JP4416312B2 - 継手構造体、該継手構造体を用いたセグメント用継手、セグメントおよびシールドトンネル - Google Patents

継手構造体、該継手構造体を用いたセグメント用継手、セグメントおよびシールドトンネル Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、継手構造体および該継手構造体を使用して形成される掘削坑の内側にセグメントを周方向およびトンネル軸方向に連結して構築されるシールドトンネルのために用いられるセグメント用継手、該継手を備えるセグメントおよびシールドトンネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
これまで、互いに隣接する部材を連結するために種々の継手構造が、必要に応じて材質、締結力、作業性、効率性といった点から提案されている。例えば、シールド工法は、トンネルや坑道を構築するために用いられ、シールド掘進機を用いて地下に穴を堀進し、この穴の内側をセグメントリングで覆工する工法であり、安全かつ確実に作業を行うことができるという特徴がある。
【0003】
このシールド工法に用いられるセグメントリングは、通常は複数のセグメントに分割された状態で堀削坑の内部に運ばれ、内部の施工現場で堀削坑の内径に沿って組み立てられる。このため、セグメントは容易に連結できることが望まれている。また、耐久性や安全性などの面から、トンネル内面に継手が露出しないことが望まれている。
【0004】
セグメント間の連結は、例えば特開平9−132997号公報によると、互いに連結すべきセグメントに継手プレートが設けられ、ボルトボックスを利用してワッシャを介してボルトを通し、またワッシャを介してナットを締め付けることによって行われることが開示されている。
【0005】
また、特開平10−220185号公報には、互いに連結すべきセグメントの一方にピンが突設され、他方にはピン穴が設けられ、一方のピンが他方のピン穴に挿入される構造が開示されている。また、突設されたピンには、側方に張り出す係止凸部が設けられ、ピン穴には回動自在とされた筒体と、筒体内部に係止部材と、筒体を回動方向に付勢するゼンマイとが設けられ、ピンの係止凸部とピン穴の係止部材とによって連結される継手構造が開示されている。
【0006】
さらに、特開平9−132997号公報には、ボルトボックスを利用してボルトを継手プレートに高剛性ワッシャを介して通し、通したボルトに、さらに高剛性ワッシャを介してナットを填めて締結する方法が開示されている。従来のボルト、ナットを用いた連結方法と比較すると、ボルトをナットに填めることが容易であり、高剛性ワッシャを用いて締結するため、ナットの緩みを抑えることができるなどの利点がある。しかしながら、特開平9−132997号公報に開示された方法は、セグメントに取り付ける継手の位置や継手プレートおよび高剛性ワッシャの加工精度、セグメントの設置位置などを厳密に管理する必要がある。
【0007】
また、特開平10−220185号公報には、互いに連結すべきセグメントの突設されたピンを、ピン穴の筒体を回転させて挿入し、突設されたピンの側方に張り出す係止凸部と筒体内部の係止部材とにより、容易にセグメントを連結できる方法が開示されている。しかしながら、特開平10−220185号公報に開示される方法は、ピンと、ピン穴との位置がずれるとセグメントを連結できない場合があるため、これらの設置位置とセグメントの設置位置の双方を厳密に管理する必要がある。さらに、セグメントを固定させるために、ピンに設けられる係止凸部の位置と、ピン穴に設けられる係止部材の位置および強度とを厳密に管理する必要もある。
【0008】
また、上述したピンおよびボルト、ナットを用いた従来例では、セグメントの加工を複雑にするため、セグメントコストが高くなるという問題があった。さらに、高剛性ワッシャを用いたとしても、ナットには緩みが生じるため、ナットの増し締めなどの事後工程を要し、コストおよび効率といった点において充分とはいえなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従って、容易に、かつ迅速に互いに隣接する部材を連結することができる継手構造体を提供し、さらにシールド工法を施工する際に、トンネル軸方向にセグメントを連結することにより、労力を低減させ、かつ低コストにシールドトンネルを構築することを可能とするセグメント用継手、該セグメント用継手を備えたセグメントおよびシールドトンネルを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、本発明の継手構造体、該継手構造体を用いたセグメント用継手、セグメントおよびシールドトンネルを提供することにより達成される。
【0011】
本発明の請求項1の発明によれば、オス金具とメス金具とから構成され、
前記オス金具は、拡張した先端部と、開口が設けられた根本部と、前記先端部と前記根本部とを連結する軸部とを備える、突出部材と、
前記根本部を回転可能に収容し、通孔が設けられた収容部材と、
前記突出部材に一端が連結され、他端が前記収容部材に連結されて、前記突出部材の回転により反発力を生じさせる弾性部材と、
前記突出部材を固定するとともに、中間から分離可能な棒部材とを備え、
前記メス金具は、開口部と、前記先端部を収容し、かつ該先端部と嵌合する嵌合部を備えており、
前記先端部は、前記開口部を超えて挿入されると、前記棒部材が分離して前記弾性部材の反発力により逆転して締結力を生じさせる、継手構造体が提供される。
【0012】
本発明の請求項2の発明によれば、前記弾性部材は、渦巻きバネ、板バネ、またはコイルバネから選択される継手構造体が提供される。
【0013】
本発明の請求項3の発明によれば、前記開口部は、前記先端部の逆転につれて締結力が増加するテーパが形成された嵌合部に連続する継手構造体が提供される。
【0014】
本発明の請求項4の発明によれば、シールドトンネルを構築するセグメントをトンネル軸方向に連結するためのセグメント用継手であって、該継手は、オス金具とメス金具とから構成され、
前記オス金具は、拡張した先端部と、開口が設けられた根本部と、前記先端部と前記根本部とを連結する軸部とを備える、突出部材と、
前記根本部を回転可能に収容し、通孔が設けられた収容部材と、
前記突出部材に一端が連結され、他端が前記収容部材に連結されて、前記突出部材の回転により反発力を生じさせる弾性部材と、
前記突出部材を固定するとともに、中間から分離可能な棒部材とを備え、
前記メス金具は、開口部と、前記先端部を収容し、かつ該先端部と嵌合する嵌合部を備えており、
前記先端部は、トンネル軸方向に挿入されると、前記棒部材が分離して前記弾性部材の反発力により逆転して締結力を生じさせるセグメント用継手が提供される。
【0015】
本発明の請求項5の発明によれば、前記弾性部材は、渦巻きバネ、板バネ、またはコイルバネから選択されるセグメント用継手が提供される。
【0016】
本発明の請求項6の発明によれば、前記開口部は、前記先端部の逆転につれて締結力が増加するテーパが形成された嵌合部に連続するセグメント用継手が提供される。
【0017】
本発明の請求項7の発明によれば、互いに隣接するセグメントをトンネル軸方向に連結するためのセグメント用継手を含むセグメントであって、該継手は、オス金具とメス金具とから構成され、
前記オス金具は、拡張した先端部と、開口が設けられた根本部と、前記先端部と前記根本部とを連結する軸部とを備える、突出部材と、
前記根本部を回転可能に収容し、通孔が設けられた収容部材と、
前記突出部材に一端が連結され、他端が前記収容部材に連結されて、前記突出部材の回転により反発力を生じさせる弾性部材と、
前記突出部材を固定するとともに、中間から分離可能な棒部材とを備え、
前記メス金具は、開口部と、前記先端部を収容し、かつ該先端部と嵌合する嵌合部を備えており、
前記先端部は、トンネル軸方向に挿入されると、前記棒部材が分離して前記弾性部材の反発力により逆転して締結力を生じさせるセグメント用継手を備えたセグメントが提供される。
【0018】
本発明の請求項8の発明によれば、前記弾性部材は、渦巻きバネ、板バネ、またはコイルバネから選択されるセグメント用継手を備えたセグメントが提供される。
【0019】
本発明の請求項9の発明によれば、前記開口部は、前記先端部の逆転につれて締結力が増加するテーパが形成された嵌合部に連続するセグメント用継手を備えたセグメントが提供される。
【0020】
本発明の請求項10の発明によれば、セグメントを周方向に連結して構築されるシールドトンネルであって、トンネル軸方向に互いに隣接するセグメントリングがオス金具とメス金具とにより連結され、
前記オス金具は、拡張した先端部と、開口が設けられた根本部と、前記先端部と前記根本部とを連結する軸部とを備える、突出部材と、
前記根本部を回転可能に収容し、通孔が設けられた収容部材と、
前記突出部材に一端が連結され、他端が前記収容部材に連結されて、前記突出部材の回転により反発力を生じさせる弾性部材と、
前記突出部材を固定するとともに、中間から分離可能な棒部材とを備え、
前記メス金具は、開口部と、前記先端部を収容し、かつ該先端部と嵌合する嵌合部を備えており、
前記先端部は、トンネル軸方向に挿入されると、前記棒部材が分離して前記弾性部材の反発力により逆転して締結力を生じさせるセグメント用継手を備えたセグメントにより構築されるシールドトンネルが提供される。
【0021】
本発明の請求項11の発明によれば、前記弾性部材は、渦巻きバネ、板バネ、またはコイルバネから選択されるセグメント用継手を備えたセグメントにより構築されるシールドトンネルが提供される。
【0022】
本発明の請求項12の発明によれば、前記開口部は、前記先端部の逆転につれて締結力が増加するテーパが形成された嵌合部に連続するセグメント用継手を備えたセグメントにより構築されるシールドトンネルが提供される。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の継手構造体をシールド工法に用いられるセグメントを連結するためのセグメント用継手として、実施の形態をもって詳細に説明する。図1は、本発明のセグメント用継手を備えるセグメント1が周方向および矢線Aに示すトンネル軸方向へと連結されて構築されるシールドトンネル2の一部を示した斜視図である。図1に示したシールドトンネル2は、セグメント1が堀削坑の内側において周方向へと連結されて、セグメントリング3が構築される。このセグメントリング3に対して矢線Aに示すトンネル軸方向へ図示しないシールドジャッキなどの手段を用いて、別のセグメント4が連結されて、トンネル軸方向に連続した別のセグメントリングが延ばされることにより、シールドトンネル2が構築される。
【0024】
本発明のセグメント用継手は、オス金具とメス金具とが対になって構成されており、これらのオス金具とメス金具とは、セグメント1のトンネル軸方向に互いに対向したセグメント端部1a、4aに配設されて、セグメント1をトンネル軸方向へと連結することができる。また、セグメント1を周方向へ連結させるためには、これまで知られている例えば、ボルトおよびナットを用いた継手により行うことができる。特に、矢線Aに示すトンネル軸方向への挿入により、周方向への連結が完了するスライドロック継手と、本発明のセグメント用継手とを併用することにより、トンネル軸方向への移動だけでセグメントの周方向およびトンネル軸方向の連結が可能となるため、施工効率を著しく高めることができる。また、本発明のセグメント用継手に用いられるオス金具およびメス金具には、鋳鉄やセラミックスといった材料を用いることができる。さらに、連結を維持するのに充分な強度を持つものであれば、鋳鉄やセラミックス以外の、いかなる材料でも用いることができる。
【0025】
図2は、本発明のセグメント用継手に用いられるオス金具5の第1の実施の形態を示した断面図である。図2に示したオス金具5は、突出部材6と、収容部材7と、弾性部材8と棒部材9とを含み、収容部材7には通孔10が設けられている。また、突出部材6は、拡張された先端部6aと、根本部6bと、先端部6aと根本部6bとを連結する軸部6cとを備え、根本部6bには、棒部材9を収容する開口11が設けられている。さらに、根本部6bは、収容部材7の中に回転可能なように収容されている。
【0026】
図2に示したオス金具5においては、根本部6bと、収容部材7の間に弾性部材8が配設されている。この弾性部材8は、図2に示した実施の形態においては、弦巻バネとされ、根本部6bに形成された溝内に配設されている。この弾性部材8は、突出部材6を回転させることにより捻り応力が加えられて、回転させた方向とは反対方向への反発力を生じさせるように、一端が突出部材6に、他端が収容部材7に取り付けられている。また、図2に示す実施の形態においては、弾性部材8の一端が根本部6bに取り付けられているが、突出部材6の内部を中空とし、軸部6cまたは先端部6aに取り付けられていても良い。
【0027】
図2に示した突出部材6の先端部6aは、テーパ部6d、6eが設けられた直方体の形状とされている。しかしながら、本発明のセグメント継手に用いられるオス金具5の先端部6aの形状は、いかなる別の形状のものでも用いることができる。また、突出部材6の軸部6cは、円柱または円筒形の形状とすることが回動をスムーズに行わせる点では好ましいが、本発明においては円柱または円筒形以外の形状とすることも可能である。また、突出部材6の根本部6bは、収容部材7に収容される場合に適切に回動できるように円形の形状とされていることが望ましい。さらに、収容部材7には、突出部材6の軸部6cが回動可能に挿通される開口部7aが形成されており、突出部材6を回動可能なように支持している。
【0028】
また、図2に示す実施の形態において示した突出部材6は、弾性部材8に捻り応力を加えた状態で、棒部材9により固定されている。棒部材9は、2つのセグメントから構成されていて、棒部材セグメント9aは、収容部材7の通孔10と、根本部6bの開口11とを橋渡しした状態で、突出部材6が回転しないように固定している。また、棒部材セグメント9bは、一端が棒部材セグメント9aと隣接するように収容部材7の通孔10内に挿入され、他端が収容部材7から突出している。本発明において用いることができる棒部材9としては、図2に示す形態のものに限られるものではなく、中間から分離可能に構成されている限り、いかなるものでも用いることができる。図2に示した棒部材9の他の構成については、詳細に後述する。また、突出部材6に予め与えておく回転角度については、適切にオス金具5と後述するメス金具とを連結させることができる限り、いかなる角度とすることもできる。
【0029】
図3は、本発明のセグメント用継手に用いられるオス金具5の第2の実施の形態を示した断面図である。図3に示したオス金具5の突出部材6の軸部6cは、一部中空に形成されていて、弾性部材8としては板バネが用いられている。この板バネは、一端が収容部材7に、例えば溶接といった方法により連結され、他端が中空に形成された軸部6cの内部を通して延ばされて、その先端が、軸部6cまたは先端部6aへ例えば、溶接といった手段により連結されている。また、図2に示すように弾性部材8を根本部6bに形成した溝内に配設することもできる。さらに、本発明においては、収容部材7および軸部6cに収容のための溝を形成しておき、板バネのそれぞれの端部を、それぞれ溝に嵌合させることにより、板バネに対して必要とされる捻り応力を加えることもできる。
【0030】
図4は、本発明のセグメント用継手に用いられるオス金具5の第3の実施の形態を示した図である。図4に示したオス金具5は、弾性部材8としてコイルバネが用いられており、このコイルバネの一端は、収容部材7へと連結され、他端は、一部中空とされた軸部6cの内部へと連結されている。このコイルバネの他端は、図4に示す実施の形態に限られるものではなく、図2に示すように根本部6bに形成された溝内に配設しても良いし、一部中空とされた軸部6cを通して先端部6aに連結されていても良い。また、このコイルバネは、突出部材6の回転に伴って捻り応力が加えられると、必要とされる反発力を生じさせるようになっている。本発明に用いることができるコイルバネは、適切な反発力を生じさせることができる限り、いかなる材質、寸法として構成することができる。
【0031】
上述したように本発明においては、突出部材6の回動により回動方向に対して逆方向へと反発力を生じさせることが可能な弾性部材であれば、上述した弦巻バネ、板バネ、コイルバネの他にも、いかなる弾性部材であっても用いることができる。また、弾性部材8の配置についても必要な回転方向への反発力が得られる限り、これまで知られたいかなる構成とすることもできる。
【0032】
図5は、本発明のセグメント用継手に用いられる図2に示した第1の実施の形態の継手構造体に使用される棒部材9が、オス金具5を固定しているところを拡大して示した断面図である。以下に説明する棒部材9は、図2に示したオス金具5を固定するものとして説明するが、図3または図4に示したオス金具5についても、同様の棒部材9を用いることができる。
【0033】
図5では、棒部材9は、2つの棒部材セグメント9a、9bにより構成されている。図5(a)に示した棒部材セグメント9aは、収容部材7に設けられた通孔10と、根本部6bに設けられた開口11とを橋渡しするように挿入されている。また、棒部材セグメント9bは、一端が棒部材セグメント9aに隣接するように通孔10内に挿入され、他端は収容部材7から突出している。図5(a)に示した棒部材9は、弾性部材8に反発力を生じさせるように突出部材6を回転させ、弾性部材8に捻り応力を加えた状態のまま、突出部材6の根本部6bを収容部材7に対して固定している。
【0034】
また、図5(b)は、オス金具5が図示しないメス金具と連結され、棒部材セグメント9bが収容部材7の内側に挿入された状態を示した図である。図5(a)に示す突出した棒部材セグメント9bは、矢線Bの方向から通孔10内へと挿入され、図5(b)では、さらに隣接する棒部材セグメント9aが棒部材9bに押されて開口11内へ挿入される。図5(b)に示された状態になると、突出部材6は、弾性部材8の反発力を生じて回転する。棒部材セグメント9bの通孔10内への挿入は、図2に示すオス金具5をメス金具に挿入して連結する際、オス金具5の挿入に伴い、メス金具の接合壁面により突出した棒部材9bが押し込まれることにより行われる。
【0035】
図6は、本発明のセグメント用継手に用いられる継手構造体のオス金具5を拡大して、本発明において用いることができる棒部材9の他の構成を詳細に示した断面図である。図6(a)に示すように、棒部材9は、棒部材9の中間部にノッチNが形成され、ノッチN部分に力が加わると分断されて分離可能なように構成されている。図6(a)では、棒部材9は、収容部材7に設けられた通孔10と、根本部6bに設けられた開口11とを橋渡しするように挿入されていて、突出部材6が回転しないように固定している。また、棒部材9は、一端が開口11内に突出し、他端が収容部材7から突出していて、棒部材9のノッチN部分は、通孔10内に収容されている。また、図6(a)では、図1に示すセグメント1が連結されるまで棒部材9のノッチN部分は、通孔10内に収容され、弾性部材8に捻り応力を加えた状態のまま、突出部材6が回転しないように固定している。
【0036】
図6(b)では、継手構造体が互いに連結されて、図示しないメス金具が取り付けられたセグメントにより、図6(a)に示す突出した棒部材9が矢線Bに示す方向の通孔10内へと挿入され、棒部材9のノッチN部分が収容部材7と突出部材6との間に達したところが示されている。この場合、弾性部材8の反発力により棒部材9がノッチN部分で分断され、突出部材6を回転させる。図6に示す棒部材9としては、ノッチNを設けたもの以外に、中間部分の分離可能なものとして図5に示す棒部材セグメント9a、9bを接着剤などを用いて接合させたものを用いても良い。また、弾性部材8の反発力により分離可能となるものであれば、棒部材9の中間部を別の材料から構成したものを用いることができる。
【0037】
図7は、本発明のセグメント用継手に用いられる継手構造体のオス金具5を拡大して、さらに別の棒部材9の構成を詳細に示した断面図である。図7(a)に示した棒部材9は、弾性部材8に捻り応力を加えた状態のまま、突出部材6を固定することができる材料で作成された棒部材セグメント9cと、弾性部材8の反発力により分離可能な材料で作成された棒部材セグメント9dとが溶接などの手段を用いて接合されている。図7(a)では、棒部材9は、収容部材7に設けられた通孔10と、根本部6bに設けられた開口11とを橋渡しするように挿入され、突出部材6が回転しないように棒部材セグメント9cにより固定している。
【0038】
また、図7(b)は、継手構造体が互いに連結され、図7(a)に示す突出された棒部材9が通孔10内へと挿入され、棒部材セグメント9cと、棒部材セグメント9dとの接合部分が、収容部材7と、突出部材6との間に達しているところを示した図である。この場合、弾性部材8の反発力により棒部材セグメント9dが捻り応力により破断して分離されることにより、突出部材6が回転する。図7に示した継手構造体においては、棒部材セグメント9dは、弾性部材8の反発力により圧壊することにより、突出部材6を回転させている。本発明の図7に示した継手構造体の実施の形態において、棒部材セグメント9cとしては、鋳鉄、セラミックス材料のほか、突出部材6を回転しないように固定できる強度をもったものであればいかなるものでも用いることができる。また、棒部材セグメント9dには、プラスチックなどの高分子樹脂、アルミニウム、ガラス、石材、セラミックスなど分離可能または圧壊可能な材料を用いることができる。
【0039】
また、本発明においては、上述した棒部材9は、突出部材6の重量や弾性部材8の弾性強度など必要に応じて複数配設することができる。この場合、根本部6bの開口11および収容部材7の通孔10も棒部材9の数に応じて増加させることができる。
【0040】
図8は、本発明のセグメント用継手に用いられるメス金具12の断面を示した図である。本発明に用いられるセグメント用継手のメス金具12は、円筒形の円筒部材13から構成されていて、この円筒部材13の内部には、図2に示す先端部6aを収容し、かつガイドするに充分な長さの矩形の開口部14が形成されている。また、開口部14の深さ方向の先端は、円筒部材13の端面15にまでは延ばされておらず、テーパ部16a、16bを形成した嵌合部17へと連続している。上述した開口部14は、図2に示す先端部6aが挿入可能であればいかなる形状としても良い。また、円筒部材13は、図1に示すセグメント1に対してアンカー材を用いるなどの適切な手段により固定することができる。
【0041】
また、図2に示す突出部材6の先端部6aは、図8に示された開口部14を通して嵌合部17に形成された開口18まで挿入されると、図2に示すオス金具5の棒部材9による固定がはずれ、捻られた方向の反対側へと逆回転する。図2に示す先端部6aのテーパ部6d、6eと、嵌合部17に形成された開口18に連続するテーパ部16a、16bが接触し、オス金具5とメス金具12とが連結される。図8に示したテーパ部16a、16bは、開口18に対して90゜回転して嵌合するように配置されている。しかしながら、本発明においては、適切にオス金具5と、メス金具12とを連結させることができる限り、いかなる配置として構成することもできる。
【0042】
図9(a)は、図8に示したメス金具12を、切断線C−Cに沿って切り欠いた場合の断面図である。開口18に隣接する嵌合部17の面には、図2に示すオス金具5の先端部6aのテーパ部6d、6eに対応し、先端部6aの逆転に伴って締結力が増加するようにテーパ部16a、16bが、図2に示す先端部6aの逆転する方向に相応して形成されている。また、本発明においては、図8に示した開口18に連続するテーパ部16a、16bに、図示しない溝を設けておき、先端部6aの逆転に応じて先端部6aに別に設けた突起と、溝とを嵌合させて、オス金具5と、メス金具12との連結をより確実にさせる構成にしても良い。
【0043】
図9(b)は、メス金具12を図9(a)の矢線D−Dに沿った断面として、テーパ部16bの形状を示した図である。図9ではテーパ部16bに対応して形成されるテーパ部16aは示されていないものの、このテーパ部16aは、テーパ部16bとは逆方向に傾斜するように形成されている。図9(b)に示したように、テーパ部16bはメス金具12の嵌合部17の開口18側の端面を形成するようにして形成されている。図2に示したオス金具5のテーパ部6eと、テーパ部16bとのテーパ角度は、同一とされていても良いし、先端部6aの逆転につれて締結力が増加するように、互いに異なる角度となるように形成することもできる。また、本発明では、図2に示す突出部材6の先端部6aに形成されるテーパ部6d、6eと、図9に示すテーパ部16a、16bとが、適切に嵌合する限り、例えばテーパ部16aと、テーパ部16bとが同じ方向に傾斜するように構成されていてもよい。
【0044】
図10には、本発明のセグメント用継手が連結される場合のオス金具5の棒部材9および先端部6aの運動を示した図である。図10(a)に示した連結前の状態では、オス金具5の根本部6bは、弾性部材8に捻り応力を加えた状態で、棒部材9aにより収容部材7と、根本部6bとが固定されている。本発明においては、セグメント用継手を連結する場合には、シールドジャッキといった手段によりオス金具5を矢線Eに示す方向へと移動させ、オス金具5の先端部6aをメス金具12の開口部14へと挿入する。先端部6aがメス金具12の開口18付近まで挿入されると、図10(b)に示すようにオス金具5の突出した棒部材9bがメス金具12の円筒部材13の壁面と接して、矢線Fに示す方向へと、収容部材7の通孔10内に押し込まれる。さらにオス金具5がメス金具12の開口18を超えて挿入されると、突出部材6を固定していた棒部材9aが収容部材7の開口11へ挿入されて、根本部6bが逆転して連結が完了する。
【0045】
連結される場合には、根本部6bは、弾性部材8により捻られた方向とは逆の、矢線Gで示す方向へと回動して、6a’で示すようにオス金具5の先端部6aも回動する。この段階では、テーパ部6d、6eおよび16a、16bそれぞれが当接しつつ締結して行き、弾性部材8の反発力に応じて継手相互の連結が完了することになる。この際、弾性部材8を、完全に捻り応力が開放された状態まで戻すこともできるが、所定の締結力が継続的に加えられるように、捻り応力を残しておく位置において、先端部6aと、嵌合部17とが嵌合するように構成することもできる。上述した本発明の継手構造体を用いたセグメントをトンネル方向に連結させていくことにより、シールドトンネルが構築されることになる。
【0046】
本発明をこれまで図面に示した実施の形態により詳細に説明を加えてきたが、本発明のセグメント用継手に用いられる材料、各種の寸法、角度、弾性部材の種類、棒部材の構成、材質などについては、従来知られたいかなるものでも適宜本発明の効果を奏する限り用いることができる。また、これまで本発明の継手構造体を、シールド工法により構築されるトンネルの隣接するセグメントを連結するためのセグメント継手に適用する実施の形態をもって説明してきたが、本発明の継手構造体は、シールド工法のための継手以外にも、建設・土木分野において迅速、かつ確実に隣接部材を連結することが要求される施工において広く適用することができるものである。
【0047】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、軸方向の挿入のみにより確実に連結できる継手構造体、および該継手構造体をセグメントリング間の連結をトンネル軸方向への挿入のみにより行うことができ、施工性を著しく改善するセグメント用継手、該セグメント用継手を用いるセグメント、およびシールドトンネルが提供できる。さらに、上述したように本発明におけるセグメント継手は、すでに構築されたセグメントリングに対してトンネル軸方向から別のセグメントを隣接させる工程と同時に連結を行うことができるので、特にセグメント締結作業が不要となり、このため施工を迅速に行うことが可能となる。
【0048】
さらに、本発明の継手構造体、セグメント継手、セグメント、シールドトンネルは、オス金具の突出部材の回転により、先端部およびメス金具にそれぞれ形成されたテーパ部と弾性部材との相乗的効果により、従来のボルトを用いた連結方法で必要とされていた増し締め工程が不要となり、この結果よりいっそう施工の迅速化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によりセグメントが、周方向およびトンネル軸方向へと連結されて構築されるシールドトンネルの一部を示した斜視図。
【図2】 本発明のセグメント用継手に用いられるオス金具の第1の実施の形態を示した図。
【図3】 本発明のセグメント用継手に用いられるオス金具の第2の実施の形態を示した図。
【図4】 本発明のセグメント用継手に用いられるオス金具の第3の実施の形態を示した図。
【図5】 本発明のセグメント用継手の図2に示すオス金具を拡大して、棒部材を詳細に示した図。
【図6】 本発明のセグメント用継手のオス金具を拡大して、他の棒部材を詳細に示した図。
【図7】 本発明のセグメント用継手のオス金具を拡大して、さらに別の棒部材を詳細に示した図。
【図8】 本発明のセグメント用継手に用いられるメス金具の断面図を示した図。
【図9】 本発明のセグメント用継手に用いられるメス金具を切断線C−Cに沿って切り欠いた断面図を示した図。
【図10】 本発明のセグメント用継手が連結される場合の、棒部材および先端部の運動を示した図。
【符号の説明】
1…セグメント
1a…セグメント端部
2…シールドトンネル
3…セグメントリング
4…セグメント
4a…セグメント端部
5…オス金具
6…突出部材
6a、6a’…先端部
6b…根本部
6c…軸部
6d、6e…テーパ部
7…収容部材
7a…開口部
8…弾性部材
9…棒部材
9a、9b、9c、9d…棒部材セグメント
10…通孔
11…開口
12…メス金具
13…円筒部材
14…開口部
15…端面
16a、16b…テーパ部
17…嵌合部
18…開口
N…ノッチ

Claims (12)

  1. オス金具とメス金具とから構成され、
    前記オス金具は、拡張した先端部と、開口が設けられた根本部と、前記先端部と前記根本部とを連結する軸部とを備える、突出部材と、
    前記根本部を回転可能に収容し、通孔が設けられた収容部材と、
    前記突出部材に一端が連結され、他端が前記収容部材に連結されて、前記突出部材の回転により反発力を生じさせる弾性部材と、
    前記突出部材を固定するとともに、中間から分離可能な棒部材とを備え、
    前記メス金具は、開口部と、前記先端部を収容し、かつ該先端部と嵌合する嵌合部を備えており、
    前記先端部は、前記開口部を超えて挿入されると、前記棒部材が分離して前記弾性部材の反発力により逆転して締結力を生じさせる、継手構造体。
  2. 前記弾性部材は、渦巻きバネ、板バネ、またはコイルバネから選択される、請求項1に記載の継手構造体。
  3. 前記開口部は、前記先端部の逆転につれて締結力が増加するテーパが形成された嵌合部に連続する、請求項1または2に記載の継手構造体。
  4. シールドトンネルを構築するセグメントをトンネル軸方向に連結するためのセグメント用継手であって、該継手は、オス金具とメス金具とから構成され、
    前記オス金具は、拡張した先端部と、開口が設けられた根本部と、前記先端部と前記根本部とを連結する軸部とを備える、突出部材と、
    前記根本部を回転可能に収容し、通孔が設けられた収容部材と、
    前記突出部材に一端が連結され、他端が前記収容部材に連結されて、前記突出部材の回転により反発力を生じさせる弾性部材と、
    前記突出部材を固定するとともに、中間から分離可能な棒部材とを備え、
    前記メス金具は、開口部と、前記先端部を収容し、かつ該先端部と嵌合する嵌合部を備えており、
    前記先端部は、トンネル軸方向に挿入されると、前記棒部材が分離して前記弾性部材の反発力により逆転して締結力を生じさせる、セグメント用継手。
  5. 前記弾性部材は、渦巻きバネ、板バネ、またはコイルバネから選択される、請求項4に記載のセグメント用継手。
  6. 前記開口部は、前記先端部の逆転につれて締結力が増加するテーパが形成された嵌合部に連続する、請求項4または5に記載のセグメント用継手。
  7. 互いに隣接するセグメントをトンネル軸方向に連結するためのセグメント用継手を含むセグメントであって、該継手は、オス金具とメス金具とから構成され、
    前記オス金具は、拡張した先端部と、開口が設けられた根本部と、前記先端部と前記根本部とを連結する軸部とを備える、突出部材と、
    前記根本部を回転可能に収容し、通孔が設けられた収容部材と、
    前記突出部材に一端が連結され、他端が前記収容部材に連結されて、前記突出部材の回転により反発力を生じさせる弾性部材と、
    前記突出部材を固定するとともに、中間から分離可能な棒部材とを備え、
    前記メス金具は、開口部と、前記先端部を収容し、かつ該先端部と嵌合する嵌合部を備えており、
    前記先端部は、トンネル軸方向に挿入されると、前記棒部材が分離して前記弾性部材の反発力により逆転して締結力を生じさせるセグメント用継手を備えた、セグメント。
  8. 前記弾性部材は、渦巻きバネ、板バネ、またはコイルバネから選択される、請求項7に記載のセグメント。
  9. 前記開口部は、前記先端部の逆転につれて締結力が増加するテーパが形成された嵌合部に連続する、請求項7または8に記載のセグメント。
  10. セグメントを周方向に連結して構築されるシールドトンネルであって、トンネル軸方向に互いに隣接するセグメントリングがオス金具とメス金具とにより連結され、
    前記オス金具は、拡張した先端部と、開口が設けられた根本部と、前記先端部と前記根本部とを連結する軸部とを備える、突出部材と、
    前記根本部を回転可能に収容し、通孔が設けられた収容部材と、
    前記突出部材に一端が連結され、他端が前記収容部材に連結されて、前記突出部材の回転により反発力を生じさせる弾性部材と、
    前記突出部材を固定するとともに、中間から分離可能な棒部材とを備え、
    前記メス金具は、開口部と、前記先端部を収容し、かつ該先端部と嵌合する嵌合部を備えており、
    前記先端部は、トンネル軸方向に挿入されると、前記棒部材が分離して前記弾性部材の反発力により逆転して締結力を生じさせるセグメント用継手を備えたセグメントにより構築される、シールドトンネル。
  11. 前記弾性部材は、渦巻きバネ、板バネ、またはコイルバネから選択される、請求項10に記載のシールドトンネル。
  12. 前記開口部は、前記先端部の逆転につれて締結力が増加するテーパが形成された嵌合部に連続する、請求項10または11に記載のシールドトンネル。
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