JP4416695B2 - 網膜電位計用角膜電極 - Google Patents

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Description

本発明は、網膜電位計用角膜電極に係り、特に、眼の角膜からの網膜電位図( Electroretinogram:ERG)を計測する時に用いられるコンタクトレンズ形の角膜電極装置に関するものである。
従来から、網膜電位図(ERG)は、所定の光刺激に対して網膜細胞に発生する応答電位を、角膜と耳朶や顔面皮膚等の被検者の体の他の部位との間の電位変化として記録したものとして、網膜機能の判定、網膜疾患の診断、視機能検査等の多くの目的に利用されてきている。
そして、そのようなERGの測定のために、従来にあっては、特許文献1に示される如く、Karpe 型電極の一つとして、角膜から強膜部に至るまで、一体型の形状を有するコンタクトレンズの内面に、角膜上の電位を検出するための関電極を設けてなる構造のものが、明らかにされている。しかしながら、そのような電極装置を、被検者の眼に装着するに際しては、角膜とレンズとの間に気泡が混入しやすく、そのために、光刺激に係る刺激画面が鮮明に見えなくなり、網膜電位の計測に支障を来たす問題があった。また、かかる電極装置を装着した時には、気泡がないように取り付けられても、検査中の瞬き等によって、気泡が混入して、前記した支障を惹起することがあり、更に、電極外形が円形であるために、電極が瞳孔中心から滑りやすく、ずれてしまう問題も、惹起されやすい。しかして、刺激画面は、本来、屈折矯正をして、網膜上に正しく投影されるべきであり、且つ瞳孔中心と電極中心とが検査中において略一致していることが、刺激画面に悪影響をもたらすことなく、刺激画面を正確に入力する上において重要であり、それによって、検査結果の精度も向上することとなる。この点において、Karpe 型電極は、充分に満足し得るものではなかったのである。
また、特許文献2に示される電極装置や、野寄式電極と称される装置にあっては、眼球に装着される電極装置の中央部に大きな穴が開けられてなるリング形状を呈し、その内面に輪状の電極を設けてなる構造を有しているのであるが、それら電極装置は、コンタクトレンズを用いていないため、前記した気泡の混入の問題を解消するものではあるものの、支持体の中心部は空孔のままであるために、瞬きができない検査中に、角膜が乾燥し、被検者の眼に障害を引き起こす危険性を内在していることに加えて、そのような構造では、刺激画面を屈折矯正して、網膜上に正しく投影することは、望むべくもなく、そのため、別途レンズを介在させる必要があり、これによって操作を面倒なものともしていたのである。
一方、かかる網膜電位を検出するための電極装置として、非特許文献1にも示されている Burian-Allen 型電極が実用化され、臨床上においても、広く用いられてきている。この Burian-Allen 型電極は、取手を有する開瞼枠に、複雑な形状に屈曲せしめられてなる金属の小さなばねを介して、角膜型のコンタクトレンズを取り付けたものであり、コンタクトレンズは、装用時にばねの力で角膜に軽く圧着せしめられるようになっている一方、コンタクトレンズ裏面に設けた輪状電極が角膜と接触することにより、ERG電位を導出するようになっているものである。
しかしながら、この Burian-Allen 型電極装置にあっては、特殊な屈曲構造のばねによって、角膜レンズが眼球の角膜上に押し付けられることにより、気泡の混入が良好に防止され得るという利点があるものの、ばね構造が複雑であり、またその繰返しの使用によって、破損し易いことに加えて、経済的にも高価となる問題があり、更に、コンタクトレンズ裏面に輪状電極を設けて、ばねの力により、角膜に押し付けるものであるために、角膜を損傷しないように、かかるばねの力を被検者に応じて微妙に調整する必要も内在するものであった。
特開昭56−132950号公報(米国特許第4386831号明細書) 特開平1−158937号公報 米村大蔵・河崎一夫著「臨床網膜電図学」、第6〜14頁、医学書院出版、1985年
ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為されたものであって、その解決課題とするところは、被検者の眼球上への装着に際して、角膜と角膜コンタクトレンズとの間に気泡が入り難くすると共に、仮に気泡が入っても、それを効果的に追い出し得るようにした、改良された構造の網膜電位計用角膜電極、特に、かかる角膜コンタクトレンズを眼球に所定の付勢力をもって押し付ける機構の改良を図った装置を提供することにある。
そして、本発明にあっては、かくの如き課題を解決するために、(a)眼球上に装着されて、眼瞼と眼球との間に一部が挿入位置せしめられる、外周部から内周部に向かって立ち上がる外方に凸な円弧状断面形状をもって周方向に延びるリング状の装着部と、該装着部の内周部から外方に拡開して延びる、中空で逆円錐台形状の保持部とを一体に備え、軸方向の中間部が細径のくびれた形態を呈する筒状本体と、(b)該筒状本体の前記保持部内に位置して、前記装着部側から該保持部側に入り込む眼球の角膜に接し、該角膜の所定部位を覆う角膜コンタクトレンズと、(c)前記筒状本体の前記保持部内に収容されて、該角膜コンタクトレンズの外周部に小径の一端側部位が係止される一方、大径の他端側部位が該保持部の外方延出端側部位の内周部に係止され、前記装着部側から該保持部側に入り込む眼球に対して該角膜コンタクトレンズを弾性的に当接させつつ、該保持部内における該角膜コンタクトレンズの三次元的自由度をもった弾性的変位を許容する、全体として逆円錐台形状の外形を呈するコイルスプリングと、を有することを特徴とする網膜電位計用角膜電極を、その要旨とするものである。
このように、本発明にあっては、筒状本体の保持部内に位置せしめた角膜コンタクトレンズを、コイルスプリングにて装着部に向かう方向に付勢した状態において、かかる保持部内に保持せしめているところから、ERGの刺激がパターン刺激のように焦点合わせをして正確に刺激画像として入力される場合に際して、角膜コンタクトレンズに取り付けたコイルスプリングの付勢作用によって、角膜コンタクトレンズは眼球上の角膜に対して接して、それを軽く抑えるようになるところから、それらレンズと角膜との間に気泡が入ることがなく、そのために、鮮明な刺激を常に眼球内に供給することが出来、以て、網膜電位の計測の精度を有利に高め得ることとなるのである。
しかも、かかる角膜コンタクトレンズを付勢する手段として用いられているコイルスプリングは、従来の Burian-Allen 電極装置における複雑に屈曲させられたばね部材とは異なり、極めて単純な螺旋構造を呈するものであるところから、破損し難いものであることに加えて、その加工乃至は製作が容易であり、且つ材質としても、SUS等の通常のばね材質のものを用いることが出来るところから、付勢機構としての製作コスト、ひいては装置全体の製作コストを低減せしめることが可能となる。
また、本発明に従う網膜電位計用角膜電極にあっては、全体として逆円錐台形状の外形を呈するコイルスプリングの採用により、角膜コンタクトレンズが三次元的な自由度をもって弾性的に変位し、角膜の動きに対して柔軟に対応することが出来るところから、網膜電位の検出中における眼の動きに対して、良好に追従して、レンズと角膜との間に間隙が生じて、そこに、気泡が入り込むようなことも、効果的に回避され得ることとなるのであり、更には、そのような逆円錐台形状のコイルスプリングの採用並びにそれに対応した逆円錐台形状の保持部への収容によって、広い視野が効果的に確保され得ることとなり、以て、コイルスプリングの干渉による刺激画像の正確な入力が阻害される恐れも、効果的に解消され得ることとなるのである。
発明の態様
ところで、本発明は、前記した課題又は明細書全体の記載や図面から把握される課題を解決するために、以下に列挙せる如き各種の態様において、好適に実施され得るものであるが、また、以下に記載の各態様は、任意の組み合わせにおいても、採用可能である。なお、本発明の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載のものに何等限定されることなく、明細書全体の記載並びに図面に開示の発明思想に基づいて、認識され得るものであることが、理解されるべきである。
(1) 眼球上に装着されて、眼瞼と眼球との間に一部が挿入位置せしめられる、外周部から内周部に向かって立ち上がる外方に凸な円弧状断面形状をもって周方向に延びるリング状の装着部と、該装着部の内周部から外方に拡開して延びる、中空で逆円錐台形状の保持部とを一体に備え、軸方向の中間部が細径のくびれた形態を呈する筒状本体と、
該筒状本体の前記保持部内に位置して、前記装着部側から該保持部側に入り込む眼球の角膜に接し、該角膜の所定部位を覆う角膜コンタクトレンズと、
前記筒状本体の前記保持部内に収容されて、該角膜コンタクトレンズの外周部に小径の一端側部位が係止される一方、大径の他端側部位が該保持部の外方延出端側部位の内周部に係止され、前記装着部側から該保持部側に入り込む眼球に対して該角膜コンタクトレンズを弾性的に当接させつつ、該保持部内における該角膜コンタクトレンズの三次元的自由度をもった弾性的変位を許容する、全体として逆円錐台形状の外形を呈するコイルスプリングと、
を有することを特徴とする網膜電位計用角膜電極。
(2) 前記筒状本体の装着部の外周部における相対応する部位に、互いに平行に延びる一対の第一のストレート部を設け、更に該一対の第一のストレート部に対して直交する方向に延びる一つ又は二つの第二のストレート部を、該筒状本体の装着部の外周部に設けたことを特徴とする前記態様(1)に記載の網膜電位計用角膜電極。
(3) 前記筒状本体の装着部の外周部が、角部を湾曲部として形成した、丸味のある矩形の平面形態を呈するように、構成されていることを特徴とする前記態様(2)に記載の網膜電位計用角膜電極。
(4) 眼球上に装着されて、眼瞼と眼球との間に一部が挿入位置せしめられる、外周部から内周部に向かって立ち上がる外方に凸な円弧状断面形状をもって周方向に延びるリング状の装着部と、該装着部の内周部から外方に延びる、中空筒状の保持部とを備えた筒状本体と、
該筒状本体の前記保持部内に位置して、前記装着部側から該保持部側に入り込む眼球の角膜に接し、該角膜の所定部位を覆う角膜コンタクトレンズと、
前記筒状本体の前記保持部内に収容されて、該角膜コンタクトレンズの外周部に一端側部位が係止される一方、他端側部位が該保持部の外方延出端側部位の内周部に係止され、前記装着部側から該保持部側に入り込む眼球に対して該角膜コンタクトレンズを弾性的に当接させつつ、該保持部内における該角膜コンタクトレンズの弾性的変位を許容するコイルスプリングと、
を有し、且つ、前記筒状本体の装着部の外周部における相対応する部位に、互いに平行に延びる一対の第一のストレート部を設け、更に該一対の第一のストレート部に対して直交する方向に延びる一つ又は二つの第二のストレート部を、該筒状本体の装着部の外周部に設けたことを特徴とする網膜電位計用角膜電極。
(5) 前記筒状本体の装着部の外周部が、角部を湾曲部として形成した、丸味のある矩形の平面形態を呈するように、構成されていることを特徴とする前記態様(4)に記載の網膜電位計用角膜電極。
(6) 前記角膜コンタクトレンズの外周部に、周方向に延びる切欠き係合部が形成され、かかる係合部に対して、前記コイルスプリングの一端側部位が係止せしめられるようになっている前記態様(1)乃至(5)の何れか1つに記載の網膜電位計用角膜電極。
このように、角膜コンタクトレンズの外周部に設けた切欠き係合部に対して、コイルスプリングの一端側部位を係止せしめるようにすることによって、角膜コンタクトレンズがコイルスプリングにて効果的に保持され、そして、筒状本体の装着部側に、所定の付勢力をもって有利に付勢せしめられ得るのである。
(7) 前記筒状本体の装着部の内周面に、前記眼球の角膜に接触し得るリング状の関電極を設け、該関電極を通じて角膜上の電位が外部に取り出されるようになっている前記態様(1)乃至(6)の何れか1つに記載の網膜電位計用角膜電極。
このような態様によれば、角膜上の電位を外部に取り出すための関電極が、筒状本体の装着部の内周面に設けられ、角膜コンタクトレンズの内面には設けられるものではないところから、かかる角膜コンタクトレンズをコイルスプリングの付勢力によって、角膜に押し付けるようにしても、そのような付勢力によって、関電極も角膜に押し付けられるものではないところから、関電極の存在による角膜の損傷等の恐れも、全く顧慮する必要もなくなったのである。
(8) 前記筒状本体の装着部の外周面に、前記眼瞼内面の瞼結膜に接触し得る不関電極を設け、該不関電極を通じて瞼結膜上の電位が外部に取り出されるようになっている前記態様(1)乃至(7)の何れか1つに記載の網膜電位計用角膜電極。
このような態様に従って、不関電極を筒状本体の装着部の外周面に設けて、眼瞼側に配置することにより、双極型の電極配設構造とすれば、被検者の眼球に対する装着によって、関電極と共に不関電極も、被検者に対してセットされることとなり、特別に関電極を被検者に取り付ける必要もない等の利点を享受することが出来る。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の代表的な実施の形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明することとする。
先ず、図1には、本発明に従う網膜電位計用角膜電極の代表的な一例に係るものの縦断面図が示されており、図2には、そのような網膜電位計用角膜電極の底面説明図が示されている。そして、そこでは、網膜電位計用角膜電極2は、リング状の装着部4aと中空で逆円錐台形状の保持部4bとを備えた筒状本体4と、角膜コンタクトレンズ6と、全体として逆円錐台形状の外形を呈するコイルスプリング8とから、構成されている。
より具体的には、筒状本体4は、PMMA(ポリメチルメタクリレート)の如き樹脂を用いて、装着部4aと保持部4bとが一体的に形成されてなるものであって、そこでは、眼球上に装着される装着部4aは、図1から明らかなように、外周部から内周部に向かって、所定厚さで立ち上る、外方に凸なる形態の円弧状断面形状をもって周方向に延びる所定幅のリング状体とされている。なお、そのような装着部4aの内面形状は、眼球の強膜形状に対応した凹曲面形状とされている。一方、かかる装着部4aの内周部(図1において上端部)から、外方に(図1において、上方に)拡開して延びる、中空で、略・逆円錐台形状の保持部4bが、装着部4aとの一体構造において設けられ、以て、軸方向の中間部が、その内外面の何れにおいても、細径のくびれた形態を呈する筒状本体4を与えている。
また、かかる筒状本体4における装着部4aの内周面には、図1及び図2から明らかなように、筒状本体4のくびれ部に近接した位置、換言すれば、保持部4bに近接した部位に位置するように、金線を、その一部が露出する状態において、輪状に埋め込まれて、関電極10が配設されている。同様に、装着部4aの外周面においても、保持部4bに近接した部位に位置するように、金線が、その一部を露出せしめた状態において、輪状に埋め込まれて、基準電極となる不関電極12が、配設されている。
加えて、かかる筒状本体4における装着部4aは、図2からも明らかなように、その外周部が角部を湾曲部として形成した、丸みのある矩形の平面形態を呈する形状において、構成されているのである。即ち、そこでは、互いに平行に延びる各一対の第一及び第二のストレート部14a、14a;14b、14bが、装着部4aの外周部における、互いに直交する相対応する部位に形成されて、矩形の平面形態を呈していると共に、隣り合う二つのストレート部14a、14bにて形成される角部が、R10程度の湾曲部16とされて、換言すれば、隣り合う二つのストレート部14a、14bが、湾曲部16によって滑らかに接続された形態とされて、丸みのある矩形の平面形態の外周部となるように、構成されている。特に、ここでは、眼球の上下方向に位置する第二のストレート部14b、14b間の距離が、眼球の左右方向に位置せしめられる第一のストレート部14a、14a間の距離よりも大となるような矩形形状とされている。
さらに、角膜コンタクトレンズ6は、図1から明らかなように、所定厚さ(ここでは、一定厚さ)の、PMMA等からなる樹脂レンズにて構成されており、その外周部には、コイルスプリング8の一端側部位が係止せしめられる切欠き係合部6aが設けられている。そして、この角膜コンタクトレンズ6は、その装着部4a側の内面が眼球の角膜形状に対応した凹曲面にて構成されている一方、保持部4b内に位置する外面が凸状湾曲面とされて、所定の度数(ここでは、度数は0とされている)を与え得るようになっている。なお、かかる切欠き係合部6aは、ここでは、レンズ厚さ方向に凸面側から切り込まれて、凹面側にまでは至らない中間位置に止められた切欠きによって構成され、逆円錐台形状の保持部4bの内周面との間において、コイルスプリング8を収容し得るに充分な大きさの隙間が形成されるようになっている。
更にまた、コイルスプリング8は、よく知られているように、円形断面の金属線材を螺旋状に成形してなるものであって、ここでは、図1から明らかな如く、筒状本体4の保持部4b内に収容保持されるものであるところから、かかる保持部4bと同様に、全体として逆円錐台形状の外形を呈しており、その小径側の部位、換言すれば装着部4a側となる一端側部位が、角膜コンタクトレンズ6の外周部に設けられた切欠き係合部6aに係止されている一方、その大径側部位、換言すれば保持部4b内において最外側となる他端側部位が、保持部4bの外方延出端部位において、内方に突出するように、周方向に設けた内側フランジ部4dに係止されるようになっている。
そして、これによって、角膜コンタクトレンズ6は、装着部4a側に向かって付勢され、装着部4aと保持部4bとの接続部であるくびれ部4cにおける保持部4b側の内周面に、角膜コンタクトレンズ6の外周部における切欠き係合部6aの設けられていない部分が当接することにより、装着部4a側へのそれ以上の突入が阻止され得るようになっている一方、後述するように、装着部4a側から保持部4b側に入り込む眼球に対して、角膜コンタクトレンズ6を弾性的に当接させつつ、かかる保持部4b内における角膜コンタクトレンズ6が三次元的な自由度をもって、弾性的に変異し得るようになっている。なお、かかるコイルスプリング8としては、ここでは、角膜のERG電位を取り出すものではないところから、SUS等の通常のばね材質のものも、眼に対して悪影響をもたらさない限りにおいて、使用することが出来るのである。
ところで、かくの如き構成の網膜電位計用角膜電極2は、目的とするERGの測定のために、例えば、図3に示されるようにして、被検者の眼球20に装着されて、所定の刺激画像が入力せしめられることとなるのであるが、その際、網膜電位計用角膜電極2における筒状本体4の装着部4aは、被検者の眼の上下方向に相当する部位において、眼球20と上眼瞼22との間及び眼球20と下眼瞼24との間に挿入、位置せしめられて、装着・保持されるのである。そして、このような装着によって、筒状本体4の装着部4aの内周面に設けた関電極10は、眼球20前面に位置する角膜に接することとなる一方、装着部4aの外周面に配設した不関電極12には、上眼瞼22や下眼瞼24の内面の眼結膜に接触せしめられ、以て、それら関電極10と不関電極12とによって検出される電位によって、ERGの測定が行われるのである。
また、かかる被検者の眼に対する網膜電位計用角膜電極2の装着によって、眼球20は、その前面部位において、筒状本体4の装着部4a側から保持部4b側に部分的に入り込み、それによって、眼球20の角膜に接する角膜コンタクトレンズ6を、コイルスプリング8の付勢力に抗して外方に移動せしめるようにするのである。換言すれば、角膜コンタクトレンズ6は、眼球20の前面の角膜に軽い押圧力(付勢力)をもって当接した状態において、保持部4b内に深く入り込む方向に移動せしめられて、安定的に保持されるようになるのである。
従って、かくの如き構造の網膜電位計用角膜電極2にあっては、角膜直上において、角膜コンタクトレンズ6が、それと一体になったコイルスプリング8の付勢作用によって、角膜を常に軽く押えた状態において、ERG測定が行なわれ得るようになっているところから、眼球20に対する装着に際して、角膜とそのような角膜コンタクトレンズ8との間に気泡が混入するのを効果的に阻止し得ることとなるのであり、また、それらの間に気泡が仮に混入しても、コイルスプリング8による付勢力にて追い出され得るようになるのであり、更に、検査中においても、常時コイルスプリング8の付勢力により、角膜を圧迫しているところから、気泡の混入が効果的に阻止され得ることとなるのである。
しかも、コイルスプリング8が全体として逆円錐台形状の外形を呈し、同じく逆円錐台形状の保持部4b内に収容されて、角膜コンタクトレンズ6に対して付勢力を及ぼすようになっているところから、角膜コンタクトレンズ6には、保持部4b内において、三次元的な自由度がある状態において、弾性的変位が許容されるようになっており、このため、ERGの検査中の瞬き等による角膜の動きに対して柔軟に対応することが出来ることとなり、そのために、角膜と角膜コンタクトレンズ6の間への気泡の混入防止が有利に維持されるのであり、以て、鮮明な刺激画像を常に被検者の眼球20内に供給することが出来ることとなるのである。
また、かかる網膜電位計用角膜電極2にあっては、その筒状本体4の装着部4aの外形が矩形(四角形)形状とされているところから、そのような角膜電極2の眼球20に対する装着後において、角膜上に安定的に固定乃至は保持されやすく、そのために、検査中の眼の動きに対して、網膜電位計用角膜電極2(具体的には、角膜コンタクトレンズ6)の中心と、瞳孔中心とがずれにくく、従って、同軸を保ちやすいために、網膜電位計用角膜電極2を正しい位置に安定させやすく、これによって、正確な屈折矯正が得られることとなり、以て、検査結果の精度が、従来の電極装置に比べて遥かに向上せしめられ得るのである。
ところで、図4及び図5には、また、本発明に従う網膜電位計用角膜電極の他の代表的な一例が示されている。なお、この図4及び図5に示される具体例の理解を容易にするために、前例と同様な部位には、同一の符号を付することとし、また、説明の重複を避けるために、同一の番号の部位についての説明は、省略することとする。
先ず、それらの図において、網膜電位計用角膜電極30における筒状本体32は、前例の筒状本体4と同様に、装着部32aと保持部32bとから構成されてなるものであり、そこでは、装着部32aが、図2と図5との対比から明らかなように、前例の装着部4aと同様な構造とされ、その外形形状が、装着後において角膜上で安定しやすいように四角形とされ、その角部には、角膜を傷つけないように大きなR加工が施されている。
なお、この図4及び図5に示される網膜電位計用角膜電極30にあっては、筒状本体32の保持部32bが、前例とは異なり、円筒形状とされ、その内部に収容された角膜コンタクトレンズ6が、コイルスプリング8により装着部32a側に付勢されるようになっており、それら装着部32aと保持部32bとの接続部において、内方に突出するストッパ部32cに、当接せしめられるようになっている。
また、コイルスプリング8にあっても、その軸方向の一端側部位が、角膜コンタクトレンズ6の外周部に設けられた切欠き係合部6aに係止される一方、その他端側部位が、保持部32bの外方延出端側部位(図4において、上端部位)の内周部に形成された内側フランジ部32dに係止されて、角膜コンタクトレンズ6が、装着部32a側から保持部32b側に入り込む眼球(20)に対して、弾性的に当接せしめられ、そして、保持部32b内において、弾性的に変位(後退)させられ得るようになっているのである。
従って、このような構造の網膜電位計用角膜電極30にあっても、眼球(20)への装着に際して、角膜と角膜コンタクトレンズ6との間に気泡が仮に混入しても、コイルスプリング8の付勢力にて効果的に追い出し、また、検査中にも、常時コイルスプリング8により角膜を圧迫しているところから、気泡の混入を有利に防止することが出来ると共に、装着部32aの外形が四角形とされていることにより、角膜電極30の角膜上における安定的な保持が効果的に高められ得て、関電極10を正しい位置に安定させ易く、以て、正確な屈折矯正が得られることにより、検査結果の精度が従来に比べて有利に向上せしめられ得るのである。
以上、本発明の代表的な実施形態について詳述してきたが、それは、あくまでも例示に過ぎないものであって、本発明は、そのような実施形態に係る具体的な記述によって、何等限定的に解釈されるものではないことが、理解されるべきである。
例えば、例示の網膜電位計用角膜電極2、30においては、関電極10が、筒状本体4、32の装着部4a、32aの内周面に輪状電極として配設されているが、かかる関電極10は、眼球への装着時において、角膜に接触し得る部位であれば、如何なる部位にも設けることが可能であり、更に、関電極10と共に不関電極12を設けた、例示の如き双極型の電極装置のみならず、角膜側の電極である関電極10のみを設けた単極型の電極構造のものに対しても、本発明は、有利に適用可能である。
また、本発明にあっては、例示の如く、筒状本体4、32における装着部4a、32aの外形形状を矩形乃至は四角形とすることにより、角膜電極2、30の角膜上における安定化を有利に図り得るものであるが、その外形形状は、例示のもののみに限定されるものでは決してなく、例えば、図6に示される如く、筒状本体の装着部34の外周部における相対応する部位に、互いに平行に延びる一対の第一のストレート部14a、14aと共に、更に、それら一対の第一のストレート部14a、14aに直交する方向に延びる一つ、又は二つの第二のストレート部14bを、装着部34の外周部に設けるようにすることも可能である。
なお、それらのストレート部のうちの一対の第一のストレート部14a、14aは、網膜電位計用角膜電極2、30が眼球20に装着された際に、眼球の左右に位置するように、換言すれば眼球の上下方向に直線的に延びるように、位置せしめられ、以て、眼球上に安定的に保持されることとなる。特に、図6の如く、一対の第一のストレート部14a、14aに対して、一つの第二のストレート部14bを設ける場合にあっては、かかる第二のストレート部14bが、下眼瞼24と眼球20との間に挿入せしめられて、配置されるようにすることが望ましく、これによって、眼球上における網膜電位計用角膜電極のより一層安定的な保持が可能となる。
その他、一々列挙はしないが、本発明が、当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施の態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、何れも、本発明の範疇に属するものであることは、言うまでもないところである。
本発明に従う網膜電位計用角膜電極の代表的な一例に係るものの概略を示す縦断面説明図であり、図2におけるI−I断面に相当する図である。 図1に示される網膜電位計用角膜電極の底面説明図である。 図1に示される網膜電位計用角膜電極を眼球に装着した状態を示す断面説明図である。 本発明に従う網膜電位計用角膜電極の他の例を示す、図1に対応する断面説明図であって、図5におけるIV−IV断面説明図である。 図4に示される網膜電位計用角膜電極の底面説明図である。 本発明に従う網膜電位計用角膜電極における筒状本体の装着部の外形形状の異なる例を示すものであって、図2に相当する底面説明図である。
符号の説明
2 網膜電位計用角膜電極 4 筒状本体
4a 装着部 4b 保持部
4c くびれ部 4d 内側フランジ部
6 角膜コンタクトレンズ 6a 切欠き係合部
8 コイルスプリング 10 関電極
12 不関電極 14a 第一のストレート部
14b 第二のストレート部 16 湾曲部
20 眼球 22 上眼瞼
24 下眼瞼 30 網膜電位計用角膜電極
32 筒状本体 32a 装着部
32b 保持部 32c ストッパ部
32d 内側フランジ部

Claims (8)

  1. 眼球上に装着されて、眼瞼と眼球との間に一部が挿入位置せしめられる、外周部から内周部に向かって立ち上がる外方に凸な円弧状断面形状をもって周方向に延びるリング状の装着部と、該装着部の内周部から外方に拡開して延びる、中空で逆円錐台形状の保持部とを一体に備え、軸方向の中間部が細径のくびれた形態を呈する筒状本体と、
    該筒状本体の前記保持部内に位置して、前記装着部側から該保持部側に入り込む眼球の角膜に接し、該角膜の所定部位を覆う角膜コンタクトレンズと、
    前記筒状本体の前記保持部内に収容されて、該角膜コンタクトレンズの外周部に小径の一端側部位が係止される一方、大径の他端側部位が該保持部の外方延出端側部位の内周部に係止され、前記装着部側から該保持部側に入り込む眼球に対して該角膜コンタクトレンズを弾性的に当接させつつ、該保持部内における該角膜コンタクトレンズの三次元的自由度をもった弾性的変位を許容する、全体として逆円錐台形状の外形を呈するコイルスプリングと、
    を有することを特徴とする網膜電位計用角膜電極。
  2. 前記筒状本体の装着部の外周部における相対応する部位に、互いに平行に延びる一対の第一のストレート部を設け、更に該一対の第一のストレート部に対して直交する方向に延びる一つ又は二つの第二のストレート部を、該筒状本体の装着部の外周部に設けたことを特徴とする請求項1に記載の網膜電位計用角膜電極。
  3. 前記筒状本体の装着部の外周部が、角部を湾曲部として形成した、丸みのある矩形の平面形態を呈するように、構成されていることを特徴とする請求項2に記載の網膜電位計用角膜電極。
  4. 眼球上に装着されて、眼瞼と眼球との間に一部が挿入位置せしめられる、外周部から内周部に向かって立ち上がる外方に凸な円弧状断面形状をもって周方向に延びるリング状の装着部と、該装着部の内周部から外方に延びる、中空筒状の保持部とを一体に備えた筒状本体と、
    該筒状本体の前記保持部内に位置して、前記装着部側から該保持部側に入り込む眼球の角膜に接し、該角膜の所定部位を覆う角膜コンタクトレンズと、
    前記筒状本体の前記保持部内に収容されて、該角膜コンタクトレンズの外周部に一端側部位が係止される一方、他端側部位が該保持部の外方延出端側部位の内周部に係止され、前記装着部側から該保持部側に入り込む眼球に対して該角膜コンタクトレンズを弾性的に当接させつつ、該保持部内における該角膜コンタクトレンズの弾性的変位を許容するコイルスプリングと、
    を有し、且つ、前記筒状本体の装着部の外周部における相対応する部位に、互いに平行に延びる一対の第一のストレート部を設け、更に該一対の第一のストレート部に対して直交する方向に延びる一つ又は二つの第二のストレート部を、該筒状本体の装着部の外周部に設けたことを特徴とする網膜電位計用角膜電極。
  5. 前記筒状本体の装着部の外周部が、角部を湾曲部として形成した、丸味のある矩形の平面形態を呈するように、構成されていることを特徴とする請求項4に記載の網膜電位計用角膜電極。
  6. 前記角膜コンタクトレンズの外周部に、周方向に延びる切欠き係合部が形成され、かかる係合部に対して、前記コイルスプリングの一端側部位が係止せしめられるようになっている請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の網膜電位計用角膜電極。
  7. 前記筒状本体の装着部の内周面に、前記眼球の角膜に接触し得るリング状の関電極を設け、該関電極を通じて角膜上の電位が外部に取り出されるようになっている請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の網膜電位計用角膜電極。
  8. 前記筒状本体の装着部の外周面に、前記眼瞼内面の瞼結膜に接触し得る不関電極を設けて、該不関電極を通じて瞼結膜上の電位が外部に取り出されるようになっている請求項1乃至請求7の何れか1項に記載の網膜電位計用角膜電極。
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