JP2021057696A - 無線通信装置及び時刻同期プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 装置毎に温度特性を測定・設定することなく同期精度を高めることができる無線通信装置を提供する。【解決手段】本発明は、水晶発振器を備える無線通信装置であって、水晶発振器が出力するクロック信号によって動作するタイマ手段と、水晶発振器の温度値を取得する温度取得手段と、他の無線通信装置とパケット交換し、他の無線通信装置の時刻に対する遅延時間を算出することで、時刻同期を行う時刻同期処理手段と、タイマ手段のカウンタ値と、水晶発振器の公称周波数値と、周波数補正値と、遅延時間とに基づき時刻を算出する時刻算出手段と、算出した時刻と、遅延時間と、温度値とに基づき、水晶発振器の温度特性パラメータを算出する温度特性推定手段と、温度値と温度特性パラメータとに基づき、周波数補正値を算出する周波数補正値算出手段と、公称周波数値等を保持する記憶手段とを備える。【選択図】 図1
Description
本発明は、無線通信装置及び時刻同期プログラムに関し、例えば、無線通信装置間で時刻同期を行う無線ネットワークに適用し得る。
ネットワーク上に分散している機器の内部クロックを同期させる方法のひとつとして、同ネットワークを介する通信により、ネットワーク上で最も高精度のクロックを持つ機器に同期させる方式が存在する。例えば、当該同期方式として、非特許文献1に記載のNTP(Network Time Protocol)が挙げられる。
ところで、NTPの実装には、クロックソースの誤差による時刻の進みかたのずれを補正するものがあるが、クロックソースの誤差が温度によって変化する場合、時間の経過とともに時刻のずれが生じる。例えば、クロックソースとして音叉型の水晶振動子を用いる場合、周波数のずれは温度の2次関数となる。
特許文献1では、水晶発振器の温度特性と温度から実際の周波数を求め正しい時刻を得る技術が開示されている。
IETF"RFC 5095 Network Time Protocol Version 4:Protocol and Algorithms Specification"[2019年9月12日検索],[Online]、INTERNET、<URL:https://tools.ietf.org/html/rfc5905>
しかしながら、水晶発振器の温度特性のパラメータ、例えば、上述の音叉型の水晶振動子を用いた水晶発振器の場合には、2次温度係数、頂点温度、常温周波数偏差の値には個体差があるため、同期精度を高めるためには装置毎に水晶発振器の温度特性を測定して各装置に設定する必要がある。
そのため、装置毎に温度特性を測定・設定することなく同期精度を高めることができる無線通信装置及び時刻同期プログラムが望まれている。
第1の本発明は、所定周波数のクロック信号を出力する水晶発振器を備える無線通信装置であって、(1)前記水晶発振器が出力する前記クロック信号によって動作するタイマ手段と、(2)前記水晶発振器の温度値を取得する温度取得手段と、(3)他の無線通信装置とパケット交換し、前記他の無線通信装置の時刻に対する遅延時間を算出することで、時刻同期を行う時刻同期処理手段と、(4)前記タイマ手段のカウンタ値と、前記水晶発振器の公称周波数値と、周波数補正値と、前記遅延時間とに基づき当該無線通信装置の時刻を算出する時刻算出手段と、(5)前記時刻算出手段で算出した時刻と、前記遅延時間と、前記温度取得手段で取得した時刻の前記温度値とに基づき、前記水晶発振器の温度特性パラメータを算出する温度特性推定手段と、(6)前記温度値と前記温度特性パラメータとに基づき、前記周波数補正値を算出する周波数補正値算出手段と、(7)前記遅延時間、前記公称周波数値、及び前記周波数補正値を保持する記憶手段とを備えることを特徴とする。
第2の本発明の時刻同期プログラムは、所定周波数のクロック信号を出力する水晶発振器を備える無線通信装置に搭載されるコンピュータを、(1)前記水晶発振器が出力する前記クロック信号によって動作するタイマ手段と、(2)前記水晶発振器の温度値を取得する温度取得手段と、(3)他の無線通信装置とパケット交換し、前記他の無線通信装置の時刻に対する遅延時間を算出することで、時刻同期を行う時刻同期処理手段と、(4)前記タイマ手段のカウンタ値と、前記水晶発振器の公称周波数値と、周波数補正値と、前記遅延時間とに基づき当該無線通信装置の時刻を算出する時刻算出手段と、(5)前記時刻算出手段で算出した時刻と、前記遅延時間と、前記温度取得手段で取得した時刻の前記温度値とに基づき、前記水晶発振器の温度特性パラメータを算出する温度特性推定手段と、(6)前記温度値と前記温度特性パラメータとに基づき、前記周波数補正値を算出する周波数補正値算出手段と、(7)前記遅延時間、前記公称周波数値、及び前記周波数補正値を保持する記憶手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、装置毎に温度特性を測定・設定することなく同期精度を高めることができる。
(A)主たる実施形態
以下、本発明による無線通信装置及び時刻同期プログラムの一実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
以下、本発明による無線通信装置及び時刻同期プログラムの一実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
(A−1)実施形態の構成
(A−1−1)全体構成
図2は、実施形態に係る同期システムの全体構成を示す全体構成図である。
(A−1−1)全体構成
図2は、実施形態に係る同期システムの全体構成を示す全体構成図である。
図2に示すように、実施形態に係る同期システム1は、2台の無線通信装置10(10−1、10−2)を有し、無線通信装置10−1及び無線通信装置10−2は、無線通信により通信フレームを送受信することができる。
また、時刻同期をする際に、例えば、クライアントとなる無線通信装置10−1は、サーバとなる無線通信装置10−2に対して、リクエスト送信時刻を含む時刻同期リクエストメッセージを無線送信し、これを受けて、サーバとなる無線通信装置10−2が、少なくともリクエスト受信時刻とレスポンス送信時刻とを含む時刻同期レスポンスメッセージを、クライアントとなる無線通信装置10−1に返信する。これにより、クライアントとなる無線通信装置10−1が、サーバとなる無線通信装置10−2の時刻に対する時刻のズレを算出して、自装置の時計の時刻を補正して時刻同期を行う。
同期システム1で用いる無線通信プロトコルは、特に限定されるものではなく、無線LAN関連技術(例えば、IEEE802.11タスクグループで規格化された技術)、近距離無線通信技術(例えば、IEEE802.15.4規格化技術)等を広く適用することができる。なお、無線通信装置10−2の電波到来範囲内に、無線通信装置10−1が存在しており、無線通信装置10−1が無線通信装置10−2に対して直接無線通信を行なう場合に限定されるものではなく、マルチホップ無線通信等のように、無線通信装置10−1が、他の無線通信装置10を介して、無線通信装置10−2との間で無線通信を行なう場合にも適用できる。さらに、この実施形態では、無線通信を行なう場合を例示するが、有線回線を介した通信システムにも適用できる。
(A−1−2)無線通信装置10の詳細な構成
図1は、実施形態に係る無線通信装置の内部構成を示すブロック図である。
図1は、実施形態に係る無線通信装置の内部構成を示すブロック図である。
図1において、無線通信装置10は、無線送受信部101、時刻同期パケット処理部102、時刻算出部103、温度特性パラメータ推定部104、補正値算出部105、温度センサ106、タイマ107、水晶発振器108、及び記憶部109を有する。
記憶部109は、無線通信装置10における種々の設定データ等を記録するものである。この実施形態において、記憶部109には、タイマ107のカウンタ値が0の時の時刻t0である時刻情報110と、公称周波数F0と実際の水晶発振器108の周波数Fの比(F0/F)である周波数補正値111と、水晶発振器108の周波数の温度特性が2次関数の場合、温度の2次〜0次の係数である温度特性パラメータ112とが記録されているものとする。時刻情報110、周波数補正値111、及び温度特性パラメータ112の詳細については後述する。
水晶発振器108は、所定の周波数のクロックパルスを発生させるものである。水晶発振器108には、例えば、音叉型の水晶振動子が用いられる。
タイマ107は、水晶発振器108により出力されるクロックパルスにより動作するタイマであり、クロックパルスに応じてカウントアップするカウンタを備えている。また、タイマ107は、無線通信装置10内の種々のタイミングを管理し、例えば、温度特性パラメータ推定部104や補正値算出部105の動作時刻を管理する。
無線送受信部101は、他の無線通信装置10と無線信号によりパケットを送受信する無線インタフェースである。無線送受信部101は受信したパケットのうち時刻同期に関わるパケットを時刻同期パケット処理部102に供給する。
時刻同期パケット処理部102は、時刻同期に関するパケットの送受信処理及び時刻同期処理を行う。この実施形態では、時刻同期パケット処理部102が、時刻算出部103で算出した時刻を記載したパケットを、無線送受信部101を介して他の無線通信装置10とやり取りすることにより、時刻のずれを算出する。
図3は、実施形態に係る無線通信装置間の時刻のずれを説明する説明図である。図3では、無線通信装置10−1が無線通信装置10−2に時刻同期要求(リクエスト)を行う例が示されている。まず、無線通信装置10−1が、時刻同期リクエスト送信時刻(t1)を付与したリクエストメッセージを同期先である無線通信装置10−2に送信し、無線通信装置10−2が、時刻同期リクエスト送信時刻(t1)、時刻同期リクエスト受信時刻(t2)、時刻同期レスポンス送信時刻(t3)を付与したレスポンスメッセージを無線通信装置10−1に返信する。
無線通信装置10−2におけるレスポンスメッセージのレスポンス受信時刻(t4)とすると、無線通信装置10−1の無線通信装置10−2に対する遅延時間(時刻のずれ)は、{(t2+t3)−(t1+t4)}/2と表すことができる。
このように、一往復の時刻同期メッセージが交換されることで、無線通信装置10−1は、無線通信装置10−2の時計の時刻に対する遅延時間(時刻のずれ)を算出できる。
時刻同期パケット処理部102は、上記のように算出した時刻のずれを加算することで時刻情報110の値を更新する。
時刻算出部103は、当該無線通信装置10の現在時刻を算出する機能部である。具体的には、時刻算出部103は、時刻情報110の値(t0)と、タイマ107のカウンタ値(c)と、周波数補正値111の値(r)と、水晶発振器108の公称周波数F0とを用いて、以下の(1)式により時刻(t)を算出する。
t=t0+C/rF0 …(1)
t=t0+C/rF0 …(1)
温度特性パラメータ推定部104は、タイマ107により定期的に動作し、水晶発振器108の温度特性を推定するものである。例えば、温度特性パラメータ推定部104は、時刻算出部103が算出した時刻(t)と温度センサ106の値を取得し、これらの値と時刻同期パケット処理部102が算出した時刻のずれかたからタイマ107のクロックソースである水晶発振器108の温度特性を推定し、を温度特性パラメータ112に保持する。
補正値算出部105は、タイマ107により定期的に動作し、定期的に温度センサ106の値を取得し、温度と温度特性パラメータ112から周波数補正値111を算出するものである。
温度センサ106は、水晶発振器108の温度を測定するセンサである。
無線通信装置10は、すべてハードウェア的に構成(例えば、専用の半導体チップを用いて構成)するようにしても良いし、無線送受信部101等の通信インタフェース以外の一部または全部についてソフトウェア的に構成するようにしても良い。例えば、図1に示す無線通信装置10について、無線送受信部101以外の各構成要素についてコンピュータにプログラム(実施形態に係る同期プログラム)をインストールすることにより構成するようにしても良い。その場合、水晶発振器108については、上述のコンピュータを構成するプロセッサのクロック源を用いるようにしても良い。
(A−2)実施形態の動作
次に、同期システム1の動作の例について説明する。
次に、同期システム1の動作の例について説明する。
この実施形態では、同期システム1を構成する無線通信装置10の温度特性パラメータ推定部104の動作に特徴が存在するため、以下では、主に、温度特性パラメータ推定部104の動作について述べる。
図4は、実施形態に係る無線通信装置の特徴動作(特性パラメータ推定部の動作)について示すフローチャートである。
温度特性パラメータ推定部104は、タイマ107に設定した温度取得タイミングであるか否か判定する(S101)。温度特性パラメータ推定部104は、温度取得タイミングであった場合には、以下の処理を実行し、温度取得タイミングでなかった場合には、後述するS103の処理に移行する。
温度特性パラメータ推定部104は、時刻算出部103で算出した時刻(t)と、温度センサ106のセンサ値(温度)を取得して保存しておく(S102)。
一方、温度特性パラメータ推定部104は、温度取得タイミングでなかった場合には、時刻同期パケット処理部102で時刻同期が行われたか否か判定する(S103)。温度特性パラメータ推定部104は、時刻同期が行われた場合には、以下の処理を実行し、時刻同期が行われなかった場合には、先述のステップS101の処理に戻る。
温度特性パラメータ推定部104は、時刻同期により得られた時刻のずれの値を用いて、先述のS201で保存した温度取得時刻を補正する(S104)。
そして、温度特性パラメータ推定部104は、温度の時間変化と時刻のずれから、温度特性パラメータを推定して温度特性パラメータ112に保存する(S105)。
以下、水晶発振器108の温度特性が2次関数である場合の温度特性パラメータの推定例を示す。
n回目の時刻同期を行った時刻をtn、n回目とn+1回目の時刻同期の間のタイマ107のカウンタ値の増加をcn、水晶発振器108の公称周波数をF0、時刻tの時に取得した温度をT(t)、時刻tのときの周波数をF(t)=F0(αT(t)2+βT(t)+γ)とすると、以下の(2)式が成り立つ。
温度特性パラメータ推定部104は、時刻算出部103が算出した時刻と温度センサ106から取得した温度からα、β、γの係数の算出を行う。
無線通信装置10内で、測定する時間間隔Δti、tn+1−tnは周波数のずれの影響を受けるため、時刻同期時に時刻同期パケット処理部102が算出した時刻のずれを用いて補正する。n回目とn+1回目の時刻同期の間の無線通信装置10内の時間Δtn(=tn+1−tn)、n+1回目の時刻同期で算出された時刻のずれをdn+1から得られる値rn=(Δtn+dn+1/Δtn)を用いて、以下の(4)式により時間間隔を補正する。
4回目の時刻同期を行うと、c1〜c3が得られるので、連立方程式を解くことにより、α、β、γを算出する。算出したα、β、γは、温度特性パラメータ112に保存する。
なお、補正値算出部105では、温度センサ106の値である温度Tと、α、β、γを用いて周波数補正値rを、以下の(5)式により算出する。
r=αT2+βT+γ …(5)
r=αT2+βT+γ …(5)
(A−3)実施形態の効果
本実施形態によれば、時刻同期を行いながら水晶発振器108の温度特性を推定することで、装置毎に温度特性を測定・設定することなく同期精度を高くすることができる。
本実施形態によれば、時刻同期を行いながら水晶発振器108の温度特性を推定することで、装置毎に温度特性を測定・設定することなく同期精度を高くすることができる。
(B)他の実施形態
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
(B−1)上記実施形態では、本発明を2台の無線通信装置10−1、10−2に適用する例を示したが、時刻同期のサーバ側となる無線通信装置10−2は従来型の無線通信装置でも良い。
(B−2)上記実施形態では、クロックパルス発生手段として、水晶発振器108を例に挙げて説明したが、周波数のずれが温度に依存する他のクロックパルス発生手段にも本発明を適用することができる。
1…同期システム、10(10−1、10−2)…無線通信装置、101…無線送受信部、102…時刻同期パケット処理部、103…時刻算出部、104…温度特性パラメータ推定部、105…補正値算出部、106…温度センサ、107…タイマ、108…水晶発振器、109…記憶部、110…時刻情報、111…周波数補正値、112…温度特性パラメータ。
Claims (3)
- 所定周波数のクロック信号を出力する水晶発振器を備える無線通信装置であって、
前記水晶発振器が出力する前記クロック信号によって動作するタイマ手段と、
前記水晶発振器の温度値を取得する温度取得手段と、
他の無線通信装置とパケット交換し、前記他の無線通信装置の時刻に対する遅延時間を算出することで、時刻同期を行う時刻同期処理手段と、
前記タイマ手段のカウンタ値と、前記水晶発振器の公称周波数値と、周波数補正値と、前記遅延時間とに基づき当該無線通信装置の時刻を算出する時刻算出手段と、
前記時刻算出手段で算出した時刻と、前記遅延時間と、前記温度取得手段で取得した時刻の前記温度値とに基づき、前記水晶発振器の温度特性パラメータを算出する温度特性推定手段と、
前記温度値と前記温度特性パラメータとに基づき、前記周波数補正値を算出する周波数補正値算出手段と、
前記遅延時間、前記公称周波数値、及び前記周波数補正値を保持する記憶手段と
を備えることを特徴とする無線通信装置。 - 前記温度特性推定手段は、所定の時間間隔毎に、前記温度取得手段から前記温度値を取得し、該温度値を取得時刻と紐づけて前記記憶手段に保持し、前記時刻同期処理手段で前記時刻同期が行われた場合、前記遅延時間を用いて、前記取得時刻を補正することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
- 所定周波数のクロック信号を出力する水晶発振器を備える無線通信装置に搭載されるコンピュータを、
前記水晶発振器が出力する前記クロック信号によって動作するタイマ手段と、
前記水晶発振器の温度値を取得する温度取得手段と、
他の無線通信装置とパケット交換し、前記他の無線通信装置の時刻に対する遅延時間を算出することで、時刻同期を行う時刻同期処理手段と、
前記タイマ手段のカウンタ値と、前記水晶発振器の公称周波数値と、周波数補正値と、前記遅延時間とに基づき当該無線通信装置の時刻を算出する時刻算出手段と、
前記時刻算出手段で算出した時刻と、前記遅延時間と、前記温度取得手段で取得した時刻の前記温度値とに基づき、前記水晶発振器の温度特性パラメータを算出する温度特性推定手段と、
前記温度値と前記温度特性パラメータとに基づき、前記周波数補正値を算出する周波数補正値算出手段と、
前記遅延時間、前記公称周波数値、及び前記周波数補正値を保持する記憶手段と
して機能させることを特徴とする時刻同期プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019177378A JP2021057696A (ja) | 2019-09-27 | 2019-09-27 | 無線通信装置及び時刻同期プログラム |
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