルなどの少なくとも1つの操作表示端末からの操作に応答して、監視制御装置が集中して監視・制御を行う監視制御システムにおいて、監視対象端末および操作表示端末の2種類の端末を、共通の通信回線を介して監視制御装置に接続する。そして前記監視制御装置は、第1の周期で前記各監視対象端末にポーリングを行って、運転状態や異常の有無などの監視情報を取得し、取得した監視情報を前記操作表示端末に送信して、画像や音声などで表示出力させる。一方、前記操作表示端末には、前記第1の周期よりも短い第2の周期でポーリングを行って、ON/OFF制御や運転状態(設定温度、設定照度)の制御などのための制御情報を取得し、その制御情報の示す監視対象端末を該制御情報に応じて制御する。
したがって、端末側(子側)からの要求を行えないために、パケットの衝突検出や衝突回避の機能が不要な、たとえばRS485などの簡単な通信インタフェイスを用いて、監視対象端末および操作表示端末の2種類の端末を共通の通信回線を介して監視制御装置に接続しても、操作表示端末に対するポーリングの頻度は監視対象端末に対するポーリングの頻度よりも高いので、制御の応答性を損なうことはなく、低コストおよび簡単な施工で、監視制御システムを実現することができる。
また操作表示端末は、監視制御装置から送信される監視情報の総てを表示するのではなく、自機の制御範囲の監視対象端末や、特に注目すべき(そのとき制御したい)監視対象端末に関する監視情報を表示する。これに対応して、監視制御装置は、操作表示端末から、現在表示出力中の監視対象端末に係る端末特定情報および/または該操作表示端末の操作で次回に表示出力すべき監視対象端末に係る端末特定情報を取得し、次回はその端末特定情報の監視対象端末に関する監視情報のみを送信する。
したがって、操作表示端末における表示出力のための記憶容量を小さく抑えることができるとともに、各操作表示端末との通信に要する時間を短縮することができ、ポーリングの周期を短くすることもできる。
さらにまた、本発明の監視制御システムでは、前記監視制御装置は、前記操作表示端末と前記第2の周期よりも長い期間通信できないときに、通信回復後に監視情報を表示出力中の監視対象端末に係る端末特定情報を操作表示端末に要求することを特徴とする請求項2記載の監視制御システム。
上記の構成によれば、操作表示端末は、監視制御装置から送信される監視情報の総てを表示するのではなく、自機の制御範囲の監視対象端末や、特に注目すべき(そのとき制御したい)監視対象端末に関する監視情報を表示する。一方、監視制御装置は、操作表示端末と前記第2の周期よりも長い期間通信できないときに、通信回復後のポーリングにおいて、監視情報を表示出力中の監視対象端末に係る端末特定情報を操作表示端末に要求し、取得する。そして、次回はその端末特定情報の監視対象端末に関する監視情報のみを送信する。
したがって、通信異常発生時にも早期に操作表示端末の表示を適正に更新することができる。
本発明の監視制御システムは、以上のように、ビルなどにおいて空調や照明などの制御に用いられ、空調装置や照明器具などの少なくとも1つの監視対象端末を、操作パネルなどの少なくとも1つの操作表示端末からの操作に応答して、監視制御装置が集中して監視・制御を行う監視制御システムにおいて、端末側(子側)からの要求を行えないために、パケットの衝突検出や衝突回避の機能が不要な、たとえばRS485などの簡単な通信インタフェイスを用いて、監視対象端末および操作表示端末の2種類の端末を共通の通信回線を介して監視制御装置に接続しても、操作表示端末に対するポーリングの頻度は監視対象端末に対するポーリングの頻度よりも高いので、制御の応答性を損なうことはなく、低コストおよび簡単な施工で、監視制御システムを実現することができる。
また、操作表示端末は、監視制御装置から送信される監視情報の総てを表示するのではなく、自機の制御範囲の監視対象端末や、特に注目すべき(そのとき制御したい)監視対象端末に関する監視情報を表示するのに対応して、監視制御装置は、操作表示端末から、現在表示出力中の監視対象端末に係る端末特定情報および/または該操作表示端末の操作で次回に表示出力すべき監視対象端末に係る端末特定情報を取得し、次回はその端末特定情報の監視対象端末に関する監視情報のみを送信するので、操作表示端末における表示出力のための記憶容量を小さく抑えることができるとともに、各操作表示端末との通信に要する時間を短縮することができ、ポーリングの周期を短くすることもできる。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の第1の形態に係る監視制御システムの構成を示すブロック図である。本発明に係る監視制御システムは、ビルなどにおいて空調や照明などの制御に用いられ、大略的に、監視制御装置1と、監視対象端末である前記空調装置や照明器具などの少なくとも1つ(図1では1〜n台)の設備機器21〜2n(以下、総称するときには参照符号2で示す)と、たとえばフロア毎に設置される少なくとも1つ(図1では図面の簡略化のために1つだけ示す)の操作表示器3とを備え、注目すべきは、マスターとなる監視制御装置1と、スレーブとなる設備機器2および操作表示器3の2種類の端末とが、共通の伝送媒体L1を介して相互に接続されていることである。
そして、前記伝送媒体L1は、たとえばRS485などの端末側(子側)からの要求を行えないために、パケットの衝突検出や衝突回避の機能が不要な、簡単な通信インタフェイスである。このため、監視制御装置1は、前記設備機器2および操作表示器3の2種類の端末を、後述するようにして順次ポーリングする。操作表示器3は、使用者が設備機器2の制御操作を行った場合には、監視制御装置1からポーリングされた時に、対象となる機器Noと制御状態(設定温度、ON/OFFなど)とで構成される制御要求テキストを返信する。また、監視制御装置1は、設備機器2の状態変化を検出するために、常時、各設備機器2へのポーリングを繰返し、状態変化が生じると、該当機器Noと動作状態(ON/OFF、異常の有無など)とを表す状態更新テキストを送信して表示内容を対応して変化させるとともに、操作表示器3へは一定間隔(Tpm)で前記のようなポーリングを行い、前記制御要求テキストを受信した場合には、該当する設備機器に制御状態(設定温度、ON/OFFなど)で構成される制御テキストを送信する。前記RS485の場合、前記伝送媒体L1として、2本で1対の信号線を用い、双方向の通信が可能であり、伝送速度は9.6kbpsまたは19.2kbps、伝送距離は500mである。
図2は、前記伝送媒体L1を流れる通信パケットの一構成例を示す図である。この通信パケットは、前記RS485による基本フォーマットを示すものである。この通信パケットは、2ビットのスタートビットSTAと、5ビットの相手先アドレスDAと、5ビットの自機アドレスSAと、パケット種別を表す4ビットのパケットIDPIDと、前記パケットIDPIDがテキストデータであることを表すときに添付されるテキストデータTEXTと、3ビットの終了ビットETXと、誤り検出符合BCCとから構成されている。
図3には、前記制御要求テキスト、制御テキストおよび状態更新テキストの構成を示す。各テキストは、共通に、テキスト種別、機器種別および設備機器No.のデータが順に続き、その後に、制御要求テキストでは制御要求値のデータが、制御テキストでは制御値のデータが、状態更新テキストでは現状の状態値のデータが、それぞれ続いて構成されている。
図4は、前記監視制御装置1の具体的構成を示す回路ブロック図である。この監視制御装置1は、中央処理装置101と、発振回路102と、プログラム格納用のROM103と、ワークデータや設備機器の状態情報を格納するRAM104と、タイマ105と、後述の伝送制御回路107からの送受信割込みやタイマ105からのタイマ割込みを制御する割込み制御回路106と、伝送媒体L1の通信制御を行う前記伝送制御回路107とを備えて構成される。
一方、図5は、前記操作表示器3の具体的構成を示す回路ブロック図である。この操作表示器3は、中央処理装置301と、発振回路302と、プログラム格納用のROM303と、ワークデータや設備機器の状態情報を格納するRAM304と、タイマ305と、後述の伝送制御回路307からの送受信割込みやタイマ305からのタイマ割込み、および後述の入力回路310からの操作入力割込みを制御する割込み制御回路306と、伝送媒体L1の通信制御を行う前記伝送制御回路307と、後述の表示部309へ表示信号を出力する表示回路308と、前記表示部309と、後述の入力部311からの操作入力信号を受取る入力回路310と、前記入力部311とを備えて構成される。
そして、前記設備機器2および操作表示器3の制御にあたって、監視制御装置1は、RAM104内に、伝送媒体L1に接続される総ての設備機器2および操作表示器3について、図6に示すような設備機器状態情報を保持する。監視制御装置1で保持される設備機器状態情報は、各設備機器2および操作表示器3のアドレスと、そのアドレスに対応する設備機器2や操作表示器3の機器種別(たとえば、’1’で空調装置、’2’で照明器具、’9’で操作表示器)と、設備機器2や操作表示器3の論理アドレスとなる機器No(たとえば、空調装置で”001”,”002”,‥、照明器具で”101”,”102”,‥、操作表示器で”901”,”902”,‥)と、設備機器2や操作表示器3の現在状態(たとえば、空調装置で”xx.x℃”、照明器具の場合’1’でOFF、’2’でON、操作表示器の場合’1’で正常、’2’で異常)とで構成される。そして、ポーリングによって現在状態が変化したことを検出すると、中央処理装置101は、RAM104内の内容を更新するとともに、該当する操作表示器3に状態更新テキストを送信する。なお、本実施の形態では、端末数を32として、端末の物理アドレスについて、0xB0〜0xCEを空調または照明の設備機器2、0xCFを操作表示器3に割付けている。
同様に、操作表示器3での動作状態の表示にあたって、該操作表示器3は、RAM304内に、伝送媒体L1に接続される、自身を除く総ての設備機器2について、図7に示すような設備機器状態情報を保持する。操作表示器3で保持される設備機器状態情報は、各設備機器2のアドレスに対応して、設備機器2の機器種別(たとえば、’1’で空調装置、’2’で照明器具)と、設備機器2の論理アドレスとなる機器No(たとえば、空調装置で”001”,”002”,‥、照明器具で”101”,”102”,‥)、設備機器2の現在状態(たとえば、空調装置で”xx.x℃”、照明器具の場合’1’でOFF、’2’でON)とで構成される。そして、ポーリングによって監視制御装置1から現在状態が変化したことを前記状態更新テキストによって通知されると、中央処理装置301が、RAM304内の内容を更新することで、表示部309の表示内容が更新される。前記設備機器2の現在状態において、照明器具の場合、ON/OFFだけでなく、調光状態などを示してもよい(単位:%)。
図8〜図10は、前記操作表示器3の表示部309に表示される画面例を示す図である。この表示部309の表示領域は、画面上端側の画面名称フレームF1、画面下端側のメッセージフレームF3およびそれらの間のメインフレームF2の3つのフレームに分割されている。そして、画面名称フレームF1は、現在表示中の画面の名称を表示する。また、メインフレームF2には、使用者からの操作を受付けるボタンや設備機器2の状態表示などが配置される。さらにまた、メッセージフレームF3は、監視制御装置1との通信状態に応じ、正常に動作中であることや、通信エラーが生じたことなどを使用者に通知するためのメッセージ表示エリアである。
図8は、初期画面であるメインメニューの画面例を示す。操作表示器3は、起動後、このメインメニュー画面を表示し、使用者からの操作を待機する。メインメニューでは、空調一覧画面ジャンプボタンC01と、照明一覧画面ジャンプボタンC02との2つの操作ボタンを有し、空調一覧画面ジャンプボタンC01が使用者から押下された場合には図9の空調一覧画面へ、照明一覧画面ジャンプボタンC02が押下された場合には図10の照明一覧画面へ、それぞれ移行する。
図9で示す空調一覧画面では、メインフレームF2の一画面内に3つの設備機器2の情報表示が可能であり、各設備機器2に対応して、この図9では、以下の参照符号に、a,b,cの添字を付している。各設備機器2について、機器No表示C11、機器名称表示C12、設定温度表示C13、設定温度upボタンC14、設定温度downボタンC15、現在温度表示C16を備える。設定温度upボタンC14を押下すると、設定温度表示C13に表示されている設定温度を1℃加算し、設定温度downボタンC15を押下すると、逆に設定温度表示C13を1℃減算する。
また、この空調一覧画面では、画面名称フレームF1に次画面ジャンプボタンC17および前画面ジャンプボタンC18を、メッセージフレームF3に戻るボタンC19を備える。次画面ジャンプボタンC17を押下すると、現在表示中の3つの設備機器(No001〜003)に続く機器Noの設備機器の情報、すなわち機器No004〜006の3つの設備機器の情報を表示する。以降次画面ジャンプボタンC17が押下されるたびに、更にその次の設備機器の情報へと移行してゆく。前画面ジャンプボタンC18が押下された場合には、その逆に前の設備機器の情報へと移行してゆく。戻るボタンC19が押下された場合には、前記図8のメインメニューへと移行する。
一方、図10で示す照明一覧画面では、メインフレームF2の一画面内に7つの設備機器2の情報表示が可能であり、各設備機器2に対応して、この図10では、以下の参照符号に、a,b,c,d,e,f,gの添字を付している。各設備機器2について、機器No表示C21、機器名称表示C22、機器状態表示&操作ボタンC23を備える。機器状態表示&操作ボタンC23は,現在の設備機器2のON/OFF状態を表示するとともに、この部分が使用者から押下されれば、設備機器2の反転制御(ONならばOFFへ、OFFならばONへ)を行う。
また、この照明一覧画面では、空調一覧画面と同様に、画面名称フレームF1に次画面ジャンプボタンC24および前画面ジャンプボタンC25を、メッセージフレームF3に戻るボタンC26を備える。各ボタンの動作は空調一覧画面と同様である。
図11は、上述のように構成される監視制御システムにおける監視制御装置1の全体動作を示すフローチャートである。監視制御装置1は、起動すると、次のポーリングタイミングにポーリング信号を送信すべき機器の物理アドレスであるポーリングアドレスを、アドレスの一番若い機器(0xB0)に初期化する(S101)。次に、操作表示器3に対してポーリングに行くためのタイマイベントを発行させるために、操作表示器ポーリングタイマに時間Tpmをセットする(S102)。続いて、操作表示器ポーリングタイマがタイムアップしているかどうか判断し(S103)、タイムアップしていなければポーリングアドレスにセットされている物理アドレスの機器に対してポーリング信号を出力する(S105)。その後、機器からの返信を待ち、返信があるかどうか判断し(S106)、返信がなければポーリングアドレスを次にポーリング信号を出力する物理アドレスにセットし直し(S107)、再びS103に戻る。
なお、操作表示器3が複数存在する場合には、前記S103は各操作表示器3に対して行われる。したがって、たとえばS103−1で周期がTpm1の第1の操作表示器のポーリングタイマがタイムアップしていなければS103−2に移り、周期がTpm2の第2の操作表示器のポーリングタイマの判定に移り・・・というように、総ての操作表示器のポーリングタイマの判定を終了した後に、S105に移ればよい。
前記S106で返信があれば、返信パケットは何を表すのかを判断し(S108)、状態変化パケットであれば、設備機器状態情報の該当する設備機器2の現在状態を更新し(S109)、操作表示器3に該当する設備機器2の状態更新テキストを送信し(S110)、前記S107でポーリングアドレスを次のアドレスにセットし直した後、S103に戻る。これに対して、S108で返信パケットが通信終結であれば、設備機器2からの情報は何もないと判断し、S107でポーリングアドレスを次のアドレスにセットし直し、S103に戻る。また、前記S103で操作表示器ポーリングタイマがタイムアップしていた場合、以降に示す操作表示器ポーリング処理(S104)を実行した後、前記S103に戻る。
図12は、前記S104における操作表示器3へのポーリング処理を詳しく説明するためのフローチャートである。先ず始めに、次回の操作表示器3のポーリングを行うためのタイマイベントを発行させるために、操作表示器ポーリングタイマに時間Tpmを再セットする(S1041)。次に、操作表示器3にポーリング信号を送信する(S1042)。その後、操作表示器3からの返信を待ち、返信があるかどうか判断し(S1043)、返信がなければ終了する。返信があれば、返信パケットは何か判断し(S1044)、通信終結であれば終了する。これに対して、返信パケットが制御要求であれば、該当する機器に制御テキストを送信し(S1045)、終了する。
一方、図13は、本実施形態の監視制御システムにおける操作表示器3の動作を説明するためのフローチャートである。操作表示器3は、起動すると、先ずメインメニューを表示し(S201)、入力イベント待ちとなる(S202)。何らかの入力イベントが発生すると、そのイベントを解析し(S203)、イベントの種類を判断して(S204)以降の処理に移る。
入力イベントが使用者からの画面切替えの場合、更に解析して次に表示すべき画面を判断し(S205)、次画面の表示を行い(S206)、S202に戻る。入力イベントが使用者からの制御操作の場合、制御要求イベントデータに対象となる設備機器2のアドレス、機器種別、設備機器Noおよび制御要求値をセットし(S207)、S202に戻る。入力イベントが監視制御装置1からの通信パケットの受信の場合、以降に示す通信パケット受信処理を実行し(S208)、S202に戻る。
図14は、前記S208における通信パケット受信処理を詳しく説明するためのフローチャートである。先ず受信した通信パケットの内容を解析し(S2081)判断する(S2082)。通信パケットがポーリング信号の場合、前記S207で書込まれる制御要求イベントデータがセットされているかを判断し(S2083)、セットされていなければ通信終結(EOT)を監視制御装置1に返信し(S2084)、終了する。前記制御要求イベントデータがセットされていれば、その制御要求イベントデータに基づき、制御要求テキストを返信して制御要求イベントデータをクリアし(S2085)、終了する。
これに対して、前記S2082で監視制御装置1から受信した通信パケットが状態更新テキストの場合、該当する設備機器2の設備機器状態情報中の現在状態を更新し(S2086)、さらにその設備機器2が現在画面に表示中かどうか判断し(S2087)、表示中であれば状態表示を更新(S2088)した後、監視制御装置1に通信終結(EOT)を返信し、表示中でなければ更新する必要がないので、直接通信終結(EOT)を返信し、終了する。
図15は、上述のように構成される監視制御システムの通信シーケンスを示す図である。先ず、参照符号TS11に示すように、監視制御装置1は、制御状態に変更のない場合は、総ての設備機器2に対して、順にポーリング信号を送信する。これは図11のS102、S105、S107から成る。また、参照符号TS12に示すように、前記TS11の周期とは別に、監視制御装置1は、周期Tpmで操作表示器3に対してポーリング信号を送信する。これは、図12の監視制御装置1の操作表示器ポーリング処理から成る。
ここで、周期Tpmは、TS11の設備機器2の1周期のポーリングに要する時間より短く、かつ一定に設定されている。したがって、監視制御装置1は、総ての設備機器に対してのポーリング動作の間に、一定の周期Tpmで操作表示器3へのポーリングを割込ませるようになる。そして、制御状態に変化がなければ、この周期的な動作を繰返す。
これに対して、参照符号TS13に示すように、監視制御装置1からのポーリング信号を受信した際、操作表示器3は、使用者が制御操作を行っていれば(図15ではNo2の設備機器)、制御要求テキストを監視制御装置1に返信することになる。これは、図14のS2085から成る。こうして、制御状態に変更が生じると、監視制御装置1は参照符号TS14に示すように、該当する設備機器2に対して制御テキストを送信する。これは、図12のS1045から成る。すなわち、システム全体として、使用者が操作表示器3において制御操作を行った場合、該当する設備機器2の制御を、ポーリング順が回って来ていなくても、優先して実行するようになる。
また、参照符号TS15に示すように、監視制御装置1は、設備機器2へのポーリングによって状態変化を検出すると(図15ではNo3の設備機器)、保持している設備機器状態情報を更新し、加えて操作表示器3に状態更新テキストを送信する。これは、図11のS109、S110から成る。操作表示器3では、前記状態更新テキストを受信すると、保持している設備機器状態情報を更新し、もし該当する設備機器2が表示中であれば表示を更新する。これは、図14のS2086、S2087、S2088から成る。
以上のように構成することで、マスターとなる監視制御装置1が順次スレーブとなる設備機器2および操作表示器3に対して問合わせを繰返してゆくポーリング/セレクティング手順による通信形態を用いるので、スレーブの通信相手はマスターのみであり、通信相手先のアドレス管理等が不要であるとともに、スレーブの通信機能をマスターからの問合わせに対する応答返信のみとすることができる。さらに、或る時点で伝送媒体L1上に流れるパケットは、必ずマスターと単一のスレーブとの間の通信パケットのみとなり、通信時の衝突検出やその回避機能も必要でなくなる。これによって、マスターおよびスレーブに必要な通信機能を簡略化することができ、データ格納用RAM104,304やプログラム格納用ROM103,303の容量が少なくてすみ、機器コスト、さらにはシステム全体コストを低減することができる。この上でさらに、操作表示器3を同一伝送媒体L1上に接続できるので、通信ケーブル費や配線工事費も低減することができ、システム全体コストの面で大きな低減効果を得ることができる。
一方、ポーリング/セレクティング手順による監視制御システムでは、上述のようにマスターとなる監視制御装置1がスレーブとなる総ての設備機器2および操作表示器3に対して通信パケットの送受信を行うので、各設備機器2への通信動作を行いながら、操作表示器3からの制御操作や操作表示器3への機器状態の転送など、監視制御装置1と操作表示器3との間の通信を、操作表示器3の使用者が不快感を覚えることのないように、応答性よく、速やかに行えることが必要である。そこで本発明では、設備機器2の1周期のポーリングに要する時間より短い一定周期Tpm毎に操作表示器3をポーリングし、また使用者が操作表示器3において制御操作を行った場合、該当する設備機器2の制御を、ポーリング順が回って来ていなくても、優先して実行するので、伝送媒体L1に、RS485などの低コストで実現できる伝送制御回路107,307を使用しても、操作表示器3の使用者が不快感を覚えることはない。
なお、前記周期Tpmを短くすることで、より早い応答性が得られるけれども、各設備機器2へのポーリングに、頻繁に割込みが発生することになり、監視制御装置1が総ての設備機器2の状態を監視し終える時間が長くなる。一般的に、監視制御装置1は1秒間に数十個の設備機器2に対してポーリング可能であるので、1秒間に数回程度操作表示器3に対してのポーリングを割込ませるように前記周期Tpmを決定すれば、総ての設備機器2のポーリングを終えるまでの時間の増分を、1割以下程度に抑えることができる。一方、コンマ数秒程度の遅れで設備機器2の制御が実行されれば、操作表示器3で制御操作を行った使用者は、特に制御完了が遅いといった印象を持つことはない。以上のことから、前記周期Tpmは、おおよそ0.2〜0.5秒程度の範囲内で決定するのが好ましい。
[実施の形態2]
図16は、本発明の実施の第2の形態に係る監視制御システムにおいて、監視制御装置1側で保持される設備機器状態情報を示す図である。本実施の形態は、前述の図1、図4および図5と同様の構成で実現することができ、この図16は前記RAM104内に保持される設備機器状態情報であり、図6と類似している。注目すべきは、本実施の形態では、各設備機器2の状態情報が、操作表示器3に表示中かどうかを示す表示中フラグを備えていることである。同様に、図17は、操作表示器3のRAM304内に保持される設備機器状態情報を示す図である。図7では総ての設備機器2の状態情報を保持しているのに対して、この図17では、一画面内に表示される最大数分しか状態情報を持たない点で異なる。
これに対応して、操作表示器3は、使用者が表示画面の変更操作を行った場合、監視制御装置1からのポーリングに対して、現在画面で表示する必要のある設備機器Noのリストを返信し、監視制御装置1は、前記操作表示器3から送られてきた設備機器Noのリストに対応して前記表示中フラグを更新しておく。前記設備機器Noリストは、操作表示器3の制御範囲の設備機器2や、特に注目すべき(そのとき制御したい)設備機器2を表すものであり、上述のように使用者の表示画面の変更操作によって適宜更新される。そして、監視制御装置1は、設備機器2の状態変化を検出した際に、前記表示中フラグを参照し、操作表示器3に該当設備機器2の情報が表示されているか判断し、表示されている場合は操作表示器3に状態更新テキストを送信して表示を更新させ、表示されていない場合は状態更新テキストを送信しない。上記以外の点では、先に示した第1の実施の形態と同様の構成であり、ここでは説明を省略する。
図18は、上述のように構成される監視制御システムにおける監視制御装置1の全体動作を示すフローチャートである。この動作は、前述の図11に示す動作に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、前記S106で返信があり、S108で返信パケットが状態更新テキストであると、S109で設備機器状態情報の該当する設備機器2の現在状態を更新した後、保持する設備機器状態情報の表示中フラグを参照し(S111)、該当する設備機器2が操作表示器3で表示中である場合のみ、前記S110で操作表示器3に状態更新テキストを送信することである。
図19は、本実施形態のS104における操作表示器ポーリング処理を詳しく説明するためのフローチャートである。この動作も、前述の図12に示す動作に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、前記S1043で返信があり、S1044においてその返信パケットは何か判断し、設備機器Noリストであれば表示中フラグを更新する(S1046)ことである。またこのとき、S1047に示すように、操作表示器3に対して、更新後表示中フラグがセットされている設備機器2総てについて、状態変化一括テキストを送信する。
図20は、同様に、本実施形態における操作表示器3の動作を説明するためのフローチャートである。この動作も、前述の図13で示す動作に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、操作表示器3は、前記S204で使用者からの画面切替え操作を検出すれば、S205で表示すべき画面を判断し、S206で次画面の表示を行うと、画面切替え発生フラグを1にセットする(S209)ことである。
図21は、本実施の形態のS208における操作表示器3の通信パケット受信処理を詳しく説明するためのフローチャートである。この動作も、前述の図14で示す動作に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、前記S2083で制御要求イベントデータがセットされていなければ、監視制御装置1からのポーリングに対して前記画面切替え発生フラグが1にセットされていると、画面切替え後に表示する総ての設備機器2を表す設備機器Noリストテキストを返信する(S208A、S208B)ことである。前記画面切替え発生フラグが1にセットされていなければ、前記S2084で通信終結(EOT)を監視制御装置1に返信する。図22に、前記状態更新テキスト、状態更新一括テキスト設備機器Noリストテキストの構成を示す。
図23は、上述のように構成される監視制御システムの通信シーケンスを示す図である。この動作も、前述の図15で示す動作に類似している。注目すべきは、先ず参照符号TS21に示すように、操作表示器3で使用者が画面切替え操作を行った場合、監視制御装置1は設備機器Noリストを受取ることで次の画面で表示すべき設備機器2のリストを得る(図23ではNo1,2,3の設備機器)ことである。これを基に、参照符号TS22に示すように、該当設備機器2の状態変化が発生(図23ではNo3の設備機器)した場合は、参照符号TS23に示すように、操作表示器3に表示中の設備機器かどうか判断し、表示中の機器についてのみ操作表示器3に状態更新テキストを送信する。
このように構成することで、設備機器2の状態変化が発生しても、その総てを操作表示器3に送信せず、端末特定情報である設備機器Noリストから、該操作表示器3で表示されているものだけを送信するので、前記伝送媒体L1のトラフィックを下げることが可能となり、ポーリングの周期を短くすることができる。またTS21で、監視制御装置1は、使用者が画面切替え操作を行うと、次回に表示中となるべき設備機器2について、一旦その状態を操作表示器3に送る。これを受け、操作表示器3では画面の状態表示ができるので、前記図7と図17とから明らかなように、自身に総ての設備機器2の状態情報を保持する必要がなくなり、記憶容量を小さく抑えることができるとともに、新たに表示すべきとなった設備機器2に状態変化が生じていなくても、その設備機器2の状態表示に切替えることができ、監視操作に対する表示の追従性を良くすることができる。
[実施の形態3]
図24は、本発明の実施の第3の形態に係る監視制御システムにおける操作表示器ポーリング処理を詳しく説明するためのフローチャートである。本実施の形態も、前述の図1、図4および図5と同様の構成で実現することができ、この図24の動作も、前述の図19で示す動作に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、監視制御装置1から操作表示器3に対して現在表示中の設備機器Noのリストを要求することができ、それに対して操作表示器3が返信で応じることである。設備機器Noリスト要求テキストは、前記図22に示す。
具体的には、前記S1043で操作表示器へのポーリングで何ら返信がなければ、すなわち前記周期Tmpよりも長い期間通信できないときに、操作表示器3の現在状態を異常にセットする(S1048)。その後、S1043からS1044で操作表示器3への同様のポーリングに対して何らかの返信が得られれば、以前の操作表示器の状態が異常か判断し(S1049)、そうであれば操作表示器3に設備機器Noリスト要求テキストを送信し(S104A)、操作表示器3から改めて表示中の設備機器Noリストを送返すよう促す。その後、操作表示器3の現在状態を正常にセットする(S104B)。
図25は、本実施の形態における操作表示器3の通信パケット受信処理を詳しく説明するためのフローチャートである。この動作も、前述の図21で示す動作に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、前記S2081からS2082で通信パケットの内容が解析され、設備機器Noリスト要求テキストである場合には、設備機器Noリスト要求フラグを有りにセット(S208C)した後、通信終結(EOT)を返信し(S208D)、一旦通信を終える。その後、監視制御装置1からポーリングを受け、S2083で制御要求イベントデータがセットされていなければ、設備機器Noリスト要求フラグが有りかどうか判断し(S208E)、有りであれば設備機器Noリストを返信し(S208F)、設備機器Noリスト要求フラグを無しにセットする(S208G)。
図26は、上述のように構成される監視制御システムの通信シーケンスを示す図である。参照符号TS31に示すように、操作表示器3へのポーリングで返信がなければ、監視制御装置1は操作表示器3の異常と検出する。その後、参照符号TS32で示すように、操作表示器3からの返信を得て、異常の復旧を検出すると、参照符号TS33に示すように、設備機器Noリスト要求テキストを送ることで、次のポーリングで操作表示器3から設備機器Noリストを受取ることができる。
このように構成することで、万が一通信異常中に操作表示器3の画面が変わっていても、復旧後、その画面に表示されている設備機器2について、状態表示の更新を正しく行うことができる。これによって、監視制御装置1と操作表示器3との間で通信ラインの断線などのトラブルが発生し、その後復旧した場合、操作表示器3で現在表示中の設備機器Noのリストを監視制御装置1は再取得でき、以後正しく操作表示器3の画面表示の状態変化が行えるようになる。こうして、通信異常発生時にも早期に操作表示器3の表示を更新することができる。
なお、たとえば特開2001−157276号公報や特開平6−159775号公報には、監視制御システムでポーリングを行うことが記載されているけれども、操作表示器へのポーリングは設備機器と同様の周期で行われるので、入力操作に対する制御の応答遅れや、制御状態変化の表示遅れが問題になる。
本発明の実施の第1の形態に係る監視制御システムの構成を示すブロック図である。 図1で示す監視制御システムにおける通信パケットの一構成例を示す図である。 図2で示す通信パケットにおける制御要求テキスト、制御テキストおよび状態更新テキストの構成を示す図である。 図1で示す監視制御装置の具体的構成を示す回路ブロック図である。 図1で示す操作表示器の具体的構成を示す回路ブロック図である。 図4で示す監視制御装置で保持される設備機器状態情報を示す図である。 図5で示す操作表示器で保持される設備機器状態情報を示す図である。 図5で示す操作表示器の表示部に表示されるメインメニューの画面例を示す図である。 操作表示器の表示部に表示される空調一覧画面の画面例を示す図である。 操作表示器の表示部に表示される照明一覧画面の画面例を示す図である。 監視制御装置の全体動作を示すフローチャートである。 操作表示器ポーリング処理を詳しく説明するためのフローチャートである。 操作表示器の動作を説明するためのフローチャートである。 通信パケット受信処理を詳しく説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の第1の形態の監視制御システムの通信シーケンスを示す図である。 本発明の実施の第2の形態の監視制御システムにおける監視制御装置で保持される設備機器状態情報を示す図である。 本発明の実施の第2の形態の監視制御システムにおける操作表示器で保持される設備機器状態情報を示す図である。 本発明の実施の第2の形態の監視制御装置の全体動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の第2の形態における操作表示器ポーリング処理を詳しく説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の第2の形態における操作表示器の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の第2の形態の通信パケットにおける制御要求テキスト、制御テキストおよび状態更新テキストの構成を示す図である。 本発明の実施の第2の形態の通信シーケンスを示す図である。 本発明の実施の第2の形態の通信シーケンスを示す図である。 本発明の実施の第3の形態に係る監視制御システムにおける操作表示器ポーリング処理を詳しく説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の第3の形態における操作表示器の通信パケット受信処理を詳しく説明するためのフローチャートである。 図2のように構成される監視制御システムの通信シーケンスを示す図である。
1 監視制御装置
21〜2n 設備機器
3 操作表示器
L1 伝送媒体
101,301 中央処理装置
102,302 発振回路
103,303 ROM
104,304 RAM
105,305 タイマ
106,306 割込み制御回路
107,307 伝送制御回路
308 表示回路
309 表示部
310 入力回路
311 入力部

Claims (2)

  1. 少なくとも1つの監視対象端末と、該監視対象端末に関する監視情報を表示出力するとともに、該監視対象端末への制御情報の入力を行う少なくとも1つの操作表示端末と、前記監視対象端末から受信した監視情報および/または前記操作表示端末から入力された制御情報に応じて前記監視対象端末の監視および/または制御を行う監視制御装置とを備えて成る監視制御システムにおいて、
    前記監視制御装置、監視対象端末および操作表示端末は、共通の通信回線に接続され、
    前記監視制御装置は、第1の周期で前記各監視対象端末にポーリングを行って前記監視情報を取得し、取得した監視情報を前記操作表示端末に送信するとともに、前記第1の周期よりも短い第2の周期で前記操作表示端末にポーリングを行って前記制御情報を取得し、制御情報の示す監視対象端末を該制御情報に応じて制御する一方、前記操作表示端末へのポーリングによって、該操作表示端末から監視情報を現在表示出力中の監視対象端末に係る端末特定情報および/または該操作表示端末の操作で次回に表示出力すべき監視対象端末に係る端末特定情報をさらに取得して記憶しておき、次回のポーリングによる監視情報の送信時には、記憶しておいた端末特定情報に含まれる監視対象端末の監視情報のみを送信することを特徴とする監視制御システム。
  2. 前記監視制御装置は、前記操作表示端末と前記第2の周期よりも長い期間通信できないときに、通信回復後に監視情報を表示出力中の監視対象端末に係る端末特定情報を操作表示端末に要求することを特徴とする請求項記載の監視制御システム。
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