JP4404341B2 - 植物の感光性遺伝子Hd5およびその利用 - Google Patents
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Description
具体的には、マップベースクローニングに不可欠な大規模分離集団によるHd5領域の詳細な連鎖解析を行った。連鎖解析用の集団は「日本晴」と「Kasalath」の戻し交雑後代世代を用いた。戻し交雑後代からHd5領域がヘテロ型となり、他のゲノム領域の大部分が「日本晴」に置換された個体を選抜した。Hd5遺伝子座の遺伝子型の決定は、F3世代の後代検定によって行った。連鎖解析の結果、Hd5はRFLPマーカーEH560とR2976の間に位置づけられ、それぞれのマーカーと14個体および4個体の組み換え個体が同定できた(図3B)。
〔1〕植物の感光性を増加させる機能を有する植物由来のタンパク質をコードする、下記(a)から(d)のいずれかに記載のDNA。
(a)配列番号:3または6に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするDNA。
(b)配列番号:1,2,4または5のいずれかに記載の塩基配列のコード領域を含むDNA。
(c)配列番号:3または6に記載のアミノ酸配列において1または複数のアミノ酸が置換、欠失、付加、および/または挿入されたアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするDNA。
(d)配列番号:1,2,4または5のいずれかに記載の塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズするDNA。
〔2〕イネ由来である、〔1〕に記載のDNA。
〔3〕〔1〕または〔2〕に記載のDNAの転写産物と相補的なRNAをコードするDNA。
〔4〕〔1〕または〔2〕に記載のDNAの転写産物を特異的に開裂するリボザイム活性を有するRNAをコードするDNA。
〔5〕植物細胞における発現時に、共抑制効果により、〔1〕または〔2〕に記載のDNAの発現を抑制させるRNAをコードするDNA。
〔6〕〔1〕から〔5〕のいずれかに記載のDNAを含むベクター。
〔7〕〔6〕に記載のベクターが導入された宿主細胞。
〔8〕〔6〕に記載のベクターが導入された植物細胞。
〔9〕〔8〕に記載の植物細胞を含む形質転換植物体。
〔10〕〔9〕に記載の形質転換植物体の子孫またはクローンである、形質転換植物体。
〔11〕〔9〕または〔10〕に記載の形質転換植物体の繁殖材料。
〔12〕〔1〕から〔5〕のいずれかに記載のDNAを植物細胞に導入し、該植物細胞から植物体を再生させる工程を含む、形質転換植物体の製造方法。
〔13〕〔1〕または〔2〕に記載のDNAによりコードされるタンパク質。
〔14〕〔7〕に記載の宿主細胞を培養し、該細胞またはその培養上清から組換えタンパク質を回収する工程を含む、〔13〕に記載のタンパク質の製造方法。
〔15〕〔13〕に記載のタンパク質に結合する抗体。
〔16〕配列番号:1,2,4または5のいずれかに記載の塩基配列またはその相補配列に相補的な少なくとも15の連続する塩基を含むポリヌクレオチド。
〔17〕〔1〕または〔2〕に記載のDNAを植物体の細胞内で発現させる工程を含む、植物の感光性を増加させる方法。
〔18〕〔3〕から〔5〕のいずれかに記載のDNAを植物体の細胞内で発現させる工程を含む、植物の感光性を低下させる方法。
〔19〕〔1〕から〔5〕のいずれかに記載のDNA、もしくは〔6〕に記載のベクターを有効成分とする、植物の感光性を改変する薬剤。
〔20〕以下の(a)〜(c)の工程を含む、植物の感光性を判定する検査方法。
(a)被検植物体および繁殖媒体からDNA試料を調製する工程。
(b)該DNA試料から〔1〕に記載のDNA領域を増幅する工程。
(c)植物の品種・系統から〔1〕に記載のDNA領域を増幅したDNA断片と、該DNA試料から増幅したDNA断片の分子量または塩基配列を比較する工程。
量的形質遺伝子座(QTL)のHd5は第8染色体上に見い出され(図1)(Yano et al. TAG 95:1025-1032, 1997)、RFLPマーカーC166とR902の間に位置づけられ、R2976とは共分離することが判明していた(図3A)(Lin et al., Breeding Science 53:51-59, 2003)。しかしながらこの連鎖解析の精度では、マップベースクローニングによる遺伝子の単離・同定は困難であった。また出穂遅延作用をもつ「Kasalath」のHd5遺伝子は「日本晴」の対立遺伝子に対して優性に作用することが明らかとなっていた。「日本晴」の遺伝的背景に「Kasalath」のHd5遺伝子を置換した準同質遺伝子系統[NIL(Hd5)]と日本晴を異なる日長条件下で栽培し、それらの到穂日数を調査した。[NIL(Hd5)]は日本晴と比較して自然条件では14.2日、長日条件下で14.8日出穂が遅延したが、短日条件下では日本晴とほぼ同じであった(図2)。これらの結果から、Hd5遺伝子は出穂を遅延する機能を有し、その出穂遅延作用は長日条件下および自然条件下でのみ認められた(図2)。さらに、北海道に適応する栽培品種「はやまさり」と「Kasalath」の遺伝解析結果から、「はやまさり」の極早生性はHd5遺伝子の機能欠損あるいは著しい機能低下によって引き起こされている可能性が示唆されていた(野々上ら 育種学研究 第2巻(別1)p.13(2000) 第97回日本育種学会講演会講演要旨集、野々上ら 育種学研究 第5巻(別1)p.71(2003) 第103回日本育種学会講演会講演要旨集)。
マップベースクローニングに不可欠な大規模分離集団によるHd5領域の詳細な連鎖解析を行った。連鎖解析用の集団は「日本晴」と「Kasalath」の戻し交雑後代世代を用いた。戻し交雑後代からHd5領域がヘテロ型となり、他のゲノム領域の大部分が「日本晴」に置換された個体を選抜した。選抜個体の自殖後代2308個体(F2集団相当)から、Hd5を挟み込むCAPS (Cleaved Amplified Polymorphic Sequence)マーカーS21656 ( プライマー5'- CTGGTGAAGGAGAGGTCGTC -3'/配列番号:10および5'- GGTGAAGCAGCAGCATCCAT -3'/配列番号:11、制限酵素KpnI)およびR902 ( プライマー5'- TCACGAAAGAACACATTAAACTTTATCC -3'/配列番号:12および5'- TTCCTTCAATTATGTAGATGCCATTC -3'/配列番号:13、制限酵素Eco81I)を利用して、Hd5近傍に生じた組み換え染色体をもつ個体を選抜した。Hd5遺伝子座の遺伝子型の決定は、F3世代の後代検定によって行った。すなわち選抜個体(F2)の各自殖後代24個体をつくば市の実験圃場において栽培し、各系統内の到穂日数の分離状況からHd5の遺伝子型を判定した。連鎖解析の結果、Hd5はRFLPマーカーEH560とR2976の間に位置づけられ、それぞれのマーカーと14個体および4個体の組み換え個体が同定できた(図3B)。
Hd5遺伝子座を含むPACクローンP690F8(図3C)のゲノム塩基配列を解析した。得られた塩基配列情報を利用して、新規なCAPSマーカーおよびSNPマーカーを作出し、候補ゲノム領域をさらに限定した。その結果、Hd5遺伝子座はSNPマーカー14161(プライマー5'- TCATCCAGCGTGTCCTCATT -3'/ 配列番号:14および5'- TTTATGGGCTCTATGATTTG -3'/ 配列番号:15)および18485(プライマー5'- ATCAAGACAGGGGAAACCAG -3' /配列番号16:および5'- CGAGCACAACAGAGGAAATG -3'/ 配列番号:17)とそれぞれ1個の組み換えが検出され、CAPSマーカー106Ga(プライマー5'- CACTTGGAGACCTTGGATGG -3'/ 配列番号:18および5'- CCACCTTTCCCTCATTGTCG -3'/ 配列番号:19、制限酵素NlaIII)、SNPマーカー18169(プライマーはSNPマーカー18485と同じ)とは共分離した(図3D)。したがってHd5の候補領域はSNPマーカー14161と18485に挟み込まれる約4.3kbであることが明らかとなった。この候補領域の塩基配列に対してGENSCAN(http://genes.mit.edu/GENSCAN.html)による遺伝子予測ならびに類似性検索を行ったところ、1個の遺伝子が予測され、既知のCCAAT-box結合転写因子NF-Y蛋白のサブユニットB遺伝子(NF-YB遺伝子)と高い類似性を示した(図3E)。この予測遺伝子をHd5の候補として以降の解析を行った。
イネ品種「Kasalath」、「日本晴」および「はやまさり」について、Hd5 領域約4.3kbのゲノム塩基配列を解析した。この領域には、「Kasalath」と比較して「日本晴」では46箇所、「はやまさり」では47箇所の塩基置換および挿入・欠失が見い出された(図4)。また、「Kasalath」のcDNAの全長を決定し、ゲノム塩基配列と比較したところ、Hd5 は1個のエクソンからなり、転写領域の全長は1060bp、298アミノ酸からなるタンパク質をコードしていることが予測された(図4)。予測転写領域内の塩基配列の違いを「Kasalath」と比較すると、「日本晴」では10個の1塩基置換、「はやまさり」では「日本晴」の10個の1塩基置換に加えて19bpの欠失が見い出された。また、アミノ酸配列の違いを「Kasalath」と比較すると、「日本晴」では8個のアミノ酸が置換されていた。また、「はやまさり」に見いだされた19bpの欠失は、フレームシフトを引き起こし、その結果62番目のアミノ酸部位に停止コドンを生じさせることが明らかとなった(図5)。このことから、この19bpの欠失によって、「はやまさり」のHd5遺伝子は機能が消失していると推定された。
形質転換には、機能のあるHd5対立遺伝子を持っていると推定されるインド型品種「Kasalath」由来のゲノムDNA断片を用いた。すなわち、「Kasalath」のゲノムDNAから作成されたBACライブラリー(Baba et al., Bulletin of the NIAR 14: 41-49, 2000)に対して、Hd5近傍の塩基配列を増幅するプライマー対P690F8T(5'- ACTTCTCAGCGTCTTGTTCC -3'/ 配列番号:20および5'- GATTTACCTCGTCATTGCCA -3'/ 配列番号:21)およびP700F2S(5'- AGGTCAGAGGAACATCATTG -3'/ 配列番号:22および5'- GGTTTGGAAGGTGGTATTGT -3'/ 配列番号:23)によるスクリーニングを行い、Hd5候補遺伝子をカバーするBACクローンB179C8およびB196F2を選抜した(図3C)。その後の詳細な連鎖解析によりHd5候補遺伝子を含むことが判明したBACクローンB179C8より候補遺伝子領域を含む HindIII-EagI 4.2kb断片(図3E)を切り出し、Ti-プラスミドベクターpPZP2H-lac(Fuse et al. Plant Biotechnology 18: 219-222, 2001)に組み込み、アグロバクテリウムを介して「日本晴」に導入した。再分化植物体は速やかに長日条件(14.5時間明)のグロースチャンバーに移して育成し、出穂までの所要日数を調査した。形質転換当代(T0)では、HindIII-EagI 4.2kb断片を導入した個体(1〜7コピー導入、19個体)のほとんどがベクターのみ(1〜3コピー導入、7個体)よりも遅く出穂した(図6A)。これより、HindIII-EagI 4.2kb断片が長日条件下で出穂を著しく遅延させるHd5遺伝子の作用を持つことが示唆された。さらに、導入遺伝子の出穂遅延作用を確認するために、出穂が遅延した形質転換当代のなかから1コピー導入された個体を選抜し、その自殖後代を長日(14.5時間)条件で栽培して、到穂日数を調査した。ベクターのみを持つ個体が93〜108日で出穂し、「日本晴」とほぼ同じであったのに対し、HindIII-EagI 4.2kb断片を持つ個体は125〜175日と晩生で、それらの到穂日数は準同質遺伝子系統[NIL(Hd5)]とほぼ同じであった(図6B)。
以上の結果からNF-YB様遺伝子が長日条件で出穂を遅延させる機能を有し、Hd5であることが立証された。
Hd5遺伝子の1日の発現量の変化を調べた。長日条件(14時間明)および短日条件(9時間明)の人工気象室内で播種から1ヵ月間育成した日本晴の葉を3時間毎に採取した。これらの材料より全RNAを抽出し、Hd5遺伝子について定量RT-PCR解析を行なった(プライマー5'-GATGCCCTCGAACTCCATCA-3'/配列番号:26および5'-ACGGCGTTCTACGCGC-3'/配列番号:27、プローブ 5'-CCGCAGTACGCCTTGTTCCCTGA-3'/配列番号:28)。その結果、Hd5遺伝子のmRNAの蓄積量は明期の間は上昇し、暗期になると下降してきて朝には最低レベルになることが判明した(図9)。また、Hd5遺伝子の出穂遅延作用が明瞭な長日条件において短日条件よりもmRNAが多く蓄積されていることが明らかとなった(図9)。感光性に関与する遺伝子の一部は、それらの発現が日周変動を示すことが明らかにされている(Kojima et al., Plant Cell Physiol. 43:1096-1105, 2002)。これらの結果から、日周変動でもたらされる発現量比の変化が感光性の発現において重要な役割を果たしていることが推定され、Hd5遺伝子発現の日周変動も、感光性遺伝子群の相互作用の一端を担うものと考えられる。
Hd5遺伝子の機能診断が可能であるかどうかと明らかにするために、「はやまさり」に見いだされたHd5遺伝子内の欠失19bpを含むゲノム断片を増幅できるプライマー対(5'-TCACATGAAGAGTAGGAAGAGCT-3'/配列番号:29 および 5'-TGATGAACTCCGACACGCAC-3'/配列番号:30)を用いて、日本で栽培される品種あるいはこれまで栽培されてきた品種7品種の各品種ゲノムDNAをテンプレートとしてPCRによる増幅を行った(図10)。本州地域で栽培される品種「日本晴」、「ササニシキ」および「コシヒカリ」では300bpのゲノム断片が増幅されるの対して、北海道に適応した品種「はやまさり」、「早生富国」および「農林20号」では280bpのゲノム断片が、「ほしのゆめ」では300bpのゲノム断片が増幅された(図10)。「ほしのゆめ」と「はやまさり」の遺伝解析の結果から、「ほしのゆめ」は機能を有するHd5遺伝子をもち、これが「ほしのゆめ」が「はやまさり」より10日程度晩生の原因となることが明らかにされている(野々上ら 育種学研究 第5巻(別1)p.71(2003) 第103回日本育種学会講演会講演要旨集)。これらの結果は、北海道地域で栽培される極早生品種には、Hd5遺伝子の機能を持つ品種と機能が欠損する品種が存在し、今回用いたプライマー対はHd5遺伝子の機能の有無の診断に利用できることを示している。
Claims (18)
- 植物の感光性を増加させる機能を有する植物由来のタンパク質をコードする、下記(a)から(d)のいずれかに記載のDNA。
(a)配列番号:3または6に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするDNA。
(b)配列番号:1,2,4または5のいずれかに記載の塩基配列のコード領域を含むDNA。
(c)配列番号:3または6に記載のアミノ酸配列において1または数個のアミノ酸が置換、欠失、付加、および/または挿入されたアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするDNA。
(d)配列番号:3または6に記載のアミノ酸配列と少なくとも90%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするDNA。 - イネ由来である、請求項1に記載のDNA。
- その転写産物が、請求項1または2に記載のDNAの転写産物と相補的である、DNA。
- 請求項1から3のいずれかに記載のDNAを含むベクター。
- 請求項4に記載のベクターが導入された宿主細胞。
- 請求項4に記載のベクターが導入された植物細胞。
- 請求項6に記載の植物細胞を含む形質転換植物体。
- 請求項7に記載の形質転換植物体の子孫またはクローンである、形質転換植物体。
- 請求項7または8に記載の形質転換植物体の種子、果実、切穂、塊茎、塊根、株、カルスまたはプロトプラスト。
- 請求項1から3のいずれかに記載のDNAを植物細胞に導入し、該植物細胞から植物体を再生させる工程を含む、形質転換植物体の製造方法。
- 請求項1または2に記載のDNAによりコードされるタンパク質。
- 請求項5に記載の宿主細胞を培養し、該細胞またはその培養上清から組換えタンパク質を回収する工程を含む、請求項11に記載のタンパク質の製造方法。
- 請求項11に記載のタンパク質に結合する抗体。
- 配列番号:1,2,4または5のいずれかに記載の塩基配列またはその相補配列に相補的な少なくとも15の連続する塩基を含む、請求項1または2記載のDNAを検出または増幅するためのプローブまたはプライマー。
- 請求項1または2に記載のDNAを植物体の細胞内で発現させる工程を含む、イネの感光性を増加させる方法。
- 請求項3に記載のDNAを植物体の細胞内で発現させる工程を含む、イネの感光性を低下させる方法。
- 請求項1から3のいずれかに記載のDNA、もしくは請求項4に記載のベクターを有効成分とする、イネの感光性を改変する薬剤。
- 以下の(a)〜(c)の工程を含む、イネの感光性を判定する検査方法。
(a)被検植物体および繁殖媒体からDNA試料を調製する工程。
(b)該DNA試料から請求項1に記載のDNA領域を増幅する工程。
(c)植物の品種・系統から請求項1に記載のDNA領域を増幅したDNA断片と、該DNA試料から増幅したDNA断片の分子量または塩基配列を比較する工程。
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