JP4405023B2 - 可撓性流出管を備えた容器蓋 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、飲料を収容した容器に適用される、可撓性流出管を備えた容器蓋、特にベッドに寝たままの病人が飲料を摂取する場合、マラソン選手が走りながら飲料を摂取する場合、或いは自転車又は自動車を運転中の人が飲料を摂取する場合等に好適に使用される容器蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】
飲料を収容した容器に適用される容器蓋として、特公昭42−12573号公報には、容器の口頸部に装着される蓋本体とこの蓋本体に装着される外蓋とから構成された容器蓋が開示されている。蓋本体は容器の口頸部の頂面を覆う主壁を有する。かかる主壁には貫通孔が形成されていると共に、かかる貫通孔の周縁から延出する可撓性の流出管が一体に形成されている。外蓋は蓋本体に回転自在に装着されている。かかる外蓋は天面壁とこの天面壁の周縁から垂下する円筒形状の側面壁とを有する。側面壁には開口が形成されている。外蓋を開位置に位置せしめる、即ちその側面壁に形成されている開口を所定角度位置に位置せしめると、蓋本体に配設されている流出管が外蓋の開口を通して外方に延出せしめられる。従って、例えば流出管の先端部を口に銜えて吸引することによって、容器に収容されている飲料を摂取することができる。外蓋を上記開位置から適宜の方向に回転せしめると、外蓋の側面壁が流出管に作用することによって流出管が適宜に折り曲げられて外蓋の側面壁内に収納される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
而して、上述したとおりの従来の容器蓋には次のとおりの解決すべき問題が存在する。第一に、例えば容器の口頸部に蓋本体を螺着する形態の容器蓋、更に詳しくは容器の口頸部の外周面には雄螺条が形成され、蓋本体には主壁の周縁から垂下するスカート壁が形成されていて、このスカート壁の内周面に雌螺条が形成されており、この雌螺条を上記雄螺条に螺合せしめて容器の口頸部に蓋本体が装着される形態の容器蓋の場合、容器の口頸部に容器蓋を装着する際には容器の口頸部に対して容器蓋を回転せしめることが必要であるが、容器蓋の蓋本体を回転せしめんとしても蓋本体が外蓋によって覆われている故に、蓋本体のみを所要方向に回転せしめることができない。外蓋を回転せしめると、蓋本体に対して外蓋が回転されて開位置に位置せしめられ、これに起因して突出管が外方に突出せしめられてしまうという事態が発生する。かような次第であるので、容器の口頸部に蓋本体を螺着する形態の容器蓋には適用することができない。
【0004】
第二に、外蓋に形成されている開口は外蓋を閉位置に位置せしめても閉じられることなく開口したままである。従って、かかる開口を通して埃等が容器蓋内に進入する虞があり、衛生的でない。
【0005】
第三に、特に使用者が流出管の先端部を容易に銜えることができるようになすために流出管の延出長さを比較的長くした場合、外蓋を開位置から閉位置に回転せしめる際に流出管を充分円滑に折り曲げることができない傾向がある。蓋本体に流出管を一体に形成した場合には、蓋本体に必要な剛性に起因して流出管の可撓性が制限され、流出管の円滑な折り曲げが一層困難になる。
【0006】
本発明は上述したとおりの事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、容器の口頸部に蓋本体を螺着する形態の容器蓋にも、特に問題を発生せしめることなく適用可能であり、飲料を摂取しないときには流出管を延出せしめるための開口が実質上閉じられ、そしてまた流出管の延出長さが比較的長い場合でも流出管を充分円滑に折り曲げることができる、換言すれば上記第一の問題、第二の問題及び第三の問題が解決された、新規且つ改良された可撓性流出管を備えた容器蓋を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は鋭意研究の結果、容器蓋を容器の口頸部に装着される独特な形態の蓋本体、蓋本体に組み合わされる独特な形態の上蓋、蓋本体及び上蓋に組み合わされる独特な形態のシャッタ部材、及び蓋本体とは別個に可撓性材料から形成される流出管の4個の要素から構成することによって、上記主たる技術的課題を達成することができることを見出した。
【0008】
即ち、本発明によれば、上記主たる技術的課題を達成する容器蓋として、容器の口頸部に装着される蓋本体、上蓋、シャッタ部材及び可撓性流出管を具備し、
該蓋本体は容器の口頸部の頂面を覆う主壁を有し、該主壁には貫通孔が形成されていると共に該貫通孔の周縁から延出する延出管が形成されており、
該上蓋は天面壁を有し、該天面壁が該主壁の上方に位置するように該蓋本体に組み合わされ、
該蓋本体と該上蓋との少なくとも一方には、該主壁と該天面壁との間に位置する側面壁が形成されており、該側面壁には周方向に弧状に延在する主弧状開口が形成されており、
該シャッタ部材は周方向に延在する副弧状開口が形成されているシャッタ壁を有し、該副弧状開口が該主弧状開口から変位して位置して、該シャッタ壁が該主弧状開口を閉じる閉位置と、該副弧状開口が該主弧状開口と少なくとも部分的に重合する開位置との間を回転自在に該蓋本体及び該上蓋に組み合わされ、
該可撓性流出管は一端部が該主壁の該延出管に接続されて、該延出管から延在せしめられており、
該シャッタが該閉位置に位置せしめられると、該可撓性流出管が該シャッタ壁の作用によって弾性的に折り曲げられて、該主壁、該天面壁、該側面壁及び該シャッタ壁によって囲繞される空間内に収納され、該シャッタ部材が該開位置に位置せしめられると、該可撓性流出管が弾性的に復元せしめられて該主弧状開口及び該副弧状開口を通って外方に延出する、
ことを特徴とする容器蓋が提供される。
【0009】
好ましくは、該蓋本体には該主壁の周縁部から上方に突出する該側面壁が形成され、該側面壁には周方向に弧状に延在する該主弧状開口が形成されており、該上蓋にも該天面壁の周縁部から垂下する該側面壁が形成され、該側面壁には周方向に弧状に延在する該主弧状開口が形成されており、該上蓋の該側面壁が該蓋本体の該側面壁の内側に位置せしめられ、該蓋本体の該側面壁に形成された該主弧状開口と該上蓋の側面壁に形成された該主弧状開口とは相互に整合して位置せしめられている。該上蓋の該天面壁の下面と該蓋本体の該主壁の上面との少なくとも一方には、該主弧状開口に沿って配置された少なくとも1個の案内柱が配設されており、該シャッタ部材が該閉位置に位置せしめられると、該可撓性流出管の延出部は該シャッタ壁と該案内柱との間を通って延び、該シャッタ壁と該案内柱の各々との間で該可撓性流出管が圧潰されるのが好適である。所望ならば、該上蓋の該天面壁には、両端縁を規定する一対の端縁スリットと両側縁を規定する一対の側縁スリットによって区画されたロック片が形成されており、該一対の側縁スリットの各々の中間部にはスリット中断部が残留せしめられており、該ロック片は該中断部を介して該天面壁の他の部分に接続されており、該ロック片の先端部下面には該シャッタ部材が該閉位置に位置せしめられているときに該シャッタ部材に係合して該シャッタ部材が該閉位置から該開位置に向けて回転するのを阻止する係合突起が形成されており、該ロック片の基端部を押圧して該ロック片を該スリット中断部を中心として旋回動せしめて該ロック片の先端部を上昇せしめると、該係合突起が該シャッタ部材から離隔せしめられて、該シャッタ部材が該閉位置から該開位置に回転することが許容されるようになすことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に従って構成された容器蓋の好適実施形態を図示している添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
【0011】
図1には、本発明に従って構成された全体を番号2で示す容器蓋が図示されている。この容器蓋2は、蓋本体4、上蓋6、シャッタ部材8、可撓性流出管10及び中栓12から構成されている。蓋本体4、上蓋6、シャッタ部材8及び中栓12は、夫々、ポリプロピレン又はポリエチレンの如き適宜の合成樹脂から成形することができる。可撓性流出管10は、充分な可撓性及び復元性、そしてまた適宜の滑り性を有する材料、例えばシリコンゴム又はウレタンゴムの如き合成ゴムから形成することができる。
【0012】
図1と共に図2乃至図4を参照して説明すると、図示の実施形態における蓋本体4は、実質上水平に延在する円形状の主壁14を有する。この主壁14の下面には、その周縁部から垂下する円筒状スカート壁16が形成されている。スカート壁16には周方向に延びる破断可能ライン18が形成されており、スカート壁16は破断可能ライン18よりも上方の主部20と破断可能ライン18よりも下方のタンパーエビデント裾部22とに区画されている。破断可能ライン18は若干の間隔をおいて周方向に延びる複数個のスリット(切溝)とかかるスリット間に位置する複数個の橋絡部とを含む周知の形態でよい。スカート壁16における主部20の内周面には雌螺条24が形成されている。タンパーエビデント裾部22の内周面には複数個の係止手段26が形成されている。係止手段26の各々は、周方向に間隔をおいて配置され半径方向内方に向かって上方に傾斜して延びる突出片から構成することができる。スカート壁16の内周面上端部には環状突起28も形成されている。また、主壁14の下面には、同心状の2条の環状突条30も形成されている。
【0013】
図1乃至図4を参照して説明を続けると、蓋本体4の主壁14の上面には、その周縁部から上方に突出する側面壁32が形成されている。この側面壁32は弧状に延在せしめられており、側面壁32の周方向両端縁間には弧状に延びる主弧状開口34が形成されている。主弧状開口34は周方向に90乃至180度の角度範囲に渡って延在せしめられているのが好都合である。側面壁32の両端縁の各々には半径方向内側に突出する拘束片36が形成されている。また、側面壁32の上端縁には、側面壁32の周方向全長に渡って弧状に延びる比較的肉薄の係止片38が形成されている。更に、側面壁32の内周面には、側面壁32の全長に渡って弧状に延びる溝条40が形成されている。主壁14の上面には、側面壁32の内周に沿って弧状に延びる受溝42が形成されている。主壁14の上面には、受溝42よりも幾分半径内側に位置する環状突起44も形成されている。主壁14の上面には、更に、環状突起44よりも幾分半径内側に配置された4個の柱受突起46も形成されている。低い円筒形状でよい柱受突起46の内の3個は、側面壁32の両端縁間に規定されている上記主弧状開口34に沿って配置されており、残りの1個は側面壁32の片端部に対応して配置されている。図2及び図3から明確に理解される如く、主壁14の略中央部、更に詳しくは中心から幾分偏心せしめられた位置には、貫通孔48が形成されている。そして、主壁14の上面にはかかる貫通孔48の周縁から延出する延出管50が形成されている。図示の実施形態における延出管50は、貫通孔48の周縁から実質上鉛直に上方に延びる直立部52と、この直立部52の上端部から実質上水平に延びる水平部54とを有する。水平部54の先端は開口されているが、直立部52の上端は閉じられている。円筒形状でよい水平部54の先端部外周面には環状係止突条56が形成されている。
【0014】
図1乃至図3と共に図5及び図6を参照して説明を続けると、上蓋6は円形天面壁58を有する。この天面壁58の下面周縁部には下方に突出する比較的肉厚の突出壁60が形成され、そして更にこの突出壁60から下方に垂下する側面壁62が形成されている。側面壁62は弧状に延びており、側面壁62の両端縁間には弧状に延びる主弧状開口64が規定されている。主弧状開口64も、蓋本体4の側面壁32に形成されている主弧状開口34と同様に、90乃至180度の角度範囲に渡って延在せしめられているのが好都合である。側面壁62の外周面には周方向に延びる突条66が形成されている。上記突出壁60の下面には、側面壁62に沿って弧状に延びる係止溝68も形成されている。係止溝68の幅は、蓋本体4に形成されている上記係止片38の肉厚に対応せしめられている。天面壁58の下面には、側面壁62よりも半径方向内側にて下方に突出する環状突起70も形成されている。図6と共に図1及び図3を参照することによって理解される如く、天面壁58の下面には、更に、周方向に間隔をおいて3個の案内柱72と1個の規制柱74が形成されている。円柱形状でよい3個の案内柱72は、側面壁60の両端縁間に規定されている主弧状開口64に沿って配置されており、同様に円柱形状でよい1個の規制柱74は側面壁60の片端縁部に対応して配置されている。後に詳述する可撓性流出管10の長さ等に応じて、3個の案内柱72を配設することに代えて、1個又は2個或いは4個以上の案内柱を配設することもできる。天面壁58の下面には、更に、所定間隔をおいて下方に垂下する一対の拘束柱76と共に、比較的短かく且つ太い円柱形状である当接柱78も形成されている。後に更に言及する如く、一対の拘束柱76は蓋本体4における上記延出管50の水平部54に対応して配置され、当接柱78は蓋本体4における上記延出管50の鉛直部52に対応して配置されている。
【0015】
図1乃至図3を参照して説明を続けると、シャッタ部材8は円筒形状のシャッタ壁80を有する。このシャッタ壁80には周方向に弧状に延在する副弧状開口82が形成されている。副弧状開口82の周方向延在長さは、30乃至50度の角度範囲であるのが好適である。図示の実施形態における副弧状開口82はシャッタ壁80の下縁まで延在しているが、シャッタ壁80の上縁までは延在しておらず、従ってシャッタ壁80はその上縁部においては中断されることなく周方向に連続して延びている。シャッタ壁80の肉厚は、上蓋6における突出壁60と環状突起70との間の間隔に対応せしめられている。図1と共に図3を参照することによって明確に理解される如く、シャッタ壁80の外周面には、副弧状開口82の片端に隣接して、半径方向外方に突出し、次いでシャッタ壁80に沿って弧状に延びる操作片84が付設されている。この操作片84の外面には凹凸86が形成されている。
【0016】
図示の実施形態における蓋本体4、上蓋6、シャッタ部材8及び可撓性流出管10は、例えば次のとおりにして組み合わされる。最初に、細長い円筒形状でよい可撓性流出管10の一端部を、図3に明確に図示する如く、蓋本体4における延出管50の水平部54に被嵌して、延出管50に接続する。この際には、流出管10の一端部は弾性的に拡張せしめられて延出管50の水平部54の外周面に形成されている係止突条56を通過せしめられる。シャッタ部材8は、図2及び図3を参照することによって理解される如く、蓋本体4の主壁14の上面に形成されている環状突起44の外側にシャッタ壁80を位置せしめて、図3に実線で示す閉位置と図3に二点鎖線で示す開位置との管を回転自在に蓋本体4に組み合わされる。図3に実線で示す閉位置においては、シャッタ部材8の操作片84における半径方向に延びる部分の外面が蓋本体4の側面壁32の一端に当接し、これによってシャッタ部材8が図3において更に時計方向に回転することが阻止される。図3に二点鎖線で示す開位置においては、シャッタ部材8の操作片84における半径方向に延びる部分の内面が蓋本体4の側面壁32の他端に当接し、これによってシャッタ部材8が図3において更に反時計方向に回転することが阻止される。
【0017】
図2及び図3を参照して説明を続けると、上蓋6はその側面壁62を蓋本体4の側面壁32とシャッタ部材8のシャッタ壁80との間に位置せしめて、蓋本体4及びシャッタ部材8に組み合わされる。上蓋6の側面壁62の下縁部は蓋本体4の主壁14に形成されている受溝42内に挿入され、蓋本体4の側面壁32の上縁に形成されている係止片38は上蓋6の突出壁60に形成されている係止溝68に挿入され、そして蓋本体4の側面壁32の内周面に形成されている溝条40に上蓋6の側面壁62の外周面に形成されている突条66が係合せしめられ、かくして蓋本体4に対して上蓋6が所要関係に固定される。図3を参照することによって明確に理解される如く、蓋本体4の側面壁32に形成された主弧状開口34と上蓋6の側面壁62に形成された主弧状開口64とは相互に整合して位置せしめられている。蓋本体4に対する上蓋6の回転は、上蓋6の側面壁62が蓋本体4の側面壁32の両端に配設された拘束片36間に拘束されることによって阻止される。蓋本体4に流出管10及びシャッタ部材8を組み合わせた後に上蓋6を所要とおりに組み合わせると、図2に明確に図示する如く、上蓋6の天面壁58から垂下する3個の案内柱72及び規制柱74の下端部が、蓋本体4の主壁14に形成されている4個の柱受突起46の各々に挿入される。また、上蓋6の天面壁58の下面に配設されている当接柱78が、蓋本体4に配設されている延出管50の直立部52の上面に当接せしめられる。従って、蓋本体4に上蓋6を所要とおりに組み合わせた状態においては、上蓋6の天面壁58に加えられる力は、案内柱72、規制柱74と共に当接柱78を介して蓋本体4に伝えられる。図3に明確に図示する如く、上蓋6の天面壁58から垂下する一対の拘束柱76は、延出管50の水平部54に被嵌された流出管10の一端部を、水平部54に形成されている係止突条56よりも後方(図3において上方)で挟持し、かくして延出管50から流出管10が偶発的に離脱してしまうことが充分確実に防止される。
【0018】
蓋本体4及び上蓋6に組み合わされたシャッタ部材8が図3に二点鎖線で図示する開位置に位置せしめられている時には、シャッタ部材8のシャッタ壁80に形成されている副弧状開口82は、蓋本体4の側面壁32に形成されている主弧状開口34及び上蓋6の側面壁62に形成されている主弧状開口64と重なり合って位置せしめられている。そして、可撓性流出管10は、図3に二点鎖線で図示する如く、延出管50の水平部54に続いて実質上真直に延び、上蓋6の主弧状開口64、蓋本体4の主弧状開口34及びシャッタ部材8の副弧状開口82を通って外方に延出している。シャッタ部材8を図3に二点鎖線で示す開位置から図3に実線で示す閉位置に図3において時計方向に回転せしめると、シャッタ部材8のシャッタ壁80が流出管10の延出部分に作用し、3個の案内柱72の各々と順次に協働して流出管10の延出部分を漸次折り曲げる。シャッタ部材8が図3に実線で示す閉位置まで回転せしめられると、シャッタ壁80に形成されている副弧状開口82は蓋本体4の側面壁32及び上蓋6の側面壁62によって覆われ、蓋本体4の主弧状開口34及び上蓋6の主弧状開口64はシャッタ部材8のシャッタ壁80によって閉じられる。そして、延出部分が漸次折り曲げられた流出管10はその全体が、蓋本体4、上蓋6及びシャッタ部材8によって囲繞された空間内に収容される。図3に明確に図示する如く、3個の案内柱72の各々とシャッタ壁80との間においては、流出管10は圧潰される。シャッタ部材8を図3に実線で示す閉位置から図3に二点鎖線で示す開位置まで図3において反時計方向に回転せしめると、シャッタ壁80の副弧状開口82が蓋本体4の主弧状開口34及び上蓋6の主弧状開口64と重なり合い、可撓性流出管10はその先端部から順次にシャッタ壁80から開放され、それ自身の弾性復元力によって再び、図3に二点鎖線で図示する如く、延出管50の水平部54に続いて実質上真直に延び、上蓋6の主弧状開口64、蓋本体4の主弧状開口34及びシャッタ部材8の副弧状開口82を通って外方に延出する状態に戻される。上蓋6に配設されている規制柱74は、シャッタ部材8が閉位置から開位置に回転せしめられる際に、流出管10の延出部分がシャッタ壁80の移動に随伴して過剰に移動せしめられ、図3に二点鎖線で示す状態を越えて図3において更に右方に移動されてしまうのを防止する。図示の実施形態においては、蓋本体4と上蓋6との双方に、主弧状開口34及び64が形成されている側面壁32および62を配設しているが、所望ならば側面壁32と側面壁62とのいずれか一方を省略することもできる。
【0019】
図1及び図2を参照して説明すると、図示の容器蓋2は中栓12も含んでおり、容器蓋2を容器の口頸部に適用するに先立って、蓋本体4に中栓12が組み合わされる。中栓12は、円形底壁88とこの円形底壁88の周縁から上方に延びる円筒状の側面壁90を含んでいる。側面壁90の内周面には引っ張りリング92が接続されている。側面壁90の外周面上端部には、半径方向外側に突出する環状フランジ94が形成され、そして更にこの環状フランジ94の上端縁から半径方向外方に突出する薄肉フランジ95が形成されている。かような中栓12は、その薄肉フランジ95を蓋本体4におけるスカート壁16の内周面上端部に弾性的に係止せしめることによって、比較的弱く、還言すれば小さい力で容易に離脱され得るように、蓋本体4に保持される。
【0020】
図1乃至図3と共に図7を参照して説明を続けると、中栓12が組み合わされ、シャッタ部材8が閉位置に位置せしめられた容器蓋2は、ポリエチレンテレフタレートの如き適宜の合成樹脂から形成することができる容器96の口頸部98に装着される。容器96の口頸部98は略円筒形状であり、その外周面には雄螺条100とその下方に位置する係止あご部102が形成されている。容器蓋2は、その蓋本体4を口頸部98に被嵌し、閉方向即ち図2及び図7において上方から見て時計方向に回転せしめることによって、口頸部98に装着される。この際には、それ自身は周知の形態でよい蓋締め機の回転チャックによって、例えば蓋本体4の側面壁32を把持して蓋本体4を(従って上蓋6、シャッタ部材8、流出管10及び中栓12も)所定方向に回転せしめることができる。蓋本体4のスカート壁16における主部20の内周面に形成されている雌螺条24が口頸部98の雄螺条100に螺合せしめられ、タンパーエビデント裾部22に形成されている係止手段26が弾性的に変形せしめられて係止あご部102を通過し、その下方に係止せしめられる。蓋本体4に組み合わされた中栓12は、その環状フランジ94が口頸部98の頂面に密接せしめられ、その側面壁90の外周面が口頸部98の内周面に密接せしめられる。
【0021】
例えば液体飲料である容器96の内容物を飲む際には、蓋本体4の側面壁32に指を掛けて容器蓋2を開方向即ちに図7において上方からみて反時計方向に回転せしめる。かくすると、蓋本体4の雌螺条24が口頸部98の雄螺条100に沿って移動せしめられる故に、タンパーエビデント裾部22を除いて蓋本体4、上蓋6、シャッタ部材8及び流出管10は、回転と共に上昇せしめられる。一方、蓋本体4のタンパーエビデント裾部22は係止手段26が口頸部98の係止あご部102に係止されているが故に上方に移動することが阻止され、かくしてスカート壁16に形成されている破断可能ライン18が破断されて、タンパーエビデント裾部22がスカート壁16の主部20から分離される。破断可能ライン18のかかる破断によって、容器蓋2が操作されたことが明示され、所謂タンパーエビデント特性が補償される。タンパーエビデント裾部22を残留せしめて、蓋本体4のその他の部分、上蓋6、流出管10、シャッタ部材8は口頸部から離脱される。一方、中栓12は上述した如く小さな力で容易に離脱され得るように蓋本体4に組み合わされているので、蓋本体4から離脱せしめられて口頸部98に残留せしめられる。しかる後に、引っ張りリング92に指を掛けて中栓12を口頸部98から離脱せしめて口頸部98を開封する。次いで、中栓12が離脱された口頸部98に容器蓋2を再び装着、即ち蓋本体4を口頸部98に被嵌して閉方向に回転せしめ、蓋本体4のスカート壁16に形成されている雌螺条24を口頸部98の雄螺条100に螺合せしめる。かくすると、図8に図示する如く、蓋本体4の主壁14の下面に形成されている環状突条30が口頸部98の頂面に当接せしめられ、これによって口頸部98が密封される。しかる後にシャッタ部材8の操作片84(図1及び図3)に指を掛けて、図3に実線で示す閉位置から図3に二点鎖線で示す開位置に図3において反時計方向に回転せしめる。かくすると、上述した如く、シャッタ部材8の副弧状開口82が蓋本体4の主弧状開口34及び上蓋部材6の主弧状開口64と重なり合い、流出管10がその先端部から順次にシャッタ部材から開放され、それ自身の弾性復元力によって図3に二点鎖線で図示すると共に図8に図示する如く実質上真直に延び、上蓋6の主弧状開口64、蓋本体4の主弧状開口34及びシャッタ部材8の副弧状開口82を通って外方に延出する状態になる。流出管10が図3に二点鎖線で図示すると共に図8に図示する状態にせしめられると、折り曲げによる閉塞が解除される。従って、流出管10の先端部を口に銜えて吸引することにより、容器96に収容されている飲料を呑むことができる。流出管10は充分に長く延在せしめられ、それ故に充分容易にその先端部を銜えることができる。必要に応じて、容器96の主部を幾分押潰して容器96からの飲料の排出を促進することもできる。所要量の飲料を飲んだ後においては、シャッタ部材8の操作片84(図1及び図3)に指を掛け、図3に二点鎖線で示す開位置から図3に実線で示す閉位置に図3において時計方向に回転せしめる。かくすると、上述した如く、シャッタ壁80が流出管10の延出部分に作用し、3個の案内柱72と順次に協働して流出管10の延出部分を漸次折り曲げる。かくして、流出管10は比較的長いにもかかわらず、漸次円滑に折り曲げられて、蓋本体4の主壁14及び上蓋6の天面壁58と共に蓋本体4の側面壁32、上蓋6の側面壁62及びシャッタ部材8のシャッタ壁80によって囲繞された空間内に収納される。流出管10はシャッタ壁80と3個の案内柱72との間にて圧潰され、従って流出間10を通しての内容物の排出が充分確実に密封され、衝撃が作用しても充分な密閉が維持される。また、シャッタ部材8の副弧状開口82は上蓋6の側面壁62及び蓋本体4の側面壁32によって閉じられ、蓋本体4の主弧状開口34及び上蓋6の主弧状開口64はシャッタ部材8のシャッタ壁80によって閉じられる。従って、流出管10が収納された空間は外部から閉塞され、不使用時に流出管10に埃等が付着することが充分確実に防止される。
【0022】
図9乃至図11は上蓋及びシャッタ部材の変形実施形態を図示している。図9乃至図11に図示する上蓋206においては、天面壁258にはロック片203形成されている。このロック片203は両端縁を規定する一対の端縁スリット205と両側縁を規定する一対の側縁スリット207によって区画されている。一対の側縁スリット207の中間部にはスリット中断部209が残留せしめられており、かかるスリット中断部209によってロック片203が天面壁258の他の部分に接続されている。図10に明確に図示する如く、ロック片203の先端部の下面には下方に突出する係合突起211が形成されている。かようなロック片203は通常は図11に実線で示すロック位置に位置せしめられているが、その基端部を押圧することによって、その先端部、即ち係合突起211が配設されている端部が上昇せしめられるロック解除位置に、上記スリット中断部209を中心として旋回動せしめることができる。上蓋206においては、上述した実施形態における上蓋6に配設されていた拘束柱76及び当接柱78が省略されている(図2及び図6を参照されたい)。上蓋206のその他の構成は上述した実施形態における上蓋6と実質上同一である。一方、図11に図示する如く、シャッタ部材208のシャッタ壁280の上縁には、ロック切欠213が形成されている。シャッタ部材208が図11に実線で示す閉位置に位置せしめられると、ロック片203の先端部に形成されている係合突起211がシャッタ壁280の係合切欠213に係合せしめられ、これによってシャッタ部材208が閉位置にロックされ、シャッタ部材208が閉位置から偶発的に回転してしまうことが確実に防止される。ロック片203の基端部を押圧して図11に二点鎖線で示すロック解除位置に旋回せしめると、シャッタ部材208のロックが解除され、シャッタ部材208を実線で示す閉位置から二点鎖線で示す開位置に移動せしめることが許容される。
【0023】
【発明の効果】
本発明の容器蓋においては、容器蓋の蓋本体を直接的に把持することができ、従って必要に応じて蓋本体を回転せしめ容器の口頸部に装着することができる。また、シャッタ部材を閉位置に回転せしめると、シャッタ部材の副弧状開口が閉じられると共に蓋本体と上蓋の少なくとも一方に形成されている主弧状開口も閉じられ、流出管は閉じた空間内に収納され埃等の付着から防護される。更に、流出管を比較的長くしても、シャッタ部材を閉位置に回転せしめる際に流出管の延出部分を充分円滑に漸次折り曲げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された容器蓋の好適実施形態を示す分解斜面図。
【図2】図1に示す容器蓋の縦断面図。
【図3】図1に示す容器蓋の横断面図。
【図4】図1に示す容器蓋における蓋本体を示す平面図。
【図5】図1に示す容器蓋における上蓋を示す断面図。
【図6】図1に示す容器蓋における上蓋を示す底面図。
【図7】図1に示す容器蓋を容器の口頸部に装着した状態を示す縦断面図。
【図8】図7に示す状態から、蓋本体のタンパーエビデント裾部を残留せしめて蓋本体、上蓋、シャッタ部材及び流出管を容器の口頸部から離脱せしめ、中栓を容器の口頸部から離脱せしめ、しかる後に蓋本体、上蓋、シャッタ部材及び流出管を再び容器の口頸部に装着し、次いでシャッタ部材を開位置に位置せしめて、流出管を延出した状態を示す縦断面図。
【図9】上蓋の変形例を示す平面図。
【図10】図9の上蓋に配設されているロック片を示す部分断面図。
【図11】図9の上蓋と共にシャッタ部材の変形例を示す斜面図。
【符号の説明】
2:容器蓋
4:蓋本体
6:上蓋
8:シャッタ部材
10:流出菅
12:中栓
14:蓋本体の主壁
16:蓋本体のスカート壁
18:破断可能ライン
20:蓋本体のスカート壁の主部
22:蓋本体のスカート壁のタンパーエビデント裾部
24:雌螺条
26:係止手段
32:蓋本体の側面壁
34:蓋本体の主弧状開口
48:蓋本体の貫通孔
50:延出管
58:上蓋の天面壁
62:上蓋の側面壁
64:上蓋の主弧状開口
72:案内柱
74:規制柱
80:シャッタ壁
82:シャッタ部材の副弧状開口
96:容器
98:容器の口頸部
100:雄螺条
102:係止あご部
203:ロック片
205:端縁スリット
206:上蓋
207:側縁スリット
208:シャッタ部材
209:スリット中断部
211:係合突起
213:ロック切欠
Claims (5)
- 容器の口頸部に装着される蓋本体、上蓋、シャッタ部材及び可撓性流出管を具備し、
該蓋本体は容器の口頸部の頂面を覆う主壁を有し、該主壁には貫通孔が形成されていると共に該貫通孔の周縁から延出する延出管が形成されており、
該上蓋は天面壁を有し、該天面壁が該主壁の上方に位置するように該蓋本体に組み合わされ、
該蓋本体と該上蓋との少なくとも一方には、該主壁と該天面壁との間に位置する側面壁が形成されており、該側面壁には周方向に弧状に延在する主弧状開口が形成されており、
該シャッタ部材は周方向に延在する副弧状開口が形成されているシャッタ壁を有し、該副弧状開口が該主弧状開口から変位して位置して、該シャッタ壁が該主弧状開口を閉じる閉位置と、該副弧状開口が該主弧状開口と少なくとも部分的に重合する開位置との間を回転自在に該蓋本体及び該上蓋に組み合わされ、
該可撓性流出管は一端部が該主壁の該延出管に接続されて、該延出管から延在せしめられており、
該シャッタが該閉位置に位置せしめられると、該可撓性流出管が該シャッタ壁の作用によって弾性的に折り曲げられて、該主壁、該天面壁、該側面壁及び該シャッタ壁によって囲繞される空間内に収納され、該シャッタ部材が該開位置に位置せしめられると、該可撓性流出管が弾性的に復元せしめられて該主弧状開口及び該副弧状開口を通って外方に延出する、
ことを特徴とする容器蓋。 - 該蓋本体には該主壁の周縁部から上方に突出する該側面壁が形成され、該側面壁には周方向に弧状に延在する該主弧状開口が形成されており、該上蓋にも該天面壁の周縁部から垂下する該側面壁が形成され、該側面壁には周方向に弧状に延在する該主弧状開口が形成されており、該上蓋の該側面壁が該蓋本体の該側面壁の内側に位置せしめられ、該蓋本体の該側面壁に形成された該主弧状開口と該上蓋の側面壁に形成された該主弧状開口とは相互に整合して位置せしめられている、請求項1記載の容器蓋。
- 該上蓋の該天面壁の下面と該蓋本体の該主壁の上面との少なくとも一方には、該主弧状開口に沿って配置された少なくとも1個の案内柱が配置されており、該シャッタ部材が該閉位置に位置せしめられると、該可撓性流出管の延出部は該シャッタ壁と該案内柱との間を通って延びる、請求項1又は2記載の容器蓋。
- 該シャッタ部材が該閉位置に位置せしめられると、該シャッタ壁と該案内柱の各々との間で該可撓性流出管が圧潰される、請求項3記載の容器蓋。
- 該上蓋の該天面壁には、両端縁を規定する一対の端縁スリットと両側縁を規定する一対の側縁スリットによって区画されたロック片が形成されており、該一対の側縁スリットの各々の中間部にはスリット中断部が残留せしめられており、該ロック片は該中断部を介して該天面壁の他の部分に接続されており、該ロック片の先端部下面には該シャッタ部材が該閉位置に位置せしめられているときに該シャッタ部材に係合して該シャッタ部材が該閉位置から該開位置に向けて回転するのを阻止する係合突起が形成されており、該ロック片の基端部を押圧して該ロック片を該スリット中断部を中心として旋回動せしめて該ロック片の先端部を上昇せしめると、該係合突起が該シャッタ部材から離隔せしめられて、該シャッタ部材が該閉位置から該開位置に回転することが許容される、請求項1から4までのいずれかに記載の容器蓋。
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