JP4422633B2 - 可搬式床騒音テスタ - Google Patents

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本発明は、部屋において階下に与える騒音を測定する持ち運び自在な可搬式床騒音テスタに関する。
従来、集合住宅の部屋で発生する床騒音を測定する装置としては、部屋の床に振動加速度センサを設置し、この振動加速度センサで床の振動加速度を測定して測定結果を表す信号を出力し、このセンサの出力信号と予め測定した床の振動加速度アドミッタンスとに基づいて床に加えられた加振力を算出し、この加振力と床の床衝撃音遮音等級L数とを用いて下の部屋での音圧を算出し、算出した音圧が所定の基準値を超えると所定の警報を発生させるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−233648号公報
しかしながら、この従来装置は、部屋の床面に固定式に設置して使用するものであり、全体的に大掛かりになり、また、他の部屋に移動して使用することができなかった。また、下の部屋に与える騒音レベルの許容値を所定の基準値として設定しているが、この基準値は固定的に設定され可変できなかった。
そこで、本発明は、簡単に持ち運ぶことができるとともに荷重による衝撃を確実に検出でき、しかも、階下に与える騒音量を想定して予め設定したレベル値を所定範囲内で可変することができ、これにより、使用する部屋毎に床面の条件に応じたレベル値の設定ができる可搬式床騒音テスタを提供する。
本発明は、上板面に荷重による衝撃を受けると内部に形成した密閉空間に空気圧の圧力変化を発生させるマット型荷重受け部と、この荷重受け部の密閉空間の圧力変化を検出する圧力センサと、この圧力センサからの検出信号を微分処理して変位速度に変換する変換手段と、この変換手段からの変位速度のピーク値を検出するピーク値検出手段と、階下に与える騒音量を想定して予め設定したレベル値を記憶した記憶手段と、ピーク値検出手段からのピーク値と記憶手段に記憶したレベル値を比較し、ピーク値のレベル状態を判定する判定手段と、この判定手段の判定結果を報知する報知手段と、記憶手段に記憶したレベル値を所定範囲内で可変する可変手段を備え、圧力センサ、変換手段、ピーク値検出手段、記憶手段、判定手段、報知手段および可変手段を、マット型荷重受け部と一体化して配置した可搬式床騒音テスタにある。
また、本発明は、さらに、マット型荷重受け部は、上板面を長方形状に形成するとともにその上板面の下部に密閉空間を上板面に合わせて長方形状に形成し、圧力センサは、荷重受け部の密閉空間の少なくても長手方向に複数のエアーチューブの開口端を散在させて配置し、この各エアーチューブを介して密閉空間の圧力変化を検出することにある。
また、本発明は、さらに、記憶手段は、階下に与える騒音量を想定して予め設定した複数段のレベル値を記憶し、判定手段は、ピーク値検出手段からのピーク値と記憶手段に記憶した各段のレベル値を比較し、ピーク値がどの段のレベルを超えているか判定し、報知手段は、ピーク値が超えたレベル状態を報知し、可変手段は、記憶手段に記憶した各段のレベル値をそれぞれ所定範囲内で可変することにある。
本発明によれば、簡単に持ち運ぶことができるとともに荷重による衝撃を確実に検出でき、しかも、階下に与える騒音量を想定して予め設定したレベル値を所定範囲内で可変することができ、これにより、使用する部屋毎に床面の条件に応じたレベル値の設定ができる可搬式床騒音テスタを提供できる。
また、本発明によれば、使用する部屋毎に床面の条件に応じて複数段のレベル値の設定ができる可搬式床騒音テスタを提供できる。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は可搬式床騒音テスタ1の外観を示す斜視図で、全体として長方形状で、その大部分でマット型荷重受け部2を形成し、残りの一部で操作表示部3を形成している。
図2の(a)、(b)に示すように、可搬式床騒音テスタ1は、長方形状の上板面4と同じく長方形状の下板面5で全体を包囲している。マット型荷重受け部2は、さらに中板面6を設け、上板面4と中板面6との空隙に完全密閉構造のケミカルシートの袋を挟み込んで密閉空間7を形成している。そして、密閉空間7内に繊維質充填材8を充填し、空洞の共振防止や圧力伝播の均一化を図っている。
マット型荷重受け部2の下板面5と中板面6との間には複数、例えば、長さが異なる3本のエアーチューブ9,10,11をマット型荷重受け部2の長辺に沿って配置している。最も長いエアーチューブ9はマット型荷重受け部2の一方側(図中上側)に配置され、その開口端9aを密閉空間7内に連通させ、また、次に長いエアーチューブ10はマット型荷重受け部2の中央に配置され、その開口端10aを密閉空間7内に連通させ、最も短いエアーチューブ11はマット型荷重受け部2の他方側(図中下側)に配置され、その開口端11aを密閉空間7内に連通させている。すなわち、各エアーチューブ9,10,11の開口端9a,10a,11aを密閉空間7に対して全体的に散在させて連通している。
そして、前記各エアーチューブ9,10,11の非開口側端は互いに連通して操作表示部3内に設けた圧力センサ12に接続されている。前記各エアーチューブ9,10,11は前記密閉空間7の空気圧の圧力変化によって変形しない材料で構成されている。前記マット型荷重受け部2と各エアーチューブ9,10,11を配置した圧力センサ12とでマット型荷重受け構造を構成している。
前記マット型荷重受け部2は、上板面4に荷重がかかると上板面4が荷重に比例して変形するので、その変形により密閉空間7内の空気圧に圧力変化が生じる。この圧力変化を、エアーチューブ9,10,11を介して圧力センサ12が検出する。ここでの圧力センサ12は微圧を検出するもので、例えば、20Pa(パスカル)の検出分解能を持っている。なお、検出分解能としては、100Pa以下が要求される。100Paは約1/1000気圧に相当する。
前記操作表示部3は、上面パネル3aと側面パネルを有し、上面パネル3aに図3の(a)に示すように、電源オン状態を表示するPOW・LEDランプ13、測定した衝撃のレベル状態を表示して知らせるG(グリーン)・LEDランプ14、Y(イエロー)・LEDランプ15、R(レッド)・LEDランプ16、調整中を知らせる調整中LEDランプ17およびスピーカ18を配置している。
前記POW・LEDランプ13およびG・LEDランプ14は緑色発光のLEDランプであり、Y・LEDランプ15は黄色発光のLEDランプであり、R・LEDランプ16および調整中LEDランプ17は赤色発光のLEDランプである。前記G・LEDランプ14、Y・LEDランプ15、R・LEDランプ16およびスピーカ18は報知手段を構成している。前記スピーカ18は3段階のレベル値に応じてそれぞれ異なる音を発するように設定されている。
また、前記操作表示部3は、側面パネル3bに図3の(b)に示すように、選択したモード内容を最終的に決定するための選択決定スイッチ19、モードの選択を行うモード選択スイッチ20、調整内容を初期状態にリセットさせるためのリセットスイッチ21、予め設定されたレベル値の可変に使用する可変手段としてのボリューム22およびDC電源を外部から入力するDCジャック23を配置している。
前記DCジャック23には外部に配置される電池ボックスから、例えば、DC9Vが入力されるようになっている。前記操作表示部3の内部には、また、回路ボックス24が収納されている。この回路ボックス24には図4に示す制御部が組み込まれている。回路ボックス24に組み込まれた制御部には、圧力センサ12からの検出信号を増幅する増幅器31と、マイクロコンピュータ32が設けられている。
前記マイクロコンピュータ32には、前記増幅器31からの検出信号を取り込んでデジタル値に変換するA/D変換手段33、このA/D変換手段33によって変換されたデジタルデータを微分処理し、圧力センサ12が検出した上板面4の変位量と変位の速さを変位速度に変換する微分手段34と、この微分手段34に変換された変位速度のピーク値を検出するピーク値検出手段35と、予め3段階の基準レベル値を設定したレベル記憶手段36と、前記ボリューム22の操作によって発生する電圧信号を取り込んでデジタル値に変換するA/D変換手段37、前記レベル記憶手段36からレベル値を読み出し、前記ピーク値検出手段35によって検出されたピーク値を比較し、レベル状態を判定して前記LEDランプ14,15,16およびスピーカ18を制御するピークレベル判定手段38が組み込まれており、前記レベル記憶手段36に記憶されている基準レベル値をA/D変換手段37からのデジタルデータに基づいて所定の範囲内で可変処理するようになっている。前記各手段は、ソフトウエアやメモリによって構成されている。
前記圧力センサ12は上板面4の変位による密閉空間7の空気圧の変化を検出するものであり、変位量は検出できるが、その変位量が急激に変化したときの変位量なのかは検出できない。そこで、圧力センサ12からの検出信号を微分手段34で微分することで急激に変化した変位量のときには大きな変位速度になるように変換して取り出している。
前記レベル記憶手段36に記憶されている3段階の基準レベル値は、1つは階下に与える騒音量がかなり大きいと判断するレベル値であり、他の1つは階下に与える騒音量がやや大きいと判断するレベル値であり、残りの1つは階下に与える騒音量が気にならない程度と判断するレベル値である。
可搬式床騒音テスタ1は、マイクロコンピュータ32によって、DCジャック23に入力されるDC9Vの電圧もチェックするようにもなっている。すなわち、DC電圧が所定電圧以下に低下すると、マイクロコンピュータ32はG・LEDランプ14、Y・LEDランプ15、R・LEDランプ16を1秒サイクルで点滅して知らせる。
次に、可搬式床騒音テスタ1の動作について説明する。
可搬式床騒音テスタ1は、簡単に持ち運びができるので、集合住宅において、騒音状態を測定したい部屋に持ち込み、床面の上に配置する。この床騒音テスタ1には騒音状態を判定するための3段階の基準レベル値が設定されているが、騒音の発生は床材によって異なるため、場合によっては調整が必要になる。
調整が必要な場合は以下の操作を行って各基準レベルを調整する。電源を投入した状態で側面パネル3bのモード選択スイッチ20を操作する。これにより、調整モードになり、調整中LEDランプ17が点灯する。また、最初は最も低いレベル値の調整となり、G・LEDランプ14が点灯する。また、POW・LEDランプ13は電源の投入時に点灯している。従って、このときの上面パネル3aのランプの点灯状態は図5の(a)に示すようになる。
この状態で、マット型荷重受け部2の上板面4に、例えば、テスト用のボールを使用し、最も低いレベルに相当する高さから落下させる。上板面4が受ける衝撃量により密閉空間7内の空気圧に圧力変化が生じ、この圧力変化を圧力センサ12で検出する。そして、得られる変位速度のピーク値が予め設定されている最も低い基準レベル値を超えると、図5の(b)に示すようにG・LEDランプ14が1秒間だけ消灯する。この場合は、ボリューム22を操作してレベル値をアップさせ、再度ボールを落下させてG・LEDランプ14が消灯するか否かを確認する。また、ボールを落下させてもG・LEDランプ14が消灯しない場合はボリューム22を操作してレベル値をダウンさせる。
このような操作を繰り返しながらボールを落下させたときにG・LEDランプ14が1秒間だけ消灯する最小レベル値を見つけ出し、その時点で選択決定スイッチ19を操作する。これにより、レベル記憶手段36に予め設定されていた最小の基準レベル値を調整によって最終的に求めたレベルに変更する。
選択決定スイッチ19を操作すると、図5の(c)に示すようにG・LEDランプ14が消灯し、代わってY・LEDランプ15が点灯する。この状態で、マット型荷重受け部2の上板面4に、テスト用のボールを中間のレベルに相当する高さから落下させる。上板面4が受ける衝撃量により密閉空間7内の空気圧に圧力変化が生じ、この圧力変化を圧力センサ12で検出する。そして、得られる変位速度のピーク値が予め設定されている中間の基準レベル値を超えると、図5の(d)に示すようにY・LEDランプ15が1秒間だけ消灯する。この場合は、ボリューム22を操作してレベル値をアップさせ、再度ボールを落下させてY・LEDランプ15が消灯するか否かを確認する。また、ボールを落下させてもY・LEDランプ15が消灯しない場合はボリューム22を操作してレベル値をダウンさせる。
このような操作を繰り返しながらボールを落下させたときにY・LEDランプ15が1秒間だけ消灯する最小レベル値を見つけ出し、その時点で選択決定スイッチ19を操作する。これにより、レベル記憶手段36に予め設定されていた中間レベルの基準レベル値を調整によって最終的に求めたレベルに変更する。
選択決定スイッチ19を操作すると、図5の(e)に示すようにY・LEDランプ15が消灯し、代わってR・LEDランプ16が点灯する。この状態で、マット型荷重受け部2の上板面4に、テスト用のボールを最も高いレベルに相当する高さから落下させる。上板面4が受ける衝撃量により密閉空間7内の空気圧に圧力変化が生じ、この圧力変化を圧力センサ12で検出する。そして、得られる変位速度のピーク値が予め設定されている最も高い基準レベル値を超えると、図5の(f)に示すようにR・LEDランプ16が1秒間だけ消灯する。この場合は、ボリューム22を操作してレベル値をアップさせ、再度ボールを落下させてR・LEDランプ16が消灯するか否かを確認する。また、ボールを落下させてもR・LEDランプ16が消灯しない場合はボリューム22を操作してレベル値をダウンさせる。
このような操作を繰り返しながらボールを落下させたときにR・LEDランプ16が1秒間だけ消灯する最小レベル値を見つけ出し、その時点で選択決定スイッチ19を操作する。これにより、レベル記憶手段36に予め設定されていた最も高い基準レベル値を調整によって最終的に求めたレベルに変更する。
選択決定スイッチ19を操作すると、図5の(g)に示すようにR・LEDランプ16および調整中LEDランプ17が消灯し、調整モードの操作が終了する。このようにして、騒音状態を判定する3段階のレベル値を調整することができる。これにより、部屋毎に床材が異なっていても、それに合わせて3段階のレベル値を設定することができる。
なお、各段のレベル値をボリューム22で調整する場合に、それぞれの段におけるレベル値に許容される調整幅は予め決められており、下のレベル値が上のレベル値を超えることや上のレベル値が下のレベル値を下回るようなことは生じない。
また、各段のレベル値を調整した状態でリセットスイッチ21を操作すると、図5の(h)に示すように、全てのLEDランプ14,15,16,17が一斉に1秒間だけ点灯してリセットされたことを知らせ、レベル記憶手段36に設定されている3段階のレベル値をそれぞれ当初の基準レベル値に戻す。
こうして、レベル調整を終了した可搬式床騒音テスタ1に対して、マット型荷重受け部2の上に様々な形で衝撃を与えるように、例えば、子供に歩き回ってもらったり、走り回ってもらったり、飛び跳ねてもらったりしてそのときのLEDランプ14,15,16の点灯状態を確認する。マット型荷重受け部2に与える衝撃による圧力の変位速度のピーク値が最も低いレベル値を超えるとG・LEDランプ14が点灯するとともにスピーカ18が音を発する。これにより、今の動きが最も低いレベル値を超える動きであり、このときには階下に騒音として与える影響が無いことを認識できる。
また、マット型荷重受け部2に与える衝撃による圧力の変位速度のピーク値が中間のレベル値を超えるとY・LEDランプ15が点灯するとともにスピーカ18が異なる音を発する。これにより、今の動きが中間のレベル値を超える動きであり、階下の部屋に対してある程度の騒音を与えることを知る。
また、マット型荷重受け部2に与える衝撃による圧力の変位速度のピーク値が最大レベル値を超えるとR・LEDランプ16が点灯するとともにスピーカ18がさらに異なる音を発する。これにより、今の動きが最大レベル値を超える動きであり、階下の部屋に対してかなりの騒音を与えることを知る。
このように、可搬式床騒音テスタ1は、簡単に持ち運ぶことができるという効果がある。また、密閉空間7内に長さが異なる3本のエアーチューブ9,10,11をマット型荷重受け部2の長辺に沿って配置しているので、圧力センサ12は荷重による衝撃をより確実に検出できるという効果もある。また、騒音状態を判定するための3段階のレベル値を設定でき、しかも、そのレベル値を調整することができるという効果もある。
従って、この可搬式床騒音テスタ1は集合住宅のどの部屋へも持ち運びができ、また、その部屋がどのような床材を使用していても騒音状態を測定することができる。そして、測定により部屋におけるそれぞれの動きが階下に対して騒音としてどのような影響を与えるかを容易に知ることができる。
なお、この実施の形態では、マット型荷重受け部2として、上板面4と中板面6との空隙に完全密閉構造のケミカルシートの袋を挟み込んで密閉空間7を形成し、この密閉空間7内に繊維質充填材8を充填する構成ものを使用したが必ずしもこれに限定するものではない。
また、圧力センサ12に連通するエアーチューブとして、長さが異なる3本のエアーチューブ9,10,11を、その各開口端を密閉空間7内に散在するように連通させて配置したが必ずしもこれに限定するものではなく、例えば、1本のエアーチューブをその開口端を密閉空間7の中央で連通させて配置しても、また、2本のエアーチューブあるいは4本以上のエアーチューブをその各開口端を密閉空間7内に散在するように連通させて配置したものであってもよい。
また、この実施の形態では、騒音状態を測定するためのレベル値として3段階のレベル値を設定したが必ずしもこれに限定するものではなく、最大レベル値に相当する1つのレベル値を設定しても、また、少なくとも最大レベル値に相当するレベル値を含む2段階や4段階以上のレベル値を設定するものであってもよい。
本発明の一実施の形態に係る可搬式床騒音テスタの外観を示す斜視図。 同実施の形態に係る可搬式床騒音テスタの要部構造を示す図で、(a)は断面図、(b)は平面図。 同実施の形態に係る可搬式床騒音テスタの操作表示部のランプやスイッチ等の配置を示す図。 同実施の形態に係る可搬式床騒音テスタの制御部の構成を示すブロック図。 同実施の形態に係る可搬式床騒音テスタのレベル値を調整するときの操作表示部のランプ表示状態を示す図。
符号の説明
1…可搬式床騒音テスタ、2…マット型荷重受け部、3…操作表示部、7…密閉空間、9,10,11…エアーチューブ、12…圧力センサ、13,14,15,16,17…LEDランプ、22…ボリューム、32…マイクロコンピュータ、34…微分手段、35…ピーク値検出手段、36…レベル記憶手段、38…ピークレベル判定手段。

Claims (3)

  1. 上板面に荷重による衝撃を受けると内部に形成した密閉空間に空気圧の圧力変化を発生させるマット型荷重受け部と、この荷重受け部の密閉空間の圧力変化を検出する圧力センサと、この圧力センサからの検出信号を微分処理して変位速度に変換する変換手段と、この変換手段からの変位速度のピーク値を検出するピーク値検出手段と、階下に与える騒音量を想定して予め設定したレベル値を記憶した記憶手段と、前記ピーク値検出手段からのピーク値と前記記憶手段に記憶したレベル値を比較し、ピーク値のレベル状態を判定する判定手段と、この判定手段の判定結果を報知する報知手段と、前記記憶手段に記憶したレベル値を所定範囲内で可変する可変手段を備え、前記圧力センサ、変換手段、ピーク値検出手段、記憶手段、判定手段、報知手段および可変手段を、前記マット型荷重受け部と一体化して配置したことを特徴とする可搬式床騒音テスタ。
  2. マット型荷重受け部は、上板面を長方形状に形成するとともにその上板面の下部に密閉空間を上板面に合わせて長方形状に形成し、
    圧力センサは、前記荷重受け部の密閉空間の少なくても長手方向に複数のエアーチューブの開口端を散在させて配置し、この各エアーチューブを介して密閉空間の圧力変化を検出することを特徴とする請求項1記載の可搬式床騒音テスタ。
  3. 記憶手段は、階下に与える騒音量を想定して予め設定した複数段のレベル値を記憶し、
    判定手段は、ピーク値検出手段からのピーク値と前記記憶手段に記憶した各段のレベル値を比較し、ピーク値がどの段のレベルを超えているか判定し、
    報知手段は、ピーク値が超えたレベル状態を報知し、
    可変手段は、前記記憶手段に記憶した各段のレベル値をそれぞれ所定範囲内で可変することを特徴とする請求項1又は2記載の可搬式床騒音テスタ。
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