JP4421491B2 - 人工尾びれ - Google Patents

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Description

本発明は、イルカ(海豚)に用いるための人工尾びれであり、病気または事故などにより、尾びれの根元を残して損失してしまった場合などにその残った尾びれに被せて使用する尾びれの形状を模擬した人工尾びれである。
過去において、海がめのひれの人工ヒレが開発された例についての報告がある。
しかしながら、その詳細は不明であり、単に、板状のひれをくくりつけたもののようであり、およそ、その人工ヒレを用いて泳ぐというものではなく、外見的にヒレが付いていることが認識できる程度であった。
特許文献としては、動物のための義手、義足はなく、行動を制御する器具(特願2002−503189号公報)などが開示されている程度である。
イルカの人工尾びれについては、まったく開発されていなかった。
また、実際に泳ぐことのできる人工尾びれの開発も行われていなかった。
特願2002−503189号公報
本発明では、今まで開発されていなかった、イルカの人口尾びれであり、残存するわずかな尾びれに装着して使用することができ、かつ実際に泳ぐことを可能とする人工尾びれを提供しようとするものである。
本発明は上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、海洋動物の尾びれを模擬した形状の弾性材による尾びれ部本体と、該尾びれ部本体をイルカの残存する尾びれに被せて装着するための装着手段とからなることを特徴とする人工尾びれである。
該尾びれ本体は、弾性を有する素材でればいずれでも良く、樹脂製、金属製などでも良い。
請求項2に記載の発明は、前記の尾びれ部本体がゴム製であることを特徴とする人工尾びれである。
請求項3に記載の発明は、前記の尾びれ部本体がシリコンゴム製であることを特徴とする人工尾びれである。
請求項4に記載の発明は、前記の尾びれ本体のヒレ部に強化手段が設けられていることを特徴とする人口尾びれである。
該強化手段は、強度と弾性力を有する素材をヒレの外部に取り付けても良く、内部に設けても良い。
請求項5に記載の発明は、前記の強化手段は、ヒレの内部に強化材が設けられていることを特徴とする人工尾びれである。
該強化材は、グラスファイバーなどの高強度樹脂材や、強化ガラス繊維や、カーボンファイバーや金属材などでも良い。
請求項6記載の発明は、前記の装着手段は、尾びれ本体の根元部分が尾びれの残存部を覆うカバー構造となっており、残存尾びれに該カバー構造部分を固定するための固定手段が設けられていることを特徴とする人工尾びれである。
該カバー部分の内面側には、損傷などを防止するために、軟質の緩衝材などを設けることが好ましい。
請求項7に記載の発明は、前記の固定手段は、カバー構造部をベルトで固定することを特徴とする人工尾びれである。
請求項8に記載の発明は、前記の固定手段は、カバー構造部に固定のためのカウリング材を設け、ボルトで締付けて固定することを特徴とする人工尾びれである。
請求項9に記載の発明は、前記の固定手段は、カバー構造部の残存尾びれの根元部分の左右を覆うカウリング材を被せ、ボルトで締付けて固定することを特徴とする人工尾びれである。
請求項10に記載の発明は、前記の固定手段は、カバー構造部が残存尾びれをサンドイッチ状に挟み込むための挟み込み構造となっており、挟みこんで固定する固定手段であることを特徴とする人工尾びれである。
請求項11に記載の発明は、前記の挟み込み手段が、残存尾びれの収まる形状の凹部が形成された上部型枠材と下部型枠材とで構成され、尾びれ本体の根元部に下部型枠材が形成され、上部型枠材をボルト止めすることで、残存尾びれを固定することを特徴とする人工尾びれである。
本発明によれば、以下の効果がある。
(1)外観的にイルカなどの海洋動物の尾びれと同等とすることができる。
(2)本来のイルカなどの海洋動物の尾びれの感触と同等となる。
(3)本来のイルカなどの海洋動物の尾びれと同等の弾力性を実現できる。
(4)ジャンプなどにも耐えうる、十分な強度を実現できる。
(5)遊泳中に脱落しない確実な装着を実現できる。
(6)イルカなどの海洋動物に害を与えることなく安全である。
(7)装着時の擦れや当たりを防止でき、安全である。
(8)装着に対して違和感が少なくできる。
実施例1を図1に示す。
(1)は平面図であり、(2)は正面図であり、(3)は側面図である。
本例は、イルカの尾びれの例であり、病気などで尾びれを損失し、根元部がわずかに残存する尾びれに使用する例である。
シリコンゴムにより、イルカの尾びれを模擬した形状に尾びれ本体を成形し、その根元部に取付け部として、残存尾びれに被せて取り付けられるように、カバー部分を設ける。
このカバー部分は、残存尾びれの形状に合わせた凹部形状とし、その内面にスポンジによるクッションシートを貼りつけたものである。
このカバー部を開いて残存尾びれに被せ、カウリング材を取付けて、ボルトで固定するものである。
装着状態を図2に示す。
実施例2を図3に示す。
(1)は平面図であり、(2)は正面図であり、(3)は側面図である。
この例は、イルカの残存尾びれをサンドイッチ上に上下に挟み込んで装着する人工尾びれである。
実施例1と同様にシリコンゴムで尾びれ本体を形成し、根元部に残存尾びれを挟み込むための下部型枠部を残存尾びれの形状に凹部を形成して設ける。
この下部型枠に対して残存尾びれを載せ、同様に凹部を形成した上部型枠部を取り付けて、ボルトで締付けて固定する。
上下の型枠部は、アクリル樹脂で形成し、その内面にスポンジによるクッションシートを貼りつけたものである。
装着状態を図4に示す。
本発明による人工尾びれの実施例を示す図である。 本発明による人工尾びれの装着状態を示す図である。 本発明による人工尾びれの他の実施例を示す図である。 本発明による人工尾びれの他の実施例の装着状態を示す図である。

Claims (11)

  1. 海洋動物の尾びれを模擬した形状の弾性材による尾びれ部本体と、該尾びれ部本体をその海洋動物の残存する尾びれに被せて装着するための装着手段とからなることを特徴とする人工尾びれ。
  2. 前記の尾びれ部本体がゴム製であることを特徴とする請求項1に記載の人工尾びれ。
  3. 前記の尾びれ部本体がシリコンゴム製であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の人工尾びれ。
  4. 前記の尾びれ本体のヒレ部に強化手段が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかの項に記載の人工尾びれ。
  5. 前記の強化手段は、ヒレの内部に強化材が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の人工尾びれ。
  6. 前記の装着手段は、尾びれ本体の根元部分が尾びれの残存部を覆うカバー構造となっており、残存尾びれに該カバー構造部分を固定するための固定手段が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかの項に記載の人工尾びれ。
  7. 前記の固定手段は、カバー構造部をベルトで固定することを特徴とする請求項6に記載の人工尾びれ。
  8. 前記の固定手段は、カバー構造部に固定のためのカウリング材を設け、ボルトで締付けて固定することを特徴とする請求項6に記載の人工尾びれ。
  9. 前記の固定手段は、カバー構造部の残存尾びれの根元部分の左右を覆うカウリング材を被せ、ボルトで締付けて固定することを特徴とする請求項6に記載の人工尾びれ。
  10. 前記の固定手段は、カバー構造部が残存尾びれをサンドイッチ状に挟み込むための挟み込み構造となっており、挟みこんで固定する固定手段であることを特徴とする請求項6に記載の人工尾びれ。
  11. 前記の挟み込み手段が、残存尾びれの収まる形状の凹部が形成された上部型枠材と下部型枠材とで構成され、尾びれ本体の根元部に下部型枠材が形成され、上部型枠材をボルト止めすることで、残存尾びれを固定することを特徴とする請求項10に記載の人工尾びれ。
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