JP4417715B2 - キャッシュメモリにおける、タグおよびデータアクセスを分断する方法および装置 - Google Patents
キャッシュメモリにおける、タグおよびデータアクセスを分断する方法および装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4417715B2 JP4417715B2 JP2003529319A JP2003529319A JP4417715B2 JP 4417715 B2 JP4417715 B2 JP 4417715B2 JP 2003529319 A JP2003529319 A JP 2003529319A JP 2003529319 A JP2003529319 A JP 2003529319A JP 4417715 B2 JP4417715 B2 JP 4417715B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cache
- tag
- memory
- data array
- access
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 16
- 239000000872 buffer Substances 0.000 claims description 78
- 239000012536 storage buffer Substances 0.000 claims description 14
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 11
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims 21
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 238000013461 design Methods 0.000 description 3
- 230000002547 anomalous effect Effects 0.000 description 2
- 238000003491 array Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000013519 translation Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F12/00—Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
- G06F12/02—Addressing or allocation; Relocation
- G06F12/08—Addressing or allocation; Relocation in hierarchically structured memory systems, e.g. virtual memory systems
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F12/00—Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
- G06F12/02—Addressing or allocation; Relocation
- G06F12/08—Addressing or allocation; Relocation in hierarchically structured memory systems, e.g. virtual memory systems
- G06F12/0802—Addressing of a memory level in which the access to the desired data or data block requires associative addressing means, e.g. caches
- G06F12/0844—Multiple simultaneous or quasi-simultaneous cache accessing
- G06F12/0855—Overlapped cache accessing, e.g. pipeline
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
Description
本発明の1つの実施形態は、キャッシュメモリ内の対応データアクセスとタグアクセスを分断するシステムを提供する。このシステムは、キャッシュメモリにおいてメモリリクエストを受け取ることによって動作し、メモリリクエストがメモリ位置を特定するアドレスを含む。次に、このシステムは、キャッシュメモリ内のタグアレイから少なくとも1つのタグを検索することによって、かつ、アドレスを含むキャッシュラインがキャッシュメモリに位置するかを判定するアドレスのタグ部分と、少なくとも1つのタグを比較することによってタグアクセスを行う。アドレスを含むキャッシュラインがキャッシュメモリに位置するが、キャッシュラインを含むデータアレイがビジーである場合、システムは、データアレイがフリーになる後の時間に、対応データアクセスを行う。さらに、メモリリクエストがロード動作用である場合、対応データアクセスは、先行ロード動作の完了を待つことなく開始する。
図1は、本発明の実施形態に従って、コンピュータシステム100を図示している。多くのコンピュータシステム100は、単一の半導体チップ101内に位置している。さらに具体的にいうと、複数のプロセッサ110、120、130および140を含み、それぞれ1次(L1)キャッシュ112、122、132および142を含む。なお、L1キャッシュ112、122、132および142は、別々の命令およびデータキャッシュであり得、あるいは、統一された命令/データキャッシュであり得る。L1キャッシュ112、122、132および142は、2次(L2)キャッシュ106に接続される。L2キャッシュ106は、メモリコントローラ104を通って外部メモリに接続される。
図2は、本発明の実施形態に従って、タグアレイおよびデータアレイへの分断されたアクセスをサポートしているL1キャッシュ110の構造を図示している。
図3は、本発明の実施形態に従って、図2のアービタ回路220の構造を図示している。アービタ回路220は、データアレイ204のデコーダ208へのアクセスを制御する複数のスイッチ302−305を含む。最優先度は、最もデコーダ208に近い以前のミスバッファへ与えられ、それ故、データアレイ204へのアクセスのための上流コンテンダーをロックアウトするように、スイッチ305を用い得る。以前のミスバッファ218が最優先度を有する。なぜなら、以前のミスバッファ218は、キャッシュミスを待っていたアクセスを含むからである。これらのアクセスは、プロセッサがブロックを引き起こす可能性が高い。次の最優先度は、キャッシュミス動作のためのキャッシュラインをリターンしようと試みるフィルバッファ212に与えられる。次の優先度は、ロードバッファ214によって従う命令パイプラインである。最後に、格納バッファ216は、格納動作が一般的にさらにゆっくりとした速度で開始され得るので、一番下の優先度を与えられる。
図4は、キャッシュメモリ110内でどのようにロード動作および格納動作が行われるかを図示したもので、キャッシュメモリ110は、本発明の1つの実施形態に従って、図2に図示されている。図4は、さまざまなパイプラインステージ内で何が起きているかを示すように、整理されている。命令フェッチおよびデコードパイプラインステージの後に、ステージE1、C1、C2、E4、E5、TおよびWを含むさらに多数のステージが存在する。さらに具体的にいうと、E1は、実行ステージで、C1およびC2はキャッシュアクセスステージ、E4およびE5はさらなる実行ステージで、Tは、トラップステージで、かつ、WBはライトバックステージである。なお、本発明は、一般的にパイプラインのコンピュータシステムのどのようなタイプにおいても実施され得、図4に図示されているステージの特定なセットに制限するつもりはない。
Claims (21)
- キャッシュメモリ内の対応するデータアクセスからタグアクセスを分断する方法であって、
該キャッシュメモリでメモリリクエストを受け取ることであって、該メモリリクエストは、該メモリリクエストに関連しているメモリ位置を特定するアドレスを含む、ことと、
該キャッシュメモリ内のタグアレイから少なくとも1つのタグを検索して、該少なくとも1つのタグと該アドレスのタグ部分とを比較することによってタグアクセスを行い、該アドレスを含むキャッシュラインが該キャッシュメモリに位置しているかどうかを判定する、こととを含み、
該アドレスを含む該キャッシュラインが該キャッシュメモリに位置しているが、該キャッシュラインを含むデータアレイがビジーである結果としてタグルックアップがキャッシュヒットを生じる場合、該方法は、該データアレイがフリーになる後の時間において該データアレイへの該対応するデータアクセスを行うことをさらに包含し、
該メモリリクエストがロード動作用である場合、先行するロード動作の完了を待機することなく、該対応するデータアクセスが行われ、
該メモリリクエストがキャッシュミスを生成するロード動作用である場合、該方法は、
メモリ階層の低いレベルから該キャッシュラインをリクエストすることと、
以前のミスバッファにおける該ロード動作用のエントリを格納することであって、該以前のミスバッファは、未解決のキャッシュミスがリターンすることを待機しているメモリリクエストと、キャッシュラインがリターンされる前に発生する同じキャッシュラインに対する次のロード動作および格納動作とを含む、ことと、
該キャッシュラインによって満たされる対象となるターゲットキャッシュ位置を選択することと、
該アドレスの該タグ部分を用いて該タグアレイの対応するターゲットエントリを更新することと
をさらに包含し、
該ターゲットエントリの更新は、該ターゲットキャッシュ位置が未解決のキャッシュミス動作に関連していることを示す該ターゲットエントリ内の以前のミスビットを設定することを包含する、方法。 - 前記メモリリクエストがロード動作用である場合、後の時間において前記対応するデータアクセスを行うことは、
ロードバッファの該ロード動作用のエントリを格納することであって、該エントリは、前記タグアクセス中に判定された該データアレイの対応するキャッシュラインの位置を特定する、ことと、
該データアレイが該後の時間にフリーになる場合、該データアレイの該キャッシュラインの位置を再度判定するために該タグアクセスを行う必要がなく、該エントリを用いて該データアレイからの該ロード動作を行うことと
を包含する、請求項1に記載の方法。 - 前記メモリリクエストが格納動作用である場合、後の時間に前記対応するデータアクセスを行うことは、
該格納動作用のエントリを格納バッファに格納することであって、該エントリは、前記タグアクセス中に判定された前記データアレイの対応するキャッシュラインの位置を特定する、ことと、
該データアレイが該後の時間にフリーになる場合、該データアレイの該キャッシュラインの位置を再度判定するために該タグアクセスを行う必要がなく、該エントリを用いて、該データアレイへの該格納動作を行うことと
を包含する、請求項1に記載の方法。 - 前記メモリリクエストがキャッシュミスを生成する場合、前記方法は、以前のミスバッファ内で該キャッシュミス用のエントリを作成することをさらに包含する、請求項1に記載の方法。
- 前記タグアクセスを行うことは、前記少なくとも1つのタグに関連している以前のミスビットを検索することをさらに包含し、
前記メモリリクエストがロード動作用であり、かつ、前記アドレスの前記タグ部分が前記タグアレイのタグと整合し、かつ、前記対応する以前のミスビットがセットされており、関連するキャッシュラインが未解決のキャッシュミス動作下にあることを示す場合に、前記方法は、該以前のミスバッファ内の該メモリリクエスト用のエントリを格納することをさらに包含する、請求項4に記載の方法。 - 未解決のキャッシュミス動作に対応する、リターンされたキャッシュラインを受け取ることと、
前記データアレイに該リターンされたキャッシュラインを挿入するようにキャッシュフィル動作を行うことと、
該キャッシュフィル動作を待機していた前記以前のミスバッファ内のメモリリクエストを完了することと
をさらに包含する、請求項4に記載の方法。 - 未解決のキャッシュミスがリターンすることを待機しているメモリリクエストを含む以前のミスバッファと、
キャッシュミス動作によってリターンされたキャッシュラインを含むフィルバッファと、
メモリリクエストを生成するコンピュータシステムパイプラインと、
前記データアレイのコンテンションが原因で遅延しているロードリクエストを含むロードバッファと、
該データアレイのコンテンションが原因で遅延している格納リクエストを含む格納バッファと
の間で、該データアレイへのアクセスをアービトレートしていることをさらに包含する、請求項1に記載の方法。 - 未解決のキャッシュミス動作に関連するキャッシュ位置へのキャッシュフィル動作をブロックすることをさらに包含する、請求項1に記載の方法。
- タグアクセスをキャッシュメモリ内の対応するデータアクセスから分断する装置であって、
メモリリクエストを受け取るように構成されるキャッシュメモリであって、該メモリリクエストは、該メモリリクエストに関連しているメモリ位置を特定するアドレスを含む、キャッシュメモリと、
該キャッシュメモリ内のタグアレイと、
該キャッシュメモリ内のデータアレイと、
少なくとも1つのタグを該タグアレイから検索して、該少なくとも1つのタグを該アドレスのタグ部分とを比較し、該アドレスを含むキャッシュラインが該キャッシュメモリに位置しているかどうかを判定するように構成されているタグアクセスメカニズムと、
該キャッシュメモリ内のデータアレイアクセスメカニズムであって、該アドレスを含む該キャッシュラインが該キャッシュメモリに位置しているが、該データアレイがビジーである結果としてタグルックアップがキャッシュヒットを生じる場合、該データアレイがフリーになる後の時間に該データアレイへの対応するデータアクセスを行うように構成されているデータアレイアクセスメカニズムと
を備え、
該メモリリクエストがロード動作用である場合、先行するロード動作の完了を待機することなく、該対応するデータアクセスを行うように該データアレイアクセスメカニズムが構成され、
該メモリリクエストがキャッシュミスを生成するロード動作用である場合、該データアレイアクセスメカニズムは、
メモリ階層の低いレベルから該キャッシュラインをリクエストし、
以前のミスバッファにおける該ロード動作用のエントリを格納して、
該キャッシュラインによって満たされる対象となるターゲットキャッシュ位置を選択して、
該アドレスの該タグ部分を用いて該タグアレイの対応するターゲットエントリを更新する
ように構成され、該以前のミスバッファは、未解決のキャッシュミスがリターンすることを待機しているメモリリクエストと、キャッシュラインがリターンされる前に発生する同じキャッシュラインに対する次のロード動作および格納動作とを含み、
該ターゲットエントリの更新は、該ターゲットキャッシュ位置が未解決のキャッシュミス動作に関連していることを示す該ターゲットエントリ内の以前のミスビットを設定することを包含する、装置。 - 前記データアレイがフリーになることを待機しているロード動作を含むロードバッファをさらに含み、前記メモリリクエストがロード動作用である場合、該データアレイアクセスメカニズムは、
該ロードバッファの該ロード動作用のエントリを格納することであって、該エントリは、前記タグアクセス中に判定された該データアレイの対応するキャッシュラインの位置を特定する、ことと、
該データアレイが後の時間にフリーになる場合、該データアレイの該キャッシュラインの位置を再度判定するために該タグアクセスを行う必要がなく、該エントリを用いて、該データアレイからの該ロード動作を行うことと
によって、該後の時間に前記対応するデータアクセスを行うように構成される、請求項9に記載の装置。 - 前記ロードバッファがキューとして体系づけられる、請求項10に記載の装置。
- 前記データアレイがフリーになることを待機している格納動作を含む格納バッファをさらに含み、前記メモリリクエストが格納動作用である場合、該データアレイアクセスメカニズムは、
該格納バッファの該格納動作用のエントリを格納することであって、該エントリは、前記タグアクセス中に判定された該データアレイの対応するキャッシュラインの位置を特定する、ことと、
該データアレイが後の時間にフリーになる場合、該データアレイの該キャッシュラインの位置を再度判定するために該タグアクセスを行う必要がなく、該エントリを用いて、該データアレイに対する該格納動作を行うことと
によって、該後の時間に前記対応するデータアクセスを行うように構成される、請求項9に記載の装置。 - 前記格納バッファがキューとして体系づけられる、請求項12に記載の装置。
- 前記メモリリクエストがキャッシュミスを生成する場合、前記データアレイアクセスメカニズムは、以前のミスバッファ内の該キャッシュミス用のエントリを作成するように構成されている、請求項9に記載の装置。
- 前記タグアクセスメカニズムは、前記少なくとも1つのタグに関連している以前のミスビットを検索するように構成されており、
前記メモリリクエストがロード動作用であり、かつ、前記アドレスの前記タグ部分が前記タグアレイのタグと整合し、かつ、前記対応する以前のミスビットがセットされており、関連するキャッシュラインが未解決のキャッシュミス動作下にあることを示す場合に、該データアレイアクセスメカニズムは、該以前のミスバッファ内の該メモリリクエスト用のエントリを生成するように構成される、請求項14に記載の装置。 - 未解決のキャッシュミス動作に対応するリターンされたキャッシュラインを受け取り、
キャッシュフィル動作を行って、該リターンされたキャッシュラインを前記データアレイに挿入し、
該キャッシュフィル動作を待機していた前記以前のミスバッファ内のメモリリクエストを完了する
ように構成されたキャッシュフィルメカニズムをさらに含む、請求項14に記載の装置。 - 前記以前のミスバッファがキューとして体系づけられる、請求項14に記載の装置。
- 未解決のキャッシュミスがリターンすることを待機しているメモリリクエストを含む以前のミスバッファと、
キャッシュミス動作によってリターンされたキャッシュラインを含むフィルバッファと、
メモリリクエストを生成するコンピュータシステムパイプラインと、
前記データアレイのコンテンションが原因で遅延しているロードリクエストを含むロードバッファと、
該データアレイのコンテンションが原因で遅延している格納リクエストを含む格納バッファと
の間で、該データアレイへのアクセスをアービトレートするように構成されるアービトレーションメカニズムをさらに含む、請求項9に記載の装置。 - 前記装置は、未解決のキャッシュミス動作に関連するキャッシュ位置に対するキャッシュフィル動作をブロックするように構成される、請求項9に記載の装置。
- タグアクセスをキャッシュメモリ内の対応するデータアクセスから分断する装置であって、
該キャッシュメモリと、
メモリリクエストを受け取るように構成されている該キャッシュメモリ内のリクエスト入力であって、該メモリリクエストは、該メモリリクエストに関連しているメモリ位置を特定するアドレスを含む、リクエスト入力と、
該キャッシュメモリ内のタグアレイと、
該キャッシュメモリ内のデータアレイと、
該タグアレイから少なくとも1つのタグを検索し、該少なくとも1つのタグと該アドレスのタグ部分とを比較して、該アドレスを含むキャッシュラインが該キャッシュメモリ内に位置しているかどうかを判定するように構成されているタグアクセスメカニズムと、
該キャッシュメモリ内のデータアレイアクセスメカニズムであって、該アドレスを含む該キャッシュラインが該キャッシュメモリに位置しているが、該データアレイがビジーである結果としてタグルックアップがキャッシュヒットを生じる場合、該データアレイがフリーになる後の時間において該データアレイへの該対応するデータアクセスを行うように構成されており、かつ、該メモリリクエストがロード動作用である場合、先行するロード動作の完了を待機することなく、該対応するデータアクセスを行うように構成されており、かつ、該メモリリクエストがキャッシュミスを生成するロード動作用である場合、メモリ階層の低いレベルから該キャッシュラインをリクエストし、以前のミスバッファにおける該ロード動作用のエントリを格納して、該キャッシュラインによって満たされる対象となるターゲットキャッシュ位置を選択して、該アドレスの該タグ部分を用いて該タグアレイの対応するターゲットエントリを更新するように構成されている、データアレイアクセスメカニズムと、
キャッシュミス動作によってリターンされるキャッシュラインを含むフィルバッファと、
該データアレイへのアクセスに対するコンテンションが原因で遅延しているロードリクエストを含むロードバッファと、
該データアレイへのアクセスに対するコンテンションが原因で遅延している格納リクエストを含む格納バッファと
を含み、該以前のミスバッファは、未解決のキャッシュミスがリターンすることを待機しているメモリリクエストと、キャッシュラインがリターンされる前に発生する同じキャッシュラインに対する次のロード動作および格納動作とを含み、該ターゲットエントリの更新は、該ターゲットキャッシュ位置が未解決のキャッシュミス動作に関連していることを示す該ターゲットエントリ内の以前のミスビットを設定することを包含する、装置。 - タグアクセスを対応するデータアクセスから分断するキャッシュメモリを含むコンピュータシステムであって、
プロセッサと、
メモリと、
該プロセッサと該メモリとの間に接続されるキャッシュメモリと、
メモリリクエストを受け取るように構成されている該キャッシュメモリ内のリクエスト入力であって、該メモリリクエストは、該メモリリクエストに関連しているメモリ位置を特定するアドレスを含む、リクエスト入力と、
該キャッシュメモリ内のタグアレイと、
該キャッシュメモリ内のデータアレイと、
該タグアレイから少なくとも1つのタグを検索して、該少なくとも1つのタグと該アドレスのタグ部分とを比較し、該アドレスを含むキャッシュラインが該キャッシュメモリに位置しているかどうかを判定するように構成されているタグアクセスメカニズムと、
該キャッシュメモリ内のデータアレイアクセスメカニズムであって、該アドレスを含む該キャッシュラインが該キャッシュメモリに位置しているが、該データアレイがビジーである結果としてタグルックアップがキャッシュヒットを生じる場合、該データアレイがフリーになる後の時間に該データアレイへの該対応するデータアクセスを行うように構成されているデータアレイアクセスメカニズムと
を備え、
該メモリリクエストがロード動作用である場合、該データアレイアクセスメカニズムは、先行するロード動作の完了を待機することなく該対応するデータアクセスを行うように構成され、
該メモリリクエストがキャッシュミスを生成するロード動作用である場合、該データアレイアクセスメカニズムは、
メモリ階層の低いレベルから該キャッシュラインをリクエストし、
以前のミスバッファにおける該ロード動作用のエントリを格納して、
該キャッシュラインによって満たされる対象となるターゲットキャッシュ位置を選択して、
該アドレスの該タグ部分を用いて該タグアレイの対応するターゲットエントリを更新する
ように構成され、該以前のミスバッファは、未解決のキャッシュミスがリターンすることを待機しているメモリリクエストと、キャッシュラインがリターンされる前に発生する同じキャッシュラインに対する次のロード動作および格納動作とを含み、
該ターゲットエントリの更新は、該ターゲットキャッシュ位置が未解決のキャッシュミス動作に関連していることを示す該ターゲットエントリ内の以前のミスビットを設定することを包含する、コンピュータシステム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US32398901P | 2001-09-14 | 2001-09-14 | |
PCT/US2002/029259 WO2003025757A2 (en) | 2001-09-14 | 2002-09-13 | Method and apparatus for decoupling tag and data accesses in a cache memory |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005533295A JP2005533295A (ja) | 2005-11-04 |
JP2005533295A5 JP2005533295A5 (ja) | 2009-05-21 |
JP4417715B2 true JP4417715B2 (ja) | 2010-02-17 |
Family
ID=23261595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003529319A Expired - Lifetime JP4417715B2 (ja) | 2001-09-14 | 2002-09-13 | キャッシュメモリにおける、タグおよびデータアクセスを分断する方法および装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6944724B2 (ja) |
EP (1) | EP1425670A2 (ja) |
JP (1) | JP4417715B2 (ja) |
KR (1) | KR100617663B1 (ja) |
AU (1) | AU2002330027A1 (ja) |
WO (1) | WO2003025757A2 (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20030137519A1 (en) * | 2002-01-22 | 2003-07-24 | Nazanda Rima M. | Method and apparatus to handle multiple requests to different memory agents |
US20050010595A1 (en) * | 2003-07-11 | 2005-01-13 | International Business Machines Corporation | System and method for automating an identification mechanism and type information configuration process for a real-time data feed to a database |
US7769950B2 (en) * | 2004-03-24 | 2010-08-03 | Qualcomm Incorporated | Cached memory system and cache controller for embedded digital signal processor |
EP1622009A1 (en) * | 2004-07-27 | 2006-02-01 | Texas Instruments Incorporated | JSM architecture and systems |
US7836262B2 (en) | 2007-06-05 | 2010-11-16 | Apple Inc. | Converting victim writeback to a fill |
US8239638B2 (en) | 2007-06-05 | 2012-08-07 | Apple Inc. | Store handling in a processor |
US20090006777A1 (en) * | 2007-06-28 | 2009-01-01 | Donley Greggory D | Apparatus for reducing cache latency while preserving cache bandwidth in a cache subsystem of a processor |
US20090006756A1 (en) * | 2007-06-29 | 2009-01-01 | Donley Greggory D | Cache memory having configurable associativity |
GB2456405B (en) * | 2008-01-15 | 2012-05-02 | Ibm | Store aborting |
US8103831B2 (en) * | 2008-03-31 | 2012-01-24 | Intel Corporation | Efficient method and apparatus for employing a micro-op cache in a processor |
US8332590B1 (en) * | 2008-06-25 | 2012-12-11 | Marvell Israel (M.I.S.L.) Ltd. | Multi-stage command processing pipeline and method for shared cache access |
JP2010033480A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-12 | Sony Corp | キャッシュメモリおよびキャッシュメモリ制御装置 |
US8868838B1 (en) | 2008-11-21 | 2014-10-21 | Nvidia Corporation | Multi-class data cache policies |
KR100985517B1 (ko) | 2008-12-04 | 2010-10-05 | 주식회사 에이디칩스 | 캐시메모리 제어방법 |
JP2010146084A (ja) * | 2008-12-16 | 2010-07-01 | Toshiba Corp | キャッシュメモリ制御部を備えるデータ処理装置 |
US20100169578A1 (en) * | 2008-12-31 | 2010-07-01 | Texas Instruments Incorporated | Cache tag memory |
US8352683B2 (en) * | 2010-06-24 | 2013-01-08 | Intel Corporation | Method and system to reduce the power consumption of a memory device |
US20130145097A1 (en) * | 2011-12-05 | 2013-06-06 | Qualcomm Incorporated | Selective Access of a Store Buffer Based on Cache State |
JP2014006807A (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-16 | Fujitsu Ltd | 演算処理装置、キャッシュメモリ制御装置及びキャッシュメモリの制御方法 |
US9110811B2 (en) * | 2012-09-18 | 2015-08-18 | Oracle International Corporation | Prefetching method and apparatus |
US9529720B2 (en) * | 2013-06-07 | 2016-12-27 | Advanced Micro Devices, Inc. | Variable distance bypass between tag array and data array pipelines in a cache |
US9665468B2 (en) | 2013-08-19 | 2017-05-30 | Intel Corporation | Systems and methods for invasive debug of a processor without processor execution of instructions |
US9632947B2 (en) * | 2013-08-19 | 2017-04-25 | Intel Corporation | Systems and methods for acquiring data for loads at different access times from hierarchical sources using a load queue as a temporary storage buffer and completing the load early |
US9779025B2 (en) | 2014-06-02 | 2017-10-03 | Micron Technology, Inc. | Cache architecture for comparing data |
US10922230B2 (en) * | 2016-07-15 | 2021-02-16 | Advanced Micro Devices, Inc. | System and method for identifying pendency of a memory access request at a cache entry |
US10565109B2 (en) * | 2017-09-05 | 2020-02-18 | International Business Machines Corporation | Asynchronous update of metadata tracks in response to a cache hit generated via an I/O operation over a bus interface |
US10579535B2 (en) | 2017-12-15 | 2020-03-03 | Intel Corporation | Defragmented and efficient micro-operation cache |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4370710A (en) * | 1980-08-26 | 1983-01-25 | Control Data Corporation | Cache memory organization utilizing miss information holding registers to prevent lockup from cache misses |
DE69323790T2 (de) * | 1992-04-29 | 1999-10-07 | Sun Microsystems, Inc. | Verfahren und Vorrichtung für mehreren ausstehende Operationen in einem cachespeicherkohärenten Multiprozessorsystem |
US5745729A (en) * | 1995-02-16 | 1998-04-28 | Sun Microsystems, Inc. | Methods and apparatuses for servicing load instructions |
US6732236B2 (en) * | 2000-12-18 | 2004-05-04 | Redback Networks Inc. | Cache retry request queue |
US6915396B2 (en) * | 2001-05-10 | 2005-07-05 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Fast priority determination circuit with rotating priority |
-
2002
- 2002-09-13 JP JP2003529319A patent/JP4417715B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 2002-09-13 EP EP02766284A patent/EP1425670A2/en not_active Withdrawn
- 2002-09-13 KR KR1020047003430A patent/KR100617663B1/ko active IP Right Grant
- 2002-09-13 AU AU2002330027A patent/AU2002330027A1/en not_active Abandoned
- 2002-09-13 WO PCT/US2002/029259 patent/WO2003025757A2/en active Application Filing
- 2002-09-13 US US10/243,268 patent/US6944724B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6944724B2 (en) | 2005-09-13 |
AU2002330027A1 (en) | 2003-04-01 |
JP2005533295A (ja) | 2005-11-04 |
EP1425670A2 (en) | 2004-06-09 |
KR100617663B1 (ko) | 2006-08-28 |
US20030056066A1 (en) | 2003-03-20 |
WO2003025757A2 (en) | 2003-03-27 |
KR20040033029A (ko) | 2004-04-17 |
WO2003025757A3 (en) | 2003-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4417715B2 (ja) | キャッシュメモリにおける、タグおよびデータアクセスを分断する方法および装置 | |
JP2005533295A5 (ja) | ||
US6704841B2 (en) | Method and apparatus for facilitating speculative stores in a multiprocessor system | |
US5353426A (en) | Cache miss buffer adapted to satisfy read requests to portions of a cache fill in progress without waiting for the cache fill to complete | |
US6718839B2 (en) | Method and apparatus for facilitating speculative loads in a multiprocessor system | |
JP3577331B2 (ja) | キャッシュメモリシステムおよびマイクロプロセッサ内の命令を操作するための方法 | |
US6317811B1 (en) | Method and system for reissuing load requests in a multi-stream prefetch design | |
EP1399823B1 (en) | Using an l2 directory to facilitate speculative loads in a multiprocessor system | |
JP2554449B2 (ja) | キャッシュ・メモリを有するデータ処理システム | |
US5555392A (en) | Method and apparatus for a line based non-blocking data cache | |
JP4298800B2 (ja) | キャッシュメモリにおけるプリフェッチ管理 | |
JP4218820B2 (ja) | ダイレクトマップドキャッシュとフルアソシアティブバッファとを含んだキャッシュシステム、その制御方法及び記録媒体 | |
JP2000339157A (ja) | キャッシュメモリ制御装置および計算機システム | |
JP2001195304A (ja) | キャッシュ記憶装置 | |
US6976128B1 (en) | Cache flush system and method | |
JP2006018841A (ja) | さまざまなメモリラインサイズに適応的に対応可能なキャッシュメモリシステムおよび方法 | |
JP2000259498A (ja) | マルチスレッド・プロセッサの命令キャッシュ | |
JP7070384B2 (ja) | 演算処理装置、メモリ装置、及び演算処理装置の制御方法 | |
JP3481425B2 (ja) | キャッシュ装置 | |
US12038839B2 (en) | Processor and method for designating a demotion target to be demoted from an in-core cache structure to an out-of-core cache structure | |
JP4111645B2 (ja) | キャッシュミスした後のメモリバスアクセス制御方式 | |
JP4796580B2 (ja) | フェッチ・バーストを用いて情報をキャッシュ・モジュールに与える装置及び方法 | |
JPH0773035A (ja) | 複数プロセツサ・システム | |
JP3260566B2 (ja) | 情報処理システムにおける記憶制御方法および記憶制御装置 | |
JPH07101412B2 (ja) | データ事前取出し方法およびマルチプロセッサ・システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050728 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081222 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090323 |
|
A524 | Written submission of copy of amendment under article 19 pct |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524 Effective date: 20090330 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090330 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090903 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091006 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091105 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091126 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4417715 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131204 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |