JP4423049B2 - 消耗品要求方法 - Google Patents

消耗品要求方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4423049B2
JP4423049B2 JP2004012361A JP2004012361A JP4423049B2 JP 4423049 B2 JP4423049 B2 JP 4423049B2 JP 2004012361 A JP2004012361 A JP 2004012361A JP 2004012361 A JP2004012361 A JP 2004012361A JP 4423049 B2 JP4423049 B2 JP 4423049B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
consumables
image processing
processing apparatus
consumable
order
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004012361A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005205638A (ja
JP2005205638A5 (ja
Inventor
健雄 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2004012361A priority Critical patent/JP4423049B2/ja
Publication of JP2005205638A publication Critical patent/JP2005205638A/ja
Publication of JP2005205638A5 publication Critical patent/JP2005205638A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4423049B2 publication Critical patent/JP4423049B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、画像形成に用いるインク等の消耗品の残量を検知し、その残量に応じて消耗品の発注を行う消耗品要求方法に関する。
複写機やプリンタ装置等の画像処理装置において、インクやトナー等の消耗品が少なくなってきたことを判断し、それをユーザに伝える技術は不可欠なものである。更に、近年では、消耗品が少なくなってきた旨をユーザに伝えるだけでなく、該消耗品を発注する技術もある。
そのような従来の技術として、例えば、ネットワークに接続された複数のOA機器の消耗品の残量を検知し、同じくネットワークに接続された自動発注端末装置に消耗品の情報を集め、FAXやe−Mail等で自動発注を行うことが可能な自動発注システムがある。
特開2000−194767号公報
しかしながら、画像処理装置などの従来の消耗品の残量検知の技術には、ユーザが所望する任意の残量域で検知する方法は無かった。
例えば、消耗品の残量が少なくなっていることを、同じ残量で伝えたとしても、ある装置では消耗品の消費度合いが多いため、早急に補充しなければならない。逆に、消耗品の消費度合いが少なければ、消耗品の補充を急ぐ必要は、前者に比べると小さい。
すなわち、消耗品の消費度合いが多いユーザにとっては、従来の残量検知の技術では、消耗品の補充を行う前に、消耗品を使い切ってしまい、消耗品を補充するまで作業が停止してしまうという問題があった。
逆に、消耗品の消費度合いが少ないユーザにとっては、従来の残量検知の技術では、まだ十分に消耗品を使えるにもかかわらず、新たな消耗品を発注してしまい、必要以上に消耗品を購入してしまうという問題があった。
また、従来の消耗品の自動発注の技術では、画像処理装置などの装置本体と、消耗品の供給元のホストコンピュータとをネットワークで接続し、装置本体から消耗品の購入などの要求を出していた。
しかしながら、従来の技術では、自動的に消耗品を発注してしまうため、必要以上の消耗品発注を行うという問題があった。このような問題を解決するためには、人間による判断に仰ぐ部分が多く、そのため、装置本体とデータ通信手段を介して接続されたパーソナルコンピュータ等の情報処理端末に消耗品交換要求の旨を伝え、該情報処理端末から消耗品の発注を行う技術が望まれていた。
また、これまでの発注方法において、在庫管理はユーザが行い、発注の際に在庫の確認を行っていた、或いは在庫を消費した際に在庫状況から消去していたため、ユーザにとって負担のかかる作業であった。そのため、在庫管理を容易かつ瞬時に行う技術が望まれていた。
また、供給元からの受注完了の情報は、紙またはe−Mailで行われ、その内容も簡単なものであった。そのため、ネットワークを利用して様々な情報を画像処理装置に送信し、履歴として記録する技術が望まれていた。
また、画像処理装置を構成する部品(主に画像形成部)は、個体差が発生することがあり全く一律の性能には成り得ない。そこで、各画像処理装置、該画像処理装置に用いられる部品に応じた画像補正の調整を行う必要がある。これまでの画像補正のための調整は、サービスマンがユーザの元へ出向し、部品交換を行い、画像補正を行うための画像処理プログラムを変更する等の調整作業を行っていた。しかしながら、このような調整作業を行っている間は、ユーザの業務が長期間に渡り停止してしまう、或いはお互いに調整作業のために時間を合わせる必要がある、等という問題があった。
同様に、消耗品、例えばインクは、その微妙な色の違いにより、形成される画像にバラツキが生じてしまうという問題があった。しかし、このバラツキに対応した画像変換処理はこれまで行われていなかった。そのため、画像処理装置の諸特性と画像処理装置消耗品の諸特性を考慮し、画像処理過程のパラメータを消耗品の入れ替え毎に変更すれば、最適な画像処理を行うことが可能であり、それを実現する技術が望まれていた。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、ユーザの利便性を考慮した消耗品の発注を行う消耗品要求方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、画像形成を行う画像処理装置と、画像処理装置で消費される消耗品を供給する供給元で管理され、ネットワークを介して画像処理装置と接続される供給元サーバと、によって行われる消耗品要求方法であって、画像処理装置は、画像処理装置で消費される消耗品の補充又は交換が必要であることを示す消耗品残量レベルを設定する消耗品要求レベル設定ステップと、画像処理装置に備えられた消耗品容器内の消耗品の残量を検知する消耗品残量検知ステップと、消耗品残量検知ステップで検知した消耗品の残量が、消耗品要求レベル設定ステップで設定した消耗品残量レベルに達した場合に、消耗品の補充又は交換の要求を発信する消耗品要求発信ステップと、消耗品要求発信ステップで発信された要求に基づいて、供給元サーバへ消耗品の発注を行うか否かを選択する消耗品発注選択ステップと、を実行し、消耗品発注選択ステップで消耗品を発注することが選択された場合は、供給元サーバに所望品の発注を行い、消耗品発注選択ステップで消耗品を発注しないことが選択された場合は、消耗品残量レベルを再設定するか否かを選択することを特徴とする。
また、本発明において、供給元サーバは、画像処理装置から、消耗品の発注内容を示す発注情報を受信する発注情報受信ステップと、発注情報受信ステップで発注情報を受信した後に、発注情報への応答として、発注された消耗品の納期を示す納期情報と、消耗品の価格を示す価格情報と、消耗品のシリアルナンバーと、を含む受注情報を送信する受注情報送信ステップと、を実行することを特徴とする。
また、本発明において、画像処理装置は、供給元から納品された消耗品に付属しているシリアルナンバーを読み取る読取ステップと、読取ステップで読み取ったシリアルナンバーと、受注情報として予め受信したシリアルナンバーとを照合する照合ステップと、照合ステップの照合の結果、両シリアルナンバーが一致した場合は、供給元から納品された消耗品の内容を示す情報を在庫情報として所定の記憶部に登録する在庫情報登録ステップと、を実行することを特徴とする。
また、本発明において、画像処理装置は、画像処理装置内で管理している消耗品の在庫状況を示す在庫状況情報を発信する在庫状況発信ステップと、供給元サーバヘ発注した消耗品以外の消耗品の残量状況を示す残量状況情報を発信する残量状況発信ステップと、を実行することを特徴とする。
また、本発明において、画像処理装置は、供給元から納入された消耗品の種類に基いて、画像形成時に画像補正を行うための画像処理プログラムを更新する更新ステップを実行することを特徴とする。
本発明によればユーザ各々の使用状況に合わせて消耗品交換要求信号を出すタイミングを決めることが可能となる。
以下に、インクジェット方式のカラー画像処理装置を用いたインクの残量検知及びインクの発注について説明する。近年、インクジェット方式のカラー画像処理装置は、利用人口が多く、更に廉価でありながら、その画像処理性能は高度なものとなっていて、本発明を実施するための最良の形態の1つである。
次に、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
図1は、画像処理システムにおける消耗品の残量検知の概要を示した図である。
インクタンク10に充填されたインクのインク面に対し、角度を持ったミラー11を設置する。インクタンク10の上部に設置されたレーザーダイオード(LD)2から光を発振させ、ミラー11で反射させる。フォトダイオード(D)3は、ユーザが消耗品交換要求信号を発信してほしい任意の位置に移動できるように設計されている。即ち、ユーザが所望する、交換要求信号を発信するインクの残量レベルを設定することができる。
インクの残量によってミラー11の位置が異なるため、レーザー光のミラー11による反射光路はインクの残量によって変化し、フォトダイオード3の設定位置に光が達したときに、インク補充信号(交換要求信号)を発信する。
図2は、残量検知部の構成を示したブロック図である。
フォトダイオード位置記憶部5には、ユーザが設定したフォトダイオード3の位置情報が記憶されていて、該位置情報に基づいてフォトダイオード3を移動させることが可能である。レーザーダイオード2から発振されたレーザー光をフォトダイオード3で受光すると、PD制御部4は、レーザー光を受光した旨を残量検知部1に伝え、残量検知部1は、発注処理部6に消耗品交換要求信号を発信する。
また、フォトダイオード3の位置は、液晶タッチパネルのようなフォトダイオード位置指示部7から指示することが可能であり、ユーザが位置を指示すると、フォトダイオード位置記憶部5にその位置情報が記憶され、フォトダイオード制御部4を介して、フォトダイオード3の位置が移動する。これにより、ユーザが所望する残量で消耗品交換要求信号を発信させることが可能となる。
図3は、消耗品発注のシーケンスを示したフローチャートである。
インク等の消耗品の残量を検知する残量検知システムが起動すると(ステップS1)、レーザーダイオード2から発振された光がミラー11で反射され、フォトダイオード3で受光しているか否かを検知する(ステップS2)。フォトダイオード3での受光を検知した場合(ステップS2/Yes)は、消耗品の交換要求信号を発信し、該交換要求信号を受信した発注処理部6は、消耗品の発注システムを起動する(ステップS3)。
FD3での受光を検知しなかった場合は、残量検知システムを終了するか、若しくは受光するまで検知し続ける(ステップS2)。
消耗品の発注システムが起動すると(ステップS3)、発注を行うか否かを決定し(ステップS4)、発注を行うと決定した場合(ステップS4/Yes)は、供給元へ発注を行う(ステップS5)。
また、発注を行わないと決定した場合(ステップS4/No)は、次回の発注要求信号を発信するために、残量検知位置を変更するか否かを決定し(ステップS6)、変更する場合(ステップS6/Yes)は、フォトダイオード3の位置を変更する。
変更しない場合(ステップS6/No)は、残量検知システム及び発注システムを終了する。この場合は、その後、消耗品発注要求信号は発信されないので、ユーザの判断により、消耗品の発注を行う。
図4は、フォトダイオードの位置を決定するシーケンスを示したフローチャートである。
フォトダイオード3が残量位置時の反射光路よりも上に設置されていては、永久にレーザー光を受光しないので、フォトダイオードを最上部まで移動してから(ステップS11)、フォトダイオードの位置を、消耗品の残量によって決まるレーザー光を受光する位置まで下げていき(ステップS12)、レーザー光を受光するのを確認する(ステップS13)。
レーザー光を受光したフォトダイオード3の位置が、フォトダイオード位置記憶部5に記憶された位置、すなわち、ユーザによって設定された位置よりも上であるか否かを判定する(ステップS14)。PD位置が消耗品交換要求信号発信位置よりも上にある場合(ステップS14/Yes)は、フォトダイオード3をユーザによって設定された位置まで移動する(ステップS15)。
PD位置が消耗品交換要求信号発信位置と同じか、それよりも下にある場合(ステップS14/No)は、発注システムを起動し(ステップS16)、ステップS3以降のシーケンスに移る。
そして、インクケースの屈折率を考慮し、フォトダイオード面の角度を決定することが重要である。
図5は、消耗品受発注の様子及び消耗品受発注における経路と処理シーケンスを示した図である。
また、図6は、受注処理部及び在庫管理処理部の構成を示したブロック図である。
画像処理装置100には、最初の設定時に、ユーザがユーザ情報端末200から消耗品の発注を行うか、または前記画像処理装置100から消耗品の発注を行うかの設定(ネットワークの選択)を行い、その値が自身に記憶されている。ただし、この設定は適宜変更することが可能である。
図5−(a)は、ユーザ情報端末200を介して消耗品の発注を行う場合であり、ネットワーク400aに接続されているユーザ情報端末200に、消耗品交換要求信号を発信する(図5のシーケンス(1))。
ユーザは、前記消耗品交換要求信号を受信したユーザ情報端末200から、ネットワーク400bを介して、消耗品の供給元サーバ300に対して発注信号を送信する。前記発注信号には、購入する消耗品と個数の情報が含まれていて、更に、必要に応じて前記画像処理装置100のシリアルナンバーやユーザID、画像処理装置のネットワーク接続先(インターネット回線であれば、IPアドレス)、等が含まれている(図5のシーケンス(2))。
供給元サーバ300は、前記発注信号を受信すると、受注信号をユーザ情報端末200及び画像処理装置100に送信する。受注信号には、新たに納品する消耗品の消耗品シリアルナンバー、消耗品の納期、価格等が含まれている。
受注信号の発信のタイミングは、前記発注信号の受信と同時に受注信号を発信しても構わないし、或いは、最初に消耗品の納期や価格の情報をユーザ情報端末200に送信し、ユーザがその確認を完了したら、該消耗品のシリアルナンバーを送信する方法でも構わないが、少なくとも、画像処理装置100に対して消耗品のシリアルナンバーを送信し、画像処理装置100は該シリアルナンバーを記憶する消耗品情報記憶部22を有する。すなわち、供給元サーバ300からネットワーク400を介して送信された消耗品のシリアルナンバーは、受注処理部21を介して消耗品情報記憶部22に記憶される(図5のシーケンス(3))。
後日、供給元から消耗品が供給される。消耗品には、シリアルナンバーが入力されたICタグ20が付属されていて、画像処理装置100に備えられたRFIDリーダ21にてICタグ20のシリアルナンバーが読み出され、在庫管理処理部23にて消耗品情報記憶部22に記憶されたシリアルナンバーと照らし合わせ、消耗品情報記憶部22に在庫情報として記録される(図5のシーケンス(4))。
そして、ストックの中から消耗品を使用するときに、再び該消耗品に付けられたICタグのシリアルナンバーを読み取ることにより、在庫管理処理部24は、消耗品情報記憶部22に記録された該消耗品の在庫情報を削除する。
ここで、消耗品に付属されたICタグ20には、シリアルナンバーの他に、画像処理装置の消耗品の特性に関する情報を含ませることが可能である。例えば、カラー画像形成装置であれば、インクの特性に関する情報がある。インクの色には、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等があるが、同じ画像形成装置に用いるシアン色のインクでも、顔料の成分比などにより、明るめのシアンとなることもあれば、暗いシアンとなることもある。このような色の僅かな違いにより、形成される画像にバラツキが出ることがある。
そこで、色の明暗等の情報を所定のレベル毎に区別し、出荷時に予めICタグ20にその情報を記憶させておいて、RFIDリーダ21にて読み取るときに、シリアルナンバーと同時に、これらの情報も消耗品記憶部22に記憶しておき、画像形成時に、この情報に基づいて画像形成を行えば、形成される画像はバラツキが小さくなり、品質が一定する。
また、画像処理装置の部品においても、画像処理装置を構成する部品(主に画像形成部)も、個体差が発生することがあり全く一律の性能には成り得ない。そこで、各画像処理装置、該画像処理装置に用いられる部品に応じた画像補正の調整を行う必要がある。これまでの画像補正のための調整は、サービスマンがユーザの元へ出向し、部品交換を行い、画像補正を行うための画像処理プログラムを変更する等の調整作業を行っていた。しかしながら、このような調整作業を行っている間は、ユーザの業務が長期間に渡り停止してしまう、或いはお互いに調整作業のために時間を合わせる必要がある、等という問題があった。
そこで、個々の画像処理装置の諸特性を、画像処理装置と供給元に記録しておけば、各々の画像処理装置に対応した画像処理プログラムを、ネットワークを介して供給元から容易に配信することが可能となり、画像処理装置の部品の個体差による品質のバラツキが無くなる。
図7は、自動画像補正システムの構成を示すブロック図である。
画像形成時に画像補正を行う画像処理プログラムは、画像処理プログラム記憶部31に記憶されていて、プログラムが改善されたときには、ネットワーク400を介して、前記画像処理プログラム記憶部31に記憶された画像処理プログラムが更新される。
また、交換部品に付属されたICチップを利用し、プログラムデータを更新する場合は、ICチップに記録された画像処理プログラムを読み込み、画像処理プログラム記憶部31に記憶されている以前の画像処理プログラムを更新する。
そして、画像処理装置の諸特性、特に、色変換システムの特性を複数のグループに分け、グループ分類だけを画像処理装置のグループ分類記憶部33及び供給元に記録する。このグループ分類によって、供給元は、どの画像処理プログラムを配信するかを決定する。また、画像処理装置側から画像処理装置のプログラムをダウンロードする場合は、グループ分類記憶部33に記憶された情報に基づいて、目的の画像処理プログラムをダウンロードする。
図8は、画像処理装置及び消耗品と画像処理プログラムとの関係を示した図である。
画像処理装置に用いられる消耗品Xのグループを、a,b,c,・・・、のように分類する。この分類は、例えば、カラー画像形成装置で用いるシアン色のインクであれば、その濃淡や明暗に応じて分類したものである。
同様に、画像処理装置Yのグループを、A,B,C,・・・、のように分類する。この分類は、前記シアン色のインクを用いて画像処理を行う部品に関するランクであり、インクの出易さ等に応じて分類したものである。
すなわち、本図に示すような分類が、様々な消耗品、或いは部品について、分類されている。
例えば、出荷時に、消耗品Xのグループがaで、画像処理装置のグループがAである場合は、画像処理プログラム記憶部31には、プログラムA−aが記憶されていて、グループ分類記憶部33には、グループA−グループaの情報が記憶されているが、消耗品を交換することにより、ランクがcに変更となった場合には、グループ分類記憶部33の情報を、グループA−グループcの情報に更新し、更新された情報に基づいて、供給元サーバ300からA−cのプログラムをダウンロードし、画像処理プログラムを更新する、或いは、消耗品のICタグ20に記憶されたA−c,B−c,C−c・・・のプログラムの中からA−cのプログラムを選択して読み込み、画像処理プログラムを更新する。
また、グループA−グループcの状態から、部品交換により、画像処理装置のグループがBに変更になった場合は、グループ分類記憶部33の情報を、グループB−グループcに更新し、更新された情報に基づいて、供給元からB−cのプログラムをダウンロードし、画像処理プログラムを更新する、或いは、ICチップに記憶されたB−a,B−b,B−c・・・のプログラムの中からB−cのプログラムをICリーダ32で読み込み、画像処理プログラムを更新する。
このように、部品や消耗品を交換する毎に、部品や消耗品に適したプログラムを画像処理装置に記憶するので、画像補正にバラツキがなくなり、一定の品質を保った画像形成を行うことが可能となる。
以上の説明から明らかなように、画像形成を行う画像処理装置と、ネットワークを介して前記画像処理装置と接続された供給元サーバと、ネットワークを介して前記画像処理装置及び前記供給元サーバと接続されたユーザ情報端末とを含み構成される画像処理システムであって、前記画像処理装置は、消耗品容器内の消耗品の残量を検知する検知手段と、消耗品の残量が所定のレベルに達した場合に、消耗品の交換を要求する消耗品交換要求信号を発信する交換要求信号発信手段と、前記所定のレベルを利用者が任意に設定するための指示を行う残量レベル指示手段とを有することにより、フォトダイオードの位置を任意に決定できるので、ユーザ各々の使用状況に合わせて消耗品交換要求信号を出すタイミングを決めることが可能となる。
また、消耗品交換要求信号の発信においては、その発信先として供給元のホストサーバだけでなく、ネットワークを利用してユーザ情報端末に送信するので、ユーザが発注する場合、場所と時間を問わずに発注作業を行うことが可能となる。
また、消耗品交換要求信号の発信内容において、画像処理装置内で管理している消耗品の在庫状況や、他の消耗品の残量状況も送信することが可能なので、ユーザはこれらの状況を容易に確認し、消耗品の発注作業を行うことが可能となる。
また、ネットワークを利用して、供給元から消耗品のシリアルナンバーを、納期や価格等の情報と共に送信するので、発注・受注の作業や在庫管理の作業を一連の作業として行うことが可能となり、ユーザの労力を減らす効果がある。
また、発注時に画像処理装置に送信されたシリアルナンバーと、消耗品に取り付けられたICタグ内に記憶されたシリアルナンバーとを照合することによって、納品確認や在庫状況管理を容易に行うことが可能となる。また、消耗品側のICタグとしてRFIDを利用した場合、繰り返し使用が可能で、非接触電力伝送が可能なので、半永久的に使用することが可能であり、環境面に対しても効果的である。
また、画像形成時に画像補正を行う画像処理プログラムの更新においては、画像処理装置を諸特性に応じて分類(グループ化)し、グループの種類が画像処理装置と供給元ホストサーバに記録されるので、グループに応じた画像処理プログラムをネットワーク回線を利用して取得することが可能となり、より早い提供が可能となる。
また、画像処理装置の特性だけでなく、消耗品の特性にも応じて分類し、グループの種類が画像処理装置と供給元ホストサーバに記録されるので、各画像処理装置にとって最適な画像処理プログラムを配信することが可能となり、容易に高品質な画像出力を得ることが可能となり、更に、画像処理装置やその消耗品の個体差に依存した出力画像のバラツキが小さくなる効果がある。
なお、上記に示した実施形態は、本発明の好適な実施の一例である。しかしながら、本発明の実施形態は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、様々な変形実施が可能である。
本実施例では、インクを用いた画像形成を行う、いわゆるインクジェット方式の画像処理装置を用いた画像処理システムとして説明したが、画像形成の手段としては、他にもトナーを熱定着させることにより画像形成を行う、いわゆるレーザービームプリンタ等があり、この場合は、トナーの残量を検知する手段を用いることにより、本発明に応用させることが可能である。
画像処理システムにおける消耗品の残量検知の概要を示した図である。 残量検知部を中心に構成を示したブロック図である。 消耗品発注のシーケンスを示したフローチャートである。 フォトダイオードの位置を決定するシーケンスを示したフローチャートである。 消耗品発注の様子及び消耗品発注における経路と処理シーケンスを示した図である。 受注処理部及び在庫管理処理部の構成を示したブロック図である。 自動画像補正システムの構成を示すブロック図である。 画像処理装置及び消耗品と画像処理プログラムとの関係を示した図である。
符号の説明
1 残量検知部
2 レーザーダイオード(LD)
3 フォトダイオード(PD)
4 フォトダイオード制御部
5 フォトダイオード位置記憶部
6 発注処理部
7 フォトダイオード位置指示部
10 インクタンク
11 ミラー
20 ICタグ
21 受注処理部
22 消耗品情報記憶部
23 RFIDリーダ
24 在庫管理処理部
30 画像処理部
31 画像処理プログラム記憶部
32 ICリーダ
33 グループ分類記憶部
100 画像処理装置
200 ユーザ情報端末
300 供給元サーバ
400 データ通信ネットワーク

Claims (5)

  1. 画像形成を行う画像処理装置と、前記画像処理装置で消費される消耗品を供給する供給元で管理され、ネットワークを介して前記画像処理装置と接続される供給元サーバと、によって行われる消耗品要求方法であって、
    前記画像処理装置は、
    前記画像処理装置で消費される消耗品の補充又は交換が必要であることを示す消耗品残量レベルを設定する消耗品要求レベル設定ステップと、
    前記画像処理装置に備えられた消耗品容器内の消耗品の残量を検知する消耗品残量検知ステップと、
    前記消耗品残量検知ステップで検知した消耗品の残量が前記消耗品要求レベル設定ステップで設定した消耗品残量レベルに達した場合に、前記消耗品の補充又は交換の要求を発信する消耗品要求発信ステップと、
    前記消耗品要求発信ステップで発信された要求に基づいて、前記供給元サーバへ前記消耗品の発注を行うか否かを選択する消耗品発注選択ステップと、を実行し、
    前記消耗品発注選択ステップで前記消耗品を発注することが選択された場合は、前記供給元サーバに前記所望品の発注を行い、
    前記消耗品発注選択ステップで前記消耗品を発注しないことが選択された場合は、前記消耗品残量レベルを再設定するか否かを選択することを特徴とする消耗品要求方法。
  2. 前記供給元サーバは、
    前記画像処理装置から、前記消耗品の発注内容を示す発注情報を受信する発注情報受信ステップと、
    前記発注情報受信ステップで前記発注情報を受信した後に、前記発注情報への応答として、発注された消耗品の納期を示す納期情報と、該消耗品の価格を示す価格情報と、該消耗品のシリアルナンバーと、を含む受注情報を送信する受注情報送信ステップと、
    を実行することを特徴とする請求項記載の消耗品要求方法。
  3. 前記画像処理装置は、
    前記供給元から納品された消耗品に付属しているシリアルナンバーを読み取る読取ステップと、
    前記読取ステップで読み取ったシリアルナンバーと、前記受注情報として予め受信したシリアルナンバーとを照合する照合ステップと、
    前記照合ステップの照合の結果、両シリアルナンバーが一致した場合は、前記供給元から納品された消耗品の内容を示す情報を在庫情報として所定の記憶部に登録する在庫情報登録ステップと、
    を実行することを特徴とする請求項または記載の消耗品要求方法。
  4. 前記画像処理装置は、
    前記画像処理装置内で管理している消耗品の在庫状況を示す在庫状況情報を発信する在庫状況発信ステップと、
    前記供給元サーバヘ発注した消耗品以外の消耗品の残量状況を示す残量状況情報を発信する残量状況発信ステップと、
    を実行することを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の消耗品要求方法。
  5. 前記画像処理装置は、
    前記供給元から納入された消耗品の種類に基いて、画像形成時に画像補正を行うための画像処理プログラムを更新する更新ステップを実行することを特徴とする請求項記載の消耗品要求方法。
JP2004012361A 2004-01-20 2004-01-20 消耗品要求方法 Expired - Fee Related JP4423049B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004012361A JP4423049B2 (ja) 2004-01-20 2004-01-20 消耗品要求方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004012361A JP4423049B2 (ja) 2004-01-20 2004-01-20 消耗品要求方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005205638A JP2005205638A (ja) 2005-08-04
JP2005205638A5 JP2005205638A5 (ja) 2006-11-24
JP4423049B2 true JP4423049B2 (ja) 2010-03-03

Family

ID=34898758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004012361A Expired - Fee Related JP4423049B2 (ja) 2004-01-20 2004-01-20 消耗品要求方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4423049B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4605019B2 (ja) * 2006-01-06 2011-01-05 村田機械株式会社 ネットワーク複合機
JP2008009961A (ja) * 2006-06-01 2008-01-17 Ricoh Co Ltd 発注支援システム、発注支援装置、機器監視装置、発注支援方法、機器監視方法及びプログラム
JP6710133B2 (ja) * 2016-09-27 2020-06-17 理想科学工業株式会社 印刷装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005205638A (ja) 2005-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080106762A1 (en) Method and system for monitoring a stock of consumable material
US20080071626A1 (en) Systems and methods for event-based automated consumable reordering
JP2020102254A (ja) 情報処理装置
JP2013091265A (ja) 画像形成装置、画像形成システム、および印刷制御プログラム
US20160088170A1 (en) Systems and Methods for Configuring an Imaging Device to Image Media Using Settings Suitable for the Media
US8345282B2 (en) Image forming system and image forming apparatus
JP2012008163A (ja) 交換用消耗品ユニットの管理装置及び同システム、画像形成装置、交換用消耗品ユニットの管理方法並びに管理プログラム
US11983448B2 (en) Non-transitory computer-readable storage medium and control device for conditional notification
JP4423049B2 (ja) 消耗品要求方法
JP2003063104A (ja) 画像処理装置及び画像処理装置の消耗品の自動発注方法及び記憶媒体並びにプログラム
JP2017054155A (ja) 消耗品管理システム、サーバ、及び消耗品管理方法
US20230202187A1 (en) Recording apparatus, management server, ordering system, recording method using recording apparatus, and storage medium
JP2022006784A (ja) プリンタ及び通信システム
US20140061290A1 (en) Method and apparatus for storing a customer identifying information in a consumable to be used in an image production device
JP5045732B2 (ja) 受発注システム、発注装置、画像形成装置、発注方法、及びコンピュータプログラム
JP3890271B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の発注方法、プログラム及び記憶媒体
JP2004094585A (ja) プリンタ、コンピュータにプリンタに関する処理を実行させるプログラム、プリンタホスト、印刷システム、プリンタの消耗品の注文書を印刷する方法、プリンタに装着するための消耗品
JP2003039795A (ja) 在庫管理システム
KR100655932B1 (ko) 화상형성장치, 이에 연결된 대체품관리 호스트장치 및그의 제어방법
US9508046B2 (en) Methods and systems for providing web content to a printing device
US8160969B2 (en) System and method for ordering consumables
JP4179340B2 (ja) 使用許容量の設定方法
JP2009023129A (ja) 印刷装置、及び印刷システム
US20230367523A1 (en) Recording device, recording system and control method therefor
JP2001229280A (ja) ビジネス消耗品の流通方法、その流通システムおよびプログラム、並びに、媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061006

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090915

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131211

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees