JP4417061B2 - 紙幣取扱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、外部から受け入れた受入紙幣を収納紙幣として収納し、この収納紙幣を必要に応じて外部へ放出する循環式の紙幣取扱装置に係り、特に可変式の判定基準に基づいて疲労紙幣(損券)と判定された受入紙幣を収納紙幣から排除するような紙幣取扱装置に関する。
従来、上記のような循環式(還流式)の紙幣取扱装置には、特許文献1や特許文献2に記載されたものがある。特許文献1([0005]、[0010]欄、図3等)に記載されたものは、紙幣の汚損の程度が流通する地域ごとに異なるという前提の下で、装置が用いられる地域の流通紙幣に対応した判定基準の設定ができるように考慮されている。また、特許文献2(特許請求の範囲等)に記載されたものは、収納紙幣の不足を防止するため、その残量に応じて自動的に判定基準を変更できるように考慮されている。
特開平5−101251号公報 特許第2530850号公報
ところで、所定の判定基準に基づいて、受入紙幣のうち疲労紙幣(損券)とは判定されない紙幣の比率である紙幣の「通過率」を考えたとき、次のことが言える。すなわち、装置の運用効率(資金効率)という観点からは、通過率を高めるために判定基準を緩くするのが望ましい。一方、出金等によって紙幣を受け取る顧客への配慮という観点からは、通過率が低くなっても判定基準を厳しくするのが望ましい。そこで、双方の観点を考慮した目標通過率を達成するような判定基準が設定されるようにすることが望ましい。
特許文献1に記載されたものは、地域によらず常に一定の目標通過率を保つために、実際の流通紙幣における汚損の程度を統計的なデータとして正規分布に纏め、これに基づいて判定基準を自動的に設定するようにしている。従って、膨大なデータに基づいた複雑な統計処理が必要であるという欠点がある。
また、特許文献2に記載されたものは、装置の運用効率的な観点が優先され、収納紙幣の残量という側面から一方的に判定基準(ひいては目標通過率自体)が変更されてしまう。このため、本質的に顧客への配慮という観点が欠落しているという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、運用効率と顧客への配慮の双方を考慮した目標通過率を簡易に得られるような紙幣取扱装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、外部から受け入れた受入紙幣を収納紙幣として収納し、この収納紙幣を必要に応じて外部へ放出する循環式の紙幣取扱装置において、前記受入紙幣の光透過率を測定する透過率測定部と、この測定部によって測定された光透過率が所定の判定基準値を上回った場合に、当該受入紙幣を疲労紙幣と判定する疲労判定部と、この判定部によって疲労紙幣と判定された前記受入紙幣を前記収納紙幣から排除する受入排除手段と、前記受入紙幣のうち前記判定部によって疲労紙幣とは判定されない紙幣の比率である通過率を算出する演算部と、所定期間内に受け入れた受入紙幣についての前記通過率である期間通過率と、予め設定された前記通過率の目標値である目標通過率とを比較し、前記期間通過率が前記目標通過率に近づく方向に前記判定基準値を漸増/漸減させる通過率制御部と、を備えたことを特徴とする紙幣取扱装置である。
この第1の発明によれば、単純に期間通過率が目標通過率に近づく方向に判定基準値を漸増/漸減させることで、運用中の通過率を次第に目標通過率に近づけて行くことができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記目標通過率を任意に設定するための通過率設定手段を更に備えたものである。
この第2の発明によれば、目標通過率の設定により、運用効率と顧客への配慮とのバランスを任意に調節することができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記判定基準値を任意に増減させるための基準値調節手段を更に備えたものである。
この第3の発明によれば、判定基準値を手動にて直接調節できるようにして、管理者の便宜を図ることができる。
このように、本発明によれば、複雑な統計処理等を行うことなく、運用効率と顧客への配慮の双方の観点を考慮した目標通過率を簡易に得ることができる。
次に、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1乃至図4は本発明による紙幣取扱装置の一実施形態としての紙幣入出金装置を示す図である。以下、本実施形態の構成、動作、作用効果、および変形例について順次説明する。
[構 成]
図1に示す紙幣入出金装置は、外部から受け入れた入金紙幣(受入紙幣)を収納紙幣として収納し、この収納紙幣を必要に応じて外部へ放出する循環式の入出金装置として構成されている。
この紙幣入出金装置は、筐体10と、この筐体10内の略中央部に設けられた環状の周回搬送路3aとを備えている。また、筐体10内には、紙幣繰込ユニット2、紙幣収納部6、紙幣放出ユニット8、出金リジェクト部4および紙幣回収カセット7が、周回搬送路3aの外周を取り囲むようにして配置されている。なお、紙幣入出金装置は、筐体10内に後述する制御ユニットCを備えている。
また、繰込ユニット2、各収納部6、放出ユニット8、出金リジェクト部4および回収カセット7と、周回搬送路3aとの間を接続する紙幣の接続搬送路3bがそれぞれ形成されている。周回搬送路3aの右側部分には、そこを通過する紙幣の金種等を識別するための紙幣識別センサSが設けられている。なお、周回搬送路3aと各接続搬送路3bとの間で紙幣の搬送経路を切り換える揺動式の経路切換手段(図示せず)が、周回搬送路3aに沿って配置されている。
図1および図4に示すように、筐体10の前面には、繰込ユニット2に対応した紙幣受入口12と、放出ユニット8に対応した紙幣取出口14とが設けられている。回収カセット7は、筐体10に対して着脱自在に取り付けられている。また、筐体10の前部上面に表示・操作部11(図4)が設けられている。
図1において、繰込ユニット2は、受入口12に挿入された入金紙幣を導入して、それらの紙幣を周回搬送路3a側へ繰り出すためのものである。また、各紙幣収納部6は、識別センサSによる識別結果に応じて紙幣を金種別に収納するためのものであり、通常は千円紙幣用、2千円/5千円紙幣(混合)用および万円紙幣用の3つの収納部に分けて用いられる。そして、放出ユニット8は、各収納部6から取り出された紙幣を取出口14より放出し、それらの紙幣を外部への抜き取りに供するためのものである。
出金リジェクト部4は、後述する「出金リジェクト紙幣」を収納するためのものである。また、回収カセット7は、各収納部6から回収した紙幣を収納するためのものである。この回収カセット7は、後述する「オーバーフロー紙幣」を収納するためにも用いられる。なお、上記放出ユニット8は、後述する「入金リジェクト紙幣」が放出される入金リジェクト部をも兼ねている。
以上の繰込ユニット2、各収納部6、放出ユニット8、出金リジェクト部4および回収カセット7等の具体的な構成としては周知ないし公知のものを用いることができるので、詳細な説明は省略する。なお、図1に示した制御ユニットCは、各収納部6に収納されている収納紙幣を、外部からの出金指示等に応じて、収納部6から取り出して取出口14より放出させるように制御する。
次に、受入紙幣(入金紙幣)の疲労判定に関する構成について、主に図2を参照して説明する。
図2に示すように、制御ユニットCに上記識別センサSが接続されている。この識別センサSは、受入紙幣の光透過率を測定する透過率測定部としての機能も有している。そして、制御ユニットCは、この測定部としての識別センサSによって測定された光透過率(例えば紙幣中央の折れ癖部分での透過率)が所定の「判定基準値」を上回った場合に、当該受入紙幣を疲労紙幣と判定する疲労判定部としての機能を有している。なお、光透過率としては、白紙レベルの透過率に対する相対値を用いることもできる。
また、制御ユニットCには、受入排除手段Rが接続されている。この受入排除手段Rは、疲労判定部としての制御ユニットCによって疲労紙幣と判定された受入紙幣を収納紙幣から排除するように構成されている。具体的には、受入紙幣の搬送経路を入金リジェクト部としての放出ユニット8(図1)へ切り換える上記経路切換手段が、受入排除手段Rとしての機能を有している。
制御ユニットCは、さらに、受入紙幣のうち疲労紙幣とは判定されない紙幣の比率である「通過率」を算出する演算部としての機能と、この通過率を制御するための通過率制御部としての機能を有している。通過率制御部としての制御ユニットCは、所定期間内に受け入れた受入紙幣についての通過率である「期間通過率」と、予め設定された通過率の目標値である「目標通過率」とを比較し、期間通過率が目標通過率に近づく方向に判定基準値を漸増/漸減させるような制御を行う。
ここで、透過率の判定基準値と受入紙幣の通過率との間には相関関係があると考えられる。すなわち、一般に判定基準値を低く(厳しく)すれば(疲労紙幣と判定される紙幣が増えて)通過率は低下し、判定基準値を高く(緩く)すれば(疲労紙幣と判定される紙幣が減って)通過率は上昇する。但し、判定基準値と通過率との定量的な関係は、受入紙幣の母集団における疲労度(透過率)の分布に左右されるため、予測が困難である。このため、判定基準値をどの程度増減させれば目標通過率が達成できるかという予測も困難となる。
そこで、本発明の通過率制御部では、期間通過率が目標通過率に近づく方向に判定基準値を(例えば0.5%単位で)漸増/漸減させて行くことで、結果的に目標通過率に近い値が得られるように考慮している。例えば、1日の営業時間内での通過率を期間通過率として、目標通過率が達成されるまで判定基準値を毎日1ステップ(0.5%)ずつ増加または減少させて行くような制御を行うことができる。
なお、図1に示すように、制御ユニットCには、目標通過率を任意に設定するための通過率設定手段11aと、判定基準値を任意に増減させるための基準値調節手段11bとが接続されている。これらの手段11a,11bは、表示・操作部11(図4)における操作キー(および確認用の表示画面)等として設けることができる。例えば、これらの手段11a,11bによって、目標通過率および判定基準値を、それぞれ0.5%単位で増減させるようにすることができる。
[動 作]
次に、(1)紙幣入出金装置の基本動作および(2)通過率制御動作(具体例)について説明する。
(1)紙幣入出金装置の基本動作
(1-1) 入金動作
図1において、受入口12に挿入された紙幣は、繰込ユニット2から接続搬送路3bを通じて周回搬送路3aへ1枚ずつ繰り出される。周回搬送路3aへ繰り出された紙幣は、当該搬送路3aに沿って反時計回り方向に搬送される。周回搬送路3aを搬送される紙幣は、1周する間に識別センサSによって金種を識別され、対応する金種の収納部6に収納される。
(1-2) 出金動作
紙幣入出金装置は、出金すべき紙幣の額に応じて、以下に例示するような出金動作を行う。
(1-2-1) 出金額3千円(1千円)の場合
この場合、千円紙幣用の収納部6から繰り出された3枚(1枚)の千円紙幣が、接続搬送路3bを通じて周回搬送路3aへ1枚ずつ(1枚だけ)繰り出される。周回搬送路3aへ繰り出された紙幣は、周回搬送路3aに沿って時計回り方向に搬送され、識別センサSによる金種識別を受けることなく、紙幣放出ユニット8へ送り込まれる。放出ユニット8は、3枚(1枚)の千円紙幣が送り込まれた時点で、当該紙幣を束の状態で(1枚の場合はそのまま)取出口14から外部へ突出させるように放出する。
(1-2-2) 出金額7千円の場合
この場合、まず2千円/5千円紙幣用の収納部6から最初の紙幣1枚だけが繰り出され、周回搬送路3aに沿って時計回り方向に搬送される。この紙幣は、周回搬送路3aを1周以上する間に識別センサSによる金種識別を受けた上で、上記(2-2-1)の場合と同様にして放出ユニット8へ送り込まれる。
最初の紙幣の金種が5千円であった場合は、残りの2千円分として千円紙幣用の収納部6から千円紙幣が2枚繰り出され、上記(2-2-1)の場合と同様、金種識別を経ることなく放出ユニット8へ送り込まれる。
次に、最初の紙幣の金種が2千円であった場合は、2千円/5千円紙幣用の収納部6から2番目の紙幣1枚だけが繰り出され、周回搬送路3aにおいて金種識別を受ける。この2番目の紙幣の金種が5千円であった場合は、その5千円紙幣が放出ユニット8へ送り込まれ、出金動作が完了する。一方、2番目の紙幣の金種が2千円であった場合は、この2千円紙幣が放出ユニット8へ送り込まれると共に、残りの3千円分として千円紙幣用の収納部6から千円紙幣が3枚繰り出され、金種識別を経ることなく放出ユニット8へ送り込まれる。
なお、放出ユニット8へ送り込まれた紙幣は、いずれも上記(1-2-1)の場合と同様にして、取出口14から外部へ放出される。
(1-3) 回収動作
例えば、1日の営業が終了して、収納部6内の紙幣を全て、或いは売上金相当額だけ回収したい場合等には、収納部6から繰り出された紙幣を順次、周回搬送路3aから接続搬送路3bを通じて紙幣回収カセット7に収納することができる。なお、いずれかの収納部6が満杯であるにも拘わらず、対応する金種の紙幣が更に受け入れられた場合、その紙幣は「オーバーフロー紙幣」として、周回搬送路3aから接続搬送路3bを通じて回収カセット7に収納される。
(1-4) リジェクト動作
入金紙幣(受入紙幣)の中に、識別センサSで測定された光透過率に基づいて制御ユニット(疲労判定部)Uによって疲労紙幣と判定された紙幣があった場合、その紙幣は「入金リジェクト紙幣」として、周回搬送路3aから接続搬送路3bを通じて紙幣放出ユニット8へ送り込まれる。その他、識別センサSによる金種識別のできない紙幣等も、同様に「入金リジェクト紙幣」として紙幣放出ユニット8へ送り込まれ、取出口14から外部へ放出される。
また、収納部6から繰り出された紙幣の中に斜行等により識別センサSによる金種識別のできない紙幣があった場合、その紙幣は「出金リジェクト紙幣」として、周回搬送路3aから接続搬送路3bを通じて出金リジェクト部4へ送り込まれる。
(2)通過率制御動作
次に、図3のフローチャートに基づいて、制御ユニットC(図2)による通過率制御動作の具体例について説明する。なお、通過率設定手段11aによって予め目標通過率(例えば99%)が設定されているものとする。また、この目標通過率に対して低めと思われる判定基準値が初期設定されているものとする。
まず、装置の電源がオンになると、ステップST1で、制御ユニット(演算部)Cにより、前回の電源オンからオフまでの(通常は1日の営業時間内の)期間通過率が算出される。次にステップST2で、制御ユニット(通過率制御部)Cにより、算出された期間通過率が目標通過率に達しているか否か比較される。その結果、期間通過率が目標通過率に達していない場合は(ステップST2→YES)、ステップST3で、判定基準値を1ステップ(0.5%)だけ増加させる。そして、期間通過率が目標通過率に達する(ステップST2→NO)まで、装置の電源がオンになる度に、判定基準値を1ステップ(0.5%)ずつ増加させて行く(ステップST3)ことになる。
[作用効果]
次に、以上のように構成された本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態によれば、制御ユニットCによって、単純に期間通過率が目標通過率に近づく方向に判定基準値を漸増/漸減させることで、運用中の通過率を次第に目標通過率に近づけて行くことができる。これにより、ある程度の期間が必要となる場合もあるが、複雑な統計処理等を行うことなく、運用効率と顧客への配慮の双方の観点を考慮した目標通過率を簡易に得ることができる。また、結果として得られる通過率のみを目標として制御を行っているので、透過率測定部としてのセンサSの感度のばらつきや径時変化による影響を間接的に補償することができる。
次に、通過率設定手段11aによる目標通過率の設定により、運用効率と顧客への配慮とのバランスを任意に調節することができる。また、基準値調節手段11bにより、判定基準値を手動にて直接調節できるようにして、管理者(ユーザー)の便宜を図ることができる。例えば、上記のような通過率制御では、通過率を増減させるべく目標通過率の設定を変更したとしても、直ちに目標通過率に近い通過率が得られる訳ではない。そこで、基準値調節手段11bで判定基準値自体を直接調節することで、通過率を直ちに増減させることが可能となる。
[変形例]
(1)図3を参照した通過率制御動作の具体例では、一般的には目標通過率が比較的高く(例えば99%程度に)なることを考慮して、判定基準値を漸増させてる場合のみについて説明したが、これが判定基準値を漸減させる場合を排除する趣旨でないことは勿論である。すなわち、目標通過率や判定基準値(初期値)の設定によっては、判定基準値を漸減させ、あるいは漸増と漸減を任意に行わせるようにしてもよい。
(2)上述した制御ユニット(通過率制御部)Uによる自動的な通過率制御を停止して、基準値調節手段11bによる判定基準値の調節だけで手動的な通過率制御を行うことも可能である。
本発明による紙幣取扱装置の一実施形態を示す水平断面図。 図1に示した紙幣取扱装置の制御系を示すブロック図。 図1に示した紙幣取扱装置における通過率制御動作の一例を示すフローチャート。 図1に示す紙幣取扱装置の外観を示す斜視図。
符号の説明
2 紙幣繰込ユニット
3a 周回搬送路
3b 接続搬送路
4 出金リジェクト部
6 紙幣収納部
7 紙幣回収カセット
8 紙幣放出ユニット(入金リジェクト部)
10 筐体
11 表示・操作部
11a 通過率設定手段
11b 基準値調節手段
12 紙幣受入口
14 紙幣取出口
S 識別センサ(透過率測定部)
R 受入排除手段
C 制御ユニット(疲労判定部/演算部/通過率制御部)

Claims (3)

  1. 外部から受け入れた受入紙幣を収納紙幣として収納し、この収納紙幣を必要に応じて外部へ放出する循環式の紙幣取扱装置において、
    前記受入紙幣の光透過率を測定する透過率測定部と、
    この測定部によって測定された光透過率が所定の判定基準値を上回った場合に、当該受入紙幣を疲労紙幣と判定する疲労判定部と、
    この判定部によって疲労紙幣と判定された前記受入紙幣を前記収納紙幣から排除する受入排除手段と、
    前記受入紙幣のうち前記判定部によって疲労紙幣とは判定されない紙幣の比率である通過率を算出する演算部と、
    所定期間内に受け入れた受入紙幣についての前記通過率である期間通過率と、予め設定された前記通過率の目標値である目標通過率とを比較し、前記期間通過率が前記目標通過率に近づく方向に前記判定基準値を漸増/漸減させる通過率制御部と、
    を備えたことを特徴とする紙幣取扱装置。
  2. 前記目標通過率を任意に設定するための通過率設定手段を更に備えた、ことを特徴とする請求項1記載の紙幣取扱装置。
  3. 前記判定基準値を任意に増減させるための基準値調節手段を更に備えた、ことを特徴とする請求項1又は2記載の紙幣取扱装置。
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