JP4402337B2 - 2つの異なる移動無線ネットワークを使用することが可能な移動無線システムの周波数の不確定性を推定する方法およびシステム - Google Patents
2つの異なる移動無線ネットワークを使用することが可能な移動無線システムの周波数の不確定性を推定する方法およびシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4402337B2 JP4402337B2 JP2002185634A JP2002185634A JP4402337B2 JP 4402337 B2 JP4402337 B2 JP 4402337B2 JP 2002185634 A JP2002185634 A JP 2002185634A JP 2002185634 A JP2002185634 A JP 2002185634A JP 4402337 B2 JP4402337 B2 JP 4402337B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- mobile radio
- uncertainty
- clock
- pulses
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/005—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission adapting radio receivers, transmitters andtransceivers for operation on two or more bands, i.e. frequency ranges
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
- H04B1/40—Circuits
- H04B1/403—Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency
- H04B1/406—Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency with more than one transmission mode, e.g. analog and digital modes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Transceivers (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明の分野は、移動無線の分野である。
【0002】
本発明は、第1の特定の周波数で第1の移動無線ネットワークを使用することのできる移動無線システムの一部と、第2の特定の周波数で第2の移動無線ネットワークを使用することのできる同じ移動無線システムの別の部分との間の相対的な周波数の不確定性を推定する方法に関する。
【0003】
【従来の技術】
本願は、2001年6月28日に出願された仏国特許出願第01 08 536号に基づくものであり、この出願の開示を参照によりその全体を本明細書に組み込み、その優先権を主張する。
【0004】
現在、移動無線呼の大半は、GSMネットワークなどの単一のネットワークを介して送信されている。例えばUMTSネットワークなど、移行期の間だけでも従来のネットワークと共存する新世代のネットワークが現在登場しつつある。
【0005】
例えば同じ移動電話などの同じ移動無線システムを使用して、2つの異なるネットワークを介して、2つの異なる送信モードで通信できることが必要である。以下ではGSMおよびUMTSネットワークを例として使用するが、本発明は他のネットワークにも同様に良く当てはまる。
【0006】
移動無線ネットワークは、カバーエリア内にある移動電話と特定の周波数帯で送受信を行う基地局を含んでいる。
【0007】
2つの異なるネットワークを介した通信とは、特にカバーエリア内に移動電話が位置するGSMまたはUMTSの基地局に応じて、GSMまたはUMTSネットワークを介して互換的に通信することができること、および例えば移動電話がGSMの基地局のカバーエリアからUMTS基地局のカバーエリアに移動するなどの理由により、GSMネットワークを介して呼を開始し、UMTSネットワークを介してその呼を継続することができることにある。
【0008】
これを可能にするには、常に移動電話をGSMネットワークとUMTSネットワークに同期させておかねばならない。同期には、GSMネットワークにおける時間とUMTSネットワークにおける時間を知ることが必要となる時間の同期と、周波数の同期がある。
【0009】
この説明の以下の部分では、周波数の同期を扱う。
【0010】
基地局と移動電話は水晶クロックを含んでおり、このクロックから特定の通信周波数を得る。
【0011】
周波数を同期させるには、クロックに影響を与えるドリフトによって生じる、呼で使用される異なるクロック周波数の相対的な不確定性を知ることが必要となる。
【0012】
図1は、2つのネットワークを使用する移動無線システムを図式的に表す。この図には、GSM基地局1、UMTS基地局2、およびGSM部分31とUMTS部分32を有する移動電話3が含まれる。
【0013】
GSMネットワークとUMTSネットワークを使用する呼には4つの周波数が使用される。すなわち、GSM基地局1の周波数fGSMBase、UMTS基地局2の周波数fUMTSBase、移動電話のGSM部分31の周波数fGSMMobile、および移動電話のUMTS部分32の周波数fUMTSMobileである。
【0014】
これらの周波数に関してある程度の不確定性は許容して、必要とされるサービス品質を維持できるようにする。
【0015】
基地局の周波数に関して、GSM勧告05.10V6.3.0のパラグラフ5.10では、公称のGSM周波数と周波数fGSMBaseとの相対的な差dG SMは0.05ppm(parts per million)を超えてはならないことが指定され、公称のUMTS周波数と周波数fUMTSBaseの相対的な差dUMTSも同様である。すなわち、
|dGSM|<0.5ppm、および|dUMTS|<0.5ppm
この結果、GSM基地局1とUMTS基地局2の周波数に伴う不確定性または許容範囲ΔBaseは、0.1ppmを超えてはならないことになる。
【0016】
|ΔBase|<0.1ppm となり、この場合
【数1】
となる。
【0017】
また、UMTS基地局2と移動電話3、この例では移動電話のUMTS部分32の間に呼が確立される場合、周波数fUMTSBaseと周波数fUMTSMobileとの相対的な不確定性ΔUMTSを測定することができ、これは次の式で表される。
【数2】
【0018】
GSM基地局1と移動電話3、この例では移動電話のGSM部分31との間に呼が確立されない場合、周波数fGSMBaseと周波数fGSMMobileに対応する相対的な不確定性ΔGSMはアプリオリには分からず、次の式によって表される。
【数3】
【0019】
同様に、周波数fUMTSMobileとfGSMMobileに伴う相対的な不確定性をΔMobileで表すと、ΔMobileは次の式によって表される。
【数4】
【0020】
また、ΔBase+ΔUMTS+ΔMobile+ΔGSM=0 となる。
【0021】
問題は、呼の最初からGSMネットワークを介して通信できる状態にするために、不確定性ΔGSMを推定することである。
【0022】
GSMの呼を確立することによって不確定性ΔGSMを測定する解決法は、時間を要し、また不確定性ΔGSMが測定されるまでに他の呼を妨害する。
【0023】
ΔBaseが制限されており、かつΔUMTSが分かっている場合に、本発明の目的は、ΔMobileを計算してΔGSMを求めることである。
【0024】
周波数fUMTSMobileおよびfGSMMobileはそれぞれ、UMTS部分32のクロックと、GSM部分31のクロックから得られるが、それぞれの信号を図2に示す。この結果、2つの移動電話のクロック間に存在しうる周波数オフセットによって、移動電話の周波数間に不確定性ΔMobileに対応する偏移が起こる。
【0025】
この偏移は通例、カウンタ法、すなわち、時間tから継続時間Tの特定の時間ウィンドウの間、部分31のクロックパルス数NUMTSと、部分32のクロックパルス数NGSMをカウントすることによって計算する。数NUMTSとNGSMを十分に正確なものにするのに必要な継続時間Tは、一般には約1秒間である。いくつかの計算によると、T=1.04秒になる。
【0026】
GSM部分31のクロックの周波数と、UMTS部分32のクロックの周波数のどちらも全く偏移を受けず、したがってこれらの周波数がそれぞれ13MHzと19.2MHzに等しい場合、比NUMTS/NGSMは一定になり、より正確には
【数5】
となる。
【0027】
クロックの1つに偏移が起こり、したがってそれに対応する周波数では、
【数6】
となる。
【0028】
移動電話の2つのクロック間に存在する周波数偏移と関連付けられた項Δが、必要とされるΔMobileである。これは、先に説明したカウンタ法によって得ることができる。
【0029】
しかし、パルス数NUMTSとNGSMを測定する1.04秒という期間は、移動無線呼の尺度では非常に長い。
【0030】
また、1.04秒ごとに測定されるΔMobile値の現在の可用性も不十分である。
【0031】
これは、特に気温、湿度、供給電圧、周辺の電気機器などに応じて、ΔMobileが測定プロセス中に変動するためである。したがって、GSMネットワークの場合と同様に、1.04秒ごとよりも頻繁に、すなわち、例えば0.5秒ごとなどの中間の時間にΔMobileを測定するのが有用である。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、周波数の不確定性を推定する方法を提案することであり、この方法は、その間隔をはるかに短くした中間の時間にGSMおよびUMTSのカウンタを同時に測定し、得られた結果をメモリ中に記憶することにより、不確定性の測定の使用可能性を改善する。
【0033】
また、測定される値ΔMobileの精度も不十分である。
【0034】
最終的な分析で、測定の結果は期間Tにおける平均でしかないが、必要とされるのは所与の時間tにおける結果である。
【0035】
この問題を、図3に示す例に図解する。
【0036】
測定は時間tDMに開始し、時間tFM、すなわち1.04秒後に終了する。例として、線形に変動する不確定性ΔMobile(あるいはΔM)を用いるが、これが常に該当するわけではない。カウンタ法によって測定した不確定性ΔMMは、必要とされる不確定性ΔM1ではなく、平均の不確定性、すなわちΔM0+(ΔM1−ΔM0)/2になる。
【0037】
本発明の目的は、ΔMobileの変化からΔMobileを測定する際の精度を向上する、周波数不確定性の推定方法を提案することである。
【0038】
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1の特定の周波数で第1の移動無線ネットワークを介して通信することのできる移動無線システムの一部分と、第2の特定の周波数で第2の移動無線ネットワークを介して通信することのできる同じ移動無線システムの別の部分との間で相対的な周波数の不確定性を推定する方法を提供し、この方法では、移動無線システムの各部分は、特定の周波数を得るクロックを有し、時間tに開始する継続時間Tの時間ウィンドウ中に、各クロックのパルス数を測定することによって不確定性が推定され、この方法は次のステップを含む。
【0039】
a)n個の中間の時間t+(T/n),t+(2T/n),...,t+(nT/n)に、各クロックのパルス数を測定するステップであって、nが正の整数であるステップ、
b)得たクロックパルス数をメモリに記憶するステップ、
c)メモリに記憶されたクロックパルス数から、時間t+Tにおける相対的な周波数の不確定性を計算するステップ、および
d)時間t’においてステップa)およびb)を反復し、連続する2つの時間t’間の差はTよりも小さく、継続時間Tの時間ウィンドウをずらして任意の時間t’における不確定性を得るステップ。
【0040】
本発明の1つの特徴によれば、2つの連続した時間t’間の差は約T/nである。
【0041】
中間の時間にパルス数を測定する継続時間は、約T/nであることが好ましい。
【0042】
本発明の別の特徴によれば、時間ウィンドウの継続時間Tは相対的な周波数不確定性の誤差を誘発し、ステップc)はさらに次のステップを含む。
−中間の時間に測定され、メモリに記憶されたクロックパルス数から、時間ウィンドウTにおける不確定性の変化を推定するステップ、
−その変化から不確定性の誤差を計算するステップ、および
−誤差に応じて不確定性を補正するステップ。
【0043】
Tは約1秒間でよい。
【0044】
得られるクロックパルス数の測定値は、内挿によって完全にすると有利である。
【0045】
本発明はまた、第1の特定の周波数で第1の移動無線ネットワークを介して通信することのできる第1の部分と、第2の特定の周波数で第2の移動無線ネットワークを介して通信することのできる第2の部分とを有する移動無線システムも提供し、このシステムでは、各部分が、特定の周波数を得るクロックを有し、さらに、各クロックのパルス数を測定するシステムと、上記の方法を実施するためのプログラムを含んだプログラムメモリとを含む。
【0046】
本発明はさらに、第1の特定の周波数で第1の移動無線ネットワークを介して通信することのできる第1の部分と、第2の特定の周波数で第2の移動無線ネットワークを介して通信することのできる第2の部分とを有する移動無線システムを提供し、このシステムでは、各部分が、特定の周波数を得るクロックを有し、さらに、時間tに開始する継続時間Tの時間ウィンドウ中に各クロックのパルス数を測定するシステムと、計算機ユニットと、中間の時間t+(T/n),t+(2T/n),...,t+(nT/n)に測定されたクロックパルス数を記憶するメモリとを含む。
【0047】
本発明の一実施形態では、メモリはFIFOメモリである。
【0048】
このシステムは、時間ウィンドウの継続時間Tから生じる誤差を推定するユニットをさらに含むと有利である。
【0049】
本発明のこの他の特徴および利点は、以下の説明を読むことにより明確に明らかになろう。この説明は非制限的な例として示し、また添付の図面を参照する。
【0050】
以下では、移動無線システムの例として移動電話を考察する。
【0051】
【発明の実施の形態】
図4に示すように、数NUMTSおよびNGSMを、従来、上記のカウンタ法によって不確定性を計算するためのGSMおよびUMTSカウンタ301とユニット302を用いて得ている。値ΔM0+(ΔM1−ΔM0)/2は、ユニット302の出力で得る。
【0052】
本発明は、nを正の整数として、n個の中間の時間においても、すなわちt+(T/n),t+(2T/n),...,t+(nT/n)でクロックパルスをカウントする。これらのパルス数NUMTS1、NUMTS2、...、NUMTSnおよびNGSM1、NGSM2、...、NGSMnは、それぞれ継続時間d中に測定する。継続時間dはT/nに等しくてよいが、中間の時間ごとに変えてもよい。
【0053】
各中間の時間に得たパルス数はメモリ303に記憶されるが、このメモリは、移動電話3に組み込まれた先入れ先出し(FIFO)のスタックでよい。測定時間tDMの開始時に測定され、したがってΔM0に対応するパルス数NUMTS1およびNGSM1は、スタック303の一番下にあり、時間tDM+(T/n)に測定された数NUMTS2およびNGSM2はスタックの次の要素に対応し、以下同様に続き、測定時間tFMの最後に測定され、したがってΔM1に対応するパルス数NUMTSnおよびNGSMnはスタック303の一番上にある。
【0054】
ΔMobileの変化は、これら中間の時間に行われる測定から決めることができる。時間T/n中に行われる各測定は、上記のカウンタ法によって時間T中に行われる測定よりも精度が低いが、得られる精度はΔMobileの変化を決めるには十二分なものである。
【0055】
期間T中に誘発される誤差は、当業者に知られる任意の方法、例えば、誤差推定ユニット304を使用して、メモリ303に記憶されたすべての測定値から得られる曲線の時間にわたる平均ドリフトを計算することによって推定することができる。次の値がユニット304の出力で得られる:(ΔM1−ΔM0)/2。
【0056】
ユニット302の出力で得る値ΔM0+(ΔM1−ΔM0)/2を、ユニット304の出力で得られる値(ΔM1−ΔM2)/2に加算することにより、ΔM1、すなわちより正確な測定値が得られる。
【0057】
さらに、測定された値の変化が分かると、例えば時間t+(T/n),...,t+Tの間に移動無線呼を受信すると、それらの時間に行われた測定間の測定値を内挿によって推定することが可能になる。これにより、測定値を連続的に得られるので、測定値の可用性が高まる。
【0058】
実際に行う測定を超えて行われる、すなわち測定時間の終了後の時間に行われる測定の値を同じように予測することができる。
【0059】
先行する測定は、時間ウィンドウT中に行われる。
【0060】
測定の可用性を高めるために、時間ウィンドウTをずらし、例えばT/nに等しい間隔など必要な測定周波数に対応する間隔で、先行する測定および計算を反復する。
【0061】
本発明による方法は、ユニット303および304を移動電話3に組み込むことによりハードウェアで実施することができ、またソフトウェアでも実施することができる。移動電話は従来、移動電話のオペレーティングソフトウェアを含んだプログラムメモリを含んでいるので、そのソフトウェアに、本発明による方法を実施するためのサブルーチンを含めるだけで十分である。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つのネットワークを有する移動無線システムを示す図である。
【図2】2つの移動無線ネットワークを介して通信することのできる移動無線システムの2つの部分のクロック信号を示す図である。
【図3】線形の不確定性ΔMobileの場合のΔMobileの測定値の不正確さを示す図である。
【図4】本発明により測定されるΔMobileの値の可用性および精度を向上するために、移動無線システムに導入したコンポーネントを示す図である。
【符号の説明】
1 GSM基地局
2 UMTS基地局
3 移動電話
31 GSM部分
32 UMTS部分
301 GSMおよびUMTSカウンタ
302 不正確性計算ユニット
303 メモリ(スタック)
304 誤差推定ユニット
Claims (8)
- 第1の特定の周波数と第2の特定の周波数との間の相対的な周波数の不確定性を推定して、前記第1の特定の周波数で第1の移動無線ネットワークを介して通信することのできる移動無線システムの一部分と、前記第2の特定の周波数で第2の移動無線ネットワークを介して通信することのできる同じ移動無線システムの別の部分とを同期化する方法であって、前記移動無線システムの各部分は、前記特定の周波数を得るクロックを有し、前記不確定性は、時間tで始まる継続時間Tの時間ウィンドウ中に各前記クロックのパルス数を測定することによって推定され、
a)nが正の整数であり、隣接した中間の時間の間の各時間区分中にn個の中間の時間t+(T/n),t+(2T/n),...,t+(nT/n)で前記クロックのパルス数の測定の結果を得るステップと、
b)得たクロックパルス数をメモリに記憶するステップと、
c)メモリに記憶された前記クロックパルス数から、時間t+Tにおける相対的な周波数の不確定性を計算するステップであって、前記時間ウィンドウの継続時間Tが、相対的な周波数不確定性の誤差を誘発し、さらに、
前記それぞれの中間の時間に測定され、メモリに記憶された前記クロックパルス数のすべての測定値から、前記時間ウィンドウTにおける前記不確定性の変化の曲線を推定するステップと、
前記時間ウィンドウTにおける前記不確定性の変化の曲線の平均ドリフトを計算することによって、前記時間ウィンドウTにおける前記不確定性の誤差を計算するステップと、
時間tで始まる継続時間Tの時間ウィンドウ中に各前記クロックのパルス数を測定することによって推定された前記不確定性に前記誤差を加算することによって、時間tで開始する継続時間Tの時間ウィンドウ中に各前記クロックのパルス数を測定することで推定された前記不確定性を補正するステップと、
を含む、前記相対的な周波数の不確定性を計算するステップと、
d)Tよりも小さい時間だけずらした継続時間Tのそれぞれの時間ウィンドウ内でステップa)およびb)を反復し、それぞれのずらした時間t'で開始する継続時間Tのそれぞれの時間ウィンドウ内でそれぞれの前記不確定性を得るステップと、
を含む方法。 - 前記Tよりも小さいずらした時間が、約T/nである請求項1に記載の方法。
- 前記中間の時間に前記測定の結果を得るための前記パルス数を測定する継続時間が約T/nである請求項1に記載の方法。
- Tが約1秒間である請求項1に記載の方法。
- 第1の特定の周波数で第1の移動無線ネットワークを介して通信することのできる第1の部分と、第2の特定の周波数で第2の移動無線ネットワークを介して通信することのできる第2の部分とを有する移動無線システムであって、各部分は、前記特定の周波数を得るクロックを有し、さらに、各前記クロックのパルス数を測定するシステムと、請求項1から4のいずれかに記載の方法を実施するためのプログラムを含んだプログラムメモリとを含むシステム。
- 第1の特定の周波数で第1の移動無線ネットワークを介して通信することのできる第1の部分と、第2の特定の周波数で第2の移動無線ネットワークを介して通信することのできる第2の部分とを有する請求項1から4に記載の方法で使用する移動無線システムであって、各部分は、前記特定の周波数を得るクロックを有し、さらに、時間tに開始する継続時間Tの時間ウィンドウ中に各前記クロックのパルス数を測定するシステムと、計算機ユニットと、中間の時間t+(T/n),t+(2T/n),...,t+(nT/n)に測定するクロックパルス数を記憶するメモリとを含むシステム。
- 前記メモリがFIFOメモリである請求項6に記載のシステム。
- 前記時間ウィンドウの継続時間Tから生じる誤差を推定するためのユニットをさらに含む請求項6に記載のシステム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR0108536A FR2826813B1 (fr) | 2001-06-28 | 2001-06-28 | Procede d'estimation de l'incertitude frequentielle d'un systeme apte a communiquer sur deux reseaux de radiocommunication differents et dispositif correspondant |
FR0108536 | 2001-06-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003087145A JP2003087145A (ja) | 2003-03-20 |
JP4402337B2 true JP4402337B2 (ja) | 2010-01-20 |
Family
ID=8864868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002185634A Expired - Fee Related JP4402337B2 (ja) | 2001-06-28 | 2002-06-26 | 2つの異なる移動無線ネットワークを使用することが可能な移動無線システムの周波数の不確定性を推定する方法およびシステム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6934559B2 (ja) |
EP (1) | EP1271795B1 (ja) |
JP (1) | JP4402337B2 (ja) |
CN (1) | CN100440987C (ja) |
FR (1) | FR2826813B1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2854292B1 (fr) * | 2003-04-24 | 2005-06-24 | Nec Technology Uk Ltd | Procede de synchronisation temporelle et frequentielle d'un terminal multimode |
EP2232625A1 (en) * | 2007-12-20 | 2010-09-29 | Triasx Pty Ltd | Signal combiner |
US10305698B2 (en) | 2013-12-19 | 2019-05-28 | Electrolux Home Products, Inc. | System, method, apparatus, and computer program product for customizing an appliance display |
US9603110B2 (en) * | 2015-01-20 | 2017-03-21 | Qualcomm Incorporated | Adaptive frequency correction in multiple radio devices |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3872455A (en) * | 1971-11-17 | 1975-03-18 | Monitron Ind | Physiological measurement display system |
US6066964A (en) * | 1998-10-06 | 2000-05-23 | Hewlett-Packard Company | Dynamic bus |
US6311081B1 (en) * | 1999-09-15 | 2001-10-30 | Ericsson Inc. | Low power operation in a radiotelephone |
US6466803B1 (en) * | 1999-10-19 | 2002-10-15 | Qualcomm, Incorporated | Multi-mode communications system with efficient oscillator synchronization |
FR2803925B1 (fr) * | 2000-01-18 | 2002-03-15 | St Microelectronics Sa | Dispositif de regeneration d'une horloge a partir d'au moins deux bits de synchronisation |
US7057511B2 (en) * | 2001-02-12 | 2006-06-06 | Symbol Technologies, Inc. | Method, system, and apparatus for communicating with a RFID tag population |
GB2374765B (en) * | 2001-04-20 | 2004-08-18 | Nec Technologies | Method of compensation of doppler induced error in a GSM mobile handset |
-
2001
- 2001-06-28 FR FR0108536A patent/FR2826813B1/fr not_active Expired - Lifetime
-
2002
- 2002-06-17 EP EP02291505A patent/EP1271795B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 2002-06-25 US US10/178,517 patent/US6934559B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-06-26 JP JP2002185634A patent/JP4402337B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2002-06-28 CN CNB021402191A patent/CN100440987C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN100440987C (zh) | 2008-12-03 |
FR2826813A1 (fr) | 2003-01-03 |
FR2826813B1 (fr) | 2003-09-26 |
US20030008621A1 (en) | 2003-01-09 |
EP1271795A1 (fr) | 2003-01-02 |
JP2003087145A (ja) | 2003-03-20 |
CN1395434A (zh) | 2003-02-05 |
EP1271795B1 (fr) | 2012-10-10 |
US6934559B2 (en) | 2005-08-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9344981B2 (en) | Method for synchronizing clocks in a communication network | |
US6108558A (en) | Method for calculating a location of a remote Unit utilizing observed time difference (OTD) and real time difference (RTD) measurements. | |
EP0767557B1 (en) | Method for measuring the timing of a received signal in a communication system and mobile station implementing the method | |
KR100570315B1 (ko) | 디지털 전화망용 위치결정 시스템 | |
EP1554830B1 (en) | A method of determining a timing offset between a first clock and a second clock in a communications network | |
EP2283574B1 (en) | Methods of calibrating a clock using multiple clock periods with a single counter and related devices and methods | |
JP2005003430A (ja) | 携帯端末およびgps時刻維持方法 | |
CA2509527A1 (en) | Calibration and correction system for satellite position location systems | |
US8301181B2 (en) | Oscillator calibration | |
US12028734B2 (en) | Measurement reporting method and apparatus | |
JP4402337B2 (ja) | 2つの異なる移動無線ネットワークを使用することが可能な移動無線システムの周波数の不確定性を推定する方法およびシステム | |
US7194054B2 (en) | Multimode terminal and method of synchronizing such terminal | |
JP3948427B2 (ja) | 移動端末の位置測定方法及びサーバ装置 | |
EP1914915A1 (en) | Reference Clock Recovery Apparatus and Method | |
JP7173058B2 (ja) | 通信装置、及び通信装置に用いられるプログラム及び方法 | |
US20070024353A1 (en) | Characterizing amplitude and phase transfer response of amplifiers using single port measurements | |
JP2021057696A (ja) | 無線通信装置及び時刻同期プログラム | |
EP2587698A1 (en) | Sleep mode for frame-based data transmission | |
CN118074827A (zh) | 基于最大似然估计和线性插值的时钟漂移校正方法 | |
JP2020053738A (ja) | 情報通信システム | |
GB2409950A (en) | Updating location data of a mobile device using previous location and velocity of the device | |
JPH11113053A (ja) | 移動局の時計時刻補正方法およびその回路 | |
JPWO2023162209A5 (ja) | 通信装置、方法、プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050620 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080618 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080624 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20080918 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20080924 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090203 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090501 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090511 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20090713 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090731 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090929 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091029 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4402337 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121106 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131106 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |