JP4406763B2 - 薬液散布装置及びそれを備えた薬液散布車 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、農薬等の薬液(原液)を清水で希釈してノズル部から散布するようにされた薬液散布装置及びそれを備えた薬液散布車に関する。
【0002】
【従来の技術】
前記の如くの薬液散布装置を備えた薬液散布車の一つとしてスピードスプレーヤがある。このスピードスプレーヤは、通常、車体に、薬液を清水で希釈混合した薬液を収容するための単一のタンクが設置され、このタンク内の希釈薬液を車体後部に配設された散布用ノズル部に圧送し、そのノズル部から外部に向けて吹き出される薬液を、車体後部に配設された送風機から外部に向けて吹き出される空気流により拡散するようにされ、それにより、果樹園等において走行しながら、所要希釈倍率で薬液の散布作業を行うことができるようになっている。
【0003】
このようなスピードスプレーヤ等に配備される従来の薬液散布装置においては、予め、タンク内での清水と薬液との混合作業を、タンク頂部に登って投入口部で行なう必要があり、また、タンク内残液の処理、タンクやポンプ等の洗浄、メンテナンス等にも手間がかかるという問題があった。
そこで、清水用のタンクと薬液用のタンクとを別々に設け、清水を前記ノズル部に導く通路上で薬液を注入混合することが考えられている。
【0004】
より詳細には、例えば、清水タンク内の清水を散布用ポンプで吸入するとともに、吐出通路を介して前記ノズル部に圧送するようにされ、かつ、薬液タンク内の薬液を薬液ポンプで前記吐出通路に送り込むようにした薬液散布装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
また、同様に、清水タンク内の清水を散布用ポンプで吸入するとともに、吐出通路を介して前記ノズル部に圧送するようにされ、また、前記吐出通路の上流端側(前記ポンプ側)に調圧弁を介装し、該調圧弁からの余水を余水通路を介して前記散布用ポンプの吸入側に戻す一方、前記余水通路に流量センサを介装するとともに、薬液タンク内の薬液を薬液ポンプで前記余水通路における前記流量センサより下流側に送り込むようにした薬液散布装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−206557号公報(第1〜5頁、図1〜図4)
【特許文献2】
特公平5−41308号公報(第1〜3頁、図1、図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記提案の如き薬液散布装置においては、清水用のタンクと薬液用のタンクとが別々に設けられているので、タンク内での清水と薬液との混合作業が不要となり、また、清水タンク内の清水を各通路やポンプに流すことで、配管系の洗浄が容易に行える等の利点が得られる。
【0008】
しかしながら、前記特許文献1等に所載の薬液散布装置のように、薬液を前記散布用ポンプの下流側である前記吐出通路に送り込むようにした場合には、前記薬液ポンプとして、高吐出圧のものを用いる必要があり、そのため、選択可能なポンプの種類が限られ、耐薬品性やメンテナンス性の優れたポンプを採用することが難しくなるという問題がある。
【0009】
また、前記特許文献2等に所載の薬液散布装置のように、薬液を前記散布用ポンプの上流側(吸い込み側)である前記余水通路に送り込むようにした場合には、薬液ポンプとして、低吐出圧のものを用いることができるが、前記余水通路を流れるのは、前記散布用ポンプから吐出された希釈薬液であり、しかも、その流量は、前記吐出通路を流れる希釈薬液の流量を正確には反映していないので、前記薬液ホンプの吐出量、言い換えれば、薬液の希釈倍率(混合比率)の制御精度が充分ではないという問題がある。
【0010】
本発明は、前記した如くの問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、単一タンク内での清水と薬液との混合作業を不要にできるとともに、タンク内残液の処理、タンクやポンプ等の洗浄、メンテナンス等を容易に行え、また、薬液ポンプとして低吐出圧のものを使用できて、しかも、薬液の吐出量、希釈倍率の制御精度を向上させることのできる薬液散布装置及びそれを備えた薬液散布車を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成すべく、本発明に係る薬液散布装置は、清水タンクと、薬液タンクと、散布用ポンプと、薬液ポンプと、散布用ノズル部と、前記清水タンク内の清水を前記散布用ポンプに導く吸水通路と、前記薬液タンク内の薬液を前記薬液ポンプにより逆止弁の下流の前記吸水通路に送る送液通路と、前記吸水通路で清水により希釈された希釈薬液を前記散布用ポンプから前記ノズル部に導く吐出通路と、流量センサと、制御手段と、を具備する薬液散布装置であって、前記制御手段は、前記吐出通路に介装された前記流量センサにより検出される前記吐出通路を流れる希釈薬液の流量に基づいて、前記薬液ポンプの吐出量を制御する構成とされる。
【0012】
前記制御手段は、好ましくは、前記散布用ポンプから前記ノズル部に導かれる希釈薬液の希釈倍率が所要倍率となるように、前記薬液ポンプの前記吐出量をフィードバック制御するようにされる。
前記薬液ポンプは、好ましくは、駆動源としての電動モータを備えたチューブポンプ等のバルブレスポンプとされる。
【0013】
さらに好ましい態様では、前記制御手段は、前記電動モータの回転数を変えることによって、前記薬液ポンプの吐出量を制御するようにされる。
他の好ましい態様では、前記散布用ポンプ内又は前記吐出通路における前記流量センサより上流側に、調圧弁が介装される。
【0014】
一方、本発明に係る薬液散布車は、前記薬液散布装置を備えるもので、前記流量センサに加えて、走行速度を検出する車速センサが付設されるとともに、前記吐出通路における前記流量センサより上流側に電動式調圧弁が介装され、前記制御手段は、前記流量センサ及び前記車速センサから得られる信号に基づいて、単位面積当たりの原液散布量が一定量となるように、前記薬液ポンプの吐出量及び前記電動式調圧弁の調圧値を制御するようにされる。
【0015】
前記の如くの構成とされた本発明に係る薬液散布装置の好ましい態様においては、清水用のタンクと薬液用のタンクとが別々に設けられるので、単一タンク内での清水と薬液との混合作業を不要にできるとともに、清水タンク内の清水を各通路やボンプに流すことで容易に洗浄を行える。
【0016】
また、薬液タンク内の薬液を薬液ポンプで散布用ポンプの吸い込み側である吸水通路に送り込むようにされるので、薬液ポンプとして低吐出圧のものも用いることができ、そのため、選択可能なポンプの種類が増え、その結果、耐薬品性やメンテナンス性の優れたチューブポンプ等のバルブレスポンプをも採用できる。
【0017】
さらに、前記吐出通路に流量センサが介装され、前記制御手段が、前記流量センサにより検出される前記吐出通路を流れる希釈薬液の流量に基づいて、前記散布用ポンプから前記ノズル部に導かれて実際に散布される希釈薬液の希釈倍率が所要倍率となるように、前記薬液ポンプの吐出量をフィードバック制御するようにされるので、従来の余水通路に薬液を送り込むようにした場合に比して、薬液の吐出量、希釈倍率の制御精度を高くすることができ、これによって、薬液の無駄な消費を低減できるとともに、散布作業の効率を向上させることができる。
【0018】
それに加えて、希釈倍率を一定とする制御だけでなく、定数比例制御等も容易に行えるため、薬液(原液)を予備希釈する場合等、種々の作業形態、態様に対応することができ、さらに、散布作業中に希釈倍率、原液散布量を任意に変更すること等も可能となる。
【0019】
一方、本発明に係る薬液散布車においては、走行速度を検出する車速センサが付設されるとともに、前記吐出通路における前記流量センサより上流側に電動式調圧弁が介装され、前記制御手段は、前記流量センサ及び/又は前記車速センサから得られる信号に基づいて、単位面積当たりの原液散布量が一定量となるように、前記薬液ポンプの吐出量及び前記電動式調圧弁の調圧値を制御するようにされるので、いわゆる車速連動式の自動定量散布も可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明に係る薬液散布装置の一実施形態を備えた薬液散布車としてのスピードスプレーヤの一例を示す。
【0021】
図示のスピードスプレーヤ100は、車体103の前部側下部に左右一対の前輪112、112が配設されるとともに、前記車体103の後部側下部に左右一対の後輪114、114が配設され、前記車体103の前部側にキャビン102が配置され、中央部に、例えば、容量500L程度の、その頂部に投入口11aを有する断面半円形の清水タンク11が設置されるとともに、この清水タンク11の下側に、散布用ポンプ20、例えば、容量20L程度の薬液タンク12、薬液ポンプ15が配置され、また、前記清水タンク11の直後方にエンジンルーム105が形成され、このエンジンルーム105内に走行用と送風機駆動用と前記散布用ポンプ20等の補機類駆動用とを兼ねる、ディーゼル式等の内燃エンジン60が収容されている。
【0022】
前記エンジンルーム105の後部、つまり、前記車体103の最後部には、軸流送風機20が配設されるとともに、該送風機20の前部に設けられた吐風口107には、外部に臨むように散布用ノズル部25が配設され、このノズル部25から外部に噴霧される薬液が、前記吐風口107から外部に向けて吹き出される前記送風機20からの空気流により拡散され、それにより、果樹園等において走行しながら、薬液の散布作業を行うことができるようになっている。
【0023】
一方、前記スピードスプレーヤ100に備えられた本実施形態の薬液散布装置10は、図2に示される如くに、前記清水タンク11と、前記薬液タンク12と、前記散布用ポンプ20と、前記散布用ノズル部25と、を備える。
前記清水タンク11内の清水Wは、逆止弁14が介装された吸水通路31を介して前記散布用ポンプ20の吸入口20aに導かれる。
【0024】
前記薬液タンク12内の薬液Kは、薬液ポンプ15により送液通路32を介して前記吸水通路31における前記逆止弁14より下流側部分に送り込まれ、清水W中に混合せしめられる。
【0025】
前記薬液ポンプ15としては、駆動源としての直流電動モータ(ステッピングモータ)16を備えたバルブレスポンプであるチューブポンプが用いられている。前記薬液ポンプ15は、前記電動モータ16の回転数の上昇に応じて吐出量を増大させるようになっている。
【0026】
また、前記散布用ポンプ20では、前記吸水通路31を介して吸入される清水W及び薬液Kを十分に攪拌混合して、その混合液である希釈薬液K’を、吐出口20b及び吐出通路33を介して前記ノズル部25に送り込む。
【0027】
前記吐出通路33には、上流側がら順次、電動式調圧弁22、三方コック24、流量センサ35が介装されている。前記電動式調圧弁22からの余水は、余水通路36を介して前記散布用ポンプ20の吸入側(前記吸水通路31)に戻され、また、前記三方コック24を非散布作業位置に操作すると、前記散布用ポンプ20から吐出された希釈薬液K’が戻し通路37を介して前記散布用ポンプ20の吸入側(前記吸水通路31)に戻される。
【0028】
さらに、本実施形態では、前記薬液ポンプ15の吐出量等を制御すべく、マイクロコンピュータが用いられたコントローラ50が備えられている。該コントローラ50には、前記流量センサ35からの前記吐出通路33を流れる希釈薬液K’の流量をあらわす信号と、車速センサ40からの前記スピードスプレーヤ100の走行速度をあらわす信号が供給される。
【0029】
前記コントローラ50は、前記流量センサ35により検出される前記吐出通路33を流れる希釈薬液K’の流量に基づいて、前記散布用ポンプ20から前記ノズル部25に導かれる希釈薬液K’の希釈倍率が所要倍率となるように、前記薬液ポンプ15の吐出量をフィードバック制御する。より具体的には、前記コントローラ50は、前記電動モータ16に駆動制御信号を供給して、該電動モータ16の回転数を変えることによって、前記薬液ポンプ15の吐出量を制御するようにされている。
【0030】
また、前記コントローラ50は、前記流量センサ35及び前記車速センサ36から得られる信号に基づいて、単位面積当たりの原液(薬液)散布量が所要の一定量となるように、前記薬液ポンプ15の吐出量及び前記電動式調圧弁22の調圧値を制御するようにされる。
【0031】
前記の如くの構成とされた本実施形態の薬液散布装置10においては、清水用のタンク11と薬液用のタンク12とが別々に設けられるので、単一タンク内での清水と薬液との混合作業を不要にできるとともに、前記清水タンク11内の清水Wを、各通路11、12、32、33…やポンプ15、20等に流すことで、容易に配管系の洗浄を行える。
【0032】
また、薬液タンク12内の薬液Kを前記薬液ポンプ15で前記散布用ポンプ20の吸い込み側である前記吸水通路31に送り込むようにされるので、薬液ポンプ15として低吐出圧のものも用いることができ、そのため、選択可能なポンプの種類が増え、その結果、耐薬品性やメンテナンス性の優れたチューブポンプ等のバルブレスポンプをも採用できる。特に、チューブポンプ等のバルブレスポンプでは、弁機構を持たないので、該弁機構部分が粘性薬液により固着して動かなくなるような事態を生じ難くできる。
【0033】
さらに、前記吐出通路33に流量センサ35が介装され、前記コントローラ50が、前記流量センサ35により検出される前記吐出通路33を流れる希釈薬液K’の流量に基づいて、前記散布用ポンプ20から前記ノズル部25に導かれて実際に散布される希釈薬液K’の希釈倍率が所要倍率となるように、前記薬液ポンプ15の吐出量をフィードバック制御するようにされるので、従来の、余水通路に薬液を送り込むようにした場合に比して、薬液Kの吐出量、希釈倍率の制御精度を高くすることができ、これによって、薬液Kの無駄な消費を低減し、薬害も防止できるとともに、散布作業の効率が向上する。
【0034】
それに加えて、希釈倍率を一定とする制御だけでなく、定数比例制御等も容易に行えるため、薬液(原液)を予備希釈する場合等種々の作業形態、態様に対応することができ、さらに、散布作業中に希釈倍率、原液散布量を任意の倍率に変更すること等も可能となる。
【0035】
一方、前記薬液散布装置10が配備された薬液散布車100においては、走行速度を検出する車速センサ40が付設されるとともに、前記吐出通路33における前記流量センサ35より上流側に電動式調圧弁22が介装され、前記コントローラ50は、前記流量センサ35及び前記車速センサ40から得られる信号に基づいて、単位面積当たりの原液散布量が一定量となるように、前記薬液ポンプ15の吐出量及び前記電動式調圧弁22の調圧値を制御するようにされるので、いわゆる車速連動式の自動定量散布も可能となる。
【0036】
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の精神を逸脱しない範囲で、設計において、種々の変更ができるものである。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明から理解されるように、本発明の薬液散布装置は、単一タンク内での清水と薬液との混合作業を不要にできるとともに、タンク内残液の処理、タンクやポンプ等の洗浄、メンテナンス等を容易に行え、また、薬液ポンプとして低吐出圧のものを使用できて、薬液の吐出量、希釈倍率の制御精度を向上させることができる。
【0038】
また、本発明に係る薬液散布車は、流量センサ及び車速センサから得られる信号に基づいて、単位面積当たりの原液散布量が一定量となるように、薬液ポンプの吐出量及び電動式調圧弁の調圧値を制御するようにされるので、いわゆる車速連動式の自動定量散布も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薬液散布装置の一実施形態を備えたスピードスプレーヤの一例を示す左側面図。
【図2】本発明に係る薬液散布装置の一実施形態を示す概略構成図。
【符号の説明】
10 薬液散布装置
11 清水タンク
12 薬液タンク
15 薬液ポンプ
16 電動モータ
20 散布用ポンプ
22 電動式調圧弁
25 散布用ノズル部
31 吸水通路
32 送液通路
33 吐出通路
35 流量センサ
40 車速センサ
50 コントローラ(制御手段)
100 薬液散布車
W 清水
K 薬液
K’ 希釈薬液
Claims (6)
- 清水タンク(11)と、薬液タンク(12)と、散布用ポンプ(20)と、薬液ポンプ(15)と、散布用ノズル部(25)と、前記清水タンク(11)内の清水(W)を前記散布用ポンプ(20)に導く吸水通路(31)と、前記薬液タンク(12)内の薬液(K)を前記薬液ポンプ(15)により逆止弁(14)の下流の前記吸水通路(31)に送る送液通路(32)と、前記吸水通路(31)で清水(W)により希釈された希釈薬液(K’)を前記散布用ポンプ(20)から前記ノズル部(25)に導く吐出通路(33)と、流量センサ(35)と、制御手段(50)と、を具備する薬液散布装置であって、
前記制御手段(50)は、前記吐出通路(33)に介装された前記流量センサ(35)により検出される前記吐出通路(33)を流れる希釈薬液(K’)の流量に基づいて、前記薬液ポンプ(15)の吐出量を制御することを特徴とする薬液散布装置。 - 前記制御手段(50)は、前記散布用ポンプ(20)から前記ノズル部(25)に導かれる希釈薬液(K’)の希釈倍率が所要倍率となるように、前記薬液ポンプ(15)の前記吐出量をフィードバック制御することを特徴とする請求項1に記載の薬液散布装置。
- 前記薬液ポンプ(15)は、駆動源としての電動モータ(16)を備えたチューブポンプ等のバルブレスポンプであることを特徴とする請求項1又は2に記載の薬液散布装置。
- 前記制御手段(50)は、前記電動モータ(16)の回転数を変えることによって、前記薬液ポンプ(15)の吐出量を制御するようにされていることを特徴とする請求項3に記載の薬液散布装置。
- 前記散布用ポンプ(20)内又は前記吐出通路(33)における前記流量センサ(35)より上流側に、調圧弁(22)が介装されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の薬液散布装置。
- 請求項1から5のいずれか一項に記載の薬液散布装置(10)を備えた薬液散布車(100)であって、前記流量センサ(35)に加えて、走行速度を検出する車速センサ(40)が付設されるとともに、前記吐出通路(33)における前記流量センサ(35)より上流側に電動式調圧弁(22)が介装され、前記制御手段(50)は、前記流量センサ(35)及び/又は前記車速センサ(40)から得られる信号に基づいて、単位面積当たりの原液散布量が一定量となるように、前記薬液ポンプ(15)の吐出量及び前記電動式調圧弁(22)の調圧値を制御することを特徴とする薬液散布車。
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