JP4409248B2 - パチンコ機の遊技盤 - Google Patents

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本発明は、ガイドレールに沿って発射された球の衝突で当該球を跳ね返す球反発体の交換が前側から容易なパチンコ機の遊技盤に関する。
パチンコ機の遊技盤では、跳ね返りゴムまたはストッパとも呼ばれる球反発体が盤面飾りに取り付けられ、この盤面飾りがガイドレールの外レールと内レールとの切れ目に配置されるようにガイドレールの外側の非遊技領域に釘や木ねじで固定されることによって、球反発体が外レールに沿って発射された球の衝突で当該球を内レールに沿ってアウト口の方向に行かないように跳ね返し、遊技領域に特有の球の飛び方や流れ方を形成している。しかしながら、球反発体が遊技領域に固定的に取り付けられているので、発射機構からガイドレールに沿って遊技領域に発射された直後の勢いの強い球が球反発体の同じ球反発面に衝突し、繰り返される球の衝突で球反発面に汚れや弾性劣化を生じる。そして、球反発面に汚れや弾性劣化が生じた場合、見栄えが悪くなるうえ、球反発体で形成される特有の球の飛び方や流れ方が変わるという問題がある。そこで、汚れや弾性劣化の生じた古い球反発体を新しい球反発体に交換する場合、盤面飾りを遊技盤から取り外す必要がある。けれども、盤面飾りが遊技盤に釘や木ねじで固定されているので、盤面飾りとガイドレールおよび遊技領域に傷を付けないように、盤面飾りを遊技盤から取り外すには、多大な労力と時間を要する欠点がある。
特開平8−191929号公報 特開2003−71074号公報
発明が解決しようとする問題点は、球反発体が遊技盤の前側から容易に交換できないという点である。
本発明のパチンコ機の遊技盤は、ガイドレールに沿って発射された球の衝突で当該球を跳ね返す球反発体に取付部を設け、ガイドレールで囲まれた内側の遊技領域に取付部を設け、球反発体の取付部と遊技領域の取付部とが遊技領域の前側から互いに結合されることで、または、ガイドレールに沿って発射された球の衝突で当該球を跳ね返す球反発体に取付部を設け、ガイドレールから外側の非遊技領域に取り付けられる盤面飾りにガイドレールで囲まれた内側の遊技領域に突出する取付部を設け、球反発体の取付部と盤面飾りの取付部とが遊技領域の前側から互いに結合されることで、球反発体遊技領域に着脱可能に取り付け、球反発体が遊技盤の取り付けられる遊技機枠の開閉可能で閉じられた前面パネルに接触する受部を備えたことを最も主要な特徴とするまた盤面飾りの取付部が開閉可能に形成されたり、球反発体が複数の球反発面を備え、球反発体の取付部と遊技領域の取付部または盤面飾りの取付部とが、球反発体の取付姿勢を変更することで、複数の球反発面の1つを交換して使用し得る、対称形に形成されることも特徴とする。
本発明のパチンコ機の遊技盤は、球反発体の取付部と遊技領域の取付部または盤面飾りの取付部とが遊技領域の前側から互いに結合されることによって、球反発体が遊技盤の前側から容易に交換できるという利点がある。また、球反発体の取付部が凸部または凹部または取付孔であり、遊技領域の取付部が凹部または凸部または釘であれば、または、球反発体の取付部が凸部または凹部または取付孔であり、盤面飾りの取付部が凹部または凸部または盤面飾りに装着される取付具であれば、圧入による嵌合で球反発体に対する保持力を確保することができるという利点がある。また、盤面飾りの取付部が開閉可能に形成されれば、球反発体の取付構造を盤面飾りの取付部で隠すことができるという利点がある。また、球反発体が複数の球反発面を備え、球反発体の取付部と遊技領域の取付部または盤面飾りの取付部とが、球反発体の取付姿勢を変更することで、複数の球反発面の1つを交換して使用し得る、対称形に形成されれば、1つの球反発体を複数回の取付姿勢で長期間使用することができるという利点がある。また、球反発体が遊技盤の取り付けられる遊技機枠の開閉可能で閉じられた前面パネルに接触する受部を備えれば、球反発体が球からの衝撃を受けても位置ずれすることがないという利点がある。
図1および図2は第1実施形態である。図1は、遊技盤1と球反発体16との取付構造を示す。図2は、遊技盤1の正面を示す。
図2を参照し、パチンコ機の遊技盤1について説明する。遊技盤1は、ベニヤのような合板からなる方形の遊技基板2の一表面に化粧シート3を接着剤で接着した形態である。化粧シート3は、硝酸繊維系合成樹脂からなる無色な板状の表層体の裏面に図柄や機種名などの意匠盤面層を印刷で形成し、当該意匠盤面層の裏面にケント紙のような定着紙を接着剤で結合した形態である。よって、定着紙が遊技基板2の一表面に接着剤で結合されることで、化粧シート3が遊技基板2と結合して遊技盤1の意匠盤面を形成する。遊技盤1の意匠盤面には、ガイドレール4が取り付けられることで、ガイドレール4で囲まれた内側が遊技領域Aとして形成される。ガイドレール4は、ステンレスからなる帯板状の外レール5と、ステンレスからなる帯板状の内レール6との2つの部品により形成される。
外レール5と内レール6との間の隙間は、遊技盤1の取り付けられる遊技機枠に設けられた発射機構から発射された球を遊技領域Aに誘導する発射通路7である。発射通路7以外の遊技領域Aには、一般入賞部品8、始動入賞部品9、可変入賞部品10、アウト口11、風車12、センター飾り13、図柄表示器14、サイドランプ15、球反発体16、障害釘とも呼ばれる遊技釘17などの遊技部品が設けられる。球反発体16は、外レール5と内レール6との境目に、遊技盤1の前側から着脱可能に取り付けられる。遊技盤1におけるガイドレール4から外側の非遊技領域には盤面飾り18が釘や木ねじなどの固着具19で取り付けられる。図2における符号Pは球である。球Pは矢印X1の方向に向けて飛んでいく。
図1を参照し、遊技盤1と球反発体16との取付構造について説明する。図1のa図に示すように、遊技盤1には、取付部としての複数の凹部21が、遊技領域Aの前面から遊技盤1の内部に窪む形態に形成される。球反発体16は、ゴムまたは弾性合成樹脂のような弾性を有する材料からなる部材である。球反発体16は、複数の凸部22を通る中心線L1の上の中心Bを対象軸とした回転対称形であって、中心線L1を挟んで平行に相対峙する2つの平行側面23;24と、1つの平行側面23から球反発体16の一端側に行くにしたがって徐々に中心線L1の方向に近づくように傾斜する1つの傾斜側面25と、もう1つの平行側面24から球反発体16の他端側に行くにしたがって徐々に中心線L1の方向に近づくように傾斜するもう1つの傾斜側面26と、球反発体16の他端側で平行側面23と傾斜側面26とを結ぶ1つの前側面27と、球反発体16の一端側で平行側面24と傾斜側面25とを結ぶ1つの後側面28と、上面29と、上面29と平行な下面30とからなる八面体になっている。2つの傾斜側面25;26は互いに平行になっている。球反発体16の下面30には、取付部としての複数の凸部22が、球反発体16の下面30から遊技盤1の側に突出する形態に形成される。中心Bは、2つの凸部22の間の中心に位置する。
図1のb図に示すように、遊技盤1の凹部21の口径をD1とし、球反発体16の凸部22の外径をD2とすると、D1<D2の関係を有する。遊技盤1の凹部21における遊技領域Aである前面からの深さをH1とし、球反発体16の凸部22における下面30からの高さをH2とすると、H1>H2の関係を有する。球反発体16の上面29と下面30との間の厚さは、パチンコ機の遊技に遊技媒体として使用される球の直径の1/2以上の寸法を有する。けれども、球反発体16の厚さは、遊技盤1が遊技機枠に交換可能に取り付けられ、この遊技盤1の前側が遊技機枠の光透過性の有るガラスや合成樹脂からなる無色の図1のc図に示す前面パネル31で覆われた場合、球反発体16の上面29が前面パネル31に接触しない範囲である。
図1のc図に示すように、第1実施形態の構造によれば、球反発体16が遊技盤1に取り付けられる場合、凸部22と凹部21とが遊技領域Aの前側から互いに結合されることで、球反発体16が遊技領域Aに着脱可能に取り付けられる。具体的には、凸部22が遊技盤1の前側から凹部21に圧入されることで、球反発体16の下面30が遊技領域Aに接触し、凸部22が凹部21の内部で凸部22における自身の径方向外側に復元する弾性で凹部21の側面に突っ張るので、球反発体16に対する遊技盤1の保持力を確保することができる。また、球反発体16の取り付けられた遊技盤1が遊技機枠に交換可能に取り付けられ、この遊技盤1の前側が前面パネル31で覆われた場合、球反発体16の上面29と前面パネル31の裏面との間には隙間32が形成される。隙間32は、前面パネル31と遊技領域Aとの間で遊技領域Aに飛び交う球の入らない寸法になっている。
第1実施形態の構造によれば、球反発体16が球の直径の1/2以上の厚さを有するので、球反発体16の遊技領域Aからの突出寸法が、ガイドレール4に沿って発射されて遊技領域Aに接触して遊技領域Aを流れる図2に示す球Pの遊技領域Aから最大径の外周部までの寸法よりも大きくなっている。よって、図2に示すように外レール5に沿って矢印X1の方向に流れる球Pが、遊技領域Aに突出する球反発体16の1つの平行側面23により形成された球反発面に衝突しても、当該衝突した球Pが遊技盤1の前側に配置された前面パネル31の側に跳ね返ることがなく、当該衝突した球Pが遊技領域Aに接触したまま跳ね返るので、球Pの前面パネル31への衝突を防止することができる。
第1実施形態の構造によれば、球反発体16が汚れたり、または、球反発体16の弾性が劣化したりしたことから、球反発体16の取付姿勢を変更する場合、遊技盤1の取り付けられた遊技機枠の前面パネル31を前側に開き、作業者が球反発体16を手で掴んで前側に引くことで、遊技盤1のガイドレール4や盤面飾り18および遊技領域Aにおける意匠盤面に傷を付けずに、球反発体16を遊技盤1から容易に取り外すことができる。その後、作業者が取り外した球反発体16を手で持ち、それまで使用していた1つの平行側面23である球反発面に代わり新しい球反発面としてもう1つの平行側面24を入れ替えるように、球反発体16の取付姿勢を遊技盤1の遊技領域Aに沿う平面内で180度回転させ、球反発体16の凸部22を凹部21に圧入することで、新しい球反発面である平行側面24が球と衝突するように、球反発体16が遊技盤1に取り付けられる。よって、球反発体16の取付姿勢の交換も容易である。この場合、中心Bが2つの凸部22の間の中心に位置しているので、平行側面23;24を球反発面として入れ替えた場合、遊技領域Aに対する球反発面の位置が同じ位置になり、球反発体16の球を跳ね返す形態が一様となる。
また、古い球反発体16を新しい球反発体16に交換する場合、遊技盤1の取り付けられた遊技機枠の前面パネル31を前側に開き、作業者が古い球反発体16を手で掴んで前側に引くことで、遊技盤1のガイドレール4や盤面飾り18および遊技領域Aにおける意匠盤面に傷を付けずに、古い球反発体16を遊技盤1から容易に取り外すことができる。その後、作業者が新しい球反発体16を手で持ち、新しい球反発体16の凸部22を凹部21に圧入することで、新しい球反発体16が遊技盤1に取り付けられる。よって、球反発体16の交換も容易である。
図3は、第2実施形態に係る、遊技盤1と球反発体16との取付構造の断面を示す。図3のa図に示すように、遊技盤1には、図1の凹部21に相当する複数の釘33が設けられる。球反発体16における遊技領域Aに接触される下面30には、図1の凸部22に相当する凹部34が、球反発体16の下面30から内部に窪む形態に形成される。釘33の胴体35の外径をD3とし、球反発体16の凹部34の口径をD4とすると、D3>D4の関係を有する。遊技盤1の釘33における遊技領域Aからの高さをH3とし、球反発体16の凹部34における下面30からの深さH4とすると、H3<H4の関係を有する。よって、図3のb図に示すように、作業者が球反発体16を手で持ち、球反発体16の凹部34を遊技盤1の釘33に圧入することで、球反発体16の下面30が遊技領域Aに接触し、球反発体16が遊技盤1に前側から着脱可能に取り付けられる。とりわけ、胴体35の外径D3>凹部34の口径D4の関係を有するので、球反発体16が遊技盤1に取り付けられた場合、凹部34が遊技盤1の釘33に沿って弾性変形し、球反発体16の釘33に対する保持力が高くなる。
図4は、第3実施形態に係る、遊技盤1と球反発体16との取付構造の断面を示す。図4のa図に示すように、遊技盤1には、図1の凹部21に相当する複数の釘37が設けられる。球反発体16における遊技領域Aに接触される下面30には、図1の凸部22に相当する取付孔38が、球反発体16の上・下面29;30に直線的に貫通する形態に形成される。釘37の胴体39の外径をD5とし、球反発体16の取付孔38の口径をD6とすると、D5>D6の関係を有する。遊技盤1の釘37における遊技領域Aから頭部40までの高さをH5とし、球反発体16の取付孔38における中心線方向の長さをH6とすると、H5=H6の関係を有する。よって、図4のb図に示すように、作業者が球反発体16を手で持ち、球反発体16の取付孔38を遊技盤1の釘37に圧入することで、球反発体16の下面30が遊技領域Aに接触し、球反発体16が遊技盤1に前側から着脱可能に取り付けられる。
とりわけ、球反発体16が遊技盤1に取り付けられた場合、釘37の頭部40が球反発体16から上方に抜けて取付孔38の回りにおける球反発体16の上面29に接触するので、球反発体16が釘37から抜けにくくなる。しかも、胴体39の外径D5>取付孔38の口径D6の関係を有するので、球反発体16が遊技盤1に取り付けられた場合、取付孔38が遊技盤1の釘37に沿って弾性変形し、球反発体16の釘37に対する保持力が高くなる。また、取付孔38が球反発体16の上・下面29;30に貫通する貫通孔として形成されているので、球反発体16の上面29が遊技領域Aに接触したり、球反発体16の下面30が遊技領域Aに接触したりするように、球反発体16の上・下面29;30が入れ替わるように、球反発体16の取付姿勢を入れ替えて使用することもできる。
図5は、第4実施形態に係る、遊技盤1と球反発体16との取付構造の断面を示す。図5のa図に示すように、盤面飾り18には、遊技領域Aに突出する取付部42が設けられる。取付部42は、盤面飾り18の上部から側方に突出する。取付部42と遊技領域Aとの間には、球反発体16を挿入するための空間部43が形成される。取付部42には、釘46を挿入するための釘挿入孔44が取付部42の上面42aと下面42bとに直線的に貫通する形態に形成される。球反発体16には、取付部としての複数の取付孔45が、球反発体16の上面29と下面30とに直線的に貫通する形態に形成される。取付孔45は、貫通孔でなく、球反発体16の上面29から内部に窪む形態であってもよい。そして、図5のb図に示すように、球反発体16が遊技領域Aの側から空間部43に挿入されて盤面飾り18の取付部42の下部に潜り込ませられた後、釘46が釘挿入孔44から球反発体16の取付孔45に挿入されることで、球反発体16の取付孔45と盤面飾り18の取付部42とが遊技領域Aの前側から互いに結合され、球反発体16が遊技領域Aに着脱可能に取り付けられる。
第4実施形態では、釘46の胴体47が盤面飾り18の釘挿入孔44または球反発体16の取付孔45に圧入されるように、釘46の胴体47の外径と盤面飾り18の釘挿入孔44の口径または球反発体16の取付孔45の口径とを形成すれば、釘46の取付部42からの脱落防止を図ることができる。また、釘46を胴体47に雄ねじの形成された木ねじのようなねじ釘または止ねじで形成すれば、ねじ釘または止ねじが頭部に工具挿入凹部を備えているので、当該工具挿入凹部にドライバーのような工具を差し込んで、ねじ釘または止ねじを取付部42から着脱することができ、球反発体16の交換が容易になる。図5のc図に示すように、盤面飾り18の釘挿入孔44の周りの取付部42の上面29に筒状のリブ49を形成し、リブ49よりも径方向外側に突出した釘46の頭部48と取付部42との間の隙間50に、ピンセットのような二股を有する工具を差し込み、当該工具で釘46を取り外すようにしてもよい。
図6は、第5実施形態に係る、遊技盤1と球反発体16との取付構造の断面を示す。図6のa図に示すように、盤面飾り18の取付部51が盤面飾り18にヒンジ52で前後方向に開閉可能に設けられる。取付部51には、複数の凸部53が、取付部51を遊技盤1の遊技領域Aの側に閉じた場合の球反発体16の上面29から遊技領域Aの側に突出する形態に形成される。球反発体16の上面29には、取付部51としての複数の凹部54が、球反発体16の上面29から内部に窪む形態に形成される。そして、取付部51が前側に開かれ、球反発体16が遊技領域Aに配置される。その後、取付部51が矢印X2の方向である遊技領域Aの側に閉じられる。これによって、図6のb図に示すように、盤面飾り18の凸部53と球反発体16の凹部54とが互いに結合され、球反発体16が遊技領域Aに着脱可能に取り付けられる。第5実施形態では、取付部51が遊技領域Aの側に閉じられた場合、ヒンジ52を回転が堅くなるように形成すれば、取付部51の浮き上がり防止と球反発体16の取付部51からの脱落防止とを図ることができる。また、凸部53の外径を凹部54の口径よりも大きく形成し、凸部53の取付部からの高さを凹部54の深さよりも小さくすれば、凹部54と凸部53との嵌め合いが良好になる。
図7は、第6実施形態の球反発体16の外観を示す。図7のa図は球反発体16が取付部55を通る中心線L1を対称軸とした左右対称形であって、中心線L1を挟んで平行に相対峙する2つの平行側面23;24と、2つの平行側面23;24から一端に行くに従って中心線L1の方向に近付くように中心線L1を挟んで傾斜する2つの傾斜側面25;26と、球反発体16の他端側で2つの平行側面23;24を結ぶ1つの前側面27と、球反発体16の一端側で2つの傾斜側面25;26を結ぶ1つの後側面28と、上面29と、下面30とからなる八面体になっている。球反発体16がこのような対称形に形成されれば、上・下面29;30を入れ替えて球反発体16を使用することができる。
図7のb図は、球反発体16の取付部56と盤面飾り18の取付部57とを、三角形、四角形、五角形、それ以上の多角形に形成し、取付部56;57を単数にした簡素な構造である。図7のc図は、球反発体16が円盤状であって、取付部58が中心Bを中心とした1つの円周L2の上で円周L2の周方向に等分割された位置に設けられたことによって、球反発体16が周方向に回転することと、球反発体16が上・下面29;30を入れ替えることで、1個の球反発体16の反発面を複数回入れ替えて使用することができる。図7のd図は、球反発体16を四角形の短柱状に形成し、取付部58を4個設けた場合である。図7のe図は、球反発体16を三角形の短柱状に形成し、取付部58を3個設けた場合である。図7のf図は、球反発体16を楕円形の短円柱状に形成し、取付部58を2個設けた場合である。図7における球反発体16の取付部55;56;57;58は、図1の凸部22、図3の凹部34、図4の取付孔38、図5の取付孔45、図6の凹部54のそれぞれに相当する。図7における盤面飾り18の取付部57は図1の凹部21、図3の釘33、図4の釘37、図5の釘46、図6の凸部53のそれぞれに相当する。
球反発体16の外周面に凹凸を形成してもよい。この場合、凹凸は凹凸の個々が個別に点在配置された形態であっても、凹凸が周方向に波形に連続し、その波形に連続した凹凸が球反発体16の厚さ方向に条形状に延長してもよく、この条形状が周方向に旋回する形状であってもよい。また、図1のc図に仮想線で示すように、球反発体16に受部59を設け、受部59が閉じられた前面パネル31に接触すれば、球反発体16が球からの衝撃を受けても位置ずれすることがない。このような受部59を設けることで、球反発体16の取付部と遊技盤1または盤面飾り18の取付との嵌め合い形態が圧入でなく遊び嵌め形態でもよい。その理由は、球反発体16が受部59の接触した前面パネル31と遊技盤1とで挟まれて前後方向に移動しないからである。なお、図5および図6における盤面飾り18の取付部42;51が球反発体16を覆う形態の場合、取付部42;51に受部59が貫通し得る孔を形成すればよい。
遊技盤と球反発体との取付構造を示し、a図は分解斜視図、b図は分解断面図、c図は組立断面図。(第1実施形態) 遊技盤を示す正面図。(第1実施形態) 遊技盤と球反発体との取付構造を示し、a図は分解断面図、b図は組立断面図。(第2実施形態) 遊技盤と球反発体との取付構造を示し、a図は分解断面図、b図は組立断面図。(第3実施形態) 遊技盤と球反発体との取付構造を示し、a図は分解断面図、b図は組立断面図、c図はリブ周りの組立断面図。(第4実施形態) 遊技盤と球反発体との取付構造を示し、a図は分解断面図、b図は組立断面図。(第5実施形態) 球反発体の種々の形態を示す斜視図。(第6実施形態)
符号の説明
1 遊技盤
4 ガイドレール
16 球反発体
18 盤面飾り
21;34;54 凹部
22;53 凸部
31 前面パネル
33;37;46 釘
38 取付孔
42;51;55;56;57;58 取付部
59 受部
A 遊技領域
P 球

Claims (4)

  1. ガイドレールに沿って発射された球の衝突で当該球を跳ね返す球反発体に取付部を設け、ガイドレールで囲まれた内側の遊技領域に取付部を設け、球反発体の取付部と遊技領域の取付部とが遊技領域の前側から互いに結合されることで、球反発体が遊技領域に着脱可能に取り付けられ
    前記球反発体が遊技盤の取り付けられる遊技機枠の開閉可能で閉じられた前面パネルに接触する受部を備えたことを特徴とするパチンコ機の遊技盤。
  2. ガイドレールに沿って発射された球の衝突で当該球を跳ね返す球反発体に取付部を設け、ガイドレールから外側の非遊技領域に取り付けられる盤面飾りにガイドレールで囲まれた内側の遊技領域に突出する取付部を設け、球反発体の取付部と盤面飾りの取付部とが遊技領域の前側から互いに結合されることで、球反発体が遊技領域に着脱可能に取り付けられ
    前記球反発体が遊技盤の取り付けられる遊技機枠の開閉可能で閉じられた前面パネルに接触する受部を備えたことを特徴とするパチンコ機の遊技盤。
  3. 盤面飾りの取付部が開閉可能に形成されたことを特徴とする請求項記載のパチンコ機の遊技盤。
  4. 球反発体が複数の球反発面を備え、球反発体の取付部と遊技領域の取付部または盤面飾りの取付部とが、球反発体の取付姿勢を変更することで、複数の球反発面の1つを交換して使用し得る、対称形に形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載のパチンコ機の遊技盤。
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