JP4403147B2 - 音響校正器 - Google Patents

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本発明は、例えば騒音計等に用いられるコンデンサマイクロホンの感度を校正する音響校正器に関する。
コンデンサマイクロホンを使用する騒音計の精度を維持するためには、定期的にコンデンサマイクロホンについて音響校正を行なう必要があり、一般に音響校正器が用いられている。
従来、この種の音響校正器として、直径の異なる2種類のコンデンサマイクロホンの校正を、アダプタを用いることにより行なうことが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許3602405号公報
しかしながら、特許文献1に記載された音響校正器においては、アダプタを装着した場合とそうでない場合とで、校正空間部内に発生する音圧が一定にならない。また、直径が同じマイクロホンでも種類が違うとマイクロホンの振動膜前室部の容積が異なるため、この振動膜前室部の容積を含んだ校正空間部の容積は一定ではなく、そのため校正空間部内に発生する音圧が一定にならない。
このような問題を解決するために、校正空間部内の音圧を検出して、音圧を発生する音源を駆動する増幅器にフィードバックし、校正空間部内の音圧が一定になるように制御することが考えられる。しかし、制御するためには校正空間部内の音圧を検出するマイクロホンをはじめとし、その他制御に要するコストがかかるという問題があった。
本発明は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、比較的簡易な構成ながらも校正空間部内に一定の音圧を発生させることができる音響校正器を提供しようとするものである。
上記課題を解決すべく請求項1に係る発明は、マイクロホンの感度を校正する音響校正器において、校正空間部とマイクロホン挿入口の間に、前記校正空間部と前記マイクロホン挿入口を連通する音響要素部材を設け、この音響要素部材のイナータンスによるインピーダンスが、前記マイクロホン挿入口からみた音響校正器本体の総音響コンプライアンスによるインピーダンスより小さいものである。
請求項に係る発明は、直径の異なる二種類のマイクロホンの感度を校正する音響校正器であって、校正空間部及び直径が大きい方のマイクロホンを挿入する第1挿入口を形成した音響校正器本体と、一端側に前記第1挿入口に挿入する挿入部を形成すると共に、他端側に直径が小さい方のマイクロホンを挿入する第2挿入口を形成したアダプタを備え、前記挿入部に前記校正空間部と前記第2挿入口を連通する音響要素部材を設け、この音響要素部材のイナータンスによるインピーダンスが、前記マイクロホンの第1挿入口又は第2挿入口からみた音響校正器本体の総音響コンプライアンスによるインピーダンスより小さいものである。
請求項に係る発明は、請求項1又は2記載の音響校正器において、前記音響要素部材は、所定の内径と所定の長さを有する貫通孔からなるものである。
請求項1に係る発明によれば、校正空間部とマイクロホン挿入口の間に、校正空間部とマイクロホン挿入口を連通する音響要素部材を設けるだけで、アダプタ使用の有無やマイクロホンの種類などに影響を受けずに、一定の音圧を校正空間部内に発生させることができる。
また、マイクロホンとマイクロホン挿入口の間に多少の隙間があっても、精度よくマイクロホンの校正を行なうことができる。
また、マイクロホン挿入口からみた音響校正器本体の総音響コンプライアンスによるインピーダンスより、イナータンスによるインピーダンスが小さい音響要素部材を設けるだけで、アダプタ使用の有無やマイクロホンの種類などに影響を受けずに、一定の音圧を校正空間部内に発生させることができる。
請求項に係る発明によれば、アダプタの挿入部に校正空間部と第2挿入口を連通する音響要素部材を設けるだけで、マイクロホンの種類などに影響を受けずに、一定の音圧を校正空間部内に発生させることができる。
また、マイクロホンと第2挿入口の間に多少の隙間があっても、精度よくマイクロホンの校正を行なうことができる。
また、マイクロホンの第1挿入口又は第2挿入口からみた音響校正器本体の総音響コンプライアンスによるインピーダンスより、イナータンスによるインピーダンスが小さい音響要素部材を設けるだけで、アダプタ使用の有無やマイクロホンの種類などに影響を受けずに、一定の音圧を校正空間部内に発生させることができる。
請求項に係る発明によれば、簡易な構成で、一定の音圧を校正空間部内に発生させることができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。ここで、図1は本発明に係る音響校正器の第1実施の形態の断面図、図2は同じく平面図、図3は音響要素部材を設けない場合の音響校正器の等価回路図、図4は音響要素部材を設けた場合の音響校正器の等価回路図、図5は第1実施の形態でマイクロホンに音響校正器を装着した状態の断面図、図6は本発明に係る音響校正器の第2実施の形態の断面図、図7は第2実施の形態でマイクロホンに音響校正器を装着した状態の断面図、図8は本発明に係る音響校正器の第3実施の形態の断面図、図9は同じく平面図、図10は第3実施の形態でマイクロホンに音響校正器を装着した状態の断面図である。
本発明に係る音響校正器の第1実施の形態は、図1及び図2に示すように、外形が直方体形状のケース1と、ケース1内に形成した校正空間部2と、校正空間部2に接続されるマイクロホン挿入口3と、校正空間部2とマイクロホン挿入口3を連通する音響要素部材4と、校正空間部2に所定周波数(例えば、1kHz)の所定音圧を供給する電気音響変換器5を備え、音響校正器本体7を構成している。
音響要素部材4は、所定の内径と所定の長さを有する7個の貫通孔4aを、校正空間部2とマイクロホン挿入口3を連通するように、円柱部材に形成してなり、所定の音響インピーダンスを持っている。なお、電気音響変換器5を駆動させる増幅器や電池などはケース1内に収納されるが、図示を省略している。また、ケース1の外形形状は、直方体形状や円柱形状など如何なる形状でも構わない。6はOリングである。
音響要素部材4を設けない場合の音響校正器の等価回路8は、図3に示すように、電気音響変換器5の音響コンプライアンスの等価容量C0と、校正空間部2の音響コンプライアンスの等価容量C1と、コンデンサマイクロホン10の振動膜前室部及びコンデンサマイクロホン10とマイクロホン挿入口3の隙間の音響コンプライアンスの等価容量C2からなる。E0は電気音響変換器5が供給する音圧と等価な入力電圧、Eはコンデンサマイクロホン10に供給される音圧と等価な出力電圧である。出力電圧Eは、次に示す式(1)となる。
次に、音響要素部材4を設けた場合の音響校正器の等価回路9は、図4に示すように、電気音響変換器5の音響コンプライアンスの等価容量C0と、校正空間部2の音響コンプライアンスの等価容量C1と、音響要素部材4のイナータンスによる等価インダクタンスLと、コンデンサマイクロホン10の振動膜前室部及びコンデンサマイクロホン10とマイクロホン挿入口3の隙間の音響コンプライアンスの等価容量C2からなる。ここで、音響要素部材を、構造上から、音響抵抗成分及び音響コンプライアンス成分を無視してイナータンスの等価インダクタンスLとみなしても実質上問題はない。そして、出力電圧Eは、次に示す式(2)となる。
ここで、コンデンサマイクロホン10の振動膜前室部及びコンデンサマイクロホン10とマイクロホン挿入口3の隙間の音響コンプライアンスの等価容量C2の影響を十分に小さくするためには、次に示す式(3)を満たすように音響要素部材4のイナータンスによる等価インダクタンスLを設定すればよい。
特に、等価インダクタンスLが、次に示す式(4)となる場合には、出力電圧Eは、次に示す式(5)となる。
また、一般に、電気音響変換器5の音響コンプライアンスの等価容量C0は、校正空間部2の音響コンプライアンスの等価容量C1より、3桁程度小さいので、式(4)は、次に示す式(6)として扱っても実用上問題ない。
例えば、コンデンサマイクロホン10の振動膜前室部及びコンデンサマイクロホン10とマイクロホン挿入口3の隙間の音響コンプライアンスの等価容量C2の差異による影響を1/100にしたい時は、等価インダクタンスLを、次に示す式(7)を満たす範囲に設定すればよい。
このように、校正空間部2とマイクロホン挿入口3を連通する音響要素部材4を設けることにより、コンデンサマイクロホン10の振動膜前室部の容積の相違による影響や、コンデンサマイクロホン10とマイクロホン挿入口3の隙間による影響を受けることなく、校正空間部2内の音圧を一定にすることができる。
以上のように構成した本発明に係る音響校正器の第1実施の形態による音響校正について説明する。直径1/2インチのコンデンサマイクロホンを用いた騒音計について、コンデンサマイクロホンを音響校正する場合には、図5に示すように、直径1/2インチのコンデンサマイクロホン10を上向きにした状態で、音響校正器のマイクロホン挿入口3にコンデンサマイクロホン10をストッパ3aに当接するまで挿入する。
すると、Oリング6によりマイクロホン挿入口3とコンデンサマイクロホン10は密接状態になる。次いで、音響校正器に設けたスイッチ(不図示)をオフ状態からオン状態にして電気音響変換器5を駆動させ、マイクロホン挿入口3に音響要素部材4を介して連通する校正空間部2を所定周波数の所定音圧にすることにより、音響校正を行なう。
この時、音響要素部材4の作用により、コンデンサマイクロホン10の種類などに影響を受けずに、一定の音圧を校正空間部2内に発生させることができる。また、コンデンサマイクロホン10とマイクロホン挿入口3の間に多少の隙間があっても、精度よくコンデンサマイクロホン10の校正を行なうことができる。
次に、本発明に係る音響校正器の第2実施の形態は、図6に示すように、外形が直方体形状の音響校正器本体11と、外形が略円柱形状のアダプタ12からなる。なお、音響校正器本体11もアダプタ12も外形形状は、直方体形状や円柱形状など如何なる形状でも構わない。
音響校正器本体11は、ケース13と、ケース13内に形成した校正空間部14と、校正空間部14に接続される直径1インチのコンデンサマイクロホンを挿入する第1挿入口15と、校正空間部14と第1挿入口15を連通する音響要素部材16と、校正空間部14に所定周波数(例えば、1kHz)の所定音圧を供給する電気音響変換器17を備えている。
音響要素部材16は、所定の内径と所定の長さを有する7個の貫通孔16aを、校正空間部14と第1挿入口15を連通するように、円柱部材に形成してなり、所定の音響インピーダンスを持っている。なお、電気音響変換器17を駆動させる増幅器や電池などはケース13内に収納されるが、図示を省略している。
アダプタ12は、一端側に形成された音響校正器本体11の第1挿入口15に挿入する中空の挿入部18と、他端側に形成された挿入部18と連通する直径1/2インチのコンデンサマイクロホン10を挿入する第2挿入口19を備えてなる。20a,20bはOリングである。
以上のように構成した本発明に係る音響校正器の第2実施の形態による音響校正について説明する。直径1/2インチのコンデンサマイクロホン10を用いた騒音計について、コンデンサマイクロホン10を音響校正する場合には、音響校正器本体11とアダプタ12を用意する。
次いで、音響校正器本体11の第1挿入口15にアダプタ12の挿入部18をストッパ15aに当接するまで挿入する。すると、Oリング20aにより第1挿入口15と挿入部18は密接状態になり、アダプタ12は音響校正器本体11に密接状態で装着される。
次いで、図7に示すように、騒音計のコンデンサマイクロホン10を上向きにした状態で、アダプタ12の第2挿入口19にコンデンサマイクロホン10をストッパ19aに当接するまで挿入する。すると、Oリング20bにより第2挿入口19とコンデンサマイクロホン10は密接状態になる。
そして、音響校正器本体11に設けたスイッチ(不図示)をオフ状態からオン状態にして電気音響変換器17を駆動させ、第2挿入口19に第1挿入口15と音響要素部材16を介して連通する校正空間部14を所定周波数の所定音圧にすることにより、音響校正を行なう。
この時、音響要素部材16の作用により、コンデンサマイクロホン10の種類などに影響を受けずに、一定の音圧を校正空間部14内に発生させることができる。また、コンデンサマイクロホン10と第2挿入口19の間、アダプタ12の挿入部18と第1挿入口15の間に多少の隙間があっても、精度よくコンデンサマイクロホン10の校正を行なうことができる。
次に、本発明に係る音響校正器の第3実施の形態は、図8及び図9に示すように、外形が直方体形状の音響校正器本体21と、外形が略円柱形状のアダプタ22からなる。なお、音響校正器本体21もアダプタ22も外形形状は、直方体形状や円柱形状など如何なる形状でも構わない。なお、図9は音響校正器本体21にアダプタ22を装着させた状態の平面図である。
音響校正器本体21は、ケース23と、ケース23に形成され直径1インチのコンデンサマイクロホンを挿入する第1挿入口24と、第1挿入口24に連通する校正空間部25と、校正空間部25に所定周波数(例えば、1kHz)の所定音圧を供給する電気音響変換器26を備えている。なお、電気音響変換器26を駆動させる増幅器や電池などはケース23内に収納されるが、図示を省略している。
アダプタ22は、一端側に形成された音響校正器本体21の第1挿入口24に挿入する挿入部28と、他端側に形成され挿入部28と連通する直径1/2インチのコンデンサマイクロホン10を挿入する第2挿入口29を備えてなる。挿入部28の中心部には、アダプタ22の一端側と第2挿入口29を連通する音響要素部材30が形成されている。音響要素部材30は、所定の内径と所定の長さを有する7個の貫通孔30aを形成してなり、所定の音響インピーダンスを持っている。31a,31bはOリングである。
以上のように構成した本発明に係る音響校正器の第3実施の形態による音響校正について説明する。直径1/2インチのコンデンサマイクロホン10を用いた騒音計について、コンデンサマイクロホン10を音響校正する場合には、音響校正器本体21とアダプタ22を用意する。
次いで、音響校正器本体21の第1挿入口24にアダプタ22の挿入部28をストッパ24aに当接するまで挿入する。すると、Oリング31aにより第1挿入口24と挿入部28は密接状態になり、アダプタ22は音響校正器本体21に密接状態で装着される。この時、校正空間部25と第2挿入口29は、音響要素部材30により通状態になる。
次いで、図10に示すように、騒音計のコンデンサマイクロホン10を上向きにした状態で、アダプタ22の第2挿入口29にコンデンサマイクロホン10をストッパ29aに当接するまで挿入する。すると、Oリング31bにより第2挿入口29とコンデンサマイクロホン10は密接状態になる。
そして、音響校正器本体21に設けたスイッチ(不図示)をオフ状態からオン状態にして電気音響変換器26を駆動させ、第2挿入口29に音響要素部材30を介して連通する校正空間部25を所定周波数の所定音圧にすることにより、音響校正を行なう。
この時、音響要素部材30の作用により、コンデンサマイクロホン10の種類などに影響を受けずに、一定の音圧を校正空間部25内に発生させることができる。また、コンデンサマイクロホン10と第2挿入口29の間に多少の隙間があっても、精度よくコンデンサマイクロホン10の校正を行なうことができる。
本発明の実施の形態では、音響要素部材4,16,30として、所定の内径と所定の長さを有する7個の貫通孔4a,16a,30aの場合で説明したが、貫通孔4a,16a,30aの個数は7個に限定されるものではなく、状況によって変更され得る。
本発明によれば、アダプタ使用の有無やマイクロホンの種類などに影響を受けずに、一定の音圧を校正空間部内に発生させることができるので、補正処理をすることなく、精度よくマイクロホンの校正を行なうことができる。
また、マイクロホンとマイクロホン挿入口の間に多少の隙間があっても、精度よくマイクロホンの校正を行なうことができるので、使い勝手のよい音響校正器が提供される。
本発明に係る音響校正器の第1実施の形態の断面図 本発明に係る音響校正器の第1実施の形態の平面図 音響要素部材を設けない場合の音響校正器の等価回路図 音響要素部材を設けた場合の音響校正器の等価回路図 第1実施の形態でマイクロホンに音響校正器を装着した状態の断面図 本発明に係る音響校正器の第2実施の形態の断面図 第2実施の形態でマイクロホンに音響校正器を装着した状態の断面図 本発明に係る音響校正器の第3実施の形態の断面図 本発明に係る音響校正器の第3実施の形態の平面図 第3実施の形態でマイクロホンに音響校正器を装着した状態の断面図
符号の説明
1,13,23…ケース、2,14,25…校正空間部、3…マイクロホン挿入口、4,16,30…音響要素部材、4a,16a,30a…貫通孔、5,17,26…電気音響変換器、10…コンデンサマイクロホン、7,11,21…音響校正器本体、12,22…アダプタ、15,24…第1挿入口、19,29…第2挿入口。

Claims (3)

  1. マイクロホンの感度を校正する音響校正器において、校正空間部とマイクロホン挿入口の間に、前記校正空間部と前記マイクロホン挿入口を連通する音響要素部材を設け、この音響要素部材のイナータンスによるインピーダンスが、前記マイクロホン挿入口からみた音響校正器本体の総音響コンプライアンスによるインピーダンスより小さいことを特徴とする音響校正器。
  2. 直径の異なる二種類のマイクロホンの感度を校正する音響校正器であって、校正空間部及び直径が大きい方のマイクロホンを挿入する第1挿入口を形成した音響校正器本体と、一端側に前記第1挿入口に挿入する挿入部を形成すると共に、他端側に直径が小さい方のマイクロホンを挿入する第2挿入口を形成したアダプタを備え、前記挿入部に前記校正空間部と前記第2挿入口を連通する音響要素部材を設け、この音響要素部材のイナータンスによるインピーダンスが、前記マイクロホンの第1挿入口又は第2挿入口からみた音響校正器本体の総音響コンプライアンスによるインピーダンスより小さいことを特徴とする音響校正器。
  3. 前記音響要素部材は、所定の内径と所定の長さを有する貫通孔からなる請求項1又は2記載の音響校正器。
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