JP4409473B2 - 無線通信システムおよびパルス送受信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、RFID(Radio Frequency Identification)タグなどを用いた無線通信システムおよびパルス送受信方法に関する。
従来のアクティブ型(電池内蔵)のRFIDタグは、データ変調にOOK(On Off Keying)方式やFSK(Frequency Shift Keying)方式を使用している。OOK方式は、データが‘0’の場合はパルスを送信せず、データが‘1’の場合はパルスを送信する方法である。FSK方式は、データが‘0’の場合は周波数f0でパルスを送信し、データが‘1’の場合は周波数f1で送信する方法である。OOK方式は単純な方法であり、実装が容易であるが、干渉やノイズによるデータの誤り確率が高いという問題がある。一方、FSK方式は2つの周波数を用いるため、ノイズや干渉に強いが、データが‘0’か‘1’かにかかわらず常にパルスを送信するため、アクティブ型のRFIDタグにおいて重要な要素である消費電力が大きいという問題がある。
無線送信による消費電力を大幅に低減するデータ変調方式としてPPM(Pulse Position Modulation)方式がある。この方式は複数のビット分のデータを1つのフレームに割り当て、フレーム内のどこか1つにパルスを立てることでデータを表す。例えば、16値PPMでは1フレームに4ビット分(0〜15)のデータを割り当てる。1フレームは、パルス16個分の時間で構成され、その中に1つパルスを立てる。具体例としては、図9のように、‘0000’(=0)を送信するときには、0番目のパルス位置(時間)に、‘1011’(=11)を送信するときには、11番目のパルス位置(時間)に、‘1111’(=15)を送信するときは、15番目のパルス位置(時間)にパルスを立てればよい。このように、4ビットのデータを送るのに1つのパルスを送信すればよいため、消費電力を大幅に削減することができる。
なお、従来技術として、特許文献1および特許文献2が知られている。
特開平10−126376号公報 特表2003−500975号公報
しかしながら、PPM方式を用いた無線通信システムでは、OOK方式やFSK方式に比べて同じデータ量を送信するのに必要な時間が長くなるため、RFIDタグなどのように同時に多数の送信機からの送信を受信すると、異なる送信機が送信したフレームが時間的に重なり合うフレーム衝突の確率が高くなり、誤り率が劣化するという問題がある。例えば、4ビットの情報を送信するのに、OOK方式およびFSK方式では4パルス分の時間を要するのに対し、16値PPM方式では16パルス分と4倍の時間を要する。
また、過去一定時間のピーク値の平均を基準にして、電波の反射などによる干渉を除去することで誤り率を良化する方法や(例えば、特許文献1参照)、予め登録されたパルスパターンを、ランダムな間隔で繰り返し送信することで連続してフレーム衝突が起こることを避け、一定時間内に受信する方法(例えば、特許文献2参照)はあるが、これらの方法においても、フレーム衝突が起こったフレームについては、正確にデータを受信できなくなるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、PPM方式において、フレーム衝突が起きた場合でも、特定フレームの分離・抽出を可能とすることで、消費電力が低く、かつ、誤り率の小さい無線通信システムおよびパルス送受信方法を提供することにある。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、PPM方式によって送信データを変調し、無線発信する無線送信機と、前記無線送信機によって発信された無線信号を受信する無線受信機とからなる無線通信システムであって、前記無線送信機は、送信データを所定の変換規則に従って変換して冗長データを生成する冗長化手段と、前記送信データおよび前記冗長データを各々PPM方式によってパルス信号に変換しデータフレームおよび冗長フレームを生成するPPM変調手段と、前記PPM変調手段によって生成されたデータフレームおよび冗長フレームを高周波信号に乗せて発信する発信手段とを具備し、前記無線受信機は、前記無線送信機から発信された信号を受信し、パルス信号に復調する受信手段と、前記受信手段から出力されるパルス信号を読み込むバッファレジスタと、前記バッファレジスタに読み込まれた冗長フレームを逆変換して前記バッファレジスタに読み込まれたデータフレームとの相関を取る相関検出手段と、前記相関検出手段の出力に基づいて送信データを復調するデータ復調手段とを具備することを特徴とする無線通信システムである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、前記冗長化手段は、1≦k(k:正の整数)であるk個の所定の変換規則に従って、送信データを変換してk個の冗長データを生成し、前記データフレームは、フレーム長をN(N:正の整数)とし、前記変換規則は、n個目の前記冗長データを生成する変換規則をf、m個目の前記冗長データを生成する変換規則をfと表記して、
(i)−f(i)≠f(i)−f(i
但し、n、mは0〜kの整数かつn≠m
(i)=i
送信データi、iは0〜N−1の整数かつi≠i
を全てのn、m、i、iについて満たすことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明であって、前記相関検出手段は、前記バッファレジスタに読み込まれた冗長フレームを逆変換して前記バッファレジスタに読み込まれたデータフレームとの、各位置についての和からなるデータ列を出力し、前記データ復調手段は、前記相関検出手段が出力したデータ列のうち、値が最大であり、かつ、予め決められた閾値を越えているデータを抽出して、そのデータの位置に対応するデータを出力することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明であって、前記データ復調手段は、前記相関検出手段が出力したデータ列のうち、予め決められた閾値を越えており、かつ、前記バッファレジスタに読み込まれた冗長フレームを逆変換して前記バッファレジスタに読み込まれたデータフレームとの偏差の絶対値の和が最小であるデータを抽出して、そのデータの位置に対応するデータを出力することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、PPM方式によって送信データを変調し、無線発信する無線送信機と、前記無線送信機によって発信された無線信号を受信する無線受信機とからなる無線通信システムにおけるパルス送受信方法であって、前記無線送信機が、送信データを所定の変換規則に従って変換して冗長データを生成する冗長化過程と、前記無線送信機が、前記送信データおよび前記冗長データを各々PPM方式によってパルス信号に変換しデータフレームおよび冗長フレームを生成するPPM変調過程と、前記無線送信機が、前記PPM変調過程によって生成されたデータフレームおよび冗長フレームを高周波信号に乗せて発信する発信過程と、前記無線受信機が、前記無線送信機から発信された信号を受信し、パルス信号に復調する受信過程と、前記無線受信機が、前記受信過程から出力されるパルス信号を読み込むバッファリング過程と、前記無線受信機が、前記バッファリング過程で読み込まれた冗長フレームを逆変換して前記バッファリング過程で読み込まれたデータフレームとの相関を取る相関検出過程と、前記無線受信機が、前記相関検出過程の出力に基づいて送信データを復調するデータ復調過程とを具備することを特徴とするパルス送受信方法である。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明であって、前記冗長化過程は、1≦k(k:正の整数)であるk個の所定の変換規則に従って、送信データを変換してk個の冗長データを生成し、前記データフレームは、フレーム長をN(N:正の整数)とし、前記変換規則は、n個目の前記冗長データを生成する変換規則をf、m個目の前記冗長データを生成する変換規則をfと表記して、
(i)−f(i)≠f(i)−f(i
但し、n、mは0〜kの整数かつn≠m
(i)=i
送信データi、iは0〜N−1の整数かつi≠i
を全てのn、m、i、iについて満たすことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5または請求項6に記載の発明であって、前記相関検出過程は、前記バッファリング過程で読み込まれた冗長フレームを逆変換して、前記バッファリング過程で読み込まれたデータフレームとの、各々の位置についての和からなるデータ列を出力し、前記データ復調過程は、前記相関検出過程が出力したデータ列のうち、値が最大であり、かつ、予め決められた閾値を越えているデータを抽出して、そのデータの位置に対応するデータを出力することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明であって、前記データ復調過程は、前記相関検出過程が出力したデータ列のうち、予め決められた閾値を越えており、かつ、前記バッファレジスタに読み込まれた冗長フレームを逆変換して前記バッファレジスタに読み込まれたデータフレームとの、各々の位置についての偏差の絶対値の和が最小であるデータを抽出して、そのデータの位置に対応するデータを出力することを特徴とする。
この発明によれば、複数の送信機から送信されたフレーム間で、フレーム衝突が起こった場合でも、特定フレームを抽出することができるので、誤り率を小さくすることが可能である。また、相関を検出したときのみフレームを抽出することで、送受信機間でフレームの同期をとることなくデータを検出できるのでプリアンブルのない無線通信システムおよびパルス送受信方法が可能である。
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。同実施形態の無線通信システムでは、16値PPMでデータ変調を行い、同じデータのフレームを2回繰り返して送信する。ただし、2回目に送信するフレームについては、次に説明するような変換fを、1回目のフレームに施してパルス位置を変更することにより、フレーム衝突時にも受信側で特定のフレームを抽出することを可能にする。以後、1回目のフレームをデータフレーム、2回目のフレームを冗長フレームと呼ぶ。
まず、変換fの満たすべき条件を説明する。いま、図5に示すように、RFIDタグAがパルス位置i(=値i)およびf(i)で送信し(401)、RFIDタグBがRFIDタグAのフレームから時間τ(パルス幅のτ倍)遅れたフレームのパルス位置iおよびf(i)で送信を行い(402)、リーダが双方の送信データを受信した場合を考える(403)。このとき、リーダにて、冗長フレームに変換fの逆変換f−1を施すと、RFIDタグAが送信したパルスについては、データフレームのパルス位置と一致し(404)、RFIDタグBが送信したパルスについては、一致しない(405)ように変換fを選ぶと、受信側では、データフレームと冗長フレームの逆変換との相関をとったときに相関が検出されたパルスだけを抽出することで、RFIDタグAのデータを分離・抽出することが可能となる(406)。
これらの条件404、405を数式化すると、それぞれ、下記の式(1)および式(2)で表せる。
−1(f(i))=i・・・(1)
−1(f(i)+τ)≠i+τ・・・(2)
式(2)の両辺に、変換fを施して、両辺から(i+τ)を引くと、
f(i)−i≠f(i+τ)−(i+τ)・・・(3)
ここで、i=i、i=i+τとして、式(3)を一般化すると、τ≠0なので、i≠iである0〜15の任意の値i、iについて、
f(i)−i≠f(i)−i・・・(4)
となる。
本実施形態では、式(1)および式(4)を満たす変換fとして、図2に示すfを用いる。ここで、f0は変換前の値(i、i)、f1は変換後の値(f(i)、f(i))であり、f1−f0が全て異なる値となっているため、式(4)を満たしている。
以下、本実施形態の構成を示すブロック図である図1について説明する。
100は、IDなどのデータを無線送信するRFIDタグである。101は、RFIDタグ100が送信するデータを格納した送信データテーブルである。102は、送信データテーブル101から読み出したデータに変換fを施して、冗長フレームのデータを生成する冗長化処理である。103は、データフレームおよび冗長フレームの各データを、パルス幅が10マイクロ秒の16値PPM方式でパルス信号に変換する16値PPM処理である。104は、16値PPM処理103が出力したパルス信号によって高周波信号を変調し、無線送信する送信処理である。
110は、RFIDタグ100の送信したデータを読み取るリーダである。111は、送信処理105が無線送信した信号を受信する受信処理であり、受信した高周波信号からパルス信号を復調する。112は、受信処理111から出力されるパルス信号の受信強度を、ディジタルデータに変換するA/D変換である。113は、A/D変換112の出力した受信強度が格納されるバッファである。なお、このバッファ113は32記憶スロットのシフトレジスタであり、データフレームと冗長フレームをあわせた送信時間分(32サンプル)の受信強度データを格納する。114は、バッファ113に格納されている受信強度データの0〜15番目をデータフレーム部分、16〜31番目を冗長フレーム部分とみなし、逆変換f−1に基づき、冗長フレーム部分のデータを並び替えて、各パルス位置についてデータフレーム部分との和を算出し、出力する相関検出処理である。115は、相関検出処理114が出力したデータ列から、ある閾値以上、かつ、最大値のデータを抽出し、そのデータの位置から受信データを検知し、出力するデータ復調処理である。
なお、図1における処理部114、115は専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリおよびマイクロプロセッサにより実現されるものであってもよい。
次に、この無線通信システムにおけるRFIDタグ100の動作を説明する。送信タイミングになると、冗長化処理102は、送信データテーブル101の最初の4ビット、例えば「0」を読み出してデータフレームとし、これに変換f(図2)を施して、式(5)より冗長フレームとなる「15」を得る。
f(0)=15・・・(5)
冗長化処理102は、このデータフレームのデータ「0」と冗長フレームのデータ「15」を出力する。16値PPM処理103は、冗長化処理102からデータ「0」、「15」を受けると、16値PPM方式により変調して、図3のように幅10マイクロ秒のパルスをデータフレームの頭と冗長フレームの150マイクロ秒の位置に立てたパルス信号を出力する。このパルス信号は、送信処理104から、無線送信される。
次に、リーダ110の動作を説明する。いま、RFIDタグAが上述した処理によってデータフレーム「0」および冗長フレーム「15」を送信し(図4(a))、また、別のRFIDタグBが上記のデータフレーム「0」の立ち上がりタイミングより20マイクロ秒遅れてデータフレームを立ち上げ、データフレーム「3」および冗長フレーム「12」を送信したとする(図4(b)参照)。この場合、バッファ113には、図4(c)に示すように、第0番目、第5番目、第30番目、第31番目の各記憶スロットに、パルスの受信強度を示すデータが書き込まれ、相関検出処理114へ出力される。相関検出処理114は、バッファ113の第16番目〜第31番目のデータを逆変換(f−1)し、バッファ113の第0番目〜第15番目の記憶スロットのデータに加算する。
ここで、図2から明らかなように、バッファ113の第16番目〜第31番目のデータ(冗長フレーム)の逆変換(f−1)は次のようになる。
15→0
14→1
・・・・
0 →15
したがって、相関検出処理114の処理は、図4(c)に示すように、バッファ113の第0番目〜第15番目の各記憶スロットのデータに各々、バッファ113の第16番目〜第31番目の記憶スロットのデータを加算する処理となる。この結果、相関検出処理114の出力の第0番目〜第15番目のデータはそれぞれ、同図に示すように、
第0番目=バッファ113の第0番目+バッファ113の第31番目
第1番目=バッファ113の第30番目
第2番目=0
第3番目=0
第4番目=0
第5番目=バッファ113の第5番目
第6番目=0
・・・・・
第15番目=0
となる。この加算結果から明らかなように、図1の構成によれば、RFIDタグAについては相関検出処理114から、データフレームと冗長フレームのデータが加算されて出力され、一方、RFIDタグBについては、データフレームと冗長フレームのデータがそれぞれ個別に(加算されないで)出力される。したがって、データ復調処理115において、一定の閾値(図4(c)参照)以上、かつ、最大値のデータを抽出することにより、RFIDタグAのデータのみを正確に検出することができる。
さて、バッファ113には10マイクロ秒毎にデータが読み込まれ、したがって、相関検出処理114からは、10マイクロ秒毎に異なるデータが出力される。
ここで、相関検出処理114の出力するデータは、特定のRFIDタグの送信したデータが時間的に連続しているとは限らず、複数のRFIDタグが送信したデータが入り混じって出力される。例えば、図4の例では、RFIDタグAから送信された「0」を抽出しているが、その20マイクロ秒後には、RFIDタグBからの送信である「3」を抽出する。しかし、同一のRFIDタグから送信されたデータであれば、相関検出処理114が出力する間隔はフレームの送信間隔に一致するので、相関検出処理114が出力するデータを受けるデータ復調処理115は、データを分離することが可能である。
このように、上述した回路は、変換fによる相関が検出されるとデータを出力するので、送受信機間でフレームの同期をとるための信号であるプリアンブルが不要であり、かつ、2つまでのフレームが衝突した場合でも、特定のフレームを抽出できる無線通信システムが可能となる。
次に、この発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態においては、冗長化処理102にて、データフレームに冗長フレームを1つだけ付加するようになっているが、この場合、3つ以上のフレームが衝突した場合には、特定のフレームを抽出できるとは限らない。より多くのフレームが衝突した場合でも特定のフレームを抽出できるように、冗長化処理102にて、複数の冗長フレームを付加してもよい。k個の冗長フレームを付加する場合、n番目およびm番目の冗長フレームを生成するのに用いる変換fおよびfは、冗長フレームが1つの場合(第1の実施形態)と同様に考えて、f(i)=iとすると、
(i)−f(i)≠f(i)−f(i)・・・(6)
n、mは0〜kかつn≠m、位置i、iは0〜15かつi≠i
を満たす必要がある。
そこで、本実施形態では、冗長フレームを2個付加する。この場合のブロック構成は図1と同じである。ただし、冗長化処理102では、図6に示す変換fとfを用いて、冗長フレームのデータを生成する。例えば、データフレームのデータが「0」とすると、f(0)=12、f(0)=6なので、冗長化処理102は、「0」、「12」、「6」を出力する。16値PPM処理103は、このデータ「0」、「12」、「6」を各々16値PPM方式により変調したパルス信号を出力する。また、バッファ113は、データフレームと2個の冗長フレームをあわせた48パルス分(480マイクロ秒)の受信強度データを格納する。相関検出処理114は、図7に示すように、バッファ113の2個の冗長フレーム部分それぞれに対応する逆変換f −1およびf −1に基づきデータを並び替えて、各パルス位置について、データフレーム部分との和を算出し、出力する。
なお、上述した2つの実施形態において、データ復調処理115は、相関検出処理114が出力した各位置の和の中から最大値、かつ、ある閾値を越えるものを抽出してデータ復調するようになっているが、相関検出処理114の出力した各位置の和が、ある閾値を越える位置のうち、式(7)で表せるYが最小になるものを抽出してデータ復調し、出力するようにしてもよい。なお、Yは、各位置についてデータフレーム部分と逆変換によるパルス位置の並べ替えを施したk個の冗長フレーム部分との偏差の絶対値の和をとった値である。
=Σ|Xi,j−M|・・・(7)
ここで、iは逆変換後の位置を表し、範囲は0〜15である。jは、フレームを表し、範囲は0〜kである(0はデータフレーム)。Σは、jについての総和を表す。Xi,jは、逆変換後のj番目のフレーム(j=0はデータフレーム)のi番目の位置における受信強度の値を表す。Mは、逆変換後のi番目の位置における受信強度の全てのフレームの平均値を表し、
=(Σi,j)÷(k+1)・・・(8)
である。
第2の実施形態にこのような変更を加えた場合の相関検出処理114およびデータ復調処理115の動作を説明する。変換fには第2の実施形態と同様に図6に示す変換を用いる。
例えば、バッファ113の内容が、データフレーム部分は、
“5、0、0、1、7、0、0、0、3、0、0、2、0、0、0、0”
冗長フレーム部分1は、
“0、0、1、0、0、0、0、0、0、0、8、0、1、0、4、0”
冗長フレーム部分2は、
“0、0、0、0、3、0、0、0、0、0、5、1、0、1、1、0”
であったとする。相関検出処理114は、冗長フレーム部分1にf1の逆変換を施して、次のようにデータの並べ替えを行う。
12番目の位置→0番目の位置
11番目の位置→1番目の位置
6番目の位置→2番目の位置
10番目の位置→3番目の位置
・・・・
3番目の位置→15番目の位置
これにより、データ列R1
“1、0、0、8、0、0、0、0、4、0、0、0、0、1、0、0”
を得る。
同様に冗長フレーム部分2にf2の逆変換を施して、データ列R2
“0、0、1、1、1、0、0、0、3、0、0、0、0、5、0、0”
を得る。
相関検出処理114は、各位置について、データフレーム部分と上記データ列R1およびデータ列R2の和をとって、
“6、0、1、10、8、0、0、0、10、0、0、2、0、6、0、0”
を出力する。
データ復調処理115は、相関検出処理114のこれらの出力を受けると、相関検出処理114の出力した各パルス位置の和のうち、閾値以下のパルス位置のデータを破棄する。ここで、閾値を3とすると、データ列A
“6、−、−、10、8、−、−、−、10、−、−、−、−、6、−、−”
を得る(“−”は、破棄を表す)。第1および第2の実施形態であれば、ここで最大値を抽出することになるが、ここでは上述のYが最小値という条件を用いる。そのために、まず、データフレーム部分およびデータ列R1、データ列R2より、式(8)を用いて、各位置の平均値Mを算出して、
i=0番目:(5+1+0)÷3=2
i=1番目:(0+0+0)÷3=0
i=2番目:(0+0+1)÷3=0
i=3番目:(1+8+1)÷3=3
・・・・
i=15番目:(0+0+0)÷3=0
より、
“2、0、0、3、3、0、0、0、3、0、0、1、0、2、0、0”
を得る(簡略化のため、小数点以下は四捨五入)。
続いて、この平均値Mおよびデータフレーム部分(Xi、0)、データ列R1(Xi、1)、データ列R2(Xi、2)より、式(7)を用いてYを算出する。まず、データフレーム部分(Xi、0)と平均値Mの差の絶対値(|Xi、0−M|)をとって、
i=0番目:|5−2|=3
i=1番目:|0−0|=0
i=2番目:|0−0|=0
i=3番目:|1−3|=2
・・・・
i=15番目:|0−0|=0
より、データ列S0
“3、0、0、2、4、0、0、0、0、0、0、1、0、2、0、0”
を得る。データ列R1(Xi、1)と平均値Mの差の絶対値(|Xi、1−M|)および、データ列R2(Xi、2)と平均値Mの差の絶対値(|Xi、2−M|)も同様にして、算出し、データ列S1
“1、0、0、5、3、0、0、0、1、0、0、1、0、1、0、0”
およびデータ列S2
“2、0、1、2、2、0、0、0、0、0、0、1、0、3、0、0”
を得る。データ列S0、S1、S2の和(Σ|Xi,j−M|)をとって、データ列Y
“6、0、1、9、9、0、0、0、1、0、0、3、0、6、0、0”
を得る。
ここで、データ列A
“6、−、−、10、8、−、−、−、10、−、−、−、−、6、−、−”
に戻って、閾値以上の条件を満たしたデータがあるのは、0、3、4、8、13番目の位置である。これらの位置のYは、データ列Yより、それぞれ、「6」、「9」、「9」、「1」、「6」となるので、最小は「1」でその位置は8番目である。これより、データ復調処理115は、「8」を出力する。
これにより、RFIDタグとリーダの位置関係やアンテナの向きなどにより、受信強度が小さくなるRFIDタグの送信したデータについても、受信強度が大きいRFIDタグの送信したパルスに影響されることなく、分離・抽出することができる。
これらの実施形態と従来方式のPER(Packet Error Rate)を比較したグラフを図8に示す。601は、従来方式の16値PPMにて96ビットのパケットを送受信した場合、602は、従来方式の16値PPMにて192ビットのパケットを送受信した場合である。603は、第1の実施形態に相当しており、冗長フレームを1つ付加して、16値PPMにて96ビットのパケットを送受信した場合、604は、第2の実施形態に偏差の絶対値の和を基準とする抽出を加えたものに相当しており、冗長フレームを2つ付加して、16値PPMにて96ビットのパケットを送受信した場合である。605は、従来方式であるOOK方式にて送受信した場合である。従来方式である16値PPMに比較して、本発明によりPERが改善されていることが、601、602に比較して、603、604の線が常に下側にあることからわかる。しかし、従来方式の中でもOOKの605と比較すると、第1の実施形態のみである603については常に上側となり、OOKに及ばない。偏差の絶対値の和を基準とする604であれば、RFIDタグの数が50を越える場合は及ばないものの、50以下の場合は、OOKよりも誤り率を低く抑えられることがわかる。このように、消費電力は少ないが、誤り率が比較的高かったPPM方式を、本発明により、他の方式と同程度の誤り率とすることができる。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
この発明の第1の実施形態による無線通信システムの構成を示すブロック図である。 同実施形態における変換fを示す図である。 同実施形態における冗長化処理102の出力を説明する図である。 同実施形態におけるバッファ113、相関検出処理114を説明する図である。 変換fの満たすべき条件を説明する図である。 この発明の第2の実施形態における変換fを示す図である。 同実施形態におけるバッファ113、相関検出処理114を説明する図である。 実施形態の効果を説明するPERを示す図である。 16値PPM方式のデータ変調の例を説明する図である。
符号の説明
100…RFIDタグ
101…送信データテーブル
102…冗長化処理
103…16値PPM処理
104…送信アンテナ
110…リーダ
111…受信アンテナ
112…A/D変換
113…バッファ
114…相関検出処理
115…データ復調処理
401…RFIDタグAの送信データ
402…RFIDタグBの送信データ
403…リーダの受信データ
404…一致する
405…一致しない
406…相関をとったデータ
601…16値PPM(96bit/packet)
602…16値PPM(192bit/packet)
603…16値PPM(96bit/packet)+冗長フレーム
604…16値PPM(96bit/packet)+冗長フレーム×2+偏差最小
605…OOK

Claims (8)

  1. PPM方式によって送信データを変調し、無線発信する無線送信機と、前記無線送信機によって発信された無線信号を受信する無線受信機とからなる無線通信システムであって、
    前記無線送信機は、
    送信データを所定の変換規則に従って変換して冗長データを生成する冗長化手段と、
    前記送信データおよび前記冗長データを各々PPM方式によってパルス信号に変換しデータフレームおよび冗長フレームを生成するPPM変調手段と、
    前記PPM変調手段によって生成されたデータフレームおよび冗長フレームを高周波信号に乗せて発信する発信手段とを具備し、
    前記無線受信機は、
    前記無線送信機から発信された信号を受信し、パルス信号に復調する受信手段と、
    前記受信手段から出力されるパルス信号を読み込むバッファレジスタと、
    前記バッファレジスタに読み込まれた冗長フレームを逆変換して前記バッファレジスタに読み込まれたデータフレームとの相関を取る相関検出手段と、
    前記相関検出手段の出力に基づいて送信データを復調するデータ復調手段と
    を具備することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記冗長化手段は、
    1≦k(k:正の整数)であるk個の所定の変換規則に従って、送信データを変換してk個の冗長データを生成し、
    前記データフレームは、
    フレーム長をN(N:正の整数)とし、
    前記変換規則は、
    n個目の前記冗長データを生成する変換規則をf、m個目の前記冗長データを生成する変換規則をfと表記して、
    (i)−f(i)≠f(i)−f(i
    但し、n、mは0〜kの整数かつn≠m、
    (i)=i
    送信データi、iは0〜N−1の整数かつi≠i
    を全てのn、m、i、iについて満たすこと
    を特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記相関検出手段は、
    前記バッファレジスタに読み込まれた冗長フレームを逆変換して前記バッファレジスタに読み込まれたデータフレームとの、各位置についての和からなるデータ列を出力し、
    前記データ復調手段は、
    前記相関検出手段が出力したデータ列のうち、値が最大であり、かつ、予め決められた閾値を越えているデータを抽出して、そのデータの位置に対応するデータを出力すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線通信システム。
  4. 前記データ復調手段は、
    前記相関検出手段が出力したデータ列のうち、予め決められた閾値を越えており、かつ、前記バッファレジスタに読み込まれた冗長フレームを逆変換して前記バッファレジスタに読み込まれたデータフレームとの偏差の絶対値の和が最小であるデータを抽出して、そのデータの位置に対応するデータを出力することを特徴とする請求項3に記載の無線通信システム。
  5. PPM方式によって送信データを変調し、無線発信する無線送信機と、前記無線送信機によって発信された無線信号を受信する無線受信機とからなる無線通信システムにおけるパルス送受信方法であって、
    前記無線送信機が、送信データを所定の変換規則に従って変換して冗長データを生成する冗長化過程と、
    前記無線送信機が、前記送信データおよび前記冗長データを各々PPM方式によってパルス信号に変換しデータフレームおよび冗長フレームを生成するPPM変調過程と、
    前記無線送信機が、前記PPM変調過程によって生成されたデータフレームおよび冗長フレームを高周波信号に乗せて発信する発信過程と、
    前記無線受信機が、前記無線送信機から発信された信号を受信し、パルス信号に復調する受信過程と、
    前記無線受信機が、前記受信過程から出力されるパルス信号を読み込むバッファリング過程と、
    前記無線受信機が、前記バッファリング過程で読み込まれた冗長フレームを逆変換して前記バッファリング過程で読み込まれたデータフレームとの相関を取る相関検出過程と、
    前記無線受信機が、前記相関検出過程の出力に基づいて送信データを復調するデータ復調過程と
    を具備することを特徴とするパルス送受信方法。
  6. 前記冗長化過程は、
    1≦k(k:正の整数)であるk個の所定の変換規則に従って、送信データを変換してk個の冗長データを生成し、
    前記データフレームは、
    フレーム長をN(N:正の整数)とし、
    前記変換規則は、
    n個目の前記冗長データを生成する変換規則をf、m個目の前記冗長データを生成する変換規則をfと表記して、
    (i)−f(i)≠f(i)−f(i
    但し、n、mは0〜kの整数かつn≠m
    (i)=i
    送信データi、iは0〜N−1の整数かつi≠i
    を全てのn、m、i、iについて満たすこと
    を特徴とする請求項5に記載のパルス送受信方法。
  7. 前記相関検出過程は、
    前記バッファリング過程で読み込まれた冗長フレームを逆変換して、前記バッファリング過程で読み込まれたデータフレームとの、各々の位置についての和からなるデータ列を出力し、
    前記データ復調過程は、
    前記相関検出過程が出力したデータ列のうち、値が最大であり、かつ、予め決められた閾値を越えているデータを抽出して、そのデータの位置に対応するデータを出力すること
    を特徴とする請求項5または請求項6に記載のパルス送受信方法。
  8. 前記データ復調過程は、
    前記相関検出過程が出力したデータ列のうち、予め決められた閾値を越えており、かつ、前記バッファレジスタに読み込まれた冗長フレームを逆変換して前記バッファレジスタに読み込まれたデータフレームとの、各々の位置についての偏差の絶対値の和が最小であるデータを抽出して、そのデータの位置に対応するデータを出力すること
    を特徴とする請求項7に記載のパルス送受信方法。

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