JP4410862B2 - 光プレート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバフェイスプレート一般に関し、より詳細にはフォトフォームグラスがエッチングされそしてエッチングされた部分が溶融低屈折率ガラス、プラスティックまたは有色マトリックス材で充填されて光ファイバフェイスプレート均等物が製造される方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ファイバフェイスプレート(FOFP)は、シルバーシュタイン(Silverstein)らによる1994年3月21日に出願された米国特許第5,442,467号に開示されているような液晶ディスプレイ(LCD)を製造するために有益である。米国特許第5,442,467号は、バックライトソースと、後方拡散層と、後方偏光子と、アドレス指定素子およびインジウムすず酸化物(ITO)透明画素電極を備えた後方ガラス層、上下面を有するLC層、並びに、LC(液晶)層の上面と直接接触する位置に配置されたLCセルの前方含有素子としての前方FOFPを含むLCセルと、FOFPの前面に積層されるかまたは別体であるが隣接した基板上に配置されたカラー吸収フィルタのモザイクアレイと、前方偏光子またはアナライザとを備えた直視型後方照射LCD装置を開示している。代替的には、前方偏光子またはアナライザは、薄膜材から構成されて、LC層の上面または光出射面とFOFPの下面または光入射面との間に配置されてよい。
【0003】
FOFPは光ファイバのアレイを備えており、これら光ファイバは間隙クラッディング材とともに溶融されてその後所望の厚みに切断および研磨されてプレートを形成する。光学的特性の異なるFOFPを生成することは、周知の技術である。光ファイバは、設計された入力または許容角度で入射した全内部反射光を透過するとともに、それよりも大きい角度で入射した光を拒絶または吸収するように設計されている。FOFPの入口面からファイバに入射した光は、高開口数(NA)FOFPおよび/または低屈折率(例えば空気)の境界との結合を用いて、大きな許容角度θmaxINにわたって収集される。FOFPの出口面の光ファイバから出射する光は、再度高NAおよび/または低屈折率境界との最後の結合を用いて、比較的大きな角度θmaxOUTにわたって拡散または出射するようにされる。低NAおよび/または比較的高屈折率材(例えば、プラスティック、ポリイミドまたは光学ガラス)との結合を備えたFOFPは、FOFPの出口面の光出射角度θmaxOUT、および、FOFPの入口面の光入射許容角度θmaxINをそれぞれ制限する。
【0004】
これらの関係が一般的な光ファイバ10について図1に示されている。基準線Nから測定された角度θmaxで定義された受光コーン20内で光ファイバ10に入った光ビーム16は、光ファイバ10のコア12内において全内部反射されて、本質的に損失を生じることなく光ファイバ10の伸延方向に伝播していく。基準線Nは、光ファイバ10の入口面30および出口面32に垂直である。もし、入口面30および出口面32の表面(N0)における光ファイバ10を取りまく材料の相対屈折率が同じであれば、光ビーム16は入射したのと同じ角度、ここではθmax、で光ファイバ10を出る。角度θmaxで定義された受光コーン20の外側から光ファイバ10に入った光ビーム18は、光ファイバ10の伸延方向に沿って完全にはガイドされず、光ファイバ10から隣接するクラッディング材14内にリークする。つまり、光ビーム16はガイドされた光ビームであるのに対して、光ビーム18は非ガイド光ビームである。非ガイドまたは部分ガイド光ビームはクラッディング材14を通過して光ファイバ束または溶融フェイスプレート内の他のファイバに入ることがある。しかしながら、非ガイドまたは部分ガイド光ビームは通常これらのファイバからもリークしてファイバ束またはフェイスプレートを横切り続ける。
【0005】
図2および3は、光ファイバ10の開口数を変更することによる効果を示している。図2は、小さな開口数およびこれに応じた小さな受光コーン20を有する光ファイバ10を示している。図3は、大きな開口数およびこれに応じた大きな受光コーン20を有する光ファイバ10を示している。つまり、ファイバ10の開口数が大きくなればなるほど、入口面30および出口面32でのθmaxが大きくなる。
【0006】
通常、光ファイバ10に入った光は、図4に示すように、光ファイバ10の伸延方向に沿って伝播するにつれて光ファイバ10の中心軸のまわりを回転する。この例では、光ファイバ10の中心軸は、角度θmaxを測定するために用いられる基準線Nとたまたま一致している。従って、基準線Nから所定の角度でファイバの入射面に入った光は、同じ角度で光ファイバ10を出射するが、方位位置は回転している。この回転は、光ファイバ10内での反射回数およびファイバの内側面に依存している。斜めの光線は通常子午光線よりも大きな回転を被る。FOFPをLCDに適用するについては、ファイバに入射する光の大部分は斜めの光線である。
【0007】
図4において、光線24および光線26は、基準線Nに対して測定された角度θmaxで入口面30から光ファイバ10に入射しているように見える。光線24は光線26と平行であり、これら光線は入口面30の別のポイントから光ファイバに入る。各光線24、26が光ファイバ10の出口面32に来たときには、各光線24、26は角度θmaxであるが、光ファイバ10の中心軸のまわりの角度φの方位回転を被っている。
【0008】
上述したように、溶融光ファイバ束およびフェイスプレートにおいては、ガイドおよび非ガイド光線はともに方位回転を被る。図4に示されているように、この回転の結果、光ファイバ10は、所定の傾き角度で入射するすべての入射光の方位位置を、平均で、出力が入射角度の2倍のソリッド角度をもつ中空出口コーン22からなるようにする。図4において、図示された入射光線24、26は光ファイバ10に角度θmaxで入射しており、中空出口コーン22のソリッド角度は2θmaxである。中空出口コーン22として出てくる光は方位位置について平均されているので、送信される光の強度はすべての方位角度において等しい。方位平均のこの性質により、輝度およびコントラストにおいて固有異方性をもつLCDと結合されたときに、FOFPは広い角度にわたる対称視覚特性を生成することができる。
【0009】
図5(a),(b)は、間隙クラッディング材とともに溶融されてその後所望の厚みに切断および研磨されてプレートを形成する、個々の光ファイバのアレイからなるFOFP28を示している。コア12およびクラッディング材14をFOFP28の表面上に見ることができる。
【0010】
それゆえ、全内部反射させ、入口面および出口面での開口数(NA)が制御可能であり、回転方位の平均化およびプレートの背面からプレートの前面への目的面の移動ができる、ほぼ光の伝播方向に柱状構造をもつすべてのプレートは、FOFPの光学的な等価物である。
【0011】
回折は、光波が何らかの障害物または境界を超えて進むときに発生する、直線伝播からの屈折である。障害物は、ナイフエッジまたはピンホールの場合などは不透明であることがあり、或いは、屈折率の異なる2つの透明材の境界であることもある。光は境界や障害物にぶつかると反射、屈折または回折して直線経路からずれるので、回折を受ける光点の強度分布は、境界からいくらか離れた面に投射されたとき、拡がり関数または回折パターンによって特徴付けられる。開口を通して送信される光については、回折の程度または光路の角屈折は、開口の大きさおよび形状並びに光源からの光の波長によって決定される。開口からいくぶん離れた位置での回折パターンは、補足的には、開口から観察平面までの距離の関数である。遠隔または遠い地点での回折パターンは、通常フラウンフォーファー(Fraunhoffer)回折パターンといわれる。一般にレンズ、絞りおよび瞳孔からなる円形開口が拘束された光学システムでは、フラウンフォーファー回折パターンはしばしばエアリー(Airy)ディスクといわれる。円形開口を通過する光から生じるエアリーディスクは、強度が急激に減少するぼやけた一連の円環によって中心の明るい領域が取り囲まれており、1次ベッセル関数によって良好に記述される。回折点源からの光の強度の約84%は、エアリーディスクの第1暗円環内に含まれる。よって、エアリーディスクは、回折に限定された光学システムによって生成されたぼやけた円環を特徴付ける。
【0012】
図6に示されているように、FOFPは、コア12および間隙クラッディング14からなる光ファイバの溶融プレートからなっており、これら光ファイバは非常に小さな開口の2つの異なる分布を構成している。コア12の入口面30および出口面32は、ともに小さな円形開口と考えることができる。入口および出口面30、32でのクラッディング14は、形状および大きさが幾分不規則である。しかしながら、議論のために、クラッディング14は、すべてのクラッディング14の平均直径から見積もられた直径をもつ円形開口であるとして以下記述する。FOFPに入射するガイド光線16は、光路の角度分布にしたがって回折される。回折の程度すなわち光路の角度分布の幅は、開口の直径に反比例している。よって、開口が小さくなると、FOFPを通る光伝播が回折される角度が大きくなる。コア12よりも極めて小さいクラッディング14は、入射光を大きな角度に回折する。また、図6は、FOFPからどこか固定された位置にいる観察者34の網膜上でのコア12およびクラッディング14の回折角度分布の投射から生じる、相対的フラウンフォーファー回折パターンまたはエアリーディスク38を示している。回折によって生じる角度の広がりは、以下の等式から見積もることができる。
【0013】
diffr=1.22[(λ)(180)] / [(D)(π)]
ここで、qdiffr=エアリーパターンの第1暗円環に相当する半角(°)
D=円形開口の直径
λ=光の波長
である。
【0014】
上述の等式を参照し、名目上のコア12およびクラッディング14の直径をそれぞれ7μmおよび0.5μmと仮定すると、550nmの入射光については、エアリーディスク38の第1暗円環に相当する回折角度が、コア12の開口で約5.49°でありクラッディング14の開口で約76.9°であることが見込まれる。結合されたFOFPをもつLCDの軸上照度および軸上視覚については、FOFPでの回折効果は主にディスプレイ輝度のわずかな減少として現れる。この大部分は、眼および多くの測光測定機器の受光コーンが小さいことの結果である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
FOFP回折は、これと結合されたLCDの軸上コントラストの不規則な減少の原因となっている。この因果関係を確かめることにより、こういった軸上LCDコントラストの観測された減少を削減するための有効な手段を発展させることができる。この問題を記述するために、上述の通常のねじれネマティック(TN)または超ねじれネマティック(STN)LCDの角度依存コントラストパフォーマンスを考える。かかるディスプレイのコントラスト比は、軸上(オンアクシス)で観察されると非常に高いが、軸外れ(オフアクシス)観測および光伝播角度では次第に低下していく。このように観測された徐々なるコントラスト低下は、上述した理由のために等方的ではない。ある極端な角度では、ディスプレイのコントラストは実際に逆になってネガ画像を生じる。こういった軸外れコントラスト低下は、眼または多くの測光測定機器の受光コーンが小さいことによって、ディスプレイの高い軸上コントラストパフォーマンスには影響しない。しかしながら、このようなLCDにFOFPが結合されると、FOFP結合ディスプレイの軸上コントラストパフォーマンスは、FOFPがないときに達成されるレベル以下に実質的に低下する。従って、FOFP結合LCDの軸上コントラストパフォーマンスの改良は、多大な効果をもたらす。
【0016】
軸外れ角度で伝播する光がFOFPをもつLCDの軸上コントラストパフォーマンスを劣化するので、この光の幾分かが眼または測定機器の小さな受光コーン内に結合されるように角度方向は変更されなければならない。図7は、基準線Nから軸外れしている角度でソース(すなわち、バックライト)から発生したFOFP入力面へのガイド光線16を示している。出口面32では、光は光伝播方向についての角度分布でコア12の開口およびクラッディング14の開口によって回折される。コア12の開口は大きいので、回折角度は比較的小さく、観察者34または機器の受光コーン内に多くの光を回折しない。しかしながら、クラッディング14の開口は小さいので、回折された軸外れ光の角度分布は非常に大きく、多量の軸外れ光が観察者34または測定機器の小さい受光コーン内に回折される。このように、LCDからの軸外れ光(および対応するコントラスト低下)は、FOFPクラッディング14の開口によって観察者34または機器の小さい受光コーン内に回折され、そのためFOFP結合型LCDの軸上コントラストパフォーマンスが大幅に低下する結果となる。
【0017】
FOFP結合型LCDの軸上コントラストパフォーマンスは、図8に示されているように、FOFPのクラッディング14の開口をマスクすることによって劇的に改善され得る。この図面は、マスクされたクラッディング36をもつFOFPとともに、クラッディング14の開口が軸外れ光を観察者の視覚コーン内に回折するのをこのようなマスクがどのようにして防止するかを示している。マスクされたクラッディング36をもつFOFPが結合されたLCDの評価は、この改善による効果で確証されるものであり、その結果、FOFP結合型LCDの軸上コントラストパフォーマンスが劇的に改善した。
【0018】
これらの本質的光学特性は材料の限界内で実現することができるので、FOFPの光学的均等物が生成される。本出願は、光感受性ガラスを用いて異なる屈折率をもつ隣接エリアを生成することにより、その境界が屈折率の不連続性で規定される複数の円柱構造を含む基板を生じさせ、この円柱構造内の屈折率が円柱構造の境界および外部の屈折率よりも大きいような方法を議論するものである。別の実施の形態では、その境界が光ブロック材で規定される複数の円柱構造を含む基板が得られる。
【0019】
従って、本発明の主たる目的は、円柱構造内の屈折率が円柱構造の境界での屈折率よりも大きく、その境界が屈折率の不連続性で規定される複数の円柱構造を含む光プレートを生成することである。
【0020】
本発明のさらなる利点は、以下の説明から明らかになるであろう。
【0021】
【課題を解決するための手段】
簡単にそして本発明にしたがって述べると、全内部反射させ、入口面および出口面での開口数(NA)が制御可能であり、回転方位の平均化およびプレートの背面からプレートの前面への目的面の移動ができ、そしてFOFPの光学的な等価物であるほぼ光の伝播方向に柱状構造をもつ光学的プレートを製造する方法が説明される。これらのプレートは、円柱構造または包囲構造のいずれかの構造にエッチングされた光感受性ガラスの合成物からつくられる。もし包囲構造にエッチングされると、エッチングされたエリアは、低融点ガラス、エポキシ若しくはプラスティック、液体、または、黒色合成材料のような光ブロック材のいずれかで充填される。もし円柱構造にエッチングされると、エッチングされたエリアは、低融点ガラス、エポキシ、液体またはプラスティックで充填される。その結果物としてのプレートは屈折率の異なる複数の隣接エリアを含んでおり、これによって、円柱構造内の屈折率が円柱構造の境界および外部の屈折率よりも大きい、その境界が屈折率の不連続性で規定される複数の円柱構造を含む基板が得られる。
【0022】
以下本発明が好適な実施の形態およびその使用方法とともに説明されるが、本発明がこの実施の形態または手順に限定されることが意図されていないことは理解されるであろう。逆に、すべての代替物、変形物および均等物は、特許請求の範囲で定義された本発明の趣旨および範囲内に含まれるであろう限り包含することが意図されている。
【0023】
【発明の実施の形態】
図9を参照すると、光感受性(光反応性)ガラス基板40が示されている。光感受性ガラスの重要な特性は、UV光に露光された部分のガラスのエッチング速度のようなガラスの特性を変化させる光に対して感受性があることである。かかるガラスの一例は、Peg−3ガラスまたはフォトフォーム(Fotoform)ガラス(ともに、日本国東京のホヤ(Hoya Corporation)から入手可能である)であり、これに光線をあてると、非結晶またはアモルファス構造が結晶構造に変化する。結晶ガラスのエッチング速度は、アモルファスガラスの約50倍である。
【0024】
ガラス基板40は、コアエリア64およびクラッディングエリア66の2種類のエリアに分けられている。ガラス基板40がFOFPとして機能するためには、コアエリア64は、そこに入射したすべての光を全内部反射させることが必要である。全内部反射がコアエリア64内で起こるためには、コアエリア64の屈折率(ncore)が、クラッディングエリア66の屈折率(nclad)よりも大きくなくてはならない。コアエリア64とクラッディングエリア66との屈折率の差は、2つの屈折率の2乗の差の平方根である開口数(NA)で表され、以下の等式で記述される。
【0025】
NA=[n2 core−n2 clad]1/2
約0.4から1.0の範囲の開口数を持つ光ファイバフェイスプレートは、液晶ディスプレイの種々の用途に用いるのに適している。
【0026】
コアエリア64およびクラッディングエリア66の屈折率に差を生じさせるために、ガラス基板40にはマスク60を介して平行UV放射62が照射される。マスク60の平面図が図10に示されている。マスク60は、不透明なコア非照射エリア68と透明なクラッディング照射エリア70とに分けられている。平行UV放射62は、マスク60のコア非照射エリア68を通過せず、そのためコアエリア64ではガラス基板40には当たらない。従って、コアエリア64はアモルファスガラスのまま維持される。
【0027】
しかしながら、平行UV放射62は、マスク60のクラッディング照射エリア70を通過し、クラッディングエリア66内の基板40に当たり、クラッディングエリア66の特性を変化させる。本例では、クラッディングエリア66は、コアエリア64内のアモルファスガラスよりもエッチング速度が大きい結晶ガラスになる。
【0028】
そして、ガラス基板はエッチング槽に入れられ、その結果が図11に示されている。最も大きい公知のエッチング速度差は、5%フッ化水素酸溶液(5%HF)を用いて得られ、これにより、結晶ガラスであるクラッディングエリア66とアモルファスガラスであるコアエリア64のエッチング速度差は50:1となる。ガラス基板40は、図11に示されているように、クラッディングエリア66の残存部分72およびクラッディングエリア66のエッチング部分74が生じるようにクラッディングエリア66を部分的にエッチングして除去するのに十分な時間だけエッチングの腐食液槽に浸漬される。クラッディングエリア66は、クラッディングエリア66の残存部分72が構造的な支持部となり得るように完全にはエッチング除去されない。
【0029】
クラッディングエリア66の部分的なエッチングが行われると、ガラス基板40は、ガラス基板40内のクラッディングエリア66のエッチング部分74のエッジを円滑にするためにアニールされてよい。アニール工程の詳細は、用いられるガラス基板40の種類によって変わる。しかしながら、もしホヤ(Hoya)から入手できるPEG−3ガラスが用いられるならば、好適なアニーリング工程は4段階で行われるべきである。
【0030】
第1段階では、ガラス基板40を、室温から約350±50℃まで、1時間あたり約150±50℃の割合で加熱する。第2段階では、ガラス基板40を、350℃から少なくとも590℃まで、1時間あたり約60±20℃の割合で加熱する。昇温率が異なるのは、ガラスの急速加熱に起因する内部応力による問題を回避するためである。
【0031】
ガラス基板40が約590℃まで加熱されると、アニーリング工程の第3段階では、アニーリングが起こるように少なくとも45分間温度が一定に保持される。ガラス基板40がアニールされた後、次の工程において1時間あたり約150±50℃の割合で室温にまで冷却されてよい。
【0032】
アニーリングおよび冷却を行った後、ガラス基板40のエッチング部分74は、図12に示すように、溶融低屈折率ガラス、プラスティック、または、光ブロック材76で充填される。プラスティック、エポキシ、または、低融点ガラスのような様々な材料を用いることができる。もし黒色材料が所望であれば、カーボンブラックの粒子を埋め込んだプラスチックを用いることができる。
【0033】
図13に示されているように、別の実施の形態では、エッチング部分74は適当な低屈折率液体で充填されてよい。しかしながら、この場合には、液体を保持するために、ガラス基板のエッチング表面上にガラス基板40と接触する薄いガラスまたはプラスチックの液体保持プレート84を追加する必要がある。もし不透明なクラッディング開口が所望であれば、液体保持プレートは、クラッディングエリア66上において光ブロック材86の薄い層で被覆されてよく、これによって本技術分野で公知であるように不透明のクラッディング開口が提供される。液体保持プレート84の一表面に適用された光ブロック材86を備えた液体保持プレート84の斜視図が、図14に示されている。コアエリア64は光ブロック材86によって被覆されていない。図13に示されているように、液体保持プレート84がガラス基板40のエッチング表面上に組み立てられているとき、図13に示されているように、光ブロック材86は組み立て体の外側面にあってガラス基板40のエッチング面に対向していないことが好ましい。もし光ブロック材86がガラス基板40のエッチング面に対向するように光ブロック材86を備えた液体保持プレート84が組み立てられても装置は機能するであろうが、光ブロック材86は外側面にあることが好ましい。
【0034】
最も重要なことは、コアエリア64内で全内部反射が起こるように、クラッディングエリア66内の液体、ガラス、プラスチックまたは光ブロック材76が、コアエリア64よりも小さい屈折率を有していることである。もしクラッディングエリア66内の液体、ガラス、プラスチックまたは光ブロック材76が、黒色マトリックス材のような光ブロック材であれば、FOFP結合型LCDの軸上コントラストパフォーマンスの改善という付加的な利益をも得ることができる。この利益を得るためにはクラッディングエリア66のエッチング部分74すべてが光ブロック材で充填される必要はなく、エッチング部分74のわずかな部分だけが充填されていれば足り、それは好ましくは完成した装置の光出射面となる個所に最も近い部分である。
【0035】
図15(a),(b)または図16(a),(b)に、結果としての製品が示されている。図15(a),(b)は、コアエリア64を形成する円柱構造と、クラッディングエリア66を形成する包囲材とに分けられたガラス基板40を示している。コアエリア64を形成する円柱構造は、実質的に、光入口面30から光出口面32まで伸延している。使用時には、光は通常光入口面30からコアエリアに入り、コアエリア64内を伝播し、通常光出口面32から出ていく。コアエリア64およびクラッディングエリア66は、コアエリア64に入った光を内部反射させるのに十分なだけコアエリア64がクラッディングエリア66よりも大きい屈折率を有するような屈折率を有している。また、クラッディングエリア66が2つの部分を有していることは注意すべきである。すなわち、構造的な支持部となるエッチングされなかった元材料の残存部分72と、エッチングされた部分74を充填するために用いられた低屈折率ガラスまたはプラスチック76である。
【0036】
図16(a)、(b)は、コアエリア64を形成する円柱構造と、クラッディングエリア66を形成する包囲材とに分けられたガラス基板40を示している。コアエリア64を形成する円柱構造は、実質的に、光入口面30から光出口面32まで伸延している。使用時には、光は通常光入口面30からコアエリアに入り、コアエリア64内を伝播し、通常光出口面32から出ていく。コアエリア64およびクラッディングエリア66は、コアエリア64に入った光を内部反射させるのに十分なだけコアエリア64がクラッディングエリア66よりも大きい屈折率を有するような屈折率を有している。クラッディングエリア66は少なくともその一部が光ブロック材であり、この光ブロック材は軸外れ光が回折して観察者の視覚コーン内に入るのを回避するために好ましくは出口面32にあり、これにより、FOFP結合型LCDの軸上コントラストパフォーマンスが改善される。また、クラッディングエリア66が2つの部分を有していることは注意すべきである。すなわち、構造的な支持部となるエッチングされなかった元材料の残存部分72と、エッチングされた部分74を充填するために用いられた低屈折率ガラスまたはプラスチック76である。
【0037】
上に挙げた材料を用いて上述のように構成された構造は、コアエリア64の屈折率がもしガラスが用いられた場合に約1.5であり、クラッディングエリア66の屈折率がもしトリフルオロイソプロピルメタクリル酸エステルが用いられた場合に約1.42である。これら屈折率から、開口数NA=[n2 core−n2 clad]1/2=[1.52-1.422]1/2=0.48となる。これらの例は説明のためだけのものであって、約1.45から約1.12の間の屈折率をもつすべてのガラスまたはプラスチックが、適当な開口数を得るようにしてフォトフォームガラスとともに用いられてもよい。
【0038】
もし図13に示すように流体および液体保持プレート84が用いられるのであれば、適当な液体は水である。もし屈折率が1.33である水が用いられると、開口数NA=[n2 core−n2 clad]1/2=[1.52-1.332]1/2=0.69となる。繰り返すが、水は説明目的だけに用いられるものであり、約1.45から約1.12の間の屈折率をもつすべての流体がフォトフォームガラスとともに用いられてもよい。かかる流体には、クラッディングエリア66への光ブロッキング特性をもつ暗色または不透明流体が含まれる。
【0039】
図17〜22に示すように、クラッディングエリア66ではなくコアエリア64をエッチングすることにより同じ処理を実行し、同様の結果を得ることも可能である。図17〜22では同じ参照符号が示されており、等価な構造を示すのに参照符号には”a”という拡張符号が付記されている。
【0040】
図17を参照すると、光感受性ガラス基板40aが示されている。ガラス基板40aは、コアエリア64aおよびクラッディングエリア66aの2種類のエリアに分けられている。ガラス基板40aがFOFPとして機能するためには、コアエリア64aは、そこに入射したすべての光を全内部反射させることが必要である。全内部反射がコアエリア64a内で起こるためには、コアエリア64aの屈折率(ncore)が、クラッディングエリア66aの屈折率(nclad)よりも大きくなくてはならない。
【0041】
コアエリア64aおよびクラッディングエリア66aの屈折率に差を生じさせるために、ガラス基板40にはマスク60aを介して平行UV放射62aが照射される。マスク60aの平面図が図18に示されている。マスク60aは、透明なコア照射エリア78と不透明なクラッディング非照射エリア80とに分けられている。平行UV放射62aは、マスク60aのクラッディング非照射エリア80を通過せず、そのためクラッディングエリア66aではガラス基板40aには当たらない。従って、クラッディングエリア66aはアモルファスガラスのまま維持される。
【0042】
しかしながら、平行UV放射62aは、マスク60aのコア照射エリア78を通過し、コアエリア64a内の基板40aに当たり、コアエリア64aの特性を変化させる。本例では、コアエリア64aは、クラッディングエリア64a内のアモルファスガラスよりもエッチング速度が大きい結晶ガラスになる。
【0043】
そして、ガラス基板はエッチング槽に入れられ、その結果が図19に示されている。最も大きい公知のエッチング速度差は、5%フッ化水素酸溶液(5%HF)を用いて得られ、これにより、アモルファスガラスであるクラッディングエリア66aと結晶ガラスであり、コアエリア64aのエッチング速度差は50:1となる。
【0044】
グラス基板40aは、図19に示されているように、コアエリア64aの残存部分72aおよびコアエリア64aのエッチング部分74aが生じるようにコアエリア64aを部分的にエッチングして除去するのに十分な時間だけ腐食液槽に浸漬される。コアエリア64aは、コアエリア64aの残存部分72aが構造的な支持部となり得るように完全にはエッチング除去されない。
【0045】
コアエリア64aの部分的なエッチングが行われると、ガラス基板40aは、ガラス基板40a内のコアエリア64aのエッチング部分74aのエッジを円滑にするためにアニールされる。アニール工程の詳細は、用いられるガラス基板40aの種類によって変わる。しかしながら、もしホヤ(Hoya)から入手できるPEG−3ガラスが用いられるならば、好適なアニーリング工程は上述した4段階で行われるべきである。
【0046】
アニーリングおよび冷却を行った後、ガラス基板40aのコアエリア64aのエッチング部分74は、図20に示すように、溶融低屈折率ガラス、エポキシまたはプラスティック82で充填される。ナフタルメタクリル酸エステル、または、ビニルカルバゾールのような様々な材料を用いることができる。
【0047】
代替的には、図21に示されているように、エッチング部分74aはカシア油または二硫化炭素のような適当な高屈折率流体で充填されてよい。しかしながら、この場合には、液体を保持するために、ガラス基板のエッチング表面上にガラス基板40aと接触する薄いガラスまたはプラスチックの液体保持プレート84aを追加する必要がある。もし不透明なクラッディング開口が所望であれば、液体保持プレートは、クラッディングエリア66a上において光ブロック材の薄い層で被覆されてよく、これによって本技術分野で公知であるように不透明のクラッディング開口が提供される。液体保持プレート84aは図13に示されたものと同一である。コアエリア64aは光ブロック材86aによって被覆されていない。図21に示されているように、液体保持プレート84aがガラス基板40aのエッチング表面上に組み立てられているとき、図21に示されているように、光ブロック材86aは組み立て体の外側面にあってガラス基板40aのエッチング面に対向していないことが好ましい。もし光ブロック材86aがガラス基板40aのエッチング面に対向するように光ブロック材86aを備えた液体保持プレート84aが組み立てられても装置は機能するであろうが、光ブロック材86aは外側面にあることが好ましい。
【0048】
最も重要なことは、コアエリア64a内で全内部反射が起こるように、コアエリア64a内のガラスまたはプラスチックが、クラッディングエリア66aよりも大きい屈折率を有していることである。
【0049】
図22(a),(b)に、結果としての製品が示されている。図22(a),(b)は、コアエリア64aを形成する円柱構造と、クラッディングエリア66aを形成する包囲材とに分けられたガラス基板40aを示している。コアエリア64aを形成する円柱構造は、実質的に、光入口面30から光出口面32まで伸延している。使用時には、光は通常光入口面30からコアエリアに入り、コアエリア64a内を伝播し、通常光出口面32から出ていく。コアエリア64aおよびクラッディングエリア66aは、コアエリア64aに入った光を内部反射させるのに十分なだけコアエリア64aがクラッディングエリア66aよりも大きい屈折率を有するような屈折率を有している。また、コアエリア64aが2つの部分を有していることは注意すべきである。すなわち、構造的な支持部となるエッチングされなかった元材料の残存部分72aと、エッチングされた部分74aを充填するために用いられた高屈折率ガラス、エポキシまたはプラスチック82である。
【0050】
上に挙げた材料を用いて上述のように構成された構造は、コアエリア64aの屈折率がもしナフタルメタクリル酸エステルが用いられた場合に約1.683であり、クラッディングエリア66aの屈折率がもしフォトフォームガラスが用いられた場合に約1.5である。これら屈折率から、開口数NA=[n2 core−n2 clad]1/2=[1.642-1.52]1/2=0.66となる。しかしながら、これらの例は説明のためだけのものであって、約1.55から約1.80の間の屈折率をもついずれかの適当な透明ガラスまたはプラスチックが、適当な開口数を得るようにしてフォトフォームガラスとともに用いられてもよい。
【0051】
もし、図21に示されるように、流体及び液体保持プレートが用いられるのであれば、適当な液体はカシア油である。もし、屈折率が1.7のカシア油が用いられると、開口数NA=n2 core−n2 clad]1/2=[1.72-1.52]1/2=0.8となる。ここで、カシア油は説明目的だけに用いられるものであり、約1.55〜1.80の間の屈折率を持ついずれかの流体がフォトフォームガラスと共に用いられてもよい。これにより、適当な開口数を得ることができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、円柱構造内の屈折率が円柱構造の境界での屈折率よりも大きい、その境界が屈折率の不連続性で規定される複数の円柱構造を含む基板を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 光ファイバに入射する光の許容コーンを描いた光ファイバ並びにガイド光線および非ガイド光線の側面図である。
【図2】 狭い許容コーンを描いた光ファイバの側面図である。
【図3】 広い許容コーンを描いた光ファイバの側面図である。
【図4】 方位平均を描いた光ファイバの側面図である。
【図5】 従来のFOFPの平面図である。
【図6】 軸外れ光入射についての光ファイバフェイスプレートにおける光の回折を示す図である。
【図7】 透明クラッディング開口を有する光ファイバフェイスプレートでの回折に関するコントラスト低下を示す図である。
【図8】 不透明クラッディングを有する光ファイバフェイスプレートでの回折に関するコントラスト低下の減少を示す図である。
【図9】 本発明による、FOFPの光学的均等物をつくるための第1の製造工程における光感受性ガラスのプレートの側面図である。
【図10】 図9に示された製造工程で用いられるマスクの平面図である。
【図11】 本発明による、FOFPの光学的均等物をつくるための第2の製造工程における光感受性ガラスのプレートの側面図である。
【図12】 本発明による、FOFPの光学的均等物をつくるための第3の製造工程における光感受性ガラスのプレートの側面図である。
【図13】 本発明による、FOFPの光学的均等物をつくるための光学的第4の製造工程における光感受性ガラスのプレートの側面図である。
【図14】 液体保持プレートの斜視図である。
【図15】 図9〜14のいずれかで説明した製造工程を用いてつくられたFOFPの斜視図である。
【図16】 図9〜14で説明した製造工程を用いてつくられた別のFOFPの斜視図である。
【図17】 本発明による、FOFPの光学的均等物をつくるための別の第1の製造工程における光感受性ガラスのプレートの側面図である。
【図18】 図17に示された製造工程で用いられるマスクの平面図である。
【図19】 本発明による、FOFPの光学的均等物をつくるための別の第2の製造工程における光感受性ガラスのプレートの側面図である。
【図20】 本発明による、FOFPの光学的均等物をつくるための別の第3の製造工程における光感受性ガラスのプレートの側面図である。
【図21】 本発明による、FOFPの光学的均等物をつくるための光学的第4の製造工程における光感受性ガラスのプレートの側面図である。
【図22】 図17〜21のいずれかで説明した製造工程を用いてつくられたFOFPの斜視図である。
【符号の説明】
40 光感受性ガラス基板、60 マスク、62 平行UV放射、64 コアエリア、66 クラッディングエリア、68 コア非照射エリア、70 クラッディング照射エリア、72 残存部分、74 エッチング部分、84 液体保持プレート、86 光ブロック材。

Claims (3)

  1. a.光入口面および光出口面と、
    b.前記光入口面から前記光出口面にほぼ伸延する複数の実質的な円柱構造であって、光が、前記光入口面において前記円柱構造に入射し、前記円柱構造を伝播し且つ前記光出口面から出射し、前記円柱構造がコア屈折率を有するような実質的な円柱構造と、
    c.前記円柱構造をほぼ取り囲んでいるクラッディング構造であって、前記クラッディング構造が前記コア屈折率よりも小さなクラッディング屈折率を有しているクラッディング構造と、を備える光プレートであって、
    前記光プレートは、露光部分のエッチング特性が変化する光感受性ガラスから形成され、前記クラッディング構造が、マスクを介して露光した後に光感受性ガラスをエッチング除去した部分に充填された前記クラッディング屈折率を有する材料と、エッチング除去されずに残存して光プレートの構造的な支持部をなす光感受性ガラスからなる部分とで構成されるか、または、前記実質的な円柱構造が、マスクを介して露光した後に光感受性ガラスをエッチング除去した部分に充填された前記コア屈折率を有する材料と、エッチング除去されずに残存して光プレートの構造的な支持部をなす光感受性ガラスからなる部分とで構成される、光プレート。
  2. 前記クラッディング屈折率を有する材料がカーボンブラックの粒子を含むプラスチックからなることを特徴とする請求項1の光プレート。
  3. 前記クラッディング屈折率を有する材料が液体であり、前記光プレートが、前記液体を保持するための手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1の光プレート。
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