JP4427428B2 - Pll回路 - Google Patents

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本発明は、電圧制御発振器の発振周波数を粗調整する機能(コースチューン機能)を有するPLL回路に関するものである。
図3は、従来のPLL回路の構成を表す一例の概略図である。同図に示すPLL回路11は、電圧制御発振器の発振周波数を粗調整する機能を有するもので、位相比較器(PFD)12と、チャージポンプ(CP)14と、ループフィルタ(LF)16と、周波数粗調整回路(CT)18と、電圧制御発振器(VCO)20と、分周器(1/N)22とを備えている。
PLL回路11では、位相比較器12により、基準信号refと分周器22の出力信号との間の位相差が検出され、その検出結果であるアップ信号UPpfdおよびダウン信号DOWNpfdが出力される。例えば、基準信号refの位相よりも分周器22の出力信号の位相の方が進んでいる場合、ダウン信号DOWNpfdが出力され、遅れている場合にはアップ信号UPpfdが出力される。
位相比較器12からアップ信号UPpfdが出力されると、チャージポンプ14のスイッチ26がオンし、直流電流源24によって、容量素子36及び容量素子34がチャージアップされコントロール電圧Vtuneが上昇する。逆に、ダウン信号DOWNpfdが出力されるとスイッチ28がオンし、直流電流源30によって容量素子36及び容量素子34がディスチャージされ、コントロール電圧Vtuneが下降する。
周波数粗調整回路18では、比較器(COMP)38により、コントロール電圧Vtuneと基準電圧とが比較される。例えば、コントロール電圧Vtuneが基準電圧の上限値以上であった場合、アップ信号UPctrが出力され、下限値以下であった場合、ダウン信号DOWNctrが出力される。これらのアップ信号UPctrおよびダウン信号DOWNctrに応じて、カウンタ(counter)40のカウント値がアップカウントまたはダウンカウントされる。
電圧制御発振器20は、図4に示すように、LC発振回路およびその出力ノードに接続された複数のスイッチドキャパシタを備えている。また、各々のスイッチドキャパシタ46は、発振回路の出力ノードとグランドとの間に直列に接続された容量素子48及びスイッチ50を備えている。各々のスイッチ50のオンオフ制御入力には、周波数粗調整回路18のカウンタ40のカウント値が入力されている。
電圧制御発振器20では、周波数粗調整回路18のカウンタ40のカウント値に応じて、各々のスイッチドキャパシタ46のスイッチ50のオンオフが切り替えられる。例えば、カウンタ40のカウント値が1つ増えると、オフになるスイッチ50の個数が1つ増える。その結果、容量素子48の容量値を単位として全体の容量値が変更され、電圧制御発振器20の発振周波数が粗調整される。
また、電圧制御発振器20では、チャージポンプ14からループフィルタ16を介して入力されるコントロール電圧Vtuneの電圧値に応じて、可変容量44の容量値が変更される。例えば、コントロール電圧Vtuneの電圧値が上昇すると、これに応じて、可変容量44の容量値が大きく変更される。その結果、可変容量44の容量値の変化分に応じて電圧制御発振器20の発振周波数が微調整される。
続いて、電圧制御発振器20の出力信号は、分周器22により1/Nの周波数に分周され、前述の位相比較器12に入力される。以後同様にして、基準信号refと変更後の分周器22の出力信号との間の位相差が検出され、これに応じて電圧制御発振器20の出力信号の発振周波数が繰り返し変更されることにより、基準信号refと電圧制御発振器20の出力信号との間の位相および周波数が同期(ロック)される。
PLL回路11では、周波数粗調整回路18を備え、電圧制御発振器20の発振周波数を粗調整することによって、電圧制御発振器20のゲインを大きくすることなく、そのチューニングレンジを広く取ることができるという利点がある。
しかし、PLL回路11では、図5のタイミングチャートに示すように、例えばコントロール電圧Vtuneが上昇して基準電圧の上限値Vhを超え(例えば、図5中‘1’で示す)、これに応じて電圧制御発振器20の発振周波数が変更(粗調整および微調整)されてから、基準信号refと変更後の分周器22の出力信号との間の位相差が検出され、再度コントロール電圧Vtuneが変更されるまでの間、コントロール電圧Vtuneは変動し続ける(例えば、図5中‘2’で示す)。
従って、その間にコントロール電圧Vtuneに無駄なオーバーシュートやアンダーシュートが発生し、分周器22が動作不能になったり、PLL回路11のロック時間が長くなるなどの問題が発生するという欠点があった。
なお、本発明の出願時に、本発明に関わる先行技術文献は存在していない。
本発明の目的は、前記従来技術に基づく問題点を解消し、周波数粗調整回路を備えるPLL回路において、その安定性を向上させることができ、ロック時間も短縮することができるPLL回路を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、位相比較器から出力される第1のアップ信号および第1のダウン信号の入力によって上昇および降下するコントロール電圧を生成するチャージポンプと、前記コントロール電圧が上昇すると発振周波数が高くなり、降下すると発振周波数が低くなるように発振周波数が微調整される電圧制御発振器とを備えるとともに、前記電圧制御発振器の発振周波数を粗調整する周波数粗調整回路を備えるPLL回路であって、
前記周波数粗調整回路は、前記コントロール電圧と基準電圧とを比較して、前記コントロール電圧が前記基準電圧の上限値以上であった場合および下限値以下であった場合に第2のアップ信号および第2のダウン信号を出力する比較器と、この比較器から出力される第2のアップ信号をアップカウントして前記電圧制御発振器の発振周波数が高くなるように粗調整するためのカウント値を出力し、前記第2のダウン信号ダウンカウントして前記電圧制御発振器の発振周波数が低くなるように粗調整するためのカウント値を出力するカウンタとを備え、
前記比較器から出力される第2のアップ信号および第2のダウン信号が、前記チャージポンプに、前記第2のアップ信号が出力されたときに前記コントロール電圧が降下し、前記第2のダウン信号が出力されたときに前記コントロール電圧が上昇するようにフィードバックされていることを特徴とするPLL回路を提供するものである。
ここで、前記第2のアップ信号もしくは第2のダウン信号が出力されたときに、前記チャージポンプに、前記第1のアップ信号および第1のダウン信号が入力されるとともに前記第2のアップ信号もしくは第2のダウン信号がフィードバックされることが好ましい。
また、前記比較器から出力される第2のアップ信号が前記位相比較器から出力される第1のダウン信号とワイヤード接続され、前記比較器から出力される第2のダウン信号が前記位相比較器から出力される第1のアップ信号とワイヤード接続されることによって前記第2のアップ信号および第2のダウン信号がフィードバックされていることが好ましい。
本発明のPLL回路では、コントロール電圧が変更されると、周波数粗調整回路の比較器によってコントロール電圧と基準電圧との比較が行われ、アップ信号およびダウン信号が出力される。そして、これらのアップ信号およびダウン信号は、位相比較器のダウン信号およびアップ信号にそれぞれワイヤード接続されてフィードバックされる。その結果、チャージポンプから出力されるコントロール電圧は瞬時に更新され、無駄なオーバーシュートやアンダーシュートが生じなくなる。これにより、電圧制御発振器の発振周波数が安定し、PLL回路の動作が安定するだけでなく、コントロール電圧の変動が一定範囲に抑えられることによってPLL回路のロック時間も短縮することができる。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明のPLL回路を詳細に説明する。
図1は、本発明のPLL回路の構成を表す一実施形態の概略図である。同図に示すPLL回路10は、図3に示す従来のPLL回路11において、周波数粗調整回路18の比較器38から出力されるアップ信号UPctrと位相比較器12から出力されるダウン信号DOWNpfdとをワイヤード接続し、周波数粗調整回路18の比較器38から出力されるダウン信号DOWNctrと位相比較器12から出力されるアップ信号UPpfdとをワイヤード接続したものである。
すなわち、図1に示すPLL回路10は、位相比較器(PFD)12と、チャージポンプ(CP)14と、ループフィルタ(LF)16と、周波数粗調整回路(CT)18と、電圧制御発振器(VCO)20と、分周器(1/N)22とを備えている。
位相比較器12には、基準信号refと、分周器22の出力信号とが入力されている。位相比較器12からは、アップ信号UPpfdおよびダウン信号DOWNpfdが出力されている。
続いて、チャージポンプ14は、電源とグランドとの間に直列に接続された直流電流源24と、スイッチ26,28と、直流電流源30とを備えている。スイッチ26,28のオンオフ制御入力には、位相比較器12から出力されるアップ信号UPpfdおよびダウン信号DOWNpfdが各々入力されている。チャージポンプ14のスイッチ26,28の接続点からはコントロール電圧Vtuneが出力されている。
続いて、ループフィルタ16は、チャージポンプ14の出力とグランドとの間に直列に接続された抵抗素子32および容量素子34と、同じくチャージポンプ14の出力とグランドとの間に接続された容量素子36とによって構成されるローパスフィルタである。ループフィルタ16は、PLL回路10から出力される信号の発振周波数の安定性を向上させるために挿入されている。
周波数粗調整回路18は、比較器(COMP)38と、カウンタ(counter)40とを備えている。比較器38には、コントロール電圧Vtuneが入力されている。比較器38からは、アップ信号UPctrおよびダウン信号DOWNctrが出力されている。比較器38から出力されるアップ信号UPctrおよびダウン信号DOWNctrはカウンタ40に入力されている。
また、比較器38から出力されるアップ信号UPctrと位相比較器12から出力されるダウン信号DOWNpfdとがワイヤード接続され、チャージポンプ14のスイッチ28のオンオフ制御入力に入力されている。また、比較器38から出力されるダウン信号DOWNctrと位相比較器12から出力されるアップ信号UPpfdとがワイヤード接続され、チャージポンプ14のスイッチ26のオンオフ制御入力に入力されている。
続いて、電圧制御発振器20には、周波数粗調整回路18のカウンタ40から出力されるカウント値と、チャージポンプ14から出力されるコントロール電圧Vtuneとが入力されている。
電圧制御発振器20は、図4に示すように、LC発振回路およびその出力ノードに接続された複数のスイッチドキャパシタを備えている。また、各々のスイッチドキャパシタ46は、発振回路の出力ノードとグランドとの間に直列に接続された容量素子48及びスイッチ50を備えている。各々のスイッチ50のオンオフ制御入力には、周波数粗調整回路18のカウンタ40のカウント値が入力されている。
電圧制御発振器20の出力信号は、分周器22に入力されている。分周器22の出力信号は、前述の位相比較器12に入力されている。
次に、PLL回路10の動作を説明する。
PLL回路10では、位相比較器12により、基準信号refと分周器20の出力信号との間の位相差が検出され、その検出結果であるアップ信号UPpfdおよびダウン信号DOWNpfdが出力される。例えば、基準信号refの位相よりも分周器22の出力信号の位相の方が進んでいる場合、ダウン信号DOWNpfdが出力され、遅れている場合にはアップ信号UPpfdが出力される。
位相比較器12からアップ信号UPpfdが出力されると、チャージポンプ14のスイッチ26がオンし、直流電流源24によって、容量素子36及び容量素子34がチャージアップされコントロール電圧Vtuneが上昇する。逆に、ダウン信号DOWNpfdが出力されるとスイッチ28がオンし、直流電流源30によって容量素子36及び容量素子34がディスチャージされ、コントロール電圧Vtuneが下降する。
周波数粗調整回路18では、比較器38により、コントロール電圧Vtuneと基準電圧とが比較される。例えば、コントロール電圧Vtuneが基準電圧の上限値以上であった場合、アップ信号UPctrが出力され、下限値以下であった場合、ダウン信号DOWNctrが出力される。これらのアップ信号UPctrおよびダウン信号DOWNctrに応じて、カウンタ40のカウント値がアップカウントまたはダウンカウントされる。
また、比較器38からアップ信号UPctrが出力されると、チャージポンプ14のスイッチ28がオンし、直流電流源30によって、容量素子36及び容量素子34がディスチャージされ、コントロール電圧が瞬時に下降する。一方、比較器38からダウン信号DOWNctrが出力されるとスイッチ26がオンし、直流電流源24によって、容量素子36及び容量素子34がチャージアップされ、コントロール電圧Vtuneが瞬時に上昇する。
電圧制御発振器20では、周波数粗調整回路18のカウンタ40のカウント値に応じて、各々のスイッチドキャパシタ46のスイッチ50のオンオフが切り替えられ、その発振周波数がスイッチドキャパシタ46の容量素子48の容量値を単位として粗調整される。
例えば、周波数粗調整回路18のカウンタ40のカウント値が1つアップカウントされると、スイッチ50がオフする個数が1つ増える。その結果、全体の容量値が1つ分の容量素子48の容量値だけ減少し、その分、電圧制御発振器20の発振周波数が高くなる。逆に、カウント値が1つダウンカウントされると、全体の容量値が1つ分の容量素子48の容量値だけ増加し、その分、電圧制御発振器20の発振周波数が低くなる。
また、電圧制御発振器20では、ループフィルタ16を介して入力されるコントロール電圧Vtuneの電圧値に応じて、その発振周波数が可変容量44の容量値に応じて微調整される。
例えば、コントロール電圧Vtuneの電圧値が上昇すると、これに応じて可変容量44の容量値が小さくなるように変更される。その結果、可変容量44の容量値の減少分だけ電圧制御発振器20の発振周波数が高くなる。逆に、コントロール電圧Vtuneの電圧値が下降すると、これに応じて可変容量44の容量値が大きくなるように変更され、可変容量44の増加分だけ電圧制御発振器20の発振周波数が低くなる。
すなわち、前述の周波数粗調整回路18において、基準電圧の上限値および下限値は、可変容量44の容量値を変更することによって対応することが可能なコントロール電圧Vtuneの範囲(ファインチューンレンジ)を表す。コントロール電圧Vtuneがファインチューンレンジ内で変化する場合には、可変容量44の容量値を変更することによって、電圧制御発振器20の発振周波数が微調整される。
一方、コントロール電圧Vtuneがファインチューンレンジを超えて変化した場合には、スイッチドキャパシタ46のオンオフが切り替えられ、容量素子48の容量値を単位として全体の容量値が変更され、これに応じて電圧制御発振器20の発振周波数が粗調整されるとともに、コントロール電圧Vtuneの電圧値に応じて電圧制御発振器20の発振周波数が微調整される。
続いて、電圧制御発振器20の出力信号は、分周器22により1/Nの周波数に分周され、位相比較器12に入力される。以後同様にして、基準信号refと分周器22の出力信号との間の位相差が検出され、上述するように、電圧制御発振器20の出力信号の発振周波数が繰り返し変更されることにより、基準信号refと電圧制御発振器20の出力信号との間の位相および周波数が同期(ロック)される。
上記のように、PLL回路10では、コントロール電圧Vtuneが変更されると、これに応じて電圧制御発振器20の発振周波数が変更されるのと同時に、周波数粗調整回路18の比較器38によって、コントロール電圧Vtuneと基準電圧との比較が行われ、アップ信号UPctrおよびダウン信号DOWNctrが位相比較器12のダウン信号DOWNpfdおよびアップ信号UPpfdにフィードバックされる。
比較器38からアップ信号UPctrが出力された場合、すなわち電圧制御発振器20の発振周波数が粗調整されて高くなる場合、チャージポンプ14のスイッチ28がオンし、チャージポンプ14から出力されるコントロール電圧Vtuneの電圧値は瞬時に降下する。従って、コントロール電圧Vtuneが無駄にオーバーシュートすることを防止することができる。
一方、比較器38からダウン信号DOWNctrが出力された場合、すなわち電圧制御発振器20の発振周波数が粗調整されて低くなる場合、チャージポンプ14のスイッチ26がオンし、チャージポンプ14から出力されるコントロール電圧Vtuneの電圧値は瞬時に上昇する。従って、コントロール電圧Vtuneが無駄にアンダーシュートすることを防止することができる。
上記のように、PLL回路10では、コントロール電圧Vtuneが瞬時に更新され、図2のタイミングチャートに点線で示すように、無駄なオーバーシュートやアンダーシュートが生じなくなる。これにより、電圧制御発振器20の発振周波数が安定し、PLL回路10の動作が安定するだけでなく、コントロール電圧Vtuneの変動が一定範囲に抑えられることによってPLL回路10のロック時間も短縮することができる。
なお、位相比較器12、チャージポンプ14、ループフィルタ16、周波数粗調整回路18、電圧制御発振器20、および分周器22の具体的な回路構成は何ら限定されず、各種構成のものを採用することができる。また、周波数粗調整回路18の比較器38およびカウンタ40の具体的な回路構成も何ら限定されない。また、ループフィルタ16および分周器22は、必要に応じて適宜設けるようにしてもよい。
本発明は、基本的に以上のようなものである。
以上、本発明のPLL回路について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
本発明のPLL回路の構成を表す一実施形態の概略図である。 図1に示すPLL回路において、コントロール電圧の動作を表す一例のタイミングチャートである。 従来のPLL回路の構成を表す一例の概略図である。 電圧制御発振器の構成を表す一例の回路図である。 図3に示すPLL回路において、コントロール電圧の動作を表す一例のタイミングチャートである。
符号の説明
10,11 PLL回路
12 位相比較器(PFD)
14 チャージポンプ(CP)
16 ループフィルタ(LF)
18 周波数粗調整回路(CT)
20 電圧制御発振器(VCO)
22 分周器(1/N)
24,30 直流電流源
26,28,50 スイッチ
32 抵抗素子
34,36,48 容量素子
38 比較器(COMP)
40 カウンタ(counter)
44 可変容量
46 スイッチドキャパシタ

Claims (3)

  1. 位相比較器から出力される第1のアップ信号および第1のダウン信号の入力によって上昇および降下するコントロール電圧を生成するチャージポンプと、前記コントロール電圧が上昇すると発振周波数が高くなり、降下すると発振周波数が低くなるように発振周波数が微調整される電圧制御発振器とを備えるとともに、前記電圧制御発振器の発振周波数を粗調整する周波数粗調整回路を備えるPLL回路であって、
    前記周波数粗調整回路は、前記コントロール電圧と基準電圧とを比較して、前記コントロール電圧が前記基準電圧の上限値以上であった場合および下限値以下であった場合に第2のアップ信号および第2のダウン信号を出力する比較器と、この比較器から出力される第2のアップ信号をアップカウントして前記電圧制御発振器の発振周波数が高くなるように粗調整するためのカウント値を出力し、前記第2のダウン信号ダウンカウントして前記電圧制御発振器の発振周波数が低くなるように粗調整するためのカウント値を出力するカウンタとを備え、
    前記比較器から出力される第2のアップ信号および第2のダウン信号が、前記チャージポンプに、前記第2のアップ信号が出力されたときに前記コントロール電圧が降下し、前記第2のダウン信号が出力されたときに前記コントロール電圧が上昇するようにフィードバックされていることを特徴とするPLL回路。
  2. 前記第2のアップ信号もしくは第2のダウン信号が出力されたときに、前記チャージポンプに、前記第1のアップ信号および第1のダウン信号が入力されるとともに前記第2のアップ信号もしくは第2のダウン信号がフィードバックされることを特徴とする請求項1記載のPLL回路。
  3. 前記比較器から出力される第2のアップ信号が前記位相比較器から出力される第1のダウン信号とワイヤード接続され、前記比較器から出力される第2のダウン信号が前記位相比較器から出力される第1のアップ信号とワイヤード接続されることによって前記第2のアップ信号および第2のダウン信号がフィードバックされていることを特徴とする請求項1または2記載のPLL回路。
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