JP4416578B2 - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気共鳴イメージング装置に係り、特に、磁気共鳴イメージング装置の高周波受信コイルに関する。
磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)は、生体組織を構成する原子核に高周波磁場を照射して磁気共鳴を起こさせる。そして、磁気共鳴によって発生する核磁気共鳴信号を受信コイルで受信し、受信した核磁気共鳴信号にフーリエ変換を行って画像に再構成する装置である。このMRI装置は、被検体の任意個所における断層像を得るために広く利用されている。
高周波磁場の送信及び受信には、静磁場方向に直交する向きの高周波磁場を発生する高周波送受信コイルが使用される。
このうち受信用コイルは、受信する高周波磁場の強度が再構成された画像のSN比に直接影響するため、感度向上のための研究、改良がなされている。つまり、受信用コイルとして、ソレノイド型コイルや、サドル型コイル、及びそれら2つと直交する感度方向をもつサーフェイス型コイル、分布定数型アンテナであるバードケイジコイルなど種々のコイルが考えられている。
前述のソレノイド型コイル、サドル型コイル、サーフェイス型コイルの3つは感度方向が直交しているため、これらを組み合わせて一組のコイルとして動作させることができる。
すなわち、各々のコイルのアイソレーションが十分であるならば、各々のコイルが他のコイルに干渉せず、個別に信号を受信でき、一組のコイルとして動作させた際にもSN比が劣化しない。
ここで、受信コイルと被検体との間の空間を減少して、S/N比を向上するためのフレキシブルな(柔軟性がある)受信コイルが用いられている。このようなフレキシブルな受信コイルの場合、被検体の体形が大きい場合は、MRI装置の傾斜磁場発生手段と高周波信号照射手段との間に設けられた高周波シールドに接近することがあり、感度低下することがあった。
そこで、特許文献1記載の技術にあっては、受信コイルの高周波シールドに接近する部位には、導電性部材を各導電ループと絶縁して設置している。
特許第3213819号公報
しかしながら、フレキシブルな受信コイルにおいては、この受信コイルの形状が変形され易く、コイル形状が変形することで、導体ループの感度方向の直交性が崩れてしまう。このため、受信コイル各々の導体ループが、他と互いに干渉しあい、結果として一組のコイルとして動作させた場合、S/N比が劣化してしまう問題があった。
本発明の目的は、導体ループの感度方向の直交性が崩れる方向のコイルの変形を規制し、フレキシブルでありながら、コイル間の干渉によるS/N比の劣化を防止することが可能な高周波受信コイルを有するMRI装置を実現することである。
上記目的を達成するため、本発明は次のように構成される。
(1)静磁場発生手段と、傾斜磁場発生手段と、被検体に高周波信号を照射する高周波送信手段と、被検体からの磁気共鳴信号を検出する高周波受信手段と、この高周波受信手段により検出された検出信号により被検体の断層画像を得る画像再構成手段とを有し、上記高周波受信手段(14)の形状は柔軟性を有している磁気共鳴イメージング装置において、上記高周波受信手段の底部に形成される位置固定用部材(42a)と、被検体(11)が配置される寝台(43)に形成され、上記位置固定用部材(42a)が挿入されるガイド部材(42b)とを有し、上記高周波受信手段の変位を抑制する変位抑制手段(42a、42b、49、50、57)を備える。
好ましくは、上記()において、上記磁気共鳴イメージング装置は、垂直磁場方式の磁気共鳴イメージング装置であり、上記変位抑制手段は、上記垂直方向に対して水平方向の、上記高周波受信手段の変位を抑制する。
)また、好ましくは、上記()において、上記高周波受信手段の左右対称形状調整用基準光を発生する基準光発生手段(45)と、上記高周波受信手段の上部表面には、左右対称形状調整用基準線(44)が表示され、上記基準光発生手段からの基準光と上記左右対称形状調整用基準線間の距離が、上記高周波受信手段の左右対称性を表す。
)また、好ましくは、上記()において、上記変位抑制手段は、上記高周波受信手段の左右方向形状の変位を抑制する形状固定部材(50)を上記高周波受信手段に固定するバンド(49)を有する。
)また、好ましくは、上記()において、上記高周波受信手段の左側及び右側のそれぞれには、垂直方向を示す振り子(51)が配置され、これら振り子の垂直方向からの角度が上記高周波受信手段の形状の左右対称性を表示する。
)また、好ましくは、上記()において、上記位置固定用部材の左右上面のそれぞれには、上記高周波受信手段の側面から加えられる圧力を計測する圧力計(53)が配置され、これら圧力計が示す圧力値の差が上記高周波受信手段の形状の対称性を表す。
)また、好ましくは、上記()において、上記左右対称形状調整用基準線上に配置される透過窓(54)を備え、上記高周波受信手段の内面側底部には、形状調整用中心線(55)が表示され、上記基準光発生手段からの基準光が、上記透過窓を通過し、上記形状調整用中心線を照射するか否かが、上記高周波受信手段の形状の左右対称性を表す。
)また、好ましくは、上記()において、上記変位抑制手段は、上記高周波受信手段が左右対称形状であるときの内面形状と同等の形状を有し、上記高周波受信手段の内面と被検体との間に配置される形状固定用治具(57)を有する。
本発明によれば、導体ループの感度方向の直交性が崩れる方向のコイルの変形を規制し、フレキシブルでありながら、変形によるS/N比の劣化を防止することが可能な高周波受信コイル(高周波受信手段)を有するMRI装置を実現することができる。
つまり、円周方向に柔軟性を有する(フレキシブルな)ボビン上に導電ループがその感度方向を互いに直交させて一組に形成された柔軟性を有する高周波受信コイルにおいて、受信コイルの変形を特定なものとすることで、コイルの変形により上記の導電ループの直交関係が崩れてしまうことを防止することができる。
受信コイルの変形による導体ループの干渉を防ぐことができるため、これらのコイルによって一組に形成された高周波受信コイルは、常に良好なSN比を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明が適用されるMRI装置の概略構成図である。
図1において、MRI装置は、中央処理装置(CPU)1と、シーケンサ2と、送信系3と、傾斜磁場発生系4と、受信系5と、信号処理系6と、磁気回路による静磁場発生領域22とを備えている。
中央処理装置1は、予め定められたプログラムに従いシーケンサ2、送信系3、受信系5、信号処理系6の各々の動作を制御する。
また、シーケンサ2は、中央処理装置1からの制御指令に基づいて動作し、被検体11の断層像のデータ収集に必要な種々の命令を送信系3、傾斜磁場発生系4、受信系5に送る。
送信系3は、高周波発振器7と、変調器8と、送信コイル10a、10bとを有する。また、送信系3は、シーケンサ2の指令により、変調器8で変調された高周波発振器7からの高周波パルスを、高周波増幅器9a〜9dで増幅して送信コイル10a、10bに供給する。これにより、所定のパルス状の電磁波が、送信コイル10a、10bから被検体11に照射される。
また、傾斜磁場発生系4は、互いに直交するデカルト座標軸方向、すなわち、X軸方向、Y軸方向およびZ軸方向にそれぞれ独立に傾斜磁場を印加できる傾斜磁場コイル13a、13bと、これら傾斜磁場コイル13a、13bに電流を供給する傾斜磁場電源12とを有する。傾斜磁場電源12はシーケンサ2により制御される。
受信系5は、高周波受信コイル14と、プリアンプ15と、直交位相検波器(回路)16と、A/D変換器17とを有する。被検体11からの磁場共鳴信号を受信コイル14が検出すると、その信号はプリアンプ15、直交位相検波器16を介してA/D変換器17に供給され、デジタル量に変換されて中央処理装置CPU1に送られる。
信号処理系6は、磁気ディスク18、光ディスク19などの外部記憶装置と、CRT20、キーボード21などを有している。
上述した構成のMRI装置において、受信系5からのデータが中央処理装置(CPU)1に入力されると、この中央処理装置CPU1が信号処理、画像再構成処理等を実行する。そして、CPU1は、信号処理、画像再構成処理等の結果である、被検体11の所望の断面像をCRT20に表示するとともに、外部記憶装置である例えば磁気ディスク18に記憶させる。
磁気回路による静磁場発生領域22は、被検体11の周りに任意の方向に均一な静磁場を発生させるためのものである。
静磁場発生領域22の内部には、傾斜磁場を発生させる傾斜磁場コイル13a、13bと、送信コイル10a、10bと、受信コイル14とが設置されている。
ここで、本発明においては、受信系5に設けられた高周波受信コイル14は、その円周方向に対して構造的に柔軟性を有する(フレキシブルな)ボビン上に、感度方向が互いに直交した導電ループを一組として形成した柔軟性を有するものである。そして、受信コイル14の感度方向の直交性が崩れることを防ぐために、コイルを左右対称になるようなコイルとし、コイルの変形は上下の変形のみとすることで、3つのコイルの感度方向の直交性を保つものである。
例えば、垂直磁場方式のMRI装置に用いられるフレキシブルな高周波受信コイル14の場合、図2に示すように、1mm程度の板厚の柔軟性材料からなるフレキシブルなボビン23の外表面にソレノイド型ループ24、サドル型ループ25、サーフェイス型ループ26が接着される。
図3は、ボビン23に接着されるソレノイド型ループ24(図3の(A))、サドル型ループ25(図3の(B))、サーフェイス型ループ26(図3の(C))の形状をそれぞれ示す斜視図である。
ソレノイド型ループ24は、銅板によって形成される導電ループであり、感度方向がx方向27となっている。また、サドル型ループ25は、ループ24と同様に銅板によって形成される導電ループであり、感度方向がy方向28となっている。そして、サーフェイス型ループ26は、ループ24、25と同様に銅版によって形成される導電ループであり、感度方向がz方向29となっている。
各々の導体ループ24、25、26は、周波数調整用コンデンサ36により、磁気共鳴信号の周波数で共振状態になるように調整されている。
また、各々の導体ループ24、25、26の互いに交差部分は、容量性結合を緩和するため、例えば約6mm程度の隙間があけられている。
ソレノイド型ループ24は、端子30により信号が伝送され、端子31により接地されている。また、サドル型ループ25は、端子32により信号が伝送され、端子33により接地されている。また、サーフェイス型ループ26は、端子34により信号が伝送され、端子35により接地されている。
これらの導体ループ24、25、26の感度方向が、互いに直交性を維持している限り、導体ループ24、25、26どうしが干渉しあうことは無いといえる。
しかしながら、その柔軟性のため、左右対称形状であった高周波受信コイル14が、図4に示すように、左右非対称形状に変形すると(図4に示した例では、右側側面が左側側面に対して平面状に変形)、特にサドル型ループ25、サーフェイス型ループ26の感度方向が、それぞれy’方向40、z’方向41に変化してしまい、感度方向の直交性が崩れ、互いが干渉してS/N比が低下してしまうこととなる。
そこで、本発明においては、受信コイル14の形状変形によるS/N比低下現象を防ぐためには、受信コイル14の左右側が同様に変形し、対称性を維持することが可能なように構成する。受信コイル14の左右対称性を維持するためには、受信コイル14のコイル下部37及び上部38の位置決めが重要となる。
図5は、本発明の一実施形態において、受信コイル14の左右対称性を維持するための、コイル下部37、上部38の位置決め説明図である。この位置決めは、コイル14が、磁場発生領域22に搬入される前に行なわれる、なお、46はMRI装置の開口部である。
図5において、コイル下部37は、MRI装置における寝台43に形成されるガイド42bと対になるような固定用部材42aを設ける。固定用部材42aは、例えば、FRP製の板状部材であり、ガイド42bは溝状となっている。そして、固定用部材42aがガイド42bに挿入されることにより、コイル14を寝台43にセッティングする際にコイル下部37の位置は特定されることになる。
コイル上部38には、コイル14の左右対称となる基準線44がマークされている。また、MRI装置には、撮像のための基準線を光で示すためのライトマーカー45が配置されており、このライトマーカー45からの基準線光に、コイル14の基準線(中心位置ライン)が一致するように、コイル14の位置を特定する。
以上のようなコイル位置決め方法により、フレキシブルなコイル14の形状は、左右方向の移動は規制され、変位する方向は上下方向のみとなる。したがって、ソレノイド型ループ24、サドル型ループ25およびサーフェイス型ループ26の感度方向は、常に互いに直交することとなる。
さらに、被検者11の動き等、コイル位置決め後のコイル14の変形を防止するために、固定バンド49が寝台43に設けられている。この固定バンド49は、図6に示すように、コイル14の基準線44付近にコイル14の形状に沿った円弧状の硬質材料50を、コイル14に固定できるものである。この固定バンド14で硬質材料50をコイル14に固定することにより、コイル14を均等な力で押さえ付け、コイル14の左右対称性を維持した形状で固定することができる。
なお、上述したコイル14は、1つの感度方向に対して1つの導体ループを有するものであったが、本発明におけるコイル14は、サドル型ループ25、サーフェイス型ループ26を2分割することも可能である。
ここで、サーフェイス型ループ26を2分割したものを図7に示す。
図7において、2分割されたサーフェイス型ループ47a、47bの感度方向は共に、z方向29となっている。この2つのループ47a、47b同士の干渉を取り除くために、ループ47a、47bを一部互いにオーバーラップさせている。
上述した固定用部材42a、固定バンド49等を用いた手法により、コイル14の各感度方向の直交性が保たれているならば、ここで2分割したサーフェイス型ループ26は共に、ソレノイド型ループ24、サドル型ループ25と干渉することはない。
一組のコイルの中の導体ループは4つとなるが、サドル型ループ25についても図8に示すように、一部をオーバーラップさせることで、y方向28を感度方向とする2つのループ48a、48bに分割することができる。この場合も、サーフェイス型ループ26と同様に他のループと干渉することはない。
以上により、5つのループを一組としたフレキシブルコイル14が実現可能となる。
なお、固定バンド49の材質は、ナイロン系のものを使用することが可能である。
上述した実施形態においては、コイル14の左右対称形状を、基準線44をラインマーカー45からの基準線光に合わせることにより設定することとしたが、その他の方法により、設定することも可能である。
図9は、コイル14の左右対称形状の確認の他の方法を示す図である。
図9において、コイル14の端部左右面には、それぞれ、振り子51を内部に有するケース52が取り付けられている。振り子51は、地面に向かって常に垂直方向を示すため、予め、コイル14が左右対称形状であるときの、振り子51の示す方向を目盛等によりマーキングしておく。
コイル14の形状が左右対称でなくなった場合は、振り子51の示す方向を確認して、左右対称形状となるように、コイル14の形状を矯正して、固定バンド49で固定する。
図10は、コイル14の左右対称形状の確認の、さらに他の方法を示す図である。
図10に示す例は、圧力計を用いて、コイル14が左右対称形状となっているか否かを判断する方法である。
図10において、コイル位置固定用部材42aの左右側面上部には、それぞれ圧力計53が配置されている。これら2つの圧力計53は、コイル14の側面下側部が圧力計53を押圧する圧力を測定することができるように配置されている。そして、コイル14の左右対称形状が維持されている状態では、2つの圧力計53の圧力指示値は互いに等しくなるように設定されている。
したがって、2つの圧力計53の圧力指示値が互いに異なっている場合には、互いに等しくなるように、コイル14の形状を矯正して、固定バンド49で固定する。
図11は、コイル14の左右対称形状の確認の、さらに他の方法を示す図である。
図11に示す例は、ライトマーカー45からの基準線光を用いて、コイル14が左右対称形状となっているか否かを判断する方法である。
図11において、コイル14の基準線44上には、透明の材質で構成される窓54が形成されている。また、コイル14の内面側下面には、基準線44に対応する位置に第2の基準線55が表示されている。コイル14が左右対称形状であるときには、ライトマーカー45からの光は、透過窓54を通過し、第2の基準線55を照射する。
したがって、ライトマーカー45からの光が、第2の基準線55を照射していない場合は、この基準線55を照射するように、コイル14の形状を矯正して、固定バンド49で固定する。
図12は、コイル14の左右対称形状を維持するための方法を示す図である。
図12に示す例は、コイル14が左右対称形状を維持するための治具を被検者11とコイル14との間に挿入する方法である。
被検者11にコイル14を装着した際に、コイル14と被検者11との間に隙間が生じる場合がある。コイル14と被検者11との間に隙間が生じると、コイル14の左右対称形状が維持できなくなる恐れもある。
そこで、コイル14の左右対称形状を維持するために、コイル14と被検者11との間にコイル14の内面形状と同様な形状のクッション等の形状維持治具57を配置する。
このように、治具57をコイル14と被検者11との間に配置すれば、コイル14の左右対称形状を維持することが可能となる。
なお、上述した例は、本発明を垂直磁場方式のMRI装置に適用した場合の例であるが、水平磁場方式のMRI装置にも本発明は適用可能である。
本発明が適用されるMRI装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態である高周波受信コイルの概略構成図である。 高周波受信コイルのコイル毎の斜視図である。 高周波受信コイルが変形した例の概略図である。 本発明の高周波受信コイルの設定説明図である。 高周波受信コイルの設定説明図である。 本発明の高周波受信コイルであるサーフェイス型ループを2分割した際の構成図である。 本発明の高周波受信コイルであるサドル型ループを2分割した際の構成図である。 本発明における高周波受信コイルの左右対称形状の確認の他の方法を示す図である。 本発明における高周波受信コイルの左右対称形状の確認のさらに他の方法を示す図である。 本発明における高周波受信コイルの左右対称形状の確認のさらに他の方法を示す図である。 本発明における高周波受信コイルの左右対称形状を維持する方法を示す図である。
符号の説明
1 中央処理装置(CPU)
2 シーケンサ
3 送信系
4 傾斜磁場系
5 受信系
6 信号処理系
7 高周波発発振器
8 変調器
9a〜9d 高周波増幅器
10a、10b 送信コイル
11 被検者
12 斜磁場電源
13a〜13b 傾斜磁場コイル
14 高周波受信コイル
15 プリアンプ
16 検波回路
17 A/Dコンバーター
18 磁気ディスク
19 光ディスク
20 CRT
21 キーボード
22 静磁場発生領域
23 フレキシブルボビン
24 ソレノイド型ループ
25 サドル型ループ
26 サーフェイス型ループ
36 周波数調整用コンデンサ
37 コイル下部
38 コイル上部
42a コイル下部の位置固定用部材(コイル側)
42b コイル下部の位置固定用ガイド(寝台側)
43 寝台
44 コイル上部の位置決め用ライン
45 ライトマーカー
49 寝台に備え付けられた固定用バンド
50 コイル形状固定用硬質部材
51 振り子
53 圧力計
54 透過窓
57 形状維持治具

Claims (8)

  1. 静磁場発生手段と、傾斜磁場発生手段と、被検体に高周波信号を照射する高周波送信手段と、被検体からの磁気共鳴信号を検出する高周波受信手段と、この高周波受信手段により検出された検出信号により被検体の断層画像を得る画像再構成手段とを有し、上記高周波受信手段の形状は柔軟性を有している磁気共鳴イメージング装置において、
    上記高周波受信手段の底部に形成される位置固定用部材と、被検体が配置される寝台に形成され、上記位置固定用部材が挿入されるガイド部材とを有し、上記高周波受信手段の変位を抑制する変位抑制手段を備えること特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 請求項1載の磁気共鳴イメージング装置において、上記磁気共鳴イメージング装置は、垂直磁場方式の磁気共鳴イメージング装置であり、上記変位抑制手段は、上記垂直方向に対して水平方向の、上記高周波受信手段の変位を抑制することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  3. 請求項2記載の磁気共鳴イメージング装置において、上記高周波受信手段の左右対称形状調整用基準光を発生する基準光発生手段と、上記高周波受信手段の上部表面には、左右対称形状調整用基準線が表示され、上記基準光発生手段からの基準光と上記左右対称形状調整用基準線間の距離が、上記高周波受信手段の左右対称性を表すことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  4. 請求項3記載の磁気共鳴イメージング装置において、上記変位抑制手段は、上記高周波受信手段の左右方向形状の変位を抑制する形状固定部材を上記高周波受信手段に固定するバンドを有することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  5. 請求項2記載の磁気共鳴イメージング装置において、上記高周波受信手段の左側及び右側のそれぞれには、垂直方向を示す振り子が配置され、これら振り子の垂直方向からの角度が上記高周波受信手段の形状の左右対称性を表示することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  6. 請求項2記載の磁気共鳴イメージング装置において、上記位置固定用部材の左右上面のそれぞれには、上記高周波受信手段の側面から加えられる圧力を計測する圧力計が配置され、これら圧力計が示す圧力値の差が上記高周波受信手段の形状の対称性を表すことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  7. 請求項3記載の磁気共鳴イメージング装置において、上記左右対称形状調整用基準線上に配置される透過窓を備え、上記高周波受信手段の内面側底部には、形状調整用中心線が表示され、上記基準光発生手段からの基準光が、上記透過窓を通過し、上記形状調整用中心線を照射するか否かが、上記高周波受信手段の形状の左右対称性を表すことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  8. 請求項2記載の磁気共鳴イメージング装置において、上記変位抑制手段は、上記高周波受信手段が左右対称形状であるときの内面形状と同等の形状を有し、上記高周波受信手段の内面と被検体との間に配置される形状固定用治具を有することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
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