JP4420147B2 - プラグノズルジェットエンジン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラグノズルを備えたジェットエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】
ジェットエンジンでは、その飛行速度と、排気ノズル部のスロート面積とその下流のノズル出口開口面積との比(開口比)の最適値との間に、図6に示すような相関関係がある。即ち、飛行速度の増大に伴って最適開口比は大きくなる。
【0003】
このため、亜音速や音速を越えて飛行する航空機に用いられるジェットエンジンでは、そのノズル部にノズル開口部を機構的に変化させることのできるコンバージェントダイバージェントノズル(以下CDノズル)が用いられることが多い。
【0004】
CDノズルは、二次元のCDノズルの概念図である図7に示すように、コンバージェントフラップCFがジェットエンジン本体Eに第一の枢着軸S1で揺動可能に設けられると共に、このコンバージェントフラップCFの後端に第一の枢着軸S1と平行な第二の枢着軸S2でダイバージェントフラップDFが揺動可能に設けられ、両フラップCF,DFが図示しないリンク機構を介して駆動手段によって揺動駆動されるように構成されている。これにより、コンバージェントフラップCFで噴射ガスを絞ってスロートを形成すると共にダイバージェントフラップDFでジェットの噴出角度を規定し、それぞれのフラップCF,DFを揺動操作することで、開口比を(A)に示す小さい状態から(B)に示す大きな状態に変化させることができるようになっているものである。このようなCDノズルによって、飛行速度に応じた最適開口比となるようにノズル開口部を変化させることで、各速度域で高い効率を得ることができる。
【0005】
ところが、上記のごときCDノズルは構成が複雑であって重量も大きく、可変機構に故障の虞も有する。
【0006】
一方、このような問題のないジェットエンジンのノズル部構成として、プラグノズルがある。
【0007】
プラグノズルは、図8に概念図を示すように、排気ノズル部のノズルカウル31′の内部中央にプラグ32′がストラット33′を介して配設されて構成され、スロートSはこのノズルカウル31′とプラグ32′の間に円環状に形成される。このようなプラグノズルでは、図示のごとく、プラグ32′のスロートSの下流部分でジェットが超音速膨張を行い、外気との圧力バランスによって排気流の境界が自動的に調整されるため、固定形状であっても幅広い圧力比で高いノズル効率を得ることができる。CDノズルのような可変機構が必要ないために排気ノズルシステム全体を軽量に構成でき、また、プラグによってジェットを小さく分割すると共にプラグの内部に吸音材を配置できるために低騒化が容易であるという利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、プラグノズルでは、カウルの後端部はスロートを形成するために必然的に外部流に対して内向きの角度(ボートテール角:θ)を有するボートテール形状となり、この形状に起因して抵抗(ボートテール抵抗)を生ずる。つまり、ボートテール部には図9に示すように大気圧より低い部分が形成され、この低圧部分がエンジン全体を下流側に引っ張って外部抵抗となるものである。
【0009】
このボートテール抵抗の大小は、カウルの後端部(ボートテール)と外部流の成す角度であるボートテール角:θ(=カウル角)に依存し、このボートテール角:θが小さければボートテール部の壁面制圧分布が全体的に高くなり、外部抵抗は低くなる。
【0010】
一方、プラグノズルボートテール角:θは、図10にマッハ数とカウル角(ボートテール角)の関係のグラフを示すように、設計速度(マッハ数)の増大に伴って増大する。従って、設計マッハ数が大きいほどボートテール角が大きくなり、その結果、外部抵抗も大きくなる。
【0011】
即ち、図11に設計飛行マッハ数を2.2としたプラグノズル(ボートテール角45゜)のマッハ数に対する抵抗係数のグラフを示すように、図中破線で示す二次元CDノズルと比較して、遷音速時では外部抵抗が低いものの超音速時において高い外部抵抗を生ずるものである。CDノズルの外部抵抗が超音速時に低くなる理由は、図7中に示すように、、超音速域において出口面積を大きくすることに伴ってボートテール角が小さくなってボートテール抵抗を減少させることによる。
【0012】
上記のごとき理由により、プラグノズルは、可変機構が必要ないために排気ノズルシステム全体を軽量に構成でき故障の虞もないという利点を有するにもかかわらず、超音速時にボートテール抵抗が極めて大きくなるために亜音速の旅客機等に用いられているのみで、超音速巡航機には用いられていないものであった。
【0013】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、超音速時のボートテール抵抗を軽減化することができ、音速を超える超音速巡航機にも使用可能なプラグノズルを使用したジェットエンジンを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のプラグノズルジェットエンジンは、ノズルカウル部の外周側のボートテール部の後端までにシュラウドが配設されて両者の間に二次流通路が形成されると共に、当該ジェット機関本体とナセルの間にインテークと前記二次流通路をつなぐ余剰空気供給通路が形成され、前記インテークからの余剰空気を前記余剰空気供給通路を介して前記二次流通路に導いてボートテール部の外周後端に噴出させるように構成されていることを特徴とする。
【0015】
また、上記ナセルは断面形状矩形であって、上記余剰空気供給通路はその四隅に設けられていることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本願発明の実施の形態について説明する。
【0017】
図1は、本願発明に係るプラグノズルジェットエンジンの一構成例を示す概念的な縦断面図,図2はその背面図,図3はA−A断面に相当する横断面図である。
【0018】
図示プラグノズルジェットエンジン10は、断面形状矩形のナセル11の内部にジェット機関20が収容されると共に、ジェット機関20とナセル11の間に余剰空気供給通路12が配設されて構成されている。
【0019】
ジェット機関20は、バイパスジェット機関であって、前置ファン21,圧縮機22,燃焼器23,前置ファン21及び圧縮機22を駆動するタービン24及びジェットノズル30が直列に配設されて構成され、前方の吸気口から吸入した空気を前置ファン21及び圧縮機22で圧縮し、これに燃料を加えて燃焼器23で燃焼させて高温の燃焼ガスを形成し、このガスでタービン24を駆動した後、ジェットノズル30から噴射するようになっている。また、前置ファン21による圧縮空気の一部が機関外周部に配設されたバイパス通路25を介してタービン24からの排気部に導かれ、排気流に合流してジェットノズル30から噴出するようになっている。
【0020】
ジェットノズル30は、ノズルカウル部としての円筒状のノズルカウル31の内部中央に、略紡錘形のプラグ32がストラット33によって支持されると共に、ノズルカウル31の外周側にシュラウド34が配設されて構成されている。
【0021】
ノズルカウル31は、その下流側開口端が所定角度(カウル角度)で小径化するコーン状で、プラグ32との間に円環状のスロート30Sを形成するようになっており、この後端部がボートテール部となっている。
【0022】
シュラウド34は、ノズルカウル31より一回り大きい円筒状で、ノズルカウル31との間に円環状の二次流通路35を形成するように配設され、その後端はノズルカウル31のボートテール部の前端近傍に設定されている。このシュラウド34とノズルカウル31の間の二次流通路35には余剰流ダクト12が接続されている。
【0023】
余剰流ダクト12は、ナセル11の四隅のジェット機関20との間に、インテーク部と二次流通路35の間を連結して配設されている。このように、断面形状矩形のナセル11の四隅に余剰流ダクト12を配設することにより、当該余剰流ダクト12の有無によって前面投影面積が増大することはない。
【0024】
而して、上記のごとく構成されたプラグノズルジェットエンジン10では、余剰流ダクト12を介した空気を二次流通路35からノズルカウル31の外周部に噴射することにより、ボートテール抵抗を減少させると共にその推力増強によって高い効率を得ることができる。
【0025】
ここで、余剰流ダクト12の入口条件を、インテーク余剰流の圧力損失を10%とすると共にそのダクト面積をエンジンとナセルの間の60%を利用するものとした場合、図4に各飛行マッハ数における二次流と一次流の全圧比及び流量比計算結果のグラフを示すように、二次流の全圧は飛行領域全域でほぼ一次流の50%程度、流量はバイパス流が増大する遷音速飛行時に極大値を示して一次流の約20%に達する。つまり、最も外部抵抗の大きくなる遷音速時に大きな二次流量を得られる。尚、二次流の流量は、二次流全圧と大気圧及び二次流出口面積によって決まるが、前述の条件で遷音速時から超音速巡航状態まで略一定のスロート面積で対応可能である。
【0026】
このような条件で、設計飛行マッハ数を2.2としたプラグノズルジェットエンジンの飛行マッハ数に対する抵抗係数を数値計算による予測及び風洞試験によって得られた結果のグラフを図5に示す。これにより、図中破線で示す従来型の二次元CDノズルに比較して、外部抵抗が最も大きくなる遷音速時において約60%外部抵抗を削減できることが解る。
【0027】
つまり、インテーク余剰流を余剰流ダクト12を介して二次流通路35からノズルカウル31の外周後端に噴射することで、ノズルカウル31の外気に曝されるボートテール部は存在しなくなって外部抵抗を削減できるものであり、インテーク余剰流は最も外部抵抗の大きくなる遷音速時に大きな流量が得られるため、その抵抗削減効果が大きく、超音速巡航機にも使用可能となるものである。
【0028】
【発明の効果】
以上述べたように、本願発明に係るプラグノズルジェットエンジンでは、ノズルカウル部の外周側のボートテール部の後端までにシュラウドが配設されて両者の間に二次流通路が形成されると共に、当該ジェット機関本体とナセルの間にインテークと二次流通路をつなぐ余剰空気供給通路が形成され、インテークからの余剰空気を余剰空気供給通路を介して二次流通路に導いてボートテール部の外周後端に噴出させるように構成されていることにより、ノズルカウルの外気に曝されるボートテール部は存在しなくなってボートテール抵抗を減少させることができると共にこの二次流噴射による推力増強によって高い効率を得ることができる。インテーク余剰流は最も外部抵抗の大きくなる遷音速時に大きな流量が得られるため、その抵抗削減効果が大きく、超音速巡航機にも使用し得るものである。
【0029】
また、ナセルは断面形状矩形であって、余剰空気供給通路はその四隅に設けられていることにより、エンジン全体の大型化を防ぐことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るプラグノズルジェットエンジンの一構成例を示す概念的な縦断面図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】図1のA−A断面に相当する横断面図である。
【図4】飛行マッハ数における二次流と一次流の全圧比及び流量比計算結果のグラフである。
【図5】飛行マッハ数に対する抵抗係数を数値計算による予測及び風洞試験によって得られた結果のグラフである。
【図6】排気ノズル部の開口比の最適値を示すグラフである。
【図7】二次元のCDノズルの概念図である。
【図8】プラグノズルの概念図である。
【図9】ボートテール部の外部抵抗形成の説明図である。
【図10】マッハ数とカウル角(ボートテール角)の関係を示すグラフである。
【図11】プラグノズルのマッハ数に対する抵抗係数を示すグラフである。
【符号の説明】
10 プラグノズルジェットエンジン
11 ナセル
12 余剰空気供給通路
20 ジェット機関(ジェット機関本体)
30 ノズル部
31 ノズルカウル(ノズルカウル部)
32 プラグ
34 シュラウド
35 二次流通路
Claims (2)
- プラグノズルを備えたジェットエンジンにおいて、
ノズルカウル部の外周側のボートテール部の後端までにシュラウドが配設されて両者の間に二次流通路が形成されると共に、ジェット機関本体とナセルの間にインテークと前記二次流通路をつなぐ余剰空気供給通路が形成され、前記インテークからの余剰空気を前記余剰空気供給通路を介して前記二次流通路に導いてボートテール部の外周後端に噴出させるように構成されていることを特徴とするプラグノズルジェットエンジン。 - 上記ナセルは断面形状矩形であって、上記余剰空気供給通路はその四隅に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のプラグノズルジェットエンジン。
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