JP4405354B2 - ゴルフスコア管理システム - Google Patents
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Description
また、特開平10−225545号公報では、プレーヤが所持するスコア処理装置の画面に打数やパット数をホール毎に入力し、スコア入力装置に記憶されたデータを集計用のコンピュータにケーブル接続やICカード等を用いて読み込ませる技術が開示されている。
前記携帯情報端末のスコア入力画面には、1ショットごとに対応した複数の入力セルが一方の軸を打数、他方の軸をプレーヤ名としてマトリクス表示され、
各ショットごとの打撃結果であるボール着地点のショット属性を選択して前記各入力セルに入力することで、各ホールの打数が入力回数に応じて自動カウントされる構成とし、
前記携帯情報端末は、前記プレーヤ毎に入力済みの打数およびショット属性を含むスコアデータを前記アクセスポイントを介して前記管理サーバに送信可能とし、
前記携帯情報端末は前記スコア入力画面において前記入力セルが選択されるとショット属性画面に切り替わる構成とし、前記ショット属性画面には、少なくともフェアウェイ、ラフ、バンカー、グリーン、OB、ウォータハザード、ロストボールおよびカップインの各ショット属性が選択肢として配列され、前記各選択肢から1つのショット属性を選択すると、前記スコア入力画面の前記入力セルに前記選択したショット属性が表示されると共に、
前記携帯情報端末には、現ホールの入力が終了した際に次ホールの画面に移動するための移動ボタンが設定され、前記移動ボタンを押下すると、全プレーヤについてカップインが入力されているかを確認した上で、次ホールのスコア入力画面に移動すると共に前記スコアデータが自動的に前記アクセスポイントを介して前記管理サーバに送信される構成としていることを特徴とするゴルフスコア管理システムを提供している。
また、前記管理サーバのデータベースにはスコアデータがプレーヤ毎に保存され、管理サーバに接続した表示モニタで閲覧・編集等できるようにしている。なお、ショット属性とは、フェアウェイ、ラフ、バンカー、グリーン、OB、ウォータハザード、ロストボール、カップイン等のようなボール着地点の種別のことをいう。
前記ショット属性画面には、少なくともフェアウェイ、ラフ、バンカー、グリーン、OB、ウォータハザード、ロストボールおよびカップインの各ショット属性が選択肢として配列され、前記各選択肢から1つのショット属性を選択すると、前記スコア入力画面の前記入力セルに前記選択したショット属性が表示される構成としている。
また、各プレーヤの現ホールにおけるトータル打数を、別途、パー打数に対する増減値としてプラスマイナス表示される構成としているとなお良い。
前記移動ボタンを押下すると、全プレーヤについてカップインが入力されているかを確認した上で、次ホールのスコア入力画面に移動すると共に前記スコアデータが自動的に前記アクセスポイントを介して前記管理サーバに送信される構成としている。
また、前記アクセスポイントは各ホール毎のグリーン近傍に設置しておけば、携帯情報端末とアクセスポイントとの間の通信が短距離無線であっても、各ホールの終了時にスコアデータをアクセスポイントを介して管理サーバに確実に送信することができる。
前記携帯情報端末では、前記管理サーバへの送信処理後の所定時間内に前記受信確認レポートを受信しなかった場合には送信エラーと判断し、前記差分データを送信済みとして更新せずに未送信として記憶する構成としていると好ましい。
図1は本発明のゴルフスコア管理システム10の全体図を示し、ゴルフトーナメントの大会本部に設置される管理サーバ11と、各ホール毎のグリーン周辺にそれぞれ設置されるアクセスポイント13と、プレーヤのペアリング毎に帯同するスコアラーが所持する携帯情報端末15とを備えている。
詳しくは、図3に示すように、携帯情報端末15の表示部16に対してタッチペン18で入力作業を行い、表示部16の下方に設けられた電源ボタン以外の入力ボタンは使用しないこととしている。
携帯情報端末15の記憶手段には端末側データベースを構築し、携帯情報端末15に入力された打撃結果を管理サーバ11へのSQL文として保存するログファイルと、ログファイルのサイズおよび最終処理行を保存する処理管理ファイルとを設けている。
スコア入力画面17は、図3に示すように、上段にホール番号およびパー打数を表示していると共に、現ホールの入力が終了した際に次ホールの画面に移動するための移動ボタン23を配置している。中段には、1ショットごとに対応した複数の入力セル19が縦軸を打数(1、2、3、4、5・・)、横軸をプレーヤ名(田中、鈴木、山田)としてマトリクス表示している。該マトリクスは画面右側のスクロールバー24をタッチペン18でクリックすることで上下スクロールするようになっている。また、パー打数とボギー打数との境界にはパーセーブライン20を色違いで表示している。
入力セル19群の下方にはカップインまでのトータル打数がパー打数に対する増減値としてプラスマイナス表示される構成としていると共に、トータル打数を含む画面上の領域をホールバイホールエリア21としている。このホールバイホールエリア21をクリックすると、図6に示すホールバイホール画面30に切り替わるようになっている。
ショット属性画面26は、上段にクリックした入力セル19のプレーヤ名(例えば、田中)とショット番号(打撃番号)(例えば、1打目)とを表示しており、中段にはフェアウェイ、ラフ、バンカー、対象バンカー、グリーン、カップイン、OB、ウォータハザード、ロストボールおよびペナルティのショット属性アイコン27を選択肢として配列している。また、下段にはクリアボタン28と戻るボタン29を配置している。
まず、プレーを開始する前に、大会本部側において管理サーバ11でコース情報やペアリング情報等の設定作業を行う(S1)。その後、ペアリング毎のプレーヤに帯同するスコアラーが、携帯情報端末15の表示部16に表示された図4の初期設定画面25において、自己のペアリンクナンバーおよびスタートホールナンバーを設定することで、コース情報やペアリング情報を管理サーバ11よりダウンロードする(S2)。
例えば、プレーヤ「田中」の1打目をフェアウェイと入力したが、セカンド地点に行ってみるとラフだった場合には、図7(A)のフェアウェイが表示された入力セル19Aをクリックし、図5のショット属性画面26を表示させてラフのショット属性アイコン27をクリックする。すると、図7(B)の確認画面36が表示されるので、「はい」をクリックすることで訂正が完了しスコア入力画面17に戻る。
以上の各操作を行うことで、スコア入力画面17では図7(D)に示すように正しく訂正およびクリアが実行されることとなる。
このスコアデータの送信の際には、前回送信時に送信されていない差分データのみを送信するために、処理管理ファイルを参照し、ログファイルのファイルサイズが前回送信実行した際のサイズよりも大きくなっている場合には、ログファイルの前回最終処理行より後のSQL文を送信するように設定している。(現在は1番ホールで第1回目の送信であるので、ログファイルに蓄積された全SQL文を送信することになる)
携帯情報端末15では、送信から所定時間以内に受信確認レポートを受信したかを判定し(S8)、受信していれば現在のステータスを処理管理ファイルに書き込む更新処理を行う(S9)。一方、受信確認レポートを受信しなければ、送信エラーであるとみなして処理管理ファイルの更新を行わないことにより、差分データが未送信のままであることを認識する(S10)。この際、送信エラーについては表示部16に表示しないでバックグラウンドで対応処理を行うことにより、ユーザに混乱を与えない工夫がなされている。
なお、所定時間内に受信確認レポートを受信できなかった場合には、再び送信のやり直しを行うリトライ機能を設けていると好適である。
以上により管理サーバ11では、各プレーヤの打数や各種データ集計処理(フェアウェイキープ率やパット数やサンドセーブ率など)を適宜行うことが可能となる。
なお、9番ホールと18番ホールとは携帯情報端末15、アクセスポイント13、管理サーバ11の間の通信信頼性を高めていることよく、例えば、9番ホールあるいは18番ホールのアクセスポイント13は有線で管理サーバ11と接続されていると好適である。
11 管理サーバ
12 データベース
13 アクセスポイント
14 バッテリ
15 携帯情報端末
16 表示部
17 スコア入力画面
18 タッチペン
19 入力セル
20 パーセーブライン
21 ホールバイホールエリア
22 棄権設定エリア
23 移動ボタン
24 スクロールバー
25 初期設定画面
26 ショット属性画面
27 ショット属性アイコン
30 ホールバイホール画面
Claims (4)
- データベースを有する管理サーバと、各ホールのグリーン近傍に設置され前記管理サーバにネットワーク接続されるアクセスポイントと、前記アクセスポイントに無線接続される携帯情報端末とを備えたゴルフスコア管理システムであって、
前記携帯情報端末のスコア入力画面には、1ショットごとに対応した複数の入力セルが一方の軸を打数、他方の軸をプレーヤ名としてマトリクス表示され、
各ショットごとの打撃結果であるボール着地点のショット属性を選択して前記各入力セルに入力することで、各ホールの打数が入力回数に応じて自動カウントされる構成とし、
前記携帯情報端末は、前記プレーヤ毎に入力済みの打数およびショット属性を含むスコアデータを前記アクセスポイントを介して前記管理サーバに送信可能とし、
前記携帯情報端末は前記スコア入力画面において前記入力セルが選択されるとショット属性画面に切り替わる構成とし、前記ショット属性画面には、少なくともフェアウェイ、ラフ、バンカー、グリーン、OB、ウォータハザード、ロストボールおよびカップインの各ショット属性が選択肢として配列され、前記各選択肢から1つのショット属性を選択すると、前記スコア入力画面の前記入力セルに前記選択したショット属性が表示されると共に、
前記携帯情報端末には、現ホールの入力が終了した際に次ホールの画面に移動するための移動ボタンが設定され、前記移動ボタンを押下すると、全プレーヤについてカップインが入力されているかを確認した上で、次ホールのスコア入力画面に移動すると共に前記スコアデータが自動的に前記アクセスポイントを介して前記管理サーバに送信される構成としていることを特徴とするゴルフスコア管理システム。 - 前記打撃結果のショット属性がOB等のような打数にペナルティを加算するものである場合、現ショットの入力セルにショット属性を入力すると共に次ショットの入力セルにペナルティ打数を自動で入力加算する構成としている請求項1に記載のゴルフスコア管理システム。
- 前記携帯情報端末は、前記管理サーバへ送信済みの前記スコアデータを記憶し、次ホールでの送信時には未送信のスコアデータである差分データを前記管理サーバに送信する構成としている請求項1または請求項2に記載のゴルフスコア管理システム。
- 前記管理サーバは前記携帯情報端末から前記差分データを受信すると、受信確認レポートを前記携帯情報端末に返信する一方、
前記携帯情報端末では、前記管理サーバへの送信処理後の所定時間内に前記受信確認レポートを受信しなかった場合には送信エラーと判断し、前記差分データを送信済みとして更新せずに未送信として記憶する構成としている請求項3に記載のゴルフスコア管理システム。
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