JP4419467B2 - 情報保護装置,情報保護方法およびプログラム - Google Patents

情報保護装置,情報保護方法およびプログラム Download PDF

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本発明は情報保護装置,情報保護方法およびプログラムに関し、特にデータのセキュリティ保護のための情報保護装置,情報保護方法およびプログラムに関する。
従来、データのセキュリティ保護のためには、データに対して暗号化などによるデータ変換を行い、許可されたもの以外は解読や閲覧ができないようにする方法がとられていた(特許文献1,特許文献2,特許文献3参照)。
他方、データのセキュリティ保護のために、情報数値と乱数値とを四則演算した演算値を書き込み情報とし、読み取り情報と乱数値との四則演算の逆算により算出した演算値を情報数値として出力する方法もとられていた(特許文献4参照)。
特開昭61―239464号公報(第2−4頁、第1図) 特開昭61―294563号公報(第2頁、第1図) 特開平3―18918号公報(第1−2頁、図1) 特開平4―162256号公報(第2−4頁、第1図)
しかし、従来の方法には、次のような問題点があった。
第1の問題点は、データは通常の方法でアクセス可能な領域に保存されるため、アクセス制限を実施した場合でも不正アクセスによってデータを入手される危険性が解消されないことである。
第2の問題点は、データ変換が行われたものでも許可されない者が解読することが不可能ではないため、入手できれば解読される危険性があるということである。
本発明の目的は、重要な情報を通常のアクセス方法ではアクセスできない独立した記憶領域に格納することにより不正アクセスからの情報の保護を行うことを可能にする情報保護装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、重要な情報を通常のアクセス方法ではアクセスできない独立した記憶領域に格納することにより不正アクセスからの情報の保護を行うことを可能にする情報保護方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、上記情報保護装置および情報保護方法を実現するためのプログラムを提供することにある。
本発明の情報保護装置は、磁気ディスク装置を備える情報保護装置において、磁気ディスク装置とのデータのやり取りをRead Long/Write Longコマンドを用いて行う特殊リード/ライト機構と、Write動作時には入力された情報を情報領域としデータ領域および符号領域のためのデータを入力された情報とは無関係に生成して付加し前記特殊リード/ライト機構に渡し、Read動作時には前記特殊リード/ライト機構から受け取ったデータのうち情報領域の部分のみを切り出して入出力装置へ出力する変換機構と、Read Longコマンドを受け取ると内部でデータを読み出し、データ領域,符号領域および情報領域を全て前記特殊リード/ライト機構を経由して前記変換機構に渡し、Write Longコマンドを受け取ると前記特殊リード/ライト機構から受け取ったデータを書き込み、書き込み完了後に前記特殊リード/ライト機構に完了報告を行う磁気ディスク装置とを備えることを特徴とする。
また、本発明の情報保護装置は、磁気ディスク装置を備える情報保護装置において、磁気ディスク装置とのデータのやり取りをRead/Writeコマンドを用いて行う通常リード/ライト機構と、磁気ディスク装置とのデータのやり取りをRead Long/Write Longコマンドを用いて行う特殊リード/ライト機構と、前記特殊リード/ライト機構を用いたWrite動作時には入力された情報を情報領域としデータ領域および符号領域のためのデータを入力された情報とは無関係に生成して付加し前記特殊リード/ライト機構に渡し、前記特殊リード/ライト機構を用いたRead動作時には前記特殊リード/ライト機構から受け取ったデータのうち情報領域の部分のみを切り出して入出力装置へ出力する変換機構と、Read Longコマンドを受け取ると内部でデータを読み出し、データ領域,符号領域および情報領域を全て前記特殊リード/ライト機構を経由して前記変換機構に渡し、Write Longコマンドを受け取ると前記特殊リード/ライト機構から受け取ったデータを書き込み、書き込み完了後に前記特殊リード/ライト機構に完了報告を行う磁気ディスク装置とを備えることを特徴とする。
一方、本発明の情報保護方法は、特殊リード/ライト機構を用いたRead動作時に、入出力装置からRead命令を入力したときに、特殊リード/ライト機構が磁気ディスク装置に対しRead Longコマンドを発行し、磁気ディスク装置がRead Longコマンドを受け取ると内部でデータを読み出し、データ領域,符号領域および情報領域を全て前記特殊リード/ライト機構を経由して前記変換機構に渡し、変換機構が受け取ったデータの情報領域の部分のみを切り出して入出力装置へ出力する工程と、特殊リード/ライト機構を用いたWrite動作時に、入出力装置からWrite命令および書き込む情報を入力したときに、変換機構が受け取ったデータを情報領域に割り当て、データ領域および符号領域の部分の情報をデータとは無関係に生成して付加し特殊リード/ライト機構に渡し、特殊リード/ライト機構が磁気ディスク装置に対しWrite Longコマンドを発行し、磁気ディスク装置が特殊リード/ライト機構から受け取ったデータを書き込み、書き込み完了後に特殊リード/ライト機構に完了報告を行い、特殊リード/ライト機構がWrite命令が完了した旨を入出力装置へ出力する工程とを含むことを特徴とする。
また、本発明の情報保護方法は、通常リード/ライト機構を用いたRead動作時に、入出力装置からRead命令を入力したときに、通常リード/ライト機構が磁気ディスク装置に対しReadコマンドを発行し、磁気ディスク装置がReadコマンドを受け取ると内部でデータを読み出し、符号領域を用いてデータ領域の誤り訂正を行い、データ領域の部分を通常リード/ライト機構に渡し、通常リード/ライト機構が受け取ったデータを入出力装置へ出力する工程と、通常リード/ライト機構を用いたWrite動作時に、入出力装置からWrite命令および書き込む情報を入力したときに、通常リード/ライト機構が磁気ディスク装置に対しWriteコマンドを発行し、磁気ディスク装置がWriteコマンドおよびデータを受け取ると内部で誤り訂正符号を生成し、通常リード/ライト機構から受け取ったデータをデータ領域に、生成した誤り訂正符号を符号領域に書き込みを行い、書き込み完了後に通常リード/ライト機構に完了報告を行い、通常リード/ライト機構がWrite命令が完了した旨を入出力装置へ出力する工程と、特殊リード/ライト機構を用いたRead動作時に、入出力装置からRead命令を入力したときに、特殊リード/ライト機構が磁気ディスク装置に対しRead Longコマンドを発行し、磁気ディスク装置がRead Longコマンドを受け取ると内部でデータを読み出し、データ領域,符号領域および情報領域を全て前記特殊リード/ライト機構を経由して前記変換機構に渡し、変換機構が受け取ったデータの情報領域の部分のみを切り出して入出力装置へ出力する工程と、特殊リード/ライト機構を用いたWrite動作時に、入出力装置からWrite命令および書き込む情報を入力したときに、変換機構が受け取ったデータを情報領域に割り当て、データ領域および符号領域の部分の情報をデータとは無関係に生成して付加し特殊リード/ライト機構に渡し、特殊リード/ライト機構が磁気ディスク装置に対しWrite Longコマンドを発行し、磁気ディスク装置が特殊リード/ライト機構から受け取ったデータを書き込み、書き込み完了後に特殊リード/ライト機構に完了報告を行い、特殊リード/ライト機構がWrite命令が完了した旨を入出力装置へ出力する工程とを含むことを特徴とする。
他方、本発明のプログラムは、コンピュータを、磁気ディスク装置とのデータのやり取りをRead Long/Write Longコマンドを用いて行う特殊リード/ライト機構,Write動作時には入力された情報を情報領域としデータ領域および符号領域のためのデータを入力された情報とは無関係に生成して付加し前記特殊リード/ライト機構に渡し、Read動作時には前記特殊リード/ライト機構から受け取ったデータのうち情報領域の部分のみを切り出して入出力装置へ出力する変換機構,ならびにRead Longコマンドを受け取ると内部でデータを読み出し、データ領域,符号領域および情報領域を全て前記特殊リード/ライト機構を経由して前記変換機構に渡し、Write Longコマンドを受け取ると前記特殊リード/ライト機構から受け取ったデータを書き込み、書き込み完了後に前記特殊リード/ライト機構に完了報告を行う磁気ディスク装置として動作させることを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、コンピュータを、磁気ディスク装置とのデータのやり取りをRead/Writeコマンドを用いて行う通常リード/ライト機構,磁気ディスク装置とのデータのやり取りをRead Long/Write Longコマンドを用いて行う特殊リード/ライト機構,前記特殊リード/ライト機構を用いたWrite動作時には入力された情報を情報領域としデータ領域および符号領域のためのデータを入力された情報とは無関係に生成して付加し前記特殊リード/ライト機構に渡し、前記特殊リード/ライト機構を用いたRead動作時には前記特殊リード/ライト機構から受け取ったデータのうち情報領域の部分のみを切り出して入出力装置へ出力する変換機構,ならびにRead Longコマンドを受け取ると内部でデータを読み出し、データ領域,符号領域および情報領域を全て前記特殊リード/ライト機構を経由して前記変換機構に渡し、Write Longコマンドを受け取ると前記特殊リード/ライト機構から受け取ったデータを書き込み、書き込み完了後に前記特殊リード/ライト機構に完了報告を行う磁気ディスク装置として動作させることを特徴とする。
第1の効果は、保護したい情報を通常の方法ではアクセスできない領域に保存するため、不正アクセスなど行われた場合でも許可しない者が保護したい情報を取得することが不可能となることである。
第2の効果は、通常の方法で取得できるデータは保護したい情報とは独立に存在するため、いかなる手段をもってしても不正アクセスで取得されたデータからは保護したい情報を解読することは不可能なことである。
以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る情報保護装置1の構成を示すブロック図である。ここでは、一例として、SCSI(Small Computer System Interface)規格に準拠した磁気ディスク装置2を用いた情報保護装置1を示す。
情報保護装置1は、データを格納する磁気ディスク装置2と、磁気ディスク装置2に対しデータを読み書きするための2種類のリード/ライト機構である通常リード/ライト機構3および特殊リード/ライト機構4と、特殊リード/ライト機構4を用いたデータに読み書きのためにデータの変換を行う変換機構5と、入出力装置6とを含む。
図2は、磁気ディスク装置2における各セクタの記憶方式を示す。各セクタは、データを格納するデータ領域21と、データに対する誤り訂正符号を格納する符号領域22と、独立した情報を格納する情報領域23とにより構成される。
通常リード/ライト機構3は、オペレーティングシステム上で通常実現されているリード/ライト機能を有する。磁気ディスク装置2とのデータのやり取りは、Read/Writeコマンドを用いて行う。
特殊リード/ライト機構4は、オペレーティングシステム上では通常実現されていない機能であり、磁気ディスク装置2とのデータのやり取りはRead Long/Write Longコマンドを用いて行う。Read Long/Write LongコマンドとRead/Writeコマンドとの違いは、コマンドのアウトプット/インプットとして符号領域22および情報領域23が含まれるか含まれないかにある。すなわち、Read Long/Write Longコマンドには符号領域22および情報領域23が含まれ、Read/Writeコマンドには符号領域22および情報領域23が含まれない。通常、オペレーティングシステム上でファイルの読み書きを行うに当たってはRead/Writeコマンドが使用され、Read Long/Write Longコマンドは使用されない。
変換機構5は、Write動作時には、入力された情報を情報領域23としデータ領域21および符号領域22のためのデータを入力された情報とは無関係に生成して付加する。また、変換機構5は、Read動作時は、特殊リード/ライト機構4から受け取ったデータのうち情報領域23の部分のみを切り出して出力する。
図3を参照すると、通常リード/ライト機構3を用いてのRead時の動作は、Read命令入力ステップA1と、Readコマンド発行ステップA2と、内部データ読み出しステップA3と、誤り訂正処理ステップA4と、データ渡しステップA5と、結果出力ステップA6とからなる。
図4を参照すると、通常リード/ライト機構3を用いてのWrite時の動作は、Write命令入力ステップB1と、Writeコマンド発行ステップB2と、誤り訂正符号生成ステップB3と、書き込みステップB4と、書き込み完了報告ステップB5と、結果出力ステップB6とからなる。
図5を参照すると、特殊リード/ライト機構4を用いてのRead時の動作は、Read命令入力ステップC1と、Read Longコマンド発行ステップC2と、内部データ読み出しステップC3と、データ渡しステップC4と、情報切り出しステップC5と、結果出力ステップC6とからなる。
図6を参照すると、特殊リード/ライト機構4を用いてのWrite時の動作は、Write命令入力ステップD1と、データ加工ステップD2と、Write Longコマンド発行ステップD3と、書き込みステップD4と、書き込み完了報告ステップD5と、結果出力ステップD6とからなる。
次に、このように構成された実施例1に係る情報保護装置1の動作について、図1〜図6を参照して詳細に説明する。
(1) 通常リード/ライト機構3を用いたRead時の動作(図3参照)
入出力装置6からRead命令を入力すると(ステップA1)、通常リード/ライト機構3より磁気ディスク装置2に対しReadコマンドを発行する(ステップA2)。磁気ディスク装置2はReadコマンドを受け取ると内部でデータを読み出し(ステップA3)、符号領域22を用いてデータ領域21の誤り訂正を行い(ステップA4)、データ領域21の部分を通常リード/ライト機構3に渡す(ステップA5)。通常リード/ライト機構3は、受け取ったデータを入出力装置6へ出力し(ステップA6)、動作は完了する。
例として、データ領域21がAAAA、符号領域22がBB、情報領域23がCCとなるデータを、通常リード/ライト機構3を用いて読み出す場合のデータの流れを示す。
ステップA3にて全てのデータ(AAAABBCC)が読み込まれる。ステップA4にて誤り訂正処理が行われ、ステップA5で通常リード/ライト機構3にデータ領域21の部分(AAAA)のみが渡され出力される。
(2) 通常リード/ライト機構3を用いたWrite時の動作(図4参照)
入出力装置6からWrite命令および書き込む情報を入力すると(ステップB1)、通常リード/ライト機構3より磁気ディスク装置2に対しWriteコマンドを発行する(ステップB2)。磁気ディスク装置2は、Writeコマンドおよびデータを受け取ると内部で誤り訂正符号を生成し(ステップB3)、通常リード/ライト機構3から受け取ったデータをデータ領域21に、生成した誤り訂正符号を符号領域22に書き込みを行う(ステップB4)。書き込み完了後、磁気ディスク装置2は、通常リード/ライト機構3に完了報告を行う(ステップB5)。通常リード/ライト機構3は、Write命令が完了した旨を入出力装置6へ出力し(ステップB6)、動作を完了する。
例として、情報AAAAを通常リード/ライト機構3を用いて書き込む場合のデータの流れを示す。
ステップB1にて通常リード/ライト機構3に渡された情報(AAAA)は、ステップB2にてそのまま磁気ディスク装置2に渡される。ステップB3にて情報(AAAA)をデータ領域21に、情報(AAAA)より生成される誤り訂正符号(BB)を符号領域22に、情報(AAAA)とは無関係なデータ(CC)を情報領域23割り当て磁気ディスク装置2に書き込むためのデータ(AAAABBCC)を生成し、ステップB4にて磁気ディスク装置2に書き込む。無関係なデータ(CC)は、磁気ディスク装置2内にて全くランダムに生成される。
(3) 特殊リード/ライト機構4を用いたRead時の動作(図5参照)
入出力装置6からRead命令を入力すると(ステップC1)、特殊リード/ライト機構4より磁気ディスク装置2に対しRead Longコマンドを発行する(ステップC2)。磁気ディスク装置2は、Read Longコマンドを受け取ると内部でデータを読み出し(ステップC3)、データ領域21,符号領域22および情報領域23を全て特殊リード/ライト機構4を経由して変換機構5に渡す(ステップC4)。
変換機構5は、受け取ったデータの情報領域23の部分のみを切り出し(ステップC5)、入出力装置6へ出力し(ステップC6)、動作を完了する。
例として、データ領域21がAAAA、符号領域22がBB、情報領域23がCCとなるデータを特殊リード/ライト機構4を用いて読み出す場合のデータの流れを示す。
ステップC3にて全てのデータ(AAAABBCC)が読み込まれ、ステップC4にて変換機構5にそのままデータ(AAAABBCC)が渡される。ステップC5で情報領域23の部分(CC)が切り出され出力される。
(4) 特殊リード/ライト機構4を用いたWrite時の動作(図6参照)
入出力装置6からWrite命令および書き込む情報を入力すると(ステップD1)、変換機構5は、受け取った情報を情報領域23に割り当て、データ領域21および符号領域22の部分のデータを情報とは無関係に生成して付加し特殊リード/ライト機構4に渡す(ステップD2)。特殊リード/ライト機構4は、磁気ディスク装置2に対しWrite Longコマンドを発行する(ステップD3)。磁気ディスク装置2は、特殊リード/ライト機構4から受け取ったデータを書き込み(ステップD4)、書き込み完了後、特殊リード/ライト機構4に完了報告を行う(ステップD5)。特殊リード/ライト機構4は、Write命令が完了した旨を入出力装置6へ出力し(ステップD6)、動作を完了する。
例として、情報CCを特殊リード/ライト機構4を用いて書き込む場合のデータの流れを示す。
テップD2にて情報(CC)とは無関係にデータ領域21の部分(AAAA)、符号領域22の部分(BB)を生成、磁気ディスク装置2に書き込むためのデータ(AAAABBCC)を生成し、ステップ4にて磁気ディスク装置2に書き込む。


実施例1によれば、保護したい情報を通常の方法ではアクセスできない情報領域23に保存するため、不正アクセスなど行われた場合でも許可しない者が保護したい情報を取得することが不可能となる。ここで「通常の方法」とは、通常リード/ライト機構3でのアクセスを指している。不正アクセスにおいては通常リード/ライト機構3経由でのアクセスしかできないため、Read Long/Write Longコマンドは使用できない。したがって、情報領域23にアクセスできない。
また、通常の方法で取得できるデータは保護したい情報とは独立に存在するため、いかなる手段をもってしても不正アクセスで取得されたデータからは保護したい情報を解読することは不可能となる。データ領域と情報領域とは一組で存在するが、それらの関係は以下の通りであり、どちらの場合も一方から他方の内容を解読することは不可能である。1.通常リード/ライト機構3から書き込まれたものは情報領域23の部分は完全なランダムデータである。2.特殊リード/ライト機構4から書き込まれたものはデータ領域21の部分は完全なランダムデータである。不正アクセスの場合は、前記の通り、データ領域21の部分しか取得できない。そのため、保護したい情報(上記2の場合)である情報領域23の部分の解読は不可能となる。
本発明の実施例2として図面を参照にして詳細に説明する。
図7を参照すると、本発明の実施例2に係る情報保護装置1は、操作プログラム8を備える。操作プログラム8は、情報保護装置1に読み込まれ、処理機構7の動作を制御する。処理機構7は、操作プログラム8の制御により実施例1における特殊リード/ライト機構4および変換機構5による処理と同一の処理を実行する。よって、操作プログラム8の制御による処理機構7の動作の詳細については、説明を割愛する。
本発明の実施例1に係る情報保護装置の構成を示すブロック図である。 図1中の磁気ディスク装置における各セクタの記憶方式を示す図である。 図1中の通常リード/ライト機構を用いてのRead時の動作を示すフローチャートである。 図1中の通常リード/ライト機構を用いてのWrite時の動作を示すフローチャートである。 図1中の特殊リード/ライト機構を用いてのRead時の動作を示すフローチャートである。 図1中の特殊リード/ライト機構を用いてのWrite時の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る情報保護装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 情報保護装置
2 磁気ディスク装置
3 通常リード/ライト機構
4 特殊リード/ライト機構
5 変換機構
6 入出力装置
21 データ領域
22 符号領域
23 情報領域
A1 Read命令入力ステップ
A2 Readコマンド発行ステップ
A3 内部データ読み出しステップ
A4 誤り訂正処理ステップ
A5 データ渡しステップ
A6 結果出力ステップ
B1 Write命令入力ステップ
B2 Writeコマンド発行ステップ
B3 誤り訂正符号生成ステップ
B4 書き込みステップ
B5 書き込み完了報告ステップ
B6 結果出力ステップ
C1 Read命令入力ステップ
C2 Read Longコマンド発行ステップ
C3 内部データ読み出しステップ
C4 データ渡しステップ
C5 情報切り出しステップ
C6 結果出力ステップ
D1 Write命令入力ステップ
D2 データ加工ステップ
D3 Write Longコマンド発行ステップ
D4 書き込みステップ
D5 書き込み完了報告ステップ
D6 結果出力ステップ

Claims (3)

  1. 磁気ディスク装置を備える情報保護装置において、入出力装置からの第1のWrite命令の入力時に、前記磁気ディスク装置に、入力された情報である第1のデータとともにWriteコマンドを発行し、前記入出力装置からの第1のRead命令の入力時に、前記磁気ディスク装置に、Readコマンドを発行し、当該Readコマンドに対して当該磁気ディスク装置から受け取った第2のデータを読み出しデータとして前記入出力装置へ出力する通常リード/ライト機構と、
    前記入出力装置からの第2のWrite命令の入力時に、入力された情報を情報領域データとし、データ領域データおよび符号領域データを入力された情報とは無関係に生成し、当該データ領域データ、符号領域データ、および情報領域データを含む第3のデータを特殊リード/ライト機構に渡し、前記入出力装置からの第2のRead命令の入力時に、前記特殊リード/ライト機構から受け取った第4のデータに含まれる情報領域データを読み出しデータとして前記入出力装置へ出力する変換機構と、
    前記入出力装置からの第2のWrite命令の入力時に、前記変換機構から前記第3のデータを受け取ると、前記磁気ディスク装置に、当該第3のデータとともにWrite Longコマンドを発行し、前記入出力装置からの第2のRead命令の入力時に、前記磁気ディスク装置にRead Longコマンドを発行し、当該Read Longコマンドに対して当該磁気ディスク装置から前記第4のデータを受け取ると、当該第4のデータを前記変換機構に渡す前記特殊リード/ライト機構と、
    前記通常リード/ライト機構から前記Writeコマンドを受け取ると、前記第1のデータ、前記第1のデータを基に生成した誤り訂正符号、および前記第1のデータとは無関係に生成したデータのそれぞれを指定されたセクタのデータ領域、符号領域、および情報領域に書き込み、前記通常リード/ライト機構から前記Readコマンドを受け取ると、指定されたセクタのデータ領域から読み出した前記第2のデータを前記通常リード/ライト機構に渡し、前記特殊リード/ライト機構から前記Write Longコマンドを受け取ると、前記第3のデータに含まれるデータ領域データ、符号領域データ、および情報領域データのそれぞれを指定されたセクタのデータ領域、符号領域、および情報領域に書き込み、前記特殊リード/ライト機構から前記Read Longコマンドを受け取ると、指定されたセクタのデータ領域、符号領域、および情報領域を読み出し、それぞれをデータ領域データ,符号領域データおよび情報領域データに設定した前記第4のデータを前記特殊リード/ライト機構に渡す前記磁気ディスク装置と
    を備えることを特徴とする情報保護装置。
  2. 通常リード/ライト機構が、入出力装置からの第1のWrite命令の入力時に、磁気ディスク装置に、入力された情報である第1のデータとともにWriteコマンドを発行する工程と、
    前記磁気ディスク装置が、前記通常リード/ライト機構から前記Writeコマンドを受け取ると、前記第1のデータ、前記第1のデータを基に生成した誤り訂正符号、および前記第1のデータとは無関係に生成したデータのそれぞれを指定されたセクタのデータ領域、符号領域、および情報領域に書き込む工程と、
    前記通常リード/ライト機構が、前記入出力装置からの第1のRead命令の入力時に、前記磁気ディスク装置に、Readコマンドを発行する工程と、
    前記磁気ディスク装置が、前記通常リード/ライト機構から前記Readコマンドを受け取ると、指定されたセクタのデータ領域から読み出した第2のデータを前記通常リード/ライト機構に渡す工程と、
    前記通常リード/ライト機構が、前記磁気ディスク装置から受け取った前記第2のデータを読み出しデータとして前記入出力装置へ出力する工程と、
    変換機構が、前記入出力装置からの第2のWrite命令の入力時に、入力された情報を情報領域データとし、データ領域データおよび符号領域データを入力された情報とは無関係に生成し、当該データ領域データ、符号領域データ、および情報領域データを含む第3のデータを特殊リード/ライト機構に渡す工程と、
    前記特殊リード/ライト機構が、前記変換機構から前記第3のデータを受け取ると、前記磁気ディスク装置に、当該第3のデータとともにWrite Longコマンドを発行する工程と、
    前記磁気ディスク装置が、前記特殊リード/ライト機構から前記Write Longコマンドを受け取ると、前記第3のデータに含まれるデータ領域データ、符号領域データ、および情報領域データのそれぞれを指定されたセクタのデータ領域、符号領域、および情報領域に書き込む工程と、
    前記特殊リード/ライト機構が、前記入出力装置からの第2のRead命令の入力時に、前記磁気ディスク装置にRead Longコマンドを発行する工程と、
    前記磁気ディスク装置が、前記特殊リード/ライト機構から前記Read Longコマンドを受け取ると、指定されたセクタのデータ領域、符号領域、および情報領域を読み出し、それぞれをデータ領域データ,符号領域データおよび情報領域データに設定した第4のデータを前記特殊リード/ライト機構に渡す工程と、
    前記特殊リード/ライト機構が、前記磁気ディスク装置から前記第4のデータを受け取ると、当該第4のデータを前記変換機構に渡す工程と、
    前記変換機構が、前記特殊リード/ライト機構から受け取った前記第4のデータに含まれる情報領域データを読み出しデータとして前記入出力装置へ出力する工程と
    を含むことを特徴とする情報保護方法。
  3. コンピュータを、
    入出力装置からの第1のWrite命令の入力時に、磁気ディスク装置に、入力された情報である第1のデータとともにWriteコマンドを発行し、前記入出力装置からの第1のRead命令の入力時に、前記磁気ディスク装置に、Readコマンドを発行し、当該Readコマンドに対して当該磁気ディスク装置から受け取った第2のデータを読み出しデータとして前記入出力装置へ出力する通常リード/ライト機構と、
    前記入出力装置からの第2のWrite命令の入力時に、入力された情報を情報領域データとし、データ領域データおよび符号領域データを入力された情報とは無関係に生成し、当該データ領域データ、符号領域データ、および情報領域データを含む第3のデータを特殊リード/ライト機構に渡し、前記入出力装置からの第2のRead命令の入力時に、前記特殊リード/ライト機構から受け取った第4のデータに含まれる情報領域データを読み出しデータとして前記入出力装置へ出力する変換機構と、
    前記入出力装置からの第2のWrite命令の入力時に、前記変換機構から前記第3のデータを受け取ると、前記磁気ディスク装置に、当該第3のデータとともにWrite Longコマンドを発行し、前記入出力装置からの第2のRead命令の入力時に、前記磁気ディスク装置にRead Longコマンドを発行し、当該Read Longコマンドに対して当該磁気ディスク装置から前記第4のデータを受け取ると、当該第4のデータを前記変換機構に渡す前記特殊リード/ライト機構と、
    前記通常リード/ライト機構から前記Writeコマンドを受け取ると、前記第1のデータ、前記第1のデータを基に生成した誤り訂正符号、および前記第1のデータとは無関係に生成したデータのそれぞれを指定されたセクタのデータ領域、符号領域、および情報領域に書き込み、前記通常リード/ライト機構から前記Readコマンドを受け取ると、指定されたセクタのデータ領域から読み出した前記第2のデータを前記通常リード/ライト機構に渡し、前記特殊リード/ライト機構から前記Write Longコマンドを受け取ると、前記第3のデータに含まれるデータ領域データ、符号領域データ、および情報領域データのそれぞれを指定されたセクタのデータ領域、符号領域、および情報領域に書き込み、前記特殊リード/ライト機構から前記Read Longコマンドを受け取ると、指定されたセクタのデータ領域、符号領域、および情報領域を読み出し、それぞれをデータ領域データ,符号領域データおよび情報領域データに設定した前記第4のデータを前記特殊リード/ライト機構に渡す前記磁気ディスク装置と
    して動作させるためのプログラム。
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