JP4419500B2 - 静止画像生成装置、静止画像生成方法、静止画像生成プログラム、および静止画像生成プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Description
なお、上述のような静止画像データを作成する技術として関連するものには、例えば、下記特許文献1に記載されたものが知られている。かかるは、特許文献1では、連続する(n+1)枚のフレーム画像から1枚のフレーム画像を基準フレーム画像として選択し、この基準フレーム画像に対する他のn枚のフレーム画像(対象フレーム画像)の動きベクトルをそれぞれ算出し、各動きベクトルに基づいて、(n+1)枚のフレーム画像を合成して1枚の高解像度な画像を生成する技術が開示されている。
しかしながら、従来において、動画像データからフレーム画像データとして、このようなほとんど動きがない画像や全体で種々の動きがある画像などを取得して、高解像度な静止画像データを生成しようとする場合には、ユーザは、上記した複数の高解像度化方法の中から、試行錯誤しながら、取得した画像に応じた適切な方法を選択する必要があった。
そのため、ユーザの負担が大きくなると共に、適切な方法を得るまでに相当な時間を要するという問題があった。
なお、上記問題は、動画像データから取得した複数の低解像度のフレーム画像データに基づいて、高解像度化処理を行う場合に限らず、単に、時系列に並ぶ複数の低解像度の画像に基づいて、高解像度化処理を行う場合も同様に発生する問題である。
前記複数の第1の画像データについて、互いの画像間の位置ずれを補正するずれ補正部と、
補正した前記複数の第1の画像データのうち、基準となる基準画像データと、それ以外の少なくとも1つの対象画像データと、を比較して、前記対象画像データの表す対象画像において、前記基準画像データの表す基準画像に対する局所的な動きを検出し、前記対象画像全体における前記局所的な動きの総量に対応した動き量を算出する動き検出部と、
算出した前記動き量に応じて、複数の高解像度化処理の中から、1つの高解像度化処理を選択する高解像度化処理選択部と、
前記複数の高解像度化処理をそれぞれ実行することが可能であり、選択した前記高解像度化処理によって、補正した前記複数の第1の画像データに基づいて、前記第1の画像データに比べて高解像度な第2の画像データを生成する高解像度化処理部と、
を備えたことを要旨とする。
前記複数の第1の画像データについて、互いの画像間の位置ずれを補正するずれ補正部と、
補正した前記複数の第1の画像データのうち、基準となる基準画像データと、それ以外の少なくとも1つの対象画像データと、を比較して、前記対象画像データの表す対象画像において、前記基準画像データの表す基準画像に対する局所的な動きを検出し、前記対象画像全体における前記局所的な動きの総量に対応した動き量を算出する動き検出部と、
算出した前記動き量に応じて、複数の高解像度化処理の中から、1つの高解像度化処理を選択する高解像度化処理選択部と、
選択した前記高解像度化処理を、推奨すべき高解像度化処理として外部に報知する報知部と、
を備えたことを要旨とする。
前記動き検出部は、前記対象画像の各画素について、それぞれ、前記基準画像に対する動きの判定を行い、その判定結果において動きがあると判定された画素の数に基づいて、前記動き量を算出するようにしてもよい。
前記動き検出部は、前記対象画像の各画素について、それぞれ、前記基準画像に対する動きの判定を行う場合に、前記対象画像の各画素のうち、判定の対象となる判定画素について、前記基準画像における前記判定画素の近傍に位置する近傍画素の画素値に基づいて、判定範囲を設定し、前記判定画素の画素値が前記判定範囲内にあれば、前記判定画素について動きがあると判定し、前記判定範囲内になければ、動きがないと判定するようにしてもよい。
前記動き検出部は、前記対象画像の各画素について、それぞれ、前記基準画像に対する動きの判定を行う場合に、前記対象画像の各画素のうち、判定の対象となる判定画素について、前記基準画像における前記判定画素の近傍に位置する近傍画素の画素値に基づいて、前記判定画素の画素値と同じ画素値を持つ推定画素を推定し、前記判定画素と前記推定画素との間の距離が、予め設定された閾値よりも大きければ、前記判定画素について動きがあると判定し、前記閾値よりも小さければ、動きがないと判定するようにしてもよい。
前記動き検出部は、前記対象画像の各画素について、それぞれ、前記基準画像に対する動きの程度を表す動き値を算出し、それら動き値の総合計に基づいて、前記動き量を算出するようにしてもよい。
前記動き検出部は、前記対象画像の各画素について、それぞれ、前記基準画像に対する動きの判定を行う場合に、前記対象画像の各画素のうち、判定の対象となる判定画素について、前記基準画像における前記判定画素の近傍に位置する近傍画素の画素値に基づいて、基準画素値を設定し、前記判定画素の画素値と前記基準画素値の差分を、前記対象画素についての前記動き値として算出するようにしてもよい。
A.静止画像生成装置の構成:
B.静止画像生成の手順:
B−1.補正量推定処理:
B−2.動き量検出処理:
B−3.高解像度化処理の選択:
B−4.高解像度化処理:
B−4−1.動き非対応合成処理:
B−4−2.動き対応合成処理:
B−4−3.単純高解像度化処理:
C.その他の動き量の検出方法:
C−1.動き量検出方法1:
C−2.動き量検出方法2:
C−3.動き量検出方法3:
D.効果:
E.変形例:
図1は、本発明の一実施例としての静止画像生成装置の概略構成を示す説明図である。この静止画像生成装置は、汎用のパーソナルコンピュータであり、コンピュータ100に情報を入力する装置としてのキーボード120およびマウス130と、情報を出力する装置としてのディスプレイ150およびプリンタ20と、を備えている。また、コンピュータ100に動画像データを入力する装置としてデジタルビデオカメラ30およびCD−R/RWドライブ140を備えている。なお、動画像データを入力する装置としては、CD−R/RWドライブの他DVDドライブ等の種々の情報記憶媒体からデータを読み出すことが可能な駆動装置を備えることも可能である。
B.静止画像生成の手順:
図2は、生成静止画像データを生成する手順を示す説明図である。まず、動画像の再生中に、キーボード120やマウス130からユーザによってフレーム画像データの取得指示が入力されると、フレーム画像取得部104は、動画像データの中から時系列に連続する複数フレームのフレーム画像データを取得する(ステップS2)。例えば、本実施例では、取得指示の入力タイミングから時系列に連続する4フレームのフレーム画像データを取得するものとする。フレーム画像取得部104によって取得された複数のフレーム画像データは、メモリやハードディスクなどの記憶装置(図示せず)に記憶される。
まず、図3を用いて、基準フレームのフレーム画像と対象フレームの対象フレーム画像との間の位置ずれについて説明し、図4を用いて位置ずれについての補正について説明する。そして、その後、補正に基づく補正量の推定について説明する。図3は、基準フレームのフレーム画像と対象フレームのフレーム画像との間の位置ずれについて示す説明図であり、図4は、基準フレーム画像と対象フレーム画像との間の位置ずれの補正について示す説明図である。
補正量推定処理(図2、ステップS4)が終了すると、次に、動き量検出処理(図2、ステップS6)が実行される。この動き量検出処理では、基準フレーム画像F0と対象フレーム画像F1〜F3との位置ずれを補正した上で、基準フレーム画像F0に対する各対象フレーム画像F1〜F3の動きを判定し、その動き量を検出している。
Vmax=max(V1,v2)
Vmin=min(V1,V2)
ここで、max()は()内の引数の中で最大値を求める関数、min()は()内の引数の中で最小値を求める関数を意味している。
Vtest>Vmin−ΔVth
Vtest<Vmax+ΔVth
なお、以下では、動きがないと判定される範囲を判定範囲とも呼ぶ。例えば、ここでは、判定画素Fptが存在する画素間においてVmin−ΔVth<V<Vmax+ΔVthの範囲が判定範囲となる。
Vmax=max(V1,V2,V3,V4)
Vmin=min(V1,V2,V3,V4)
動き量検出処理(図2、ステップS6)が終了すると、次に、高解像度化処理の選択(図2、ステップS8)が実行される。
本実施例では、予め、閾値Rt1,Rt2(1>Rt1>Rt2>0)が設定されており、処理選択部109は、上述の動き検出処理(図2、ステップS6)で算出した動き量Reを、これら閾値Rt1,Rt2と比較して、高解像度化処理の選択を行う。
高解像度化処理の選択(図2、ステップS8)が終了すると、次に、高解像度化処理(図2、ステップS10〜S14)が実行される。
すなわち、高解像度化処理部110は、処理選択部109で選択された結果に基づいて、3つの高解像度化処理(つまり、動き非対応合成処理、動き対応合成処理、単純高解像度化処理)のうち、選択された高解像度化処理を実行する。
まず、動き非対応合成処理(図2、ステップS10)について説明する。この動き非対応合成処理において、ずれ補正部106が、上述の補正量推定処理(図2、ステップS4)で推定した補正量を用いて、基準フレームの画像データと対象フレームの画像データとの位置ずれの補正を行い、高解像度化処理部110が、補正した基準フレームの画像データと対象フレームの画像データを合成しつつ高解像度化することにより、静止画像データを生成する。すなわち、高解像度化処理部110は、生成する静止画像を構成する各画素(以下、「生成画素」とも呼ぶ。)のうち、基準フレーム画像および対象フレーム画像のいずれにも存在しない画素については、その生成画素の周辺に存在する画素の画素値を表す画素データ(階調値を表す階調データ)を用いて、所定の補間処理を行うことにより、合成を行いつつ高解像度化を行う。以下では、図8および図9を用いてこの動き非対応合成処理について簡単に説明する。
なぜなら、このような動き非対応合成処理では、基準フレーム画像と対象フレーム画像との画像間で動きが発生していた場合、以下に示す問題点が生じるおそれがあるからである。
一方、動き検出部108で検出した動き量Reが閾値Rt2より大きく、閾値Rt1以下(Rt2<Re≦Rt1)であって、基準フレーム画像と対象フレーム画像との画像間に中間程度の動きがある場合には、以下に説明する動き対応合成処理(図2ステップS12)を実行する。この動き対応合成処理では、フレーム画像間に動きが発生している場合でも、多重画像を発生させることなく高解像度化が可能である。
最近傍画素が基準フレーム画像F0の画素である場合は、動きの判定を行わず、高解像度化処理部110は、注目画素G(j)の画素データを、注目画素G(j)を囲む基準フレーム画像F0の画素を用いて、バイ・リニア法、バイ・キュービック法、ニアレストネイバ法等の種々の補間処理によって生成する。
一方、本実施例では、動き検出部108で検出した動き量Reが閾値Rt1より大きくて(Re>Rt1)、基準フレーム画像F0と対象フレーム画像F1〜F3との画像間で動きが大きい場合、つまりフレーム画像中ほとんどの場所で動きが検出される場合には、以下に説明する単純高解像度化処理(図2、ステップS14)を実行する。
さて、上述のように動き量検出処理(図2、ステップS6)において、動き検出部108は、基準フレーム画像F0に対する各対象フレーム画像F1〜F3の動きを判定し、その動き量を検出していた。具体的には、対象フレーム画像中において、判定画素Fptを設定し、動きがないと判定される範囲に、その判定画素Fptの輝度値Vtestがあるか否かを判定することにより、判定画素Fptの動きを判定した上で、対象フレーム画像中において、動きがあると判定された画素の数に基づいて、動き量を求めていた。
まず、本実施例における第2の動き判定方法を以下に説明する。図11は、本実施例における第2の動き判定法について示す説明図である。一般に、画像全体のずれと、画像中の一部について局所的に求めたずれとが一致しない場合に、動きがある可能性が高い。
そこで、この点を考慮し、判定画素Fptの両側に位置する基準フレーム画像Frの2つの画素Fp1,Fp2間の輝度勾配が一定であると仮定して、その輝度値Vmが判定画素Fptの輝度値Vtestに等しくなる画素Fm(以下、「推定画素」とも呼ぶ。)の位置Xmを算出する。そして、その位置(以下、「推定位置」とも呼ぶ。)Xmから、この推定位置Xmを中心として、画面全体のずれによって変化する可能性のある位置までの距離を閾値Lthとする。このとき、以下に示すように判定画素Fptと推定画素Fmとの間の距離Lmが、閾値Lthより大きいか否かによって動きの判定を行うことができる。
Lm=|Xm−X|=|(Vtest−V1)/(V2−V1)−Δx|
次に、動き量検出方法2を以下に説明する。上述の動き量検出処理(図2、ステップS6)において、動き検出部108は、動き判定を行った全画素数の総合計Rjを計算し、その総合計Rjに対して、動きがあると判定された画素数の総合計Rmとの割合Re(=Rm/Rj)を動き量としている。しかし、この動き量検出方法2では、上述で動き検出部108が行う動き判定において、判定画素Fptについて後述する動き値を求め、その動き値を全画素について加算し、その総合計を求めることにより、動き量を算出している。以下に、図12を用いて具体的に説明する。
まず、動き検出部108は、判定画素Fptの両側に位置する基準フレーム画像Frにおける2つの画素Fp1,Fp2について、輝度値の最大値Vmaxと最小値Vminを求める。
次に、動き検出部108は、判定画素Fptについて、輝度値の最大値Vmaxと輝度値の最小値Vminとを結んだ線上における位置Δxでの輝度値をVx'として求める。そして、判定画素Fptについて、その動きを表す動き値ΔVkとして、|Vtest−Vx'|を算出する。
次に、動き量検出方法3を以下に説明する。上述の動き検出方法1において、動き検出部108は、動き量を検出する際に、動き判定を行った全画素数の総合計Rjに対して、動きがあると判定された画素数の総合計Smとの割合Se(=Sm/Rj)を動き量としている。しかし、この動き量検出方法3では、上述の動き量検出方法1での動き検出部108が行う動き判定において、判定画素Fptについて後述する動き値を求め、その動き値を全画素について加算し、その総合計を求めることにより、動き量を算出している。以下に、図13を用いて具体的に説明する。
まず、動き検出部108は、判定画素Fptの両側に位置する基準フレームの2つの画素Fp1,Fp2間の輝度勾配が一定であると仮定して、その輝度値Vmが判定画素Fptの輝度値Vtestに等しくなる推定画素Fmの位置Xmを算出する。
次に、動き検出部108は、判定画素Fptについて、この判定画素Fptと推定画素Fmとの間の距離Lmを、動き値として算出する。
上述のように、高解像度化処理の選択(図2、ステップS8)において、処理選択部109は、動き量検出処理(図2、ステップS6)で検出した動き量Reに応じて、3つの高解像度化処理(つまり、動き非対応合成処理、動き対応合成処理および単純高解像度化処理)を自動的に選択している。このため、ユーザ自ら、(3つの高解像度化処理の中から)高解像度化処理を選択することなく、適切な高解像度化処理を行うことができ、その結果、高画質な静止画像データを生成することができる。
なお、本発明では、上記した実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。
また、必ずしも時系列に連続する複数の低解像度の画像データ(フレーム画像データを含む。)である必要もなく、時系列に並んだ複数の低解像度の画像データであってもよい。
30...デジタルビデオカメラ
100...コンピュータ
102...静止画像生成制御部
104...フレーム画像取得部
106...ずれ補正部
108...動き量検出部
109...処理選択部
110...高解像度化処理部
112...推奨処理部
120...キーボード
130...マウス
150...ディスプレイ
200...プレビュー
220...画像表示エリア
240...プルダウンリスト
250...推奨表示エリア
205...フレーム画像取得ボタン
230...合成ボタン
210...マウスカーソル
Claims (14)
- 複数の第1の画像データから、該第1の画像データに比べて高解像度の第2の画像データを静止画像として生成するための静止画像生成装置であって、
前記複数の第1の画像データについて、互いの画像間の位置ずれを補正するずれ補正部と、
補正した前記複数の第1の画像データのうち、基準となる基準画像データと、それ以外の少なくとも1つの対象画像データと、を比較して、前記対象画像データの表す対象画像において、前記基準画像データの表す基準画像に対する局所的な動きを検出し、前記対象画像全体における前記局所的な動きの総量に対応した動き量を算出する動き検出部と、
算出した前記動き量に応じて、複数の高解像度化処理の中から、1つの高解像度化処理を選択する高解像度化処理選択部と、
前記複数の高解像度化処理をそれぞれ実行することが可能であり、選択した前記高解像度化処理によって、補正した前記複数の第1の画像データに基づいて、前記第1の画像データに比べて高解像度な第2の画像データを生成する高解像度化処理部と、
を備えたことを特徴とする静止画像生成装置。 - 複数の第1の画像データから、該第1の画像データに比べて高解像度の第2の画像データを静止画像として生成するための静止画像生成装置であって、
前記複数の第1の画像データについて、互いの画像間の位置ずれを補正するずれ補正部と、
補正した前記複数の第1の画像データのうち、基準となる基準画像データと、それ以外の少なくとも1つの対象画像データと、を比較して、前記対象画像データの表す対象画像において、前記基準画像データの表す基準画像に対する局所的な動きを検出し、前記対象画像全体における前記局所的な動きの総量に対応した動き量を算出する動き検出部と、
算出した前記動き量に応じて、複数の高解像度化処理の中から、1つの高解像度化処理を選択する高解像度化処理選択部と、
選択した前記高解像度化処理を、推奨すべき高解像度化処理として外部に報知する報知部と、
を備えたことを特徴とする静止画像生成装置。 - 請求項1または請求項2に記載の静止画像生成装置において、
前記複数の第1の画像データは、動画像データの中から取得された時系列に並ぶ複数の画像データであることを特徴とする静止画像生成装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の静止画像生成装置において、
前記動き検出部は、前記対象画像の各画素について、それぞれ、前記基準画像に対する動きの判定を行い、その判定結果において動きがあると判定された画素の数に基づいて、前記動き量を算出することを特徴とする静止画像生成装置。 - 請求項4に記載の静止画像生成装置において、
前記動き検出部は、前記対象画像の各画素について、それぞれ、前記基準画像に対する動きの判定を行う場合に、前記対象画像の各画素のうち、判定の対象となる判定画素について、前記基準画像における前記判定画素の近傍に位置する近傍画素の画素値に基づいて、判定範囲を設定し、前記判定画素の画素値が前記判定範囲内にあれば、前記判定画素について動きがあると判定し、前記判定範囲内になければ、動きがないと判定することを特徴とする静止画像生成装置。 - 請求項4に記載の静止画像生成装置において、
前記動き検出部は、前記対象画像の各画素について、それぞれ、前記基準画像に対する動きの判定を行う場合に、前記対象画像の各画素のうち、判定の対象となる判定画素について、前記基準画像における前記判定画素の近傍に位置する近傍画素の画素値に基づいて、前記判定画素の画素値と同じ画素値を持つ推定画素を推定し、前記判定画素と前記推定画素との間の距離が、予め設定された閾値よりも大きければ、前記判定画素について動きがあると判定し、前記閾値よりも小さければ、動きがないと判定することを特徴とする静止画像生成装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の静止画像生成装置において、
前記動き検出部は、前記対象画像の各画素について、それぞれ、前記基準画像に対する動きの程度を表す動き値を算出し、それら動き値の総合計に基づいて、前記動き量を算出することを特徴とする静止画像生成装置。 - 請求項7に記載の静止画像生成装置において、
前記動き検出部は、前記対象画像の各画素について、それぞれ、前記基準画像に対する動きの判定を行う場合に、前記対象画像の各画素のうち、判定の対象となる判定画素について、前記基準画像における前記判定画素の近傍に位置する近傍画素の画素値に基づいて、基準画素値を設定し、前記判定画素の画素値と前記基準画素値の差分を、前記対象画素についての前記動き値として算出することを特徴とする静止画像生成装置。 - 請求項7に記載の静止画像生成装置において、
前記動き検出部は、前記対象画像の各画素について、それぞれ、前記基準画像に対する動きの判定を行う場合に、前記対象画像の各画素のうち、判定の対象となる判定画素について、前記基準画像における前記判定画素の近傍に位置する近傍画素の画素値に基づいて、前記判定画素の画素値と同じ画素値を持つ推定画素を推定し、前記判定画素と前記推定画素との間の距離を、前記対象画素についての前記動き値として算出することを特徴とする静止画像生成装置。 - 複数の第1の画像データから、該第1の画像データに比べて高解像度の第2の画像データを静止画像として生成するための静止画像生成方法であって、
(a)前記複数の第1の画像データについて、互いの画像間の位置ずれを補正する工程と、
(b)補正した前記複数の第1の画像データのうち、基準となる基準画像データと、それ以外の少なくとも1つの対象画像データと、を比較して、前記対象画像データの表す対象画像において、前記基準画像データの表す基準画像に対する局所的な動きを検出し、前記対象画像全体における前記局所的な動きの総量に対応した動き量を算出する工程と、
(c)算出した前記動き量に応じて、複数の高解像度化処理の中から、1つの高解像度化処理を選択する工程と、
(d)選択した前記高解像度化処理によって、補正した前記複数の第1の画像データに基づいて、前記第1の画像データに比べて高解像度な第2の画像データを生成する工程と、
を備えたことを特徴とする静止画像生成方法。 - 複数の第1の画像データから、該第1の画像データに比べて高解像度の第2の画像データを静止画像として生成するための静止画像生成方法であって、
(a)前記複数の第1の画像データについて、互いの画像間の位置ずれを補正する工程と、
(b)補正した前記複数の第1の画像データのうち、基準となる基準画像データと、それ以外の少なくとも1つの対象画像データと、を比較して、前記対象画像データの表す対象画像において、前記基準画像データの表す基準画像に対する局所的な動きを検出し、前記対象画像全体における前記局所的な動きの総量に対応した動き量を算出する工程と、
(c)算出した前記動き量に応じて、複数の高解像度化処理の中から、1つの高解像度化処理を選択する工程と、
(d)選択した前記高解像度化処理を、推奨すべき高解像度化処理として報知する工程と、
を備えたことを特徴とする静止画像生成方法。 - 複数の第1の画像データから、該第1の画像データに比べて高解像度の第2の画像データを静止画像として生成するための静止画像生成プログラムであって、
前記複数の第1の画像データについて、互いの画像間の位置ずれを補正する機能と、
補正した前記複数の第1の画像データのうち、基準となる基準画像データと、それ以外の少なくとも1つの対象画像データと、を比較して、前記対象画像データの表す対象画像において、前記基準画像データの表す基準画像に対する局所的な動きを検出し、前記対象画像全体における前記局所的な動きの総量に対応した動き量を算出する機能と、
算出した前記動き量に応じて、複数の高解像度化処理の中から、1つの高解像度化処理を選択する機能と、
選択した前記高解像度化処理によって、補正した前記複数の第1の画像データに基づいて、前記第1の画像データに比べて高解像度な第2の画像データを生成する機能と、
をコンピュータに実現させるための静止画像生成プログラム。 - 複数の第1の画像データから、該第1の画像データに比べて高解像度の第2の画像データを静止画像として生成するための静止画像生成プログラムであって、
前記複数の第1の画像データについて、互いの画像間の位置ずれを補正する機能と、
補正した前記複数の第1の画像データのうち、基準となる基準画像データと、それ以外の少なくとも1つの対象画像データと、を比較して、前記対象画像データの表す対象画像において、前記基準画像データの表す基準画像に対する局所的な動きを検出し、前記対象画像全体における前記局所的な動きの総量に対応した動き量を算出する機能と、
算出した前記動き量に応じて、複数の高解像度化処理の中から、1つの高解像度化処理を選択する機能と、
選択した前記高解像度化処理を、推奨すべき高解像度化処理として報知する機能と、
をコンピュータに実現させるための静止画像生成プログラム。 - 請求項12または請求項13に記載の静止画像生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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