JP4402084B2 - 自動巻き腕時計巻上げ装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、引用文献1に係る発明では、腕時計収納ホルダーに並設された複数の自動巻き腕時計は全て同じ周期で回転することとなる。即ち、巻き上げ周期の異なる自動巻き腕時計を並設した場合、それぞれの自動巻き腕時計の巻き上げ周期に対応した周期で同時に巻き上げることができないという問題があった。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、複数の自動巻き腕時計をそれぞれの巻き上げ周期に対応した周期で同時に巻き上げることが可能な自動巻き腕時計巻上げ装置を提供することを課題とする。
第一実施形態に係る自動巻き腕時計巻上げ装置1は、図1に示すように、自動巻き腕時計Uを巻き上げる巻上げ部2と、巻上げ部2を制御する制御部3と、腕時計Tを収納する収納部4と、巻上げ部2、制御部3及び収納部4が設置される台座Dと、台座Dに設置され、巻上げ部2、制御部3及び収納部4を覆設する蓋部Fとからなる。
なお、蓋部Fは、本実施形態においては、アクリル樹脂からなるため、蓋部Fが施錠された状態であっても、自動巻き腕時計U及び腕時計Tを観賞することができる。
なお、本実施形態の説明においては、後記する腕時計収納ホルダー10に設置される腕時計については、自動巻き腕時計Uが設置される場合を例にして説明する。当然、腕時計収納ホルダー10には、自動巻き腕時計以外の腕時計が設置されてもよい。また、腕時計Tとは、腕時計の種類を問わず、腕時計の総称として用いる。
駆動軸9aは、円柱形状を呈し軸径の小さい小径部9cと、円柱形状を呈し小径部9cよりも軸径の大きい大径部9dとからなる。小径部9cと大径部9dは、本実施形態においては、単一の軸径からなる軸心9eの外周を被覆する滑り止め部9f(滑り止め層9f)の厚みを変えることで形成されている。小径部9cと大径部9dの長さは、本実施形態においては、略同等に形成されている。
なお、滑り止め層9fは、本実施形態においては、シリコンを用いるがこれに限定されるものではなく他の素材であってもよい。滑り止め層9fは、腕時計収納ホルダー10が確実に回転するために覆設されるものであるため、摩擦係数が高い素材であることが好ましい。
図3及び図4に示すように、自動巻き腕時計Uは、着脱のしやすさを考慮して、自動巻き腕時計Uのうち最も重量のある胴体部U2の中心が、円筒部12の中心よりも上方に位置するように設置される。このため、背面板13が円筒部12の開口部を全て塞ぐ形態であると、腕時計収納ホルダー10の回転バランスに偏りが生じてしまう。従って、切欠き部14を形成して背面板13の上部の重量を軽減することにより、重心の偏りを抑制し、回転バランスを整えるものである。本実施形態においては、略半円形状に形成されているが、切欠き部14の形状を限定する趣旨ではない。また、切欠き部14は、本実施形態においては、一の切欠き部14からなるが、複数の切欠き部14を設けてもよい。また、切欠き部14の大きさは、自動巻き腕時計Uの種類、重量等に合わせて適宜設定してもよい。
着脱部15cは弾性変形するため、指挿入部15cをつまんで内側方向に着脱部15を変形させると、着脱部15の幅が小さくなり、指を離すと元の状態に復元する。つまり、着脱部15は、薄板帯状鋼板の外側に開こうとする弾性を利用して自動巻き腕時計Uを保持する。
なお、本実施形態においては、指挿入部15cの先端は自由端としたが、これに限定されるものではなく、当該先端を薄板帯状鋼板に固着させてもよい。環状部15bの形状は円形に限定されるものではなく、多角形状であってもよい。
また、着脱部15の大きさは、設置される自動巻き腕時計Uの大きさに合わせて腕時計収納ホルダー10ごとに変えてもよい。これにより、男性用又は女性用等大きさの異なる自動巻き腕時計Uであっても対応することができる。
また、円筒部12の外周に滑り止め層(図示外)を設けてもよい。
図1に示すように、制御板33の上面には、蓋部F自体の施錠・開錠と盗難防止システム32の電源のオン/オフが同時に行えるキースイッチ87(止め金付キースイッチ、TAKIGEN社製)が設置されている。本実施形態においては、キースイッチ87をオンにすると蓋部Fが施錠されると共に、後記する盗難防止システム32が作動し、キースイッチ87をオフにすると蓋部Fが開錠されると共に、盗難防止システム32が解除される構成になっている。
なお、自動巻き時計巻き上げ装置1の電源の供給方法、施錠・開錠は、本実施形態においては前記したような構成としたが、他の構成であってもよい。
なお、駆動源は、モータに限定するものではなく、他の公知の駆動源を用いてもよい。また、回転数・回転期間は、任意に設定することができる機能を有してもよいし、腕時計収納ホルダー10の円周方向のうち一方向又は両方向に回転する機能を有してもよい。
なお、温度調整手段31は、本実施形態においては小型ファンを用いたが、他の公知の技術によって温度を調整してもよい。
スピーカ38bは、図1に示すように、本実施形態においては、制御板33の上部に公知の小型スピーカを設置し、異常時に音を発して異常を知らせるものである。
なお、本実施形態においては、振動検知センサ61は、蓋部Fに固定されたが、これに限定されるものではなく、台座Dの面上に設置してもよい。
また、盗難防止システム32は、前記した検出手段のうち、一の検出手段のみでもよいし、複数の検出手段を組み合わせてもよい。また、例えば、検出装置37から自動巻き腕時計巻上げ装置1の外部に信号を送信し、建物(住居)に設置された警報装置等と連動させてもよい。また、建物外部のセキュリティセンター等と連動させてもよい。
なお、収納部4は、本実施形態においては、前記のように構成したが、他の構成であってもよい。当然、自動巻き腕時計Uを収納部4に収納してもよい。
利用者は、自動巻き腕時計Uを予め締結状態にしておく。そして、左手で自動巻き腕時計Uを保持すると共に、右手の親指と人差し指を腕時計収納ホルダー10の背面板13側から切欠き部14を通して(図3参照)着脱部15の指挿入部15cに挿通させる。そして、右手の親指と人差し指をつまむことで着脱部15の幅を小さくする。そして、締結状態の自動巻き腕時計UのバンドU1を着脱部15に挿通させ、右手の親指と人差し指を開放する。すると、着脱部15が弾性により外側に開こうとするため、自動巻き腕時計Uが着脱部15に設置される。着脱部15から自動巻き腕時計Uを外す場合は、設置方法と逆の手順を行えばよい。なお、当然、右手と左手は逆であっても同等に着脱することができる。そして、利用者が、腕時計収納ホルダー10を回転軸9,9に載置することにより、腕時計収納ホルダー10を回転させることができる。
即ち、大径部9dには、多く巻き上げる必要のある自動巻き腕時計Uを設置し、一方、小径部9cには、さほど巻き上げを要しない自動巻き腕時計Uを設置することにより、それぞれの自動巻き腕時計Uに対応した周期で同時に巻き上げることができる。また、腕時計収納ホルダー10は、回転軸9に載置するだけで回転されるため、回転軸9が回転している間も容易に設置又は取り外しを行うことができる。
図8に示すように、参考実施形態に係る自動巻き腕時計巻上げ装置100は、単一の軸径からなる回転軸91(駆動軸91a,従動軸91b)で構成される回転軸91と、半径の異なる腕時計収納ホルダー92,92・・・を有することを特徴とする。
かかる構成よれば、回転軸91の軸径は単一であり、かつ、回転軸91に接触する腕時計収納ホルダー92の半径は異なるため、それぞれの腕時計収納ホルダー92の回転周期が異なる。即ち、小さい半径の腕時計収納ホルダー92aには、多く巻き上げる必要のある自動巻き腕時計Uを設置し、一方、大きい半径の腕時計収納ホルダー92cには、さほど巻き上げを要しない自動巻き腕時計Uを設置することにより、それぞれの自動巻き腕時計Uに対応した周期で同時に巻き上げることができる。
なお、本実施形態においては、3つの大きさからなる腕時計収納ホルダー10を設けたが、大きさの種類を限定するものではない。また、第一実施形態のように、回転軸9の軸径が異なる回転軸9に、異なる半径からなる腕時計収納ホルダー92を設けてもよい。
2 巻上げ部
3 制御部
4 収納部
9 回転軸
9c 小径部
9d 大径部
9f 滑り止め層
10 腕時計収納ホルダー
12 円筒部
13 背面板
14 切欠き部
15 着脱部
17 連結部
31 温度調整手段
32 盗難防止システム
D 台座
F 蓋部
U 自動巻き腕時計
Claims (6)
- 腕時計が内設される腕時計収納ホルダーの外周面と接触し並設された複数の回転軸と、
前記回転軸のうち、少なくとも一つを回転させる駆動源と、
を有し、前記腕時計収納ホルダーを回転させる自動巻き腕時計巻上げ装置であって、
前記回転軸は、一定の軸径からなる大径部と、一定の軸径からなり前記大径部よりも軸径の小さい小径部と、を有し、
前記大径部及び前記小径部の軸方向の長さは、腕時計収納ホルダーの外周面の幅よりも長く形成されており、
複数の前記回転軸の対向する大径部同士、又は、複数の前記回転軸の対向する小径部同士に前記腕時計収納ホルダーの外周面を接触させることにより、異なる回転周期で腕時計を巻き上げることを特徴とする自動巻き腕時計巻上げ装置。 - 複数の前記回転軸は、同等の高さ位置に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の自動巻き腕時計巻上げ装置。
- 前記回転軸及び前記腕時計収納ホルダーの外周面のうち少なくとも一方に、滑り止め層が覆設されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動巻き腕時計巻上げ装置。
- 前記回転軸及び前記駆動源が載置される台座と、
前記台座に設置される蓋部と、
前記台座及び前記蓋部によって密閉された空間の温度調整を行う温度調整手段と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の自動巻き腕時計巻上げ装置。 - 前記台座の浮き上りを検知する浮き上がり検出手段、前記台座の傾きを検知する傾倒検出手段、前記蓋部及び前記台座の少なくともいずれか一方の振動を検知する振動検出手段及び電源の遮断を検知する電源遮断検出手段のうち少なくとも一つの検出手段を備えた盗難防止システムを有することを特徴とする請求項4に記載の自動巻き腕時計巻上げ装置。
- 腕時計を静置する収納部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の自動巻き腕時計巻上げ装置。
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