JP4419471B2 - 液体吐出装置、及び液体吐出方法 - Google Patents
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M=H×tanθ
なお、上式中のHは印刷ヘッドの搬送方向の長さであり、θは搬送方向に対する用紙の傾き角である。
媒体を搬送方向に搬送する搬送機構と、前記搬送方向に沿って配置される複数のノズル群とを備え、該ノズル群は、前記搬送方向に沿って配置される複数のノズルをそれぞれ有し、前記ノズル群を搬送方向と交差する交差方向に移動させながら、前記ノズルから液体を吐出する吐出動作と、前記ノズル群に対して所定の搬送量にて媒体を搬送する搬送動作とを実行する液体吐出装置であって、前記媒体の、前記交差方向における端部の位置を検知して端部位置情報を出力するセンサを、前記ノズル群毎に対応させて複数備え、ノズル群に対応したセンサの端部位置情報に基づいて、ノズル群毎に液体の吐出開始位置および吐出停止位置の少なくとも一方を決めることを特徴とする液体吐出装置。
このような液体吐出装置によれば、各ノズル群は、それぞれに、媒体の端部位置を検知する専用のセンサを備えている。従って、センサから出力される端部位置情報に基づいて、ノズル群毎に精細に吐出開始位置および停止位置を調整可能となる。
このような液体吐出装置によれば、上記センサは、それぞれに自身が担当するノズル群に対して最も近く配置されている。よって、各センサから出力される端部位置情報は、媒体の端部において各ノズル群が液体を吐出開始および吐出停止させるための最適な情報になり得て、その結果、当該情報に基づいて、更に精細に、端部を基準とした吐出開始または吐出停止を行うことができる。
このような液体吐出装置によれば、媒体の傾き角も端部位置情報として使用するので、更に精細に、端部を基準とした吐出開始または吐出停止を実行することができる。
M=H0×tanθ
このような液体吐出装置によれば、媒体が傾いて搬送されている場合であっても、端部を基準として正確に吐出開始および吐出停止を実行することができる。
このような液体吐出装置によれば、媒体の端部に余白を形成しない縁なし印刷を行うことができる。
このような液体吐出装置によれば、より簡易に前記端部の位置を検知することができる。
このような液体吐出装置によれば、前回の移動動作時に検知した端部位置情報に基づいて、今回の移動動作時における吐出開始位置および停止位置のうちの少なくとも一方を決める。従って、端部位置が経時的に変化する場合にも、吐出開始位置および停止位置を精細に調整することができる。
このような液体吐出装置によれば、既述のほぼ全ての効果を奏するため、本発明の目的が最も有効に達成される。
===液体吐出装置の概略構成例===
図1は、液体吐出装置の一実施形態としてのカラーインクジェットプリンタ(以下、カラープリンタという)20の概要を示す斜視図である。
このカラープリンタ20は、カラー画像の出力が可能なインクジェットプリンタであり、例えば、シアン(C)、ライトシアン(淡いシアン、LC)、マゼンタ(M)、ライトマゼンタ(淡いマゼンタ、LM)、イエロ(Y)、ブラック(K)の6色の色インク等の液体を、用紙等の様々な媒体上に吐出してドットを形成することによって印刷画像を印刷するインクジェット方式のプリンタである。なお、色インクは上記6色に限らず、例えばダークイエロ(暗いイエロ、DY)などを用いても良い。また、カラープリンタ20は、図1に示すように用紙をロール状に巻き付けたロール紙や、JIS規格のA列0番用紙といった比較的大型の単票状の用紙にも対応している。
このようなカラープリンタ20は、インクを吐出してロール紙Pに印刷する印刷部3と、ロール紙Pを搬送するための用紙搬送部5とに大別される。以下で各部について説明する。
印刷部3は、印刷ヘッド136を保持するキャリッジ28と、このキャリッジ28を、前記ロール紙Pの搬送方向(以下、副走査方向ともいう)とほぼ直交する方向(以下、主走査方向または左右方向ともいう)に往復移動可能に案内するための上下一対のガイドレール34と、同キャリッジ28を前記往復移動させるためのキャリッジモータ30と、このキャリッジモータ30の移動力Fをキャリッジ28に伝達するための牽引ベルト32と、主走査方向におけるキャリッジ28の現在位置を検出するための位置検出センサ18とを備えている。
キャリッジ28は略矩形状平板であり、その下端縁が上端縁よりも前方に突き出た傾斜状態で前記ガイドレール34に支持されている。このキャリッジ28の左端縁および右端縁のそれぞれにおける副走査方向の中央には、前記牽引ベルト32を固定するための係合部28a,28bが設けられている。そして、左の係合部28aからは、牽引ベルト32によって左方向の移動力Fが付与されてキャリッジ28は、往路たる主走査方向の左側へ移動するとともに、逆に右の係合部28bからは右方向の移動力Fが付与されて復路たる右側へ移動する。
H1=8×H0+7×k・D ・・・ (式a)
ノズル列Nは、ノズル群36一つ当たり6列設けられ、これらノズル列Nは、主走査方向に設計ピッチWnで並設されている。このノズル群36及びノズルnの配列については後述する。
図1に示すように、ガイドレール34は、主走査方向に沿って2本が設けられている。そして、これらガイドレール34は、副走査方向に互いに間隔を隔てて上下に配置され、左右の両端部側にて基台となるフレーム(不図示)により支持されている。この2本のガイドレール34は、下側のガイドレール341が上側のガイドレール342より手前に配置されており、もって、これらに架け渡された前記キャリッジ28は、前述したように、その下端縁が前方に突き出た傾斜状態を維持しつつ主走査方向に往復移動するようになっている。
牽引ベルト32は金属製の帯状体であり、その一端がキャリッジ28の前記左の係合部28aに、またもう一端が、キャリッジ28の背面側を通って前記右の係合部28bに固定されている。また、この牽引ベルト32は、キャリッジ28の左右の移動ストローク端に設けられた一対のプーリ44a,44bに掛け回されている。そして、このうちの一方のプーリ44aには、前記キャリッジモータ30が連結されており、このキャリッジモータ30によって牽引ベルト32を介してキャリッジ28には主走査方向の移動力Fが付与されて、これによってキャリッジ28は左右の双方向に往復移動する。
図4に、キャリッジ28に取付けられた位置検出センサ18の構成を模式的に示す。位置検出センサ18は、ガイドレール342に固定されたリニア式エンコーダ用符号板19と、キャリッジ28に固定されたリニア式エンコーダ17とを備えている。
リニア式エンコーダ17は、発光ダイオード17aと、コリメータレンズ17bと、検出処理部17cとを備えている。検出処理部17cは、複数(例えば4個)のフォトダイオード17dと、信号処理回路17eと、例えば2個のコンパレータ17fA、17fBとを有している。
図5Aおよび図5Bに示すように、キャリッジモータ正転時及び逆転時のいずれの場合も、パルスENC−AとパルスENC−Bとは位相が90度だけ異なっている。キャリッジモータ30が正転しているとき、即ち、キャリッジ28が往路方向に移動しているときは、図5Aに示すように、パルスENC−AはパルスENC−Bよりも90度だけ位相が進み、キャリッジモータ30が逆転しているとき、すなわち復路方向に移動しているときは、図5Bに示すように、パルスENC−AはパルスENC−Bよりも90度だけ位相が遅れる。そして、パルスENC−A及びパルスENC−Bの1周期Tは、キャリッジ28がリニア式エンコーダ用符号板19のスリット間隔を移動する時間に等しい。
図6は、端部検知センサ361の一例を説明するための模式図である。この端部検知センサ361は、例えば反射型光学センサ361であり、この例では、発光ダイオードから構成される発光部363と、フォトトランジスタから構成される受光部365と、電気信号測定部367とを有している。発光部363から発した光、すなわち入射光は、ロール紙Pや発せられた光の方向にロール紙Pがない場合にはプラテン26により反射され、その反射光は受光部365で受光され、電気信号に変換される。そして、受光した反射光の強さに応じた受光部の出力値として、電気信号の大きさが測定される。この電気信号の大きさは、前記反射するものがプラテン26かロール紙Pかによって変化する。このため、この大きさを電気信号測定部367によって測定し、これが所定の閾値よりも小さくなる変化をした時、または前記閾値よりも大きくなる変化をした時には、ロール紙Pの端部に差し掛かったとみなし、前記電気信号測定部367は検知信号を出力する。この検知信号は、後記余白設定部224に送信され、インクの吐出開始位置および吐出停止位置の設定に供される。
また、上記においては、受光した反射光の強さを得るために、反射光を電気信号に変換した後に電気信号の大きさを測定することとしたが、これに限定されるものではなく、受光した反射光の強さに応じた受光部の出力値を測定することができればよい。
図1に示すように、ロール紙Pを搬送するための用紙搬送部5は、前記2本のガイドレール34の背面側に設けられている。そして、この用紙搬送部5は、下側ガイドレール341より下方にてロール紙Pを回動自在に保持するロール紙保持部35と、上側のガイドレール342より上方にてロール紙Pを搬送するロール紙搬送部37と、それらロール紙保持部35とロール紙搬送部37との間にて搬送されるロール紙Pが沿わされるプラテン26とを有している。
プラテン26は、搬送されるロール紙Pの全幅に亘る平面を有し、この平面が、前記傾斜状態にて走査するキャリッジ28の平面と平行になるように傾斜して設けられている。そして、このプラテン26は、前記キャリッジ28に組み付けられる印刷ヘッド136の表面と、その全面に亘って等間隔を隔てつつ対向している。
ロール紙保持部35は、ロール紙Pを回転自在に保持するホルダ27を備えている。このホルダ27は、ロール紙Pを保持した状態で回動軸となる軸体27aを有し、その軸体27aの両端部には、供給するロール紙Pの斜行を抑制するためのガイド円盤27bがそれぞれ設けられている。
ロール紙搬送部37は、ロール紙Pを搬送するためのスマップローラ24と、これと対向して配置されスマップローラ24との間にロール紙Pを挟持する挟持ローラ24aと、スマップローラ24を回動させるための搬送モータ31とを備えている。搬送モータ31の軸には駆動ギア40が、スマップローラ24の軸には駆動ギア40と噛み合う中継ギア41がそれぞれ設けられ、搬送モータ31の動力は、駆動ギア40と中継ギア41とを介してスマップローラ24に伝達される。すなわち、ホルダ27に保持されたロール紙Pは、スマップローラ24と挟持ローラ24aとの間に挟持され、搬送モータ31によって、ロール紙Pはプラテン26に沿って搬送される。
図3に示すように、ノズル群36は、多数のノズルnが副走査方向に沿って一直線上に整列されてなるノズル列Nを6列有しており、これらノズル列Nは、主走査方向に設計ピッチWnで並設されている。本実施形態においては、前記ノズル列Nとして、ブラックノズル列Nk、シアンノズル列Nc、ライトシアンノズル列Nlc、マゼンタノズル列Nm、ライトマゼンタノズル列Nlm、およびイエローノズル列Nyが、吐出するインク色毎に列をなしている。
次に、印刷ヘッド136に係るノズル群36の駆動について、図7を参照しつつ説明する。
この駆動信号発生部200は、ノズル群36毎に独立して設けられており、ノズル群36単位で、インクの吐出タイミングを調整可能になっている。
この駆動信号発生部200は、原駆動信号発生部206と、原駆動信号シフト補正部207と、複数のマスク回路204と、余白設定部224とを備えている。
次に液体吐出装置としてのカラープリンタ20の制御構成例について、図9及び図10を用いて説明する。なお、図9は、カラープリンタ20の制御構成を示すブロック図であり、図10は、画像処理ユニット38の構成を示すブロック図である。
このカラープリンタ20は、パーソナルコンピュータ等のコンピュータ90に接続して使用され、このコンピュータ90から送信された画像データに基づいてロール紙Pに印刷画像を印刷する。なお、このカラープリンタ20に前記コンピュータ90を加えた上記構成を、広義の「液体吐出装置」と呼ぶこともできる。
ここで、図11に示す印刷動作のフロー図を参照して、上述した液体吐出装置としてのカラープリンタ20の縁なし印刷動作を説明する。
このドット形成処理および搬送処理は、印刷データPDが無くなるまで繰り返し実行され(S105)、無くなったらロール紙P上に印刷画像は完成し、当該印刷動作は終了する。
図14Aおよび図14Bに、縁なし用マージンMの説明図を示す。一般例として示す同図の印刷ヘッド136aは、前記実施形態とは異なり、端部検知センサ361を1つだけ備えている。そして、縁なし印刷時には、この端部検知センサ361によって検知したロール紙Pの左の端部位置および右の端部位置を基準として、そこから縁なし用マージンM分だけ外側に離れた位置Pcにて吐出開始および吐出停止を行う。
M=H×tanθm ・・・ (式1)
そこで、これを回避すべく、本発明にあっては、印刷ヘッド136を、搬送方向に関して8つのノズル群36,36,…36に区分するとともに、各ノズル群36のぞれぞれに対して専用の端部検知センサ361を設けるようにし、これによって、ノズル群36毎に個別にロール紙Pの端部位置を検知してインクを吐出するようにしている。
M0=H0×tanθm
≒H1/8×tanθm
=M1/8 ・・・ (式2)
これを一般化して言えば、「長尺な印刷ヘッドを、その搬送方向に関して所定数のノズル群に分割するとともに、ノズル群毎にロール紙の端部位置を検知してインクを吐出できるようにすれば、必要な縁なし用マージンMを所定数分の1に小さくすることができる」ということになる。
θa=arctan((X1−X2)/S) ・・・ (式3)
ここで、X1およびX2は、2つの端部検知センサ361,361の端部位置情報に基づく端部位置であり、Sは前記2つの端部検知センサ361,361の副走査方向の距離である。
また、前記端部検知センサ361,361による端部位置の検知は、「縁なし印刷動作」のところで説明したように、今回の主走査の、直前の主走査においてなされるのが好ましい。これは、直近のロール紙Pの斜行状態を、反映させることができるからである。
前述の実施形態では、キャリッジ28上におけるノズル群36の配置例として、副走査方向に沿ってノズル群36が一直線に配置された例を示したが、配置はこれに限るものではなく、図16乃至図18に示すような様々な態様について本発明を適用可能である。なお、これらの図は、キャリッジ28をプラテン側から見た平面図である。また、以下で説明する3つの配置例のいずれも、その端部検知センサ361は、ぞれぞれに担当するノズル群36に近接させて、その右脇における搬送方向の上流側に設けられており、いずれも同じであるため、その説明は省略する。
以上、一実施形態に基づき本発明に係る液体吐出装置等を説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
17リニア式エンコーダ、17a 発光ダイオード、17b コリメータレンズ、
17c 検出処理部、17d フォトダイオード、17e 信号処理回路、
17fA,17fB コンパレータ、
18 位置検出センサ、19 リニア式エンコーダ用符号板、
20 カラープリンタ、21 CRT、24 スマップローラ、
24a 挟持ローラ、26 プラテン、27 ホルダ、27a 軸体、
27b ガイド円盤、28 キャリッジ、28a,28b 係合部、
30 キャリッジモータ、31 搬送モータ、32 牽引ベルト、
34 ガイドレール、341 下側ガイドレール、
342 上側ガイドレール、35 ロール紙保持部、
136 印刷ヘッド、36,36a〜36h ノズル群、
361 端部検知センサ、363 発光部、365 受光部、
367 電気信号測定部、37 ロール紙搬送部、
38,38a〜38h 画像処理ユニット、40 駆動ギア、41 中継ギア、
44a,44b プーリ、50 バッファメモリ、52 イメージバッファ、
54 システムコントローラ、56 RAM、58 ROM、
61 主走査駆動回路、62 副走査駆動回路、
63,63a〜63h ノズル群制御ユニット、90 コンピュータ、
91 ビデオドライバ、95 アプリケーションプログラム、
97 解像度変換モジュール、98 色変換モジュール、
99 ハーフトーンモジュール、100 ラスタライザ、
101 ユーザインターフェース表示モジュール、
102 UIプリンタインターフェースモジュール、
103 ラスタデータ格納部、200 駆動信号発生部、204 マスク回路、
206 原駆動信号発生部、207 原駆動信号シフト補正部、
224 余白設定部、
COM コマンド、F 移動力、LUT 色変換ルックアップテーブル、
n,n1〜n180 ノズル、
N,Nk,Nc,Nlc,Nm,Nlm,Ny ノズル列、
M 縁なし用マージン、P ロール紙、PD 印刷データ、SIG 余白信号
Claims (7)
- 媒体を搬送方向に搬送する搬送機構と、前記搬送方向に沿って配置される複数のノズルを所定数に区分してなる複数のノズル群とを備えた液体吐出装置であって、
前記媒体の端部の位置を検知して端部位置情報を出力するセンサを、前記ノズル群毎に対応させて当該所定数備え、前記ノズル群毎に前記媒体の端部位置を検知可能に構成し、
少なくとも二つの前記センサを用いて取得したそれぞれの端部位置情報に基づいて、前記媒体の搬送方向からの傾き角を算出し、
算出した前記傾き角と、当該所定数に区分したノズル群単体の搬送方向の長さに基づいて、液体の吐出開始位置および吐出停止位置の少なくとも一方を決定することを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1に記載の液体吐出装置において、
前記センサは、それぞれに自身が担当するノズル群に最も近く配置されていることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1又は2に記載の液体吐出装置において、
各ノズル群の吐出開始位置および吐出停止位置は、前記傾き角θと、当該所定数に区分したノズル群単体の搬送方向の長さH0とから下式により算定される算定値Mに基づいて、変更されることを特徴とする液体吐出装置。
M=H0×tanθ - 請求項1乃至3のいずれかに記載の液体吐出装置において、
前記媒体の端部の外側に前記吐出開始位置および吐出停止位置が設定されていることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の液体吐出装置において、
前記センサは、前記ノズル群と共に交差方向に移動し、
該センサは、光を発するための発光部と、前記発光部の前記交差方向への移動に応じて交差方向に移動する前記光を受光するための受光部と、を備え、
前記交差方向へ移動する前記発光部により発せられた光が、前記端部によって遮られることによる前記受光部の出力値の変化に基づいて、前記媒体の端部の位置を検知することを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項5に記載の液体吐出装置において、
前回のノズル群の移動動作時に検知した端部位置情報に基づいて、今回の移動動作時における、液体の吐出開始位置および停止位置のうちの少なくともいずれか一方を決めることを特徴とする液体吐出装置。 - 媒体を搬送方向に搬送する搬送機構と、前記搬送方向に沿って配置される複数のノズルを所定数に区分してなる複数のノズル群とを備え、
前記媒体の端部の位置を検知して端部位置情報を出力するセンサを、前記ノズル群毎に対応させて当該所定数備え、前記ノズル群毎に前記媒体の端部位置を検知可能に構成した液体吐出装置、を用いた液体吐出方法であって、
少なくとも二つの前記センサを用いて取得したそれぞれの端部位置情報に基づいて、前記媒体の搬送方向からの傾き角を算出し、
算出した前記傾き角と、当該所定数に区分したノズル群単体の搬送方向の長さに基づいて、液体の吐出開始位置および吐出停止位置の少なくとも一方を決定することを特徴とする液体吐出方法。
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